強敵イベント
あなたのために
[終わりと始まりの日]
【シナリオデモ開始】
ナイアーラ「同じ毎日の繰り返し…代り映えのしない一日…」「ヒトは刺激のない日々を送るとそう感じるらしいね」「けど、本当に同じ日を繰り返しているならその事実すら認識できないものさ」「ふとした日常に覚えた違和感、それはデジャヴか、それとも新たな世界への扉か…はたまた、地獄へ繋がる道なのか…」「それは単なる思春期の思い込みかもしれない」「でも、ヒトは自らを『特別な存在』だと思い込み、やがてその万能感が消えた時に大人になるという」「これはそんな話さ…」
キョウ「マジかよ…ありえねぇ」
カミナギ「つまり…私たちは同じ1学期を繰り返してるって事。そうですよね? 生徒会長」
シマ「そうだ。今夜、9月1日午前0時を以て舞浜サーバーはリセットされ、149日前に戻る。セレブラント以外は」
カミナギ「だから、みんなの記憶も消える…」
シマ「半径5キロの仮想世界と、400人弱の人間のデーター量はあまりに膨大」「加えて人は成長し、そのデーターは急速かつ、無限の膨れ上がる…そして破綻と崩壊の時が来る」
キョウ「世界がパンクする前にリセットを…マストか?」
シマ「例外はない。同じ時が繰り返しループし、舞浜に2学期は…9月1日の朝は来ない」
キョウ「進歩も成長もない世界で生きるのか…永遠の生命と引き換えに」
シマ「永遠ですらない。機械である以上、サーバーもいつかは壊れる」
キョウ「そんな…じゃあ何のために!」
シマ「復活の日まで…ひたすら保存する」
キョウ「復活って!? できるのか、人間を! どうやって!?」
シマ「…ガルズオルムはその方法を知っている。だが我々は…
キョウ「………」
カミナギ「キョウちゃん…」
シマ「失望するには当たらないさ。これが現実…君が忘れていただけだ」
カミナギ「キョウちゃんが…忘れていた…?」
シズノ「キョウ…」
デュオ「どうしたんだ、シズノの奴? なんか妙に落ち込んでるみたいだけどよ」
カトル「デュオ、今日は舞浜サーバーの…」
デュオ「ああ。、そうか、今夜だっけか…」
命「キョウにとってはリブートしてから初めて経験するリセットだもの…心配にもなるわよ」
シズノ「以前の彼はリセットを重ねていく内に、心をすり減らしていったから…」
デュオ「確かに俺たちが会った時とは別人みたいだもんな、今のあいつ」
シズノ「あれが本来の彼なのよ。真っ直ぐで純粋で…ただそれ故に傷つきやすい…」
メイイェン「また前みたくなっちゃうかもってことか…。そうなったら大変ね」
マオ「事は彼個人の問題だけではないさ」「ガルズオルムが多くの戦力と手を組み、以前より着実に力をつけている」「今の状況で彼が戦え亡くなれば、戦力的にも大きな痛手だ」
シズノ「嫌な言い方をするのね」
マオ「だが、事実だ」
シズノ「………」
トロワ「そもそも心配する必要はないだろう」
シズノ「え…?」
トロワ「今のあいつは以前とは違う」
シズノ「………」「そうかしら…」
デュオ「ま、なんにせよ。こんな日ぐらいはそっとしといてやりたいもんだけどな」
〔軍の警報〕
フォセッタ「ガルズオルムの量子兵器反応です!」
デュオ「やれやれ…。言っとくけど俺のせいじゃねえからな」
凱「聞いたな、みんな! すぐに出撃だ!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
キョウ「こんな時に襲ってきやがって…もう時間が無いってのに…」
カミナギ「キョウちゃん、集中!」
キョウ「わかってる!」
アビス「ソゴル…キョウ…」
キョウ「アビス? なんだ…あの機体…?」
カミナギ「新型…なの…?」
キョウ「なんだろうが、構わねえ! 今、俺は苛立ってんだ! さっさとぶっ倒してやるぜ!」
アビス「こんなところか…」
シン「もう終わりにするの、アビス?」
アビス「この機体の力は分かった。充分だ」
シン「そう、じゃあ次で奴らも終わりだね」
アビス「ああ…」
キョウ「あいつら…全然本気じゃなかった…。なんなんだ…いったい?」
万丈「敵は退いた。ひとまずこちらも帰還するとしよう」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
凱「あの敵の新型…。気になるな」
マオ「ほとんどデーターは取れなかったがシミュレーションデーターを作成させておく。対策は取っておいた方がいい」
トロワ「そうだな。あの機体は普通ではない
マオ「キョウ、直接戦ったのは君だ。君の意見を聞いておきたい」
キョウ「悪い、明日でいいか? 俺、この後用事あるんだ」
マオ「用事?」
キョウ「ああ、ちょっと舞浜でな」
シズノ「舞浜に戻るつもりなの…?」
キョウ「ああ、カミナギとも相談した。リセットされるからこそ、その日は舞浜で迎えたいってな」
シズノ「!」「…そう」
カミナギ「キョウちゃん、シズノ先輩!」
キョウ「お疲れ、カミナギ」
カミナギ「お疲れじゃないよ、そろそろ行かないと」「シズノ先輩、先輩も一緒に舞浜に行きませんか?」
シズノ「…いいえ、遠慮しておくわ」
カミナギ「そうですか…」
キョウ「んじゃ、行くか」
カミナギ「うん!」
〔転送音〕
シズノ「………」
デュオ「行っちまった…」
シズノ「そうね…確かに違うわね。以前の彼とは…」
キョウ「さて、と…」
カミナギ「それで、これからどうするの? キョウちゃん」
キョウ「そうだな。ここにみんなを呼ぼうぜ!」
カミナギ「えー? もう夜中だよ?」
キョウ「水泳部復活の前祝いって事さ。ま、明日になりゃ忘れちまってるんだけど」
カミナギ「キョウちゃん…」
キョウ「あー、また突っかかってくるんだろうな、カワグチのヤツら」
カミナギ「ケンカはダメだよー」
キョウ「逆に言や、対処の仕方は知ってんだし、仲直りすんのも早くなるかもな」
カミナギ「ふふっ、そうだね」
キョウ「なんつーか、今の記憶を持ったまま昔に戻ってやり直すって、そういう妄想、小さい頃したよな?」
カミナギ「映画でもあるよ、そういうの」
キョウ「そう考えると案外面白いかもしれねーな。あ、待てよ…だったら…」「宝くじの番号覚えて、当たりを選んで大金持ち!! なんてな!!」
カミナギ「もう、キョウちゃんったら…」
【シナリオエンドデモ終了】
[遠く離れた場所から]
【シナリオデモ開始】
リチェルカ「間もなく、空間の異常が観測された地点に到達します」
カミナギ「空間の異常な反応ってなんだろ? デフテラ領域ってワケでもなさそうだし…」
凱「宇宙収縮減少と関係があるかもしれない。ソール11遊星主の動きが鈍いのが気になる」
万丈「ガルズオルムとメガノイドが共闘したようにソール11遊星主もヤツらと手を組んだ可能性もある」
シマ「ソール11遊星主は以前、堕天翅族と行動を共にしていた」
デュオ「敵さんの連合軍ができあがってう可能性があるってことか…」「やれやれ、また苦労の種が増えたか」
ゼクス「それだけ敵もなりふり構ってはいられないということか」
カトル「でも、向こうが一致しているのは単なる利害関係のみです」
万丈「ああ、特にメガノイドは各コマンダー毎に好き勝手やっている。つけいる隙はあるはずだ」
ヒイロ「だが、最悪の事態は想定しておいた方がいい」
シマ「ヒイロの言葉は正しい。だからこうして君たちに不確定要素の調査を依頼した次第だ」
カミナギ「こういう時ってだいたい何か嫌なことが起きたりするんだけど…どう思う、キョウちゃん?」
キョウ「………」
カミナギ「キョウちゃん?」
キョウ「え? あ、ああ、わりぃ、なんの話だっけ?」
カミナギ「キョウちゃん…」
〔殴打音〕
キョウ「いてっ…! なんで、蹴るこたねーだろ!」
カミナギ「しっかりしてよ、キョウちゃん! 昨日ふたりで話し合ったでしょ!」「サーバーにいるみんなを守る為にこれから頑張ってこうって! もう忘れちゃったの?」
キョウ「カミナギ…」「そ、そうだよな! 終わったことグチグチ考えててもしょうがねえもんな!」「次に向けてかねえとは、次に…!」
カミナギ「よしよし。それでこそキョウちゃんだ」
キョウ「…わりぃな、カミナギ」
カミナギ「うん…」
マオ「…彼の方は大丈夫そうだな」
メイイェン「リョーコのおかげね」
〔センサー反応〕
リチェルカ「周辺に敵影を確認!」
デオ「敵さんがこんな所をうろついてるとは、ますます怪しくなってきやがったな」
ゼクス「ひとまずは奴らを迎撃する! 調査はその後だ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
キョウ「よっしゃ、片付いたな!」
カトル「それにしても…敵の戦術パターンが変だったね」
トロワ「散開戦術にしては連携が取れていなかった」
凱「ああ、分散するだけ分散して、まるで何かを探していたような…」
カミナギ「キョウちゃん、あそこ!」
キョウ「どうした?」
カミナギ「あれ、人じゃない!?」
キョウ「マジか!? 女の子だと!? ありえねぇ!」
????(※ノノ)「おねえ…さま…」
【シナリオエンドデモ終了】
[鍵を握る少女]
【シナリオデモ開始】
キョウ「ありえねぇだろ…そんな話…」
デュオ「並行世界から来たなんて言われても…にわかにゃ信じらんねえよ…」
????(※ノノ)「本当です!」
シズノ「彼女の話によれば彼女はこことは別の世界で宇宙怪獣と呼ばれる敵対勢力との戦いを続けていたそうよ」
カトル「でも、その時に起きた激しい戦いの余波で彼女はこの世界に跳ばされてしまったと…」
メイウー「戦ってたっていうけど、どう見ても普通の女の子にしか見えないんだけど…」
シマ「だが、人間ではない。彼女の本当の名はバスターマシン7号。対宇宙怪獣用に造られた決戦兵器だそうだ」
フォセッタ「彼女の体を解析した結果、ナノマシンと思われる物質で構成されたアンドロイドである事は間違いありません」
命「決戦兵器…」
ミナト「えっと…バスターマシン7号…さん…?」
ノノ「ノノと呼んでください!」
ミナト「ノノ?」
ノノ「はい! ノノの名前です!」
ミナト「え、えっと…それじゃあ、ノノあなたは元の世界に帰る方法はあるの?」
ノノ「それが分からないんです…。そもそもノノはここに来てしまった方法もよく覚えていなくて…」
ミナト「そ、そう…」
カミナギ「それじゃあ迷子ってことなんだ」
ノノ「そうなりますー…」
フォセッタ「現在ノノさんは損傷がひどく、本来の機能を取り戻せていません。時間が経てば自己修復されると思いますが…」
デュオ「なあ、ガルズオルムとメガノイドが探してたのって、もしかして…」
五飛「恐らく彼女だろうな」
ノノ「あのー…ノノはどうすれば…?」
万丈「と、言っているがね」「彼女の待遇だが…どうするつもりだい、シマ司令?」
シマ「オケアノスで保護する。敵が彼女を狙っている可能性がある以上、放ってはおけない」
ノノ「えっ!? いいんですか!?」
シマ「当然だ」
カミナギ「よかったね、ノノちゃん」「そうと決まれば私がオケアノスの中を案内するよ!」
ノノ「ありがとうございます! えっと…」
カミナギ「私はリョーコ! カミナギ・リョーコ!」
ノノ「リョーコさん、ですね! よろしくお願いします!」
〔走り去る足音〕
キョウ「お、おい…! カミナギ…!」「行っちまいやがった…」
クリス「やれやれ。この艦もまたにぎやかになりそうだな」
命「でも、ああしていると本当に普通の女の子にしか見えないわね」
凱「ああ、そうだな…」
ゼクス「敵は彼女をどうするつもりだったんだろうな」
シマ「調査は進めている。今はその結果を待つしかないさ」(並行世界から来た少女か…。目的は彼女の技術か、あるいは…)
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
カミナギ「ここがシミュレータールーム。ここでシミュレーター訓練をするんだ」
ノノ「わー、立派な設備ですねー」
メイウー「ちょっと! アンタまたルーシェンの邪魔をするつもり?」
カミナギ「違うよー。ノノちゃんを案内してるだけだってば、メイイェンさん」
メイウー「何度言ったら分かるの! 私はメイウー!」
カミナギ「あ、あれ? あははは…」
メイイェン「いいの? ルーシェン」
マオ「見学くらい問題ない。むしろ、今の俺たちの戦いを見ておいたもらった方がいい」
メイウー「………」
カミナギ「あ、あの、私、別にルーシェンさんのリアシートなんて狙ってませんから…」
メイウー「…どうだか」
マオ「シミュレーター、開始するぞ」
メイウー「あ、うん!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
カミナギ「へー、すっごい人なんだね! ノノちゃんのお姉さんって」
ノノ「お姉さんではなく、お姉さまです! すごいなんてもんじゃないんですよ!」「かわいくて強くて! ノノはお姉さまが大好きなのです!」
カミナギ「うんうん! もっと教えて! そのお姉さまのこと!」
ノノ「はい! もちろんです!」
凱「いつの間にか、すっかり仲良くなっているな、あの二人」
キョウ「カミナギは誰とでもすぐ仲良くなるからな」
マオ「カミナギ・リョーコか。確かに彼女が来てからオケアノスの雰囲気もずいぶん変わった」
クリス「なにせ、あのキョウでさえ前向きになっちまうぐらいだからな」
シズノ(…私にはできなかったことね)
〔歩み寄る足音〕
ミナト「カミナギさん、準備できたわ」
カミナギ「ありがとうございます、副会長」
キョウ「準備? なんだ?」
カミナギ「クッキー作るの。副会長に教えてもらって」
ノノ「はい! ノノも挑戦します!」
ミナト「ふたりに頼まれたのよ。私がお菓子作りが好きだって言ったら、食べてみたいって」「もちろん、実際に食べさせられるわけじゃないからせめて作り方だけでもって思って…」
デュオ「クッキ~? 副司令が~?」
ミナト「何かご不満でも?」
デュオ「いやいや、滅相もない!」
カミナギ「良かったら先輩も一緒に作りませんか?」
シズノ「えっ? 私?」
ノノ「ノノも賛成です!」
シズノ「いや、私はそういうのは…」
カトル「いいんじゃないですか? たまには」
トロワ「ああ。お前にも気分転換ぐらい必要だろう」
シズノ「気分転換って…」
キョウ「いいんじゃね? シズノ先輩って、そういうの似合いそうだし」
シズノ「そ、そう? そこまで言うなら…」
カミナギ「よかった。じゃあ、行きましょう! 先輩!」
頭翅「どうやら、鍵が見つかったようだな…」
コロス「数日前から予兆は確認されていました。そしてあのアンドロイドが現れ、それは証明された」「あなた方の主、ナーガの計算は正しかったということになりますね」
アビス「我らの主は絶対だ」
頭翅「なんにせよ、これで我々は次の舞台へ進むことができる」
パルパレーパ「新たな宇宙の存在は我らにとって都合がいい。使える物質は多ければ多いほどいい…
」
コロス「メガノイドの全宇宙進出こそがドンの望み…それは並行世界でも同じ事です」
頭翅「扉を開くカギはあの人形が握っている…」
シン「それじゃ、あのアンドロイドを手に入れるまで協力って事だね」
コロス「しかし、そうなると邪魔な物がおりますね」「我々としてはこの機会に消し去ってしまいたい所ですが…」
アビス「ナーガの意志も同じ…。奴らは消し去る。この俺の手で」
コロス「…いいでしょう。お手並みを拝見します」
【シナリオエンドデモ終了】
[大切な人]
【シナリオデモ開始】
カミナギ「はい、ノノちゃん。このふるいで小麦粉を振ってね」
ノノ「任せてください、リョーコさん! せーの!!」
シズノ「!? なんて高速のふるい…」
ノノ「は…は…ハクショーン!!」
〔物の壊れる音〕
ミナト「きゃあっ!? ちょっと、ノノ…!」
ノノ「ご、ごめんなさいぃぃぃ!」
カミナギ「ノノちゃん、ケガはない?」
ノノ「は、はい! ノノは頑丈ですから!」
ミナトアンドロイドもクシャミするのね…本当に人間そっくり」
シズノ「それを言ったら幻体だて同じでしょう?」
ミナト「それはそうだけど…ああ、ノノさん、あなたはこっちの型抜きはやってもらえる?」
ノノ「はい、分かりました!」
カミナギ「わあ、副会長、可愛い形ですね。それ、生徒会長に渡すんですよね?」
ミナト「え、ええ、そのつもりだけど。日頃の感謝を込めてね」
カミナギ「生徒会長、きっと喜びますよ!」
ミナト「そ、そうかしら? えーと、そうそう! そう言えばノノさん」
ノノ「はい、なんでしょう?」
ミナト「ノノさんはこんな風に作った料理を食べてもらいたい人、元の世界にいるの?」
ノノ「もちろん、お姉さまに!」
ミナト「お姉さま…?」
カミナギ「ノノちゃんの大事な友達らしいですよ」
ノノ「はい! 大切で…特別な人です!」「ノノはずっとひとりで戦ってきました。お姉さまはそんなノノに大切な気持ちを授けてくれた人なんです」
シズノ「そう…。あなたにもそういう大切な人がいるのね…」
カミナギ「じゃあ頑張って帰る方法を見つけないとね! その人もきっとノノちゃんのことを待ってる…」「ううん…。捜してるかもしれないから!」
ノノ「ノノのことを…ですか?」
カミナギ「そうだよ! そのお姉さまって人にとっても、ノノちゃんは大切な友達なんだから!」
シズノ「ええ…私もそう思うわ」
ノノ「みなさん…」「なら、ノノは一刻も早く帰る方法を見つけないといけませんね! お姉さまの為にも!」
ミナト「私たちも精一杯協力するわ」
シズノ「いいわね。自分の気持ちに正直で…」
カミナギ「シズノ先輩…」「………」「先輩、クッキーが完成したら一緒にキョウちゃんに渡しませんか?」
シズノ「え? でも…」「いえ、そうね…そうさせてもらおうかしら」
ミナト「さてと、こんなものかしらね。それじゃオーブンに入れて焼き上がれば完成よ」
ノノ「楽しみなのです!」
〔軍の警報〕
フォセッタ「副司令、敵の部隊が本艦に接近中です!」
ミナト「もう! フォセッタ、火の番をお願い!」「みんなはすぐに戦闘配置について!」
カミナギ「はい!」
ノノ「あの、ノノも…!」
ミナト「あなたはまだ戦える状態じゃない。ここは私たちに任せて」
ノノ「でも…」
カミナギ「大丈夫。すぐに終わらせて帰ってくるから。そしたらまた続きをやろう」
ノノ「リョーコさん…。分かりました…」
シズノ「カミナギさん…」
カミナギ「先輩…?」
シズノ「キョウのこと、頼んだわよ」
カミナギ「はい!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
凱「パルパレーパ!? やはりガルズオルムたちと手を組んでいたか!」
パルパレーパ「三重連太陽系では後れをとったが…滅びの悪魔よ、ここを終焉の地とするがいい!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
パルパレーパ「ぬうぅ…これほどとは…
凱「ここまでだ、パルパレーパ!!」
トロワ「戦力の損耗率は7割を超えている。部隊は全滅と言っていい」
キョウ「これで終わりだな」
パルパレーパ「フ…どうかな…?」
キョウ「何…!?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
キョウ「うぁぁぁぁっ!?」
カミナギ「あああぁぁぁっ!?」
マオ「アルティールが攻撃を!?」
シマ「いかん! アルティールを強制転送!!」
〔光の放射音〕
五飛「今の狙撃は? どこから…」
ヒイロ「上だ!」
アビス「…奴らとの決着がこんなものとは…」
ミエイェン「アイツはこの間の…!?」
【シナリオエンドデモ終了】
[消えゆく幻]
【シナリオデモ開始】
凱「キョウたちは無事なのか!?」
マオ「分からない…あの一瞬、光装甲が消えていた…」
クリス「こっちも人の心配をしてる場合じゃなさそうだぜ」
リチェルカ「敵影多数接近!」
万丈「とんだ隠し球を残していたものだな」
シン「フフ、まずは一体…」
アビス「こんな形で決着がつくとは不本意だが…これもナーガの意志だ」
ミナト「アルティールはオケアノスに転送されているわ! 目の前の敵に集中して!」
ノノ「リョーコさん…」
パルパレーパ「形勢逆転だな」
アビス「あのアンドロイドを渡してもらおうか」
ミナト「ノノのことを知っている!?」
シマ「やはり狙いは彼女か…」
凱「貴様たちの思い通りになどさせるものか!」
アビス「そうか…。ならば力尽くで奪うまでだ」「言っておくが今度は以前のようにはいかんぞ。ナーガより賜りし、我らの新たな力! 存分に思い知るがいい!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ゼクス「数が多い! こっちが本隊だったか!」
トロワ「数的優位を保って包囲殲滅する…有効な戦術だ」
デュオ「感心してる場合じゃねーだろ! このままじゃちょっとやべえぜ…!」
パルパレーパ「どうやら覚悟を決めたか、滅び行く者たちよ」
凱「まだだ! まだ俺たちは諦めちゃいない!」
パルパレーパ「そうか…ならば!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
凱「なにっ!? 破壊された機体を再生した!?」
パルパレーパ「何を驚いている。我らの再生の力は知っていよう?」
凱「くっ…・」
????(※画面オフ)「諦めてはダメです!!」
クリス「なにっ!?」
万丈「この声は…!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
バスターマシン7号「地球帝国宇宙軍、太陽系直掩部隊直属、第六世代型恒星間航行決戦兵器! バスターマシン7号!!」
ミナト「ノノ…なの?」
シン「ふーん、自分から捕まりに来てくれたんだ」
バスターマシン7号「ノノが敵をなんとかします! みなさんはその隙に逃げてください!」
凱「しかし、君はまだ…!」
バスターマシン7号「戦えます! ノノを助けてくれた人たちの為ならば!」「みなさんはノノを助けてくれました! だから今度は、ノノがみなさんを助ける番です!」「バスタァァァァビイィィィィィムッ!!」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
アビス「なにっ!?」
パルパレーパ「バカな!? 一瞬であれだけの数を…」
シマ「今だ! 総員撤退!」
ミナト「オケアノス! ペルシダーモードへ!」
万丈「ノノのおかげで、なんとか無事に逃げることはできたか…」「すまなかったね。無理をさせてしまって…」
ノノ「ノノなら…大丈夫です…」「それよりリョーコさんたちは…?」
マオ「酷いな…。アルティールがここまで破壊されるとは…」
キョウ「………」
シズノ「………」
クリス「キョウ、無事だったか」
デュオ「心配したぜ」
ヒイロ「カミナギ・リョーコの姿が見えないが…」
キョウ「………」
ノノ「キョウさん…?」
シズノ「…カミナギさんの幻体データーは…完全にロストしたわ」
ノノ「え…?」
【シナリオエンドデモ終了】
[長い記憶]
【シナリオデモ開始】
キョウ「カミナギは消えた…間違いなく消えたんだ。けど、理解できてねぇ俺がいる」「ミズキもトミガイも、カミナギは事故で入院シルト思ってる…」「なんか、映画みてぇだよな…恋人を亡くした主人公が、その悲しみに呑まれて、あてもなくさまよって…」「けど、俺は悲しくもねぇんだ。今にもカミナギが、その辺からひょっこり顔を出してきそうで…」「現実ってヤツを…受け止め切れてねぇ…」「カミナギ…」
カトル「そうですか…。やはりロストした幻体データの修復は不可能なんですね」
クリス「ああ、量子コンピューターの特性上、量子テレポーテートを行うと転送元にはデーターは残らない」
デュオ「じゃあ…ホントに消えちまったのか? いや、死んじまった?」
ミナト「今、シズノがデーターのサルベージをしているけど…復活は絶望的よ…」
メイウー「リョーコ…」
ノノ「リョーコさん…」
シマ「悲しむのはいつでもできる。まずは現状を整理しよう」
メイウー「…!」
シマ「敵戦力は更に増大、ソール11遊星主が加わった事により戦力差は歴然だ」「さらに以前より存在が確認されていた敵の新戦力、アンチゼーガ・マインディエはかなりの脅威となっている」
万丈「ゼーガペインさえ一撃で倒す強大な敵だ。正直、厄介な相手だな」
シマ「ドヴァールカーやディーバにも救援を求めたいところだが、今の位置では到底間に合わんだろう」
カトル「奴らが仕掛けてくるのが先か…」
ノノ「あの、いいのでしょうか?」
シマ「なんだね、ノノ君」
ノノ「敵の目的はノノです。なら、ノノはこれ以上、この艦にいるわけには…」
凱「心配するな、君はもう仲間だ。俺たちは絶対に仲間を見捨てない」
万丈「レディを助けるのは当然の事さ」
ノノ「みなさん…」
シマ「そもそも敵にとって、このオケアノス自体が攻撃対象だ。君が気に病む必要はない」
ノノ「はい…」
シマ「とはいえ、不利な状況であることは事実だ」「具体的な打開策もない以上、今は敵に発見されないよう祈ることぐらいしかできんがな」
ノノ「………」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
クリス「こちらクリス! 敵部隊に発見された!」
メイイェン「オケアノスとの接触コースをとっています。迎撃に移ります!」
シマ「了解した。こちらからも援軍を派遣する」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
キョウ「………」
ノノ「キョウさん…」
マオ「いつまでこうしているつもりだ?」
キョウ「放っとけ…。今は誰にも会いたくねえ」「守ってやるって…絶対に守ってやるって…決めてたのによ…」
マオ「セレブラントである以上、彼女もまた戦士だ。愛する人と一緒にいたかった…その意志を貫いたんじゃないのか?」
キョウ「…お前に何がわかる。綺麗事でまとめんじゃねぇよ!」
マオ「…問題はこの先、君がどうするかだ」「訳の分からぬヤツに恋人を奪われて、このままではいないだろう?」
キョウ「…それが気に入らねぇんだ!」「俺が抱えた痛みも、想いも、すべてが戦うために用意された単なる障害…予定調和って事なんだろ!?」
マオ「…だとしても、君がどうするかが知りたい」
キョウ「だから、それが…!」
ノノ「キョウさん!!」
キョウ「なんだよ…」
ノノ「その人の気持ちは、その人自身にしか分かりません」「でも、これだけは言えます! リョーコさんはキョウさんが大切だから戦えたんです!」「その気持ちに偽りはありません!」
キョウ「…んなの、てめえに言われるまでもねえ…」
ノノ「なら、目を背けないでください! 痛いことや苦しいことから!」「それを乗り越えられるのが、人間です!!」
キョウ「人間…」
ノノ「キョウさん…」
トロワ「奴の所に行っていたのか?」
マオ「ああ…残念ながら振られたがな」
トロワ「嫌な役を引き受けるな、お前も」
マオ「そうだな…。性には合わない」「だが、それで彼が以前のようになるのを止められるなら安いものだ」
トロワ「そうか…」
ノノ「聞きました。キョウさんの話…」「みなさんの事情を伺った時に…」
マオ「君も似たようなものだと聞いている」
ノノ「ノノもずっとひとりでした」「だから分かるんです。以前のキョウさんの気持ちも、今のキョウさんの気持ちも…」「ノノにも何かできないんでしょうか…。リョーコさんを救うことが…」
マオ「フ、やはり彼女が来てからのこの艦の空気は違うな」「キョウが変わるのもうなずける」
ノノ「え…?」
トロワ「ついてくるといい」
〔歩き去る足音〕
ノノ「ここはアルティールの…」「アレは…シズノさん…?」
【シナリオエンドデモ終了】
[兆し]
【シナリオデモ開始】
シズノ「圧縮ファイルと解凍、欠損データーの照合を」
凱「了解した。直接内部データにアクセスする」
命「DNAデータのマージは完了したわ」
凱「よし、こちらも照合は終わった」
シズノ「ありがとう」
ノノ「これは…」
トロワ「カミナギ・リョーコのデータの復元を行っている。アルティールに残されたデータを使って」
ノノ「じゃあ、リョーコさんは…」
トロワ「助かる可能性があるということだ」
ノノ「本当ですか…!?」
マオ「…ただその代償は大きいがな」
ノノ「え…?」
〔軍の警報〕
リチェルカ「敵大部隊の反応をキャッチ。直ちに迎撃に向かってください」
トロワ「本格的な攻勢に出てきたか」
シズノ「まだ修復が終わっていない…! 今中断すればデーター消失の危険性があるわ!」
凱「なら、俺たちで時間を稼ぐ! シズノ、君はこのまま続けてくれ!」
頭翅「今こそ我らが旅立つ力を…」
シン「光無き者に死を」
コロス「全てはドンのために…」
万丈「…これは…! まさかオールスターとはね…!」
クリス「どうやら今度こそ敵は本気でこの艦を沈めるつもりか…」
アビス「これがナーガの意志! お前たちとの戦いもこれで終わりにさせてもらうぞ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
デュオ「ちっ…! 親玉が勢揃いしやがって…!」「この艦の為だけにどれだけの戦力を揃えてきやがんだ!」
アビス「弱いな、お前たちは…!」
パルパレーパ「蓄えていた我らの力を今こそ解放する時…!」
リチェルカ「敵部隊、次々と再生…いえ、更に複製されて数を増やしていきます!」
ミナト「司令! このままでは味方部隊が損耗する一方です!」
シマ「………」
リチェルカ「デフテラコアの投下を確認!」
シマ「場所は!?」
イリエ「近いです!」
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、震動〕
イリエ「デフテラ領域発生! 拡大していきます!」
シマ「いかん! オケアノス、全速離脱! 各部隊もこの空域いから離脱せよ!」
【シナリオエンドデモ終了】
[大切な人の為に]
【シナリオデモ開始】
イリエ「デフテラ領域更に拡大! 速度を上げています!」
ミナト「そんな…この速度では、今のオケアノスでは脱出できない…!」「まさかデフテラ領域をこんな風に使ってくるなんて!」
クリス「なら、フリスベルグでコアの破壊に向かう!」
メイイェン「ダメです! 敵の数が多すぎて戦線の維持で手一杯です!」
クリス「しかし、このままでは…!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
バスターマシン7号「任せてください!! ノノがこれを抑えるのです!!」
ミナト「ノノ!?」
バスターマシン7号「フィジカルリアクター、全開!!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
フォセッタ「ノノさんが物理現象を書き換えています! デフテラ領域拡大が止まりました!」
ミナト「そんな事が…? なんて技術…」
バスターマシン7号「くうぅぅぅっ!」
リチェルカ「ノノさんの表面温度が上昇! 自己修復っが間に合っていません!」
シマ「やはり万全の状態ではないのか。ノノ君、無理はするな!」
バスターマシン7号「だ、大丈夫です!」
シマ「総員! ノノ君が抑えている間に敵を殲滅せよ!」
万丈「了解した!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
パルパレーパ「くくく…どうした? こちらの戦力にはまだ余裕があるぞ」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
凱「また再生か!」
クリス「まったく、キリがねぇ!!」
シマ「ノノ君の様子は?」
フォセッタ「まだ持ちこたえています。しかし、いつまで続くか…」
マオ「くっ、このままでは…」
キョウ「………」
〔ハッチの開閉音〕
シズノ「キョウ、アルティールの修理が完了したわ。出撃よ」
キョウ「ウィザードはどうすんだよ? シズノ先輩か?」
シズノ「私は出ないわ。それより急いで。みんなが危険なの!」
キョウ「あ、ああ…」
〔転送音〕
シズノ「う…」
〔人の倒れる音〕
キョウ「戦うしかねぇなら…戦ってやるさ、お望み通りにな!」
????(※カミナギ)「そんな投げやりはダメだよ、キョウちゃん!」
キョウ「!? この声…まさか…」
カミナギ「会いたかった、ずっと…」
キョウ「カミナギ…! なんで…」
カミナギ「シズノ先輩がサルベージしてくれたの。あと、凱さんやヒイロさんも手伝ってくれた」
キョウ「よかった…生きてたんだな、カミナギ…」
カミナギ「そんな事より急いで、キョウちゃん! みんなを助けないと!」
キョウ「わ、わかった!」
フォセッタ「アルティール転送!」
キョウ「エンタングル!」
【シナリオエンドデモ終了】
[世界を超えて]
【シナリオデモ開始】
デュオ「このおっ!! 次から次へと!!」
クリス「…こうなりゃ、最後の手段を使うしかねぇか? アーク…」
キョウ「みんな、待たせたな!」
カミナギ「助けに来たよ!!」
カトル「アルティール!? それに、一緒に乗ってるのは…」
バスターマシン7号「リョーコさん!? 生きてたんですね!!」
カミナギ「大切な人のためなら、なんだってできる、そうでしょ?」
バスターマシン7号「は…はいっ!」
アビス「ソゴル・キョウ…! まだ生きていたか!」
カミナギ「キョウちゃん!」
キョウ「ああ、アビスのヤツは俺を狙ってる。なら、せいぜい囮になってやるさ!」
凱「よし、フォーメーションを組み直せ! 反撃開始だぁぁっ!!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アビス「今度こそ消え失せろ、光なき者!」」
キョウ「うるせーバーカ! そう何度もやられるかよ!」
カミナギ「うん! 大丈夫! 今の私たちなら!」
クリス「アンチゼーガをひとりで抑えてやがる…」
アビスおのれ…!」
ヒイロ「今がチャンスだ」
フォセッタ「デフテラ領域の拡大、停止しました!」
バスターマシン7号「よかっ…た…」
ミナト「ノノ!?」
カミナギ「ノノちゃん!?」
パルパレーパ「好機!! アンドロイドはいただいていく!」
万丈「まずい! 彼女を奪われるわけには…!}
カミナギ「キョウちゃん! ノノちゃんを助けなきゃ!!」
キョウ「分かってるが…! こっちも手一杯だ!!」
パルパレーパ「フハハハハハ!! もらったぁ!!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
パルパレーパ「ぬおっ!?」
バスターマシン7号「こ、これは…バスタービーム…?」
ラルク「まったく、なにやってんの! らしくないぞ、ノノ!」
バスターマシン7号「お姉様!? そんな、どうやってここに!?」
ラルク「ふっ…なぜならばっ!!」「私とお前の絆に、もはや距離は関係ないならだ!!」
バスターマシン7号「お、お姉様~~~!!」
ラルク「バカ!! 泣いてるヒマがあるか!! まだ戦闘中だぞ!!」
バスターマシン7号「は、はいっ!!」
ラルク「お互い万全な状態じゃないが、そこは…」
バスターマシン7号「努力と根性でカバー、ですね!!」
ラルク「ああ!! 行くぞ、ノノ!!」
【シナリオエンドデモ終了】
[再会]
【シナリオデモ開始】
ラルク「こいつら、数だけは多いな…」
バスターマシン7号「でも、エグゼリオ変動動力源の事を思えば!」
ラルク「そうだな!」
バスターマシン7号「お姉さま、あれをやります!!」
ラルク「ああ、わかってる!!」「とうっ!!」
バスターマシン7号「とうっ!!」
ラルク「イナズマァァァァ!!」
バスターマシン7号「ダブルゥゥゥゥ!!」「キイィィィィィィィィィィィィック!!」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
パルパレーパ「な、なんだ、この技は…!?」
キョウ「すげぇ…あれだけの数を一瞬で…」
カミナギ「キョウちゃん、負けられないよ!」
キョウ「おう!!」「さんざんやってくれた分、お返ししてやるぜ!」
アビス「光なき者が…! 調子に乗るな!」
ラルク「今だ! 一気にたたみかけるぞ! ノノ!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
頭翅「ここまでか」
パルパレーパ「おのれ…」
コロス「潮時ですね」
アビス「光なき者…次は…」
リチェルカ「敵部隊反応、消滅! デフテラ領域、活動停止!」
ミナト「か…勝てた…」
キョウ「なんとか生き延びられたな、カミナギ」
カミナギ「そうだね…」
キョウ「ん? どうした?」
カミナギ「えっとね…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
キョウ「ウソだろ…ありえねぇ…コクピットの中だけだなんて…」
シズノ「完全統合はできなかった…アルティールの幻体バッファに残されていた彼女の量子データーを…」「ハードウェアの損壊と、転送時のデーター損傷が酷くて…これが精一杯なの」
カミナギ「大丈夫だよ、キョウちゃん。私は平気。だって、ここにいればいつでもキョウちゃんに会えるんだから」
キョウ「けどよ、カミナギ…」
カミナギ「キョウちゃんと一緒に戦うって決めたんだから。むしろこの方がいいよ」
キョウ「カミナギ…」
ノノ「リョーコさん…」
カミナギ「ほら、もう、しんみりしないの! 一年に一回しか会えない織姫と彦星に比べたら、充分贅沢だよ」
キョウ「比較対象がおかしすぎるだろ。なんで七夕なんだよ」
カミナギ「あれ? 織姫と彦星が恋人同士だって事には突っ込まないんだ?」
キョウ「えっ? そ、それはその…」
ノノ「熱々ですね~。まるでノノとお姉様みたいです」
ラルク「お、おい…」
カミナギ「あ、そうそう。この人がノノちゃんのお姉様なんだね」
ラルク「あ、いや、私は…」
ノノ「はい、そうなのです!! お姉様~~~っ!!」
ラルク「こら! 抱きつくな、ノノ!!」
カミナギ「ノノちゃんを迎えに来たんですよね? それじゃあ、ノノちゃんともお別れだね…」
ラルク「あー…いや、それが…実は変える方法が分からないんだ」
ミナト「は?」
ラルク「そもそも宇宙収縮現象を調べている内に並行世界への入り口らしき物を見つけたのも偶然だし…」「出てきたらまさに、ノノが危ない真っ最中だったし…」
ノノ「お姉様はノノを探しに来てくれたんですね! ノノ、感激です!!」
ラルク「だから、くっつくな!」
キョウ「ありえねぇ!! 行き当たりばったりにもほどがある!!」
カミナギ「それだけ二人の絆が本物だったって事だよ」
凱「しかし、そうなると…」
万丈「今後どうするかが問題だな。まだメガノイドやガルズオルム、ソール11遊星主との決着もついていない」
トロワ「あいつらが彼女たちを見逃すとは思えない」
ノノ「あのー…シマ司令、お願いがあるんですけど…」
シマ「考える間dメ尾ない。ノノとラルクの二人はオケアノスで保護する」
ノノ「本当ですか!?ありがとうございます!!」
ラルク「ありがとう、よろしく頼みます」
カミナギ「よかったね、ノノちゃん」
ノノ「はいっ! みんないい人たちなのです!」
キョウ「やれやれ…また騒がしくなりそうだ」
【シナリオエンドデモ終了】
● 進撃イベント「1246秒の奇跡」
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