進撃イベント
ギャラクシーフルコース
［綺羅星のブルスケッタ］
【シナリオデモ開始】
ミルフィーユ「へぇ、ここが地球ですか。あたしが想像していたのと随分違いますね」
ミント「あら、ミルフィーユさんはどんな惑星だと思っていましたの？」
ミルフィーユ「地の球っていうくらいだから、泥団子でできた星だと思っていました」
ノーマッド「泥団子って、泥だけで惑星になるわけないじゃないですか」
ミルフィーユ「わからないわよ。宇宙はこんなに広いんだから」
ノーマッド「宇宙の広さは関係ありません。常識の話です。ね、ヴァニラさん？」
ヴァニラ「………」
蘭花「そんなことより、本当にここにロストテクノロジーがあるわけ？」
フォルテ「それを調べるのが、あたしたちの仕事だろ？」
蘭花「そうは言っても、休みを返上してここに来てるんですよ？」「これでなにもなかったら、たまったもんじゃないですよ」
フォルテ「その時は中佐に文句を言って、凶器休暇をもらってやろうじゃないか」
蘭花「いいですね、それ」
ミント「あら？」
フォルテ「どうかしたか、ミント？」
イント「ミルフィーユさんの姿が見当たらないのですが」
蘭花「また、ひとりでどっかに行っちゃったの？」
フォルテ「ロストテクノロジーの前に、ミルフィーユを捜す必要がありそうだね」
ノーマッド「まったく人騒がせな…」
ヴァニラ「これも神の導き」
ノーマッド「あんな自分勝手な人を見捨てないなんて、さすが、ヴァニラさんだ」
ミルフィーユ「みなさ～ん！」
蘭花「ミルフィーユ！ ひとりでどこに行ってたのよ！」
ミルフィーユ見つけてきましたよ、ロストテクノロジー！」
フォルテ「本当かい！？ さすがに強運だねえ。それで、ロストテクノロジーはどこに？」
ミルフィーユ「じゃーん」
あしゅら男爵「………」
ミント「これがロストテクノロジー？ 人型の物は初めて見ましたわね…」
ノーマッド「でも、確かに普通ではない雰囲気ですね。なんだか、寝てるみたいだし」
蘭花「ロストテクノロジーのくせになんで寝てるのよ。ちょっと、起きなさいってば」
あしゅら男爵「うっ…ううん…？」
ミルフィーユ「起きたみたいですね」
あしゅら男爵「…！ 誰だ、お前たちは…！？」
蘭花「意思の疎通はできるみたいね。とりあえず、持って帰りましょうか」
フォルテ「そうだな。細かいことを調べるのは、上の連中に任せればいいだろ」
ミルフィーユ「それじゃあ、一緒に行きましょうか」
あしゅら男爵「待て！ 私をどこに連れて行くつもりだ！？」
蘭花「どこって、トランスバール皇国だけど？」
あしゅら男爵「どこだそれは！？」
フォルテ「ああもう、うるさいねぇ。とりあえず、こいつで黙らせるか」
〔銃を構える音〕
あしゅら男爵「銃だと…！？ お前たち、敵か…」
ミント「やめてくださいまし、フォルテさん」「わたくしたちはあなたの敵じゃありません」
あしゅら男爵「…では、私を連れて行ってどうしようというのだ」
ミント「ちょっと身体の中を色々と調べさせてもらうだけです」
あしゅら男爵「身体の中！？ やはり敵ではないか！」
フォルテ「なにやってんのよ、ふたりとも」
ミント「おかしいですわね」
あしゅら男爵「お前たちごときにやられる、あしゅら男爵だと思うな！」「いでよ、機械獣軍団！」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、震動〕
ミルフィーユ「すごい！ 地面の中から、機械の怪獣が出てきましたよ！」
ノーマッド「あなたは本当に物を知りませんね」「いいですか、怪獣というのは正体の知れない不思議な動物を指す言葉で、機械である以上、さしすめ獣…」
フォルテ「あれがなんであろうが、どうでもいいでしょ！」
あしゅら男爵「私を侮ったことを後悔させてやる！」
フォルテ「仕方ない。みんな、やるよ！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
あしゅら男爵「小娘どもが、なかなかやるではないか…」
フォルテ「さあ、いい加減観念して、あたしたちについて来るんだね」
あしゅら男爵「まだまだ、勝負はここからだ！」
フォルテ「まだ地震！？」
ミント「…いえ、なにか様子が変ですわ」
あしゅら男爵「まさか足場が…！？」
ミルフィーユ「へっ？」
ヴァニラ「諸行無常」
あしゅら男爵「落ちるッ！」
ミルフィーユ「ええええええっ！？」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ミルフィーユ「痛たたた…。思い切りおしり打っちゃった…」
あしゅら男爵「ぐっ、うぅ…」
ミルフィーユ「ご、ごめんなさい、下敷きにしちゃって！」
フォルテ「痛つつ…。大丈夫かい、みんな…？」
蘭花「ええ、なんとか」
ミント「わたくしも無事ですわ」
ヴァニラ「同じく」
ノーマッド「まったく気を付けてください！ ヴァニラさんはあなたたちと違って繊細なんですから！」
〔銃を構える音〕
フォルテ「あぁ、なんだって？」
ノーマッド「いえ、なんでもありません…」
フォルテ「それにしても、随分と下まで落ちちゃったみたいだね」
ミント「ここからでは、上まで登れそうにもありませんわ」
蘭花「仕方ない。出口を探しましょ」
ミルフィーユ「みなさん、これ…」
蘭花「あんた、またなにか見つけたの…って、これ…」
フォルテ「…金色の巨人？」
ミント「いえ、これは生命体ではありませんわ。なにかの機械のような…」
ミルフィーユ「もしかして、これがこの星のロストテクノロジーなの？」
【シナリオエンドデモ終了】
［誘拐とエンジェルのマリネ］
【シナリオデモ開始】
蘭花「ノーマッド、あんた、これがなんなのか知らないの？」
ノーマッド「さあ、私の記憶にはありませんね」
蘭花「記憶にないって、ホントつっかえないわね」
ノーマッド「蘭花さんには負けますよ」
蘭花「なんですって！」
ミント「はいはい。ケンカは後にしてくださいまし」
フォルテ「もし、この金色のがロストテクノロジーだとすると、あの半分の奴はいったいなんだって言うんだい？」
ミルフィーユ「この星にふたつあったってことでしょうか？」
ミント「さすがにふたつもあるなら、事前に知らされると思うのですが」
蘭花「ってことは、どっちかが偽物ってこと？」
フォルテ「どっちが本物だかわからないし、両方とも持って帰る？」
ノーマッド「そんな適当なことでいいんですかね」
フォルテ「仕方ないだろ。わからないんだから」
？？？？（※画面オフ）「いったい、なんの騒ぎだ」
ミルフィーユ「誰か来たみたいですよ？」
スカーレットキス「…誰だ、お前たち！」
ミルフィーユ「あたしは、ミルフィーユ・桜葉っていいます。ミルフィーユって呼んでくださいね」
ミント「ミルフィーユさん、彼女は自己紹介をしろと言ったわけではないと思うんですけど」
ミルフィーユ「ええ！？ そうなんですか？」
頭取「随分と気の抜けた侵入者のようだな」
プロフェッサー・グリーン「ん…？ あそこで倒れてるのは…」
あしゅら男爵「………」
スカーレットキス「あしゅら男爵、お前のせいか！」
あしゅら男爵「うぅ…なにが起こったのだ…？」
イヴローニュ「侵入者をここに入れておいて昼寝だなんて、いい身分になったものね」
あしゅら男爵「侵入者…？」
ミルフィーユ「お怪我はありませんか？」
あしゅら男爵「お前は！」
ミルフィーユ「わわっ、いきなり大きな声を出さないでください」
あしゅら男爵「こいつらは私を連れて行こうとした、言うなれば誘拐犯だ！」
スカーレットキス「あんたを？ なんのために？」
あしゅら男爵「知らん！」
蘭花「誘拐なんて人聞きが悪いわね。アタシたちはあんたを回収しようとしただけよ！」
頭取「それを、普通は誘拐と言うんじゃないのか？」
蘭花「あれ？」
ノーマッド「ダメだこの人」
あしゅら男爵「とにかく、この小娘のことは私に任せておけ！」
プロフェッサー・グリーン「なんだと？」
あしゅら男爵「いでよ、機械獣軍団！」
プロフェッサー・グリーン「この場所で呼び出すなど、正気か！？」
あしゅら男爵「邪魔だ、下がっていろ！」
蘭花「もう一戦、やるしかなさそうね」
ノーマッド「話し合いで解決できないなんて、なんて野蛮な人たちなんだ」
〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕
フォルテ「景気づけもしたことだし、やってやろうじゃないの！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ヘッド「そこまでだ」
蘭花「やだ、イケメン…」
ノーマッド「仮面をしてるのに、なんでイケメンだとわかるんですか？」
蘭花「アタシレベルになると、声だけでわかるのよ」
ノーマッド「アタシレベルってなんだよ」
あしゅら男爵「止めるな、ヘッド。もう少しで奴らを血祭りにあげてやる」
ヘッド「なら、なおさら止める必要がありそうだ」
スカーレットキス「日和ったか、ヘッド。奴らは侵入者だぞ？」
ヘッド「彼女たちはただの侵入者じゃない。空から来た、特別な来訪者だ」
イヴローニュ「空から？」
ミルフィーユ「もしかして、あたしたちが宇宙から来たことを言ってるんですか？」
プロフェッサー・グリーン「宇宙からだと！？ そんな馬鹿な…！」
ヘッド「君たちがなぜこの星に来たのか、それを教えてもらおうか」
ミルフィーユ「…というわけなんです」
ヘッド「なるほど。君たちの科学力を以ても解明できない科学技術、ロストテクノロジー」「それを回収するためにこの星にやって来たというわけか」
蘭花「これって、言っちゃって良かったんですか？」
フォルテ「いいんじゃないか？ 内緒にしろって言われてないし」
頭取「それで、サイバディの素体は、彼女たちの言っているロストテクノロジーと同一の物なのか？」
プロフェッサー・グリーン「あれはこの星の科学技術では造り出すことのできない代物だ」「その点から考えれば、ロストテクノロジーである可能性もゼロではないだろう」
ミント「わたくしたちとしては、これもロストテクノロジーなのではないかと思っているのですが」
あしゅら男爵「誰がこれだ！」
スカーレットキス「これは、ただの化け物だ」
あしゅら男爵「誰が化け物だ！」
イヴローニュ「持って行ってくれるなら、別に構わないけど？」
あしゅら男爵「第３フェーズへと進み、電気柩が使えなくなったことを忘れているのではないだろうな？」
スカーレットキス「チッ！」
あしゅら男爵「私の気分を害して困るのは、お前たちだということを忘れないことだな」
ミルフィーユ「ケンカしちゃダメですよ。みんな、仲良くしないと」
ヘッド「彼女の言う通りだ。俺たちがケンカしてる場合じゃない」
ノーマッド「それで、あのサイバディの素体とかいうのを持って行っていいんですか？」
ヘッド「ああ、構わない」
頭取「なんだと！？」
スカーレットキス「なにを勝手なことを！」
ヘッド「どうせ、君たちには乗れないんだ。無用の長物だろう？」
頭取「くっ…」
フォルテ「よっしゃ、それじゃあ早速持って帰るとしようか」
ヘッド「すまない、ひとつ言い忘れていた」
フォルテ「…まさか、金銭を要求する気じゃないだろうね？」
ヘッド「そんなことしないさ」「サイバディの素体は、このままでは島の外へと持って行けないんだ」
ミルフィーユ「どういうことですか？」
【シナリオエンドデモ終了】
［四方の巫女の盛り合わせ］
【シナリオデモ開始】
ヘッド「サイバディは四方の封印という特殊な方法で、この島に縛り付けられている。そのせいで、俺たちも苦労していてね」
フォルテ島に縛り付けられてる？ なんだい、そりゃ？」
ヴァニラ「籠の中の鳥」
ミント「なぜ、そうなっているのかはわかりませんが、持ち出せるかどうか試させていただいてもよろしいでしょうか？」
ヘッド「もちろんだとも。君たちが外に出してくれるのなら、それに越したことはない」
あしゅら男爵「いつからアイツが、この組織のリーダーになったんだ…」
イヴローニュ「まあ、出してくれるって言うなら、損はないんじゃない」「私たちも、あなたもね」
あしゅら男爵「そんなことは言われなくてもわかっている！」
ミント「では、早速試してみましょうか」
フォルテ「どうなってんのよ、これ！ 島から全然出せないじゃない！」
ノーマッド「だから、あの人がそう言ってたじゃないですか」
ミント「不思議な現象ですわね。まるで空間自体が歪んでいるかのような…」
フォルテ「理由なんてどーでもいいって。こりゃ無理だ、諦めよう」
蘭花「え～？ もうちょっとここい居ましょうよ」「ヘッドさんも、その方がいいですよね？」
ヘッド「俺としては、そう願いたいね」
蘭花「ほら、こう言ってるじゃないですか」
フォルテ「持って行けないのに居てどうするんだよ」
プロフェッサー・グリーン「あれを持ち出す方法ならある」
ミント「本当ですの？」
プロフェッサー・グリーン「四方の封印をは、この島にいる４人の巫女によって作られている」「その巫女たちを見つけ出し、封印を解けばあれが出せるというわけだ」
ヘッド「既に俺たちはふたつの封印を解いている」
ミント「つまり、あとふたり見つけられれば」
ヘッド「君たちはあれを持って帰れると言うわけさ」
フォルテ「でも、どこに居るかわからないんでしょ？」
ヘッド「残念ながらね」
フォルテ「ほら、時間がかかりそうだし、帰ろーよ」
ミルフィーユ「フォルテさん、頑張って捜しましょうよ！」
フォルテ「どうしたんだい、ミルフィーユ。急にやる気になって？」
ミルフィーユ「この人たち困ってるみたいだし、絶対見つけた方がいいですよ！」
フォルテ「困ってるねぇ」
ヘッド「フフフ…」
フォルテ（なんだか胡散臭いんだよねぇ、この連中）
蘭花「はいはい！ アタシもミルフィーユに賛成です！」
フォルテ「あんたたちは？」
ミント「ロストテクノロジーの調査が目的ですし、特に反対する理由はありませんわ」
ヴァニラ「全ては神の導きのままに」
フォルテ「しょうがないねぇ。それじゃ、巫女とやらを捜すとしますか」
蘭花「やったー！」
ミルフィーユ「ありがとうございます、フォルテさん！」「それじゃあ、早速巫女さんを捜しに行きましょう！」
ブロッケン伯爵「ええい、小癪な！ また吾輩の邪魔をするのか、黒の騎士団！」
Ｃ．Ｃ．「お前たちが余計なことをしなければ、こちらも楽が出来るのだがな」
ブロッケン伯爵「それはこちらのセリフだ！ 二度と邪魔ができぬよう、完膚なきまでに叩きのめしてくれるわ！」
カレン「その言葉、いい加減聞き飽きたのよ！ 今日という今日こそ、終わりにしてやる！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ブロッケン伯爵「おのれ、またしても！」
カレン「吹き飛べ、ブロッケン伯爵ッ！」
ブロッケン伯爵「覚えていろ、黒の騎士団ッ！」
カレン「チッ、また逃がしたか…」
Ｃ．Ｃ．「逃げ足だけは一流だな」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔通信のコール音〕
カレン「えっ？」
Ｃ．Ｃ．「どうした？」
カレン「ゼロから通信が…」
Ｃ．Ｃ．「珍しいこともあるものだな。私たちが恋しくなったか？」
カレン「まさか」
カレン「はい、こちら紅月」
ゼロ「そちらの状況はどうなっている？」
カレン「もう終わったわ。残念ながら逃がしたけど…」
アスカ「こっちはクリアしたわ！」
ゼロ「それは構わない。奴らを捕まえるのは至難の業。地下帝国の作戦を未然に防げただけで、充分だ」
Ｃ．Ｃ．「それで何か用か？」
ゼロ「これからすぐに、南十字島に向かってくれ」
Ｃ．Ｃ．「なにかあったのか？」
ゼロ「宇宙からあの島に５機の戦闘機が降りてきたそうだ」
カレン「…なんの冗談なの、それ？」
ゼロ「冗談なら良かったのだが、信用できる筋からの情報でな」
Ｃ．Ｃ．「まさか、私たちにそれの調査をしてこいと言うつもりか？」
ゼロ「その通りだ」
Ｃ．Ｃ．「おいおい、私たちが機械に強いとでも思っているのか？」
ゼロ「調べて欲しいのは、戦闘機ではない。それに乗っていたパイロットたちだ」
カレン「それって…」
ゼロ「使い物になるようなら、我々の仲間に迎え入れるつもりだ」
Ｃ．Ｃ．「それこそ、歩前がやるべきだ。私はともかく、カレンに交渉などできんぞ」
カレン「なんでできないって決めつけるのよ！」
Ｃ．Ｃ．「では、できるのか？」
カレン「…できないけど」
Ｃ．Ｃ．「というわけだ」「ブリタニアもここ数か月動きがないんだ。お前が直接行けばいいだろう」
ゼロ「残念ながら外せない用事があってな」
カレン「外せない用事？ そんなの聞いてないけど」
Ｃ．Ｃ．「まさか、お前…」
ゼロ「では、頼んだぞ」
〔通信の閉じる音〕
カレン「あっ、切った！ なんなのよ、いったい…」
Ｃ．Ｃ．「ナナリーが学芸会で主役をやるそうだ」
カレン「外せない用事ってそれ！？」
Ｃ．Ｃ．「たぶんな」
カレン「どこまでシスコンなのよ、あいつ…」
Ｃ．Ｃ．「まあ、そんな事情だ。失敗しても文句は言えまい」「ゆっくりと南の島でバカンスでも楽しもうじゃないか」
カレン「あんたとふたりだなんて、最悪だわ…」
【シナリオエンドデモ終了】
［迷子アラビアータ］
【シナリオデモ開始】
ミルフィーユ「ふふん、ふふん、ふふん、ふふんふっふ～♪」
あしゅら男爵「なぜ私が奴の重りをしなければいけないのだ…」
スカーレットキス「あんたが本部に連れて来たせいでしょうが」
あしゅら男爵「あれは事故だ、私のせいではない」
スカーレットキス「じゃあ、あの崩落も偶然起きた地震のせいだって言うわけ？」
あしゅら男爵「その通りだ」
スカーレットキス「あんな場所で機械獣を呼び出したせいだ！」
ミルフィーユ「あのーすみません」
女（※若者）「はい？」
ミルフィーユ「この辺りでひが日死の巫女さんを…」
スカーレットキス「わああああああッ！？」
〔走り去る足音〕
〔空を舞う音〕
女（※若者）「あら？ いま声がしたような…？」
あしゅら男爵「なにをしているんだ、お前は！」
ミルフィーユ「巫女さんがどこにいるかわからないので、聞いてみました」
スカーレットキス「聞いてみましたじゃない！」
ミルフィーユ「あ、そっか！」「綺羅星！」「って、やらないとダメなんですよね。すみません、すっかり忘れてました」
スカーレットキス「違ぁぁぁう！」
ミルフィーユ「あれ、手が反対でしたか？」
スカーレットキス「そうじゃなくて、私たちは陰に潜んで行動しなきゃいけないの！」
ミルフィーユ「そうだったんですか！？」
あしゅら男爵「最初に説明しただろうが！」
ミルフィーユ「「でも、だとしたらどやって巫女さんを捜せばいいんでしょうか？」
あしゅら男爵「それは地道に情報を集めてだな…」
ミルフィーユ「情報ですか…わかりました！」
〔走り去る足音〕
あしゅら男爵「本当にわかっているのか、こいつは…」
スカーレットキス「もし、住人に綺羅星の事がバレたら、あんたのせいだからね」
あしゅら男爵「なぜ、私のせいになる！？」
スカーレットキス「とにかく、このまま歩かせておいたら危険だわ。一度、戻りましょう」
あしゅら男爵「………」
スカーレットキス「なに間抜けな顔してんのよ？」
あしゅら男爵「いない…」
スカーレットキス「はあ？」
あしゅら男爵「あいつがどこにもいないぞ！」
スカーレットキス「ええっ！？」
ヘッド「すまないな。データの収集に付き合ってもらって」
蘭花「いいんですよ、ヘッドさん。アタシ、シミュレーター大好きですから」
ヘッド「それは良かった」
フォルレ「…いつからシミュレーターが好きになったんだ？」
蘭花「昔からでーす」
フォルテ「はぁ…。てか、いいのかねぇ。紋章機のデータなんか取らせちゃって」
蘭花「減るもんじゃないですし」
フォルテ「なにがあっても知らないよ、あたしは」
蘭花「大丈夫ですって。ホント、フォルテさんは心配性なんだから」
プロフェッサー・グリーン「準備ができたぞ」
ヘッド「では、始めてくれ」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ミルフィーユ「あれ…？ ここどこだろ？」「あしゅら男爵さーん！ スカーレットキスさーん！」「………」「もしかして、あたし、迷子になっちゃった？」
カレン「送られてきたこの写真だけで、どうやって捜せって言うのよ…」
Ｃ．Ｃ．「真面目だな、お前は。適当に捜して見つからなかったと言っておけば、問題あるまい」
カレン「一応、任務なんだから真面目にやりなさいよ」
Ｃ．Ｃ．「宇宙からやって来た戦闘機のパイロットを捜すのが任務だと？」
カレン「そう言われると、自信がなくなるけど…」
Ｃ．Ｃ．「だいたい、これだけ大きな島なんだ。そう易々と見つかるはずが…」
ミルフィーユ「あの…」
カレン「えっ！？」
ミルフィーユ「この辺りで、綺羅星十字団の人を見かけませんでしたか？」
Ｃ．Ｃ．「…易々と見つかったな」
【シナリオエンドデモ終了】
［謎の騎士団風リゾット］
【シナリオデモ開始】
カレン「…どうしたらいいの、これ？｝
Ｃ．Ｃ．「とりあえず、勧誘してみたらいいんじゃないか？」
ミルフィーユ「あのー、聞いてますか？」「あっ、そうだ！ これを言わないでダメなんだった！」「綺羅星！」
カレン「………」「えっ？」
Ｃ．Ｃ．「綺羅星だと…？」
カレン「なにか知ってるの？」
Ｃ．Ｃ．「いや…。それより、カレン。なにか返せ」
カレン「返せって言われても、どう返したらいいのよ？」
Ｃ．Ｃ．「きっとあれは、宇宙人の挨拶だ」
カレン「適当に言ってるでしょ、あんた！」
Ｃ．Ｃ．「そんなことはない。彼女の顔を見てみろ」
ミルフィーユ「………」
カレン「物凄くいい笑顔ね」
Ｃ．Ｃ．「そこから察するに、今の言葉は友好の証に違いない」
カレン「絶対ウソだと思うわ、それ…」
Ｃ．Ｃ．「彼女をスカウトするのだろう？ ほら、急げ」
カレン「ああ、もうわかったわよ！」「えぇと…綺羅星？」
ミルフィーユ「良かったぁ。あなたも仲間だったみたいですね」
カレン「仲間？ まさか、Ｃ．Ｃ．の言う通りだったってこと？」
ミルフィーユ「私、迷子になっちゃったんですけど、本部まで連れて行ってくれませんか？」
カレン「本部？」
ミルフィーユ「もしかして、あなたたちも迷子なんですか？ あたしと一緒ですね」
カレン「私たちは迷子じゃなくて、あなたについて来て欲しいだけなんだけど…」
ミルフィーユ「いいですよ！」
カレン「いいの！？」
ミルフィーユ「はい！」
Ｃ．Ｃ．「凄いじゃないか、カレン。まさかお前に、交渉の才能があったとはな」
カレン「いや、なにもしてないけど…」
ミルフィーユ「「でも、一緒に行く前に捜さなくちゃいけない人がいるんです」
Ｃ．Ｃ．「誰だそれは？」
ミルフィーユ「この島にいる巫女さんなんですけど、あたしにもよくわからないんです」
Ｃ．Ｃ．「………」
カレン「よくわからないのに、捜してるんだ…」
ミルフィーユ「これも、お仕事ですから」
Ｃ．Ｃ．「なるほど。その巫女とやらを見つければ、お前は私たちについて来るのだな？」
ミルフィーユ「「はい」
Ｃ．Ｃ．「なら、その巫女とかいうのを捜すとするか」
カレン「どうしたの、突然やる気になって」
Ｃ．Ｃ．「少し、この少女に興味が出てな」
カレン「…あんた、悪い顔してるわよ」
ミルフィーユ「それじゃあ、一緒にしゅっぱーつ！」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミルフィーユ「へっ？」
カレン「あれは、機械獣！？」
Ｃ．Ｃ．「奴らもこの少女を捜して来たのか？」
ミルフィーユ「大丈夫ですよ。あの機械獣さんは敵じゃありませんから」」
〔発光音〕
〔画面、フラッシュ〕
Ｃ．Ｃ．「島を攻撃しているようだが？」
ミルフィーユ「あれ？」
カレン「Ｃ．Ｃ．はこの子をお願い。あたしは紅蓮で出る！」
Ｃ．Ｃ．「わかった」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
あしゅら男爵「あれは…！」
スカーレットキス「なんで機械獣を出してんのよ！」
あしゅら男爵「お前と一緒に居ただろうが！」
スカーレットキス「そっか…。じゃあ、なんなのあれ…」
あしゅら男爵「私以外に機械獣を操れるとなると、まさか…！？」「お前は、ミルフィーユを捜せ！」
スカーレットキス「ちょっとどこに行くのよ！」
あしゅら男爵「野暮用だ！」
スカーレットキス「野望用って、こんな時に！」
あしゅら男爵「頼んだぞ！」
〔走り去る足音〕
スカーレットキス「頼んだって、どこを捜せばいいのよ！？」
【シナリオエンドデモ終了】
［鶏肉の地下帝国煮込み］
【シナリオデモ開始】
ブロッケン伯爵「ぐははは！ 破壊し尽くしてやるのだ、機械獣軍団よ！」
あしゅら男爵「やはり、お前だったか！ ブロッケン伯爵！」
ブロッケン伯爵「ようやく出て来たか、裏切り者め！」
あしゅら男爵「裏切り者だと？ ふざけるな！ 私はＤｒ．ヘルの命により、この島の組織へ潜入しているのだぞ！」
ブロッケン伯爵「結果も出さずに、よくも言えたものだな！」
あしゅら男爵「そ、それは…。予想以上に難航しているだけだ！」
ブロッケン伯爵「おおかた、組織の連中にほだされたのだろう？」
あしゅら男爵「なにを根拠にそんなことを！」
ブロッケン伯爵「ならば、帰って来いあしゅら男爵よ。ブリタニアの動きが止まっているいまこそ、我ら地下帝国がこの国を手に入れる好機だ！」
あしゅら男爵「Ｄｒ．ヘルの望みは、この国ではなく世界のはず」「その野望を叶えるのに、サイバディのオリハルコンの技術は必ず役に立つ」
ブロッケン伯爵「その技術を手に入れるのに、いったいどれだけ待てばいいのだ？」「明日か？ ひと月後か？ それとも十年後か？」
あしゅら男爵「もう少し、もう少しなのだ…」
ブロッケン伯爵「そんな言葉、聞きたくないわ！」
あしゅら男爵「む、むぅ…」
ブロッケン伯爵「さらばだ、あしゅら男爵よ。次に会った時が、貴様の最期だ」
〔歩き去る足音〕
あしゅら男爵「ブロッケン伯爵…」
ミント「なんだか、いけないものを見てしまいましたわね」
あしゅら男爵「何者だ！？」
ノーマッド「どうも」
あしゅら男爵「お、お前たちは…」
ヴァニラ「………」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
Ｃ．Ｃ．「あれで終わりのようだな。カレン、早く片付けてしまえ」
カレン「言われなくても！」
スカーレットキス「見つけたぞ、ミルフィーユ！」
ミルフィーユ「あっ、スカーレットキスさん！」
スカーレットキス「まったく、面倒かけて…。ほら、本部に戻るわよ」
ミルフィーユ「巫女さんを捜さなくていいんですか？
スカーレットキス「状況が変わったのよ…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
議長「これより、綺羅星十字団総会を始める！」
頭取「あれはどういうことなのか、説明してもらおうか？」
あしゅら男爵「知らんな」
頭取「とぼけても無駄だ！ 機械獣を操れるのは、お前しかいないだろう！」
あしゅら男爵「私はあれが出てきた時、スカーレットキスと一緒に居た。これが動かぬ証拠だ」
イヴローニュ「本当なのか？」
スカーレットキス「…本当だ」
プロフェッサー・グリーン「では、あの機械獣はなんだったというんだ？｝
あしゅら男爵「知らないと言っているだろうが」
スカーレットキス「ところで…」
カレン「………」
Ｃ．Ｃ．「………」
スカーレットキス「こいつら、誰？」
ミルフィーユ「巫女さん捜しを手伝ってくれると言うので、あたしが連れてきました！」
頭取「連れて来た、ですって…？」
イヴローニュ「フフッ、これじゃあ秘密結社も形無しね」
頭取「スカーレットキスとあしゅら男爵が、彼女の監視についていたはず。この責任はどう取るつもりかしら？」
スカーレットキス「そもそも、ミルフィーユたちを入れたのは、ヘッドだったはず」「責任なら、ヘッドにあるんじゃないの？」
ヘッド「確かに、これは俺の責任だ。だが、そこのふたりは協力者なのだろう？」
Ｃ．Ｃ．「ああ、そのつもりだ」
ヘッド「なら、なにも問題はないじゃないか。仲間は多いに越したことはない。そうだろう？」
ミルフィーユ「はい、そう思います！」
頭取「話にならないわ…」
ヘッド「証拠がない以上、あしゅら男爵のことはとりあえず不問とする」
あしゅら男爵「………」
ヘッド「それでは、綺羅星十字団に栄光を」
ヘッド「綺羅星！」
綺羅星十字団「綺羅星！」
カレン「なんで、こんなところまでついて来たのよ？」
Ｃ．Ｃ．「少し確認しておきたいことがあってな」
カレン「確認しておきたいこと？」
Ｃ．Ｃ．「あれが動いていたら、ゼロの妨げになる」
カレン「なんの話をしてるのよ」
Ｃ．Ｃ．「単なる思い出話さ。さあ、私たちも捜しに行くとしようか」
【シナリオエンドデモ終了】
［信頼と偽者サラダ］
【シナリオデモ開始】
ミント「なかなか見つかりませんわね。なにか手掛かりとかないんですか？」
ノーマッド「手掛かりがあるなら、とっくにこの人たちが見つけてるんじゃないですかね？」
ミント「それもそうですわね」
あしゅら男爵「…おい、お前たち」
ミント「なにか見つけましたか？」
あしゅら男爵「なぜ、私がブロッケン伯爵と会っていたことを奴らに伝えなかったんだ？」
ミント「あの方、ブロッケン伯爵さんと言うんですね」
あしゅら男爵「名前などどうでもいい。なぜかと聞いている」
ミント「それはもちろん、あなたを仲間として信用しているからです」
あしゅら男爵「仲間だと？」
ミント「最初こそ、悲しいすれ違いがありましたが、いまであ立派な仲間ではありませんか」
ノーマッド「うさんくせぇ…」
ミント「なにか言いましたか？」
ノーマッド「いいえ、なにも」
あしゅら男爵「お前も私が仲間だから言わなかったのか？」
ヴァニラ「告げ口は戒律に反します」
あしゅら男爵「か、戒律？」
ミント「そういうことですので、わたくしたちになにか危険がせまったら、仲間として盾になってくださいましね？」
あしゅら男爵「それは仲間なのか…？」
ミント「ええ、もちろん」
あしゅら男爵「とんでもない連中に、秘密を握られてしまった気がする…」
ノーマッド「ピンポンピンポン」
〔歩み寄る足音〕
Ｃ．Ｃ．「ようやく見つけたぞ、お前たち」
ミント「あら、新入りさんではありませんか」
カレン「やめて、その呼び方…」
あしゅら男爵「なにかあったのか？」
Ｃ．Ｃ．「街でお前が暴れまわってるという話を聞いてな。お前を捜しに来たのだ」
ノーマッド「なんですか、その頭の悪そうな言葉は？｝
Ｃ．Ｃ．「いま、私のことを馬鹿にしたのか？」
ノーマッド「ひいいいい！？ 助けてください、ヴァニラさん！」
ヴァニラ「自業自得」
ミント「悪さをしていると言っていましたが、わたくしたちはずっと一緒にいましたわよ？」
カレン「そうだと思ってたよ。だから、確認しに来たんだ」
ミント「つまり、悪さをしてるのは偽者ということですか？」
Ｃ．Ｃ．「恐らくな」
あしゅら男爵「私の偽者…」
カレン「何か思い当たる節でもあるの？」
あしゅら男爵「いや…。だが、放っておくわけにはいくまい」
ミント「そうですわね、急ぎましょう」
あしゅら男爵「わっはっはっはっ！ このあしゅら男爵が、街を破壊し尽くしてくれるぞ！」
あしゅら男爵「………」
ノーマッド「わお、いかにもな偽物ですね」
あしゅら男爵「なにをやってるんだ、お前は…」
あしゅら男爵「来たか、あしゅら男爵！ 飛んで火にいる夏の虫とはこのことよ！」
ミント「あっちが偽物ですわ！ やってしまいますわよ！」
あしゅら男爵「そう簡単に行くかな？ とう！」
Ｃ．Ｃ．ほう、考えたな。こうも激しく入れ替わられては…」
カレン「どっちが本物だかわからない…」
あしゅら男爵「私が本物だ！」
あしゅら男爵「なにを言っている、私が本物だ！」
ノーマッド「さっぱり見分けがつきませんね」
あしゅら男爵「見ればわかるだろ！ 私が本物だ！」
あしゅら男爵「いや、偽物に騙されるな！」
ミント「安心してくださいまし。わたくしたちは決して、あなたを悪者にはさせません」
あしゅら男爵「お前…」
ミント「というわけで、両方倒しましょう」
あしゅら男爵「ええ！？」
ミント「これも仲間のため…。わたくしたちは心を鬼にして戦いますわ」
Ｃ．Ｃ．「まあ、それが確実な方法だな」
あしゅら男爵「ま、待て！ 他にも方法があるだろうが！」
ミント「問答無用ですわ！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
あしゅら男爵「こうなれば仕方あるまい！ いでよ、機械獣軍団！」
あしゅら男爵「見ろ！ こっちが偽者だ！」
ミント「どっちが偽者かわかりませんわね」
あしゅら男爵「明らかに攻撃しようとしてるだろ！」
ミント「必ず偽者を見つけてみせますわ！」
あしゅら男爵「人の話を聞けえええッ！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ブロッケン伯爵「ぐっ、ぐぅ…」
ミント「あら、こっちが偽者でしたか」
あしゅら男爵「だから、そう言ってただろうが…」
ブロッケン伯爵「お、覚えていろよ！ 次こそは、お前の最期だ！」
〔走り去る足音〕
カレン「あ、逃げた」
ノーマッド「随分と格好いいこと言ってた割には、やってることはショボかったですね」「島を火の海にするくらいのことは仕出かすかと思っていたのですが」
ミント「まさか、こっちが偽者とか？」
あしゅら男爵「さっき、逃げて行っただろうが！」
Ｃ．Ｃ．「想像以上にとんでもない連中だな」
カレン「こんな人たちを仲間にして、大丈夫なのかしら？」
Ｃ．Ｃ．「さあな」
ミント「さて、改めて巫女を捜しに行きますわよ」
あしゅら男爵「動ける状態じゃないのが、わからんのか！？」
ミント「安心してください。引っ張っていって差し上げます」
あしゅら男爵「や、やめろ！ 足を引っ張るな！」
ノーマッド「うわ…。モロに顔が擦れちゃってますよ…」
Ｃ．Ｃ．「なかなかに、えげつないな」
カレン「どう考えても大丈夫じゃなさそうね…」
【シナリオエンドデモ終了】
［大暴走チーズ］
【シナリオデモ開始】
フォルテ「あのさ、あたしたちはいつまでシミュレーターで遊んでればいいわけ？」
ヘッド「すまない。君たちの技術はこの星のものを遥かに超えているようでね」
蘭花「全然構いませんよ！ ずっとやっててもいいくらいですし」
フォルテ「あたしはいい加減、飽きたよ…。誰か代わってくれないかねぇ」
ミルフィーユ「あたしが代わりましょうか？」
フォルテ「ミルフィーユ、あんたいたのかい？」
ミルフィーユ「外に出るなって言われちゃいまして…」
スカーレットキス「お守りが大変なのよ」
フォルテ「それじゃあ、代わりにあたしが巫女を捜しに行ってこようかね」
ミルフィーユ「「これだけ捜してもいないなんて、巫女さんはどこにいるんですかね？」
ヘッド「それは俺たちが知りたいくらいさ」
蘭花「ミルフィーユの強運でも見つけられないなんて、不思議なこともあるもんね」
フォルテ「そもそもこの島にいないんじゃないのか？」
スカーレットキス「それはない。サイバディと同じように、巫女も島香荒出られないからな」
フォルテ「だったら、この島の住人を全員島の外に出せば、見つかるんじゃないの？」
蘭花「フォルテさん、頭いい～！」
フォルテ「だろ？」
プロフェッサー・グリーン「言うのは簡単だが、どうやって全員を出すつもりだ？」
フォルテ「そりゃ…島を攻撃する？」
スカーレットキス「私たちより、よっぽど悪人ね」
フォルテ「例えばだよ、例えば」
ヘッド「俺たちは人殺しがしたいわけじゃない。できれば穏便に見つける方法にしてもらえるかな？」
フォルテ「穏便って言ってもねぇ。このままじゃいつになったら見つかるのか」
ミルフィーユ「なにかいい方法はありませんかね？」
〔発光音〕
〔画面、震動〕
ミルフィーユ「わっ！？」
プロフェッサー・グリーン「爆発…？ 上からだな…」
蘭花「フォルテさん…？」
フォルテ「あたしのわけがないだろうが！」
ヘッド「上でまた誰かが暴れているようだな」
蘭花「アタシたちが様子を見てきます」
ヘッド「それは助かる」
蘭花「行きましょう！」
フォルテ「ああ！」
〔走り去る足音〕
スカーレットキス「あんた、このまま見てるつもり？」
ヘッド「サイバディをゼロ時間の外に出せない以上、俺たちにはどうしようもない」
スカーレットキス「どうしようもない？ なにもしないの間違いでしょ」
〔走り去る足音〕
ヘッド「行き急ぐのが、若者の特権か」
プロフェッサー・グリーン「お前もそう年が変わらないだろう？」
ヘッド「そうだったな。さて、あとは任せるよ」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
フォルテ「派手にやらかしてくれちゃって」
ミント「フォルテさん、蘭花さん。このままじゃ、島が火の海になってしまいますわ」
ノーマッド「決して、私が言ったせいじゃありませんよ？」
フォルテ「そうなれば、巫女が簡単に見つかるかもしれないけど」
蘭花「フォルテさん…？」
フォルテ「冗談だって。ほら、いくよ！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
Ｃ．Ｃ．「変装して、悪戯したかと思えば、島を丸焼きにしようとするとは、随分と振れ幅が大きいな」
あしゅら男爵「いや、奴の行動は一貫している。私を連れ戻すつもりだ」
Ｃ．Ｃ．「その口ぶり、相手が誰なのかわかっているようだな」「とはいえ、機械獣を操れる人間など、そう多くはないが」「それで、お前柄はどうするつもりだ？」
あしゅら男爵「私は地下へと戻る。奴の狙いは恐らく、サイバディだ」
Ｃ．Ｃ．「なぜ、そう思う？」
あしゅら男爵「機械獣たちが勝手に動いているのを見るに、奴は地上にはいないはずだ。となれば、いるのは地下」「そして、地下にあるものなど、サイバディしかあるまい」
Ｃ．Ｃ．「ミルフィーユたちの乗ってきた、戦闘機が狙いかもしれんぞ？」
あしゅら男爵「言っただろう。奴は私を連れ戻すつもりだと」
Ｃ．Ｃ．「なるほどな。では、地下はお前に任すとしよう」
あしゅら男爵「私を信用するのか？」
Ｃ．Ｃ．「信用などしないさ。ただ、任せただけだ」
あしゅら男爵「食えん奴だ…」
〔走り寄る足音〕
スカーレットキス「こんな場所で油を売ってる場合か！」
あしゅら男爵「行くぞ」
スカーレットキス「行くってどこに？」
あしゅら男爵「本部に戻るんだ」
スカーレットキス「はあ！？」
あしゅら男爵「いいから、ついて来い」
スカーレットキス「なんだってのよ、もう！」
〔走り去る足音〕
Ｃ．Ｃ．「さて、私はカレンを手伝うとするか」
ブロッケン伯爵「こうも容易く内部に侵入できるとは、まったく間抜けな連中だ」「まあ、そのおかげでこいつを仕掛けられるのだがな…」「気付かれる前に、とっととやってしまうか」
【シナリオエンドデモ終了】
［トルタ・アル・ボットーネ］
【シナリオデモ開始】
ブロッケン伯爵「さて、あとは…」
あしゅら男爵「そこまでだ、ブロッケン伯爵」
ブロッケン伯爵「…邪魔をしにきたのか、あしゅら男爵よ」
あしゅら男爵「邪魔をしてるのは、お前だ」
スカーレットキス「あれって、あんたの仲間じゃないの？」
あしゅら男爵「ああ…」
ミルフィーユ「ええー！？ あの人、あしゅら男爵さんの仲間だったんですか！？」
スカーレットキス「なんで、あんたがここにいるのよ！？」
ミルフィーユ「やだなー。フォルテさんとシミュレーターを代わったじゃないですか」
スカーレットキス「そうじゃなくて！ なんでいままでやってたのかって聞いてるのよ！」
ミルフィーユ「だって、誰もやめろって言わなかったから」
スカーレットキス「…そりゃそうでしょうね。みんなそれどころじゃないし」
ミルフィーユ「真面目にやってたのに、置いて行っちゃうなんてヒドイです！」
ブロッケン伯爵「…話してもいいのか？」
ミルフィーユ「ああ、ごめんなさい！ どうぞ、話してください」
ブロッケン伯爵「お前がおかしくなったのは、全てこのサイバディが元凶だ。ならば、これを破壊しお前を元に戻してやる！」
あしゅら男爵「どうした、私を殺すのではなかったのか？」
ブロッケン伯爵「Ｄｒ．ヘルはお前を連れ帰ることを望んでいる」
ミルフィーユ「連れて帰っちゃうんですか！？」
ブロッケン伯爵「…さあ、吾輩と一緒に来い、あしゅら男爵」
あしゅら男爵「言ったはずだ、断ると」
ブロッケン伯爵「ならば仕方ない。お前は事故で死んだと、Ｄｒ．ヘルに…」
ミルフィーユ「あしゅら男爵さんはとってもいい人なんですから、殺しちゃダメです！」
ブロッケン伯爵「Ｄｒ．ヘルに…」
ミルフィーユ「聞いてますか？ 殺しちゃダメですよ！」
ブロッケン伯爵「Ｄｒ…」
ミルフィーユ「ダメですからね！」
ブロッケン伯爵「ええい！ 吾輩が喋っているだろうが！」「もういい！ いでよ、機械獣軍団！」
あしゅら男爵「機械獣が使えるのは、お前だけではない！ いでよ、機械獣軍団！」
ブロッケン伯爵「あくまで抵抗するか！」
あしゅら男爵「手を貸せ、、お前たち」
スカーレットキス「手を貸せって、どうやって！？」
あしゅら男爵「そんなもの、自分で考えろ！」
ブロッケン伯爵「お前たちになにができる？ ここでくたばるがいいわ！」
フォルテ「そうはさせないよ！」
ミルフィーユ「フォルテさん！」
蘭花「ミルフィーユ。あんたも早く乗ってきなさい！」
ミルフィーユ「はい！」
〔走り去る足音〕
あしゅら男爵「お前たちまで来て、地上はどうするつもりだ！？」
ミント「地上は新入りさんたちに任せておけば、大丈夫ですわ」
ブロッケン伯爵「お前たちが何人でてきたところで、吾輩の敵ではない！」
ミルフィーユ「もう、あたし怒りましたからね！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ブロッケン伯爵「まさか、吾輩がやられるとは…」
フォルテ「さあ、観念しな！」
ブロッケン伯爵「観念だと…？ フフ…フハハハハッ！」
あしゅら男爵「なにがおかしい？」
ブロッケン伯爵「観念するのは、お前たちの方だ！」
スカーレットキス「この期に及んで、なにをするつもりだ？」
ブロッケン伯爵「おっと。このスイッチが見えるなら、不用意に近づかない方がいいぞ」
蘭花「なにそのスイッチ？」
ミント「…たぶん、時限爆弾の起爆スイッチかと」
フォルテ「うええええ！？」
ブロッケン伯爵「このスイッチを押せば、数十秒でお前たち諸共この基地は吹き飛ぶ」
スカーレットキス「正気なの、アンタ…？」
蘭花「そうよ！ この基地が吹き飛ぶってことは、アンタも吹き飛ぶじゃない！」
ブロッケン伯爵「これが地下帝国のやり方だ」
フォルテ「おい、どうする…。あれを押されたら一巻の終わりだよ」
あしゅら男爵「私が隙を作る。その間にあれを奪い取れ」
スカーレットキス「隙を作るって、、そんなことできるの？」
あしゅら男爵「できなくても、やるしかあるまい」
ミント「そうですわね…」
あしゅら男爵「私がカウントする。０になったら全員で奴に飛びかかれ」
フォルテ「わかった…」
あしゅら男爵「いくぞ、３…」
ブロッケン伯爵「ポチっとな」
〔スイッチを入れる音〕
〔画面、フラッシュ〕
蘭花「えっ、早っ！？」
ブロッケン伯爵「これで、お前たちも終わりだ！」
【シナリオエンドデモ終了】
［エスプレッソ・ミルフィーユ］
【シナリオデモ開始】
フォルテ「どうするんだよ、これ！？ アイツ、押しちゃったぞ！」
スカーレットキス「と、とにかく、爆弾を見つけないと！」
ブロッケン伯爵「無駄だ！ 爆弾は大量に仕掛けてあるからな！」
あしゅら男爵「なんてことを…！」
蘭花「と、とにかく逃げないと！」
フォルテ「そ、そうだな！」
ミント「ミルフィーユさんが、いませんわよ！？」
ノーマッド「いない人のことは放っておきましう。私たちだけでも逃げないと！」
ヴァニラ「ダメ。置いてはいけない」
ノーマッド「自分の身に危険が迫っているというのに、仲間を見捨てないなんて…。ヴァニラさん、あなたは天使だ」
蘭花「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ！ どうすんのよ！」
ミント「そういえば、わたくしたちが困った時には盾になるって言ってましたわよね？」
あしゅら男爵「それは、お前が勝手に言っただけだ！」
ミント「とにかく、盾になってくださいまし」
フォルテ「マジで、盾になってくれるの？」
あしゅら男爵「この基地が吹き飛ぶ威力なんだぞ！？ 私の後ろに隠れても無駄だ！」
スカーレットキス「それでも、直撃するよりはマシだ！」
ブロッケン伯爵「精々、醜く足掻くがいい！ どうやっても結末は変わらんがな！」
ミルフィーユ「あの、落としましたよ？」
ブロッケン伯爵「へっ？」
ミルフィーユ「今度は、なくさないようにしてくださいね？」
ブロッケン伯爵「な、な、な、なんで時限爆弾がここに！？」
ミルフィーユ「みなさんが大丈夫かなって様子を見に行ったら見つけたんです」
フォルテ「でかした、ミルフィーユ！ いくよ、蘭花！」
蘭花「わかりました！ せーの！」
フォルテ「どりゃああああ！」
ブロッケン伯爵「のわああああああ！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
〔発光音〕
〔画面、フラッシュ〕
カレン「なに、いまの爆発…？」
Ｃ．Ｃ．「花火でも上げたんじゃないのか？」
カレン「そんなわけないでしょ」
Ｃ．Ｃ．なんでもいいさ。早く片付けてしまおう」
カレン「そうね」
Ｃ．Ｃ．「終わったな。それじゃあ、帰るか」
カレン「帰るって、いいのそれで？」
Ｃ．Ｃ．「私たちは南の島のバカンスに来ただけだ。そうだろう？」
カレン「ゼロには、Ｃ．Ｃ．が説明してよね」
Ｃ．Ｃ．「わかったよ」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ミント「地上の敵も片付いたようですわね」
フォルテ「これで一件落着ってわけか。あとは巫女を…」
〔通信のコール音〕
フォルテ「あ、中佐からだ」「はいはい、こちらフォルテ。えっ、間違いだった！？」
ミント「なにやら、不穏な言葉が聞こえてきましたわね…」
フォルテ「わかりました。はい、はい。ほんと、頼みますよ。ええ、それじゃあ」
〔通信の閉じる音〕
ミント「なんとなく察しがつきますけど、いったいなにがありましたの？」
フォルテ「なんかの間違いだったんだってさ。この星にロストテクノロジーがあるっていうの」
蘭花「やっぱり…。なんだったのよ、いままでの苦労は！」
スカーレットキス「なんだったは、こっちのセリフだっての…」
ミルフィーユ「でも、楽しかったからいいじゃないですか」
ノーマッド「この人、数分前に死にそうになったこと、もう忘れてますよ」
フォルテ「そんじゃあ、帰るよ」
蘭花「ええ～？」
フォルテ「ええ～、じゃないの。早く支度しなさい」
ミルフィーユ「あれ、そういえば、カレンさんとＣ．Ｃ．さんは？」
ゼロ「どうだ、そちらの様子は？」
Ｃ．Ｃ．「残念ながら、失敗したよ。あれは私たちに扱えるような人物ではなかった」
ゼロ「お前にそこまで言わせるとは、相当な連中だったようだな」
Ｃ．Ｃ．「そっちはどうだったんだ？」
ゼロ「お前たちが敵の目を引いてくれたおかげで、万事上手くいったよ」
Ｃ．Ｃ．「…なんの話だそれは？」
ゼロ「作戦の話だが？」
Ｃ．Ｃ．「本当に用事があったのか…」
ゼロ「そう伝えただろう？ この件については戻ってきたら詳しく話す」
Ｃ．Ｃ．「ああ、わかった」
〔通信の閉じる音〕
カレン「なんだって？」
Ｃ．Ｃ．「私たちは普通にバカンスを楽しんでいれば良かったようだ」
カレン「なにそれ？」
Ｃ．Ｃ．「まあいいさ。ひとつ、安心は得られたからな」
ミルフィーユ「支度もできたし、いきます」
スカーレットキス「あんたたちがいなくなって、ようやく静かになるわ…」
ミルフィーユ「また来ますね！」
スカーレットキス「もう二度と来るな！」
〔歩き去る足音〕
あしゅら男爵「まったく、とんでもない連中だったな…」
ヘッド「だが、得る物もあった」
プロフェッサー・グリーン「ああ、データは充分にとれた」
あしゅら男爵「それは、この疲労に見合うものなのだろうな？」
プロフェッサー・グリーン「それがわかるのは、これからだ」
頭取「ところで、あしゅら男爵。お前に聞きたいことがあるのだが」
あしゅら男爵「なんだ？」
頭取「この本部へと侵入してきた奴は、お前の仲間だそうだな？」
あしゅら男爵「いや、それは…」
頭取「どういうことか、詳しく教えてもらおうか」
あしゅら男爵「待て！ これには事情があってだな！」
イヴローニュ「いくらでも、待つさ。時間は山ほどあるからな」
スカーレットキス「あーあ…」
蘭花「さよなら、アタシの恋…」
フォルテ「始まってもなかったでしょうが」
蘭花「そんなことないですー！」
ミント「新しいロストテクノロジーが見つかったみたいですわよ」
ミルフィーユ「これから行くんですか？」
ミント「そうなりますわね」
フォルテ「今度こそ、本物なんだろうね？」
ミルフィーユ「本物に違いないですよ！」
ノーマッド「なにを根拠に言ってるんですか、それ？」
ミルフィーユ「悪いことの後にはいいことがあるから、次は絶対にあたりのはず」「あれ？ でも、すごく楽しかったから次は悪いことがある…？」「あー！ どっちかわからなくなってきちゃった！」
ノーマッド「なに言ってんだか」
ヴァニラ「人生、山あり谷あり」
蘭花「次こそ、素敵な恋を見つけるわよ」
ミント「恋もいいですけど、ロストテクノロジーを見つけてくださいましね」
フォルテ「はいはい、それじゃあ次の惑星に向かって…」
ミルフィーユ「しゅっぱーつ！」
【シナリオエンドデモ終了】
● 進撃イベント「ギャラクシーフルコース」
◆ 「イベントクエスト」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦Ｘ－Ω」 へ戻る
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