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イベント
薔薇と髑髏

[お買い物、事件]
【シナリオデモ開始】

ドルテ(私服)「う~ん、いいお天気。今日は絶好のお出掛け日和ね」
フローリア(私服)「まあ、たまには、のんびりするというのも悪くないですわね」
ドルテ(私服)「予約したレストランはこの先なんだけど、まだ時間があるから、少しお店を見て回りましょうか」
フローリア(私服)「それは構わないけど、なには欲しい物でもあって?」
ドルテ(私服)「私が欲しい物はないんだけど、ベルちゃんにお土産を買っていこうかなって」
フローリア(私服)「お土産…」「私様も、エーメルと博士に買おうかしら」
ドルテ(私服)「うふふ…」
フローリア(私服)「なんですの、その顔は…?」
ドルテ(私服)「フローリアちゃんって、やっぱり優しいなって思って」
フローリア(私服)「ただ、エーメルと博士に、しつこいくらいに言われただけですわ。ふたりだけで出掛けるなんてズルいと」「これでなにも買って帰らなかったら、なにを言われるか…」
ドルテ(私服)「それじゃあ、ふたりが喜びそうな物を探さないとね」
フローリア(私服)「こっちは私様が探すから、貴女はベルタを怒らせないような物を探しなさいな」
ドルテ(私服)「べ、別に怒らせたりしないもん。たぶん…」
フローリア(私服)「自信がないあたり、かなり怪しいですわね…」
ドルテ(私服)「でも、これだけたくさんお店があると、なにを選んだらいいのか、迷っちゃうわね」
フローリア(私服)「ベルタとは長い付き合いなのでしょう? だったら、彼女の好きそうな物くらい、わかりそうな気もするけど」
ドルテ(私服)「そうねぇ…。ドクロとか剣とか翼とか、そういうものが好きかな」
フローリア(私服)「…随分と偏った趣味をしていますわね」
ドルテ(私服)「そういうところが、可愛いわよね」
フローリア(私服)「可愛い…?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

ドルテ(私服)「…!」
フローリア(私服)「…なんですの、いまの爆発音は?」
ドルテ(私服)「向こうの方で光が見えたわ」
〔通信のコール音〕
男(中年)「あーあー…」「お買い物中の皆様。突然ではございますが、この街は我々が占拠させて頂きました」
フローリア(私服)「………」
男(中年)「これより係の者が皆様の下を訪れますので、その指示に従って頂きますようお願い致します」「もし、勝手な行動をされますと…」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(中年)「このように大変危険ですので、どうぞご注意ください」
フローリア(私服)「厄介なことになりましたわね…」
ドルテ(私服)「そうね、このままじゃ予約したレストランに行けないわ」
フローリア(私服)「…そこを気にしますの?」
ドルテ(私服)「だって、楽しみにしてたのよ?」
フローリア(私服)「まあ、いいですわ。目的はどうあれ、やることは同じですから」
ドルテ(私服)「「ええ」
フローリア(私服)「では、まいりましょうか」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

エーメル「ボクもお出掛けしたかったなぁ」
グーニラ「「まだ言ってるのかい、エーメル君」
エーメル「だって、うらやましいじゃないですか。美味しい物とか、ボクも食べたいし…」
グーニラ「気持ちはわからないでもないが、ハインヘルム改に乗れるのだって立派なご褒美じゃないか!」
エーメル「これがご褒美なのは、博士だけですよ…」
グーニラ「あ、言っちゃう? そういうこと言っちゃう?」「よし、エーメル君が私の娘の素晴らしさを理解するまで、とことん語ってあげようじゃないか!」
エーメル「ええ~」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

真上「爆発音に続いて、脅迫の放送とはな」
海動「この辺りも随分と物騒になったもんだ」
真上「お前に言われちゃな…」
海動「ああ?」
真上「これ以上巻き込まれると面倒だ。いつまでも食べてないで、移動するぞ」
海動「なにビビってんだよ。どんな奴が来ようが、ぶっ殺せばいいだろうが」
真上「ここが戦場ならな。この土地で殺人を犯せば、お尋ね者になるぞ」
海動「そういやそうだったな。チッ、面倒くせぇ…」
真上「わかったら早く…」
〔歩み寄る足音〕
男(中年)「お食事中、すみません。我々についてきて頂いても宜しいでしょうか?」
真上「やれやれ…」
海動「宜しくないって言ったら?」
男(中年)「そうですね…。少々、痛い目を見て頂くことになります」
〔銃を構える音〕
海動「いきなり銃を突き付けてくるとは、穏やかじゃねえな」
男(中年)「我々としても、このようなことは本意ではないのです」「ですから、大人しくついてきては頂けないでしょうか?」
真上「どうするんだ、この状況を」
海動「どうするもこうするも、やるしかねえだろ!」
男(中年)「ッ!?」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(中年)「ぐっ、ぐぅ……!」
男(中年)「な、なんなんだ、コイツら…」
〔人の倒れる音×2〕
真上「…やはり、こうなるのか」
海動「殺したわけじゃねえんだから、いいだろうが」「だいたい、お前のせいだぞ、犬っコロ。お前がこんなとこに来たいって言わなきゃなぁ…」
犬(ヴィクトラン子爵)「………」
海動「そんな目で見んじゃねえよ…」
真上「随分と懐かれてるようだな」
海動「うるせえ」「こうなっちまったら仕方がねえ。このまま、こいつの飼い主を捜すぞ」
真上「フッ…。俺たちが飼い主の捜索とはな」
海動「いまさらだろうが」
真上「違いない」
【シナリオエンドデモ終了】


[彼らの目的、油断]
【シナリオデモ開始】

ドルテ(私服)「さて、どう動こうかしら?」
フローリア(私服)「敵の数はそう多くはなさそうですけど、どこかから見張っているはずですわ」
ドルテ(私服)「そうよね。じゃなかったら、みんな街の外に逃げちゃうもの」「でもどうやって見張っているのかしら。監視カメラも見当たらないけど…」
フローリア(私服)「謎、ですわね…。その方法さえ見つけられれば、かなりのアドバンテージになりそうですけど…」
男(中年)「ご相談中、すみません」
フローリア(私服)「…!」
男(中年)「先ほどの放送を聞かれていたと思うのですが、私についてきては頂けないでしょうか?」
ドルテ(私服)(失敗しちゃったわね…)
フローリア(私服)「幸い、相手はひとり。どうにかできなくはないですが…)
男(中年)「もう一度、ご説明した方が宜しいでしょうか?」
フローリア(私服)「いいえ、よくわかりましたわ」
男(中年)「それでは、ご同行を」
フローリア(私服)「その前にひとつ、伺ってもよろしいかしら?」
男(中年)「私に答えられることなら」
フローリア(私服)「貴方たちは、なんのためにこんなことをしていますの?」
男(中年)「なんのために…。これはなかなか難しい質問ですね」
ドルテ(私服)「どういうことかしら。目的を答えるだけなら簡単じゃない?」
男(中年)「確かにアナタの言う通りです。しかしながら、我々の目的は非常に言葉で表現しにくいのですよ」
フローリア(私服)「意味がわかりませんわね」
男(中年)「お答できず申し訳ございません。後ほど、彼に聞いてみてはいかがでしょうか?」
ドルテ(私服)「彼?」
男(中年)「ついてくれば、わかりますよ」
ドルテ(私服)(どうする、フローリアちゃん?)
フローリア(私服)「………」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

グーニラ「…というわけなんだよ。ちゃんと理解したかい、エーメル君?」
エーメル「…わかりました。もう、十分にわかりましたよ…」
グーニラ「…いいや、まだ全然わかってないな」
エーメル「なんでそうなるんですか!?」
グーニラ「なんかいまの言い方が、全然わかっていない感じだった!」
エーメル「そんなことないですってば!」
グーニラ「もう一度、最初から説明するから、今度こそちゃんと聞くように!」
エーメル「ええ~」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

男(中年)「ぐぎゃっ!?」
〔人の倒れる音〕
海動「いまの奴で何人目だ?」
真上「俺が数えていると思うか?」
海動「そりゃそうだ」
真上「それにしても、なにか妙だな」
海動「なにがだよ?」
真上「連中の放送で言っていただろ。妙な気を起こしたら爆発させると」
海動「ー、そういやそうだったな」
真上「しかし、実際にはあれから、一度も爆発は起きていない。俺たちが何人も仲間を倒しているのにだ」
海動「どういうことだ?」
真上「わからないから、妙だと言ったんだ」
海動「まあ、この犬っコロの飼い主さえ見つかれば、どうでもいいけどな」
犬(ヴィクトラン子爵)「………」
真上「いざ飼い主が見つかったら、寂しくなるんじゃないのか?」
海動「冗談。むしろ、飼い主に文句を言ってやる。俺たちにここまでさせたんだからな」
真上「そうだな」
犬(ヴィクトラン子爵)「…?」
海動「あん? どうした、犬っコロ?」
犬(ヴィクトラン子爵)「…! バウ!」
海動「おい! 勝手にどっか行くな!」
真上「なにか様子がおかしいな」
海動「言ってる場合か! 追いかけるぞ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[新手の敵、出会い]
【シナリオデモ開始】

男(中年)「さあ、私と一緒に来て頂きましょうか?」
フローリア(私服)「生憎と私様たちはまだ、捕まるわけにはいきませんの」
男(中年)「なるほど、拒否されるのですか。でしたら仕方がありませんね…」
〔銃を構える音〕
男(中年)「力づくで来て頂くとしましょうか」
フローリア(私服)「そう簡単には、いかなくてよ」
ドルテ(私服)「ねえ、フローりちゃん…」
フローリア(私服)「なにを呑気にしていますの」
ドルテ(私服)「呑気にというか、あれって…」
フローリア(私服)「あれ…?」
犬(ヴィクトラン子爵)「バウ! バウ!」
ドルテ(私服)「なんだから、もの凄い勢いで向かって来てるんだけど…」
フローリア(私服)「えっ…?」
男(中年)「お、おい…。まさか、私に向かって来ているのか!?」
犬(ヴィクトラン子爵)「バウ!」
男(中年)「うっ、うわあああああ!?」

ドルテ「ワンちゃんが、やっつけちゃったわね…」
フローリア(私服)「どういうこと…? なぜ、ヴィクトラン子爵が…」
ドルテ(私服)「ヴィクトラン子爵?」
フローリア(私服)「この子は、私様の実家で飼っていた…」
〔走り寄る足音〕
海動「ようやく見つけたぞ、犬っコロ。ったく、手間かけさせやがって…」
フローリア(私服)「ッ!? 新手ですの!?」
海動「あん? なんだ、こいつら?」
真上「事件n巻き込まれた、ただの客…。とういうわけでもなさそうだな」
海動「連中の仲間ってことか?」
ドルテ(私服)「私たちは仲間なんかじゃ…」
ヴィクトラン子爵「バウ! バウバウ!」
海動「おいおい…。まさか、こいつらがお前の飼い主だってのか?」
フローリア(私服)「………」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

フローリア(私服)「確かに、このヴィクトラン子爵は、私様の実家で飼っていた犬ですわ」
海動「お前、そんな偉そうな名前だったのか?」
ヴィクトラン子爵「バウ!」
フローリア(私服)「でも、なぜ貴方たちと一緒に?」
真上「こいつとは、ある任務先で出会ったんだ。なぜか、ずっと俺たちの後をついてきてな」
海動「最初はうざったくて仕方なかったんだが、とにかく離れようとしねえっていう根性が気に入っちまってよ」
真上「気付いたら、飼い主を捜す羽目になっていたというわけだ」
フローリア(私服)「あなた、なんでそんな場所にいましたの?」
ヴィクトラン子爵「………」
海動「色々と旅をしてきたが、それもここまでみたいだな」
真上「そうだな。飼い主が見つかったんだ、ここでお別れだ」
ヴィクトラン子爵「バウ! バウ!」
海動「ああ? まだ、なんかやれってのか?」
ヴィクトラン子爵「バウ!」
真上「俺たちにこの事件を解決させようっていうのか。まったく、とんだ犬だ」
ドルテ(私服)「ワンちゃんと会話してる…?」
海動「そんなんじゃねえよ。なんとなくわかるってだけだ」
真上「それだけ、共に死線を潜り抜けてきたからな」
フローリア(私服)「あなた、本当になにをしていましたの…?」
ヴィクトラン子爵「バウ!」
海動「しゃあねえ。別れの餞別代りに、いっちょ解決してやるか」
真上「お前たちも、そうしようとしてのだろ?」
フローリア(私服)「ええ」
真上「なら、手伝ってもらうぞ」
フローリア(私服)「もちろん、望むところですわ」
【シナリオエンドデモ終了】


[見えない黒幕、反撃]
【シナリオデモ開始】

真上「相変わらず、爆発はしないな」
ドルテ(私服)「あれだけ騒がしくしていたのに、他の見張りの人が来る気配もないわね」
海動「来ないってんなら、こっちから乗り込んでやろうぜ」
フローリア(私服)「そんなことをしたら、人質の生命が!」
海動「人質ってのは、殺さねえから意味があるんだろ」「だったら、会いに行ったところで殺されやしねえよ」
真上「相手が余程の馬鹿でない限りはな」
海動「馬鹿なら、既に銃をぶっ放してるだろうぜ?」
真上「フッ…そうだな。とはいえ、連中のボスがどこにいるのか、それを探る必要があるな」
フローリア(私服)「この街の中には、いると思うのですが」
ドルテ(私服)「それしかヒントがないと、捜すのも大変よね…」
ヴィクトラン子爵「…!」
フローリア(私服)「どうかしましたの、ヴィクトラン?」
ヴィクトラン子爵「バウ! バウ!」
ドルテ(私服)「こっちに来いってことかしら?」
海動「おいおい、エスパーかよ…」
真上「忘れたのか、海動。こいつは、空中庭園事件の時、そのコアを探り当てていただろうが?」
海動「そういや、そうだったな」
フローリア(私服)「…ヴィクトラン。あなた、本当になにをしていましたの?」
ヴィクトラン子爵「バウ!」
海動「それじゃあ、犬っコロを信じて、ついていくとするか」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

エーメル「博士、もう勘弁してくださいよ…」
グーニラ「なにを言ってるんだ、エーメル君! まだ3時間しか語っていないぞ!」
エーメル「もう、3時間もですよ!」
グーニラ「本番はここからさ! あと5時間は語っちゃうぞ!」
エーメル「勘弁してくださいってば~!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

フローリア(私服)「ここに敵のボスが潜んでいますの?」
ヴィクトラン子爵「バウ!」
海動「ただの倉庫にしか見えねえが…」
真上「だが、それなりに警備は厳重だな」
海動「この程度で俺たちを止められるかよ」
ドルテ(私服)(フローリアちゃん、フローリアちゃん)
フローリア(私服)(どうかしましたの?)
ドルテ(私服)(あのふたりって、悪い人じゃないのよね?)
フローリア(私服)(たぶん? ヴィクトランを私様の下まで連れてきてくれましたし)
ドルテ(私服)(なんか怖い顔してるから、不安になっちゃって)
フローリア(私服)(怖い顔?)
海動「………」
真上「………」
フローリア(私服)(確かに邪悪な顔をしていますわね…)
真上「なにをしている、早く行くぞ」
ドルテ(私服)「行くってどうやってかしら?」
海動「もちろん、正面からに決まってんだろうが!」
ドルテ(私服)「………」「…フローリアちゃん」
フローリア(私服)「私様も不安になってきましたわ…」
【シナリオエンドデモ終了】


[それは実験、罠]
【シナリオデモ開始】

海動「うおりゃあああっー!」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(中年)「ぐううっ…」
海動「大将はどこにいやがる!」
〔歩み寄る足音〕
男(中年)「随分と荒々しい、来客ですね」
フローリア(私服)「ようやく会えましたわね」
男(中年)「待っていましたよ。あなたたちがここに来るのを」
真上「待っていただと?」
男(中年)「ええ、ずっと見ていましたから」
ドルテ(私服)「私たちが来るとわかっていながら、邪魔をしなかったってことかしら?」
男(中年)「そうなりますね」
フローリア(私服)「意味がわかりませんわ。なんのためにそんなことを」
男(中年)「強いて言うならば、実験です」「人がある状況下に置かれた時、どういう行動を取り、どういう行動を取らないかの」
海動「つまりはテメエのお遊びに、付き合わされたってわけか?」
男(中年)「それに関しては、非常に申し訳なく思っております。ですが、これは必要なことなのですよ」「我々、人類のために」
ドルテ(私服)「あなたたちは、何者なの?」
男(中年)「何者でもありませんよ。名前すら存在しない、ただのモブに過ぎません。我々もまた、ひとつの駒に過ぎないのです」
海動「わけのわからねぇことを、ゴチャゴチャ言いやがって…」「テメエをぶっ殺して、終わりにしてやるよ!」
男(中年)「なるほど、そういう選択をしますか。では、最後の実験をするとしましょうか」
〔スイッチを入れる音〕
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

フローリア(私服)「いま、なにをしましたの…?」
男(中年)「スイッチを押したのですよ。この街に仕掛けた爆弾を全て爆発させるための」
ドルテ(私服)「そんな…」
男(中年)「さあ、私に見せてください。最後の瞬間に、人はどんな行動をとるのかを」
真上「最後の瞬間? 貴様に俺の生き死にを決める権利はない!」
男(中年)「なるほど、ではどうするおつもりですか? 爆発までもう時間がありません。全てを解除するのは不可能です」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(中年)「ぐっ…!?」
真上「このスイッチから、起爆の信号を発信したんだ。これを使って止めるさ」
フローリア(私服)「ボタンを押したら止まるという簡単な仕組みではないでしょうが、別の信号を送ることができればあるいは」
ドルテ(私服)「道具なら、ここにあるわ」
海動「こいつを解除するまでは、テメエを生かしといてやる。…あとはわかってんだろうな?」
男(中年)「ええ、十分に理解していますよ」
海動「チッ! おい、犬っコロ、コイツを見張っておけ」
ヴィクトラン子爵「バウ!」
フローリア(私服)「時間さえあれば、この程度楽勝ですのに…」
ドルテ(私服)「なにか手伝えることはない?」
フローリア(私服)「そうですわね。応援でもしといてくださる?」
ドルテ(私服)「わかったわ! フレー! フレー! フローリアちゃん!」
海動「ったく、こんな時だってのに呑気な連中だぜ」
真上「焦って失敗されるよりもマシだ」
フローリア(私服)「万が一の場合も考えられますわ。貴方たちは早く避難を」
海動「ここまで来て、はいそうですかって逃げられるかよ」
真上「俺たちは生きる時も死ぬ時も自分で決める」
フローリア(私服)「…まったく、おかしな人たちですわね。ヴィクトラン子爵が、貴方たちを頼ったわけ、なんとなくわかりますわ」
ドルテ(私服)「フローリアちゃんなら、絶対に出来るわ!」
フローリア(私服)「私様もここで死ぬつもりはありませんわ。絶対に、止めてみせます!」
【シナリオエンドデモ終了】


[舞い降りる皇帝]
【シナリオデモ開始】

フローリア(私服)「できましたわ…! これで…!」
〔スイッチを入れる音〕
海動「どうなったんだ?」
真上「何かが起こったようには見えないが…」
ヴィクトラン子爵「バウ! バウ!」
ドルテ(私服)「ワンちゃん…?」
男(中年)「申し訳ありません。そのスイッチはダミーなんです」
フローリア(私服)「えっ?」
男(中年)「それっぽく作ってあるだけの偽物。それをどうにかしたところで、爆弾は止められないのですよ」
海動「やってくれんじゃねぇか」
フローリア(私服)「どうやったら、止められますの!」
男(中年)「止める方法など最初からないのですよ」
フローリア(私服)「ふざけないで! ここには罪のない多くの人がいますのよ!」
男(中年)「…なるほど、この状況下で他人の安否を気にかけますか。実に興味深いですね」
ヴィクトラン子爵「バウ! バウ!」
真上「そうか、お前もそう思うか。もう、コイツを生かしておく価値はない」
男(中年)「私を殺しますか。それもまた、いいでしょう」
〔殴打音〕
真上「言ってろ」
〔通信の開く音〕
????(画面オフ)「ようやく見つけた! 勝手に行くから、捜しましたよ!}
海動「由木か!」
由木「話は全て無線で聞いていました。すぐにカイザーを降下させます」
真上「最高のタイミングだ」
由木「ふたりとも、絶対に爆発は阻止してください」
海動「任せておけ!」
ドルテ(私服)「なにが来るの…?」
ヴィクトラン子爵「バウバウ!」
フローリア(私服)「…! 離れるわよ、ドルテ!」
ドルテ(私服)「えっ、えっ?」
フローリア(私服)「いいから、早く!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(中年)「な、なにが…。ッ!?」
海動「ここからが、本当の闘いだ!」
真上「時間がない、急ぐぞ海動!」
海動「おうよ!」
男(中年)「巨大なロボット…いや、魔神…?」
フローリア(私服)「何者なの、あの人たち…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

海動「うおおおおーっ! これで終わりだああああーっ!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

由木「爆発物の反応、全て消えました」
海動「まあ、ざっとこんなもんだ」
フローリア「…凄い。あんな巨大な刀で、爆発させずに破壊するなんて」
ドルテ(私服)「フローリアちゃん」
フローリア(私服)「どうしましたの?」
ドルテ(私服)「あの男の人がいなくなってるの…」
海動「どさくさに紛れて、逃げやがったか」
由木「あの男、もしかするとWSOで指名手配をしている、男と同一人物かもしれません」
真上「なんだと」
由木「本部に戻って情報をあらってみます。なので、こちらの後処理はお任せしますね。地獄からの使いさん」
海動「使いじゃねえ」
海動&真上「俺たちが地獄だ!」

海動「それじゃあ達者でな、犬っコロ」
ヴィクトラン子爵「バウ!」
フローリア(私服)「その…色々とお世話になりましたわ。ありがとうございました」
真上「気にするな。俺たちは俺たちのしたいようにしただけだ」
海動「行こうぜ、真上」
真上「ああ」
〔歩き去る足音〕
ドルテ(私服)「あっさりと行っちゃったわね」
ヴィクトラン子爵「………」
ドルテ(私服)「それで、このワンちゃんはどうするの?」
フローリア(私服)「そうね、とりあえず訓練施設に連れて帰りますわ」「まったく、よくわからない1日でしたわ…」
ドルテ(私服)「いけない! レストランの予約の時間、過ぎちゃってる!」
フローリア(私服)「…この状況でやってるのかしら?」
ドルテ(私服)「折角予約したんだから、行くだけ行ってみましょ」
フローリア(私服)「わかりましたわ。ほら行きますわよ、ヴィクトラン」
ヴィクトラン子爵「バウ!」
【シナリオエンドデモ終了】


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