強敵イベント
僕らのヒーロー
［予告］
僕たちに与えられた次の任務。
それは人類の存亡を賭けた、
メガノイドとの一大決戦だった。
きっと激しい戦いになる！
でも、ガオファイガーやゴッドシグマやダイターン３、
憧れのヒーローたちも一緒だ！
僕たち、ザンネン５かも知れないけど、
みんなで頑張ろう！
次回、スーパーロボット大戦Ｘ－Ω！
『僕らのヒーロー』
僕たちチームザンネンの活躍に、
ご期待ください！
あれ…？ チーム名、違う？
［顕われた遺産］
【シナリオデモ開始】
？？？？「ようこそ、お客さん。並行世界の吹き溜まりにようこそ」「今日、聞いてもらうのは地球のお話。ただし、君の知っているあの地球ではない。まったく別の青い星さ」「その星に住まう人間たちは、他の星の生命体たちと戦争を続けていた。そう、どちらかが滅ぶまで終わらない戦争をね」「戦いの鍵を握るのは、彼らの遺伝子か、それとも…」「それじゃあ、始めようか。彼ら英雄の物語を」
スズカゼ「各機とも、もう一度状況を確認しておく。現在、火星圏に駐留していたＧＤＦの艦隊が、メガノイドに襲撃され、撤退を計っている」「各機は、この追撃部隊を側面から攻撃。敵の足止めを行い、艦隊の撤退を援護してもらう」
アサギ「了解！」
スルガ「とは言っても、これでＧＤＦは完全に火星圏から撤退することになるんだよな。これってかなりヤバい状況だろ」
アンジュ「メガノイドとウルガルの双方を相手にこれまで持ち堪えていたが、この辺が限界だったか…」
アサギ「エルダー軍に、ムゲ帝国それにゾンダー…。度重なる異星人の襲来から、これまでなんとか戦ってこれた」「でも、それが終わったと思った矢先に、メガノイドの反乱にウルガルの襲撃だ。もう地球には満足な戦力は残されちゃいない…」
ケイ「ええ…。だから、私たちまでこうして戦場に出ることになったんだし…」
タマキ「なんか難しい話してる…？」
イズル「暗い気持ちになっちゃダメだ！ こういう時だからこそ、僕たちがあきらめずに戦わないと！」
アサギ「なんで、お前そんなテンション高いんだ？」
イズル「だって、今回は『チームライオン』や『キラキラ３』の皆さんとの合同ミッションだよ！？」「本物のヒーローと一緒に戦えるのに、張り切らないわけにはいかないじゃないか！」
スルガ「そこかよ！」
マイクサウンダース１３世「チームライオンって、ミーたちのことだもんネ？」
ゴルディーマーグ「なんだそりゃ！ 勝手に変なあだ名つけんじゃねえ！」
キラケン「ワシは別に構わんがのう…」
ジュリィ「お前が良くても俺たちは勘弁だ」
ケイ「よく分からないけど、こういう時って赤を基準に付けるものじゃないの？」
イズル「うん！ だから、僕たちは『チームザンネン』なんだ！」
アサギ「俺達は『チームラビッツ』だ！ 第一、チーム名はお前を基準に付けられれるんじゃない！」
タマキ「そもそもさっきの話、万丈様が抜けてるのら！」
万丈「様って言うのはやめて欲しいと言ったはずなんだけどな」
イズル「え、じゃあダイターン…３…？ あ、でも、それだとそのままだし…でも、万丈さんはひとりだから…」
万丈「まあ、盛り上がってきたところ悪いが、話はそこまでにしておこう。もうすぐ敵の部隊と接触する」
闘志也「相手はＧＤＦの艦隊を撤退まで追い込んだ奴らだ。お喋りしながら戦える相手じゃないぞ」
アサギ「了解しました」
ルネ「やれやれ。あんなガキ共がＧＤＦきってのエースとは落ちぶれたもんだよ」
万丈「しかし、彼らがいくつもの戦局を覆してきたというのは、紛れもない事実だ」
凱「ああ、共に戦う仲間として、俺は頼りにしているぜ」
ルネ「ふん…」
パピヨン「現在、戦闘宙域では重力異常の兆候も確認されています。念のため、そちらにも注意してください」
凱「近年、頻発している重力いじょうか。まだムゲ宇宙崩壊の影響が残っているのか…？」
パピヨン「分かりません。しかし、今回は何かいつもと違うものを感じます」「それが何かまでは分かりませんが…」
ボルフォッグ「彼女のセンシング・マインドが反応しているというのなら、注意しておくに越したことはありませんね」
スズカゼ「レッドファイブ。現在、戦闘宙域ではウルガルの機影は確認されていない」「しかし、いつまたあなたを狙ってあの白い機体が現れるとも限らないわ」
イズル「ジアートでしたっけ…。アイツがまた…」
スズカゼ「そうなった時は、無理をせず周囲の味方と連携して対処しろ」「いい？ 決して無理はしないように」
イズル「りょ、了解しました」
〔レーダー反応〕
ケイ「レーダーに感あり。敵、機影を確認」
凱「よし、これより戦闘に入る！ みんな、気合いを入れろ！」
アサギ「了解！」「イズル、お前も俺たちのリーダーなら、少しは真剣にやれ！」
イズル「僕は真剣だよ…」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
〔レーダー反応〕
ケイ「この反応…！ アイツが来るわ…！」
スルガ「まさか、本当に来やがったのかよ…！？」
ジアート「ここにいれば必ず出会えると思っていたぞ、我がラマタよ！」
イズル「他に仲間は見当たらない…！ アイツひとりで出てきたのか！？」
ジアート「さあ、最高のシカーラを始めよう」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
大河「戦況はどうなっている！？」
命「追撃部隊の足止めには成功！ 艦隊ももうじき、戦闘宙域外へと離脱します！」
大河「作戦はひとまず順調か…。問題は、あのウルガルの白い機体だが…」
ジアート「この程度では足りん！ もっと力を示せ！ 我がラマタよ！」
イズル「くっ…！ コイツ、やっぱり強い…！」
ケイ「イズルばかりを狙っている！」
アンジュ「メガノイドも俺たちも、眼中ねえってか！ 上等じゃねえか！」
〔バーニアの噴射音〕
アサギ「俺たちもアンジュに続くぞ！ イズルひとりに任せておくわけにはいかない！」
万丈「僕らも向かいたいところだが、今はメガノイドを抑えるだけで、精一杯だな」
闘志也「だったら、まずは奴らを片付ける！」
凱「すぐにそちらの援護に向かう！ 待っていろよ！」
ジアート「見慣れぬ者たちがいるな。果たして奴らは私のラマタとしてふさわしい存在かな？」「！ む、他にも何かが…？」
パピヨン「！ 来る…！」
命「パピヨン…？」
〔警報〕
スワン「戦闘宙域内に異常な重力波の乱れを感知！」
大河「情報にあった重力異常か…！」
スワン「いえ、この反応はＥＳウインドウ発生時のモノと酷似していマス！」
大河「ＥＳウインドウだと…！？」
超竜神「何かが、この場所に転移してくるのか！」
スワン「分かりまセン！ ですが、予測される質量はケタ外れに巨大デス！」
スズカゼ「いったい…何が…」
命「ＥＳウインドウ、開きます…！」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
ケイ「な、何よ、あれ…？」
タマキ「すっごくおっきい水晶…？」
凱「違う…！ あれは…」「Ｇストーンだ！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｇクリスタル］
【シナリオデモ開始】
スルガ「Ｇストーンって…あのでっかいのがそうだってのか？」
アサギ「確かにあの光の色は、Ｇストーンに似ていなくもないが…」
天竜神「でも、私たちも確かに感じるわ」
撃龍神「ああ、あれは間違いなくＧストーンだ」
超竜神「だが、それがなぜ…こんな場所に…」
凱「………」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ジアート「何をよそ見をしている、我がラマタよ！ 今は我等のシカーラの最中だぞ！」
イズル「ぐっ…！ こんな時でもお構いなしか！」
ケイ「イズル…！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ケイ「くっ…！」
命「敵、メガノイド部隊も攻撃を再開！」
闘志也「今はこの場を切り抜けるのが、先だな！」
ジュリィ「ああ、呑気にＧストーン見学をさせてもらえる状況じゃないみたいだからな！」
スズカゼ「チームラビッツ各機は、レッドファイブを援護。そのままウルガルの動きを抑えて」「残る部隊は、メガノイド部隊の撃破を！」
イズル「了解…！」
凱「Ｇストーン…。なぜ、あれがここに…」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
〔モニターの開閉音〕
ガルキエ「引け、ジアート」
ジアート「兄上…！？ しかし、私はまだ…！」
ガルキエ「退くのだ。ワシ自らがお前に命じることの意味、お前になら分かるはずだ」
ジアート「あの深緑の結晶か…」「分かりました。ここは兄上の言葉に従うとしましょう…」
イズル「奴が撤退していく…。はぁ…なんとかしのぎ切れた…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
命「ウルガル機の撤退を確認！」
万丈「メガノイドもあらかた片付いた…。だが、これで終わりとは思えないな」
スズカゼ「今までの行動パターンから、すぐに増援が来る可能性は高いわね」
大河「すぐに増援が来る可能性もあるか。各機のダメージレベルも大きい。この場に留まるのは危険か…」「やむを得ん。我々も艦隊と共に後退し、態勢を立て直すぞ」
凱「しかし、長官…！」
大河「今回の任務は艦隊の護衛だ」「安心しろ。態勢を立て直したら、我々はまた必ずこの場所に戻って来る」
凱「…了解」（気になるのは、Ｇストーンだけじゃない。あそこで誰かが俺を呼んでいる気がする…。お前なのか、護…？）
大河「我々が保有しているＧストーンの解析を行なったところ、先の宙域に出現した結晶体の正体が判明した」「あれはＧクリスタルと呼ばれるもので、見た目の通り、Ｇストーンの集合体とも言えるものらしい」
闘志也「やはり凱の言う通りＧストーンか。ですが、何故そんなものが急に…」
大河「残念ながら我々が入手できた情報は断片的で、それ以上のことは何も分かっていない」「あれが何の為にあそこに現れたのか。どのような力を秘めたモノなのか、その一切が不明だ」
シモン「また関連性があるのかは不明だが、これまで確認されていたウルガルの部隊がＧクリスタルの出現と同時に姿を消している」
ケイ「Ｇクリスタルを警戒している…？」
ジュリィ「どうかな…？ そんな生易しい相手だとは思えんが…」
万丈「なんにせよ、詳しくはそのＧクリスタルを調べるしかないってわけか」
シモン「だが、問題がある。この映像を見てくれ」
〔モニターの開閉音〕
アサギ「これは…！」
シモン「この映像はＧＤＦの偵察部隊が勝政権付近で入手した映像だ」「見ての通り、メガノイドの大部隊が火星を飛び立った。予測される進路は…Ｇクリスタル…」
万丈「まさか…！ 奴らもアレを…」
タマキ「でも、Ｇストーンってメガノイドでも使えるものなの？」
ジュリィ「過去にはビークルロボのＡＩが支配され、悪用された事例もある」「エネルギーなんてものは、結局、それを扱う人間次第なんだよ」
シモン「そういうことだ。そしてＧパワーの強大さは、諸君たちも知っての通りだろう」「あれがメガノイドの手に渡れば、我々人類の敗北は必至だ」
大河「よって、君たちにはメガノイドの部隊を撃破し、Ｇクリスタルが奴らの手に渡るのを阻止してもらいたい」
ケイ「私たちだけで、ですか…？ チームドーベルマンや、ＧＤＦからの援護は…」
スズカゼ「ドーベルマンは現在、別の重要任務に着いている」「また、ＧＤＦの艦隊も再編中で本作戦に参加することはできないわ」
スルガ「あんな数の敵を相手に俺たちだけで戦えってか…。こいつはまた無茶な任務を…」
凱「だからこそ、俺の出番ってわけだな」
大河「うむ。Ｇストーンと融合を果たしたエヴォリュダーである凱なら、Ｇクリスタルの構造も解析できるはずだ」「あれだけ巨大なＧストーンだ。その力を使うことができれば、メガノイドの部隊を退けることも可能だろう」
万丈「凱がＧクリスタルを扱えるという保証は？」
パピヨン「保証というわけではありませんが、私のセンシング・マインドが感じています。あれは凱さんを呼んでいる」
万丈「凱を…？」
凱「俺自身もそれは感じている。それが誰のものかはわからないが」
万丈「だから、あのＧクリスタルの力も使える…か…」
キラケン「難しいことは分からんが、ふたりがそう言うなら、ワシは信じるわい」
万丈「ふ…そうだな」
シモン「無論、憶測だけで作戦を展開するわけにはいかない」「もし作戦続行が不可能な場合は、Ｇクリスタルを破壊しても構わない」
命「Ｇクリスタルを破壊…？」
凱「安心しろ。そんなことは絶対にしない。俺たちは必ずＧクリスタルに辿り着いてみせる」
タマキ「か、かっこいいのら！」
イズル「うん！ かっこいい！」
アサギ「はぁ…お前らは…」
大河「我々からは以上だ！人類の命運は君たちにかかっている！ なんとしてもＧクリスタルを守り抜け！」「これよりオペレーション・Ｇクリスタルを発令する！」
【シナリオエンドデモ終了】
［ヒーローの条件］
【シナリオデモ開始】
凱「現在のメガノイド部隊の位置は、ここか…。ずいぶんと動きが速いな」
ジュリィ「このペースでは、追いつくだけでも精一杯か」
万丈「これだけ大規模の部隊であるにも関わらずこの速度だ。敵は相当、統制の取れた部隊だろうな」
闘志也「こうなると、こんな時、あいつらがいてくれればと思わずにはいられないな…」
凱「獣戦機隊か…」
命「ムゲとの戦いには勝利したけれど、その時の戦いから、彼らの行方も分からないままだものね」
闘志也「あいつらのことさ。必ず生きている。だが…」
万丈「彼らが抜けた穴が大きいのは、間違いないな」
命「Ｚマスター級の敵を想定して開発中のハイパーツールが完成していれば、まだ戦いようはあったんだけれど…」
万丈「無い物ねだりをしてもしょうがないさ。僕たちは今できる全力を尽くすだけさ」
〔歩く足音〕
イズル「皆さん、ここにいたんですね！」
闘志也「お前たちも出撃の準備ができたのか」
イズル「はい、さっき…」「それより、ここに来たのは、出撃の前に、皆さんにどうしても聞いておきたいことがあって…」
凱「俺たちに…？」
イズル「はい！ 本物のヒーローになるのは、どうすればいいかを教えて欲しくて！」
闘志也「本物のヒーロー…？」
スルガ「お前、そんなことを聞きにわざわざここまで来たのかよ」
アサギ「はぁ…」
イズル「え…？ みんなは違うの？」
アンジュ「私たちは次の作戦の打ち合わせの為に…」
ケイ「イズルらしいわね…」
イズル「でも、ヒーローになりたいじゃない！」「みんなや、ここにはいないけど、『ワイルド４』の人たちみたいな！」
アマキ「５なのら」
アサギ「どっちも違う！ 『獣戦機隊』だろ！」
凱「ふ…。仲がいいんだな、お前たちは」
キラケン「ヒーローになる方法なら、ワシが教えてやる！」「それは当然、顔じゃ！ ワシのようなかっこいい顔が、ヒーローに何より大事なんじゃ！」
イズル「顔…ですか…」
ジュリィ「おい、キラケン。新入りを困らせるな」
イズル「あ、いえ…そういうわけじゃなくって…。前にもそんなことを言われたことがあって…」
キラケン「おお、そいつはワシと同じで、かっこいいい奴なんじゃろうな！」
ジュリィ「いや、俺は多分、ガッカリな奴だと思うぜ…」
万丈「顔の話はともかく、悪いが、僕たちでは君の質問には答えられないな」
イズル「え…？」
万丈「僕たちは自分たちをヒーローなんて言える程、格好いいものだと思っちゃいないんだ。だから君の質問には答えられない」
闘志也「ただ目の前で起きてることが許せなくて、がむしゃらに戦ってきただけだからな」
イズル「そうですか…」
凱「でも、俺たちが何か言わなくても、君はもう本物のヒーローになる方法を知ってるんじゃないのか？」
イズル「僕が…？」
凱「前の戦いで、自分が言っていたじゃないか。諦めるなって」「もしこの世界にヒーローがいるなら、そいつはどんな時でも決して諦めない、勇気のある人間だと俺は思うぜ」
イズル「どんな時でも諦めない…。よく分かりません…」「でも、分かったような気がします！」
アサギ「なんだ、それ…」
スルガ「結局、分かってないってことじゃないか」
凱「ふ、今はそれでいいさ」
闘志也「今度の戦いは激しいものになる。頼んだぜ、未来のヒーロー」
イズル「はい…！」
タマキ「あのー…それはそれとして…」
イズル「タマキ…？」
タマキ「あたしはみんなのサインが欲しいのら」
ケイ「もう…タマキまで…」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ジアート「軍を退かれたそうですね、兄上」
ガルキエ「かつて三重連太陽系に存在していたという緑の星の技術…。あれは我らには扱えぬもの」「もしこの星の原生種族が、それを使いこなせる者たちならば、それは我々が狩るに値する存在だということだ」
ジアート「兄上は、それを見極めようとしていらっしゃる」
ガルキエ「それを分かっていながら、お前はなおシカーラを望むか」
ジアート「どうしても我が手で狩りたいラマタがいるのです」「それに奴らが兄上の考えているような存在なら、それこそ私の望むところというもの」
ガルキエ「ふ、お前を留められると思っておらぬ。好きにせい」
ジアート「感謝します、兄上」
〔通信の閉じる音〕
コロス「話は済んだようですね」
ジアート「聞いての通りだ。お前たちの誘い、受けてやろう」
コロス「感謝しますよ、プレ・エグゼス・ジアート」
ジアート「勘違いをするな。私はラマタとの戦いを望んだだけだ」
コロス「ラマタ…我々の言葉で獲物でしたか。あなたはただ自身の望むまま、狩りを行うだけだと？」
ジアート「そうだ。邪魔するようであれば、貴様らとて斬る」
コロス「それで結構です」「私たちはあなたの為に狩り場を与える。そう考えて頂いて構いません」
ジアート「食えぬ女だ。だが、それでいい」「待っているぞ、地球人。次はどう楽しませてくれるのか、楽しみにしているぞ」
【シナリオエンドデモ終了】
［オペレーション・Ｇクリスタル］
【シナリオデモ開始】
スズカゼ「各機、フォーメーションを崩さず進め！ 敵はもう目の前だぞ！」
ビッグボルフォッグ「目標、視認距離に入ります！」
スルガ「おいおいアレが全部敵かよ…。望遠で見ても大した迫力だったが、こうして見ると尚更だな…」
ジュリィ「アレを全部相手にしようってわけか」
ジアート「来たか…ラマタよ…」
アサギ「見ろ、イズル！」
イズル「ジアート…！ また僕たちの邪魔を…！」
万丈「ああ、しかし、今度は様子が違うな」
超竜神「あの布陣、もしかしたらメガノイドと手を組んだ可能性がある」
イズル「そんな…！」
コロス「ふふ、その程度の戦力で私たちを相手にしようとは、ずいぶんと甘く見られたものですね」「もっとも精鋭部隊を全て差し向けて来たのです。これでも精一杯なのかも知れませんが」
万丈「この声…！ そうか、どうりで統制が取れているわけだ…」「まさかお前自らが出て来るとはな！ ころす！」
コロス「久しぶりですね、万丈」
ルネ「コロス！ メガノイドの幹部、自らお出ましてわけか…！
天竜神「そんな奴が出て来るなんて、メガノイドはよっぽどＧクリスタルを手に入れたいのね」
コロス「無限の力を持つと言われるＧストーン」「その力を私たちのものにできるなら、全人類のメガノイド化も、はかどることでしょうから」
凱「そんなことの為に、Ｇストーンを使わせてなるものか！」
コロス「威勢は結構。しかし、これほど戦力差がある中で、アナタ方、人間に何ができますか？」
万丈「その傲りがお前たちの命取りになるというのが、まだ分かっていないようだな！」
闘志也「人間を甘く見るなよ、メガノイド！ 俺たちは貴様たちなんかに決して負けはしない！」
凱「たとえ、どんな絶望的な状況でも、俺たちに勇気がある限り、不可能なことは決してない！」
万丈「世の為、人の為、メガイノドの野望を打ち砕くダイターン３！」「この日輪の輝きを恐れぬのなら、かかってこい！」
イズル「うわー！ やっぱり本物のヒーローは違うなぁ！」「よーし、僕も…！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
イズル「うわわわ…！ もう攻撃してきた！」
アサギ「何やってんだ、イズル！ 敵は目の前にいるんだぞ！」
〔ブースターの噴射音〕
イズル「あ、待ってよ、みんな！」
アンジュ「ハハハハハ！ いくらでも掛かって来やがれ、クソども！ 俺がまとめてぶっつぶしてやるよ！」
コロス「アナタ方が私たちに抗うというのなら、構いません」「ここでアナタ方を葬ることも、私たちの作戦には含まれているのですから」
ジアート「さて、お前たちがどれ程の存在か。私は私で、見極めさせてもらおう」「お前たちが私のよきラマタとなれるのかをな」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アンジュ「ハハハハハハ…！ 狙う必要もねえってのは、楽なもんだぜ！」
タマキ「負けないのらー！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ケイ「アンジュはいつもの通りとしてタマキもずいぶん調子がいいわね」
タマキ「サインをもらった分だけ、頑張るのらー！」
キラケン「ワシのサインでそんなにやる気が出るんなら、何枚だってやるぞ！」
タマキ「…正直、キラケンさんのはいらなかったのら…」
イズル「タマキ…！ 上から狙われてる！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
タマキ「あわわわ…！」
万丈「みんな、頑張ってくれているが、さすがに数が多いな…！」
凱「ああ、これじゃあＧクリスタルに近づけない！」
ケイ「手薄な所が生まれるよう、敵をうまく誘導できないか試してみます」「この機体の情報分析能力をフルに使えば、それぐらいのことなら！」
スズカゼ「でも、そこまで集中すれば、あなた自身の防御が手薄になるわよ」
アサギ「パープルツーの援護には俺がつきます！ この状況じゃ手段を選んでいられません！」
ケイ「アサギ…」
スズカゼ「…分かったわ」「各機はパープルツーから送られてくるデータを基に敵の誘導を行なって！」
スルガ「了解！」
イズル「僕はジアートの相手で、離れられない！ 頼んだよ、アサギ！」
アサギ「ああ、任せておけ！」
スルガ「気負いすぎて、また腹痛を起こすなよ！」
アサギ「あんまり言うな。本当に痛くなる…」
コロス「敵の動きが変わりましたね。何かを企んでいる…？」
？？？？（※サンドレイク）「でしたら、ここは私にお任せください 奴らが何を企んでいようと、消し去ってしまえば同じこと」「コロス様に頂いた、この力で、奴らを一瞬で葬って見せましょう！」
コロス「ふむ…いいでしょう。ならば、その力、ドンの為に存分に奮ってみせなさい」
？？？？（※サンドレイク）「オーラ・コロス！」
〔レーダー反応〕
命「新たに戦闘宙域にへ接近する部隊を確認！」「！ この反応、まさか…！」
ゴルディーマーグ「おい…！ 嘘だろう、アレ…」
万丈「まったく…！ さすがはメガノイドだよ！ こんなに品のない真似を平気でするとはな！」
サンドレイク「フフフフ…。驚いてくれたかな、破嵐万丈？」「ここからはお前たちの相手は我々がしてやる！ このコマンダー・サンドレイクが率いる、ダイターン軍団がな！」
【シナリオエンドデモ終了】
［偽りの日輪］
【シナリオデモ開始】
スルガ「ダイターン軍団だと…！？」
タマキ「おっきい上に、すっごいたくさんいる！」
イズル「幻とかじゃないんだよね…？」
ビッグボルフォッグ「いえ、熱源、質量を共に感知！ 間違いなくあのダイターンは存在しています！」
スズカゼ「嫌な報告をしてくれるわね…！」
万丈「サンドレイク！ お前がまだ生きていたとは驚きだよ！」
サンドレイク「ああ、生きていたさ！ 生き延びていたとも…！ 万丈、貴様を倒すためにな！」「貴様に敗れたせいで、私はかつての地位を失い、もはやメガボーグになることも許されん！」
万丈「だから、僕を倒して、もう一度コロスに取り入ろうと言うわけか」「その為に、コマンダー・トーレスが研究していたダイターンの偽者まで用意して…！ 恥知らずだな！」
サンドレイク「恥を知らぬだと…！ 私にこれ程、恥辱の日々を与えた貴様がそれを言うか！」
天竜神「すごい執念…！ よほど万丈に恨みがあるのね…」
万丈「深くは覚えてないがね」
サンドレイク「言っておくが、これはかつて貴様が戦った玩具とはわけが違う！ 貴様のダイターンとまったく同じ力がある！」「それがこの数だ！ もはや、貴様には万が一にも勝ち目はないぞ！」
万丈「そうかい！ なら、僕も言っておくが、今のお前みたいのを、虎の威を借りる狐と言うのさ！」
サンドレイク「言ったな、万丈っ…！」
撃龍神「来るぞっ…！」
万丈「慌てるな、みんな！ どんな強力なロボットだろうと、最後に物を言うのは乗り手の腕さ！」「落ち着いて戦えば、あんな偽者に決して負けはしない！」
ジュリィ「言ってくれるぜ、万丈め！」
闘志也「だが、そこまで言われちゃ臆するわけにはいかないな！」
ビッグボルフォッグ「そうです！ たとえ何が相手でも、我々は負けません！」
ジアート「これが、この星のやり方か。さて、どう出る地球人」
コロス「あなた方のその威勢、どこまでもつか見させてもらいますよ」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
万丈「どうだい、サンドレイク！ 正真正銘、本物のダイターンの力は…！」
サンドレイク「舐めるな！ 互角だと言ったはずだ…！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
万丈「ぐっ…！ やるな…！」
タマキ「もう！ あんなおっきいのどうすればいいのら！」
スルガ「１発や２発当てたぐらいじゃ、効きやしねえ！ まったくアレはアレでスナイパー泣かせだよ！」
闘志也「ならば、全力でいくまでだ！」「無双剣！ 雷光斬りぃぃぃッ！！」
〔放電音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
凱「うおおおぉぉぉぉぉ！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
イズル「すごい…！ あのダイターンを…！」「あれが今まで何度も地球を守る為に戦って来た人たちの実力！」
闘志也「ふぅ…！ だが、さすがはダイターン…！ 偽物とは言え、なかなか手こずらせてくれる！」
凱「ああ…！ それでも決して倒せない相手ではない！」
ジアート「この状況で、闘争心は衰えないか。いや、寧ろ研ぎ澄まされてさえいる…」「フフフフフ…面白い…。やはり我々が、この星に来たことは正解だったようだ…」
コロス「プレ・エグゼス・ジアート？」
ジアート「お前に感謝しよう。この狩り場を用意してくれたことに」「ここは私に相応しい場所だ」
〔モニターの開閉音〕
ジアート「聞け、地球人よ。我が名はジアート」
スズカゼ「！ ウルガル側からの通信！？」
スルガ「しゃ、喋れたのか…」
ジアート「我々に掛かれば、お前たち原生種族の言語を理解することぐらい、造作も無いことだ」
闘志也「舐めたことを言ってくれるな」
ジアート「舐める…？ ふっ、違うな」「私はお前たちに敬意を表する為に、言葉を通わしている」
万丈「敬意…だと…？」
ジアート「そう。我々はこれまでの数多の星の原生種族と戦い、その全てに勝利してきた」「だが、どの宇宙でもこれ程まで、私の本能を昂らせた存在は、いなかった」
イズル「だから、なんだって言うんだ…！？」
ジアート「お前たち全てを我がラマタと認め、斎場の尊敬と尊厳を込めて、貴様たちを狩る！」「これがウルガルの道だ！ 受け入れよ、地球人！」
【シナリオエンドデモ終了】
［狩る者］
【シナリオデモ開始】
ジアート「はあああああぁぁぁぁーっ！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
イズル「ぐうっ…！」
凱「イズル…！」
ジアート「よそ見をしている余裕があるのか！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
凱「ぐはっ…！」
闘志也「凱…！」
ジュリィ「くっ…！ あの野郎、本当に俺たちをまとめて倒すつもりかよ！」
万丈「ああ…！ しかも、やっかいなことにその言葉があながちハッタリでもないってことだ」
イズル「何度も戦って来たけど、まだこんな力を残していたなんて…！」
凱「俺たち全員を相手にしても、それを楽しむ余裕すらある…」「アレが遺伝子を強化し続けた、知的生命体のひとつの進化の形というわけか…！」
コロス「この力…あなたを味方として引き入れたこと、間違いではなかったようですね」「プレ・エグゼス・ジアート」
万丈「さて、どうしたものかね、これは…！」
サンドレイク「貴様の相手は、俺だ！ 万丈！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
万丈「まったく…！ この忙しい時にしつこい！」
イズル「早くアイツを止めないと…！ でないと…！」
ジアート「そうだ！ もっとだ！ もっと抗うのだ！」「生きる為に！ 本能の赴くままに…！」
イズル「本能…！？」
ジアート「それこそが生命のもっとも強き力！」「お前たちの生命であるのなら、その全てを出し切ってみせろ！ 地球人！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ケイ「これ以上は、みんながもたない！ どこか、突破できそうな場所を見つけないと…！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ケイ「きゃぁぁー！」
イズル「ケイ…！」
ジアート「なるほど！ そこからこちらの誘導を行なっていたか！」
アサギ「アイツ、あの攻撃の中をかいくぐって来たのか！？」
ジアート「しかし、まだこのシカーラを終わらせるわけにはいかない！ 私が満足しきるまではな！」
〔バーニアの噴射音〕
イズル「アサギ…！」
アサギ「ああ、分かってる！」
イズル「うおおぉぉぉぉぉーっ！」
アサギ「ここから先は行かせない！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
ジアート「よくぞ、我が剣を止めた！ しかし、敵は私だけではないぞ！」
アサギ「何っ…！？」
コロス「良き働きです、プレ・エグゼス。おかげでたやすく近づくことができました」
ケイ「コロス…！」
コロス「目を潰してしまえば、思うようには動けないでしょう。残念ですが、ここで消えてもらいます」
イズル「やらせるかぁぁぁーっ…！」
〔バーニアの噴射音〕
ケイ「イズルっ…！？」
コロス「なんと…！？」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕
イズル「うっ…ううぅ…」「あれ…僕…生きてる…？」
コロス「なるほど、仲間を庇いましたか…。さすがは勇者と名乗るだけのことはあります」
イズル「え…？ そんな…」
凱「無事か…イズル…」
イズル「凱…さん…」
命「凱ぃぃぃ…！」
【シナリオエンドデモ終了】
［守る者］
【シナリオデモ開始】
イズル「凱さん…。なんで、あなたが…」
凱「仲間を守るのも…勇者の役目…だからな…」
イズル「仲間を…」
凱「がはっ…！」
イズル「凱さん…！」
超竜神「ガオファイガーが…」
スワン「ガオファイガーのダメージがレッドゾーンに…！ ＧＳライドの稼働効率も急激に弱まっていマス！」「このままでは凱の生命も維持できまセン！」
命「そんな…！ 凱、しっかりして凱…！」
凱「うっうぅ…」
大河「なんとか凱を救う手段はないのか！」
ビッグボルフォッグ「より強力なＧパワーを送れば、或いは…！」
ルネ「Ｇクリスタルか…！」
スズカゼ「しかし、Ｇクリスタルを起動する為には、エヴォリュダーである彼の力が…！」
パピヨン「セミ・エヴォリュダーの命さんと、Ｇストーンのサイボーグであるルネなら、まだ可能性があるはずです…」
大河「確かにそれならば…」
シズカゼ「しかし、そうだとしても、Ｇクリスタルに辿り着くことすらできない、この状況では…」
イズル「いいえ…できます…」
スズカゼ「何…？」
イズル「僕たちが必ず送り届けてみせます！」
アサギ「お前…」
イズル「ケイは随時、情報を解析して各機に送信！」「スルガは後退して、一番強力な武器を持ってきて！」
スルガ「強力な武器…！？」
イズル「タマキとアンジュは引き続き、敵のかく乱！ それで一番、手薄になった箇所にありったけの火力をたたき込むんだ！」「一瞬でも道が作れれば、あそこに近づけるはずだ！」
アサギ「俺は…？」
イズル「絶対にケイを守って！」
アサギ「…了解！」
イズル「僕は今度こそ、アイツを倒す！」
ジアート「フ…」
ルネ「なるほど…ただのガキじゃないか…」「行くよ、命！」
命「ルネ…」
ルネ「何してる、時間がないんだ！ 最後まで諦めないのが、勇者なんだろ！」「シャトルの操縦なら、私がしてやる！ 準備しな！」
命「うん…！」
大河「頼んだぞ、ふたりとも」
ジアート「仲間を助ける。我々にはないその行動こそが、我々を進化させる鍵となるとも考えた」「だが、それは間違っていたかも知れんな。そのせいで、あのような強気ラマタでさえ、一瞬で身を滅ぼすのだから」
イズル「ふざけるな！ 仲間を助けて何が悪い！」「僕は絶対に諦めない！ 絶対に凱さんを救ってみせる！」
〔光の放出音〕
〔画面、青に発光〕
アンジュ「あれは…！ またレッドファイブが…！」
ジアート「フ…。まだ私を楽しませてくれると言うのだな、お前は…！」
イズル「誰かを守ってこそ、ヒーローなんだ！ それをお前なんかに絶対に否定させるものか！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
イズル「うおおおぉぉぉぉぉぉぉ！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
ジアート「いいぞ、その力！ やはりお前は私の遺伝子を昂ぶらせる！ それでこそ私の認めたラマタだ！」
アサギ「すごい…イズルの奴…。あのジアートと互角に…」
コロス「やはりあのアッシュとかいうマシンは、ただの機動兵器というわけではないようですね」
スズカゼ「レッドファイブのハーモニックレベルが過去最高の数値を示しているか…。こうはなりたくなかったのだけれど…」
ケイ「今のイズルをあまり長く戦わせるわけにはいかない！」「私が…私が頑張らないと…！」
〔ゲージの発光音〕
ケイ「！ 見つけた！ ここなら…」
〔モニターの開閉音〕
撃龍神「このデータは…！」
ケイ「この場所に、一斉攻撃を行えばＧクリスタルへ到達することもできるはずです！ 急いでください、もう時間がない…！」
スルガ「だったら、俺に任せろ！」
アサギ「スルガ！」「って、なんだそれ…！」
撃龍神「戦艦の武装ユニットを丸ごと…！？」
スルガ「一番、強力なのをって言われたからな！ ゴディニオンの武装ユニットをゴールドフォーの射撃管制と直結したんだ！」「可動式セイルビーム砲２門！ 速射半自動対空砲４門！ さらに多目的近距離誘導弾もおまけだ！」「ゴディニオンは武装こそ少ないものの、一門一門の砲塔の威力は半端じゃないからな！ それに、ゴールドフォーの砲術管制装置を…」
アンジュ「御託はいいから、とっととぶっ放しやがれ！」
スルガ「分かってるよ！ ったく、こんな武装を使えるチャンスは滅多にねえんだから、少しぐらいひたらせろよ」「じゃあ、早速行くぜ！ 出し惜しみはなしだ！ 全弾、持ってぇぇぇぇぇーっ！」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕
キラケン「ふ、豪快にやってくれるのう！ ワシらも負けてられんぞ！」
ジュリィ「そうだな！ 闘志也、アレを使え！ 機体なら持たせてみせる！ ここが正念場だ！」
闘志也「よおぉぉし！ 分かった！」「ウイイィィィング・アタァァァック！！」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕
ケイ「道が開いた！」
天竜神「今よ！ ふたりとも…！」
ルネ「うおおおおぉぉぉぉぉー！」
命「いっけえええぇぇぇぇぇーっ！」
〔バーニアの噴射音〕
パピヨン「ふたりのＧクリスタル到達を確認！」
スズカゼ「よし！ あとは起動まで持ち堪えれば…！」
コロス「今のシャトル…。どうやら、Ｇクリスタルを手に入れるのは、難しくなったようですね」「ならば、仕方ありません。コマンダー・サンドレイク」
サンドレイク「オーラ・コロス！」「ダイターン軍団よ！ サン・アタックをＧクリスタルに集中しろ！ あれを木っ端微塵に破壊するんだ！」
アンジュ「なっ…！」
サンドレイク「やれえええぇぇぇぇーっ…！」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕
タマキ「そ…そんな…！ Ｇクリスタルが…」
大河「砕けた…だと…！？」
【シナリオエンドデモ終了】
［覚醒する本能］
【シナリオデモ開始】
アサギ「そ、そんなのありか…！」
万丈「コロス！ 貴様という奴は、どこまで卑劣な真似を…！」
コロス「もしアレがアナタ方の手に渡れば、我々にとって脅威となる」「そうなる前に破壊しようとするのは当然のこと。アナタ方も、それぐらいは考えていたのではありませんか？」
万丈「くっ…！」
大河「ふたりの状況は…！」
パピヨン「ルネの生存は確認できました…。しかし、命さんは…」
ルネ「くそっ…ドジっちまった…。アイツらめ…」
凱「み…こと…」
スワン「ガオファイガー、これ以上はもちまセン…！」
大河「うぅぅむっ…！」
コロス「Ｇクリスタルを手に入れることは叶いませんでしたが、アナタ方を葬ることはできる」「それだけでも、今回の作戦の成果は充分でしょう」
スルガ「これはいよいよ本気でヤバいぜ…！」
アサギ「どうすればいいんだ…！ こんな時、どうすれば…！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
コロス「なるほど。さすがは地球での屈指の部隊。よくここまで戦ったものです」「ですが、アナタ方の負けのようですね」
万丈「黙れ…！ コロス…！ 僕たちは貴様になど…」
コロス「しかし、頼みの綱であったＧクリスタルは存在しません。どうすると言うのです？」
アサギ「確かに…もう逆転の手段は…」
ケイ「このまま戦い続けても…」
ジアート「これがお前たちの限界か…」
イズル「違う…」
ジアート「ほう…？」
イズル「たとえ、打つ手がなくても…たとえもう身体が動かなくても…それでも諦めちゃ…ダメなんだ…」「諦めたら…ヒーローになれない！」
アサギ「イズル…お前…」
万丈「君の言う通りだ…」
イズル「万丈さん…」
万丈「限界だと言わば言え！ 彼の言うように僕たちの心は決して折れることはない！」
キラケン「ワシらも情けないところは見せられんな…」
闘志也「ああ…！」
凱「イズル…みんな…」「そうだ…俺は…。俺たちは…」
？？？？「諦めないで！ 凱兄ちゃん！」
凱「今の声は…護…！？」
〔緑の石の輝き〕
〔画面、緑に発光〕
凱「うっ…！ あの…光は…！」
ビッグボルフォッグ「Ｇクリスタルの残骸の中に、卯都木隊員の生体反応を確認！」
大河「何…！？」
ビッグボルフォッグ「現在も移動中…これは…」
命（確かに聞こえたよ、護君！ 護君の声が…護君の意志が…！）（何故、この太陽系にＧクリスタルが現れたか、やっと分かった。全てはこれを凱に届ける為だったんだね！）（そう、この力を…！ 本当のガオガイガーの力を…！）「だから、今！ 私がその想いを果たす！ 受け取って、凱！」「ジェネシック！ ドラアアアァァァァイブ！」
〔光の放射音〕
〔画面、緑に発光〕
コロス「この光は…！ Ｇパワーの…！」
撃龍神「見ろ、光の中から何か出て来る！」
ルネ「あれはガオーマシンなのか…！」
命（そう。あれが護君の届けたかったもの。緑の星に眠っていた本物のガオーマシン…）（そして…）
忍「うおおおぉぉぉぉぉぉーっ！！」
大河「バカな…アレは…！」
〔画面、赤にフラッシュ〕
忍「ようやく出られたみてえだな！」
大河「獣戦機隊…だと…！？」
【シナリオエンドデモ終了】
［託された希望］
【シナリオデモ開始】
忍「どうやら、やっと出られたみたいだな…！」
闘志也「忍…！ それにみんな…！ お前たち、生きていたのか！」
沙羅「護が助けてくれたのさ！」
ビッグボルフォッグ「護隊員が…！？」
真人「ムゲ宇宙が消失した時、どういう偶然か、僕たちは三重連太陽系へと流れ着いた」
亮「でも、俺たちもダンクーガもボロボロだった」「それを護が回収してくれて、あのＧクリスタルの中で傷を癒していたというわけだ」
超竜神「じゃあ、やっぱりあのＧクリスタルは…！」
忍「ああ、ウルガルの接近を知って、護が俺たちに託したもんだ！」「必ず必要になる力だってな…！」
天竜神「それが、あのガオーマシン…！」
ビッグボルフォッグ「護隊員は…どこに…？」
忍「さあな。だが、この宇宙でやるべきことがあると、ひとりで旅立っていった」
アラン「さて、色々詳しく話したいところだが、どうやらそういう状況でもないんだろ！」
忍「こちとら、眠っていても、外の様子はばっちり掴んでいたんだよ！」「おかげで、さっきから頭に血が昇ってしょうがねえんだ！」
コロス「まさかあのような物まで、中に眠っていたとは…」
ジアート「そうか…！ 私があの結晶体の中から感じていた強力な本能！ それは奴らのもの！」
忍「いつまでも寝てる場合じゃねえぞ、凱！」
アラン「お前の相棒が待ちくたびれているぞ」
〔獅子の咆哮〕
凱「ギャレオン…！」「そうか！ そういうことなら…！ フュウウゥゥゥジョン！」
〔合体音〕
〔画面、緑に発光〕
凱「ガイ！ ガァァァァァッ！」
スワン「新しいガイガー…！」
パピヨン「凱さんの生体反応回復していきます！」
凱「すごいパワーだ！ これがＧクリスタルの力…！」
コロス「小賢しいものですね！ アレもおう、私たちには用がないもの」「サンドレイク…。アレも破壊しなさい！」
サンドレイク「オーラ・コロス！」
忍「そうは行くか！ いつまでもテメエらの好き勝手できると思うな！」「行くぞ、凱！ ここからは俺たちの出番だ！」
凱「よっしゃあああぁぁぁぁーっ！！」「ファイナルフュゥゥゥジョン！」
忍「データＴＨＸ－１１３８－４ＥＢ、ロック解除！」「キーワード！ Ｆ・Ｉ・Ｎ・Ａ・Ｌ！ ファイナルダンクーガ！」「やああああぁぁぁぁっってやるぜ！」
〔合体音〕
〔画面、発光〕
忍「獣を超え、人を超え…！ そして今、神をも超える！」「それがファイナルダンクーガ！」
凱「ガオ！ ガイ！ ガアアァァァァーッ！！」
イズル「すごい！ こんなことって…！」
忍「さあ、ここからが本番だせ！」
凱「護から託された、この勇気に誓って！ 俺はお前たちを破壊する！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アラン「忍！ 一気に決めるぞ！」
忍「おう！」「愛の心にて…悪しき空間を断つ…！ 名付けて、段空光牙剣！」「やああぁぁぁってやるぜ！」
〔画面、赤に発光〕
〔爆発音〕
凱「ガジェットツゥゥゥゥル！」
〔合体音〕
〔画面、緑にフラッシュ〕
凱「ヘル！ アンド！ ヘブン！」「ウィィィィタアアァァァー！」
〔衝撃音〕
〔画面、緑に発光〕
サンドレイク「ダイターン軍団が次々と撃破されていく。そんなバカなことが…！」
凱「勇気のない者たちなどに、俺たちは負けない！」
ジアート「これが地球人！」「面白い！ どこまでも楽しませてくれるな、お前たちは…！」
大河「あれがＧクリスタルに隠されていた力…」「かつてムゲ帝国を倒した英雄と、新たな勇者王の力！」
イズル「本物のヒーローの力なんだ！」
凱「そう、護が俺たちの為に託してくれた真のガオガイガー！」「ジェネシックガオガイガーの力だ！」
大河「ジェネシックガオガイガー…！」
忍「さあ、観念してもらおうか！」
凱「もうお前たちに万に一つも勝ち目はない！」
【シナリオエンドデモ終了】
［ヒーロー誕生］
【シナリオデモ開始】
凱「はああぁぁぁぁ！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
ジアート「そうだ！ もっと私を楽しませてみせろ！ 地球人！」
スルガ「もはや次元が違い過ぎて、下手に援護もできない…」
アサギ「何を呆気にとられてるんだよ アイツ以外にだって、倒す敵がいるだろ！ 俺たちにだってできることはある！」
スルガ「あ、ああ、そうだな」
タマキ「あんな強い敵相手に、勝てるのかな…。みんな…」
命「大丈夫、絶対に勝てるわ」
大河「卯都木君、無事だったんだな」
命「はい、Ｇストーンが…いえ、護君が守ってくれたみたいです」
大河「そうか…」
命「あのガオガイガーも、ダンクーガも今の前には、私たちが勇気の力で勝ち取った結果だもん」「みんな絶対に負けたりしない。私はそう信じてます」
ジアート「ハハハハハ！ もっと力を見せろ、地球人！」
イズル「はああぁぁぁー！」
ケイ「イズル…」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
サンドレイク「おおれ…！ おのれ、万丈！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
万丈「サンドレイク！ 憐れな男だよ、君は」
スズカゼ「ダイターン軍団は今ので全部か。あとは…」
コロス「Ｇクリスタルの力は彼らの手に渡った…。どうやらここまでですね」
万丈「逃げるつもりか、コロス」
コロス「一時の感情に拘って、貴重な戦力を無駄にするわけにはいきませんから」
万丈「それで僕たちがお前を逃すとでも」
コロス「どの道、アナタ方が私を追うことはできません」
ジアート「何をしている？ 私はまだ満足していないぞ！」
イズル「ジアート…！」
万丈「アイツが僕たちを大人しく通してくれるわけがない！」
ジアート「私はお前たちのような存在を待っていた。心ゆくまで戦える相手を！」「さあ、今度こそ最高のシカーラをしよう！」
イズル「今度こそ、絶対にアイツを…！」
闘志也「大丈夫、俺たちは絶対に負けない！」
凱「ああ、ここには地球を守る為に戦う最強の勇者たちが揃っているんだ！」「イズル、お前もそのひとりだ！」
イズル「僕も…」
万丈「ああ、君はもう立派な戦士だ」
忍「さあ、行くぜ！ 散々好き勝手やってくれた野郎に、痛い目を見せてやらなくちゃな！」
イズル「はい！」「そうだ！ 僕たちは決して負けない！ だって、僕たちはヒーローなんだから！」
【シナリオエンドデモ終了】
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