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強敵イベント
いつもと違う、わたしとあなた

[見渡す視線]
【シナリオデモ開始】

ホノカ「みなさん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします」「突然ですが、みなさんが不思議な体験をしたことがありますか?」「幽霊を見た、既視感を覚えた、チュパカブラに追いかけられた…。そんな不思議な体験を」「今日は私が体験した、理由も脈絡もない不思議でおかしな話をさせてもらおうかと思います」「そのはじまりは…」

マリア「初詣、凄い人混みだったわね。大丈夫だった、ホノカ?」
ホノカ「あまりの人の多さに少し酔いましたが、それ以外はなんとか」
アスカ「日本人って、混んでる場所とか、人が並んでる場所がホント好きよね。私には理解できないわ」
カレン「別に混んでるから初詣に来てるってわけじゃ、ないと思うけど…」
ヨーコ「なんだかんだ言いながら、ちゃんとおめかししちゃってるじゃない、アスカ」
アスカ「ちがっ! これは、ミサトが無理矢理…!」
甲児「やっぱり正月ってのは、最高だな。お前もそう思うだろ、シンジ?」
シンジ「そうですね。ようやく新しい年が始まったって、気になりますよね」
甲児「そうじゃないだろ…。見ろよ、目の前を歩く女性陣を!」
シンジ「えっ…?」
甲児「シンジにはまだ早かったか…」「おい、アサヒ。お前からもなにか言ってやってくれよ」
アサヒ「………」
甲児「おーい、アサヒ…」
アサヒ「え? ごめん、なに?」
甲児「なに、ぼーっとしてるんだよ。まさか眠くなったとか言うんじゃないだろうな」
アサヒ「そうじゃなくてさ、最近Dr.ヘルが暴れ回ってるだろ? それがどうにも気になっちゃってさ…」
甲児「アイツらが暴れてるのなんて、いつものことだろ?」「気にするなとは言わないけど、気にしすぎても仕方がないだろ」
アサヒ「そうかもしれないけどさ…」
シンジ「でも、気になっちゃいますよね」
甲児「心配し過ぎんなって」
ホノカ「………」
マリア「どうしたの、ホノカ?」
ホノカ「なにってこともないのですが、兄さんが少し悩んでいる様子だったので…」
マリア「ふーん。だったら、元気づけてあげたら?」
ホノカ「え?」
マリア「私、なにか変なこと言ったかしら?」
ホノカ「いえ、その通りだなと思っただけです。ちょっと行ってきます」
マリア「うん。頑張ってね」
〔歩み寄る足音〕
ホノカ「兄さん…」
アサヒ「ん? どうしたんだ、ホノカ?」
ホノカ「なにか悩んでいる様子だったので、大丈夫かなと思いまして」
アサヒ「俺なら全然、大丈夫だよ。それより腹でも減ってないか?」
ホノカ「私は割と真面目に心配してですね…」
アサヒ「だから大丈夫だってば」
ホノカ「…兄さんは私を、ないがしろにし過ぎではないですか」
甲児「お、どうした?」
アサヒ「いや、急にホノカが…」
ホノカ「急にじゃないです…」
カレン「なんで、いきなりこんな状況になってるわけ?」
シンジ「僕にもよくわからなくて…」
ホノカ「もういいです。兄さんなんて知りません」
アサヒ「え? え?」
不動GEN「年は変わっても、お前たちはまるで変わっていない」
甲児「うお!? 不動司令!?」
アスカ「どこから出てきたのよ!?」
不動GEN「ゆえに、お前たちに試練を与えよう!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕

マリア「なんなのよ、この光!?」
ヨーコ「なにがどうなってるのよ~!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

ホノカ「なんで、ヴァンアインの中に…? そもそもどこなんですか、ここ?」
ラルク「どうなってんだ、これ?」
キラ「さあ、気付いたら僕もここにいたから…」
甲児「みんな!?」
カレン「敵が来てる! 状況を確認し合うのはあとにして!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

不動GEN「力は、まずます成長してるようだな」
アサヒ「不動司令!?」
不動GEN「だが、心がそれに伴っておらん」
シリウス「だから、我々をこうして呼び出したのですか?」
不動GEN「いかにも」
キョウ「それで、どこなんだここ…?」
アナ「きっと、不動司令が作った、不思議な空間に違いありません」
レントン「納得できるようなできないような…」
不動GEN「なぜ争いが起こるのか。その理由を求めようともせず戦うなど、笑止!」「それでは、ただ力を振るっている不法者となんら変わりはない!」
宗介「お言葉ですが、不動司令閣下。戦争が起こる理由というものは、それこそ千差万別なのでは?」
不動GEN「フッ…もっと根の部分を見ろ、軍曹。木は幹で立つものではない」
宗介「はっ! 根の部分を見ます!」
不動GEN「他人は自分の心を映す鏡。それがより近い者ともなれば、さらにはっきりと姿を映すことになるだろう」「各自、自分の立場を捨て、相手の視線から世界を見渡すことで、その未熟な心を鍛えるがよい」
ラルク「なんで、私たちがそんなことを…」
天竜神「でも、やらないと帰れそうにもないわ。それにあれを見て」
ラルク「あれ…?」
アサヒ「自分の立場を捨てて、相手の視線で見るってどういうことッスかね?」
ゲイナー「相手を思いやるってことかな?」
甲児「でも、それじゃあ普通すぎるよな。不動司令のことだ、もっとなにかありそうな…」
マリア「単純に互いの立場を入れ替えてみろってことじゃない?」
カレン「なんか、それっぽくない?」
天竜神「やる気になってるみたいだけど?」
ラルク「本気かよ…」
バスターマシン7号「不動司令、ノノたちは全力で頑張ります!」
ラルク「おい、ノノ! なにを勝手なこと…」
不動GEN「いい心がけだ。では、各々精進せよ!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕

アポロ「また、この光かよ!?」
キョウ「ありえねぇぇぇ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[訓練開始]
【シナリオデモ開始】

ホノカ「なにもない場所に放り出されましたけど。しばらくここで暮らすことになるのでしょうか?」
アサヒ「心配いらないよ。訓練が終われば帰れるんだからさ」
ホノカ「相変わらず楽観的ですね、兄さんは。人間、そう簡単に政庁なんてできませんよ」
アサヒ「そうかな?」
ホノカ「まあいいですけど。とにかく、マリアさんが言っていたことを試してみましょうか」
アサヒ「互いの立場を入れ替えるってやつだよな?」
ホノカ「はい」
アサヒ「俺たちがやるとなると、ホノカがお姉ちゃんになって、俺が弟になるって感じか」「どうにも想像しづらいな…」
ホノカ「なら、向こうで実している方々を、参考にしてみたらどうですか?」
アサヒ「どれどれ…」
マリア「大介、まずは火を起こすのよ。火がなくっちゃ、料理もできないからね」
デューク「わかっているよ、姉さん。俺は向こうで枯れ木でも拾ってくる」
マリア「じゃあ頼んだわね。私はその間にグレンダイザーの操縦でも、練習してようかしら?」
デューク「乗るつもりなのか?」
マリア「当然じゃない。私が乗らないで誰が乗るのよ」「だから、大介はドリルスペイザーの操縦をよろしくね」
デューク「…やれやれ。敵が来なければいいが」
シリウス「シ、シルヴィアお姉さま…我々はどうしましょうか?」
シルヴィア(ああ、お兄様が私のことを『お姉様』って…! この背徳的な響き、痺れちゃうッ!)
シリウス「…? いったい、どうしたのですか?」
シルヴィア「な、なんでもないわ、お兄様…じゃなかった、シ、シリウス!」「って、お兄様を呼び捨てにしちゃった! きゃー!」
アポロ「相変わらずだな、ボケ姫。そんな調子で成長なんてできるのかよ?」
シルヴィア「うるわいわね、アポロ! 私とシリウスの大切な時間を邪魔しないでちょうだい!」「てか、あんたも訓練しなさいよ!」
アポロ「それなんだけどよ、俺は誰と入れ替わればいいんだ?」
ホノカ「どうです、なにか掴めましたか?」
アサヒ「いや、全然」
ホノカ「…やる気、ありますか?」
アサヒ「あれ…? ロムさんがひとりであんなところに…」
ホノカ「人の話を聞いていませんし…」
アサヒ「どうしたんですか、ロムさん?」
ロム「アサヒか。はぐれてしまった妹のことを思い出していてな」
アサヒ「そうッスか…」
ロム「いまここにレイナがいたら、お前たちのように楽しむことができたのかな…」
アサヒ「………」(このおかしな状況でも真面目になれるとは…。ロムさん、流石すぎます…)
不動GEN「精進しているか、お前たち」
ホノカ「ふ、不動司令!? いきなり出てきて驚かさないでください」
ロム「さて、どうですかね」
不動GEN「フッ…。ではどれほど成長したか見極めるとしよう。存分に戦うがいい!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

アサヒ「不動司令は、あのズナークとスプリッターがどこから出してるんスかね?」
ロム「彼のことだ、コピーでも用意していたのだろう」
オルドリン(コピーをしていることについては、彼だからで済んじゃうのね…)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホノカ「なんとか倒しましたけど、訓練は終わらないままみたいですね」
アサヒ「まあ、まだ始めたばかりだからな」
ホノカ「ですね。では、さっさと入れ替わりを始めるとしましょう」
アサヒ「ちょっと待ってくれ、ホノカ。そう簡単にできるようなもんじゃないって」
ホノカ「そうですか? 私はいつでもできますが」
アサヒ「ホノカはそうかもしれないけど、あれを見てみろって」
シロー「甲児、あっちの方に行ってみようぜ!」
甲児「なんだと、シロー! よくも兄貴を呼び捨てにしやがったな!」
シロー「ま、待ってくれよ、兄貴! これは立場を入れ替える訓練だろ!?」
甲児「おっと、そうだったな」
シロー「へへっ、というわけで行こうぜ甲児」
甲児「…訓練だとわかっちゃいるが、なんだか無性に腹が立つな」
シロー「なにしてんだよ、このノロマ! 早く来いよ!」
甲児「てめえ、このやろ~!」
シロー「だから、訓練だってば!?」
キラ「甲児とシローは相変わらず賑やかだね」
カガリ「なあ、キラ。私はお前のお姉ちゃんだよな?」
キラ「前にそう言ってたね」
カガリ「ってことは、私がお前の妹役をやるってことか…」
キラ「うん。頑張ってお兄ちゃん役をやるよ」
カガリ「待ってくれ、キラ! 私が妹になるのは、なんかイヤだ!」
キラ「なら、僕がお兄ちゃんだってことにする? そうすれば、カガリは妹をやらなくていいけど」
カガリ「それだと、結局私が妹だってことになるだろ!」
キラ「カガリはどうしたいの?」
カガリ「待て! 待ってくれっ! いま、考えるから…! うー!」
アサヒ「ほら、みんなも苦戦してるだろ?」
ホノカ「だからと言って、このままぼうっとしてるわけにもいきませんよ?」
アサヒ「そうなんだけどさ…。なんていうか兄妹を入れ替えるんじゃなくて、他の方法を…」
ホノカ「ダメです」
アサヒ「即答かよ!?」
ホノカ「できないから避けるなんて、やる前から負けているようなものじゃないですか」「せめて、他の人たちがやっている方法を学ぶ。それくらいの気概を見せて欲しいものです」
アサヒ「まあ、確かに…」
ホノカ「ほら、行きますよアサヒ」
アサヒ「あれ、既にお姉ちゃんになってない?」
【シナリオエンドデモ終了】


[最強勇者ロボ兄妹]
【シナリオデモ開始】

アサヒ「他の人のを見学するのはいいんだけど、どこに行くつもりなんだ?」
ホノカ「そうですね、どこにしましょうか…」
〔轟音〕
〔画面、震動〕

アサヒ「なんだ、いまの揺れ!?」
ホノカ「向こうでなにかあったみたいです。行きましょう」
〔走り去る足音〕
超竜神「うおおおおっ!」
撃龍神「はあああああっ!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

アサヒ「待った待った待った! なにしてるんスか、ふたりとも!」
撃龍神「見てわからないか、アサヒ! 俺たちは決闘をしてるんだ!」
超竜神「これは、私たち兄弟の問題。口出しは無用です」「うおおおおっ!」
撃龍神「はあああああっ!」
アサヒ「ストーップ!」「立場を入れ替える訓練であって、戦う必要はないはずッスよ。なのに、なんでこんなことになってるんスか!」
超竜神「それは撃龍神が」
撃龍神「なんだと!? 元はと言えば、超竜神が!」
アサヒ「あーもう、全然わからない…」
ホノカ「なにがあったんですか、天竜神さん?」
天竜神「どっちが私の弟になるかで、ケンカになってしまって」
アサヒ「なにやってんスか…」
撃龍神「アサヒだって兄貴なんだからわかるだろ!」
超竜神「そうです。どちらが弟になるか、これは非常に重大な問題です」
アサヒ「その重大さが全然わからないッスけど、直接、天竜神に聞いたらいいじゃないッスか。じゃないと、永遠に平行線ッスよ?」
ホノカ「いや、それはどうかと…」
撃龍神「いいアイディアだぜ、アサヒ」「さあ、選んでくれ、天竜神。俺と超竜神のどっちを弟にしたいんだ」
超竜神「心のままに答えるんだ」
天竜神「…私はふたりにケンカしないで欲しいな」「お姉ちゃんからのお願いだゾ♪」
撃龍神「おおおおおッ! 天竜神ッ!」
超竜神「やはり弟には私が!」
撃龍神「いや、俺に決まってるだろ!」
ホノカ「やっぱりこうなっちゃいましたか…」
天竜神「あれ?」
アサヒ「なんで!?」
不動GEN「さて、定期試験の時間だ。お前たちの内から溢れるその感情を、試験にぶつけるがいい!」
ホノカ「毎度毎度、急ですね不動司令…」
天竜神「ほら行くわよ、超竜神、撃龍神」
ホノカ「私たちも行きましょう」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

超竜神「うおおおおっ!」
撃龍神「はああああっ!」
アサヒ「試験が終わった途端に、また始まったし…」
ホノカ「これでは、いつまで経っても訓練が終わらなそうですね…」
天竜神「ほんとうにね。まったく、お兄様たちにも困ったものだわ」
ホノカ「それ、私にもよくわかります。本当に兄さんには困ったものです」
天竜神「くだらないことで、すぐにムキになってね」
ホノカ「結局、子供なんですよ。兄さんという存在は」
天竜神「ふふ…。私たち、少し似てるみたいね」
ホノカ「はい。私、天竜神さんに親近感を覚えています」
天竜神「そうだ、いいこと思いついたわ。私とホノカが入れ替わるの」
ホノカ「どういうことですか?」
天竜神「つまり、お兄様たちがホノカの弟になって、アサヒが私の弟になるってこと」
ホノカ「あっ、それは…」
撃龍神「…アサヒ」
超竜神「…まさか、こんなところに伏兵が潜んでいたとは」
アサヒ「え? え?」
超竜神「うおおおおっ!」
撃龍神「はああああっ!」
アサヒ「待て待て! 死ぬ! それは死ぬって!」
撃龍神「俺たちと戦え、アサヒ!」
アサヒ「無理に決まってるだろ!」
超竜神「逃がしはしません!」
ホノカ「あーあー…」
天竜神「あれ?」
【シナリオエンドデモ終了】


[お姉さまのお姉さま]
【シナリオデモ開始】

アサヒ「はあ…はあ…。死ぬかと思った…」
ホノカ「向こうに、ノリコさんたちがいますよ。行ってみましょうか」
アサヒ「冷たすぎないか、おい!? ちょっとは心配してくれよ!」
ノノ「お姉さま、やりましょうよ~」
ラルク「いい加減、しつこいって。やらないって言ってるだろ」
ノノ「なんでですか~?」
ラルク「なんでって…。とにかく、イヤなものはイヤなんだ!」
〔歩み寄る足音〕
アサヒ「なにか揉めてるみたいですけど、どうしたんスか?」
カズミ「あら、アサヒとホノカじゃない」
ノリコ「あのね、ノノちゃんがラルクと立場が交換したいみたいなんだけど、それを拒否されちゃってて」
アサヒ「それは大変ッスね…」
ホノカ「ノノさんは、なぜラルクさんと変わりたいのですか?」「ノリコさんやカズミさんと変わっても、いいような気がするのですが」
アサヒ「それ、お前が言うのか…?」
ホノカ「なにか?」
アサヒ「いえ、なんでも…」
ノノ「お姉さまとじゃないと意味がないのです。ノノはお姉さまと真のパートナーになりたいのですからっ!」
ホノカ「真のパートナーですか?」
ラルク「…なんだよそれ」
ノノ「ノリコさんとカズミさんは、以前、呼び捨てで呼び合ったことで、固い絆を得たと聞きました」
カズミ「そうだったかしら?」
ノリコ「さあ…?」
ノノ「ノノもそれがしたいのです。そして、それを実現するためには、ノノがお姉さまのお姉さまになるしかないのです」
ノリコ「ラルク、ちょっとだけやってみない? ずっと変わるわけじゃなくて、あくまでも一時的なものだから、ね?」
ラルク「慣れないことをするの、嫌いなんだよ…」
ノノ「…お姉さまは昔、自分のことを『お姉さまなんて呼ぶな』って、言ってたじゃないですか…」
ラルク「そ、それはそれ、これはこれだろ!」
カズミ「どうしたものかしらね」
不動GEN「わからぬことはやって理解しろ。やってみて、倒れるならばそれもまたよし」
ノリコ「不動司令!?」
ホノカ「唐突なのも、さすがに慣れてきましたね…」
不動GEN「定期試験の時間だ。行ってくるがいい」
ラルク「それじゃあ、先に行くから」
〔走り去る足音〕
ノノ「あー! 待ってくださいよ、お姉さま~!」
〔走り去る足音〕
ノリコ「…行っちゃいましたね」
カズミ「本当に仕方のないふたりね…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ノノ「…もういいです」
ラルク「もういいって、なにがだよ?」
ノノ「ノノは、ノリコさんと組みます」
ノリコ「私!?」
ラルク「さっきまで、私とやるって言ってたのに…」
ノノ「仕方ないじゃないですか。お姉さまがやってくれないんですから」「お願いします、ノリコさん」
ノリコ「いや、まあ、うーん…。別にいいけど…」
カズミ「あら、私は別に構わなくてよ? それじゃあ、私はホノカと組もうかしら」
ホノカ「なにか飛び火的なものが…」
ノリコ「わかりました。それじゃあ行きましょうか、ノノちゃん」
ノノ「はい、ノノは一生懸命に頑張ります!」
ラルク「待てよ、ノノ!」
ノノ「なんですか?」
ラルク「ノリコたちに迷惑がかかるだろ。…だから、私が組んでやる」
ノノ「本当ですか!?」
ラルク「仕方なく、だからな…」
ノノ「じゃあじゃあ! ノノのこと、『お姉さま』って呼んでください!」
ラルク「なんでいきなり…!」
ノノ「早くしてください~」
ラルク「…わかったよ」「お、おねえさま…」
ノノ「お姉さま~!」
ラルク「うわっぷ!? いきなり抱きつくなって!」
ノノ「ノノは、お姉さまのお姉さまになりました!」
ラルク「まったくノノは…。ほら、行くぞ」
ノノ「はい!」
〔歩き去る足音〕
カズミ「ようやく解決したようね。それじゃあ、私たちも行きましょうか」
ノリコ「はい、お姉さま」
カズミ「あら、間違ってるわよ、ノリコ。いまはあなたが、お姉さまでしょ?」
ノリコ「あははは、そうでした」
〔歩き去る足音〕
アサヒ「俺たちも行くか」
ホノカ「私のこと、『お姉さま』って呼んでもいいですよ?」
アサヒ「俺が呼ぶの!?」
【シナリオエンドデモ終了】


[守られる者]
【シナリオデモ開始】

タクト「立場を入れ替えろって言われたものの、いったい、どうしたらいいんだろうね?」
スガタ「そうだな…。この訓練中は僕とワコが、タクトを守るというのはどうだ?」
ワコ「それいいね。いつも守ってばかりだもん」
タクト「気持ちは嬉しいけど、敵が来たらどうやって戦うつもり?」
スガタ「ロボットに乗って戦うだけが、戦闘ではないだろ?」
タクト「そうかもしれないけどさ」
ワコ「あータクト君。私たちが信用できないんだ?」
タクト「そうじゃないってば。…ただ、ワコたちが心配なだけ」
ワコ「私たちだって、いつもタクト君のこと心配してるんだよ?」
タクト「ワコ…」
スガタ「師匠命令だ。いまは僕たちに守られておけ」
タクト「わかった。よろしく頼むね、ワコ、スガタ」
ワコ「うん、どんと任せなさい!」
オルドリン「いいわね、青春って感じで」
マリーベル「羨ましいの、オルドリン?」
オルドリン「別に私はそんなんじゃ…」
マリーベル「いいわ、私もオルドリンを守ってあげる」
オルドリン「マリーが!?」
マリーベル「あら、心外ね。私がKMFを操縦できることは、オルドリンだって知ってるでしょ?」
オルドリン「そうだけど、私はマリーの剣で…」
マリーベル「いまは、私がオルドリンの剣になるわ」
オルドリン「でも…」
マリーベル「これは訓練の一環よ? だから、大人しく従いなさいな」
オルドリン「…うんありがとう、マリー」
マリーベル「気にしなくていいわ。私の可愛い、オルドリン」
ワコ「スガタ君、タクト君! ふたりとも対抗しなくていいの!?」
スガタ「対抗…?」
タクト「なにか競争したりするの?」
ワコ「…ごめん、忘れて」
タクト「どういうこと?」
スガタ「さあ?」
不動GEN「試験の時間だ!」
マリーベル「あら、意外と早かったわね」
スガタ「行ってくる、タクト」
マリーベル「ちゃんと応援していてね、オルドリン?」
オルドリン「無茶だけはしないでね」
タクト「ふたりもだよ?」
ワコ「りょーかい」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

かなめ「だあー! またダメだったの!?」
テッサ「不動さん、ずいぶんと厳しいですね…」
かなめ「ソースケ! あんたがやる気ないからじゃないの!?」
宗介「そんなはずはない。俺はいつもと同じように…」
テッサ「そうです! サガラさんは真面目にやっています!」「ね、サガラさん?」
宗介「は、はあ、恐縮です…」
かなめ「ちょっと、テッサ! あんたは私と入れ替わってるんでしょ?」「だったら、もっとソースケに厳しくしなさいよ!」
テッサ「かなめさんだって、ちゃんと艦長としてサガラさんと接してください!」
かなめ「がるるるるる…!」
テッサ「むー!」
宗介「ふたりとも、一度冷静になった方がいい。そもそもふたりの立場が入れ替わったところで…」
かなめ「ソースケは黙ってて!」
テッサ「そうです! サガラさんは黙っててください!」
宗介「むう…」
〔歩み寄る足音〕
キョウ「大変そうだな、相良も」
宗介「肯定だ。丸腰で敵兵に囲まれたたとしても、ここまでの心的疲労にはならないだろう…」
キョウ「ヤバイ状況だってことはわかった」
宗介「ソゴルはこんなところにいていいのか?」
キョウ「それが追い出されちまってさ…」
宗介「む?」
カミナギ「私の立場を代えるとしたら、キョウちゃんしかいないと思うんですよ」
シズノ「そうね。私も代えるならキョウしかないと思うわ」
カミナギ「ですよね! だからいっそ、私とシズノ先輩で乗ったらいいと思うんです」
シズノ「それは面白そうね」
カミナギ「シズノ先輩もそう思いますか!?」
シズノ「でも、私とアナタのどちらがガンナーをやるのかしら?」
カミナギ「うーん…」
宗介「どうやら、機体を取られてしまったようだな」
キョウ「仕方ないから、俺と相良が立場を入れ替えるか?」
宗介「…それは意味があるのか?」
キョウ「だよな。はぁ…」
【シナリオエンドデモ終了】


[いつものままで]
【シナリオデモ開始】

エウレカ「ねえ、アーク」
アーク「どうしたの、エウレカ?」
エウレカ「私、レントンになりたいの」
クリス「そいつは、レントンと立場を交換したいってことか?」
エウレカ「うん。どうしたらいいかな?」
クリス「お前さんたちの場合は、特に交換しなくてもいいと思うがな」
エウレカ「ううん、私がそうしたいの。レントンのこと、もっと知りたいから」
アーク「そうね…。だったら、まずは形から入ってみるのはどうかしら?」
エウレカ「かたち?」
アーク「エウレカなら、普段レントンがどういう行動をしているのか、よく知ってるでしょ?」
エウレカ「うん」
アーク「だったら、それを真似てみたらいいんじゃないかしら?」
エウレカ「真似…うん。私、それやってみる」「ありがとう、アーク」
〔走り去る足音〕
クリス「走って行っちまって」
アーク「あの子を見てると、なんだか応援したくなっちゃうわね」
クリス「だな」「ところで俺たちは、入れ替わらなくてもいいのか?」
アーク「あら、私はクリスになってるつもりだったけど?」
クリス「おっと、それは失礼した」
アーク「ふふ…」
不動GEN「どうだ、お前たちはなにか掴めたか?」
アーク「不動司令…」
クリス「さてな。俺たちだってまだ、それほど成熟しちゃいないさ」
不動GEN「ならば、この訓練で熟成するがいい。定期試験を開始する!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

エウレカ「フフ…」
レントン「どうしたの、エウレカ。なんか、俺の顔見てずっと笑ってるけど…」
エウレカ「レントンの真似」
レントン「俺の?」
エウレカ「いつも私を見て笑ってるから、私もレントンを見て笑ってるの」
レントン「俺、笑ってるかな?」
エウレカ「うん、笑ってるよ」
レントン「そっか、えへへ」
エウレカ「フフ…」
〔歩み寄る足音〕
フィアナ「相変わらず、ふたりは仲がいいですね」
レントン「フィアナさんとキリコさん」
キリコ「レントン、なにか掴めたか?」
レントン「それが、正直さっぱりで…。立場を入れ替えるっていうのも、よくわからないですし」
キリコ「そうか、俺たちも似たようなものだ」
レントン「キリコさんたちもですか…」
キリコ「いつまでも、ここにいるわけにもいかない。なんとか訓練を終わらせる方法を考えないとな」
レントン「わかりました!」
フィアナ「私たちも頑張りましょうね」
エウレカ「うん」
〔走り去る足音〕
レントン「いつ見てもキリコさん、格好いいよなぁ。俺もあんな大人になりたいよ」
エウレカ「え? キリコ、フィアナになりきってなかった?」
レントン「マジで!? いつものキリコさんと変わらなくなかった!?」
エウレカ「そうかな?」
レントン「キリコさん、マジぱないッス…」
【シナリオエンドデモ終了】


[ホノカお姉ちゃん]
【シナリオデモ開始】

ホノカ「さて、そろそろ始めましょうか」
アサヒ「なにを?」
ホノカ「訓練に決まっているではありませんか、バカ」
アサヒ「なんか、今日のホノカは一段とヒドくないか…?」
ホノカ「それは酷くもなります。兄さんが全くやる気のないせいで、私たちだけ訓練を訓練を全然していないのですから」
アサヒ「いやいや、他の人のやり方を見て、分析するのだって立派な訓練だろ?」
ホノカ「あ、そういうのいいんで」
アサヒ「ええ!?」
ホノカ「もういい加減観念して、私をお姉ちゃんと呼んでください。もしくは女王様でも可です」
アサヒ「いや、女王様はやめておくわ…」
ホノカ「では、お姉ちゃんでお願いします」
アサヒ「…そうだよな。いつまでもグダグダしてても仕方ないもんな。よし、言うぞ!」
ホノカ「ばっちこいです」
アサヒ「…ホノカお姉ちゃん」
ホノカ「0点です!」
アサヒ「なんの点数なんだよ、それ!?」
ホノカ「言い方がまるでなっていません。全宇宙のお姉さんに謝ってください」
アサヒ「そこまで!? そこまでダメだった!?」
ホノカ「はい、ダメダメです。ダメを通り越してキモいとすら思いました」
アサヒ「もう全然わからないわ…。あのさ、どうやって言ったらいいのか、教えてくれないか?」
ホノカ「仕方がありませんね。キモい兄さんのために特別に教えてあげます」
アサヒ「キモいはやめような、傷付くから…」
ホノカ「まず、弾むように発音してください。おねーちゃん! という感じで、ちゃんを跳ねて言うところがポイントです」「そして、少し甘えるような高めの声が重要です。さらに、上目遣いで…」
アサヒ「多いよ! 覚えられないから!」
ホノカ「まったく、手のかかる兄さんです。いまからメモに書くので待っていてください」
アサヒ「待て待て、ホノカ。言い方とかどうでもいいだろ…」「大事なのは互いを知ることで…」
ホノカ「しゃらーっぷ!」「兄さんに発言権はありません。ただ大人しく従っていればいいのです。私は女王なのですから」
アサヒ「お姉ちゃんじゃなくて、女王様になってた!」
不動GEN「ずいぶんと余裕のようだな、アサヒ」
アサヒ「不動司令!? いや、決してそういうわけじゃ…!」
不動GEN「言い訳無用! 定期試験で結果を見せてみろ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アサヒ「ホノカ、さっきの戦いだけどさ」
ホノカ「ホノカお姉ちゃん…」
アサヒ「ホノカお姉ちゃん、さっきの戦いだけどさ…。もう少し後ろを気にした方がいいぞ」「慣れない操縦で難しいかもしれないけどさ、背後から攻撃を受けると機体のバランスを崩しやすいからな」
ホノカ「………」
アサヒ「ん? どうしたんだ?」
ホノカ「いえ、ちゃんと考えて戦ってたんだなと」
アサヒ「当たり前だろ!? 俺のこと、なんだと思ってるんだよ!」
ホノカ「それはともかく、言い方がダメです。そもそも、姉に注意するとはどういう了見なのですか?」
アサヒ「いやいや、ホノカもよく俺に注意するよな!?」
ホノカ「さらに呼び捨て罪まで重ねてしまいました…」
アサヒ「なんなのその罪。生まれて初めて聞いたけど」
ホノカ「罰として、私の椅子になってください」
アサヒ「また女王様になってる!」「まったく…。なんでそんなに楽しそうなんだよ…?」
ホノカ「楽しそう? そんなはずはありません。私は怒っているのですから」
アサヒ「はいはい…」
ホノカ「ほら、早く椅子になってください」
アサヒ「やらないよ! それは絶対にやらないからな!」
【シナリオエンドデモ終了】


[終わりの見えない訓練]
【シナリオデモ開始】

ホノカ「訓練を開始して、もう4日目…。だというのに、終わる気配もないなんて…」
アサヒ「焦るなって、ホノカ。まだ4日目じゃないか」
ホノカ…なんで姉を呼び捨てにしてるんですか?」
アサヒ「…すみません」
マリア「立場を入れ替えるっていうのは、間違ってないと思うんだけどな…」
ラルク「そもそも、こんなことをして本当に強くなれるのか?」
レントン「そこを疑っちゃうと、全部が台無しになるっていうか…」
ラルク「仕方ないだろ。心を鍛えるなんてわけがわからないんだから」
カミナギ「なんだから、訓練をするって雰囲気じゃなくなってきちゃってるね」
宗介「仕方がない。ゴールの見えないマラソンをさせられるのは、精神的に厳しいものがあるからな」
かなめ「へえ、ソースケでもキツいとかあるんだ?」
宗介「肯定だ。あれはまだ俺が…」
かなめ「…いや、話さなくていいから」
〔通信の開く音〕
アサヒ「ゲイナーから通信? はいはい、どうしたんだ」
ゲイナー「大変なんです! 敵の大部隊がすぐそこまで迫っていて!」
アサヒ「また、不動司令の定期試験が始まったってこと?」
ゲイナー「そうじゃなくて!」
アナ「アロウズとかブリタニアとか塔州連邦とか、とにかくたくさんいるんです!」
ゲイナー「ちょっと、アナ! 邪魔をしないで!」
マリア「なにが起こってるって言うの…?」
ゲイナー「なんとかこっちのメンバーで抑えてますから、みんなすぐに来てください」
アサヒ「わかった、すぐに行く!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

キョウ「なんとか撃退できたな」
甲児「でも、どうなってんだ? あの連中が手を組むなんて信じられないぜ」
シリウス「奴等も不動司令が作りだした幻影…。と考えるのはさすがに都合が良すぎるか」
カズミ「理由はどうであれ、相手が手強くなったというのは事実よ」
ゲイナー「こんな状況で、立場の入れ替えなんてやってていいのかな…」
レントン「でも、これも不動司令の訓練の一環だとすると、勝手にやめたらマズいんじゃないですか?」
マリア「せめて、どっちなのかくらい教えてくれないかしら?」
アポロ「相手はあのオッサンだぞ? そんなことしてくれるわけがねえ」
マリア「そうよね…」
〔レーダー反応〕
レントン「また敵が来たのか!?」
クリス「しかも、この反応…。どうやらただの敵じゃなさそうだ…」
サーシェス「へへっ、ちゃんといるじゃねえか」
東方不敗「どれ、ワシらの修行の成果、奴らにとくと見せてやるとしよう」
ガウルン「テンション上がりすぎて、先走ったりするんじゃねえぞ、黒騎士」
黒騎士「…わかっている。そのために自分を抑えてまで、連係を覚えたのだからな」
ガウルン「そうかい?」
アサヒ「どうなってるんスかこれ!? なんでアイツらが一緒に!」
ロム「お喋りはあとにしろ。敵が来るぞ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[見えた形]
【シナリオデモ開始】

レントン「なんで、お前たちが手を組んでんだよ!」
サーシェス「お前たちだって手を組んでるんだ、こっちが組んじゃいけねえ道理はねえだろうが」
レントン「そんなこと、聞いてんじゃねえ!」
サーシェス「どのみち、お前たちには教えてやらねえよ。くたばりやがれ!」
カレン「なんなの、コイツらの動き!?」
ガウルン「さっき、教えてやっただろう? コンビネーションを学んだってな」
宗介「まさか、お前からそんな言葉を聞くことになるとはな…」
ガウルン「俺は傭兵だぜ、カシム? 必要とあればコンビネーションだろうが、親殺しだろうがしてやるさ!」
ロム「ただの付け焼刃というわけではないようだな。正直、厄介な相手だ…」
シリウス「奴らだけならまだしも、ただの兵に至るまで意思の疎通が届いている。あれは軍隊というレベルではないぞ…」
アサヒ「訓練とか言ってる場合じゃなさそうだな…。ホノカ、ヴァンアインのコントロールを俺にくれ」
ホノカ「…ダメです」
アサヒ「意地を張ってる場合じゃ!」
ホノカ「意地でこんなことを言うと思いますか?」
アサヒ「え…?」
甲児「ホノカの言う通りだ。不動司令が訓練を中止しろって言ったか? つまり、まだ続けろってことだ」
アサヒ「だけど、この状況じゃ…」
デューク「その状況を乗り越えてみせろ。きっと彼は、そう言いたいのだろう」
ラルク「これでただの勘違いだったら、シャレになってないぞ」
ノノ「大丈夫です、お姉さま。ノノたちが力を合わせれば、どんな敵が現れても負けたりはしません!」
サーシェス「なら、試させてもらおうか。お前らが本当に勝てるのかどうかをな!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

甲児「アイツら…。倒しても倒しても絶妙なタイミングで、また襲って来やがる…」
ヨーコ「このままじゃ圧される一方よ。なにか手を打たないと」
ゲイナー「手を打つって言ったって、敵の連係がこれだけ凄いんじゃ、決定打を与えることだって難しいですよ」
アナ「ゲイナー! そんな情けないことを言わないの、めっ!」「いままでの訓練に必ず意味があるはずです。それがなんなのかを考えなければ!」
ホノカ「訓練でやってきたこと…。私は兄さんを知ろうとした。でも、兄さんを知った結果どうなるの…?」
アサヒ「来てるぞ、ホノカ!」
ホノカ「少し黙っててください!」
アサヒ「お、おう…」
マリア「訓練の意味…。相手を知ることで、できることってなに?」
ホノカ「相手に合わせる…。そんな簡単な答えじゃないはず」
マリア「自分を見つめ直す…。それだったら相手は必要ない」
ホノカ「相手と自分がいて初めてできること」
マリア「心の成長」
ホノカ「…!」
マリア「そうか! みんな、入れ替えていた立場を元に戻すのよ!」
甲児「なんで急に?」
マリア「いいから、早く!」
アサヒ「どういうことなんだ、いったい?」
ホノカ「ここから反撃ですよ、兄さん」
【シナリオエンドデモ終了】


[戻る時]
【シナリオデモ開始】

デューク「なるほど、そういうことか」
アサヒ「どういうことなんスか?」
デューク「説明している時間が惜しい。いまはマリアの言うとおりにするんだ」
アサヒ「わからないッスけど、わかりました」
ホノカ「では、いきますよ兄さん」
黒騎士「なにをしおうとも、我々の前では無駄だ!」
アサヒ「そんなのやってみなけりゃ!」
ホノカ「兄さん!」
アサヒ「…!?」(なんだ、いまの感覚…。ホノカの言いたいことが伝わってくる…)(ヴァンアインを介したわけじゃない。もっと単純な…)
甲児「アサヒ!」
アサヒ「わかってる、甲児!」
黒騎士「なに…? 攻撃をしてこないだと…!?」
ホノカ「かかってくれたようですね」
甲児「攻撃なら俺がくらわせてやる! ロケットパァァーンチッ!」
〔ロケットの発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

東方不敗「甘いわ! てりゃあああ!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

甲児「ロケットパンチを蹴り飛ばしただと!? ムチャクチャだぜ、あのガンダム!」
東方不敗「見たか! これぞ連係の力よ!」
カレン「いや、連係は関係ないような…」
レントン「連係なら俺たちだって!」
東方不敗「なに、上からだと!?」
エウレカ「レントン!」
レントン「いっけぇぇぇぇ!」
〔FTOの飛行音〕
〔画面、フラッシュ〕

東方不敗「ぬう!?」
サーシェス「おいおいどうなってんだ!? 敵の動きが急に変わりやがったぞ!」
超竜神「撃龍神の動きが手に取るようにわかる…」
撃龍神「俺もだぜ、超竜神…」
天竜神「自分がどう動けばいいのか、それが伝わってくる。これが、訓練の成果…」
不動GEN「ようやく掴んだようだな」
ホノカ「相手の立場になったのは、自分にできることと相手のできることを知るために」
マリア「相手を受け入れて、自分の思いも抑えない。そうすれば、互いに全力が出せる!」
不動GEN「抑えつけることは成長にあらず。全てを解放してこその成長!」「全と個、その双方を活かすべく、魂を成長させよ!」
アポロ「よくわかんねえけど、前より動きやすくなってやがる!」
オルドリン「これならいける!」
東方不敗「多少動けるようになった程度で、我らを倒した気になるとは、片腹痛いわ!」
黒騎士「お前たちとの因縁。ここで、決着をつけてやる!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

東方不敗「馬鹿な…!? 我々が敗れるなど…!」
黒騎士「次こそは必ず…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

キョウ「なんとか終わったな」
ラルク「まさか、あんな訓練で効果があるなんてな」
カズミ「そうね。これからは不動司令を見る目を変えないといけないわね」
アサヒ「無事に訓練は終わったけど、こういう慣れないのは今回だけにして欲しいな」
マリア「そう、私は結構楽しかったけど? ホノカも楽しかったでしょ?」
ホンカ「はい。こういう訓練だったらまたやってもいいです」
マリア「だって。頑張りなさいよ、お兄ちゃん」
アサヒ「ええ~」
マリア「で、どうだったのホノカ?」
ホノカ「どうだったとは?」
マリア「アサヒとの立場が入れ替わったことで、ちょっとは自分の気持ちに素直になれたんじゃないの?」
ホノカ「私はいつだって素直ですよ?」
マリア「そうだっけ?」
ホノカ「そうです。私はいつだって兄さんを…」
〔画面、発光〕

ホノカ「ん…? ここは私の部屋…?」「そうか…。兄さんと遅くまで話していたせいで、いつの間にか眠っちゃったんですね…」
アサヒ「う、うーん…」
ホノカ「起きてください、兄さん。そこで寝ていると風邪をひきますよ」
アサヒ「あれ、ホノカ…? なんだ、いまの夢だったのか…」
ホノカ「夢、ですか?」
アサヒ「ああ、不動司令に言われてさ、急に変な訓練をさせられるんだよ。そしたら…」
〔ハッチの開閉音〕
マリア「大変よ、ふたりとも! 街でDr.ヘルが暴れてるみたいなの!」
ホノカ「お正月早々ですか…」
アサヒ「わかった、すぐに行こう」
マリア「ホノカ、私たちの鍛えたチームワークを、見せてやりましょうよ!」
ホノカ「えっ…? その訓練は夢の中でしか…」
マリア「ほら、早く」
ホノカ「は、はい」
〔走り去る足音〕
ホノカ(あれは本当に夢、だったんですよね…?)
【シナリオエンドデモ終了】


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