強敵イベント
呼応する力
［導かれし者たち］
【シナリオデモ開始】
？？？？（※ナイアーラ）「やあ、お客さん。並行世界の吹き溜まりへようこそ」「世界にはヒトが扱いきれない程、強力な力というものがある」「ただ存在するだけで、あらゆる文明を滅びへと導いてしまう力…」「もし、ヒトがそれを見つけてしまった時、彼はどうするのか…」「これはそんな話さ…」
ジュドー「えっと…この辺りだよな。妙な光が目撃されたっていう場所は」
プル「うん、そのはず。救難信号もこの辺りから出てるはずだよ」
ルー「にしても、なんでこんなところで遭難してるんだか。ここ木星よ？」
プルツー「確かに地球から流されてくる距離じゃない。でも、先日のふたりのようなこともある」
ルー「あの兄弟ね。また変なのが来なければいいけど」
ジュドー「ま、詳しい話は本人に聞いてみれば分かるさ」
プル「ねえ、ジュドー！ あれじゃない？」
ジュドー「ん…？」
號「おーい！ こっちだ！ 早く来てくれー！」
プル「良かった！ 生きてるみたいだよ！」
ルー「見たことないタイプのマシーンね。もう１機はモビルスーツみたいだけど」
ジュドー「こちらは木星船団公社のパイロット、ジュドー・アーシタ」「そっちのパイロット、聞こえる？」
剴「良かった…助けが来たぁ…。このままここでのたれ死んじまうかと思ったぜ…」
翔「こちらはネェル・アーガマ所属の橘翔。あなたたちの救助に感謝する」
ジュドー「アーガマ…！？ あんたたち、アーガマのパイロットなの！？」
プル「うっそー！ なんでアーガマのパイロットがこんな所にいるのよ！」
號「それはこっちが聞きてえぐらいだよ」「ユニコーンがコロニーレーザーを止めた後、突然光ったと思ったら、俺たち４人、気づけばここにいたんだからな」
プルツー「モビルスーツがコロニーレーザーを止めた？」
ジュドー「強力なサイコミュでも搭載されているのか…？」「あんたが乗ってるんなら、何か原因が分かるんじゃないの？」
バナージ「それが…俺も意識を取り戻した矢先の出来事だったから…」
ルー「うーん…やっぱりややこしい話になりそうね」
ジュドー「ともかく一度俺たちの艦まで来て。話はそこで聞かせてもらうよ。そっちの機体、動けるんでしょ？」
翔「ああ、大丈夫だ。ありがとう」
〔警報〕
プル「待って、ジュドー…！ 何かこっちに近づいてくるよ！」
ジュドー「１機やたらとデカいのがある！ これはモビルアーマークラスだぞ！」
號「お、おい！ あの機体って…！」
剴「なんでアイツがここに…！」
バナージ「赤いモビルアーマー…！ アナタなのか…？ フル・フロンタル…！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
バナージ「本当にあの人なのか…！？」
號「考えてる暇はねえぞ！ 向こうはやる気満々って感じだぜ！」
ルー「まったく、どうしてこうなっちゃうのかしら！」
ジュドー「このままじゃ俺たちまでやられる！ ドンパチやるのは久しぶりだけど、やるしかない！」
プル「やった…！？」
翔「まだだ…！ 見ろ、アレを…！ 機体の損傷が修復されていく…！」
號「な、なんだよ、ありゃあ…！」
ジュドー「どいて…！」
〔エネルギーの充填音〕
ジュドー「こうなったらこれっきゃない！ ハイ・メガ・キャノン！ いけーっ！！」
〔ハイ・メガ・キャノンの発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ジュドー「はぁ…はぁ…」
バナージ「消えた…」
ルー「なんだったのよ…今のはいったい…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
プル「なんだったんだろう…さっきの…。すごく嫌な感じがした…」
ジュドー「ああ、まるで人の怨念とでも戦っているような気持ちの悪さを感じた…」
バナージ「そうですね…。ヒトの意思そのままっていか…。アレはきっとあの人じゃない…」
ルー「何か心当たりはないわけ？」
翔「確かにあのモビルアーマーとは交戦したが、あんな修復機能は付いていなかった。そもそも奴はすでに…」
剴「まるで化けて出てこられたみたいで、気味が悪いぜ…」
ジュドー「ま、考えても分からないことは考えてもしょうがないしね」「ひとまずは退けられたんだし、先にやることをやっちゃいましょ」
翔「さっき言ってた、私たちより先に回収された人の話ね」
號「でもよ、俺たちだって別にそんな顔が広いわけじゃないんだぜ」
ジュドー「まあ、そうなんだけどさ。何せ記憶喪失で生まれも分からないときてる」「こっちも少しでも情報が欲しいんだよ」
翔「まあ、そういうなら…」
號「で、そいつらはどこにいるんだよ？」
プル「ここだよ」
號「え…？ ここって…ここには誰も…」
？？？？（※氷竜）「彼らが新しく漂流してきたという方たちか」
？？？？（※炎竜）「戦闘があったと聞いたが、無事で何よりだ」
バナージ「え…！？ 今、このマシーン…！」
氷竜「驚かせてしまってすまない。わたくしの名は氷竜」
炎竜「僕は炎竜。君たちの話を聞かせてもらいたい」
剴「ロ、ロボが喋った…！？」
【シナリオエンドデモ終了】
［彼の輝き］
【シナリオデモ開始】
炎竜「そうか…。君たちも僕らのことは知らないか」
號「ああ、悪いな役に立てなくて」
氷竜「いや、そんなことはないさ」
剴「しかし、こんな高度なＡＩを搭載したロボットなんて、今まで見たことない。地球の科学で作られたかさえ怪しいレベルだ」
ジュドー「お、詳しい人なの？」
剴「詳しい人とは言ってくれるぜ１ メカの整備の技術に関しちゃ、この大道剴の腕前は相当なものよ！」
ジュドー「だったらちょうどいい！ こいつら回収した時からボロボロでさ、今は満足に動けないんだよ」「直してやりたくても、構造が分からないとこがあって困ってたんだ！ あんたも手伝ってよ！」
剴「へへへ、もちろんだ！」
ジュドー「あんたらもいいよね」
氷竜「もちろんさ！ そうしてもらえると我々も助かる」
炎竜「今のままじゃ退屈でしょうがないからな！」
號「剴の奴、地球に帰るまでのいい暇つぶしを見つけたみてえだな」
翔「で、地球との連絡はついたの？」
ルー「それがどういうわけか、ちょっと手間取ってるみたいなのよね」
翔「というと…？」
ルー「電波障害がひどくて連絡がつかないのよ。通信が繋がらないなんてのはよくあるけど、ここまでひどいのは過去にも例がないわ」
翔「嫌な予感がするわね」
號「ああ…さっきの件もあるしな…」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕
ルー「これは…！？」
號「こういう予感ってのは当たるもんだよな！」「剴、悪いがそっちは後だ！ まずは敵を片付けるぞ！」
剴「お、おう！」
バナージ「俺も行きます！」
ジュドー「みんなして、また漂流しないでよ！」
號「言ってろ！ 行くぞ翔！ 剴！」
氷竜「皆さん、無事を祈っています」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
剴「やっぱりダメージが回復していく…！」
プルツー「ジュドー…！」
ジュドー「整備も終わらないまま出て来たんだよ！？ 撃てるわけないでしょ！」
プル「でも、それじゃアイツを倒せないよ…！」
翔「くそ…どうすれば…！」
〔警報〕
バナージ「この宙域に何かが接近してくる！？」
ジュドー「でも、なんだよ、この速度…！ 速過ぎる…！」
ルー「敵の新手なの…！？」
バナージ「違う、あれは…！ 銀河美少年だ！！」
タクト「なんとか間に合ったみたいだね」
ルー「な、何よ…あれ…！ 宇宙空間に生身で…」
プルツー「人間なの…か…？」
ジュドー「さすがにこれは冗談が過ぎるんじゃないの！？」
バナージ「どうして…ここに…！？」
タクト「友達を助けるのに理由はいらないだろ！？」
號「相変わらずキザな奴だぜ」
タクト「なるほど、シルシが光ったのはアイツらのせいってわけか…！ ならやるしかないな！」「アプリボワゼェェェェッ！」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
【シナリオエンドデモ終了】
［颯爽登場］
【シナリオデモ開始】
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
タクト「颯爽登場！」「銀河！ 美少年ッ！」「タウバァァァァン！！」
プルツー「今度は何もないところからロボットが！？」
バナージ「心配ない！ 彼は俺たちの仲間だ…！」
ルー「仲間って…。どうなってるのよ…。今の地球は…」
ワコ「タクト君、私たちは艦を守るね！」
スガタ「ここはお前に任せるぞ、タクト！」
バナージ「スガタたちも来ているのか…！」
ジュドー「もーう、何が何だか…！ 味方ってことは一緒に戦ってくれるんでしょ！ なら、やるっきゃない！」
タクト「話が早くて助かるよ！ 詳しいことはアイツらを片付けてからってことで！」「さあ、アゲてこうか！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
タクト「これで、終わりだぁぁぁ！ タウ・銀河・ミサィィィル！！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
プル「あっという間にアレを片付けちゃった」
ルー「あなたたちの友達…すごいのね…色々と…」
號「あ、ああ…」
バナージ「でも、どうして彼らがここへ…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
タクト「バナージも號たちも突然、消えちゃったから心配していたけど、見つかってよかったよ」
バナージ「俺たちもこんなことになるなんて、思っていなかったから…」
ルー「改めて見ると、美少年と名乗るだけあって、なかなか整った顔をしてるじゃない」
プル「でも、女の子もいるよ？ 彼女も美少年なの？」
ワコ「そういうものなの…」
號「しかし、まさか木星まで飛んでくるとはな…」
翔「だが、３人ともどうしてここへ？ 確か地球とは通信ができない状況だと聞いたが…」
タクト「シルシが教えてくれたんだ…」
翔「シルシが…？」
タクト「ああ、危険が迫っているって」
プルツー「それはさっきの敵のこと？」
スガタ「いや、アレもその予兆に過ぎない…。もっと大きなことがこの木星で起きようとしている…」「それが何かまでかはまだ分からないが…」
バナージ「タクトたちのシルシまで反応する…」「いったい何が起きてるんだ。この星で…」
【シナリオエンドデモ終了】
［立ち上がる正義］
【シナリオデモ開始】
プル「プルプルプルプルー！」
タクト「おっと…！」
ジュドー「こら、プル…！ 走らないの！ 危ないでしょ！」
炎竜「プルプルプルプルー！」
〔機体の歩行音〕
タクト「な、なんだぁ…！？」
炎竜「走るな、炎竜！」
炎竜「おっと危ない…！」
スガタ「なんなんだ、これは…」
バナージ「氷竜も炎竜も動けるようになったんだ」
プル「うん、ジュドーと剴が直してくれたの！」
剴「へへへ、これぐらいどうってことないぜ…」
ジュドー「まあ、記憶とまではいかなかったけどね」
炎竜「こうして身体を動かせるようになっただけでも、僕たちは充分嬉しいぜ」
氷竜「だからと言って、さっきのははしゃぎ過ぎだぞ、炎竜」
炎竜「すまない。だが、これでみんなと戦うことができる」
バナージ「え…？ ふたりは戦えるの…？」
剴「ああ、こいつらはそういう目的で造られたロボットらしい」
氷竜「この状況でわたくしたちも黙って見ていられませんから」
炎竜「これからはよろしく頼むぜ」
プル「うん、よろしくね！ ふたりとも！」
タクト「頼もしい仲間が増えたってわけだね」
ルー「なら、早速働いてもらうことになりそうよ」
バナージ「何かあったんですか？」
ルー「こちらと合流することになっていたシャトルがモビルスーツの攻撃を受けているらしいの」「恐らく例の奴らだと思うけれど…」
ジュドー「タイミングが悪いったらありゃしない。なんだってこんな時に…！」
炎竜「こうしちゃいられない！ すぐに出よう！」
剴「そうだな！ 行こうぜ！ 氷竜！ 炎竜！」
氷竜「ああ…！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ルー「なんとか無事に合流できて良かったわね」
ジュドー「にしても、なんだってこんな時にお偉いさんが出張ってくるのさ」「しかも、木星船団公社の人じゃないんでしょ？」
ルー「確かに妙よね。観光目的でこんなところには来ないでしょうし」「それに、乗っていたのは相当若い女だったらしいわよ。財閥の総帥の奥様だとか」
タクト「僕たちと年の変わらない富豪って…」
？？？？（※カナコ）「あら、やっぱり助けてくれたのはあなたたちだったのね」
タクト「この声、まさか…！」
カナコ「ふふ、久しぶりね、タクト君」
タクト「き、君は…！？」
ワコ「ミセス・ワタナベ！？」
【シナリオエンドデモ終了】
［ガラス越しの宇宙］
【シナリオデモ開始】
カナコ「ねえ、タクト君？」
ワコ「出た…」
カナコ「私ね、ここに来るまでの間、ずっとあなたのことを考えてたの」
タクト「いっ…！？」
カナコ「この宇宙で輝いている数多の星々の中には、あなたの輝きもあるんじゃないかなって」「そんなことを考えていたら、こうしてあなたに出会うことができた」「ねえ、これってもしかして運命って言うんじゃないかしら？」
タクト「え、えーと…どう…かな…？」
ワコ「言いません！」
カナコ「あら、お久しぶりね。アゲマキさん」「あなたたちもいらしたのね。せっかくタクト君とふたりきりで素敵なひと時を過ごせると思ったのに」
ワコ「それはおあいにく様で…！」
ジュドー「ちょっと…なんだか知らないけどそういう色恋は他所でやってよね！ だいたいあんた人妻でしょ！」
カナコ「あら、恋に場所も立場も関係ないわよ」
ジュドー「そういうこと言ってんじゃなくて…！」
ワコ「ところで…ミセス・ワタナベはどうしてここへ？」
カナコ「あら、お仕事に決まってるじゃない？」
ワコ「仕事…？」
シモーヌ「旦那様…レオン・ワタナベが総帥を務めるグラントネール財団は木製開発にも出資を行っておりますから」
カナコ「そ、だから私はその監査に来たというわけ」
ルー「財閥総帥の奥様がわざわざ木星くんだりまで…？」
ジュドー「そこまでする必要はないと思うけどな」
カナコ「そうでもないわよ。実際、ここまで足を運んだおかげで面白いものが見れたしね」「たとえばさっきのモビルスーツとか」
スガタ「君はアレが何か知っていると…？」
カナコ「ふふ…まさか…」
スガタ「………」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕
號「チッ！ また奴らか！ さっき帰ってきたばかりだってのに…！」
翔「どうも敵の発生が頻繁になってきている気がするな…」
カナコ「さて、いつまでもここにいるとあなたたちの邪魔になってしまうわね」「私たちは行きましょうか、シモーヌ」
シモーヌ「かしこまりました、奥様」
〔歩き去る足音〕
ジュドー「なんだか食えない感じの人だなぁ…」
タクト「彼女らしいといえば彼女らしいけどね…」
ルー「ふたりとも何、ボサっとしてんの！ 敵が来てるんだから！」
ジュドー「分かってますよ！ ダブルゼータ出すよ！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ジュドー「まったく参っちゃうよな。この忙しい時にさ」
ルー「あの女の話…？」
ジュドー「そう。アレからも相変わらずの調子だしさ。まったくあの人、何考えてんだか…」
ルー「確かに、いまいち食えないところがあるわよね」「って、ジュドー！ あれ…！」
ジュドー「なっ…！ 俺のダブルゼータ…！？」
カナコ「あ、丁度良かったわ。今、あなたを呼んでこようと思っていたところだったのよ」
ジュドー「これって…フルアーマー用の装備じゃないか！ 地球に置いてきたはずなのに…！」
カナコ「何かあった時の為に用意しておいたのよ」
ジュドー「何かあった時って…。でも…だからって勝手に付けて…」
カナコ「あら…？ でも、今は必要な時じゃない？」
ジュドー「そ、そうだけど…」
カナコ「他のモビルスーツやゲッターロボの規格に合う装備も持って来てるから、各自で好きに使ってちょうだい」
ジュドー「どうしてそんなものまで…」
カナコ「ただの仕事だけで、こんな所まで来るはずないでしょう」「じゃ、みんなに伝えておいてね」
〔歩き去る足音〕
ジュドー「な、何者なんだ…あの人…」
ルー「食えない人だわ…」
【シナリオエンドデモ終了】
［顕れるカタチ］
【シナリオデモ開始】
剴「ダメだな…。やっぱりお前たちのＡＩは複雑過ぎて、俺たちの技術じゃ解析できない…」
氷竜「そうか…」
剴「そう、気を落とすなよ。今は無理でもいつか記憶を取り戻せるさ」
プル「そうだよ！ それに記憶なんか思い出せなくたって、ふたりはあたしたちの友達だよ！」「ずっとここにいたっていいんだから…」
炎竜「その言葉は嬉しいが、いつまでもここに留まることはできない」
プル「どうして…？」
炎竜「今は思い出せないけれど、僕たちには何は破ってはいけない、大切な約束があった気がするんだ」
氷竜「行奥を失った今でも、それが何より大切なものだということだけは覚えている。だから、ずっとここにはいられない」
プル「そうなんだ…」
炎竜「すまない、プル…」
プル「ううん…。あたしこそごめん。自分が分からないって嫌なことなのにね…」
プルツー「ああ、そうだな…」
炎竜「気にすることはないさ」
タクト「大丈夫。ふたりにやるべきことがあるんなら、その時がくれば思い出すさ」「それが何より大切なものなら、尚更さ」
ワコ「世界の声が聞こえるってやつだね」
氷竜「その時…か…」
剴「早く来るといいな、その時が…」
氷竜「ああ、そうだな…」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕
タクト「また奴らが現れたみたいだな！」
剴「こうしちゃいられねえ！ すぐに出ようぜ！」
〔通信の開く音〕
シモーヌ「大変です、皆さん！」
剴「分かってる！ またアイツらが来たんだろう！？」
シノーヌ「違うんです…！ それが…！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
タクト「どういうことなんだ、これは…！ なんでこんなところにサイバディが…！」
プルツー「ハマーンやグレミーの機体もある…！」
スガタ「事態は悪い方に進んでいるようだな…」
カナコ「シモーヌ…」
シモーヌ「はい、奥様。全てデータは取ってあります」
カナコ（私の推測通りなら、やはりアレは…）
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ジュドー「はぁ…。なんとか倒せたけれど…。なんなんだよ、アイツら…」
ルー「ついにあのモビルアーマーだけじゃなく、私たちが戦った敵の姿まで真似てきたわね」
號「ますます怨霊でも相手にしてる気分になってきたぜ」
カナコ「怨霊…。言い得て妙ね…」
號「どういう意味だよ？」
翔「その言い方、やはり奴らの正体について何か知っているんですね？」
カナコ「ええ、さっきの戦闘のおかげで仮説を裏付ける証拠が揃った」「あれは恐らく人の残留思念が実体化したものなのよ」
バナージ「残留思念の実体化…？ そんなこと…」
カナコ「起こり得るのよ。木星にはそれだけ強大なエネルギーが眠っているの…」「私たちはそのエネルギーを調査する為にここへ来た」
ルー「そんな話…聞いたことないわよ？」
カナコ「公には伏せられているのよ。それは強大過ぎて今の人類には危険でしかないものだから」「でも、もう隠してもおけない。本当はこうなる前に安全に管理する方法を見つけたかったのだけれど…」
ジュドー「いったいなんなのさ、そのエネルギーって…？」
カナコ「それはジュピターＸ。私はそう呼んでいるわ」
ジュドー「ジュピター…エックス…？」
【シナリオエンドデモ終了】
［力と意志］
【シナリオデモ開始】
翔「では、一連の事件はユニコーンに残っていた残留思念がジュピターＸの力を得て、実体化したものだと？」
カナオ「ええ、その通りよ」
バナージ「じゃあ…俺のせいで…」
カナコ「それは少し違うわね」「サイコ・フレームに残されていた意思がたまたまジュピターＸと反応してしまっただけでしょうから」
翔「だから最初に袖付きのモビルアーマーが現れたのか…」
カナコ「そしてそれは戦いを繰り返すうちに他の者たちの思念とも反応し、新しい形を生み出した…」
ワコ「それがさっきのサイバディの正体…」
號「でも、そうと決まれば話は早いな。そのジュピターＸってやつが原因なら、そいつを消しちまえばいいんだろ？」
カナコ「ところがそうもいかないの」
號「どうしてだよ…？」
カナコ「軽く見積もっただけでも、ジュピターＸのエネルギーは無限に近い」「いまの人類の総力を決しても、あれを消失させることは不可能だわ」
剴「そんなに膨大なエネルギーだってのか…」
翔「なら、どうすればいい…？」
カナコ「方法は…ないわ…」
バナージ「ない…？」
カナコ「私たちはこんな事態は想定していなかった。だからひとまず地球まで引き上げて対策を練るべきだわ」
スガタ「しかし、その間アレが大人しくしているとも思えないが」
〔歩み寄る足音〕
シモーヌ「失礼します、奥様」
カナコ「どうしたの、シモーヌ？」
シモーヌ「彼の言う通りになりました。先程、ジュピターＸによって生み出された敵が大量に出現したとの報告が入りました」「敵はこちらに接近してきています」
號「逃げ道はないってわけか…」
ジュドー「となると、やるしかないな…！」
カナコ「まともに戦っても勝ち目はないわよ」
タクト「でも、ここにいるみんなが逃げる間の時間を稼ぐことぐらいならできる」
バナージ「行きます！ このままにはしておけない！」
炎竜「僕たちも戦うぞ！」
カナコ「分かったわ。でも、絶対に死んではダメよ」
タクト「もちろんさ！ 行こう、みんな！」
號「おう！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
プルツー「回復の速度が上がっている…！？」
スガタ「残留思念とジュピターＸの結びつきが強くなっているんだ！ このままではますます強力になっていくぞ！」
バナージ「アレを生み出してしまった原因に、ユニコーンが関わっているならなんとしても止めないと！」
〔警報〕
シモーヌ「レーダーに反応多数…！ また敵が来ます！」
剴「なっ、さらに増えるってのか…！？」
バナージ「アレ全部が敵…！？」
ワコ「なんて数なの…！？」
タクト「イッツ・ア・ピーンチ…ってね…」
【シナリオエンドデモ終了】
［刻まれた誓い］
【シナリオデモ開始】
翔「攻撃を受けても回復する…。倒せたとしてもその倍の数で甦る…」「なるほど…。あの女が勝ち目がないなどと言うわけだな…」
ルー「どうするの、ジュドー…？」
ジュドー「どうするもないさ！ 今、逃げたら全員やられるだけだ！」
號「となると、やるしかねえってわけだ！」
バナージ「いままでどんな危機も乗り越えて来たんだ！ 今度だってきっと…！」
タクト「そう、僕たちはまだあきらめていない！」
ワコ「タクト君…みんな…！ がんばって…！」
炎竜（なんだ、この感じは…。僕たちは彼らのような者たちを知っている？）
氷竜（そう…どんな絶望的な状況でもあきらめない者たち…。そうだ…彼らの名は確か…）
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
プルツー「くっ…！ これだけ戦っているのに、どんどん状況が悪くなっていく…！」
〔警報〕
ルー「また敵の新手…！？」
〔機関銃の銃声〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
ルー「きゃああー…！」
ジュドー「ルー…！」
ルー「大丈夫…！ でも、敵に突破された！ このままじゃ艦に…！」
氷竜＆炎竜「うおおおぉぉぉぉぉー！！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
剴「氷竜…！ 炎竜…！」
氷竜「ここは通さない！」
炎竜「どんな時でも、人々の生命を守る！ それが僕たちの使命だから！」
プル「え…！？」
氷竜「全て思い出した！ わたくしたちが何者なのか…！」
炎竜「僕たちは勇気ある誓いと共に戦う者…！ そう、僕たちは…！」
氷竜＆炎竜「勇者だ…！」
〔エネルギーの上昇音〕
〔画面、赤に発光〕
【シナリオエンドデモ終了】
［目覚める勇者］
【シナリオデモ開始】
バナージ「なんだ…！？ ふたりから発せられているあの光は…！」
氷竜「この力は…ザ・パワー！ 君たちがジュピターＸと呼ぶもの！」
炎竜「僕たちはこの力の影響を受けて、この世界に跳ばされてきたんだ！」
剴「やっぱりふたりとも記憶が…！」
氷竜「ああ、君たちの勇気ある姿がわたくしたちを目覚めさせたんだ！」
炎竜「今こそ僕たちの力を見せる時だ！」
氷竜＆炎竜「うおおおおぉぉぉぉぉー！」「シンメトリカル・ドッキング！」
〔エネルギーの上昇音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕
〔合体音〕
超竜神「超・竜・神！！」
號「超竜神…」
剴「氷竜と炎竜が合体したのか…！？」
超竜神「みんな、私に考えがある！」
ジュドー「考え…！？」
超竜神「詳しく話をしている時間はない！ ひとまず、あの赤いモビルアーマーへの道を拓いてくれ！」「今、私の身体の中にみなぎるこの力を使えば、奴らとザ・パワーの繋がりを断つことができるはずだ！」
バナージ「できるのか…！？」
超竜神「ああ、同じザ・パワーの力を得ている私だからこそ分かる！」「それでも一か八かの賭けだが、私を信じてくれ！」
ジュドー「そんなの当たり前だろ！」
剴「ああ！ 俺たちの生命、お前に託すぞ、超竜神！」
超竜神「ありがとう！」（みんなの生命は私が必ず救ってみせる！ どんなことをしてでも…！）
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
タクト「道が拓いた…！」
バナージ「今だ、超竜神！！」
超竜神「うおおおぉぉぉぉぉーっ！！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
超竜神「捕まえたぞ！ あとは私の中の全てのザ・パワーの力を解放する！」「それで奴のエネルギーは断ち切れるはずだ！」
剴「何…！？」
カナコ「待ちなさい！ 今のあなたの身体には膨大なエネルギーが溢れている…！」「そんなことをすれば…！」
超竜神「元より覚悟の上…！」
〔エネルギーの上昇音〕
ジュドー「ダメだろ、そんなの…！」
超竜神「ありがとう。この世界で出会った勇気ある仲間たちよ」
剴「超竜じいいいぃぃぃぃん！！」
〔撃破音〕
〔画面、発光〕
【シナリオエンドデモ終了】
［約束］
【シナリオデモ開始】
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
翔「うぅ…なんというエネルギーだ…！」
號「やったのか…！？」
スガタ「いや…見ろ…！」
プル「超竜神が…いない…」
プルツー「でも…あのモビルアーマーはまだ…」
剴「くそっ…！ あの野郎、無駄死にかよ！！」
カナコ「いいえ…無駄ではないわ。今、計算したけれどあの機体とザ・パワーの繋がりは完全に断たれている…！」
バナージ「じゃあ…今ならば奴らを倒せる…！」
タクト「そういうことみたいだね…！」
剴「くそおおおぉぉぉぉーっ！ 超竜神が命懸けで作ってくれたチャンスだ！ 無駄にしてたまるかぁぁぁ！」
ジュドー「ああ…！ 一気に片付ける！！」
タクト「やろう！ 彼らの為にも…！」
バナージ「おお…！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
剴「今だ、ジュドー！ 奴らをまとめて吹き飛ばせ！」
〔エネルギーの充填音〕
ジュドー「うおおぉぉぉー！ ハイ・メガ・キャノン！ フルパワーだぁぁぁ！！」
〔ハイ・メガ・キャノン砲の発射音〕
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ジュドー「はぁ…はぁ…！ これで全部か…」
プル「でも…超竜神が…」
超竜神（※画面オフ）「悲しまないでほしい…」
プル「え…この声…？ 超竜神…！」
超竜神（※画面オフ）「私は死んではいない。ザ・パワーの力で元の世界へと戻るだけだ」
タクト「元の世界…？」
超竜神（※画面オフ）「そう、ザ・パワーは時空さえ超越した力…。私はそれに巻き込まれ、別の世界から来たのだ…」「そして、今度は元の世界へと帰ることができるようだ」
プル「そっか…良かった…」
剴「もう会えないのか…？」
超竜神（※画面オフ）「分からない…。だが私は君たちという子の世界で出会った友のことを忘れない…」
ジュドー「ああ、俺たちもさ…」
剴「必ずまた会おうぜ…。超竜神…」
超竜神（※画面オフ）「ああ…。どうやら時間が来たようだな…」「また必ず会おう、友よ。いつか…星の海で…」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
バナージ「彼の声が聞えなくなった…」
プル「行っちゃったんだね…」
ルー「これで今回の件は片付いたの？」
カナコ「残念だけれど、まだジュピターＸの力は安定しきっていない」「これ程の規模はもうないだろうけど、まだ多少は敵が現れる可能性はあるわ…」
ジュドー「へ、だったら片がつくまで付き合ってやるさ！」
タクト「ああ、彼が守ってくれた分、僕たちも最後まで頑張らないとな！」
號「ああ、そうだな！」
剴「こっちの世界は俺たちでなんとかする！ お前も元の世界で頑張れよ、超竜神！」
【シナリオエンドデモ終了】
● 強敵イベント「呼応する力」
◆ 「イベントクエスト」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦Ｘ－Ω」 へ戻る
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