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イベント
ボーダーなき戦場

[ニュード]
【シナリオデモ開始】

????「こんにちは、お客さん。並行世界の吹き溜まりにようこそ」「今日聞いてもるあのは、未知の物質『ニュード』を求めて戦争を続ける、どこか遠い地球のお話」
フィオナ「ーーーー」
オズ「ーーーー」
????「この地球の戦争を支えている民間軍事会社『マグメル』」「そこのオペレーターであるこのふたりに焦点をあてて物語を進めていこうか」「彼女たちが、なにを見てなにを聞いてなにを感じたのか。それは聞いてのお楽しみ…」

オズ「ま、待ってください、フィオナさん! あんまり先に行かれると、私…」
フィオナ「あら、ごめんなさい。もうすぐ目的の場所に着くから、つい夢中になっちゃって」
オズ「いえ、私の方こそ、ブラストの操縦に慣れてないせいで、フィオナさんの足を引っ張ってしまって…」
フィオナ「この悪路だもの、しょうがないわ」「本当は輸送機でも出せればよかったのだけれど、この辺は電波障害も起きやすい上に、天候も不安定だから…」
オズ「こんな環境なら、あの特殊なニードが今まで発見されなかったのも、うなずけますね」
フィオナ「そうね。今回は運が良かったわ」「タイミングよく、ボーダーさんたちもみんな出払っているからね」
オズ「それは運が良かったでいいんですか?」
フィオナ「もちろん。今回みたいな反応を示すニュードは、私もこれまで見たことがないの」「だから、それを自分の目で確かめに行けるなんて!」
オズ「そうですよね! せっかく連れて来てもらえたんですし、私もこんな所でへこたれていられません!」
フィオナ「まあ、幸いここのニュードについては、まだ誰も気付いてないみたいだから、のんびり行きましょ」
オズ「はい、フィオナさん!」

オズ「って、言ってくれてたのに…」「どこに行っちゃったんですかぁ! フィオナさぁぁぁん!」「行けども行けども、森ばかり…。さっきから電波障害が酷くて、通信も繋がらないし…」「このまま合流できなかったら、どうしよう…」
〔センサー反応〕
オズ「ブラストの反応…! フィオナさん!?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

オズ「え…?」「爆発…!? 何…!?」
男(若者)「ちっ…! こっちにも回り込まれてたか!」
男(若者)「構わねえ! 敵は1機だ! 俺たちで片付けるぞ!」
オズ「え…何…? なんですか…この状況…!? フィオナさんじゃない…」「あの人たち…私を狙ってる…!?」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

オズ「なんなんですか、あの人たち…!? なんで私を狙ってくるの!?」
男(若者)「なんだ、アイツ。逃げてばかりでてんで攻撃して来ねえぜ」
男(若者)「ああ、それに動きもまるで素人だ!」「これはいい! さっきの奴が来る前に、ちょっと遊んでやるとしようぜ!」
オズ「うう…! フィオナさん、戦闘はないわよ~って言ってたのに…!」「どうして、こんなことに…!」
男(若者)「へへ…! 逃げろ、逃げろ! さっきの借りはたっぷり返して…」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(若者)「ぐへぇ…!」
オズ「こ、今度は何…!?」
???(メロウリンク)「うまく掛かってくれたな…」
男(若者)「こ、こんな所にまでトラップが…! まさか野郎、もう…!」
男(若者)「アイツだ…! アイツが追って来やがったんだ!」
メロウリンク「獲物は罠に掛かった。あとは仕留めるだけだ」
オズ「ひ…人…!?」
【シナリオエンドデモ終了】


[狩人]
【シナリオデモ開始】

男(若者)「な、なんでアイツがここにいるんだ! まさかさっきの奴も囮だったってのか!」
男(若者)「分からねえが、ともかく逃げるぞ! まともにやり合って勝てる相手じゃねえ!」
メロウリンク「もう遅い!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(若者)「がはっ…!」
オズ「何、あの人…。あんなライフルだけでASやブラストを…」「! ともかく今の内にここから離れないと…!」
メロウリンク「1機、数が増えている。仲間と合流したか?」
オズ「! こっちを見た…!?」
メロウリンク「目標は敵機の全撃破。1機たりとも逃がしはしない!」
オズ「わ、私も狙われてるぅっ!?」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

オズ「ま、まだ追ってくる…!」
男(若者)「なんで俺たちがたかが歩兵なんかに…!」
男(若者)「いいかげ逃げろ! このままじゃ全員やられるぞ!」
メロウリンク「もうお前たちに逃げ場所はない」
男(若者)「何…!?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(若者)「うわああぁぁぁーっ…!」
オズ「こんな所にまでトラップ…。でも、なんで私まで…こんな…」
〔スパーク音〕
オズ「今の出、だいぶダメージが…でも、まだ機体は動く…。なんとかここから離れないと…」
メロウリンク「まだ動ける機体があるか。ならば…!」
〔走る足音〕
〔空を舞う音〕

オズ「き、機体の上に…!?」
メロウリンク「この一撃なら、確実に止められる」
オズ「た、助けて…! フィオナさん…!」
????(フィオナ)「アナタ、女の子をいじめちゃダメよ!」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

メロウリンク「!?」
〔空を舞う音〕
オズ「フィオナさん!」
フィオナ「怖かったわね、もう大丈夫よ」
メロウリンク(今の攻撃、的確に俺だけを狙っていた。何者だ、あの女…)
オズ「フィオナさん。私、急に襲われて…」
フィオナ「ええ、私も所属不明の部隊と遭遇したわ。あのニュードを嗅ぎ付けたのは、私たちだけではなかったみたいね」「彼らが何者なのかは、直接、聞いて見た方が早そうね」
メロウリンク(来るか…!)
キリコ「待て…」
メロウリンク「キリコ…?」
キリコ「奴は俺たちのターゲットではない。よく見ろ」
メロウリンク「…あのエンブレムは…『マグメル』の…?」
フィオナ「うふふ。少しお話、聞かせてもらえるかしら?」
【シナリオエンドデモ終了】


[強襲]
【シナリオデモ開始】

オズ「本当ですよ、ふぃおなさん! あの人たちの言う通り、反応があった場所は、もう誰かに占拠されちゃってます!」
フィオナ「なるほど。彼らがアナタたちの追ってきた敵といわけね」
宗介「肯定だ。ここに特殊な反応を示すニュードがあることは、こちらも奴らも掴んでいた」「俺たちの目的は、それが奴らの手に渡ることを阻止すること」
オズ「私たち以外にも、今回の件で動いていた組織があったなんて…」
フィオナ「アナタたちが何者かという疑問には、答えてもらえないのかしら?」
キリコ「それはできない」「俺たちが上から伝えられていることは、作戦に協力するのであれば、そちらの調査の邪魔はしないということだけだ」
フィオナ「そう…」「でも、私たちの情報網をかいくぐって、秘密裏に行動できる組織なんて、そういくつもなと思うけど?」
宗介「………」
オズ「本当にいいんですか、フィオナさん? 勝手にこんなことをして…」「調べてみたら、あの人たちの期待、うちに登録しているボーダーさんとも、交戦記録があるみたいなんですけれども…」
フィオナ「大丈夫よ。もし何かあっても、私がフォローしておくから」「それに、彼らに協力した方が面白いものが診れると思うわよ」
オズ「フィオナさん…?」
宗介「奴の姿はやはり確認できないのか?」
メロウリンク「ああ、今のところ確認できているのは、旧式のASとブラストのみだ」
宗介「情報はガセだったのか…?」
キリコ「ここで手をこまねいていても仕方がない。あとは直接、乗り込んで確かめた方が早いな」
宗介「そうだな。では、目標へ攻撃を仕掛ける」「そちらも問題ないな?」
オズ「は、はい…!」
フィオナ「あらあら? その前にちょっと待って」
キリコ「どうした?」
フィオナ「直上から、何か接近してくるみたいよ」
宗介「なんだと…!?」
〔機体の稼働音〕
〔画面、震動〕

オズ「こ、今度はなんですか!?」
????(ガウルン)「おいおい、いつまでこんな所でのんびりしてるんだよ」
宗介「アイツ、やはりここに…!」
メロウリンク「こちらの動きが読まれていた…! 向こうの奴らは囮か…!」
ガウルン「へ、あんまり遅いんで、こっちから迎えに来てやったぜ! なぁ、カシムゥ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ガウルン「どうした、お前ら? 俺を殺しにわざわざ来てくれたんだろう? こんなんじゃ、物足りねえぜ!」
宗介「うるさい…!」
キリコ「敵の戦力は恐らく、ここにいる奴らで全部か」
メロウリンク「宗介、周りの敵は俺たちがやる! お前はヴェノムに集中しろ!」
宗介「ああ、分かっている!」
オズ「すごい、あの人たち…。うちで登録しているボーダーの方でも、あんな腕前の人、何人いるか…」「でも、それ以上に驚きなのが…」
宗介「ガウルンッ!!」
〔ラムダ・ドライバの発動音〕
〔画面、フラッシュ〕

ガウルン「ダメダメ! そんなんじゃ、俺は倒せねえよ!」
オズ「あの機体…! 攻撃がまるで効いてない!」
キリコ「ラムダ・ドライバか…!」
フィオナ「へえ…あれが…ね」
ガウルン「まったくお前が来てくれるとはな…。ちんけなアルバイトだと思ってたが引き受けて正解だったぜ」「その上、姉ちゃんをふたりもボーナスに付けてくれるんだからよ。気前がいいったらねえぜ」
フィオナ「あら、私たちのことかしら?」
オズ「フィオナさん…!」
フィオナ「大丈夫よ。きっと彼らもなんの手もなしにここに来たわけじゃないでしょうから」
オズ「でも、攻撃が効かないのに、どうやって…!」
宗介「いや、彼女の言う通りだ。手ならある」
オズ「え…?」
宗介「こちらもラムダ・ドライバを使う!」
【シナリオエンドデモ終了】


[傭兵]
【シナリオデモ開始】

宗介「アル…! ラムダ・ドライバを使うぞ!」
アル「ラジャ」
オズ「まさか、さっきの兵器…! あの白いASにまで…!?」
フィオナ「ほら、やっぱり面白いものが見れるわ!」
ガウルン「そうこなくっちゃな、カシム! やっぱりゲームってのは、互いに本気でやらねえと面白くねえからな!」
宗介「黙れ…! 俺は貴様と遊んでいるつもりはない!」
キリコ「熱くなるな、宗介。お前はそれを奴に当てることにだけ集中しろ」
メロウリンク「隙は俺たちが作る」
宗介「了解した…!」
ガウルン「ポンコツとトッツキ野郎も俺の相手をしてくれるってか!?」「ってことは、姉ちゃんたちも一緒に遊んでくれるんだろう!?」
フィオナ「ええ、その機体の秘密、しっかり見ておきたいもの」
オズ「フィ、フィオナさん…!」
ガウルンいいねえ! だったら、たっぷり楽しもうぜ! 時間はたっぷりあるからよ!」
宗介「そんな時間は1分たりともあるものか! これで終わりにしてやる!」
フィオナ「さあ、行きましょう。私たちも負けてられないわね!」
オズ「もう…! こうなったら、とことんやるまでです…!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

宗介「終わりだ、ガウルン!」
ガウルン「今日のところはここまでか! ま、小遣い分は働いたし、引き上げさせてもらうとするぜ!」「また殺しに行ってやるからよ! またたっぷり遊ぼうぜ、カシム!」
宗介「待て、ガウルン!」
キリコ「敵部隊の殲滅は完了した。深追いをする必要はない」
宗介「くっ…!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

オズ「ええぇぇぇ! じゃあ、このニュードは、大した価値がないってことなんですか?」
メロウリンク「以前、ここで輸送機の墜落事故があり、運んでいたヂヂリウムが漏れ出した」「それが地下に浸透して、ここに眠っていたニュードそ相互反応を引き起こしていたというわけか」
フィオナ「ええ、しかもそのヂヂリウムの影響で反応が強く見えていただけで、実際のニュードの量は大したことがない」「この量じゃ、採掘場としての価値はほとんどないわね」
オズ「じゃあ、今回は無駄骨だったってことですね…。こんな苦労までしたのに…」
フィオナ「ふふ…。でも、ニュードとヂヂリウムの反応が知れただけでも、充分な発見よ」「それに、他にもたくさん、面白いものを見ることができたわ」
オズ「まあ、そうですけど…」
キリコ「時間だ。そろそろ引き上げるぞ」
宗介「了解した」
フィオナ「あら、もう帰っちゃうの?」
宗介「こちらの目的は達成した。ニュードの正体も分かった以上、回収の必要もない」
フィオナ「そう。またどこかで会うことにはなるのかしら?」
キリコ「どうだろうな。だが、次に会ったとしてその時も味方同士かは分からん」
フィオナ「それもそうね…」
〔歩く足音〕
オズ「結局、あの人たちは何者だったんでしょうか? 敵なのか、味方なのかも分かりませんでした」
フィオナ「そのどちらもよ」
オズ「え…?」
フィオナ「だって、私たちは傭兵会社マグメル。代理戦争の請負人よ」「次に会った時、彼らが敵か味方かは、戦場の運が決めるの」
オズ「フィオナさん…」
フィオナ「さ、帰りましょう。今回の件、レポートにまとめないと」
オズ「はい…!」

????「どうだったかな、今回のお話は?」「彼女たちの出会いが、このあとなにを引き起こすのか、またまたなにも起こらないのか」「それは僕にもわからない」「でも、ひとつだけ確かなことがある。それは戦争はまだまだ続くってことさ」「それを考えるだけで、なんだかワクワクしてきちゃうよね?」「さて、そろそろ時間だ。こう見えても僕も多忙でね。君も元の世界へと戻った方がいい」「それじゃあ、またいずれどこかで…」
【シナリオエンドデモ終了】

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