イベント
宇宙と星の少女たち
[出会いの宇宙]
【シナリオデモ開始】
オリーヴ(※RQ)「皆さん、お集りいただき、本当にありがとうございます!」「今日ご紹介するのは、ソリスが誇る機動兵器の新型…」「ハインヘルム強襲型です!」
アヤメ(※RQ)「こ…このハインヘルム強襲型は、汎用性を更に高めるべく…背面に新たな装備を追加」「それによって…それによって…えぇと、あの…」
男(※中年)「…? どうしたんだ?」
アヤメ(※RQ)「つ、つまりですね…」
オリーヴ(※RQ)「もしかして、セリフを忘れちゃったんですか!?」
アヤメ(※RQ)「その…」「と、とにかく、凄く強くなりました!」
男(※中年)「なるほど、そんなに強くなったのか」
アヤメ(※RQ)「ふぅ…」
オリーヴ(※RQ)「なんとかなった、のかな…?」
アヤメ(※RQ)「そう信じたいです」
男(※若者)「すみませーん! 説明終わったならこっちに1枚お願いしまーす」
オリーヴ(※RQ)「はい、わかりました」
〔画面、フラッシュ〕
男(※若者)「そっちの人も、笑顔お願いしまーす」
アヤメ(※RQ)「こ、こうですか…?」
〔画面、フラッシュ〕
男(※若者)「あ、いいですね! もう1枚お願いします!」
男(※若者)「こっちにも目線お願いします」
オリーヴ(※RQ)「はい」(ようやく戻って来れたんですよね、宇宙に)(火星まで、まだまだ遠いですけど、いつかまたあの場所に…)
アヤメ(※RQ)「どうかしました、オリーヴさん?」
オリーヴ(※RQ)「ううん、なんでもないですよ」
アナウンス(※画面オフ)「まもなく、ハインヘルム強襲型によるデモンストレーションを行います。皆様、ぜひご覧下さい」
アヤメ(※RQ)「いよいよですか。頑張ってくださいね」
オリーヴ「ちょっとこの格好で乗るのは、不安ですけどね」
アヤメ(※RQ)「大丈夫ですよ。この衣装は普段のパイロットスーツと同じ素材でつくられているらしいですから」「それに可愛いですしね!」
オリーヴ(※RQ)「…可愛いのは関係あるんですか?」
アヤメ(※RQ)「はい!」
オリーヴ(※RQ)「そんな真っ直ぐに言われたら、なにも言い返せないですね…」「よし! それじゃあ頑張ってきます!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
オリーヴ(※RQ)「各部チェック問題なし。ハインヘルム強襲型、いつでもいけます」
メカニック「了解。訓練機を起動させる」
オリーヴ(※RQ)「それにしても、このパラソル…。なんでコックピットの中でも、開いてないといけないんですかね?」
アヤメ(※RQ)「見栄え重視だそうです。可愛いですよね!」
オリーヴ(※RQ)「意味は特にないんですね…」
アヤメ(※RQ)「ないと聞いています」
オリーヴ(※RQ)「仕方ありません…」「オリーヴ・オペール、パラソルを開いたままいきます!」
オリーヴ(※RQ)「あの訓練機で終わりですね。なら、最後は大技で…!」「いっけぇぇぇぇ!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔撃破音〕
〔画面、発光〕
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アヤメ(※RQ)「ハ…ハインヘルム強襲型の性能を、ご堪能いた…いただけでしょうか?」「デ…デモ…デモンストレーションは、まだまだ続きますので、最後まで、ぜ、是非ご観覧ください」
〔コックピットの開く音〕
オリーヴ(※RQ)「よいしょっと。なんとか無事に終わりましたね」
少年「かっこよかったよ、お姉ちゃん!」
オリーヴ(※RQ)「ん?」
少女「あのね、おねえちゃん。あたしも大きくなったら、ロボットに乗る!」
オリーヴ(※RQ)「ふふっ、ありがとうね。でも、危ないからあんまり近付いちゃダメだよ?」
少女「はーい!」
〔走り去る足音〕
アヤメ(※RQ)「お疲れ様でした」
オリーヴ(※RQ)「次はアヤメさんの番ですね。準備をお願いします」
アヤメ(※RQ)「は、はい…」
オリーヴ(※RQ)「大丈夫ですか?」
アヤメ(※RQ)「だ、大丈夫です。…たぶん」
オリーヴ(※RQ)「練習を思い出して、いつも通りいきましょう!」
アヤメ(※RQ)「いつも通り…。そうですね、いつも通りやります」
オリーヴ(※RQ)「うん、その意気ですよ」
アヤメ(※RQ)「はい、では行ってきます」
〔歩き去る足音〕
アヤメ(※RQ)「ぎゃふっ!」
〔人の倒れる音〕
男(※若者)「おおおっ! なにもないところでコケたぞ!」
男(※若者)「天然物のおっちょこちょいだ! 撮れ! フィルムを全部使い切っちまえ!」
〔画面、フラッシュ×2〕
オリーヴ(※RQ)「だ、大丈夫ですか、アヤメさん!?」
アヤメ(※RQ)「だ、大丈夫です…。今度こそ行ってきます…」
〔歩き去る足音〕
オリーヴ(※RQ)「本当に大丈夫かな…」
【シナリオエンドデモ終了】
[彷徨う星々]
【シナリオデモ開始】
アヤメ(※RQ)「いつも通り…いつも通り…。これ以上、失敗するわけにはいきません…」
〔通信の開く音〕
メカニック「どんだけ肩に力が入ってんだ、お前さんは…」
アヤメ(※RQ)「メカニックさん?」
メカニック「ベルタとカタリーナを怒りつつ、派手に武器を振り回す」「それがいつものお前さんだろうが?」
アヤメ(※RQ)「ヒドい言われ用ですね…」
メカニック「あら、違ったか?」
アヤメ(※RQ)「いえ、その通りです。それが、いつもの私…」
メカニック「だいぶ力も抜けてきたみたいだな。よし、訓練機を起動させるぞ」
アヤメ(※RQ)「はい、よろしくお願いします」
〔通信の閉じる音〕
アヤメ(※RQ)「これは、私の手と足。なにも緊張する必要なんてない」
〔システムの起動音〕
アヤメ(※RQ)「いつも通りやればいい。目の前の敵を、ただ倒すだけ」
〔機体の歩行音〕
アヤメ(※RQ)「フフッ…。そう、いつも通りに!」「いきますよ、ハインヘルムッ!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
アヤメ(※RQ)「各部チェック問題なし。いきますッ!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
オリーヴ(※RQ)「このハインヘルムは…ってわわわっ!? なだ、早いですよ!」
アヤメ(※RQ)「ハハハッ! アハハハハハッ!」
オリーヴ(※RQ)「いつも通りにし過ぎです、アヤメさん!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アヤメ(※RQ)「これで終わりです! 砕け散りなさいッ!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
アヤメ(※RQ)「はぁ…はぁ…」
オリーヴ(※RQ)「こ、このようにハインヘルム強襲型は格闘能力も大きく向上したため、より幅広い戦闘を…」
男(※中年)「なんだか、とてつもない戦いだったな…」
男(※中年)「ああ…。思わず息をするのも忘れて、見とれてしまったよ…」
オリーヴ(※RQ)(よ、良かった…。暴走したことは、バレていないみたい…)(あとは、アヤメさんのテンションがちゃんと戻ってるといいけど…)
ベルタ「また暴走してるのか、あいつは…」
カタリーナ「さっきからモニターに向かって文句ばっかり。いい加減、飽きませんか?」
ベルタ「あいつらばっかりチヤホヤされて、我々はこんな場所で待機させられているのだぞ! 文句のひとつも言いたくなるだろうが!」
カタリーナ「ひとつ? ケタが足りないと思いますけど?」
ベルタ「そんな細かいことはどうでもいい! こんなの不公平だ! 不公平だッ!」
カタリーナ「強調しなくていいですから」「そもそも、私は待機の方が楽でいいと思いますよ?」
ベルタ「…あの服だって、我の方が絶対似合うはずだ」
カタリーナ「あの衣装ですか? ない王には無理じゃないですかね?」
ベルタ「なにが無いか言ってみろ!」
カタリーナ「あ、そろそろ時間ですね。準備始めましょうか」
ベルタ「誤魔化すな!」
カタリーナ「ほらほら、早くしないと怒られちゃいますよ。胸がない王」
ベルタ「よし、戦争だ! お前とはいつか決着をつけなければと常日頃から思っていたからな!」「ぜっったいに手加減してやらんぞ!」
カタリーナ「はい、無視無視」
【シナリオエンドデモ終了】
[閃光の宇宙]
【シナリオデモ開始】
カタリーナ「各部チェック…異常なし。宇宙で動かすのも特に問題ないみたいですね」「それじゃあ、始めるとしましょうか」
ベルタ(※水着)「うむ、いつでも大丈夫だ」
カタリーナ「…なんですか、その格好?」
ベルタ(※水着)「気分を盛り上げるためだ。こんな面倒な任務、こうでもしなければやっていられんからな」
カタリーナ「なんでもいいですけど、そんな格好で危なくないですか? 二重の意味で」
ベルタ(※水着)「オリーヴたちの衣装と同じく、メカニックたちに作ってもらった特注品だ! 安全面にはなんの問題もない!」
カタリーナ「頭には色々と問題がありそうですけどね?」
ベルタ(※水着)「うるさい! とっと始めるぞ!」
〔レーダー反応〕
〔通信の開く音〕
コロニーに照準を向けているんですから、絶対に実弾を使わないでくださいよ」
ベルタ(※水着)「やるわけないだろ!」
カタリーナ「でも、やるなって言われると、なんでかやりたくなっちゃったりしますよね?」
ベルタ(※水着)「そ、そう言われると…」「って、そんなことするはずがないだろうが! 不謹慎すぎるぞ!」
カタリーナ「ジョークですよ、ジョーク」
ベルタ(※水着)「もう、カタリーナは黙っていろ! ここから先は我がやってやる!」
〔通信の閉じる音〕
オリーヴ(※RQ)「では、デモンストレーションも終わりましたので、、次は…」
〔画面、フラッシュ×2〕
男(※若者)「なんだ!? 今の光は!?」
オリーヴ(※RQ)「皆さん、大丈夫です! 落ち着いて下さい!」
男(※中年)「大丈夫って…!」
アヤメ(※RQ)「安心してくださいー。なにも問題ありませんからー」
男(※中年)「その抑揚のないロボットのような声で言われると、かえって不安になるのだが…」
アヤメ(※RQ)「ニヤッ」
男(※若者)「こわっ!?」
〔スイッチの入る音〕
ベルタ(※水着)「クゥ~クックックッ! よく聞け、来場者ども!」「このコロニーは今より、我々、謎の秘密結社ダークノワールの支配下に置かれる!」
カタリーナ「自分で『謎』と付けるのって結構滑稽ですね…」
ベルタ(※水着)「横からチャチャを入れるな!」
男(※若者)「ダークノワール? なんだそれ?」
男(※若者)「さ、さあ?」
オリーヴ(※RQ)「ま、まさか! あのダークノワールが! この会場に攻めてくるなんて!」「こうなったら、私たちが戦うしかありません!」
アヤメ(※RQ)「そうですねー、オリーヴさんー。このコロニーの平和は私たちががーハインヘルム強襲型で守ってみせます」「悪党めー、かくごー!」
男(※若者)「あのとんでもなく棒読みな台詞…。どうやらこれ、ショーみたいだな」
ベルタ(※水着)「貴様ら、あくまで我らに刃向かうつもりか。ならば少々、痛い目を見てもらうとしよう」
オリーヴ(※RQ)「行きましょう! ダークノワールを倒しに、宇宙へ!」
アヤメ(※RQ)「はいそうですねー。私たちは絶対に負けませんよー。とりゃー」
オリーヴ(※RQ)「アヤメさん…」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
カタリーナ「へろりんちょ~。やられちゃいました~」
〔システムダウンの音〕
カタリーナ「わざとやられるっていうのも、意外と難しいものですね」「それにしても…」
オリーヴ(※RQ)「あれ? 右に行こうとしたのになんで上に…? 訓練では上手くいったのに…」
アヤメ(※RQ)「おのれー、逃げるとは卑怯だぞー」
ベルタ(※水着)「に、逃げようとしているのではない! 逆方向に進んだだけだ!」
カタリーナ「機体を操縦できてないじゃないですか。慣れない宇宙だとはいえ、ひどいものですね」
ベルタ(※水着)「き、機体が制御できん! 助けろ、カタリーナ!」
カタリーナ「すみません、今死亡扱いなんで…」
ベルタ「そんなこと言ってる場合かー! このままでは我が星に、冥王星になるぞ!」
カタリーナ「仕方ないですね」
〔武装の射出音〕
ベルタ(※水着)「お…訓練用のワイヤーか…」「よくやった、カタリーナ! 褒美としてダークノワール幹部の座をくれてやる」
カタリーナ「ワイヤー切っていいですか…」
オリーヴ(※RQ)「カ、カタリーナさん! こっちもワイヤーお願いします!」
アヤメ(※RQ)「この動きにくさもーダラリンゴランの罠のようですねー。でも負けませんよー」
カタリーナ「…ショーの半分も終わってないのに、こんな調子で大丈夫なんでしょうか…」
〔通信の開く音〕
カタリーナ「通信? こんな時に誰ですかね…?」
【シナリオエンドデモ終了】
[星を撃つ雷]
【シナリオデモ開始】
カタリーナ「なんか嫌な予感しかしませんが…。とりあえず、ポチッと」
〔スイッチの入る音〕
男(※画面オフ)「ばかもぉぉぉん! 何をやっているんだ、お前たちは!」
オリーヴ(※RQ)「その声は…!?」
カタリーナ「カミナリオヤジ?」
オリーヴ(※RQ)「違いますよ! 私たちの上司の人です!」
男(※画面オフ)「お前たちの姿は世界中に放送されているんだぞ! もっと真面目にやれ!」
アヤメ(※RQ)「申し訳ー、ありませんー」
男(※画面オフ)「なんでお前はまだ、棒読みなんだ! それもなんとかしろ!」
オリーヴ(※RQ)「真面目にやっているんですけど、動きづらくて…」
ベルタ(※水着)「まだまだだな、オリーヴよ! この程度、すぐに慣れなくてはいかんぞ!」
男(※画面オフ)「お前も動けてないだろうが!」
ベルタ(※水着)「うぐっ!?」
カタリーナ「ほんとですよ。みんな、ちゃんとやってくださいね」
男(※画面オフ)「お前もだ、カタリーナ!」
カタリーナ「ほへ~?」
男(※画面オフ)「なんだあの気の抜けた倒され方はっ! やらせ感満々じゃないか!」
カタリーナ「そもそも、やらせじゃないですか? なのに文句を言われてもこまりますよ」
男(※画面オフ)「それをなんとかするのが、お前たちの仕事だろうが!」「いいか、ちゃんとやるんだぞ!」
〔通信の閉じる音〕
カタリーナ「なんだか、面倒になってきちゃいましたね、プンプーン」
オリーヴ(※RQ)「が、頑張りましょうよ、カタリーナさん!」
アヤメ(※RQ)「そうですーここから挽回ですよー」
カタリーナ「いやもう、その話し方はいいですから」
アヤメ(※RQ)「む?」
ベルタ(※水着)「オリーヴの言う通りだ…。頑張ろうではないか、カタリーナよ」
カタリーナ「あら? 怒られてやる気でちゃうタイプですか?」
ベルタ(※水着)「やる気なら最初から満ち溢れておるわ! だが、いまの言葉は我の眠れる力を呼び覚ましてしまったぞ!」「いいだろう、やってやろうではないか」「この銀河を統べる冥王13柱のひとりベルタ・ベルンシュタインの本気を、とくと見せてやる!」
オリーヴ(※RQ)「本気って、真面目にやるてことですよね…?」
カタリーナ「ベルタがそうしちゃうんじゃ、私も本気出しちゃおうかな」
オリーヴ(※RQ)「カタリーナさんまで」
アヤメ(※RQ)「なんだか、大変なことになったようですね」
ベルタ(※水着)「唸れ大地! 叫べ空! この冥王の力の前に世界を震わせてくれるわ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔衝撃音〕
カタリーナ「あら、意外とやりますね?」
ベルタ(※水着)「この程度で、我を倒せると思うな!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔衝撃音〕
アヤメ(※RQ)「くっ! なんてプレッシャーですか…!」
オリーヴ(※RQ)「これじゃあ、台本が変わっちゃいますよ!?」
アヤメ(※RQ)「そうです! ふたりとも真面目にやってください!」
カタリーナ「だから、真面目にやってますって。ただ、台本を無視してるだけで」
ベルタ(※水着)「そもそも、あんなゴミ台本など、とうに捨ててしまったわ」
アヤメ(※RQ)「あなたたちは…! これは遊びではないのですよ!」
ベルタ(※水着)「当たり前だ。遊びなどであるはずがあるまい」「これは真剣勝負。お前たちを倒し、我が主役となる!」
オリーヴ(※RQ)「なんか、目的が変わっていませんか!?」
カタリーナ「私は主役とかどうでもいいですけどね。怒られたくないから真面目にやってるだけです」
アヤメ(※RQ)「これのどこが真面目なんですか!」
カタリーナ「どこぞの大根演技よりは真面目かと」
アヤメ(※RQ)「ぐぬぬ…」
ベルタ(※水着)「お喋りはここまでだ。そろそろ終わりにさせてもらうぞ!」
【シナリオエンドデモ終了】
[覚醒の宇宙]
【シナリオデモ開始】
オリーヴ(※RQ)「どうしましょう、アヤメさん。ベルタさんもカタリーナさんも台本を無視して攻めてきてるんですけど!?」
アヤメ(※RQ)「それも問題ですが、ハインヘルム強襲型が普通にハインヘルムに負けてしまうのはもっと問題です…」「こうなったら…」
ベルタ(※水着)「クゥ~クックックッ! 何もできずに散る、己の運命を呪うがよい!」
アヤメ(※RQ)「はあああああああああっ!」
〔バーニアの噴射音〕
〔衝撃音〕
ベルタ(※水着)こちらに真っ直ぐ向かってきた!? 貴様、いつの間に宇宙に適応したのだ!?」「まさか我と同じく、覚醒したとでもいうのか!?」
カタリーナ「まあ緊張が解けて訓練の成果が出てきたってところですかね?」
アヤメ(※RQ)「ベルタ…! あなたは…!」「いつもふざけたことをしてぇぇ!!」
〔激突音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔激突音〕
〔画面、フラッシュ〕
ベルタ(※水着)「くっ…! 貴様にこれほどの力があったとは…!」「しかし、我は負けん! 冥王の名に懸けて!」
〔激突音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔激突音〕
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ(※RQ)「やはり、そう簡単にはいきませんか…! ですが…!」
オリーヴ(※RQ)「な、なんだかすごい戦っちゃってますけど、本気でやっていいんですか!?」
カタリーナ「本気でやれと言ったのはお偉いさんだし、いいんじゃないですかねー」
オリーヴ(※RQ)「本気じゃなくて真面目と言ってたような…」
アヤメ(※RQ)「今までの分のお説教をしてあげます! ベルタ!」
ベルタ(※水着)「貴様が語るのはお説教ではない! 敗北の恥辱こもる断末魔だ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アヤメ(※RQ)「せいやぁぁぁぁっ!」
ベルタ(※水着)「舐めるなぁぁぁぁ!」
〔ダメージ音〕
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ(※RQ)「はぁはぁ…」
ベルタ(※水着)「す、少しはやるようだな…」
オリーヴ(※RQ)「す、すごい戦いですね…」
カタリーナ「でも若干アヤメの方が押していますね。まあ腕というより強襲型かそうでないかの差だと思いますけど…」
アヤメ(※RQ)「どちらが優勢なのか、わかっているでしょう? 諦めて台本通りに後退しなさい!」
ベルタ(※水着)「くっ…悔しいが、確かにそのようだな。ここは諦めて…」「…と、言うとでも思っていたか?」
アヤメ(※RQ)「なに?」
ベルタ(※水着)「クゥ~クックックッ!今こそ冥王の真の力のそのまた真の力を解放してやろう!」「超絶冥王スイッチ! オーン!」
〔エネルギーの上昇音〕
アヤメ(※RQ)「…! ハインヘルムから奇妙な音が…! 何をしたのです!」
ベルタ(※水着)「フッ! ハインヘルムに搭載された切り札、リミッターを解除した!」
オリーヴ(※RQ)「リミッター解除!? そんな機能があったなんて…!」
〔通信の開く音〕
メカニック「いや、そんなものはない」
オリーヴ(※RQ)「メカニックさん!」
メカニック「あいつが押したのは、頼まれて設置した飾りのボタンだ。音は自分で入れたんだろう」
アヤメ(※RQ)「そうですか。では、強くなったわけでは…」
ベルタ(※水着)「はああああああああっ!」
〔激突音〕
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ(※RQ)「くっ…! この力は…」
オリーヴ(※RQ)「な、なんだか本当に強くなっているみたいですよ!?」
カタリーナ「プラシーボ効果ってやつですかねぇ…」
ベルタ(※水着)「いまの我は銀河を統べる帝都では収まらぬ! 大銀河を統べる力を持つ冥王へと変貌した!」「さらばだ、アマノミヤ・アヤメぇぇぇ!!」
【シナリオエンドデモ終了】
[宇宙に輝く星たち]
【シナリオデモ開始】
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
アヤメ(※RQ)「これがベルタの本当の力…!?」
オリーヴ(※RQ)「大丈夫ですか! アヤメさん!?」
ベルタ(※水着)「よそ見をするとは余裕だな、オリーヴよ?」
オリーヴ(※RQ)「…!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
オリーヴ(※RQ)「うわぁ!」
ベルタ「弱い…弱すぎるぞ、貴様ら!」「いや、違うか。我が強すぎるのだな。クゥ~クックックッ!」
カタリーナ「思い込みの力って、すごいですねぇ…」
アヤメ(※RQ)「機体性能は私たちの方が上…。ですが使い慣れている分、ベルタの方が上手く機体を扱っているようですね…」
オリーヴ(※RQ)「このままじゃ折角のハインヘルム強襲型が普通のハインヘルムに…」
アヤメ(※RQ)「…こうなったら勝つ手段はただひとつです」
オリーヴ(※RQ)「ひとつ!? 方法があるんですか!?」
アヤメ(※RQ)「…はい」「連携です、オリーヴさん! 勝つ方法はそれしかありません!」
オリーヴ(※RQ)「連携…」「確かにそれなら勝てるかもしれませんが、ただでさえ動きにくい宇宙なうえ、慣れないハインヘルム強襲型でなんて…」
アヤメ(※RQ)「できると思い込むのです! 私たちもプラシーボ効果を使いましょう!」「ベルタもできたんです! 私たちにできないはずがありません!」
カタリーナ「結構ひどい理論付けですね…」
オリーヴ(※RQ)「できる…」
アヤメ(※RQ)「できる…!」
オリーヴ(※RQ)「わたしたちは…!」
アヤメ(※RQ)「できる!」
オリーヴ(※RQ)「はい、なんだかできそうな気がしました! 連携攻撃、やってみせます!」
カタリーナ「やってできちゃうものなんですね」
ベルタ(※水着)「ほう…。やっと辞世の句が決まったようだな」
アヤメ(※RQ)「そんなものは必要ありません! なぜなら、勝つのは私たちなのですから!」「ここであなたたちを倒して、コロニーに平和を取り戻します! 覚悟しなさい、ダラリンゴラン!」
ベルタ「ダークノワールだ! 何度間違えれば気が済むのだ!」
アヤメ(※RQ)「やりましょう、オリーヴさん!」
オリーヴ(※RQ)「はい! わたしたちは…できる子です!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ベルタ(※水着)「きゅ~」
オリーヴ(※RQ)「なんとか勝つことはできましたけど、こんな無茶をして良かったんでしょうか…?」
アヤメ(※RQ)「それについては、なんとも言えませんね…」
カタリーナ「まあ、大丈夫じゃないですか? こんな感じになってますし」
オリーヴ(※RQ)「え…?」
〔歓声〕
男(※中年)「良かったぞー! ソリスー! ハインヘルム強襲型もなー!」
男(※若者)「お前たちのバトルを見てたら、身体の底から熱くなってきたぜ!」
男(※若者)「これからも応援してるぞー!」
少女「おねえちゃーん!」
オリーヴ(※RQ)「このモニターの人たち…さっきの会場の…」
カタリーナ「ご覧の通り喜んでるみたいですし、お披露目会としては成功したんじゃないですか?」
アヤメ(※RQ)「そうですね…こんなにも喜ばれているなら…」
〔通信の開く音〕
男(※画面オフ)「いいわけないだろ!」
カタリーナ「ありゃ? やっぱりそうなっちゃいますか?」
男(※画面オフ)「なんとか誤魔化せたからいいものの、強襲型に何かあったらどうするつもりだったんだ!」
オリーヴ(※RQ)「で、ですよね…」
カタリーナ「あくまでも心配するのは機体だけですか…」
男(※画面オフ)「すぐに始末書を書いて持ってこい! いいな!」
〔通信の閉じる音〕
アヤメ(※RQ)「…宇宙に上がっていきなりこれですか」
オリーヴ(※RQ)「はぁ…」
カタリーナ「まあ、いつも通りですけどね」
ベルタ(※水着)「きゅ~」
アヤメ(※RQ)「何も知らずにのびてるベルタが羨ましいですね…」
カタリーナ「顔に落書きしちゃいましょうか? コックピット開けて」
オリーヴ(※RQ)「ここ宇宙ですよ!? あの格好だと死んじゃいますから!」
カタリーナ「死なないんじゃないですか? なんていっても冥王ですしね」
アヤメ(※RQ)「さすがにそれは…」
オリーヴ(※RQ)「と、とりあえずコロニーに戻りましょう! 会場の皆さんも待っていますし」
カタリーナ「ついでに始末書も待ってますけどね…」
オリーヴ(※RQ)「そ、それは言わないでください!」
ベルタ(※水着)「きゅ~」
アヤメ(※RQ)「…宇宙に出ても、この感じは変わりそうにないですね…」
【シナリオエンドデモ終了】
● イベント「宇宙と星の少女たち」 へ戻る
◆ 「イベントクエスト」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る
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