強敵イベント
光と闇の戦い
［戦い、再び］
【シナリオデモ開始】
騎士スペリオルドラゴン「我が名は騎士スペリオルドラゴン。異世界スダ・ドアカワールドを見守る者」「太古の昔から正義と悪は戦いを続けてきた」「それは決して終わることのない戦い。平和が生まれれば、またその平和は蝕まれる」「しかし平和が潰えることはあり得ない。なぜなら…」
ＧＰ０１「人の姿はいまだ見つからず、か…」（この謎の世界に転移して、まだわずか数刻程度に過ぎないが、手がかりのひとつも見つからないとは…）「そう簡単に見つかるとも思っていないが、こうも何もないとなるとな…」（ここに転移する直前に受けた夢のお告げ…そこで騎士スペリオルドラゴンはこう言っていた）（大いなる悪たちが災いとなって、正義に降りかかろうとしている…と）「あの言葉が真実であれば、私が跳ばされたこの世界は…」
？？？？（※画面オフ）「うわあぁぁぁぁーっ！！」
ＧＰ０１「！ 今の声は…！？」
ワタル「な、なんなんだよ、お前たちは！？」
ダブルマン「貴様が創界山の救世主ワタルだな？」
ワタル「！？ なんでそのことを！？ お前たち、まさかドアクダーの仲間か！？」
ダブルマン「フフ、それはどうかな？」
ダブルマン「どちらにせよ、これから死ぬ貴様には関係のないことだ！」
ＧＰ０１「悪しきモンスターたちよ！ その子供から離れろ！」
ダブルマン「む…貴様は…！」
ＧＰ０１「下がっているんだ、少年！ あのモンスターは私に任せろ！」
ワタル「え…あ…う、うん…」（化け物の次はヘンテコなロボット！？ いったいどうなってるのさ…？）
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ワタル「あの…助けてくれてありがとう。えっと…」
ＧＰ０１「私の名前はバーサル騎士ガンダムＧＰ０１。ＧＰ０１でいい」「それより、この世界のことを聞きたい。話をさせてもらっても構わないか？」
ワタル「うん、もちろんだよ！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ワタル「スダ・ドアカワールド…。それがＧＰ０１のいた世界なの？」
ＧＰ０１「そうだ。私はそこでダバード王国という国に仕え、世を乱す悪と戦っていた」
ワタル「創界山の他にもい世界があったなんて…」
ＧＰ０１「創界山？ それは君がいた世界とは違う世界なのか？」
ワタル「うん。僕がいたのは地球の日本って所なんだ」「創界山はそことは違う世界で、色んな変わった人たちが住んでてさ、あと虹がとっても綺麗なんだ！」
ＧＰ０１「ふふ、そうか。君がそこまで言うんだ。さぞ素晴らしい世界なんだろうな」「だが、なぜ君がその世界のことを？ 君の話では異世界ということになるが…」
ワタル「それは僕が…」
？？？？（※画面オフ）「創界山を支配していたドアクダーと戦うため、救世主として異世界に召喚されたからだ」
ワタル「…！？」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
騎士スペリオルドラゴン「もっとも、ドアクダーを倒した今、その少年は救世主でも何でもないただの人間に過ぎない」
ワタル「宙に浮いている！？ しかもなんかＧＰ０１に似ているような…」
ＧＰ０１「あれは騎士スペリオルドラゴン…！」
ワタル「ＧＰ０１の知り合い？ もしかして助けに来てくれたの？」
ＧＰ０１「…いや、違う」
ワタル「え？」
ＧＰ０１（スペリオルドラゴンは夢のお告げで、力を貸すことができないと言っていた）（となると、あのスペリオルドラゴンは…！）
騎士スペリオルドラゴン「光の戦士に敗れ去った暗黒の大将軍よ。その悪の魂をこの地で再び暴れさせるのだ」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
暗黒大将軍「我が名は暗黒大将軍！ ミケーネ帝国、七つの軍団を束ねし者なりぃ！」
ワタル「暗黒大将軍だって…！？」
【シナリオエンドデモ終了】
［暗黒の大将軍］
【シナリオデモ開始】
ワタル「でっかい…！ それにこの感じ…まるでドアクダーと戦った時みたいだ！」
騎士スペリオルドラゴン「悪とは一にして全。いかなる世界においても光を飲み込み闇として存在する」
ＧＰ０１「あのような者を復活させるなど、やはりあれが騎士スペリオルドラゴンであるはずがない…！」「ワタル、ここは危険だ！ 君は安全な所まで逃げろ！」
ワタル「ＧＰ０１ひとりで戦うつもりなの！？ そんなの無茶だよ！ 僕も一緒に…！」
ＧＰ０１「今の君は救世主として戦う力はないはずだ。それこそ無茶という話ではないのか？」
ワタル「そ…それは…」
暗黒大将軍「安心するがいい！ どちらも仲良く揃ってあの世に送ってくれるわ！」
騎士スペリオルドラゴン「それに力がないということであれば、バーサル騎士ＧＰ０１…」「ガンレックスを失った今、お前もかつてネオジオン族相手に見せた力はもはやない」
ＧＰ０１「！ 黙れ！ 暗黒大将軍！ そして、騎士スペリオルドラゴンの姿を偽る者よ！」「このバーサル騎士ＧＰ０１
が相手だ！！」
〔空を舞う音〕
ワタル（くそっ…僕には見てることしかできないのか？）（僕に戦う力が…救世主としての力があれば…！）
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
暗黒大将軍「フフ…どうした？ まさかそれで終わりというわけではあるまい？」
ＧＰ０１「くっ…なんという相手だ…」（やはりガンレックスが無ければ、あれ程の強大な相手と戦うのは無理だったというのか…？）（だが、しかし…！）
暗黒大将軍「我が剣の前に吹き飛ぶがいい、木っ端が！」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
ＧＰ０１「う…ぐっ…！？」
ワタル「ああっ！？ ＧＰ０１…ッ！」
暗黒大将軍「その小さき身体でよくぞ粘ったものだが、それもここまでのようだな」
ＧＰ０１「く…うっ…」
ワタル（ＧＰ０１がこのままじゃやれれちゃう。何とかしなきゃ…）（けど…どうやって…？）
ＧＰ０１「はぁ…はぁ…まだ…だ…」
ワタル（ＧＰ０１…僕はっ…！）
暗黒大将軍「これで…終わりだッ！！」
ワタル「ＧＰ０１はこれ以上やらせないぞ！」
暗黒大将軍「ほう…」
偽騎士スペリオルドラゴン「………」
ＧＰ０１「な…何をしているんだ…ワタル。私のことは気にせず…早く…逃げるんだ…」
ワタル「いやだ！ 僕は逃げるもんか…！」「たとえ救世主の力が無くったって、僕は今でもみんなを助ける、救世主ワタルだ！！」
暗黒大将軍「子供ながらよく吠えたものよ！ その威勢に免じて、ふたりまとめて葬り去ってくれるわ！」
ワタス（思い出すんだ…。創界山でみんなと旅をしていた頃のことを…）（どんな時だって、僕はいつも…！）「………」「龍神丸ぅぅぅぅぅーっ！！」
偽騎士スペリオルドラゴン「無駄なことだ。この世界に龍の神が顕れることはない」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
偽騎士スペリオルドラゴン（※画面オフ）「…！」
龍神丸（※画面オフ）「おおおおおおぉぉぉーっ！！」
〔光の放射音〕
〔発光、収束〕
暗黒大将軍「奴は…！」
ワタル「龍神丸っ…！！」
【シナリオエンドデモ終了】
［再会！龍神丸］
【シナリオデモ開始】
龍神丸「久しぶりだな、ワタル」
ワタル「龍神丸っ！ 龍神丸ぅ…っ！」
ＧＰ０１「龍…神…。あれが救世主だった頃のワタルの…仲間か…」
龍神丸「ワタル、今は私との再会を喜んでいる状況ではない。戦えるな？」
ワタル「うん！ もちろんだよ！」
龍神丸「では、これを受け取るのだ」
〔光の放放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ワタル「僕の鎧と剣だ！ ありがとう、龍神丸！」
龍神丸「いくぞ、ワタル！」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
龍神丸「はああああーっ！！」
ＧＰ０１「おお…あの姿は…」
暗黒大将軍「なぜだ…？ 龍の神がこの世界に来られるはずはない！」
偽騎士スペリオルドラゴン「…奴の中にわずかだが、光を感じる。消さなければならない…！」
ＧＰ０１「！ や、奴も動き出した…！ 気をつけるんだ、ワタル！」
ワタル「大丈夫だよ、ＧＰ０１！」「僕と龍神丸が揃ったんだ！ もう何も怖いものなんかないぞ！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
暗黒大将軍「おのれぇ！ 小癪な真似を…！」
偽騎士スペリオルドラゴン「今のお前たちの力だけでは神には及ばない。それは理解できているはずだ」
ワタル「うるさい！ お前みたいな偽神のことなんか知るもんか！ 僕たちが絶対に勝ってみせる！」
ＧＰ０１（…逆境にありながら、あれほどの勇気を見せるとは。ワタル、君はなんという少年なのだ…）
？？？？（※コマンドガンダム）「フ、面白そうなことをやってるじゃねえか」
？？？？（※武者頑駄無）「拙者たちも参加させてもらうでござる！」
暗黒大将軍「ぬうっ…！？」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
暗黒大将軍「ぬおおおっー！？」
ＧＰ０１「君たちは…！？」
四代目頑駄無大将軍「あなたも頑駄無のひとりと見ました！ 義によって助太刀します！」
ギャバン「もちろんそっちのロボットに乗った君もな！」
ワタル「あの人たち、仲間…なの？」
龍神丸「わからん。だが不思議と彼らのことは信じられる！」
甲児「暗黒大将軍…。まさかお前が復活していたなんてな」
暗黒大将軍「か、兜甲児…っ！ 我を討ち倒した憎きマジンカイザーッ…！！」
甲児「お前は俺たち人間に負けたんだ！ 未練がましく蘇ってくるんじゃねえ！」「みんな、一斉攻撃だーっ！！」
武者頑駄無「応っ…！」
コマンドガンダム「特大をお見舞いしてやるぜ、フルファイア！！」
〔電子音〕
ギャバン「ギャバン！ ダイナミックッ！！」
〔画面、フラッシュ〕
暗黒大将軍「ぐ…うっ…わ、我はここで敗れようとも、また…何度でも蘇る…何度でもだ！」「ハハハハハハハハハ！！」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
偽騎士スペリオルドラゴン「暗黒大将軍が敗れたか…」
四代目頑駄無大将軍「悪の大将軍など、僕たち正義の軍団の前では物の数じゃない！」
龍神丸「今度はお前の番だ！ 偽りの龍の神よ！」
偽騎士スペリオルドラゴン「愚かな。この世界において正義など無意味な存在」
ワタル「なに！？」
偽騎士スペリオルドラゴン「全ての役者はここに揃った」「お前たちがこの世界から帰りたいと願うのであれば、『深淵の闇の大地』に来ることだ」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ＧＰ０１「消えた…」
ワタル「アイツ、元の世界に帰りたきゃ、深淵の闇の大地に来いって言ってたけど、それってどこにあるんだろう？」
ＧＰ０１「わからない。しかし、今はそれよりも…」
ギャバン「間一髪というところだったな」
甲児「戦いの音が聞こえたから、もしかしたら俺たちみたいな奴らがいるかと思ってきてみたが、案の定だったぜ」
ワタル「じゃあ、みんなも僕たちみたいに…」
四代目頑駄無大将軍「そう、自分たちの世界からこの異世界へ跳ばされて来た者たちです」
ＧＰ０１「やはり…」
コマンドガンダム「そこのお前さん、スダ・ドアカワールドのガンダムだな？」
ＧＰ０１「！ なぜ、それを…！？」
武者頑駄無「拙者とコマンド殿は以前に会ったことがあるのだ」「スダ・ドアカワールドからやってきた勇者、騎士ガンダム殿に」
【シナリオエンドデモ終了】
［英雄集結］
【シナリオデモ開始】
ギャバン「…さてと、互いの自己紹介は終わった。改めて状況を整理するとするか」
四代目頑駄無大将軍「宇宙刑事のギャバン殿。マジンカイザーの乗り手、兜甲児殿。創界山の救世主である戦部ワタル殿」「そして、我々『ガンダム』たち。これが今我々で把握できている転移者ですね」
コマンドガンダム「断定はできんが、おそらく転移させられたのはここにいるメンバーで全てだろうな」
武者頑駄無「うむ。自分も含めてどの者たちも互いに近い位置に転移させられていた」「だからこそ、先程の戦いに向かう際、すでに合流していた我々に加えて、ギャバン殿や甲児殿とも合流できたのでござる」
龍神丸「近い位置か…。やはり、何者かの意志が働いていると見て間違いないようだな」「今こうして私はこの場にいるが、ワタルの呼びかけに応じようとした際、何か障壁のようなものを感じた」
甲児「武者頑駄無とコマンドガンダムは、前に一度異世界へ転移させられたことがあるんだろ？ 何かわからないのか？」
コマンドガンダム「確かに俺たちは、ここにはいないが、ＧＰ０１と同じ世界の騎士ガンダムと一緒に異世界へ転移させられたことがある」
ＧＰ０１「………」
コマンドガンダム「だが、あの時と今ではまったく状況が違う。あの時は転移してすぐに俺たちを呼んだ奴らと会うことができたからな」
ワタル「じゃあ、何もわからないってこと？」
武者頑駄無「そうでもござらん。ここにいる我々にはひとつの共通点がある」
四代目頑駄無大将軍「ひとつの共通点？」
ギャバン「…俺たちが、それぞれの世界を救った戦士であるってことだな？」
武者頑駄無「その通りでござる」
ＧＰ０１「…大いなる悪たちが災いとなって、正義たちに降りかかろうとしている」
甲児「？ どうしたんだよ、急に」
ＧＰ０１「これは私がこの世界に来る直前、夢のお告げで聞いていた言葉だ」「あの言葉通りであれば、我々をこの世界に転移させたのは、過去に討ち果たした悪なのかもしれない」
甲児「俺たちが倒した悪だって…？」
ＧＰ０１「先程戦った暗黒大将軍はすでに甲児殿が過去に倒した相手であると聞いた」「それにワタルを襲ったモンスターも、ギャバン殿が壊滅させた組織の手下であったと」
ギャバン「マクーのことか。確かに、首領のドン・ホラーは俺がこの手で討ち倒した。間違いない」
コマンドガンダム「なるほどな…。悪のエネルギーってのあｈとことん執念深い」「俺たちに倒された連中が、仕返しのひとつやふたつを企んだとしても不思議じゃないかもしれん」
ワタル「そんなのアリ！？ じゃあこの世界も、悪のエネルギーってやつが創った場所ってことなの！？」
ギャバン「ドン・ホラーは魔空空間と呼ばれる一種の異世界を造りだしていた。その可能性は大いにある」
ＧＰ０１「この世界が、我々が討ち果たした者たちが創り出した悪の世界…」
ギャバン「あくまで推測に過ぎないがな」
四代目頑駄無大将軍「状況が整理されはしたものの、これからどうするべきなのか…」
ワタル「深淵の闇の大地って所を探すしかないんじゃない？」「僕たちが知る手がかりはそれしかないんだし、みんなで手分けして探そうよ！」
コマンドガンダム「切り替えが早いな、坊主。さっきまでは戸惑ってる様子だったってのに」
ワタル「そりゃ今でも戸惑ってはいるよ。でもここで何もしないでいたってしょうがないじゃない」「とにかく悩むよりは即行動！ これが僕が創界山の旅で学んだことさ！」
龍神丸「うむ。その通りだ、ワタル」
甲児「ま、地道な行動になっちまうが、この状況で贅沢は言ってられないよな」
ＧＰ０１「…みんな、こんな時にワガママ言うような形となってすまないのだが、ひとついいだろうか？」
ワタル「どうしたのさ？ ＧＰ０１」
ＧＰ０１「私は武者頑駄無殿と、コマンドガンダム殿と一緒に調査に行かせてもらえないだろうか？」
コマンドガンダム「ほう、俺たちをご指名か…」
武者頑駄無「………」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ダブルマン「そう易々と深淵の闇の大地を見つけられると思ったら大間違いだ！」
武者頑駄無「奴らはギャバン殿の言っていたマクの雑魚どもか！ 調査に出て早々、邪魔しにくるとは！」
コマンドガンダム「ここで俺たちがやられるならそれも良し。仮に目的の場所まで辿り着いても叩き潰すって？ ケッ、悪趣味な野郎だぜ」
武者頑駄無「拙者たちはこんな所でやられる気は毛頭ござらん！ いくぞ、コマンド殿！ ＧＰ０１殿！」
ＧＰ０１「ええ！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
武者頑駄無「やはりこの世界、我々以外は闇の者しかいないようだな」
コマンドガンダム「こんな世界からさっさとおさらばするためにも、早く深淵の闇の大地とやらを見つけんとな」「ったく、以前に異世界へ跳ばされた時はわかりやすくて助かったんだがな」
ＧＰ０１「………」
コマンドガンダム「…おい、ＧＰ０１」
ＧＰ０１「なんでしょう？」
コマンドガンダム「そんな辛気くさい顔でチラチラ見られたんじゃ敵わん。言いたいことがあるのならはっきり言え」
ＧＰ０１「それは…」
武者頑駄無「何か、拙者たちに対して、気になることがあるのではござらんか？」
ＧＰ０１「…全てお見通しのようですね」「聞かせてください。騎士ガンダム殿とは、どのような人物だったのですか…？」
【シナリオエンドデモ終了】
［継承する者］
【シナリオデモ開始】
ワタル「…どうしてＧＰ０１はコマンドガンダムや武者頑駄無と一緒に行きたいって言ったんだろ？」
甲児「なんだ、ＧＰ０１を取られてヤキモチか？」
ワタル「ち、違うやい！」
甲児「悪い、悪い、冗談だよ」
ギャバン「…おそらくＧＰ０１は騎士ガンダムという人物のことを聞きたかったんだろう」
ワタル「騎士ガンダムのことを？ 確かに武者頑駄無たちは騎士ガンダムって人と知り合いみたいだけど…」「そんなにその人のことを聞きたいなら、普通に聞けば良いんじゃないの？」
甲児「ま正論だな。ただ正論なんだけど、だからこそだな」
ワタル「…？」
四代目頑駄無大将軍「騎士ガンダム殿は巨大な悪からスダ・ドアカワールドを救った伝説とも言える騎士という話だった」「同じくスダ・ドアカワールドのために戦うＧＰ０１殿にとって、良くも悪くも気にある相手なんだと思う」
ワタル「気になる相手…。なんでそんなことがわかるの？」
四代目頑駄無大将軍「わかるさ。僕も同じだから…」「一介の武者から大将軍になった今でも、歴代の大将軍や名だたる武将に比べて劣る存在じゃないかって悩む時がある…」
ギャバン「偉大な先達を持つが故の悩みだな。あんた程じゃないが、俺にもその気持ちは少しばかりあるよ」
ワタル「うーん…でも、それってさ…」
甲児「おっと、おしゃべりは一旦ここまでみたいだ」
ギャバン「！ あれはダブルマンの軍団か…！」
四代目頑駄無大将軍「蹴散らそう！ あの程度の雑兵ごとき、僕たちの相手じゃない！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
甲児「へっ、おととい来やがれってんだ！」
ワタル「…あのさ、さっきのＧＰ０１の話だけど、そんな難しく考えなくてもいいと思うんだけどな」
四代目頑駄無大将軍「どういうことだい？」
ワタル「だってさ自分は自分じゃない？ 誰かになんてなれるわけがないよ」「僕の前にも伝説の救世主がいたけど、僕は僕として、仲間のみんなと頑張って戦ってきたんだ」
四代目頑駄無大将軍「ぷっ…」
ワタル「え？」
ギャバン「はははは！ なるほどな、そりゃ良い考えだ！」
ワタル「む…僕が子供だと思って馬鹿にしてるでしょ！」
甲児「違うって、ワタル。ふたりはお前のことを馬鹿になんかしてないぜ」
四代目頑駄無大将軍「笑ってすまなかった。ただ、あまりにも簡単な答えに気づけなかったものだから、つい…」
ギャバン「俺たちは難しく考えすぎていたのかもしれないな。気づかせてくれて礼を言うぜ、ワタル」
ワタル「そ、そんな、褒めすぎだよ」「…けど、ＧＰ０１は大丈夫かな。みんなの話が本当なら、きっとすごい悩んでるはずだよ」
四代目頑駄無大将軍「彼のことなら、武者頑駄無殿と、コマンドガンダム殿に任せておけば大丈夫さ」「きっとね…」
【シナリオエンドデモ終了】
［伝説の騎士ガンダム］
【シナリオデモ開始】
武者頑駄無「騎士殿のことを聞きたいとな？」
コマンドガンダム「あいつのことなら、同じ世界のお前の方が、よっぽど知っているんじゃないのか…？」
ＧＰ０１「すでにお伝えしている通り、騎士ガンダム殿はジオン族との決戦の際に、私たちの世界から姿を消しています」「私が知っているのは、彼を知る方から聞いたわずかなことのみ。ですから…」
コマンドガンダム「………」「…あいつは、その名の通り、騎士のような男だった」
ＧＰ０１「…！」
コマンドガンダム「ひたすら真っ直ぐで、熱い正義の魂を胸に秘め、それはどんな逆境だろうと変わることはなかった」
武者頑駄無「そうでござるな。共に戦ったのはわずかではあるが、騎士殿の心にはどれほど励まされたことか」「あれ程の人物は、世界違えどもそうはいないであろう」
コマンドガンダム「…と、俺たちから語れるのはこんなところぐらいだ。お前さんの望む答えがどうかはわからんがな」
ＧＰ０１（それが騎士ガンダム…騎士スペリオルドラゴンとなった騎士…）「………」「おふたりとも、私に稽古をつけていただけませんか？」
武者頑駄無「拙者たちに稽古を？」
ＧＰ０１「今の私は自身の実力に疑問を抱いています。これから先スダ・ドアカワールドを守っていけるのかと」「かつて、我々の世界を救った騎士ガンダム殿のように」
コマンドガンダム「………」
ＧＰ０１「だからこそ、騎士ガンダム殿と肩を並べて戦われたおふたりに相手をしてもらうことで、自分に何が足りないのかを知りたい」
武者頑駄無「ＧＰ０１殿、そなたは何も…」
コマンドガンダム「ストップだ、武者頑駄無」
武者頑駄無「コマンド殿？」
コマンドガンダム「いいだろう。そこまえ俺たちと戦いたいのなら、相手をしてやる」「ただし、俺たちの特訓は甘くないぜ。生命のひとつやふたつは覚悟するんだな」
ＧＰ０１「望むところです…！」
武者頑駄無「はぁ…拙者がどうこう言ったところで仕方ないようでござるな」「ならば、ＧＰ０１殿！ 心してかかられよ！」
コマンドガンダム「派手にいかせてもらうぜ！ ＧＯ！ ＧＯ！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ＧＰ０１「はぁ…はぁ…はぁ…」
武者頑駄無「稽古はここまでにしておいた方がよさそうでござるな」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ＧＰ０１「おふたりから見て、私はどうでしたか…？」
武者頑駄無「剣の冴えも、戦いにおける気迫も、大したものでござった」
コマンドガンダム「それこそあの時の騎士ガンダムに匹敵する程にな」
ＧＰ０１「そう…ですか…」
コマンドガンダム（やれやれ…納得がいかないって様子だな）
武者頑駄無「…ＧＰ０１殿、少しよろしいかな？」
ＧＰ０１「なんでしょう…？」
武者頑駄無「これはひとりの武士としての助言でござる」「これまでの戦いで、そなたの仲間や、そなたが助けた者たちは誰を見ていたのか」「それを、今一度考えてみると良いだろう」
ＧＰ０１「私の仲間や、私が助けた者たちが、誰を見ていたのか…」「誰を…」
コマンドガンダム「………」
ワタル「おーい、ＧＰ０１ー！ みんなー！」
武者頑駄無「おお、皆の衆！ その様子、なにがしかの成果があったようでござるな！」
四代目頑駄無大将軍「ええ、見つけました！ 深淵の闇の大地と思われる場所を！」
ＧＰ０１「本当か！？」
ワタル「急に夜みたいになっちゃう変な場所があったんだ。たぶんあそこが深淵の闇の大地だよ」
ギャバン「少し探ってみたが、ダブルマンや戦闘獣がうようよしていた間違いないだろう」
甲児「深淵の闇の大地…そこに行けば元の世界に帰ることができる」
コマンドガンダム「ただし、そのためには奴を倒す必要がある」
ＧＰ０１「偽りのスペリオルドラゴン…」
ワタル「誰が相手だって関係ないよ！ だってここには、こんなに正義のヒーローが集まってるんだから！」
武者頑駄無「うむ…！」
四代目頑駄無大将軍「行きましょう、深淵の闇の大地へ！」
【シナリオエンドデモ終了】
［いざ、深淵の闇の大地へ！］
【シナリオデモ開始】
ＧＰ０１「ここが深淵の闇の大地…」
コマンドガンダム「本当に足を踏み入れた瞬間、辺りが夜みたいになりやがったぜ。なんでもアリだな」
四代目頑駄無大将軍「これも悪の想念の力なのでしょう。気を引き締めてかからないと」
偽騎士スペリオルドラゴン「ようやくここまで辿り着いたか」
ＧＰ０１「この声は…偽りのスペリオルドラゴン…！」
偽騎士スペリオルドラゴン「我々はこの先で待つ。果たしてそこまでやって来られるのか…？」
ギャバン「ダブルマンと戦闘獣の混成部隊か…！」
武者頑駄無「これまたうじゃうじゃと…！」
甲児「みんな、戦闘獣は俺が相手をする！ ダブルマンの相手は頼む！」「ワタル、お前の龍神丸はまだ呼ぶなよ！ この先の戦いのために温存しておくんだ！」
ワタル「わかってるよ、甲児さん！」
コマンドガンダム「それじゃおっぱじめるぜ！」
ＧＰ０１（この先に偽りのスペリオルドラゴンが…）
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ギャバン「ここは…」
ワタル「街みたいだけど、ボロボロだ…」
ＧＰ０１「街とは人の生命の営みを表す姿。だと言うのに生命の面影すら感じられない…」
？？？？（※画面オフ）「この光景は、お前たちの世界に訪れる未来の姿だ」
武者頑駄無「…！」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
偽騎士スペリオルドラゴン「よくぞ来た、正義の魂を体現した者たちよ」
コマンドガンダム「親玉がさっそく出てきやがったぜ…！」
偽騎士スペリオルドラゴン「ここでお前たちに待つのは滅び。それを与えるのはこの者だ」
甲児「まどろっこしいのはナシにしようぜ！ 復活した暗黒大将軍なんざ敵じゃない！ 今度はお前自身がかかってきやがれ！」
偽騎士スペリオルドラゴン「何を言っている…？」
ギャバン「…！」
偽騎士スペリオルドラゴン「これよりお前たちが相手をするのは暗黒の大将軍ではない」「かつて、人間たちを見守る存在であった、この真なる聖機兵だ…！」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ワタル「あれは…でっかいガンダム…！？」
ＧＰ０１「馬鹿な！？ 新聖機兵ガンレックスだと！？」
【シナリオエンドデモ終了】
［悪の手に落ちた真聖機兵］
【シナリオデモ開始】
甲児「あのデカいガンダムを知っているのか、ＧＰ０１？」
ＧＰ０１「あれは伝説の聖機兵…。私がネオジオン族と戦っていた頃に共に戦った、相棒とも言える機兵だ…」「だが…」
武者頑駄無「スペリオルドラゴンと同様に偽物なのではござらぬか…？」
ギャバン「ＧＰ０１の動揺を誘うためにか…」
偽騎士スペリオルドラゴン「お前ならばわかるはずだ、ＧＰ０１」「これは…紛れもない本物の真聖機兵だ」
ＧＰ０１「…！」
偽騎士スペリオルドラゴン「真聖機兵は、パンゲア界の戦いでネオジオン族の首魁を消滅させたことで、次元の狭間で傷つき、力を失っていた」「それを我々が手に入れ、こうして再びこの世に現臨させたのだ」
ワタル「本当に本物なの、ＧＰ０１！？」
ＧＰ０１「間違いない…。邪悪な気配を宿してはいるが、あれは真聖機兵ガンレックスだ…」「悔しいが、操者であった私には、わかってしまう…わかってしまうのだ…」
偽騎士スペリオルドラゴン「操者であった、か…」「フフ…パンゲア界の戦いで、最後まで真聖機兵と共に戦えなかったお前に操者を名乗る資格があるのか？」
ＧＰ０１「…！？」
偽騎士スペリオルドラゴン「お前はあの戦いで生き残った。このスペリオルドラゴンに生き長らえさせてもらったことで…」
ＧＰ０１「だ…だまれ…お前は…スペリオルドラゴンなどでは…」
ワタル「っ！ 龍神丸ぅぅぅーッ！！」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
偽騎士スペリオルドラゴン「龍の神を召喚したか」
ワタル「ＧＰ０１！ あんな奴の言葉なんか聞いちゃ駄目だ！」
ＧＰ０１「ワタル…」
ワタル「あのガンレックスが本物だったとしても、あいつを何とかしない限り、偽物のスペリオルドラゴンは倒せないよ！」「みんな、やろう！ 僕たちはこんな所でやられるわけにはいかない！」
ギャバン「ああ、その通りだ！」
コマンドガンダム「ＧＰ０１、お前さんには悪いが、ガンレックスが敵として立ち塞がるのなら、俺は容赦なく破壊するぜ」
甲児「アイツは手加減して勝てるような相手じゃなさそうだしな…」
四代目頑駄無大将軍「ＧＰ０１殿、戦いにくいのであれば、あなたは後ろに…」
ＧＰ０１「いや…大丈夫だ。私もみんなと共に戦う…！ ガンレックスをあのままにしておけない！」
偽騎士スペリオルドラゴン「覚悟は決まったようだな」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
龍神丸「みんな、来るぞ…！」
偽騎士スペリオルドラゴン「真聖機兵よ、我が手足となり、正義を滅するのだ…！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
甲児「ぐうっ…！ なんてパワーだ！？」
ワタル「これが真聖機兵の力なの！？」
偽騎士スペリオルドラゴン「無駄だ。その程度で真聖機兵の力は止められない…！」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
ギャバン「ぐあああああーっ！！」
〔人の倒れる音〕
ＧＰ０１「み…みんな…！」「くっ、もうやめろ…！ ガンレックスゥゥゥゥーっ！！」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
ＧＰ０１「…！？」
偽騎士スペリオルドラゴン「フフ…哀れだな」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
ＧＰ０１「ぐ…うぅ…っ…」
〔人の倒れる音〕
ＧＰ０１「ガン…レックス…正義の魂を…忘れてしまった…というのか…」
偽騎士スペリオルドラゴン「力なき者よ。お前のその力のなさが真聖機兵を邪悪に染めたのだ」
てくれ、ニルヴァーシュ！」
エウレカ「レントン…これ以上は…」
デュオ「ちっ！ 本当にヤバくなってきたな…」
〔ＬＦＯの飛行音〕
ホランド「待たせたな！ お前ら！」
シンジ「え…？」
マーベット「その機体…ホランドが乗っているの…！？」
ホランド「話は後だ！ 今は目の前の奴らを叩くぞ！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
デュオ「え…」
【シナリオエンドデモ終了】
［ひとつの終わり］
【シナリオデモ開始】
デュオ「確かにあの威力ならまとめて殲滅できるかもな」
アスカ「使えるならさっさと使いなさいよ！ これで…」
エウレカ「待って…それじゃあダメ…！」
ホランド「どうして、エウレカ！？」
エウレカ「止めさせて、ホランド！ ここにもスカブは生きている！ みんな生きている！」
ホランド「スカブだと…？」
エウレカ「私分かったの！ ずっと聞こえていた声の意味！ 誰かに呼ばれていた意味！」「みんな、助けてもらいたかったんだよ！ インベーダーから…！ だから…私を呼んで…！」「なのに…殺すなんて…」
ホランド「…なるほどな」「だがな、悪いがエウレカ。そいつは聞けねえ相談だ」
エウレカ「ホランド！？」
ホランド「責めてくれて構わねえ」「…それでも大事なのはお前たちだ。作戦はこのまま…」
レントン「それでいいのかよ」
ホランド「あ？」
レントン「そんなことで、人とコーラリアンが共存する未来が来るのかよ！」
シンジ「レントン…」
レントン「俺は…見捨てない…」「エウレカの仲間を見捨てたりはしない！」
エウレカ「レントン…」
ホランド「ガキが！ どういう状況かわかってんだろ！」「こんな時まで感情に流されてんじゃねえ！ 今を見ろ！ 優先するのは…」
レントン「今じゃない！ 俺たちが見るのは未来だ！！」
ホランド「…！」
レントン「そのために俺とエウレカがいるんだ！ 人間とコーラリアンの未来のために！」「お願いだ、ホランド！ 少しだけ時間をくれ！ 俺たちがこの状況をなんとかしてみせる！」「必ずコーラリアンを助けてみせる！」
ホランド「時間がありゃなんとかできる問題じゃねえ」
エウレカ「すぐには…分からないけど…でも、スカブから何か感じるの…」「お願い！ 少しだけ時間をちょうだい！ そうすればきっとみんなを救えると思うから！」
ホランド「テメエら…」
リツコ「そんな根拠もないこと…」
シンジ「ミサトさん…。僕も残ります…」
ミサト「シンジ君…！？」
シンジ「万が一の場合もＡ．Ｔ．フィールドがあれば、コーラリアンの活動限界時間まで耐えられる」「みんなで帰れる確率は上がるはずです！」
ミサト「………」
レントン「シンジ…」
シンジ「確信なんかない…けど…！ 僕はふたりを信じたい！」「だから、お願いします！ ミサトさん！」
ミサト「現状でも少しだけならＮ２爆弾の起動を遅らせることができます。全員の生還率を考えれば、稼げて数分」「それでいいわね？」
シンジ「はい…！」
ホランド「チッ、どいつもこいつも！ わかったよ、やりゃあいいんだろ！ 大人としてガキ共の世話を見てやるよ！」
エウレカ「ホランド！ ありがとう！」
デュオ「こんな時まで素直じゃねえな、あんたは」
ヒイロ「行くぞ、レントン」
レントン「ああ！ 必ず救うんだ、俺たちで！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
トロワ「あの場で撤退しないとはおかしな奴らだ」
カトル「けど反対しなかったじゃないですか、トロワも五飛も」
トロワ「まあな」
五飛「生命を懸けてまで成し遂げようとする想い。奴の言葉にはそれがあった」「お前の正義を見せてみろ！ レントン・サーストン！」
アスカ「あんたもまだやる気みたいね」
アネモネ「当たり前でしょ…。こんなとこで逃げたら…デューイになんて言えばいいのよ…！」「失敗できないのよ！ 私は…！」
アスカ「ふーん…。理由はまったく共感できないけど、その根性だけは認めてあげるわ」
アネモネ「別にあんたに認めてもらっても嬉しかないわよ！」
レントン「みんな頑張ってくれてる…俺たちのために…」
ホランド「だが数が違いすぎる！ この勢いも長くはもたねえぞ！」
レントン「わかってる！」
エウレカ「大丈夫…」
レントン「エウレカ？」
エウレカ「…ニルヴァーシュが教えてくれた。きっとスカブが力を貸してくれるって」「みんなを殺させたりはしないって！」
レントン「スカブが…！」
エウレカ「やろう、レントン！ 私たちもみんなのために！」
レントン「エウレカ…！ ああ…！ 人間とスカブの為にも…！」
〔光の放射音〕
〔画面、緑にフラッシュ〕
シンジ「これは…虹？」
【シナリオエンドデモ終了】
［エクソダス・フロム…］
【シナリオデモ開始】
〔光の放射音〕
〔画面、緑にフラッシュ〕
ウッソ「ニルヴァーシュから虹が出てる…」
アネモネ「なんなのよ…アレ…」
ドミニク「セブンスウェル…いや…アレは…」
エウレカ「みんな！ 力を貸して！」
ヒイロ「何をしようとしている、お前たち」
エウレカ「ニルヴァーシュが元に戻してくれるって！」
ホランド「元に…戻す…？」
エウレカ「アレはこの世界にいちゃいけない存在…。このままだとアレにこの星を乗っ取られちゃう！」「だから、全部元の場所に送り返さないといけないの！」
ホランド「送り返すってどうやって…？」
レントン「うまく説明できないけど…でも、やれるって分かるんだ！ 俺たちとみんながいれば！」「だから、力を貸してくれ！ みんなの力でこの世界を…！」
カトル「ニルヴァーシュにそんなことが…」
デュオ「ま、こんな現象まで起こしてんだ。できるんじゃねえか、あいつらなら」
トロワ「問題はそれまで、耐え抜くことができるかだな」
ウッソ「やりましょうよ！ 僕たちのガンダムならできるはずです！」
レントン「なんとか持ちこたえてくれ、みんな！ 必ず俺たちが…」
インベーダー（※画面オフ）「キシャァァァァァァァァ！！」
レントン「…！」
シンジ「Ａ．Ｔ．フィールド！」
レイ「全開」
〔Ａ．Ｔ．フィールドの発生音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕
レントン「ふたりとも…」
レイ「ここは私たちが抑える」
シンジ「だから…！ ふたりなら…きっと…！」
レントン「…うん！」
ホランド「いいか、ガキ共！ ここが正念場だ！ 誰一人、死ぬんじゃねえぞ！！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
エウレカ「レントン！ ニルヴァーシュが…！」
レントン「やろう、エウレカ！ 俺と君と、ここにいるみんなで！」「勝ち取るんだ！ 未来を！！」
〔光の放射音〕
〔画面、緑にフラッシュ〕
エウレカ「見て、レントン。スカブから、インベーダーが…」
レントン「…見えたね、エウレカ」「俺たちの、希望が…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ミサト「…以上が、今回起きた事象をまとめた報告となります」
冬月「インベーダーは消失。しかも観測結果を見るに、インベーダーだけを別の時空に跳ばした可能性さえあると…」
リツコ「あくまで結果からの推測に過ぎませんが…」「ですが、トラパーを介して、伝播した人の意志が物理法則に干渉するという仮説は存在しています」
冬月「今回はそれによって、インベーダーが別の時空に跳ばされたか…」「あるいは、スカブ自身がそうした性質を持つ生命体だったか…」「いずれにせよ、奇跡と呼びたくなる現象が起きたのは事実か」
ゲンドウ「今回はよくやってくれた、葛城一佐、赤木博士。下がっていい」
ミサト「はい、失礼します」」
〔歩き去る足音〕
冬月「今回の件、ゼーレにはどう報告する？」
ゲンドウ「必要ない。幸いなことに、今回の件がシナリオに影響を及ぼす可能性は低い」「我々は我々の道をゆくだけだ。どのようなイレギュラーが起ころうとも」
ホランド「じゃあな。短い間だが世話になった」
ミサト「もう出発だなんて…あなたたちも忙しないわね」
タルホ「ホランドが回復して、月光号の修理が終わった以上、長居をする理由もないからね」「けど、感謝はしてる。ありがとう、ミサト」
ミサト「お礼を言うのはこっちも同じ。シンちゃんが随分とお世話になったし」
シンジ「僕、そんなに迷惑かけてました？」
レントン「そんなことないさ。逆に助けられてばかりだったし」
エウレカ「元気でね、レイ」
レイ「…エウレカ」「ありがとう。色々教えてくれて…」
エウレカ「また会おうね。その時はもっと、お話したいから」
レイ「ええ」
レントン「きっとすぐ会えるさ。今回の事で、俺たちが頑張ればコーラリアンが応えてくれるってわかったんだ」「共存する道を掴み取った時、必ずそれを知らせに来る」
シンジ「うん。待ってるよ、レントン」
レントン「よし！ 行こう、エウレカ！ 俺たちの未来を掴みに！」
エウレカ「うん！」
【シナリオエンドデモ終了】
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