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イベント
花と星

[月に叢雲、花に風]
【シナリオデモ開始】

グーニラ「フローリア君、ついに完成したぞ! 君の機体にして、私の8番目の娘が!」
フローリア「早速、試運転をしてみましょうか」
グーニラ「あれ!? テンショ低くない!?」
フローリア「散々待たされては、誰だってこうもなります」
グーニラ「待たせたのは悪かったけど、私だって頑張って調整したんだかさ、もっとテンションアゲアゲでいこうよ」「…じゃないと乗せないよ?」
フローリア「面倒な人ですわね、本当に…」
グーニラ「じゃあやり直しね」「フローリア君、ついに完成したぞ! 君の機体にして、私の8番目の娘が!」
フローリア「オーホッホッホッ! これで私様の実力を十二分に見せつけられますわね!」「覚悟はよろしくて!」
グーニラ「はい、というわけで、早速動かしてみるとしようか」
フローリア「やって損をしましたわ…」
グーニラ「では、ゲストの方、どうぞー」
〔歩み寄る足音〕
アヤメ「どうも、お呼ばれしました」
フローリア「ん…?」
グーニラ「フローリア君の相手役は、彼女に務めてもらうのでよろしくね」
アヤメ「胸を借りるつもりで頑張ります」
フローリア「ドルテではなく、彼女が私様の相手を?」
グーニラ「そうだけど?」
フローリア「………」
アヤメ「…なんだか、納得をしてない様子ですが?」
グーニラ「そうなの?」
フローリア「グーニラ博士、ちょっとこちらへ」
グーニラ「なになに?」
フローリア(彼女たちとドルテの訓練を見ていませんでしたの?)
グーニラ「何を言ってるんだい、フローリア君。一緒にしっかりと見ていたじゃないか」
フローリア(なら、彼女では私様の相手は務まらないと、理解できますわよね?)
グーニラ「君が訓練せずに遊びほうけている間に、彼女たちはしっかりと訓練していたからね。いまじゃ逆転しているかもしれないよ?」
フローリア(訓練ができなかったのは、グーニラ博士のせいですわよね!?)」
グーニラ「それに、アヤメ君のハインヘルムに新しい機能を追加したんでね。それも試しておきたいのさ」
フローリア(…まあいいですわ)
アヤメ「大丈夫ですか?」
グーニラ「全然、なんの問題もないよ」
フローリア「準備をします」
〔歩き去る足音〕
アヤメ「では、私も」
グーニラ「アヤメ君、1つだけいいかな?」
アヤメ「…? なんでしょうか?」
グーニラ「くれぐれも、冷静に訓練をするようにね」
アヤメ「…? わかりました」
グーニラ「ではでは、頑張ってねー」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

フローリア「終わりですわね。お疲れさまでした」
アヤメ「…まだ、ここからです」
フローリア「うん?」
アヤメ「ようやく、燃えてきたところですから…!」
〔バーニアの噴射音〕
フローリア「突撃!? 強火型にセットアップされているのを、忘れていますの!?」
グーニラ「やれやれ…。冷静にって言ったのになぁ」
アヤメ「いきま…」
〔システムダウンの音〕
フローリア「…彼女、動かなくなってしまいましたけど」
グーニラ「強制停止装置が起動したからね」
フローリア「強制停止装置?」
〔コックピットの開閉音〕
アヤメ「博士、ハインヘルムが故障してしまったようです。修理をお願いします」
グーニラ「この天才の私が造ったんだ。故障など、するはずがないだろう?」
アヤメ「ですが、現に動かなくなってしまったのですが」
グーニラ「動かなくなったんじゃない。アヤメ君の操作を拒否したのさ」
アヤメ「どういうことですか?」
グーニラ「君ね、私の可愛い娘に乗りながら、無茶な攻撃をし過ぎだよ」「まったく、娘が傷物になったらどう責任をとるつもりだい?」
フローリア「機動兵器なのですから、傷つくのは当たり前のことでは?」
グーニラ「当たり前とかそんなこと知らないよ! 私は娘を傷つけたくないんだ!」
フローリア「えぇ…」
グーニラ「というわけで、アヤメ君の機体には緊急停止装置を組み込ませてもらったから」「君のテンションが上限値を超えると、強制的に停止するので気を付けてね」
アヤメ「外してください」
グーニラ「それは無理は相談だ! 動力部分にがっつり組み込んだから、装置を外したら動かなくなっちゃうぞ!」
フローリア「そんな勝手なことをして、また怒られますわよ…」
グーニラ「怒られるくらい、なんだっていんだ! 私は娘のためなら何枚だって反省文を書くさ!」
フローリア「もう、好きにしてくださいな…」
アヤメ「…これでは、もう戦えません」
フローリア「あなたも、冷静になれるよう努力しなさいな」
アヤメ「無理です!」
フローリア「清々しいくらいに、はっきりと言いましたわね…」
〔歩み寄る足音〕
????(ジギー)「なるほど。このお嬢ちゃんたちが、博士自慢のパイロットってわけか」
アヤメ「うん…?」
フローリア「訓練中に入ってきては危ないですわよ」
グーニラ「いいのいいの、枯れ葉。それよりみんなを呼んできてくれないかな?」
アヤメ「構いませんが、なぜですか?」
グーニラ「それは、あとのお楽しみだよ」
【シナリオエンドデモ終了】


[敬意と畏怖の星]
【シナリオデモ開始】

エーメル「フローリア先輩。なんで、ボクたち呼ばれたんですか?」
フローリア「さあ? 私様の方が聞きたくてよ」
ベルタ「アヤメはなにか知らないのか?」」
アヤメ「皆さんを呼んでくるように言われただけなので。もしかすると、さっきのあの人が…」
グーニラ「アヤメ君、大正解!」「君たちに集まってもらったのは、彼を紹介するためだよ」
カタリーナ「彼?」
グーニラ「私が言っちゃうのもなんだし、直接、自己紹介してもらおうじゃないか」
ジギー「俺の名前は、ジギー・ジンテル」「だが、俺を知っている連中は、敵も味方もみんな、敬意と畏怖を込めて俺のことをこう呼ぶ」「ジギー・スター! ってな
オリーヴ「………」(変な人だ…)
アヤメ(変な人ですね…)
ベルタ(変なヤツだぞ、コイツ…)
カタリーナ(また、変なのが出てきましたね…)
ドルテ(変な人だわ…)
エーメル(変な人がきたー!)
フローリア(変な人ですわ…)
グーニラ「うんうん。みんなの困惑が伝わってくるようだよ!」
ジギー「今日から、お嬢ちゃんたちの教官を務めることになた。ひとつよろしく頼む」
アヤメ「はっ…?」
フローリア「いま、教官と言いましたの?」
ジギー「ああ、そう言ったが?」
フローリア「どういうことですの、グーニラ博士。こんな話、聞いていませんわよ?」
グーニラ「いままで内緒にしていたからね。サプライズってやつさ!」
カタリーナ「随分とはた迷惑なサプライズですね」
グーニラ「彼が操縦のいろはを教えてくれるって。良かったじゃないか」
フローリア「冗談じゃありませんわ。なぜ私様がどこの馬の骨とも知らない人間に教えを請わないといけないんですの」
ジギー「どこの馬の骨ねぇ。そんなに教わるのが嫌か?」
フローリア「ええ、断固拒否します」
ジギー「そりゃ良かった」
グーニラ「ええ、なんでいいのさ?」
ジギー「俺もいまから、お嬢ちゃんたち全員をクビにしようと思ってたところなんだ」
フローリア「はあッ!? アナタになんの権利があって!」
ジギー「俺が教官を引き受ける代わりに、お嬢ちゃんたちのことは全部任せてもらうって、博士と約束してるのさ」
アヤメ「本当ですか、博士?」
グーニラ「したねぇ、確かに…。その権利をこう使うとは思わなかったけど…」
フローリア「は~か~せぇ~」
エーメル「ボクたち、どうなっちゃうんですか…?」
ジギー「どうにもなりゃしないさ。まだまだ若いんだ。なんだってできる」
オリーヴ「そんなの…」
アヤメ「冗談ではありません! 理由もわからずにクビになるなど、納得できるわけがない!」
ジギー「弱いから」
アヤメ「…!」
ジギー「これ以上の理由がいるか?」
フローリア「なるほど…。実力を示せば前言が撤回すると?」
ジギー「実力を見せつけることで、メインの座を奪い取ったんだっけか。俺にも同じことができると?」
フローリア「当然ですわ」
ドルテ(あの時、ベルちゃんたちと戦ったの、私なんだけど…)
ベルタ(黙っとけ、姉ちゃん! いまはそんなことを言ってる雰囲気ではない!)
ジギー「嫌いじゃねぇよ、そういうの」「よし、そこのポニーテールのお嬢ちゃん。お前は彼女のバックアップに入ってやれ」
フローリア「バックアップなど必要ありません」
ジギー「実力を俺に見せるんだろ? だったら、言う通りにしろ」
フローリア「…わかりましたわ」
アヤメ「フローリアさん、一緒に彼を倒しましょう」
フローリア「もちろんですわ」
エーメル「あの、ジギーさんの機体はどうするんですか?」
ベルタ「まさか、我のハインヘルムに乗るつもりか!?」
カタリーナ「私の機体に乗るのも遠慮願いますよ」
グーニラ「その心配はいらないよ。彼には指揮官用ハインヘルム…」「ハインヘルム・ウーラがあるからね」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

アヤメ「あれが、ハインヘルム・ウーラ…」
ジギー「心配しなさんな。性能はハインンヘルム改と大差ねぇよ」
フローリア「そんな心配していませんわ。徹底的に叩きのめして差し上げます!」
ジギー「そうかい? それは楽しみだ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ジギー「実力を見せられなくて、残念だったな」
アヤメ「まだ、動けます!」
ジギー「やれやれ…。ヘンテコな装置を付けられたのを、忘れちまったのか?」
〔システムダウンの音〕
アヤメ「機体がまた…!」
ジギー「これで終わりか」
フローリア「いいえ、ここからですわ!」
ジギー「俺の背後を取るとはいい動きだ」
フローリア「…!」
ジギー「けど、その背中ががら空きだ」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

フローリア「ぐう…!?」
ジギー「今度こそ終わりだな」
エーメル「フローリア先輩が負けた…?」
ベルタ「なにやってんだ、アヤメ! こうなったわ我がリベンジしてやる!」
ジギー「無駄だよ」
ベルタ「なに! やってみなければ、わからないだろ!」
ジギー「やってみないとわからない時点で、無駄だと言ってるんだ」
〔コックピットの開閉音〕
アヤメ「機体さえ動けば…」
ジギー「評価査定。アマノミヤ・アヤメ」「咄嗟の反応能力と身のこなしは水準以上だが、操縦技術がまるで付いてきていない。おまけに、敵を目の前にヒートアップし過ぎ」「評価、D」
フローリア「ハァ…ハァ…」
ジギー「評価査定。フローリア・フランク」「機動兵器の操縦に必要なおおよそ全ての技術において、高水準に達している」「だが、攻撃防御においてワンパターンであり、その行動は至極読みやすい。また、決定的に足りないものがある」「評価、C」「よって、ふたりとも不合格だ」
フローリア「くっ…」
ジギー「異常、解散!」
グーニラ「ジギー君さぁ、これはちょっと酷すぎるんじゃないかい?」
ジギー「酷い? どこが?」
グーニラ「彼女たちを見てごらんよ? いまにも泣きだしそうじゃないか」
カタリーナ「うん?」
グーニラ(ほら、オリーヴ君のために泣く真似をして!)
カタリーナ「ううっ…酷い…あんまりですよ…」
ジギー「…いまのやり取り、聞こえてたけどな」
グーニラ「そもそも、フローリア君は今日初めて実機に乗ったわけだし、なにより、即席のチームだったじゃないか」「もう一度、チャンスをあげても、いいんじゃないかな?」
ジギー「これが実戦だったら、お嬢ちゃんたちは死んでるんだぞ? 次なんてもんはないんだよ」
グーニラ「彼女たちは凄く訓練をしているから、きっと残機が増えているはずさ! つまり、死んだけど復活した!」
ジギー「あのなぁ…」
フローリア「………」
アヤメ「………」
オリーヴ「………」
ベルタ「………」
カタリーナ「………」
ドルテ「………」
エーメル「………」
ジギー「…わかったよ。1週間後にもう一度採点してやる。それまで頑張って訓練をしろ」「ただし、武装とペアはいまのままだ。変えちまったら、もう一度やる意味がないからな」「なにか質問は?」
アヤメ「ありません」
フローリア「次こそは必ず…!」
ジギー「んじゃ、期待しないで待ってるよ」
〔走り去る足音〕
フローリア「………」
【シナリオエンドデモ終了】


[枯樹生華]
【シナリオデモ開始】

アヤメ「期限は1週間…。その間に、なんとか勝つ方法を考えなくては…」
ベルタ「必殺技だ! 必殺技を習得するしかあるまい!」
カタリーナ「そんなアホなことよりも、全員のハインヘルムを同じ色に塗って、分身の術ということでボコしましょう」
ベルタ「ズルじゃないか、それは!」
ドルテ「となりの演習場で訓練をして、うっかりジギーさんをお姉ちゃんが撃っちゃう、っていうのはどうかしら?」
ベルタ「それもズルだろうが!」
ドルテ「だって、お姉ちゃん。ベルちゃんを離れたくないんだもん」
オリーヴ「やっぱり素直に訓練するしかないんじゃないでしょうか?」
エーメル「でも、1週間でそんなに伸びるとは…」
ベルタ「だから、必殺技を!」
カタリーナ「いやいや、分身の術ですって」
ドルテ「狙撃して…」
オリーヴ「訓練をですね…!」
フローリア「うるさいですわよ!」
ベルタ「っ!?」
フローリア「なんの因果か、私様とアヤメさんが選ばれてしまったんです。今回は任せてもらえませんか?」
ベルタ「信用していいんだろうな?」
フローリア「敗北した私様を信用しろと言っても、到底無理な話でしょう」「ですから、貴方のチームメイトを信用してあげてくださいな」
ベルタ「言われんでも、アヤメのことは信用している!」「…ついでに、お前も信用してやる」
フローリア「私様の名に懸けて、後悔はさせませんわ」
グーニラ「良いことを言うなぁ、フローリア君は」
ドルテ「素敵よ、フローリアちゃん」
フローリア「う、うるさいですわよ!」
グーニラ「それで、具体的にどうするんだい?」
アヤメ「まずは、自分の動きのどこが悪いのか、洗い出してみるのはいかがでしょうか?」
フローリア「そうですわね。パワーアップは無理でも、欠点を補うことならできるかもしれません」「グーニラ博士、戦闘訓練の様子は録画できて?」
グーニラ「メカニック君たちに頼んでみよう」
フローリア「では、参りましょうか」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

メカニック「録画の準備整いました…」
アヤメ「ありがとうございます」
メカニック「あの…お話を聞きました…。応援していますので、なにかできることがあれば言ってください…」
フローリア「助かりますわ。では、録画を宜しくお願いいたしますわね」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

グーニラ「…というわけで、訓練の様子を見返したわけだが、なにかわかったかい?」
ドルテ「アヤメちゃんの機体が、止まっちゃってたわね…」
アヤメ「すみません…」
ベルタ「おい! 我の信頼を裏切るつもりか!」
カタリーナ「アヤメ、バックアップって言葉、知っていますか?」
アヤメ「ううっ…」
オリーヴ「冷静にですよ、アヤメさん!」
フローリア「………」
エーメル「もしかして、怒ってますか?」
フローリア「ん? いえ、考えごとをしていただけですわ」
エーメル「なにか気になることでも?」
フローリア「気になることというか…」(なにかが食い違っている…? いや、かみ合いすぎていますわ…。これっていったい…)
カタリーナ「アヤメが冷静に戦える方法って、なにかないんですかね?」
ベルタ「気合いだ! もっと気合いを入れろ!」
アヤメ「気合いは要れているつもりなのですが、どうにも頭に血が上ってしまって…」
ドルテ「困ったわねぇ」
オリーヴ「いいことを思いつきました!」
エーメル「なんですか、オリーヴ先輩!」
オリーヴ「カタリーナさんって全然怒らないでしょ? だからね、真似をしたらどうかなって」
アヤメ「カタリーナの真似ですか…?」
ベルタ「…ダメだなそれは」
アヤメ「間違いなく、駄目ですね」
オリーヴ「ええ~!?」
カタリーナ「私もオススメしませんよ」
オリーヴ「本人まで!?」「一応、やってみましょうよ。もしかしたらってこともあるかも、しれないじゃないですか」
エーメル「そうですよ、オリーヴ先輩が言うんですから、ダメそうですけど、やってみましょう!」
オリーヴ「…エーメルちゃんもダメだって、思ってるんだね」
アヤメ「そこまで言うのでしたら」
フローリア「…大丈夫なのかしら、これ」
【シナリオエンドデモ終了】


[掉棒打星]
【シナリオデモ開始】

アヤメ「ほへー。今日はよろしくお願いしますね。ギュルルルン」
フローリア「なんですの、その喋り方…?」
アヤメ「カタリーナの真似をしたら突撃しなくなるのでは、と言われたもので」
フローリア「まさか、本当にやるとは…」
アヤメ「勝つためなら、できることはなんでもやります! ボシューン!」
〔歩み寄る足音〕
ジギー「しっかりとやってるようだな」
アヤメ「…なにをしに来たのですか?」
ジギー「敵情視察だよ」
フローリア「見学料は高くつきますわよ?」
ジギー「ほう、それほど価値があるものなのかい?」
アヤメ「当然です。ザパーンザパーン」
ジギー「………」「お嬢ちゃん、なんかキャラ変わってない?」
アヤメ「そんなことはりませんよ。ゲロロローン」
ジギー「絶対変わってるよね!? これ、もしかして俺のせいか…?」
フローリア「誰のせいかと言えば、貴方の責任かもしれませんわね」
ジギー「あ、なんか、ゴメンな…」
アヤメ「いえ、気にしないでください」
ジギー「気になるだろ、それ。完全にイメチェンしてるもん」
アヤメ「これは、訓練の一環なので。本当に気にしないでください」
ジギー「そんな訓練、聞いたことねぇぞ…」
アヤメ「世の中には色々な訓練方法があるのです。ボムーブ」
フローリア「それでは、訓練の邪魔なので、そろそろお引き取り願えますか?」
ジギー「わかった、それじゃあ行くわ。あんまり無理すんなよ?」
〔歩き去る足音〕
アヤメ「もしかして、彼はいい人なのでしょうか?」
フローリア「少なくとも変な人であることは、間違いありませんわ」「さあ、訓練に集中しますわよ」
アヤメ「ほへへん!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

フローリア「暴走はしなくなりましたけど…」
アヤメ「スコアがかなり落ちました…」「どうにも気合いが入らなくて…」
フローリア「それはそうでしょうね…」
アヤメ「ああ、私はどうしたら…!」
フローリア「とりあえず、普通にしたらいかがです?」
アヤメ「それでは、また暴走が!」
フローリア「難儀ですわね、まったく」
アヤメ「せめて強制停止を、こちらから解除できるようになれば…」
フローリア「あれの解除は、グーニラ博士にしか無理ですわ」
アヤメ「そうですよね…」
フローリア「いや…」「ひとつだけ方法がありますわ…」
アヤメ「本当ですか!?」
フローリア「もしかすろと、暴走をしなくなるより難しいかもしれませんが、それでもやってみる価値はあると思いますの」
アヤメ「なぜ、是非やりましょう」
フローリア「では、残りの時間を全て、そこにつぎ込みますわよ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[闘志は八重のごとく]
【シナリオデモ開始】

ジギー「さて、約束の日なわけだが、調子はどうだ?」
フローリア「上々でしてよ?」
アヤメ「今日こそは必ず勝ちます」
ジギー「いい面構えだ。あと、ポニーテールのお嬢ちゃんは、治ったようでなによりだ」
ベルタ「治ったってなにがだ?」
カタリーナ「さあ?」
ジギー「しっかし、メンバーは当然のこと、メカニックたちまで敵ってのも、なかなかな状況だな」
メカニック「整備の手は抜いていませんから…」
ジギー「そりゃ、ありがたい」
フローリア「そろそろ始まめせんこと?」
ジギー「ここで終わるかもしれないんだぞ? もう少しゆっくりしても俺は構わないが」
アヤメ「午後の訓練が始まってしまいますので」
ジギー「負けるつもりはないってか。ハッ、いいじゃないの」「それじゃあ、準備しな」
〔歩き去る足音〕
エーメル「大丈夫なんですか、フローリア先輩…」
フローリア「私様に大丈夫ではないことが、あると思って?」
ドルテ「応援してるからね、フローリアちゃん」
カタリーナ「とにかく足を引っ張らないように、頑張ってくださいね」
ベルタ「そうだぞ、アヤメ。間違ってフローリアに攻撃したとあっては、目も当てられん!」
アヤメ「あなたたちは…」
オリーヴ「アヤメさんならできます。自分を信じて」
アヤメ「オリーヴさんだけが私の良心です」
オリーヴ「よしよし」
カタリーナ「…なんで私のオリーヴさんと抱擁しているんですか? 叩きのめしますよ?」
エーメル「そうです、ボクのオリーヴ先輩にくっつかないでください! 粉々にしますよ!」
オリーヴ「コラ、ふたりとも!」
フローリア「まったく、緊張感のカケラもないんですから」
アヤメ「そのおかげで、こちらの緊張もほぐれました」
フローリア「…わかっていますわね?」
アヤメ「はい、抜かりはありません」
フローリア「では、リベンジと参りましょうか」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ジギー「1週間で、ちっとはマシな動きになったな」
フローリア「またして、マシで済むかしら?」
アヤメ「いきます!」
〔光弾の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

ジギー「2点からの同時射撃。この狭い場所じゃ悪くない攻撃だ。だがな…!」
〔光弾の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

アヤメ「あれを避けた!?」
ジギー「ピッタリと同じだったらヤバかったが、ズレてんのよ、攻撃が」
フローリア「来ますわよ!」
ジギー「遅い遅い! 攻撃したあとに止まって眺めてるなんて、素人かよ、おい!」「そんなことしてるから、こうやって間合いを詰められる!」
アヤメ「…!」
ジギー「狭い場所ってのは、自分に有利なのと同時に相手にとっても、有利な場所なんだ」
アヤメ「壁が…!?」
ジギー「もらっ…!?」
〔光弾の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

フローリア「外しましたか…」
ジギー「おっかねぇな。俺ごと仲間を吹き飛ばすつもりか?」
フローリア「私様、そんなに下手ではなくてよ?」
ジギー「そうかい。それじゃあ、気をつけないとな!」
ドルテ「なんとか凌いでいるけど、厳しいわね」
カタリーナ「ちょっとヤバいかもですね?」
ベルタ「そこまで圧されてるわけでもあるまい?」
エーメル「アヤメさんが集中的に狙われています」
オリーヴ「確かに…」
カタリーナ「致命打を与えようとしたところを狙われるんで、作戦を変えちゃったようですね」
グーニラ「作戦って?」
エーメル「アヤメさんを暴走させようとしてるんです…」
アヤメ「この!」
〔武器を振るう音〕
ジギー「そんな大振りじゃ、俺には当たらないぞ?」
アヤメ「くっ…!」
ジギー「また外れ。次はこっちの番だ!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

アヤメ「うぐっ!?」「…殴ってくるなんて、私をおちょくっているのですか!」
フローリア「落ち着きなさい! また、強制停止されますわよ!」
ジギー「はい、外れー。ほらほら、どうした!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

アヤメ「ぐう…!」
フローリア「私様の声が聞こえていますの!?」
アヤメ「フーッ! フーッ!」
ジギー「あんまり殴ってると博士に怒られるからな。そろそろ終わりにしようか」
アヤメ「私の怒りをくらいなさい!」
〔光弾の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

ジギー「遠距離武器を、こんな近くで撃ってどうすんだよ」
アヤメ「…! 懐に…!?」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

ベルタ「…キレたな」
カタリーナ「いいのもらっちゃいましたからね。間違いなくキレてますよ」
アヤメ「おおおおおッ!」
〔システムダウンの音〕
フローリア「………」
ジギー「まずは、ひとり」
【シナリオエンドデモ終了】


[星を落とすその日まで]
【シナリオデモ開始】

フローリア「強制停止装置を起動させるなんて、随分と回りくどいことをしますのね?」
ジギー「前と同じ状況を作ってやれば、嫌でも自分の実力がわかるだろ? そうすりゃ、すっぱりと諦められる」
フローリア「そう簡単に諦めるような人とは、思えませんけどね!」
〔光弾の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

ジギー「相変わらずのワンパターンだな」
フローリア「ちょこまかと!」
ジギー「相手の軌道を先読みしての射撃。そこからフェイントを入れて、死角から更に射撃」
フローリア「…!」
ジギー「パターンさえ覚えちまえば、簡単に避けられる」「もっと弾を散らしたらどうだ? それともパターンにはまってないと、当てられないのか?」
フローリア(読まれていますわね…)
ジギー「ほらほら、近づかれたら終わりだぞ? もっと撃ってこいよ」
フローリア「言われなくても!」
ジギー「どうした、制度が下がってんぞ。当てる気あんのか?」
フローリア「…当てる気はありませんわ」
ジギー「なに?」
〔発光音〕
フローリア「貴方をその位置におびき寄せればいいのだから」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

アヤメ「ようやく捕まえましたよ」
ジギー「ハッ、どうやってあの装置を解除した?」
アヤメ「そもそも起動していません」
ジギー「自分でエンジンを切ったってのか。正気かよお嬢ちゃん。ここは戦場だぞ?」
アヤメ「ですが、生き残りました」「やってください、フローリアさん!」
フローリア「もちろんですわ!」
〔光弾の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

ジギー「チッ! やってくれるじゃないの!」
グーニラ「ぎゃあああああ! 私の娘の足がああああああ!」
ジギー「大丈夫だ博士、まだなんとか動く」
グーニラ「そういう問題じゃないよ! なにしてんだ、君たち!」
フローリア「うるさいですわよ、博士。ここから彼を叩き潰すのですから、お静かに願いますわ」
アヤメ「ようやく借りが返せそうです」
ジギー「上等だ、かかってきな!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

フローリア「これでトドメですわ!」
ジギー「よくやったよ、お嬢ちゃんたち」「ご褒美に、この俺の動きを見せてやる…」
アヤメ「…!」
ジギー「…真道夢刀流」「星掴み」
〔画面、発光〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アヤメ「一撃でやられた…」
フローリア「負けましたの、私様たち…?」
〔スパーク音〕
〔画面、フラッシュ〕

グーニラ「なにしてるんだよ、ジギィィィッ!」
ジギー「ああ、そうだった。博士に怒られるのを忘れてた…」
オリーヴ「いま、なにかが起こったんですか…?」
エーメル「ピカっと光ったことしかわかりませんでした…」
ジギー「斬っただけだよ。もの凄く速くな」
カタリーナ「無茶苦茶ですよ、あの人…」
ドルテ「これって負けちゃったの?」
ジギー「いいや、あのふたりの勝ちさ」
ベルタ「なんでだ! 勝ったのはお前だろうが!」
ジギー「言ったろう、あれはご褒美だって」「お嬢ちゃんたちは、反省点を自己分析しそれを修正。その上で前回の俺を上回ってきた」「これだけできれば、上等だ」
フローリア「納得できませんわ!」
アヤメ「そうです! 負けたのに勝ちだなんて!」
ジギー「悪くねぇよ、そういうの」「俺は教官としてここに残る。気に入らないなら、いつでもかかってきな?」
オリーヴ「それじゃあ、私たち辞めなくて良いんですね!」
ジギー「そうなるな」
フローリア「そんなことどうでもいいですわ! いますぐ勝負です!」
アヤメ「今度こそ、絶対に勝ってみせます!」
ジギー「さすがに、今日はやめとかないか? ほら、疲れてるしさ…」
フローリア「いつでもいいと言ったのは、貴方じゃなくて!」
ジギー「言ったけどさ…。ったく、余計なこと言っちまったな」
アヤメ「早くしてください」
ジギー「へいへい、わかりましたよ」
グーニラ「まだ壊す気なの、君たち!? やめようよ、もう! 私の娘たちは限界だよおおおおッ!」
【シナリオエンドデモ終了】


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