TOP PAGEへ

進撃イベント
光の先に

[終焉を迎える世界]
【シナリオデモ開始】

ナイアーラ「やあ、お客さん。並行世界の吹き溜まりへようこそ」「同じ事の繰り返しって退屈だよね。それが失敗続きともなればなおさらじゃないかな?」「でも、次こそは、次こそはって破滅に向かってしまうのもヒトのサガ…」「さてさて。一発大逆転の目なんてあるんだろうかね?」「神はサイコロを振らないとは言うけれど、一縷の望みを見てしまうのもヒトというもの…吉と出るか凶と出るか…」「これはそんな話さ…」

フロンタル「宇宙世紀憲章の解放など、新たな混乱を生み出す元だ、バナージ君!」
バナージ「だとしても! 俺は…人の持つ可能性を信じたい!」
リディ「人は分かり合える! 俺はそれを知ったんだ!」
フロンタル「それは個人の可能性に過ぎない。地球圏全ての人間を変えることなど、できはせんよ」
剣人「偉そうに言いやがって! そんなもんやってみなきゃ分かんねえだろ!」「くそおっ!! コソコソと悪巧みしてるヤツらに好きにさせるかっての!」
弾児「ラプラスの箱とやらを取引の材料にしか見ていないお前に、渡せるかよ!」
フロンタル「二機のガンダム、そしてダルタニアス…揃って盾突くか。人の総意の器である、この私に!」
バナージ「器だなんて、たとえ造り物であっても、人はそんなものになれませんよ!」
リディ「その仮面の下にあるものを吐き出せ! フル・フロンタル!」
フロンタル「ならば、受けて立つまで!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕

リディ「サイコ・フィールド…!? フロンタル…いったい何を!?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

リディ「なんだ…!? 武器が…!」
バナージ「リディさん!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

バナージ「うわっ!? こっちもか!! サイコ・フィールドの実体化なのか?」「それでも!」
フロンタル「NT-Dを発動して接近戦に持ち込めば、か? 浅慮が過ぎるな、バナージ君!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

バナージ「ぐあぁっ!? ユニコーンが…!」
フロンタル「バナージ君君になら見えるはずだ。この宇宙の彼方に何が待っているのかを…」
弾児「まずいぜ…! 野郎、何か企んでやがる!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕

剣人「やらせねえぇぇぇぇ!」
弾児「剣人! 何をするつもりだ!?」
剣人「超空間エネルギーを解放する!! バナージを助けるにはそれしかねぇ!」
弾児「バカ野郎! そんな事をしてみろ、一体どうなるか…!」
剣人「やってみなくちゃわかんねぇ!! 超空間エネルギー、フルパワーだぁっ!!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕

フロンタル「何っ!? なんだ、このエネルギーは!?」
剣人「ぐうぅぅぅぅっ!!」
弾児「どうした、剣人!?」
剣人「まずい…超空間エネルギーが制御できねぇ!!」
弾児「なんだと!?」
フロンタル「サイコ・フィールドに干渉するだと…?」
バナージ「な…なんだ? 星が…」
フロンタル「赤方偏移と青方変異…? モニターの異常でなければ、空間が…」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕

剣人(画面オフ)「うわああぁぁぁぁーっ…!」

バナージ「こ、ここは…」
剣人「くそっ!! いったい何が起きたんだ?」
弾児「わからん…。だが、ここはさっきまでいた宇宙じゃないってのは確かだ」「空があるし、空気もある…」
剣人「てことはまさか…地球、か?」
バナージ「そんな…どうして…!? それにこの景色…」
弾児「ああ、ひでえ有様だ…」「ザール帝国に侵略された時でもここまで破壊はされてなかった…いったい何がどうなって…」
バナージ「バンシィの反応がない…リディさんは…?」
フロンタル「どういう事だ…? 刻の地平を見せるつもりが…」「むっ!?」
バナージ「何か…来る!!」
剣人「ロボットか!?」
????(ZERO)「光ノ…光子ノ塊…」
バナージ「光の文字…な、なんだ…あれは…」
フロンタル「…なんだ? あのヤツから感じる圧倒的なまでの敵意は…」
剣人「くそっ! 見ただけでわかるぜ、あいつはヤバい!」
????(ZERO)「光子…デハナイ…。アレハ意志ヲ持ツ生命体…?」「ナンダ…アノ不愉快ナ存在ハ…」「目障リダ…消エ去レ…」
バナージ「来る…!」
剣人「くっ…なんだってんだよ、アイツは…!」
????(ZERO)「ナンダト思ウ?」
バナージ「え…?」
????(ZERO)「我ハ…最終ニシテ原初唯一無二ノスーパーロボット」「マジンガーZERO!!」
????(ミネルバX)「差異次元の歪みと共に現れた、ロボットたち…」「ZEROは確かに彼らを光子の塊と呼んだ…」「だとするなら、彼らこそが…もしかしたら…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

剣人「な…なんなんだこいつは?」
弾児「この力…化け物かよ…!?」
バナージ「こっちの攻撃がほとんど効いていない…?」
ZERO「何故ダ…我ガ力デ滅ボスコトガデキヌナド…。イヤ…ソレドコロカ我に傷ヲ…」「マサカ奴ラハ…」「ソウカ…。ナラバ、ソノ力…我ガ糧トスル…」
フロンタル「糧だと?」
????(ミネルバX)「そうはさせない…」
バナージ「なんだ!? 女の…子?」
ミネルバX「私の名はミネルバX。世界の終焉を見続ける者…」「あなたたちになら託せるかも知れない…。この世界の希望を…」
バナージ「希望を託すって…?」
ミネルバX「説明している時間はありません。チャンスは今しかないのです」「あなたたちがZEROの認識の外にあり、差異次元との境界が曖昧となっている今しか…」
ZERO「ソウハサセヌ…」
〔画面、フラッシュ〕
ミネルバX「ああっ!?」
剣人「ミネルバX!?」
????(甲児)「させ…るかぁぁぁっ!!」
バナージ「マジンガーZEROの動きが止まった…?」
ミネルバX「この声は…甲児さん!? まだ意識が!?」
甲児「ああ…だが、長くはもたない…ミネルバ、急いで彼らを過去に…」
バナージ(この声…。なんだ…? この懐かしいような感じ…)
ミネルバX[甲児さん…ありがとう…」「差異次元からの来訪者…。きっとあなたたちこそが、この世界の希望となる」「どうか…お願い…。この世界を救って…」「光子ルスト…ハリケーン…!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕

バナージ(画面オフ)「こ、これは…」
【シナリオエンドデモ終了】


[時を超えて]
【シナリオデモ開始】

バナージ「こ、ここは…?」
フロンタル「気が付いたようだな、バナージ君」
バナージ「フル・フロンタル…剣人たちは…?」
フロンタル「…私が目覚めた時にはいなかった。どうやら過去に跳ばされたことではぐれたらしいが…」
バナージ「過去?」
フロンタル「ということになるらしい。話を聞く限りではだがな。しかも、我々の世界とは別の世界だという」
バナージ「別の世界…? ま、待ってくれ! さっきからいったい何を…」
ミネルバX「詳しくは私から説明します」
バナージ「ミネルバX…さん!? どうして…?」
ミネルバX「ミネルバで構いません。そちらの事情はフロンタルさんからお聞きしました」「原因は分かりませんが、あなた方は私たちの世界とは別の世界…差異次元からやってきたと思われます」
????(鉄也)「差異次元か…たとえそれが本当だろうとこの世界は俺が守るがな」
????(さやか)「でも…ZEROの魔神化が防げるなら…」
バナージ「この人たちは?」
鉄也「グレートマジンガーのパイロット、剣鉄也だ」
さやか「弓さやかよ。アルテミスAのパイロット」
ミネルバX「あの時は他に方法がなかったとは言え、強引に過去に送ってしまった事、申し訳ありませんでした」
バナージ「え? ここは過去だって言いましたよね? どうして今のミネルバさんがその事を?」
ミネルバX「私はマジンガーZのパートナーロボットとして造られましたが、光子加速器としての機能で過去に情報を送ることもできるのです」
バナージ「あなたが…ロボット? それに、マジンガーZって…」
ミネルバX「あなた方が戦ったマジンガーZERO…その元の姿がマジンガーZです」「マジンガーZEROは魔神化したマジンガーZなのです」「マジンガーZEROはパイロットの兜甲児を取り込み、その恐るべき力で世界を何度も滅ぼしています」
バナージ「何度も…?」
ミネルバX「はい、私は過去に情報を送り、試行錯誤を繰り返しましたが、どうしても世界の滅亡を防げませんでした」「ですが…別の差異次元から来たあなたたちであればそのループから抜け出せる…」「ZEROにダメージを与えることができたあなたたちであれば、きっと…」
バナージ「そうでしたか…確かにあのマジンガーZEROというロボット…すさまじい敵意を感じました」
ミネルバX「改めてお願いしますZEROから世界を救うため、力を貸していただけませんか?」
フロンタル「その前にお聞きしたい。我々を元の世界に戻す事は可能なのかな?」
ミネルバX「それは…今はまだ…」
フロンタル「そうか…」
バナージ「でも、力を貸すって具体的には何をすれば…」
ミネルバX「すみません!!」
バナージ「え? な、なんなんですか、いきなり?」
ミネルバX「それが…過去にデータを送る時に何か問題があったのか…私の記憶の一部が失われているんです」「ですから、具体的にどうすればいいのかまったく手探りの状態で…」「甲児さんはマジンガーZと共に行方不明…一緒に過去に送ったはずのもう一組の方々も行方がわからないままですし…」
バナージ「剣人、弾児…無事だといいけど…」
フロンタル「ともかく状況を把握したい。この世界とやらについても教えていただきたいのだが…」
〔軍の警報〕
バナージ「警報? 敵襲ですか?」
鉄也「ああ、ミケーネ帝国っていう世界征服を企むわかりやすい敵だ」「このタイミングで来たって事は、連中も嗅ぎつけたか…グレートで出るぞ!」
さやか「私もアルテミスAで出るわ! ミネルバさんはお二人を司令室へ!」
ミネルバX「わかりました!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

バナージ「あれは…」
ミネルバX「あれがミケーネ帝国の戦闘獣…そして、この科学要塞研究所は、ヤツらと戦う最前線の砦です」
鉄也「ふん、何度来ようともこの俺がいる限り、ミケーネ共の好きにはさせねぇ! 行くぜ、グレートマジンガー!!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

フロンタル「あのグレートマジンガーという機体…性能は圧倒的だ。だが、数が違いすぎるようだな」
バナージ「このままじゃ、いずれ…」
ミネルバX「鉄也さん! 大丈夫ですか!?」
鉄也「当たり前だ。俺は戦闘のプロだぜ」「…それにしても、いつも以上にしつこい。つまり、連中はここにある何かを探ろうそているってわけだ」「目当ては奴らか? だとすると、ミネルバの言葉も急に真実味を帯びてきやがったぜ」

バナージ「このままでは不利になる一方です。ユニコーンは無事なんですか?」
ミネルバX「え、ええ…整備は終わっていますが…」
バナージ「なら、俺も出ます!」
ミネルバX「しかし…狙いがあなたたちである可能性も…!」
バナージ「分かっています! でも、この状況を見過ごしてはおけません!」
ミネルバX「バナージさん…」「分かりました」
フロンタル「君がそこまでする必要があるのか?」
バナージ「なんとなくですけど、でも、そうしなくちゃいけないって思うんです! それじゃいけませんか!?」
フロンタル「君らしい答えだな」
バナージ「あなたはどうするんですか?」
フロンタル「私は君ほど簡単に割り切れる人間ではない。もう少し事態を見守らせてもらう」
バナージ「…そうですか」「ミネルバさん…」
ミネルバX「ええ、行きましょう。では、格納庫にご案内します」
〔歩き去る足音〕
フロンタル「………」
【シナリオエンドデモ終了】


[戦場での邂逅]
【シナリオデモ開始】

鉄也「あれは…ユニコーンとかいうロボット…あいつ何をしに…!」
バナージ「何しにって…助けに来たにきまってるじゃないですか!」
鉄也「助けだと…? そんなものは必要ない!」
バナージ「そうはいきません。俺は戦わなくちゃいけない、そう感じたからここにいるんです!」
鉄也「感じた、だと…そうか、なるほどな…」
バナージ「あなたが止めても、俺は戦いますよ!」
鉄也「ふん、勝手にしろ」
ミネルバX「ああ…やはり…別の世界の住人であるにもかかわらず、私たちと共に戦ってくれる…」「鉄也さん、バナージさん、さやかさん…。みんなが力を合わせれば、きっと…」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

バナージ「なんとか片付きましたね」
鉄也「ああ、思ったよりやるな、バナージ。次は本腰入れて来るだろうな」
バナージ「俺たちを狙って…?」
鉄也「ああ、どうやら奴らはお前たちがここにいると知っていたようだからな」
バナージ「なら、その時はまた戦います! 俺が原因だっていうなら、尚更です」
鉄也「フ…好きにしろ」
フロンタル「純粋さ故か…」「だが、ここが終焉の世界だとするなら、それを守ろうとすることに何の意味がある?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

暗黒大将軍「お喜びください、地獄大元帥様」「威力偵察部隊は全滅しまいたが、そのおかげで新たな差異次元のロボットが科学要塞研究所に回収されていることが判明致しました」
地獄大元帥「やはりそうであったか…どうやら全てのピースが揃う時が近づいておるようだ」
暗黒大将軍「はっ! これで長き戦いも終わりましょうぞ」
地獄大元帥「だが、すでに見てきたとおり、差異次元のロボット共の力は侮れぬ」
暗黒大将軍「では、やはりここは…」
地獄大元帥「うむ、暗黒大将軍よ。貴様自らが出陣し、差異次元のロボット共を捕まえて参れ!」
暗黒大将軍「かしこまりました!」
地獄大元帥「ふっ…これで行方をくらましている兜甲児も誘き出されてこよう…」「世界を…すべてを手に入れる…その時がようやく巡ってきたのだ…グハハハ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[動き出すミケーネ]
【シナリオデモ開始】

さやか「どう? ミネルバさん。甲児の情報は何か入った?」
ミネルバX「いえ、まだ何も…さやかさんは?」
さやか「同じくよ。まったく行方がつかめないわ…」
ミネルバX「甲児さん…一体どこで何をしているんでしょう?」
さやか「心配いらないわ。甲児の事よ、きっとひょっこり現れるに決まってる」
ミネルバX「さやかさん…」「ええ、そうですね」
バナージ「その甲児さんっていう方はどんな方だったんですか?」
ミネルバX「え…?」
バナージ「その人ってあの機体に乗っていた方なんですよね?」「皆さんがこんなに必死に捜しているなんて、どんな方だったんだろうって…」
フロンタル「私も聞いてみたい。彼はあなたと共に何度も世界をやり直していると伺いました」「その終わりのない行為は端から見れば虚しくもある」「何故、そのような行為を続けられるのか、私も興味があります」
ミネルバX「虚しい…そうですね…。フロンタルさんの仰る通りです…」「いつ果てるとも知れない戦いに、私が何度も心が砕けそうになったのは事実です」「ですが、その度に甲児さんに励まされたのです。そして、その言葉通り、甲児さんは何度も危機を乗り越えました」「しかし、最終的にマジンガーZは魔神化し、過去に戻ってやり直す形に…」
フロンタル「人は同じ過ちを繰り返す、か…」
バナージ「ですが、その過ちを改める事ができるのも人です」
ミネルバX「兜甲児という人は、どんな苦境に立とうともあきらめることをしませんでした」「それはきっと今もそう。彼は世界を救う為に戦っている」「理屈ではないんです。無条件でそう信じられる人…それが私たちにとっての兜甲児なんです」
さやか「ええ、そんな甲児だからこそ、私たちは信じているの。きっと、世界の結末を変えてくれるって」
フロンタル「………」
バナージ「すごい人…なんですね…。俺もいつか会ってみたい」
さやか「会えるわよ、きっと」
バナージ「そうですね」
〔軍の警報〕
さやか「来たわ! ミケーネの襲来ね!」
バナージ「俺も出ます!」
フロンタル「…私も力を貸そう」
バナージ「フル・フロンタル…?」
フロンタル「こんな所で朽ち果てるわけにも行くまい? 少なくとも元の世界に戻るまでは、協力させてもらうとしよう」
バナージ「…そうですね、出ましょう!」
ミネルバX「バナージさん…フロンタルさん…」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

鉄也「おいおい、こいつは…」
さやか「まさか…もう出てきたの? ミケーネ帝国の7つの軍団を束ねる…」
暗黒大将軍「そうだ、我こそが暗黒大将軍なり!!」
鉄也「出し惜しみなしって事か、気に入ったぜ!」
暗黒大将軍「我が直々に出てきたことの意味は理解できるであろうな?」
鉄也「ああ、ケリをつけたいって事だろ? 大歓迎だぜ!!」
暗黒大将軍「お互いの思惑が一致したな。では…参るぞ!!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

鉄也「くっ…やるじゃねぇか、暗黒大将軍!!」
暗黒大将軍「こうでなくてはな、グレートマジンガー!! 我が胸も昂ぶろうというもの!」
さやか「なんて激しい戦い…」
フロンタル「感心している暇はないようだ。まだまだ敵の増援は衰えることがない」
バナージ「いくらなんでもこう多いと…」
さやか「このままじゃ…!」
鉄也「ちっ、この数は奴らも手一杯か…!」
暗黒大将軍「勝負の最中によそ見をするとは何事ぞ! 剣鉄也!!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

鉄也「テメエに言われるまでもねえ!」「こっちは手が放せん! そっちでなんとかしろ!!」
さやか「分かってるけど、でも…!」
バナージ「さやかさん…!」
さやか「しまった…! 戦闘獣が…!」
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

さやか「え…?」
暗黒大将軍「ぬうっ!? 何事か!?」
ミネルバX「今の攻撃は…まさか…」
さやか「あ…あれは…!?」
????(甲児)「なんとか間に合ったか」
甲児「やはり差異次元の技術が狙いか! ミケーネ!!」
ミネルバX「あれは…マジンガーZ…!!」
鉄也「まさか…本当に生きてたのか!?」
暗黒大将軍「やはり…か。それはこちらの台詞!」「この戦いに貴様が現れることなど、地獄大元帥様はお見通しだ!」「差異次元のロボット共々、マジンガーZも手に入れてくれるわ!」
〔機体の歩行音〕
フロンタル「まだアレだけの数の戦闘獣を…!」
甲児「お見通しか…。だったら、こいつはどうかな?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

暗黒大将軍「何っ!? 今の攻撃はどこから…!?」
ミネルバX「何…? あのロボットたちは…?」
デューク「お前たちの脅威はよく知っている。見逃すことはできない…」
竜馬「さて、そろそろ暴れさせてもらうとしようか!」
剣人「俺たちもいるって事、忘れんじゃねぇよ!」
甲児「ずいぶんと差異次元のロボットに執着してたみたいだな、暗黒大将軍!」「なら、たっぷりと拝んでいくといいぜ! このマジンガーZとスーパーロボット軍団の力ってヤツをな!!」
【シナリオエンドデモ終了】


[集約する可能性]
【シナリオデモ開始】

さやか「やっぱり生きてたのね、甲児!!」
甲児「ああ…心配掛けてすまない。さやか…」
さやか「もう…ホントに…」
バナージ「剣人、弾児…! 無事によかった…!」
剣人「おう! 俺たちゃこの通り、ピンピンしてるぜ!」
弾児「俺や剣人がそう簡単にくたばるわけないだろう?」」
ミネルバX「甲児さん、いったい今までどこに…それにそのロボットは…」
甲児「詳しい話はあとだ! まずはミケーネの軍勢を片付ける! 話はそれからだ!」
暗黒大将軍「聞き捨てならんな…いくら差異次元のロボットが集おうと、我らにかなうはずが…!」
甲児「あるっ!!」
暗黒大将軍「なにっ!?」
甲児「正義の怒りは無敵に力っ!! お前如きに後れをとるマジンガーZじゃないっ!」
暗黒大将軍「抜かしおったな、小童!!」
甲児「行くぞ、みんな! 正義と愛と友情と!! 三つの心が一つになれば無敵だっ!」
隼人「フッ…俺たちのお株を奪う発言だな」
デューク「愛か…いい言葉だ…」
剣人「ああ、三つの力と心をひとつに、だな!」
甲児「覚悟してもらうぞ! 暗黒大将軍!!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

暗黒大将軍「ぬうう…敵の力量を見誤ったか…! 確かに差異次元のロボット、侮り難し! この勝負、預けるぞ!」
甲児「敵は去ったか…」
ミネルバX「甲児さん…。説明して頂けますね?」「今まであなたがどこにいたのか。そして彼らが何者であるかを…」
甲児「ああ…もちろんさ…」
バナージ(あれが兜甲児…。あの時と同じだ)(なんだろう、この感覚は…)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

さやか「じゃあ、甲児はゴードンヘルを倒したすぐ後に…」
甲児「ああ、ミケーネの襲撃を受けた。何故、奴らがあそこにいたのかは分からないが、絶好のタイミングだったよ」「何せマジンガーと俺はゴードンヘルとの戦いで全ての力を使い果たし、満足に戦うこともできない状態だったんだからな」
剣人「その颯爽と現れて、甲児のピンチを救ったのが、この俺様ってわけよ!」
弾児「かっこつけて言いなさんな。ミネルバに跳ばされた場所がたまたまそこだったってだけなんだからよ」
剣人「それを言っちゃお仕舞いだろ!」
甲児「だが、助かったのは事実さ。あの時、ダルタニアスが現れなければどうなっていたか…」
剣人「へへ、なんのなんの」
バナージ「でも、どうして剣人だけが違う時間に…」
剣人「さぁな、単なる偶然だろ?」
さやか「偶然…。でも、そんな都合の良い偶然なんか…」
甲児「そうだ。起きるわけがない。だが、起きたんだ」「そして、その時に俺は気づいた。この世界に起きている異変…!」「この世界は…差異次元との境界がかつてない程、薄れているということに!」
バナージ「差異次元との境界が薄い…? それってつまり…?」
甲児「本来差異次元の存在は普通の人間には認識できない。だが、みんなそれをはっきりと目にしている」「本来、こんなことはあり得ないんだ!」「そしてこれだけ希薄な協会ならば、きっと剣人たち以外にもやってくる者がいる! そう信じて、俺は待った!」
竜馬「そして現れたのが、俺たちゲッターチームと…」
デューク「この僕、デューク・フリードと言うことだ」
甲児「みんなそれぞれの世界で地球を守るために戦う…いわば同志だ!」「これだけの仲間がこの世界に集まったんだ!」「だが、幸運なことはこれだけじゃない!」
鉄也「ほう…?」
甲児「本来、これだけのロボットが集まれば、マジンガーの覚醒を促してしまうはず!」
【シナリオエンドデモ終了】


[闇の帝王]
【シナリオデモ開始】

鉄也「マジンガーZが現れた以上、すぐにでもミケーネの総攻撃が始まるだろう。キッチリ整備してかねぇとな!」
弾児「ああ、誰かさんが手荒に扱うせいでダルタニアスも結構ガタが来てる」
剣人「なんだよ、弾児! だから俺だってちゃんと手伝ってんだろ!」
武蔵「お互い、3機の変形合体システムは整備する箇所が多くて大変だな」
隼人「男児の気持ちは分かるぜ。ゲッターも誰かさんの荒っぽい操縦のせいで、被害甚大だ」
竜馬「ちっ、隼人と弾児…お前ら妙に似てやがるな」
デューク「僕の方の整備は終わったから手伝おうか?」
竜馬「悪いな、デューク。頼む」
バナージ「こっちも整備が終わったし、手伝いたいんですけど…」
フロンタル「どうやら君たちの技術は我々の知るそれと根本的な違いがある。興味はあるが、大した協力はできそうにない」
剣人「へえー…。てめえがそんなこと言うとはねぇ…」
フロンタル「呉越同舟という言葉もある。このような状況となれば、一時の恩讐は差し置いて協力するだろう」
バナージ「フロンタル…」
さやか「みんな、私たちのために協力してくれる…」
ミネルバX「はい…別の世界の事だというのに…」
さやか「甲児…約束して。必ず生きて帰ってくるって」
甲児「さやか、ミネルバ…俺は誓う。この戦いで、すべての因果を断ち切ってみせると!」
さやか「甲児…」
バナージ「甲児さんは何度も過去に戻り
、ずっと戦い続けて来てるんだよな…」
剣人「その上で、あんな事を言えるなんてなぁ、大した精神力だよな」
フロンタル「………」
さやか「甲児…」
甲児「さやか…」
鉄也「取り込み中のトコ悪いがな、お二人さん。戦闘前の整備はキチリやるのがプロってもんだぜ?」
甲児「おっと、そうだった」
鉄也「やれやれ、こんな様子で本当にZの魔神化を抑えられるのかね?」
甲児「できるさ、彼らが共にいるのなら」
鉄也「なんで、そう言い切れる?」
甲児「さあ、なんでだろうな。だが、彼らといると不思議と不可能なことなんか何もないと思えてくるんだ」「鉄也さんも、そう感じないか?」
鉄也「…確かにな」
甲児「もしかしたら、俺たちは…認識さえできない差異次元の彼方で彼らと共に戦ったことがあるのかもな」
鉄也「差異次元の記憶とやらがそう言ってるのか?」
甲児「そうだったら良いなって話さ」「あんなに頼もしい仲間たちがいるんだ!」「みんなの力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられることを告げてくれている!!」「だから…みんなで力を合わせて、戦おう!!」
バナージ「はい!」
鉄也「フッ…未来をひらく戦いだな」
〔軍の警報〕
さやか「来たわね、ミケーネ帝国!!」
甲児「行くぞ、みんな!!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

剣人「ったく、どれだけいやがるんだ、この機械獣ってヤツはよぉ!」
デューク「妙だな…話に聞いていた機械獣に比べ強い印象を受ける」
竜馬「ああ、こいつは戦闘獣並み…いや、それ以上だ!」
甲児「おかしい…確かに機械獣にしては強すぎる。機械獣をこれほど強化できるヤツなんて…」
鉄也「それだけ闇の帝王も必死って事だ!」
甲児「はっ!? まさか、闇の帝は…」
地獄大元帥「グハハハ! どうやら感づいたようだな、兜甲児!」
暗黒大将軍「お待ちしておりました、地獄大元帥! 地獄大元帥様の御力で甦った機械獣のおかげでございます」
鉄也「とうとうお出ましか、地獄大元帥!! 待ちくたびれたぜ!!」
甲児「この声…!! そして機械獣をパワーアップさせる技術…間違いないっ!!」「地獄大元帥!! 貴様…Dr.ヘルかっ!!」
鉄也「なんだと!?」
地獄大元帥「いかにも、儂はDr.ヘルであるっ!!」
さやか「そんな!? Dr.ヘルが生きていた!? ゴードンヘルと一緒に死んだはずじゃ!?」
甲児「道理でしつこいわけだ! どうやって生き延びたか知らねぇが…今度こそ引導を渡してやる!!」
地獄大元帥「兜甲児よ…幾重にも紡がれた儂らの因果…ここで終わりにするぞ!!」
【シナリオエンドデモ終了】


[顕れる終焉]
【シナリオデモ開始】

甲児「Dr.ヘル!! どういうことだ、何故お前が…!」
地獄大元帥「聞きたいか、兜甲児! ならば語ってやろう、儂の苦難を、1万年に及ぶ屈辱と栄光の数々を!!」「儂は貴様の光子力ビームに敗れた後、気が付くと1万年前の古代ミケーネにおった」
ミネルバX「タイムスリップ!? まさか、マジンガーZの光子力ビームにも時を超える力があった…?」
地獄大元帥「儂の肉体はアストラル体となっておったが、そのおかげで儂は古代ミケーネ人に神として崇められた…闇の帝王として!!」「そしてこの時より儂の夢は変わった…マジンガーZを超えるスーパーロボットを造ることに!!」「だが、作業は遅々として進まぬ。そんな折、貴様の祖父、兜十蔵を調べた際重大な発見をしたのだ!!」
甲児「重大な発見…!?」
地獄大元帥「兜十蔵と儂は、一卵性双生児そのもの! それは生物学的な双子ではなく、人類の歴史が生み出した偶然の一致!!!」「奴と儂とは表裏一体…ならばマジンガーZは孫の兜甲児ではなく、儂が使ってこそ意味があるのだ!!」
甲児「なるほどな…そういう事か、ようやく合点がいったぜ」
地獄大元帥「儂はマジンガーZと差異次元の力を手にし、すべてを手中に収めるのだ!!」
剣人「そんな事させるかよっ!!」
バナージ「たったひとりの欲望に、世界を好きにさせるわけにはっ!!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

暗黒大将軍「地獄大元帥様…ようやく悲願達成の時が近づいて参りましたな」
地獄大元帥「うむ…永かった…ミケーネの滅亡、マジンガーZ捜索の邪魔をするグレートマジンガー…」「だが、今やすべてが目の前にある…差異次元のロボットまでもが…ククク…あと一歩だ…」
鉄也「予測が甘いぜ? こっちの戦力を過小評価してるんじゃねぇか? 特にこのグレートマジンガーをな!!」
地獄大元帥「心配するな、戦力はすべて出す。今の儂の力は、ゴードンヘルよりも上!」
デューク「宇宙の王者の力、すべて出し切る!」
竜馬「ああ、こいつが最後の決戦だ!」
剣人「平和の使者は伊達じゃねぇってとこ、見せてやるぜっ!」「てめぇも、いいな!? フル・フロンタル!」
フロンタル「分かっている。私とて許しがたい存在はいる!」
バナージ「ええ…勝って、元の世界に戻りましょう」
甲児「もう足踏みは終わりだ! Dr.ヘル、いや、地獄大元帥と決着をつける!!」

地獄大元帥「ぬうう…おのれ…」
甲児「これで終わりだ、地獄大元帥!!」
地獄大元帥「ぐあああああっ!?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

甲児「終わった…これでようやく…」
地獄大元帥「まだだ…まだ終わってはおらぬ…」
鉄也「あきらめが悪いのは嫌いじゃねぇが、今のてめぇに何ができるってんだ?」
地獄大元帥「ククク…フハハハハ!! 知っておる、儂は知っておるぞ!!」「兜甲児!! 貴様はミネルバXのルストハリケーンを使って、差異次元をやり直しておろう!」
甲児「!? なぜそれを…」
地獄大元帥「忘れたか? 儂は今やアストラル体である事を!」「ならば事は単純。ZEROを目覚めさせ、この世界もやり直させてしまえばいい」
甲児「無駄だ! 俺とZで、ZEROは完全に制御している!」
地獄大元帥「制御か…だが、より巨大な力をZEROが認識すれば、ZEROは目覚める!」
甲児「往生際が悪いぜ、地獄大元帥!! そんなことできるわけが…」
地獄大元帥「できるとも! こうすればよい!!」
〔光の放射音〕
〔画面、一瞬暗転〕

甲児「うああああああっ!?」
地獄大元帥「グハハハ! 儂のアストラル体がZEROに接触すれば、ZEROは儂と認識を共有する!」「それ即ち! ZEROが貴様ら差異次元の存在を認識できるという事よ!」
ミネルバX「そんなっ!? 一番恐れていた事が…ZEROが…目覚めてしまう!?」
甲児「ぐっ…ま、魔神のパワーが…ZEROが…目覚め…」
さやか「甲児!!」
地獄大元帥「事は成った…後は…ZEROが…」
〔光の放射音〕

鉄也「兜…! 返事をしろ!! 兜!!」
ZERO「無駄ダ…」
バナージ「光の文字!? これは…」
鉄也「目覚めやがったのか…ZERO!!」
【シナリオエンドデモ終了】


[消えゆく希望]
【シナリオデモ開始】

さやか「甲児!! 甲児ぃぃぃっ!!!」
鉄也「よせ、さやか! もう兜の意識は飲み込まれちまった…」
ミネルバX「そんな…そんな事って…」「何億回もの試行錯誤の末につかんだ、たった、たった一回の奇跡ですら、ZEROの覚醒を防げなかったなんて…」
ZERO「見エル…見エルゾ…煩ワシイ小サナ存在ガ…」
ミネルバX「ZEROが…差異次元の存在を…感知している…」「それはつまり、差異次元の力までも、自分のものにしたこと…もう、すべてが手遅れに…」
鉄也「諦めがよすぎるぜ、ミネルバ! ZEROはまだ、因果律兵器を使えてねぇ!」
バナージ「因果律兵器?」
鉄也「ありとあらゆる可能性から勝利する未来を紡ぎ上げちまう…」「とんでもなく非常識な兵器さ!!」
ミネルバX「因果律兵器が稼働すれば、もはやどんな手を使ってもZEROは倒せない…」
鉄也「そいつが稼働する前にカタをつける!!」
フロンタル「非常識な話だが…それしか手はないな」
バナージ「ええ、やりましょう!!」
剣人「タイムリミット付きって事か! やるしかねぇぜ!!」
ZERO「目障リナ…オ前タチノ相手ハヤツラニヤッテモラウ…」
〔機体の歩行音〕
鉄也「機械獣に戦闘獣!? どこから湧いてきた!?」
ミネルバX「差異次元から呼び出した!? そんな事までできるように…」
鉄也「ザコがウロチョロと…邪魔するんじゃねぇ!!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

鉄也「ちったぁ堪えただろう!! ここらでとどめと行かせてもらうぜ!」
ミネルバX「いける!! これならっ!!」
ZERO「無駄ダ…因果ハガレタ…」
〔光の放射音〕
〔画面、一瞬暗転〕

鉄也「なにっ!?」
剣人「こいつ…再生しやがった!?」
ミネルバX「まさか…完成したの…? 因果律兵器が…?」
ZERO「虫ケラガドレホド足掻コウト無駄ナ事…」「光子力…ビームッ!!」
〔光弾の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

デューク「ぐ、ううっ…い、今の攻撃は…?」
バナージ「こ、これは…なんて威力なんだ…」
竜馬「向こうの地形が変わってやがる…ば、化け物め…
剣人「くそっ…かすめただけでこれかよ!」
弾児「マズいぞ、剣人! これ以上のダメージはダルタニアスがもたねぇ!」
ミネルバX「ZEROが完全に目覚めてしまった…因果律兵器まで手にした今、もう、全てが終わりに…」
鉄也「諦めるなっ!」「このまま終わっちまうなんてまっぴらなんだよっ!! 立ち上がれ、グレートマジンガー!!」
ZERO「取ルニ足ラヌ存在…ゼロニ還ルガイイ…」
鉄也「取るに足らぬ…存在だと…? 人間を…人類を…」「舐めんじゃねぇぇぇぇぇぇっ!!!」
さやか「鉄也さん?」
鉄也「なら、見せてやる! 俺たちの最後の切り札をな…!」
バナージ「最後の…」
剣人「切り札だって!?」
鉄也「行くぜ!!! 出し惜しみ無しだ!!!」
さやか「あ…あれは…!?」
鉄也「戦いの時が来たぜ!!!」
【シナリオエンドデモ終了】


[皇帝対ZERO]
【シナリオデモ開始】

ミネルバX「あれは…あの機体は…マジンガーZでも、グレートマジンガーでもない…」
鉄也「そうだ、これが人類の切り札…!いや、この俺の…最後の切り札!! その名も…」「マジンエンペラーGだ!!」
さやか「マジン…」
剣人「エンペラーG…!?」
ZERO「馬鹿ナ…因果律ニ存在シナイ機体ナド…」
鉄也「へっ…!ちっとは驚いたみてえだな…!」「だが、本当に驚くのはこれからだぜ?」
ミネルバX「た、確かに…私の記憶にない…それなら、ZEROの因果律兵器も効果がない…」
鉄也「悪いな、兜。多少荒っぽい手になるが、決着は俺の手でつけさせてもらうぜ!」
ZERO「愚カナ。ソンナモノハ誤差ニ過ギヌ…因果律ノ理ニ組ミ込マレルガイイ…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

鉄也「ちっ! このマジンエンペラーGと互角にやり合うとはよ!!」「こうなったら、兜ごとやるしか手はねぇ!!」
さやか「そんな!?」
鉄也「分かってんだろ!! もう時間はねぇ!!」「マジンエンペラーGが通用する時間はあとわずか…このまま世界を終わらせられるかよ!!」
ミネルバX「………」
バナージ「いえ、まだチャンスはあります!」
鉄也「なにっ!?」
バナージ「ユニコーンの…サイコ・フレームの力で甲児さんに呼びかけてみます!」
ミネルバX「そんなことが…!?」
バナージ「分かりません…それでも! それでも俺は、その可能性に賭けたい!」
フロンタル「可能性はある」
バナージ「フロンタル!?」
フロンタル「我々が最初にZEROと遭遇した時、わすかな時間ではあるが、甲児君の意識が戻っていた」「あの時と似た状況が作れれば、彼の意識を呼び起こすことができるかもしれない」
剣人「そうか、あの時か!! 分かったぜ!」
バナージ「鉄也さん! もう少しだけ時間を稼いでください! そうすれば…」
鉄也「御託はいい! できるんなら、やってみせろ! 時間は稼いでやる!」
バナージ「はい!」
剣人「しかし、こんな話にてめぇが乗ってくるとはどんな風の吹き回しだよ」
フロンタル「絶望を乗り越えた先に何が見えるのか…私もそれを見てみたくなった」
剣人「決まりだな。俺とバナージ、そしてフロンタルの三つの力を合わせて…」
バナージ「甲児さんの意識を取り戻す!」
【シナリオエンドデモ終了】


[可能性の光]
【シナリオデモ開始】

さやか「甲児! 意識を取り戻して!」
バナージ「サイコ・フレームは…人の意識を増大させる!! 必ず甲児さんに俺たちの声は届く!!」
ZERO「戯レ言ヲ…意識ノナイ者ニ言葉ハ届カヌ…。因果律ノ中ニソノヨウナ事象ハ存在シナイ…」
鉄也「てめぇに話しかけてんじゃねぇ!! 俺たちは兜に話しかけてんだよ!!」「舐めるなよ! 人の可能性ってのは!!」
バナージ「お前の予測を上回る!! 俺は…可能性を信じる!!」
剣人「おう! 人間の底力ってヤツを見せてやるぜ!!」
竜馬「人の団結力を!」
デューク「人の愛を!」
フロンタル「逃れ得ぬ終末からあらがってみるのも一興か!」
鉄也「兜に届ける!! 俺たちの声を!!」
さやか「お願い…! 聞いて…! 甲児ィィィィ!!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

剣人「いける! いけるぜ!!」
竜馬「ああ、これなら!!」
ZERO「我ノ予測ヲ超エルカ…ダガ、マダ因果ハ紡ガレテイル…」
ミネルバX「そんな!? あれだけの攻撃でも…!?」
鉄也「化け物め!!」
バナージ「それでもっ!! 甲児さんっ!!」
〔画面、緑にフラッシュ〕
フロンタル「この光は…!? サイコ・フィールドか!?」
ミネルバX「光が…拡がっていく…!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ZERO(画面オフ)「バカナ…因果ハ紡ガレタハズ…」
甲児「人間の可能性がお前の予測を超えたんだよ」
ZERO(画面オフ)「兜…甲児…? マダ…意識ガ…」
甲児「しばらく眠ってな、ZERO!」
さやか「甲児!! 意識が戻ったのね!!」
鉄也「寝坊が過ぎるぜ、兜!!」
ミネルバX「甲児さん…よかった、ZEROに勝てたんですね…!」
甲児「いや…ダメだ。一時的に俺が制御してるが…ZEROに奪い返されるのは時間の問題だ」
さやか「そんな!?」
甲児「だから…ミネルバ、今の内に光子ルストハリケーンで過去に戻してくれ」
ミネルバX「そ、それは…でも、今回みたいな奇跡はもう…」
甲児「俺は、これから自分の体から記憶を消す。サイボーグってのはこういう時便利だよな」
ミネルバX「記憶を? もしや…」
甲児「そうだ! 俺の記憶を消せば、ZEROも次は差異次元の認識ができなくなる」
ミネルバX「そ、それはそうですが…」
甲児「あまり時間がない。ミネルバ、今の状況なら、差異次元のみんなを元の世界に戻せるはずだ」「急いでくれ!」
剣人「待てよ!! まだ決着はついてねぇぜ!!」
バナージ「ええ、俺たちは甲児さんを助けるためにここまで来たんです!」
デューク「かけがえのない友を…」
竜馬「見捨てたりできるかよっ!!」
甲児「ありがとよ…でも、みんなのおかげでZEROを倒す方法が分かったんだ」
ミネルバX「ZEROを…!?」
甲児「ああ、それは可能性の光だ。必ず! 次こそ、みんなの力を合わせてZEROを倒してみえる! 約束する!」
ミネルバX「でも…でも…甲児さんの記憶がないならすべて…忘れられてしまう…」
甲児「覚えているさ…。たとえ記憶から消えたとしても…共に戦った者のみが分かる、この魂が…」「ミネルバ!マジンガーZ! 鉄也さん! さやか! そしてみんな! 忘れるわけがない!!」
ミネルバ「絶対…絶対にっ!! 約束ですよ!!」
甲児「約束だ!!」
ミネルバX「…分かりました」
甲児「急いでくれ、ミネルバ。もう時間がない」
ミネルバX「はい…光子ルストハリケーン!!」
剣人「くっ…必ずまた会おうぜ、甲児!!」
竜馬「待っててやるよ、甲児」
デューク「次に会う時を楽しみにしている…」
バナージ「甲児さん!! 必ず…必ず助けに来ます!!」
甲児「ああ…信じてるぜ…」
鉄也「俺には差異次元の記憶ってのあhないが…お前とは、ずっと永い事こうやってきたような気がするぜ…兜」
甲児「ああ、俺もだよ、鉄也さん」
さやか「甲児…」
甲児「また会おう、さやか」
鉄也「…やってくれ、ミネルバ」
ミネルバX「はい…」「光子ルスト…ハリケーン…!!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕

甲児「ZERO…お前には決して理解できないだろう…」「俺の胸に残り続けるこの想いを…輝き続けるこの光を…」「この光が…いずれお前を倒す…」「次だ…次はもっと…多くの光を集めれば…」「もっと…もっとだ…もっと…」
【シナリオエンドデモ終了】


● 進撃イベント「光の先に」


◆ 「イベントクエスト」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。