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イベント
ネバーエンディングサマー!

[真夏の冥王]
【シナリオデモ開始】

ベルタ「マズい…これは相当マズいぞ…」
アヤメ「さっきの訓練のことですか? 確かにいつもより調子が悪かったようですが」
ベルタ「調子も悪くなる。こんなことがあってはな…」
アヤメ「こんなこと、ですか?」
ベルタ「我にはもう…時間がないのだ…」
アヤメ「時間がない…? どういうことです?」「…! まさか何か大病を患っているとか…!?」
ベルタ「大病…ああ、確かにこれは一生の傷になるかもしれんな」「だって…!」「今年はまだ! 夏っぽいことをなにもしていないのだからな!」
アヤメ「………」「は?」
ベルタ「『は?』ではない! 夏なのに、何もしていないんだぞ! 来る日も来る日も訓練ばかり!」「我々は訓練をするマシンか!? いいや、そうではない! 我々は感情を持った人間だ!」
アヤメ「大人なんですから、ちゃんと仕事をしてください」
ベルタ「違う! お前は根本的に間違っている!」「大人だからこそだ!」「大人だからこそ夏を満喫し、未来のある子供たちに、、夏は楽しいと伝えなくてはいけないのだ!」
アヤメ「…つまり、遊びに行きたいと、そういうことですか?」
ベルタ「うん」
アヤメ「はぁ…わかりました。丁度休暇も近いですしね、遊びに行ってきたらどうですか?」
ベルタ「バカーッ!」
アヤメ「なぜに…?」
ベルタ「ひとりで行っても寂しいだろうが! ちょっと付き合ってやろうとか、そういう優しさがお前にはないのか!」
アヤメ「なんだか、面倒になってきましたね…」
ベルタ「面倒とか言うな!」
アヤメ「わかりました…。では、オリーヴさんやカタリーナにも…」
ベルタ「あいつらはダメだ!」
アヤメ「え? なぜです?」
ベルタ「青い海、白い雲、はじける海ぶどう…そしてキンキンに冷えたコーンポタージュ。思いっきり夏を満喫しているではないか…」
アヤメ「…あれは満喫していたのでしょうか?」
ベルタ「当たり前だろうが! しかもテレビ点ける度に見せびらかして!」
アヤメ「ようは羨ましいのですね…」
ベルタ「行くぞ! 夏が我らを呼んでいる! あのふたりに負けない思い出を作るのだ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

オリーヴ「今日も訓練、頑張りましょうね!」
カタリーナ「アヤメとベルタは遊びに行っているのに、なんで私たちだけが頑張らないといけないんですかね?」
オリーヴ「仕方ないですよ。順番にしかお休みできないんですから」「それに、無人島でのサバイバル訓練も近いですしね」
カタリーナ「そういえば、そんな訓練もありましたね」「なんだか、やる気になってきましたよ」
オリーヴ「それはいいことですね! それじゃあ、はりきっていってみましょう!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アヤメ(私服)「あれが宿泊するコテージですか」
ベルタ(私服)「クゥ~クックックッ! なかなか雰囲気があるではないか」
アヤメ(私服)「そうですね。一緒に来て、正解だったかもしれません」
ベルタ(私服)「そうであろう、そうであろう! もっと褒め称えよ、これが冥王の力だ」
アヤメ(私服)「いえ別に、ベルタの力ではないような…」
ベルタ(私服)「なんだと…? そういうことを言うヤツは…」「この魔剣ナヴァールの錆にしてやるぞ! じゃじゃーん!」
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ(私服)「なんですか、その木の棒は?」
ベルタ(私服)「木の棒ではない。冥府にしかない鉱石、獄黒石で作られた、呪われた魔剣よ…」「まさか、このような場所に転移していたとは、我も予想できなかったぞ…」
アヤメ(私服)「かなり茶色いですが、黒い石で作られているのですね」
ベルタ(私服)「ああ、なぜか完成すると茶色になるのだ。エビを茹でると赤くなるのと似ているな」
アヤメ(私服)「なぜ、エビ…」
ベルタ(私服)「さあ、早くコテージに入るぞ」
アヤメ(私服)「そうですね…ん?」
ベルタ(私服)「ん? どうした?」
アヤメ(私服)「いえ、私たちが泊まるコテージから、誰かが出てきたように見えたもので」
ベルタ(私服)「本当か? 我は気付かなかったが…」
ベルタ(私服)「まあ、ここを管理している者が、我らが来る前に掃除でもしていたのだろう」
アヤメ(私服)「確かに、そうかもしれませんね」「あ…」
ベルタ(私服)「ん? 今度はなんだ?」
アヤメ(私服)「大変言いにくいのですが…」
ベルタ(私服)「なんだ? またなにかを見たのか?」
アヤメ(私服)「その棒を持って中に入らないでくださいね」
ベルタ(私服)「なにっ!? 魔剣を捨てろというのか! そんなこと、できるはずがあるまい!」
アヤメ(私服)「それでは仕方ありませんね。えい!」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕

ベルタ(私服)「魔剣、折ったぁぁぁぁッ!」
アヤメ(私服)「それでは、いきましょうか」
ベルタ(私服)「頑張ればまだ二刀流として…」
アヤメ(私服)「なにか…?」
ベルタ(私服)「な、なんでもないです!」
【シナリオエンドデモ終了】


[料理再び]
【シナリオデモ開始】

アヤメ(私服)「外見もなかなかでしたが、内装もかなりよい造りですね」
ベルタ(私服)「うむ、ここまでいい部屋とは思わなかったな」「しかもこれで格安ときている。日頃の行いが良い我へのご褒美だな」
アヤメ(私服)「それが考慮されるなら事故物件ですね」
ベルタ(私服)「普通に褒めることができんのか!」
アヤメ(私服)「まあそんなことより、そろそろご飯にしませんか? もうお腹がペコペコです」
ベルタ(私服)「ん? まあそうだな。予定通りバーベキューでもやるか」「おい、外に機材があるはずだ。下ごしらえしている内に準備しろ」
アヤメ(私服)「…いえ、それはベルタの仕事です」
ベルタ(私服)「なに? 全て我がやれというのか!?」
アヤメ(私服)「違います。今日は…」「私が料理を作ります!」
ベルタ(私服)「な…に…」「待て待て待て! 正気か!? お前、正気で言っているのか!」「それがなにを意味するかよく考えてみろ! 我はお前と無理心中するためにここに来たのではないのだぞ!」
アヤメ(私服)「…今までの出来を見れば、不安になるのは当然。その言葉は甘んじて受けます」「ですが、今回は違います! 自信があるんです!」
ベルタ(私服)「持っちゃダメ! あの腕で自信持っちゃダメ!」
アヤメ(私服)「お願いです! 私に料理をさせてください!」「今日のために練習してきたんです! ベルタに美味しいと言ってもらうために!」
ベルタ(私服)「わ、我のため…?」
アヤメ(私服)「はい! ベルタのためです!」
ベルタ(私服)「ぐぬぬ…そう言われると…だが、う~ん…」「………」「………」「………」
アヤメ(私服)「そんなに長考することですか?」
ベルタ(私服)「うん! 生命懸かってるからね!」「…わかった。そこまで言うのならやってみるがいい」
アヤメ(私服)「はい! ありがとうございます、ベルタ!」
ベルタ(私服)(まあ所詮は焼くだけのバーベキューだ。そこまで酷いことにはなるまい)(…たぶん)
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

カタリーナ「オリーヴさん、質問があるんですけど」
オリーヴ「はい、なんですか?」
カタリーナ「なんで、サバイバル訓練なんてやるんでしたっけ?」
オリーヴ「え~!? ちゃんと説明受けたじゃないですか!」
カタリーナ「すみません、眠かったもので」
オリーヴ「ダメですよ、ちゃんと聞いてないんと」
カタリーナ「次から気を付けます。それで、なんでしたっけ?」
オリーヴ「宇宙から地球に戻って来る時に、事故が発生して艦が不時着した場合の訓練ですよ」
カタリーナ「ZZZ…」
オリーヴ「全然、気を付けてないじゃないですか!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アヤメ(私服)「では始めるとしましょう。まずは野菜から…」
ベルタ(私服)(ついに始まってしまったか…。地獄のクッキングタイム)(し、しかし所詮はバーベキュー。食材を焼くだけなら、恐ろしい味にはならん…はずだ)
アヤメ(私服)「あっ」
ベルタ(私服)「どうした! 爆発したか!? 爆発したんだろ!」
アヤメ(私服)「包丁で切っているだけですよ。どうやったらそんな失敗するんですか」
ベルタ(私服)「そ、それもそうだな」
アヤメ(私服)「まな板ごと切ってしまっただけです」
ベルタ(私服)「それも充分すごい失敗だから!」
アヤメ(私服)「ご愛嬌というやつですよ。漫画でよくある失敗じゃないですか」
ベルタ(私服)「本物見たのは初めてだけどな!」「うぅ…こんな調子で、本当に大丈夫なのか…?」

アヤメ(私服)「ふぅ、なんとか完成しましたね」
ベルタ(私服)「ああ、確かによく焼けた肉だ…見た目はな」
アヤメ(私服)「疑り深いですね」
ベルタ(私服)「当然だ。油断すれば即、死に繋がるからな」
アヤメ(私服)「ですが、早く食べないと冷めてしまいますよ?」
ベルタ(私服)「ならお前から味見…いや、毒味しろ! 安全が確保されるまで、我は一口も食わんぞ!」
アヤメ(私服)「しょうがないですね」「では一番美味しそうなお肉を…もぐもぐ…もぐもぐ…」
ベルタ(私服)「どうだ!? 火を吹くか? 泡を吹くか? それとも錯乱か? 倒れるのか!?」
アヤメ(私服)「…うん」「とても美味しいです。練習したかいがありましたね」
ベルタ(私服)「ほ、本当か!? 時間差攻撃というのはなしだぞ!」
アヤメ(私服)「そんなことないですよ。ほら…モグモグ…モグモグ」
ベルタ(私服)「…ど、どうやら本当に大丈夫なようだな」
アヤメ(私服)「では次はこのお肉を…」
ベルタ(私服)「待て! 安全とわかればそれは渡せん!」「はむっ!」「おおっ! これは意外と…」

ベルタ(私服)「…ハッ!」「な、なんだ? なぜいつの間に夜になっておるのだ…?」
アヤメ(私服)「いつの間にじゃないですよ。ベルタは食べながら寝てしまったんです」
ベルタ(私服)「は? 寝てた?」
アヤメ(私服)「ええ、しかもとても奇妙な寝相をして」「火を吹いて、泡を吹いたかと思えば、三途がどうとか川がどうとか言って、最後は真っ青になって倒れましたから」
ベルタ(私服)「予想全的中!?」
アヤメ(私服)「ですが安心して下さい。あなたの分のお肉はちゃんと残しておきました」「さあ、召し上がれ」
ベルタ(私服)「お前は二度と料理をするなぁぁぁぁぁ!!」
【シナリオエンドデモ終了】


[奇談]
【シナリオデモ開始】

ベルタ(私服)「昨日はエライ目にあった。危うく冥府の世界に還るところだったぞ…」「しかも今日はあいにくの雨。これではどこへも行けんではないか」
アヤメ(私服)「まさに、踏んだり蹴ったりですね」
ベルタ(私服)「半分はお前のせいだけどな!」
アヤメ(私服)「では、退屈しのぎにひとつ話でもしましょうか」
ベルタ(私服)「ん? 話だと?」
アヤメ(私服)「ここに来る前に聞いた話なのですが…」
ベルタ(私服)「なんか、雰囲気が変わってないか…?」
アヤメ(私服)「昔、このコテージに仲の良いふたりの女性が泊まりに来たそうです」「そうですね、仮にA子さんとBルタさんとしましょうか」
ベルタ(私服)「Bルタ!? それ、完全に我だよな!?」
アヤメ(私服)「A子さんとBルタは、近くの湖で時間も忘れて楽しんだそうです」
ベルタ(私服)「無視!? てか、Bルタだけ呼び捨てになってるし!」
アヤメ(私服)「日が暮れてきたので、ふたりはコテージへ戻ることにしました」「ですが、その途中で、Bルタが忘れ物をしたことに気付きます。Bルタは本当に間が抜けていますね」
ベルタ(私服)「最後のいるか!?」
アヤメ(私服)「BルタはA子さんに先に戻っていてと言い残して、ひとりで湖へと戻っていきました」「コテージで帰りを待っていたA子さんでしたが、いつまで経ってもBルタは戻って来ません…」
〔風の音〕
ベルタ(私服)「ひっ!?」「な、なんだ風か…」
アヤメ(私服)「さすがに心配になったA子さんは、間抜けなBルタを探しに行くことにしました」「ですが…」「湖にもその周辺にも、Bルタの姿が見当たらないではありませんか…」
〔歩み寄る足音〕
ベルタ(私服)「あ、足音だと!? ここには我とアヤメしかいないはずだぞ…!」
アヤメ(私服)「完全に日が暮れてもBルタは戻って来ません」「これは大変なことになったと、A子さんは地元の警察に連絡をとり、数百人でBルタの捜索にあたりました」
ベルタ(私服)「な、なあ、さっきからなにかおかしくないか…?」
アヤメ(私服)「捜索範囲を湖から周辺へと拡げ、懸命に捜索を続けましたが、Bルタが見つかることはありませんでした」
〔歩み寄る足音〕
ベルタ(私服)「ほらまた! 足音が聞こえただろ!?」
アヤメ(私服)「それから、数年後…」
ベルタ(私服)「聞いてない! 足音も我の話も全然聞いてない!」「気のせいだ…気のせいに違いない! 足音なんて聞こえない。きっと幻聴なのだ!」
アヤメ(私服)「Bルタのことが忘れられないA子さんは、再びこのコテージを訪れました」「なにか見落としていたことがあるのではないか」「そんな淡い期待を抱いていましたが、事件はもう数年も前のこと。なにも見つけられませんでした」
ベルタ(私服)「オバケなどいるはずがない! あんなの全部、幻覚に決まっている!」
アヤメ(私服)「もう、Bルタのことは忘れよう。そう思いながら、A子さんは眠りにつきました」「それから、どれくらい時間が経ったでしょうか」「寝苦しさに目を開くと…」
〔打撃音〕
ベルタ(私服)「ぎょえええええ!? なんだ! なんの音だ今のは!?」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

カタリーナ「サバイバル訓練の準備はもうしましたか?」
オリーヴ「準備って言っても、基本的にはなにも持っていっちゃダメですからね」
カタリーナ「それでも準備は大切ですよ。特にアレとかの…」
オリーヴ「アレ?」
カタリーナ「無人島にふたりきりで2泊。楽しみですね」
オリーヴ「あの、訓練ですからね? 聞いてますか、カタリーナさん?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ベルタ(私服)「な、なんだ! 今の音は! 明らかに何かが当たった音だったぞ!」
アヤメ(私服)「そう、丁度いまのような音が屋根から響きA子さんも慌てて外に飛び出したのです」
ベルタ(私服)「どうして続けられるのだ、お前は! いまの音を聞いていただろ!?」
アヤメ(私服)「すると…」
ベルタ(私服)「ひいぃぃぃっ!?」
アヤメ(私服)「数年前にいなくなったはずのBルタが、屋根の上からじっとA子さんを見つめていたのです」「A子さんはBルタに声をかけました。しかし、Bルタは一切反応を示しません」「そうこうしているうちに、Bルタは…忽然と消えてしまったのです…」「それから、彼女の姿を見た者は誰もいません。果たしてどこへ消えてしまったのでしょうか…」
ベルタ(私服)「………」
アヤメ(私服)「本当に不思議な話です」
ベルタ(私服)「………」
アヤメ(私服)「…ベルタ?」
ベルタ(私服)「オバケなんていない! オバケなんていない!」
アヤメ(私服)「そうですね、オバケなどいるはずがありません」「つまり先程の音は、不審者が出したものかもしれません。ちょっと様子を見てきます」
ベルタ(私服)「待て、我をひとりにするつもりか!?」
アヤメ(私服)「なら、ベルタが見てきますか?」
ベルタ(私服)「あんな話をされた後で、外になど出られるはずがないだろうが!」
アヤメ(私服)「なら、ふたりで行きますか?」
ベルタ(私服)「無理…。外、怖くて出られない…」
アヤメ(私服)「やはり、私が見てくるしかなさそうですね」
ベルタ(私服)「うう…」
〔歩き去る足音〕
〔ドアノブを回す音〕

ベルタ(私服)「あんな怖い話をしおって…。トイレに行けなくなったら、どう責任を取るつもりなのだ…」「………」「…様子を見てくるだけなのに遅すぎないか?」「我も外に出た方がいいのだろうか…? いいや無理だ! 外は怖すぎる!」「せめて、窓からなら…」「アヤメ、そこにいるのか…?」
女(若者)「………」
ベルタ(私服)「…!」「あ、あのどちら様で…」
女(若者)「………」
ベルタ(私服)「き、消え…消え…消え…」
〔ドアノブを回す音〕
アヤメ(私服)「周辺を見てみたのですが、誰もいませんでしたね。あの音はいったいなんだったのでしょうか?」
ベルタ(私服)「アヤ…アヤ…アヤヤヤ…」
アヤメ(私服)「ん、どうしたのですか?」
ベルタ(私服)「お、女…女がががが…」
アヤメ(私服)「女? なにを言っているのですか?」
ベルタ(私服)「女が消えぇぇぇぇ!」「…がくり」
アヤメ(私服)「どうしたのですか、急に倒れて!? ベルタ!? ベルタァァァァ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[冥王は死なず]
【シナリオデモ開始】

ベルタ(浜辺)「うむ、夏と言ったらやっぱり海だな」
アヤメ(浜辺)「…あの、ひとついいですか?」
ベルタ(浜辺)「なんだ?」
アヤメ(浜辺)「コテージの近くに湖があったじゃないですか。どうしてわざわざ海に?」
ベルタ(浜辺)「湖はダメだ! 絶対ダメだ!」
アヤメ(浜辺)「だからどうして…」
ベルタ(浜辺)「うるさい! バカ! お前があんな話をするからだぞ!」「今度あんなことしたら絶交だからな! 絶交! バカバカ!」
アヤメ(浜辺)「よくわかりませんが、わかりました」「まあ、どうあれ海に来たのですから、早速泳ぎに行きましょうか」
ベルタ(浜辺)「…いや、我はいい。ここで見ている」
アヤメ(浜辺)「え? 泳がないのですか? 海まで来たのに?」
ベルタ(浜辺)「我は雰囲気を感じたかっただけだ。それ以外の目的はない」「泳ぎたければ泳いでこい。我は砂の冥王城でも造って待っているわ」
アヤメ(浜辺)「………」
ベルタ(浜辺)「な、なんだその目は?」
アヤメ(浜辺)「私の知っているベルタはこういう時率先して前に出る人です。つまり…」「あなた、ベルタではありませんね!」
ベルタ(浜辺)「よくそこまで結びつけたな!」
アヤメ(浜辺)「まあ、冗談はともかくあなたらしくないですね」「理由があるなら教えてください。ここまで一緒に来たんですから」
ベルタ(浜辺)「仕方がない。絶対に口外するんじゃないぞ」「…実は、我は泳げないのだ」
アヤメ(浜辺)「なんと…。運動面で苦手な分野があるのは意外ですね」
ベルタ(浜辺)「もちろん放置していたわけではないぞ。冥王の誇りに掛けて、弱点をなくそうとした」「しかし、克服することは出来なかった…つまり海は冥王唯一の弱点なのだ」
アヤメ(浜辺)「他にも色々あると思いますが…」「ですがそんな悩みを聞いてしまっては、見過ごすわけにはいきません」
ベルタ(浜辺)「なに?」
アヤメ(浜辺)「私が教えてあげましょう。あなたが泳げるようになるまで」
ベルタ(浜辺)「本当か!」
アヤメ(浜辺)「ええ、最終的には、水の上を走れるようになりますよ」
ベルタ(浜辺)「マジか!? そっちを教えて欲しいのだが!」
アヤメ(浜辺)「ものには順序がありますから。まずは普通に泳げるようになりましょう」
ベルタ(浜辺)「そうか、ならば仕方があるまい。とにかく、泳げるようになってみせるぞ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

オリーヴ「この訓練が終わったら、お出掛けしてこようと思うんですけど、良かったらカタリーナさんもどうですか?」
カタリーナ「残園なんですけど、私もちょっと用事がありまして」
オリーヴ「あら、そうなんですか」
カタリーナ「訓練が近いので、色々とやらないといけないことがあって」
オリーヴ「それじゃあ、しかたないですね」
カタリーナ「また誘ってくださいね?」
オリーヴ「はい、わかりました」
オリーヴ(画面オフ)「この時の私は気付いていませんでした」「この『色々とやらないといけないこと』が、あとであんな悲劇をもたらすことになるなんて…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アヤメ(浜辺)「ほら、腕を伸ばして。それじゃあ前に進みませんよ」
ベルタ(浜辺)「そう言われても、もうこれ以上は伸ばせん」
アヤメ(浜辺)「諦めないでください。関節を外せばもっと伸ばせるはずです」
ベルタ(浜辺)「それでどうやって泳ぐ! 言ってみろ!」
アヤメ(浜辺)「気合いです!」
ベルタ(浜辺)「気合い!? それでどうにかなる問題じゃないだろ!」「無駄に体力を消耗してしまった…。ちょっと休憩だ、休憩」
アヤメ(浜辺)「ダメです。まだ5時間しか経ってないじゃないですか」
ベルタ(浜辺)「もう5時間だ! 我が初心者なことをわすれてるだろう」「ともかう、もう疲労の限界だ! 我は休憩す…」
アヤメ(浜辺)「甘えるなッ!」
ベルタ(浜辺)「ひっ!」
アヤメ(浜辺)「この程度で根を上げてどうするのです! 何のために海に来たのか思い出しなさい!」
ベルタ(浜辺)「え、えっと…雰囲気を楽しむため…?」
アヤメ(浜辺)「泳げるようになるためです!」
ベルタ(浜辺)「記憶改ざんされてる!」「というか、本当に疲れたんだ! これ以上はもう一歩も動けん!」
アヤメ(浜辺)「ここが頑張りどころです。あと300時間もあれば必ず泳げるようになりますから」
ベルタ(浜辺)「300!? いつまでここにいるつもりなんだ!?」「イヤだ、こんなの全然楽しくないー!」
アヤメ(浜辺)「楽しいとか甘えたことを言っているから泳げないんです」「さあ、ここからは更に厳しくいきますよ! 血反吐を吐く準備をしておいて下さい!」
ベルタ(浜辺)「そんな準備してたまるか! 我はまだ死にたくないいぃぃぃ!」
アヤメ(浜辺)「安心してください、ベルタ。あなたは冥府の王なのですから、死んだりはしません」
ベルタ(浜辺)「そうだけど…そうだけど…そうじゃないぃぃぃ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[無人島にて]
【シナリオデモ開始】

オリーヴ(私服)「やって来ましたね無人島に。これから2日間、ふたりで頑張りましょうね!」
カタリーナ(私服)「ええ、こんなチャンスなかなかないですからね」
オリーヴ(私服)「チャンス?」
カタリーナ(私服)「色々と頑張りますよ」
オリーヴ(私服)「色々…?」
カタリーナ(私服)「では、早速準備を始めましょうかね」
オリーヴ(私服)「わかりました。それじゃあ、着替えてきますね」
カタリーナ(私服)「はいはーい、私も行ってきます」

オリーヴ「よし、これで準備も万端です。あとはカタリーナさんが戻って来れば…」
カタリーナ(画面オフ)「すみません、お待たせしました」
〔歩み寄る足音〕
カタリーナ(体操服)「着替えるのに手間取ってしまって」
オリーヴ「なんで、体操服になってるんですか!?」
カタリーナ(体操服)「これから運動するからに、決まってるじゃないですか」
オリーヴ「確かに運動はしますけど、パイロットスーツの着用が義務づけられてたじゃないですか…」
カタリーナ(体操服)「まあまあ、細かいことはいいじゃないですか」
オリーヴ「細かいですかね…?」
カタリーナ(体操服)「それにオリーヴさんも好きですよね、体操服?」
オリーヴ「うーん。好きとか嫌いとか、特にないですけど…」
カタリーナ(体操服)「がびーん。もしかして、スク水の方が好みでしたか?」
オリーヴ「えっ? どういうことですか?」
カタリーナ(体操服)「選択を間違えてしまったようですが、今更聞いたところで仕方ありませんね」「こうなったら、オリーヴさんを体操服好きにしてみせますよ」
オリーヴ「ちゃんと訓練をしてください…」
カタリーナ(体操服)「ちゃんと、わかってますって。まずは、寝る場所の作成と、食料の確保から始めましょうか」
オリーヴ「わかりました」
カタリーナ(体操服)「では、私はふたりの愛の巣を作りますので、オリーヴさんは食料の方をお願いします」
オリーヴ「あ、愛の巣…?」
カタリーナ(体操服)「将来のことも考えると、部屋は4つくらい欲しいですよね。よし、頑張りますよ」
オリーヴ「いやいや、ずっと住むわけじゃないですから! 寝られれば充分です!」
カタリーナ(体操服)「2階もあった方がいいですよね? となると…」
オリーヴ「2階!? どれだけ凄いのを造るつもりなんですか…」
カタリーナ(体操服)「任せてください。私に全てをね…」
オリーヴ「任せて本当に大丈夫かな…?」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

アヤメ「あっという間に終わってしまいましたね、私たちの夏休みも」
ベルタ「まあ、色々とあったからな…。思い出したくない記憶とか…」「と、ところで、オリーヴとカタリーナは今日から、サバイバル訓練だったな」
アヤメ「そうですね」
ベルタ「あのふたりで大丈夫なのか…?」
アヤメ「オリーヴさんはしっかりとしていますし、カタリーナもなんだか張り切っていたので、大丈夫でしょう」
ベルタ「…カタリーナが張り切っていた? それは本当に大丈夫なのか?」
アヤメ「…自分で言って、少し不安になってきました」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

オリーヴ「ただいまー。木の実とか果物を採ってきましたよ」
カタリーナ(体操服)「こっちも丁度、完成したところです。こんな感じでどうでしょうか?」
オリーヴ「おお~! 凄いです、カタリーナさん!」「木と葉っぱで、こんなに立派なものを造っちゃうなんて!」
カタリーナ(体操服)「驚くのはまだ早いですよ。さあ、中にどうぞ」
オリーヴ「それじゃあ、お邪魔しますね」
カタリーナ(体操服)「オリーヴさん。お邪魔しますじゃなくて、ただいまですよ」
オリーヴ「ふふ、そうでしたね。ただいま」
〔歩き去る足音〕

オリーヴ「結構、広いですね。よくこんなに短い時間でここまで…んっ!?」
カタリーナ(体操服)「どうですか? 結構、素敵な感じにできたと思うんですけど」
オリーヴ「確かにとっても素敵なんですけど…なんだか不思議なモノが置いてあるんですが…」
カタリーナ(体操服)「不思議なモノ、ですか? うーん、どれのことですかね?」
オリーヴ「どれって、見るからに異彩を放っている、天蓋付きのベッドなんですけど…」
カタリーナ(体操服)「あっ、バレちゃいました?」「バレちゃいますよね、全然隠れていませんから…」
オリーヴ「そもそも、どうやってこれを持って来たんですか?」
カタリーナ(体操服)「こっそりと船に積んで、ドンブラコッコっと」
オリーヴ「こっそりできたんですか!?」
カタリーナ「頑張ったら、なんとかできました」
オリーヴ「それはすごいと思うんですけど、ダメですよ勝手にモノを持ってきちゃ」「決められた装備だけで生活するのが、この訓練の目的なんですから」
カタリーナ(体操服)「それじゃわかっているんですけど、私、枕が変わると寝られないタイプでして」
オリーヴ「枕ってレベルじゃないですよ!?」
カタリーナ(体操服)「まあまあ、細かいことはいいじゃないですか」
オリーヴ「細かくないです!」
カタリーナ(体操服)「それじゃあ訓練もしましたし、今日はもう寝ましょうか」
オリーヴ「ええ~!? まだ、始まったばかりですよ!?」
カタリーナ(体操服)「急がば回れっ言うじゃないですか」
オリーヴ「回ってるんじゃなくて、サボってるんです!」
カタリーナ(体操服)「あっ…失敗しちゃいましたね…。ベッドがひとつしかないな…」「これは仕方ないですね…。オリーヴさん一緒に寝ましょう」
オリーヴ「まだ寝ませんから! ちゃんと訓練をやりますよ!」
カタリーナ(体操服)「一緒に寝るのって恥ずかしいですね…。でも、これも訓練ですから…」
オリーヴ「寝るのは訓練じゃありません!」「通信機の修理とか、仲間が怪我をした時の応急手当とか、そういう訓練をちゃんとしないと」
カタリーナ(体操服)「あ、痛たたた…。さっきこれを造ってる時に足を捻っちゃったんですよね…」
オリーヴ「えっ、大丈夫ですか?」
カタリーナ(体操服)「ちょっと大丈夫じゃないですね。これ、両足折れてるっぽいです」
オリーヴ「大変な状態じゃないですか!?」
カタリーナ(体操服)「すみませんけど、応急手当をしてもらえますか?」
オリーヴ「応急手当というか助けを呼ぶレベルですよ!?」
カタリーナ(体操服)「大丈夫です、添い寝をしてくれたら治りますから」
オリーヴ「なんで治るんですか!?」
カタリーナ(体操服)「細かいことはいいじゃないですか。なにもしないですから、ほら」
オリーヴ「なにかする言い方ですよね、それ!?」
カタリーナ(体操服)「私を信じてください。絶対になにもしませんから…じゅるり」
オリーヴ「わわわっ!? なにをするつもりなんですか!?」
カタリーナ(体操服)「それは、このあとのお楽しみですよ。ひゃっほー」
オリーヴ「ひぇ~!?」
【シナリオエンドデモ終了】


[夏は終わらない]
【シナリオデモ開始】

オリーヴ「あれ…? おかしいな…」
〔歩み寄る足音〕
カタリーナ(体操服)「なにをしてるんですか?」
オリーヴ「通信機の修理ですよ。これを直して本部に連絡しないといけないので」
カタリーナ(体操服)「そんな訓練もありましたね」
オリーヴ「もー、真面目に訓練してください」
カタリーナ(体操服)「いやいや、私はずっと真面目にやっていますよ?」
オリーヴ「本当ですか…?」
カタリーナ(体操服)「もちろん本当です。それで、調子はどうなんですか?」
オリーヴ「もうちょっとだとは思うんですけど、なかなか上手くいかなくて…」
カタリーナ(体操服)「通信機のことじゃなくて、オリーヴさんの調子のことです。なんだか、目の下に隈ができちゃってますよ?」
オリーヴ「…昨日、色々とありましたからね」
カタリーナ(体操服)「そうですね、色々ありましたね」「まさか、ベッドに縛り付けられて、そのまま放置されるとは思いませんでしたよ。オリーヴさんってハードなのが好きなんですね?」
オリーヴ「人聞きの悪いことを言わないでください! カタリーナさんが襲ってっくるから、仕方なくそうしたんです!」
カタリーナ(体操服)「もう、本当にオリーヴさんはカワイイですね。私と結婚してください」
オリーヴ「唐突にプロポーズされた!?」
カタリーナ(体操服)「私をずっと甘やかしてください。私は一日中、横になって過ごしますから」
オリーヴ「それじゃあ、ダメな人じゃないですか!」
カタリーナ(体操服)「ダメでいいじゃないですか」
オリーヴ「いいんですか!?」
カタリーナ(体操服)「夢ですよ、夢。だから、私と結婚してください」
オリーヴ「カタリーナさん、真面目に訓練しないとダメですよ」
カタリーナ(体操服)「折角ふたりきりなのに、訓練なんてつまらないですよ」
オリーヴ「つまらないとか、そういう問題じゃないんです!」
カタリーナ(体操服)「むーん」「ちなみに、そこの配線が間違ってますよ」
オリーヴ「へっ?」
カタリーナ(体操服)「こことここを繋いで、ちょっと難しいですけど、ここはこうやると…」
〔通信の開く音〕
カタリーナ(体操服)「はい、できました」
オリーヴ「凄い…。あっという間に出来ちゃいました…」
カタリーナ(体操服)「やり方さえ覚えちゃえば、簡単ですよ」
オリーヴ「それじゃあ早速、本部に連絡して」
カタリーナ(体操服)「というわけで、えい」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

オリーヴ「ええ~!? なんで石で叩いちゃうんですか!?」
カタリーナ(体操服)「あら、壊れちゃいましたか。ちょっと配線の方法を、間違えちゃったみたいですね?」
オリーヴ「完全に叩いて壊しましたよね!?」
カタリーナ(体操服)「オリーヴさん、形あるモノはいつか壊れる運命なんです」「だから、今を大切にしないといけないって、私はそう思うんです…」
オリーヴ「運命じゃなくて、故意じゃないですか!」
カタリーナ(体操服)「だって、通信が直ったら、早く迎えが来ちゃうじゃないですか」
オリーヴ「それでいいんですよ。そういう訓練なんですから!」
カタリーナ(体操服)「あ、痛たたた…。なんだか手首が急に痛くなってきました…」
オリーヴ「それって、いま叩いたせいですよね!?」
カタリーナ(体操服)「これは手首が完全に折れちゃってますね…。すみませんけど、私と添い寝してもらえますか?」
オリーヴ「どうしてそうなったんですか!?」
カタリーナ(体操服)「では、愛の巣へレッツゴー」
オリーヴ「カタリーナさん! 折れてる方の手で私を引っ張ってますよ!」
カタリーナ(体操服)「まあまあ、細かいことはいいじゃないですか」
オリーヴ「細かくないです!」
カタリーナ(体操服)「さあ、早く早く。じゅるじゅるりん」
オリーヴ「ひぇっ!? 誰か、助けてください~!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

ベルタ「むっ…?」
アヤメ「どうかしましたか、ベルタ?」
ベルタ「…いや、今オリーヴに助けを求められたような気がしたのだが…」
アヤメ「ベルタもですか…?」
ベルタ「お前もか…。これは我々も一緒に迎えに行った方がいいかもしれないな」
アヤメ「そうですね。オリーヴさんが心配です…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

オリーヴ「なんとか無事に訓練が終わりましたね」
カタリーナ(体操服)「…いいえ、まだですよ」
オリーヴ「えっ?」
カタリーナ(体操服)「私が迎えの船を狙撃すれば…」
オリーヴ「ダメですよ、そんなことしたら!」
カタリーナ(体操服)「たったの2日しかないなんて、短すぎると思いませんか? もっと楽しみましょうよ」
オリーヴ「これは訓練ですから。遊びにきたわけじゃないですからね!」
カタリーナ(体操服)「オリーヴさんが体操服を好きになっていないですし、これではなんのために来たのかわかりませんよ」
オリーヴ「だから、訓練ですってば!」
カタリーナ(体操服)「まあ、終わったことをいつまでも嘆いていても仕方ありませんね」「とりあえず、ユニフォーム交換でもしましょうか」
オリーヴ「ユニフォーム交換?」
カタリーナ(体操服)「あれ、知りませんか? サッカーとかで試合後に選手たちが、服を交換し合うじゃないですか」
オリーヴ「それは知っていますけど、なんで私たちがそれをするんですか?」
カタリーナ(体操服)「それはもちろん、互いの健闘を称え合うためですよ」
オリーヴ「称え合うのはいいと思いますけど、服を交換する意味ありますか?」
カタリーナ(体操服)「まあまあ、細かいことはいいじゃないですか」
オリーヴ「ちょ、ちょっと! なんで脱ごうとしてるんですか!?」
カタリーナ(体操服)「脱がないと交換できませんよ?」
オリーヴ「いやいや、交換しないですって!」
カタリーナ(体操服)「もう仕方ないですね、オリーヴさんは。それじゃあ私が脱ぎ脱ぎさせてあげますね?」
オリーヴ「いらないですから!」
カタリーナ(体操服)「良いではないか、良いではないか~」
オリーヴ「わわわっ!? 脱がさないでください~!」
カタリーナ(体操服)「イヤよイヤよも好きのうちですよね?」
オリーヴ「本当にイヤなんですよ~」
ベルタ(私服)「おーい! 迎えに来たぞー!」
アヤメ(私服)「ふたりとも大丈夫…です…か?」
オリーヴ「えっ!?」
カタリーナ(体操服)「あら…」
ベルタ(私服)「な、なにをやってるんだ、お前たち…そんな格好で…」
オリーヴ「違うんです、ベルタさん! これにはわけがあって!」
カタリーナ(体操服)「そう違いますよ。全然違うんです。あー違う違う。違いすぎて困っちゃうな」
オリーヴ「なんでそんな思わせぶりに言うんですか!?」
カタリーナ(体操服)「え~? 違うって否定してますよ?」
アヤメ「…どうやら、お邪魔してしまったようですね」
オリーヴ「だから、違うんですってば!」
カタリーナ(体操服)「そうです違いますよ。もう全然違いますからね。違いすぎてとんでもないことです」
アヤメ(私服)「…船長さん、船を戻してください」
オリーヴ「ちょっと、話を聞いてください!」
ベルタ(私服)「オリーヴの…オリーヴの…」「オリーヴのエロー!」
オリーヴ「ええ~!? 私だけが!?」
カタリーナ(体操服)「あーあー、引き返しちゃいましたね」
オリーヴ「置いていかないでくださいってば~!」
カタリーナ(体操服)「でも、これで訓練が続けられますよ?」「私たちの訓練はまだ、始まったばかりだ!」
オリーヴ「もー! おウチに帰らせてください~!」
【シナリオエンドデモ終了】


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