進撃イベント
鋼の魂
[イングラムの真意]
【シナリオデモ開始】
リュウセイ「俺はSRXチームのパイロット、リュウセイ・ダテだ」「いきなりだけど、みんなはスーパーロボットが好きかい?」「俺はもちろん大好きだぜ。力強いボディ、鮮やかなカラーリング、熱い必殺技、魂の叫び…」「実は俺たちSRXチームが乗るパーソナルトルーパー、Rシリーズもスーパーロボットに合体できるんだ」「…けど、その天下無敵のスーパーロボットも日の目を見るまでこれまた一波乱あってな…」「今回はその時の話なんだ」
リュウセイ「宇宙怪獣…銀河系の中心に、そんな奴らが存在していたなんてよ…」
カズミ「宇宙怪獣対策研究班からの確かな報告です。敵は若い恒星に卵を植え付けて、増殖…急速にその勢力を拡大させているそうです」
ノリコ「私たちも外宇宙で奴らとは戦いましたが、数も戦闘力も並外れたものです」
クワトロ「報告が確かであれば、宇宙怪獣は全ての知的生命体の天敵ということになる…」
ブライト「まさに人類に逃げ場なし。DCの創設者ビアン・ゾルダーク博士の言った通りになったか」
シーブック「ただでさえ地球圏はエアロゲイターを始めとした異星人や、ミケーネ帝国のような侵略者に狙われている」「「その上、宇宙怪獣まで現れでもしたら、地球圏は終わりですよ」
ウッソ「本当なら外部の脅威に晒されている今こそ、人類同士が一丸となって立ち向かうべきなんでしょうけど…」
アムロ「そんな簡単な話ではないのが事実だな…」
クワトロ「地球圏支配を目論むネオ・ジオンや、木星圏のジュピトリアンの連中」「地球連邦軍の一部隊でありながら、連邦の主導権を握ろうと画策するティターンズ」
シーラ「それに加え、バイストン・ウェルから地上に出たことで、地上支配を目論むドレイク・ルフトらもいる」「彼らが他者に対して先んじようとする以上、互いに手を取り合うという選択肢をそう簡単に持ちはしないでしょう」
ジュドー「異星人たちに敗北すりゃ、それこそ支配がどうのとかじゃないって、わかんないのかね…!」
ショウ「しかし…このまま人類がバラバラになったままじゃ、本当に人類は滅びかねない」
アムロ「これまでの経緯はどうあれ、打てる手は打っておくべきだろうな」
ブライト「私もそれについては同感だ。後で極東方面軍の岡長官に伝えてみよう」
イングラム「…艦長、話があります」
ブライト「イングラム少佐、何か?」
イングラム「この辺りで一度、RシリーズのSRXへの合体テストを行っておきたいのです」
リュウセイ「イングラム教官…!?」
アヤ「………」
マサキ「Rシリーズって合体できたのかよ?」
リュウセイ「あ、ああ…俺たちのRシリーズは元々対異星人ように造られた兵器だからな」「一対多数の戦闘を想定して合体機能も備わってるんだ」
ライ「ですが、R-3にはまだプラスパーツが装着されていません。それでは合体時に脚がないことになりますが」
イングラム「念動力で制御される機体には、脚などただの飾りに過ぎない。宇宙空間であればなおさらだ」
クワトロ「確かにな…」
イングラム「エアロゲイターら異星人以外に、宇宙怪獣という脅威が明確になった今、少しでも戦力の増強を図る必要があります」「そのための、SRXへの合体テストです」
ブライト「…わかった。イングラム少佐、SRXへの合体テストを許可しよう」「細かいスケジュールは君に任せる」
イングラム「ありがとうございます」
アヤ「………」
アヤ「イングラム少佐…やはり正直言って、今の私の念動力ではT-LINKシステムをフルドライブさせることはできません」「もし…合体に失敗すれば、取り返しのつかないことに…」
イングラム「失敗は許さん。必ず成功させろ。今まで、そのための特訓をお前たちに課していたはずだ」
アヤ「………」
イングラム「…アヤ、お前にもしものことがあった時は…俺がお前を守ってやる」
アヤ「少佐…!」
イングラム「我々が開発している究極の人型機動兵器SRXの要はお前だ」「俺は…お前を失うわけにはいかない」
アヤ「少佐を…信じてもいいんですね?」
イングラム「もちろんだ」
アヤ「わかりました…。私の妹…マイや母の死を無駄にしないためにお…」「そして、何よりもあなたのために…全力を尽くします」
イングラム「ああ…」
アヤ「それでは…失礼します」
〔ハッチの開閉音〕
イングラム「………」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
イングラム「訓練用のドローンを出した。一定数を撃破した後にSRXへの合体テストに移る」
リュウセイ「了解!」(教官の期待を裏切るわけにはいかねえ。このテスト、絶対に成功させてみせる…!)
イングラム「今だ。合体制御プログラム、パターンOOCへ切り替えろ」
リュウセイ「いよいよだな! SRXへの合体、見せてやるぜ!」
アヤ「念動フィールド、ON!」
ライ「トロニウム・エンジン、フルドライブ!」
リュウセイ「いくぜ! ヴァリアブル・フォーメーション!!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
リュウセイ「うおあっ!?」
アヤ「あああっ!!」
ライ「トロニウム・エンジン、緊急制御! 合体を解除する!」
リュウセイ「く、うう…! 念動フィールドが破れちまった…!」
マサキ「みんな、無事か!?」
ライ「ああ、何とかな…」
リュウセイ「アヤ、大丈夫か!?」
アヤ「………」
ライ「大尉…! 気絶しているのか…!?」
ブライト「合体テストは中止だ! Rシリーズを緊急回収しろ!」
〔軍の警報〕
トーレス「艦長! 周囲に重力場異常を感知! これは…エアロゲイターの転移出現反応です!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
豹馬「エアロゲイターめ、よりにもよってこんな時に来やがって…!」
アムロ「イングラム少佐、俺たちもすぐに出る! それまで彼らを…!」
イングラム「………」
アムロ「イングラム少佐?」
イングラム「フッ…フフフ…」
リュウセイ「教官…!?」
イングラム「どうやら、これまでのようだな」
アヤ「うっ…うぅ…イングラム…少佐…」
イングラム「アヤ、せめてもの情けだ。苦しまぬように…」「殺してやる」
アヤ「えっ…!?」
〔撃破音〕
〔画面、発光〕
【シナリオエンドデモ終了】
[裏切りの銃口]
【シナリオデモ開始】
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ライ「なっ…!!」
リュウセイ「ア、アヤァァァァァァ!!」
カミーユ「馬鹿な…! イングラム少佐がR-3を撃墜したのか!?」
マサキ「何の真似だ、イングラム!?」
イングラム「フッ…」
リュウセイ「イ、イングラム教官…こ、これはどういうことなんだ…? どうしてアヤをっ!?」
イングラム「彼女欠陥品だった。だから処分したまでだ」
リュウセイ「け、欠陥品…!?」
万丈「そうか…そういうことか」
イングラム「………」
ライ「あなたもジュピトリアンと同じく、地球を裏切ってエアロゲイター側につくことを選択したのか?」
イングラム「違う」
ライ「なに?」
イングラム「俺は最初からエアロゲイター側の人間だ」
鉄也「なんだと…!?」
イングラム「俺は地球人特有の特殊能力と技術を調査するために、エアロゲイターから送り込まれた特殊工作員なのだ」
シンジ「特殊工作員…!?」
リュウセイ「ほ、本当なのか…? 教官は…今まで俺たちを…騙していたのか?」
イングラム「そうだ」
リュウセイ「う、嘘だろ…? 今まで一緒に戦ってきたのに…!」
イングラム「俺にとって、お前たちは地球人の単なるサンプルに過ぎない」「出会った時から、それ以上の感情は持っていないのだ」
リュウセイ「な、なんだと…俺たちが…サンプルだと!?」
イングラム「俺を憎め、リュウセイ・ダテ。そうすれば、お前の力が目覚める」「俺の追い求め力がな…」
リュウセイ「て、てめえ…! アヤが…アヤがどんな気持ちで…てめえに撃たれたのかわからねえのか!?」
イングラム「言ったはずだ。そういう感情は持ち合わせていない、と」
めぐみ「なんて人なの…!」
一平「やめとけ。あいつに人の感情を説いたところで無駄だ。なにせエアロゲイターらしいからな…!」
イングラム「これはお前たちへの試練だ。俺は今のところ、優秀なサンプルであるお前たちを殺すつもりはない」「さあ…あがけ、俺の目の前で」
アムロ「ブライト…!」
ブライト「わかっている…!」
ブライト「各機、イングラム少佐は我々の敵となった! エアロゲイターの機動兵器と、R-GUNを撃破しろ!」
甲児「やるしかないのかよ…!」
リュウセイ「イングラム教官…いや、イングラム=プリスケン! 俺はてめえを…絶対に許さねえ!!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
イングラム「フッ…さすがだな」
リュウセイ「イングラム…!」
イングラム「これからは敵としてお前たちの力を引き出してやる」「さらばだ。お前たちのさらなる奮闘に期待している…」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
リュウセイ(※画面オフ)「待ちやがれ! イングラムゥゥゥゥゥッ!!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
万丈「イングラム少佐はエアロゲイターの機動兵器に回収され、そのまま空間転移で撤退したと思われる」
ブライト「そうか…R-3とアヤ大尉の状態は?」
アムロ「R-3は頭部や腕部に大きな損傷が見られるが、その他の部分は比較的軽微だそうだ」
ミサト「アヤ大尉の方は意識を失っていますが、生命に別条はないとのことです。しかし…」
ブライト「精神的なダメージは計り知れないか…」
ミサト「はい…」
シーラ「しかし…イングラムの正体がエアロゲイターだったとは…」
クワトロ「かなりの情報がエアロゲイターに漏れている考えて、間違いないだろうな」
ブライト「この事態を招いてしまったのは、部隊の指揮官である私の責任だ…」
アムロ「ブライトだけの責任じゃないさ。彼の行動には不可解な点がいくつかあった。それを見抜けなかったのは俺たちも同じだ」
ブライト「………」
〔通信のコール音〕
トーレス「艦長、よろしいでしょうか? 伊豆基地の岡長官から通信です」
ブライト「岡長官から…?」
マサキ「入るぜ…」
リュウセイ「マサキか…」
マサキ「イングラム少佐のことを考えていたのか?」
リュウセイ「………」「何となく…いつかこうなるような気がしていたのかもしれねえ。奴には前から得体の知れないところがあったからな」「…だけど、俺は心のどこかで…教官を…イングラムを信じていたんだ」
マサキ「………」
リュウセイ「だが…あいつはアヤを本気で撃った…。アヤだって…あいつのことを信じて…」「くそっ…俺は何も気づかずにこんな…!」
マサキ「…イングラムの野郎を引きずり出して、きっちり落とし前をつけるんだ。でなきゃ、前に進めねえぞ」
リュウセイ「俺に…落ち込んでる時間なんてないんだな?」
マサキ「お前もライも生きてる。もちろんアヤもだ」「試練だか何だか知らねえが、自分本位で生命をもてあそんだことをあいつに思い知らせてやりな」
リュウセイ「そう…だな…」(見てやがれ、イングラム…! 俺はてめえに勝ってみせる…)(絶対にな…!)
【シナリオエンドデモ終了】
[アクシズからの使者]
【シナリオデモ開始】
アヤ「…みんな、心配をかけたわね」
リュウセイ「アヤ! もういいのか!?」
アヤ「ええ。傷自体は大したことがなかったから」
リュウセイ「そうじゃなくて、イングラムのこと…あいつはお前を…」
アヤ「そうね…ショックだったわ。教官のことを信じていたから…」
ライ「大尉…」
アヤ「…けど、お見舞いに来てくれた沙羅のおかげで少し吹っ切れたわ」
忍「沙羅の?」
沙羅「あたしもアヤと同じ体験をしたからね。だから言ってやったのさ」「直接会ってあいつに想いをぶつけな。自分はサンプルなんかじゃなくて、感情を持った人間だってね…」
アヤ「…というわけよ」「だから私もこれまで通りに戦うわ。もう一度イングラム少佐の前に立つために」
リュウセイ「ああ…」
アヤ「それより沙羅から聞いたけれど、ネオ・ジオンと和平交渉をするそうね?」
雅人「伊豆基地の岡長官からの指令だよ」「他の勢力相手の交渉なら難しいけど、ネオ・ジオン相手なら可能性があるって」
アヤ「可能性?」
ライ「クワトロ大尉です。彼は今でこそ素顔を隠していますが、その出自を考えれば…」
アヤ「そうだったわね…」(クワトロ大尉…その正体はシャア・アズナブル)(確かにジオン・ズム・ダイクンの忘れ形見であるあの人なら、ネオ・ジオンと交渉できるかもしれないわね)
ジュドー「いくら交渉のパイプがあるからって、そう簡単にネオ・ジオンと手を組めるもんなのかね?」
忍「ま、確かにな。ジオンの連中が地球にやったことを考えりゃ信用するのもどうかと思うぜ」
ウッソ「けど万が一にでも戦いを避けられる道があるなら、僕はその方がいいと思います」
ファ「そうね…」
カミーユ(ネオ・ジオン相手に、クワトロ大尉がどこまで立ち回れるのか…)
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕
ジュドー「これは…!」
〔ハッチの開閉音〕
アムロ「みんな、急げ! 第一種戦闘配置命令が出たぞ!」
リュウセイ「な、何があったんですか!?」
アムロ「アクシズまでの針路上にジュピトリアンの大型輸送艦が確認された。おそらく目的は俺たちと同じだ」
亮「ネオ・ジオンとの共闘か…」
ライ「奴らに先手を打たせるわけにはいかない。こちらから牽制するということですね?」
アムロ「そういうことだ…!」
カミーユ(ジュピトリアンの大型輸送艦だとすれば、あの男が…パプテマス・シロッコが出てくるのか?)
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ「開始】
シロッコ「ロンド・ベル隊…思ったよりも動きが早かったな」「モビルスーツ部隊で応戦する。各機、出撃せよ!」
カズミ「艦長の読み通り、やはり出てきたわね…!」
ブライト「全機、攻撃開始!」
トーレス「本宙域に接近する艦影あり! これは…ネオ・ジオンの艦隊です!」
クワトロ「あれは…グワダンか?」
シロッコ「フフ…役者が揃ったようだな」
ハマーン「私の名はハマーン・カーン。ネオ・ジオン総帥ミネバ・ザビの代行として来たものである」
クワトロ「やはり、ハマーンか…!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ハマーン「貴公らはアクシズの領域を侵犯している。我が方と戦闘を行うつもりがなければ、即刻停戦せよ」「その上で、我が艦グワダンにてロンド・ベル隊、ジュピトリアンとの三者会談を行う」
マサキ「三者会談だって…!?」
鉄也「ジュピトリアンと同じ席につけというのか…?」
シロッコ「ロンド・ベル隊の方で問題がなければ、こちらは兵を引こう」
アムロ「ブライト、俺たちの目的はあくまでもネオ・ジオンとの交渉だ。ここで戦力を消耗するのは得策じゃない」
ブライト「…やむを得ん。ここはネオ・ジオンに従おう」
ハマーン「では、両者共、こちらの誘導に従ってもらおう」
ブライト「了解した」
クワトロ(ハマーンめ…何を企んでいる…)
【シナリオエンドデモ終了】
[三者会談の行方]
【シナリオデモ開始】
ハマーン「………」
亮(彼女がハマーン・カーン…。クワトロ大尉の話では、彼女が今のネオ・ジオンの実質的指導者らしいが…)
シロッコ「………」
カミーユ(そして、ジュピトリアンのパプテマス・シロッコか…)
めぐみ(この会談、穏便に進めばいいけれど…)
ハマーン「この場に臨んだ以上、双方の目的は我がネオ・ジオン軍との停戦交渉だと見受けるが、相違はないか?」
クワトロ「少なくとも、私はそのつもりだ」「異星人の侵略に対抗するためには、そちらと一時的に和平を結ぶことが必要だと考えている」
シロッコ「それはこちらも同じだ」「現在、我々ジュピトリアンはエアロゲイターと手を結んではいるが…」「最終的な目的は、太陽系から全ての異星人を排除することだ」
ハマーン「…良かろう。ただし、停戦の条件として双方の武装解除及び…」「全戦力を我がネオ・ジオンへ明け渡してもらう」
めぐみ「…!?」
カミーユ「それは僕たちにネオ・ジオンの傘下へ入れということなのか!?」
ハマーン「中枢を一本化せずして、異星人に対抗することはできない。その指導者にもっとも相応しいのは我々だ」
クワトロ「そんな理屈を、我々が認めると思っているのか…?」
ハマーン「ならば、自分たちだけで異星人と戦うか、シャア?」
クワトロ「………」
ハマーン「…我々は少し考える時間をもらいたい」
クワトロ「…!」
ハマーン「ほう…そしらも我々の要求を素直に呑まぬと思っていたのだがな」
シロッコ「我々ジュピトリアンも、ネオ・ジオンと同じく地球から冷遇された身。だからこそ異星人と手を組みもした」「だが、もし連邦を打倒するためにそちらと力を合わせられるのであれば、考える余地はある」
ハマーン「賢明な判断だ」「では、シャア。お前たちはどうするつもりだ?」
クワトロ「…我々はお前の要求を呑むことはできない」
ハマーン「フッ、交渉決裂だな…」「衛兵、この者たちをこのまま拘束しろ。ロンド・ベル隊との交渉材料に使う」
カミーユ「なっ…!」
クワトロ「ハマーン…!」
ハマーン「迂闊だったな、シャア。政治というのは何も正直にやるばかりではあるまい?」「さあ、大人しくしてもらおうか」
めぐみ「そうはさせないわ…!」
〔銃声〕
〔画面、発光〕
ハマーン(※画面オフ)「これは…」
クワトロ(※画面オフ)「こちらとて考えもなしに敵の懐へ飛び込むほど愚かではない」
亮(※画面オフ)「フッ、めぐみは甲賀流十八代目…いわゆるニンジャだ。この手のことはお手のものなのさ」
〔発光、収束〕
シロッコ「どうやら逃げられたようだな」
ハマーン(シャア…! 二度も私のもとから去ろうというのか…!)
シロッコ「私はジュピトリスに戻らせてもらう。奴らに対して警戒しなければならないのでな」
ハマーン「…先程の言葉を忘れるな、シロッコ」
シロッコ「フフフ…」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
クワトロ「何とか脱出できたか…!」
アムロ「クワトロ大尉、そちらの状況はだいたい把握している!」
リュウセイ「追撃部隊は俺たちに任せて、みんなはラー・カイラムに帰還してくれ!」
亮「すまんな、助かる…!」
ハマーン「このまま逃げられるとは思わないことだ…!」
ウッソ「このプレッシャー…! あれにハマーン・カーンが乗っているの!?」
万丈「無理に倒す必要はない! もうまもなくこちらの艦が戦域外に出る! それまでの時間を稼ぐんだ!」
シロッコ「まんまと連中に逃げられたようだな。そんな様子で地球圏をひとつにまとめられると?」
ハマーン「挑発のつもりか? これから和平を結ぼうという相手にかける言葉とは思えんな」
シロッコ「フ…フフフ…」
ハマーン「何がおかしい?」
シロッコ「あの会談の件であれば気が変わった」「我々の力を欲するのであれば、逆に我々ジュピトリアンに対してネオ・ジオンが降伏することだ」
ハマーン「貴様…!」
シロッコ「お前たちが素直に要求を呑むとは思っていないが…」「よく考えるがいい。これからの時代を生き残るためにな」
ハマーン「パプテマス・シロッコ…!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
クワトロ「艦長、すまない。ネオ・ジオンとの交渉は決裂してしまった…」
ブライト「気にしなくてもいい。タイ以外の者が交渉しても結果は同じだっただろう」
アムロ「ブライトの言う通りだ。あなたひとりのせいじゃない」
クワトロ「…そう言ってもらえると助かる」
アヤ「報告ではジュピトリアンのジュピトリスも、アクシズのいる宙域から去って行ったそうですね」
クワトロ「会談ではネオ・ジオンに対して友好的な姿勢を示したようには見えたが…」
アムロ「パプテマス・シロッコ…どうやら一筋縄ではいかない男のようだな」
クワトロ「それで艦長? これからどうする?」
ブライト「大尉たちがアクシズに行っている間、極東方面軍の岡長官から、伊豆基地に帰還するよう命令が下った」
クワトロ「このタイミングで地球へ降りるのか」
ブライト「岡長官の方でもティターンズやドレイク軍らと交渉を試みたそうだが、失敗に終わったらしい」「彼らは伊豆基地の制圧を目論み、エアロゲイターも本格的な侵略行動をとってくることが予測される」
アムロ「それに地下帝国やミケーネ帝国といった最近動きを見せていない勢力も気になる」
クワトロ「だから一度戦力を立て直そうというわけか」
万丈「そういうことさ」
ミサト「地球圏の情勢は悪化の一途を辿っている…。我々にはこれまで以上の働きが求められてくるでしょうね…」
クワトロ(こんな状況であるにも関わらず、ネオ・ジオンやジュピトリアン、ティターンズは地球圏の主導権争いに固執する)(人類がそれほどまでに愚かしい存在だとはまだ思いたくはないが…)
【シナリオエンドデモ終了】
[襲来!グレートマジンガー軍団]
【シナリオデモ開始】
マサキ「ようやくの地球だな…。いろいろとあっただけに、久しぶりな感じがするぜ」
健一「降りてきたはいいが、これからどうすることになるんだろう」
ショウ「敵対していた組織と手を結ぶという手段も、少なくとも今回はうまくいかなかった」「となると、今までと同じようにそれを相手にしたうえで、エアロゲイターやミケーネ帝国と戦わなきゃならない」
ノリコ「そんな簡単に対応策が見つかれば苦労はないわよね…」
豹馬「…そういや、甲児の姿が見えないけど、何か知らないか?」
さやか「ああ、甲児君なら…」
甲児「今戻りました、弓教授」
弓教授「おお、甲児君。岡長官からも事情は聞いている。宇宙では大変だったようだな」「鉄也君やSRXチームのみんなもマジンガーZの護衛、ご苦労だった」
アヤ「いえ、オーバーホールが必要な程に披露しているマジンガーZだけを行かせるわけにはいきませんから」
鉄也「それで弓教授? マジンガーZの状態は?」
弓教授「さっそく三博士たちが作業を始めているが、各部に相当なダメージが蓄積している」「機体を分解し、損傷しているパーツを全て交換することを考えると、終わるまでに丸3日はかかるだろう」
甲児「み、3日も!?」
リュウセイ「ずいぶんとかかるな…。それだけマジンガーZが激しい戦いをしてきたってことか…」
甲児「先生、俺たちには時間がないんです。そんな悠長にやっている暇はありません」
弓教授「それは私も充分承知している。だからこそ、ここで中途半端な整備をするわけにはいかないんだ」
甲児「それは…わかっていますが…」「そうだ、ここにはマジンガーZより前に造ったプロトタイプがあったはずですよね?」
弓教授「…!」
リュウセイ「マジンガーZのプロトタイプだって!?」
甲児「ああ、開かずの第7格納庫の中に入っているって三博士たちに聞いたことがあるんだ」
アヤ「そんなものが…」
甲児「弓教授、あれを使うことはできないんですか?」
弓教授「…残念だが…できない」「あれは甲児君のお祖父さん、兜十蔵博士の手によって、機能が完全に停止させられているんだ」
甲児「そうですか…」「もし使えるのなら、マジンガーZが修理を受けている間だけでもと思ったんですが」
リュウセイ「マジンガーZのプロトタイプかぁ。動いているところをを見てみたかったな」
弓教授「………」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕
アヤ「…!」
弓教授「何があったのかね!?」
男(※中年)「伊豆基地から緊急連絡です! 日本の各地に機械獣と戦闘獣の軍団が現れたそうです!」
甲児「なんだって…!?」
男(※中年)「伊豆基地に駐留していたロンド・ベル隊が分散して、迎撃に回っているそうですが…」
リュウセイ「こうしちゃいられねえ! アヤ! ライ! 俺たちもすぐに向かうぞ!」
ライ「ああ…!」
〔軍の警報〕
鉄也「今度はなんだ…!?」
男(※中年)「本研究所に接近する謎の熱源反応を複数確認!」「反応の識別ができました! いや、これは…そんな…!?」
弓教授「報告は正確にしたまえ! この研究所に何が接近して来ているんだ!?」
男(※中年)「複数の熱源反応の一部は…グレートマジンガーです!」
鉄也「…!?」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
アヤ「グレートマジンガーがあんなに…!」
ブロッケン伯爵「見たか、これぞ量産型グレートマジンガーだ!」
鉄也「量産型だと…!? なぜ奴らに設計図が渡っている!?」
あしゅら男爵「お前たちは密かに量産型計画を進めていたつもりだろうが、我々地下帝国には全てお見通しよ」「設計図も装甲に必要なジャパニウム鉱石も、地下帝国のスパイを駆使して、すべて手に入れさせてもらったわ!」
リュウセイ「なんてこった…!」
ブロッケン伯爵「さあ、グレートマジンガーよ! その魔神の力ですべての敵を蹴散らせるのだ!」
甲児(くそっ、マジンガーが動かせないこんな時に…。みんな…!)
ブロッケン伯爵「フフフ…どうした? グレートマジンガーはまだまだいるぞ?」
リュウセイ「くっ、さすがに本物には及ばないが、どいつも機械獣なんかよりもよっぽど手強いぜ…!」
鉄也「量産型といえど、グレートはグレートか…!」
あしゅら男爵「ハーッハッッハ! 今まで我々を苦しめたグレートマジンガーが今度は貴様らを苦しめる番だ! 死ねぃ!!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
弓教授「くっ、みんな…!」
甲児「…弓教授、俺もパイルダーで出ます」
弓教授「いかん! パイルダーだけでは自殺行為だぞ!」
甲児「奴らは俺に散々恨みがあります。俺が出て行ったら、意地でも倒そうとしてくるはずです」「1分1秒でも長く時間を稼げれば、きっとロンド・ベル隊のみんなが来てくれます。たとえ俺が倒れたとしても…」
弓教授「こ、甲児君…!」(わ、我々には、どうすることもできないのか!?9
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕
弓教授「な、なんだ…!?」
もりもり博士「だ、第7格納庫だ! 第7格納庫から光子力エネルギーが!」
弓教授「馬鹿な! そんなことはあり得ない! あれは兜十蔵博士によって厳重に封印されているはずだ!」
甲児「マジンガーZのプロトタイプは完全に機能を停止しているって話じゃ…」「もしかして、本当は使うことができるんじゃないんですか!? だとしたら!」
弓教授「い、いかん…! あれは、『皇帝』は誰の手にも負えない究極の魔神なのだ!」
甲児「究極の魔神…!?」
弓教授「そうだ! だからこそ、『皇帝』は兜十蔵博士によって、この研究所へ封印されたんだ!」
甲児「…たとえ、その『皇帝』が魔神だろうと、おじいちゃんの造ったものならば…」「人の心を加えた時に魔神ではなく、マジンガーになるはずです!」
弓教授「…!」
甲児「俺は行きます! 『皇帝』を…おじいちゃんの遺したもう1体のマジンガーを制御してみせます!」
〔ハッチの開閉音〕
弓教授「甲児君…!」
【シナリオエンドデモ終了】
[覚醒!魔神皇帝]
【シナリオデモ開始】
甲児「これが『皇帝』…『魔神皇帝』か…」(わかるぞ…これは間違いなく、おじいちゃんのマジンガーだ…。俺のZと同じように…)「頼む…今この研究所が…俺の仲間たちがピンチなんだ…」「それを救えるのは、俺とお前しかいない…!」「だから、力を貸してくれ! 『魔神皇帝』…! いや…!」「マジンカイザァァァァァーッ!!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ライ「あれは…!?」
鉄也「新しいマジンガーなのか…!?」
甲児「待たせたな、みんな…!」
弓教授「出力が完全に安定している…! 甲児君がカイザーに乗ったことが関係しているのか!?」「それとも、これは兜十蔵博士があらかじめプログラムしていたことなのか!?」
ブロッケン伯爵「フ、フフフ…それがどうしたというのだ!?」
あしゅら男爵「こちらにはグレートマジンガーが…!」「悪の手先となった魔神…本来あるべき姿に戻ったマジンガーがいる! 今さら1体増えたところで…!」
甲児「ふざけんじゃねえ…!」
あしゅら男爵「…!」
甲児「このマジンカイザーこそZの生命を…役目を受け継ぐ本物のマジンガー!」「てめえらのような悪魔を滅ぼす正義の魔神皇帝だ! いくぞ!!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
弓教授「グレートマジンガー軍団や機械獣は全滅…あしゅら男爵たちも逃走したようだ。みんな…よくやってくれた」
リュウセイ「マジンカイザーのおかげですよ。あの機体と甲児が来てくれなかったら、今頃どうなっていたか」
鉄也「…あの時と立場が逆になってしまったな」
甲児「いや、そうでもないさ。みんなが生命をかけて戦ってくれたから、俺とカイザーも間に合うことができたんだ」「これは俺たち、みんなの勝利さ。そうだろ? 鉄也さん」
鉄也「フッ…」
アヤ「魔神皇帝…すさまじい力だったわね…」
ライ「ええ、規格外の性能でした」(ただ…あれだけの力が必要になる程に、戦いの激しさが増しているということか…)
リュウセイ(これからの戦いを勝ち抜くためには、俺たちも今のままじゃ駄目だ…)(SRX…あれを使えるようにならなきゃ…!)
【シナリオエンドデモ終了】
[渦巻く嵐]
【シナリオデモ開始】
リュウセイ「光子力研究所から帰ってはや3日…。今のところ大きな事件は起こってねえな」
甲児「地下帝国とミケーネ帝国も先日の一件以来、なりを潜めてるみたいだしな」
〔ハッチの開閉音〕
アヤ「リュウ、ライ、ここにいたのね?」
ライ「大尉、R-3の調整は終わったのですか?」
アヤ「ええ、プラスパーツの最終調整は完了したわ。これで問題なく運用できるはずよ」
マサキ「これでまた戦力が増強されたな」
リュウセイ「けど、まだ足りねえぜ。これからエアロゲイターや宇宙怪獣を相手にすることを考えりゃな…」
アムロ(イングラム・プリスケンへの対抗心が見え隠れしているな…。今のところ悪い方に作用していないようだが)
リュウセイ(早くSRXの合体を成功させられるようにならねえと…)
〔ハッチの開閉音〕
イルム「なんだ? しばらく見ないうちに、ずいぶんと真面目な顔を見せるようになったな」
アヤ「イルム中尉!」
イルム「久しぶり。いつぞやの作戦で一緒に戦って以来だな」
ライ「中尉、いつテスラ研から伊豆基地へ?」
イルム「ついさっきさ。改修されたグルンガストの受け取りが終わったんでな」「それで岡長官から辞令が下りて、今日から俺もロンド・ベル隊の一員ってことになった」
ウッソ「イルム中尉が僕たちの仲間に…」
イルム「異星人の侵攻も日に日に激しくなってる。特化戦力であるロンド・ベル隊に戦力を集中させておきたいんだろう」「…それにイングラム少佐が敵に回った今、相手を知る人物として、同じ部隊にいた俺に白羽の矢が立ったってわけさ」
マサキ「事情は知ってるんだな」
イルム「ああ…まさかエアロゲイターのスパイだったとは」「あの男のEOTに関する豊富な知識量には何か訳があると思ってたが……」「エアロゲイターだと言うなら、詳しくて当たり前だぜ」
リュウセイ「あいつは絶対に許せねえ…。俺たちを今まで騙してやがったことも…」「アヤを撃ったことも…」
アウア「それはもういいのよ、リュウ…」
イルム「…なんにせよ、地球側のことを知り尽くしている向こうがいつまでも大人しくしてるとは思えん」
アムロ「近いうちに何か行動を仕掛けてくると?」
イルム「間違いなくな」
甲児「………」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕
カミーユ「…!?」
ライ「敵襲か!?」
〔通信のコール音〕
アムロ「こちら、アムロだ! いったい何が起こっている!?」
トーレス「オーラバトラーだ…! オーラバトラーの部隊が母艦と共にこの伊豆基地に接近している!」
リュウセイ「なんだって…!?」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ドレイク「出てきたか、ロンド・ベル隊」
シーラ「ドレイク・ルフト、我々バイストン・ウェルの者たちが地上世界でいたずらに争いを拡大するのは無意味だ」「今、この世界は滅亡の危機に瀕している。地上世界が滅びれば、表裏一体のバイストン・ウェルとてタダでは済まぬ」
ドレイク「ワシは極東地区の超技術を手に入れ、再びオーラロードを開く」「そして、ふたつの世界を制し、その力を結集して異星人どもと戦う。なれば、どちらの世界も救えるというもの」
イルム「覇道の道を征くと言えば聞こえはいいが、要は世界征服を諦めたくないってことだろうに」
シーラ「…しょせん相容れぬ存在ということか…」
ドレイク「全軍、ロンド・ベル隊に攻撃を開始せよ! 極東地区を我々の支配下に置くのだ!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
チャム「もう、なんて数なのよ! ドレイクの奴、本気でこの基地を攻め落とすつもりだわ!」
ショウ「だが、まだ一進一退の攻防だ! どう転ぶかはわからない…!」
万丈「そういうことさ! いっこいの戦力ならこちらの方が上! あとは根気比べでどちらが勝つかだ!」
アムロ「…妙なプレッシャーを感じる。これは…ドレイク軍じゃない? だとすれば…」
イルム「目の前のドレイク軍以外にも敵がいるっていうのか?」
リュウセイ「くそ…猛烈に嫌な予感がするぜ…」
アヤ(…空気が重いわ。この感じは以前にも…)
〔画面、震動〕
ドレイク「むぅ…?」
ブライト「何が起こっている!?」
トーレス「基地上空に重力震反応! 何者かが転移出現します!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
カミーユ「エアロゲイターの大軍…!?」
イルム「それにあの機体は…」
リュウセイ「R-GUNパワード…」
アヤ「イングラム少佐…」
イングラム「フフフ…」
【シナリオエンドデモ終了】
[イングラム再び]
【シナリオデモ開始】
イルム「現れたな、イングラム少佐…!」
アムロ「だが、タイミングが気になる」
忍「どうせ漁夫の利狙いだろうよ!」
イングラム「アの国の王、ドレイク・ルフトよ。俺の声が聞こえるか?」
ドレイク「エアロゲイターが私に何用だ?」
イングラム「エアロゲイターはお前たちバイストン・ウェルの人間とオーラバトラーに興味を持っている」
ドレイク「ほぅ…」
イングラム「だから、俺はお前たちを攻撃するつもりはない」
ドレイク「その言葉を信用しろというのか?」
イングラム「ああ。俺の邪魔をすれば生命はないものと思え」
ドレイク(このドレイク・ルフトを恫喝するか…)(とはいえ、ここで奴らと事を構えるのはこちらとて得策ではない)「良かろう。こちらもお前たちには手は出さん。だが警戒はさせてもらう」
イングラム「好きにしろ」
甲児「おい、あいつら、こっちにだけ向かってくるぞ!」
シーブック「まさか、連中は手を結んだのか!?」
イルム「敵の敵は味方ってことか。なんにせよ、俺たちは両方と戦わなきゃならないようだな」
ボス「そ、そんなの勘弁だわさ!!」
マサキ「かと言って背中を見せたら、やられるだけだぜ!」
イングラム(フフフ…このままではお前たちに到底勝ち目はない。どうする、リュウセイ・ダテ?)
リュウセイ(イングラム…!)
アヤ「イングラム少佐! あなたは、本当に…本当にエアロゲイターの人間なんですか!?」
イングラム「そうだ」
アヤ「…!」
イングラム「アヤ…その様子ではいまだにT-LINKシステムをフルドライブさせることができていないようだな」
アヤ「私が欠陥品だというのなら…何故あの時、私お殺さなかったんです!?」
イングラム「…お前に新たな利用価値を見出したからだ。しかし、チャンスは二度までしか与えんぞ」
アヤ「やはり、あなたは私たちのことを…!」
イングラム「そう…お前は単なる念動力の供給システム。リュウセイ・ダテという戦闘制御装置の補助でしかない」
アヤ「あ、あなたと言う人は…!」
イングラム「お前たちが俺をどう思おうと勝手だが、ここで死にたくなくば、全力でかかって来るがいい」
リュウセイ「言われるまでもねえ! 覚悟しやがれ、イングラム!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
イングラム「フッ…この戦力差を前によく粘っているな」
ドレイク「各員、ひるむことはない! 敵は疲弊が見え始めている! このまま攻めたてい!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
リュウセイ「ぐああっ!!」
マサキ「リュウセイッ…!」
イングラム「非力だな、リュウセイ・ダテ」
リュウセイ「て…てめえ…」
イングラム「その程度でエアロゲイターや宇宙怪獣を倒すことはできんぞ」
リュウセイ「く、くそっ…」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
トーレス「左舷後方に被弾! 艦の推進機能に異常が出ています!」
ブライト「騙しだましでもいい、持ち堪えさせろ! 今、沈むわけにはいかない!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
万丈「甲児君、ここはダイターンで何とかする! マジンカイザーは他のみんなの援護に向かってくれ!」
甲児「あ、ああ…!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ノリコ「ダメージを負ってる機体はガンバスターの後ろに回って!」
カズミ「私たちならみんなの盾にもなれるわ!」
ウッソ「す、すみません…!」
リュウセイ「み、みんな…!」(こ、このまま…奴らに…イングラムに…負けてたまるか…っ!)「こんな所で終われねえ…!」「アヤ、ライ…! もう一度SRXに合体するぞ!!」
アヤ「リュ、リュウ…!!」
【シナリオエンドデモ終了】
[パターンOOC]
【シナリオデモ開始】
ジュドー「合体って、今度は大丈夫なのかよ!?」
アヤ「それは…」
イルム(R-3のプラスパーツが装着されたとはいえ、成功確率が上がるわけじゃない)
ライ「ブライト艦長、自分からもパターンOOCのプロテクト解除を要請します」
アヤ「ライ…!」
ライ「この状況を打破する方法は他にありません」「そして…俺たちはいつまでも足踏みをしているわけにはいきません」
アヤ「…!」
ブライト「だが、この敵の攻撃が激しいな中で合体を敢行できるのか…? 下手をすれば的になるだけだぞ」
マサキ「なら、俺たちが合体のチャンスを作ってやる!」
リュウセイ「マサキ!」
マサキ「このままじゃ、埒が明かねえ! 一か八かに賭けてみるしかねえぜ!」
甲児「その話、乗ったぜ! 合体までの時間は俺たちで稼ぐ!」
竜馬「リュウセイ、必ず成功させろ! 俺たちが見届けてやるぜ!」
リュウセイ「すまねえ! やるぞ! ライ、アヤ!!」
ライ「ああ…!」
アヤ「ええ! 」
ブライト「…いいだろう。パターンOOCのプロテクト解除を許可する!」
アヤ「了解!」
イングラム(…Rシリーズが動いた…。SRXへの合体を行うつもりか?)(ならば、見せてもらうぞ、リュウセイ…)
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
トーレス「Rシリーズの合体に必要な進路クリア! いけます!」
マサキ「今だ…!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
リュウセイ(すまねえ、みんな…!)「やるぜ…! イングラムに俺の意地を見せてやる!」
????(※画面オフ)「RTEレベル、一定値ヲ オーバー…。パイロット及ビ機体ノ 生存ヲ優先シ…」「T-LINKシステム カラ ウラヌス・システムヘ 移行」
リュウセイ「な、なんだ!? R-1のパワーゲージが上がっていく!」
イングラム(ようやく作動したか…)
アヤ「リュウの念動力が増幅されてる…! そんなブースターがあるって言うの!?」
ライ「出力のポリーライんgピークで安定している…! これならば、フルドライブできるぞ!」
リュウセイ「だったら、いくぜ! ヴァルアブル・フォーメーションッッ!!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
【シナリオエンドデモ終了】
[天下無敵のスーパーロボット]
【シナリオデモ開始】
リュウセイ「天下無敵のpスーパーロボットォォォォッ!! ここに見参ッ!!」
甲児「あ、あれが…」
マサキ「Rシリーズの本当の姿…」
リュウセイ「そう! SUPER ROBOT X-TYPE! SRXだ!!」
イングラム(ようやく合体に成功したか、リュウセイ…)
リュウセイ「アヤ、大丈夫か!?」
アヤ「ええ、念動フィールドはもたせてみせるわ。私のことは気にしないで」
リュウセイ「…俺はSRXでイングラムと戦う。いいんだな?」
アヤ「あの人が私たちの…地球の敵に回るというのなら、私もみんなと一緒に戦うわ!」「それが…私がここにいる理由だから…!」
ライ「リュウセイ、トロニウム・エンジンは安定している。このまま戦闘を行っても問題ない」「ただサーボモータとTSチューブがもちそうにない。この状態で戦えるのはせいぜい3分だ」
豹馬「さ、3分…!?」
イルム「短いな…」
リュウセイ「いや、3分戦えるだけでも充分だ! みんなが俺たちに賭けてくれた想い、無駄にはしねえ!」
ドレイク「何やら息巻いているようだが…いまさら地上人の兵器が合体したところで、この戦力さをひっくり返せるものでもあるまい」
イングラム「フッ、あまり油断はしないことだ」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
【シナリオエンドデモ終了】
● 進撃イベント「錯綜する意志」
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