イベント
愛と冥府の戦士
［あなたとの出会い］
【シナリオデモ開始】
男（※中年）「君たちに集まってもらったのは他でもない…」
フローリア「貴女、またなにかやらかしましたの？」
ベルタ「なぜ、我を見ながら言う？」
エーメル「呼び出されるって言ったら、ベルタさんからミシカ思い浮かばないですし」
ベルタ「カタリーナだっているだろうが！」
アヤメ「自分が呼び出されることは、否定しないのですね…」
男（※中年）「…続けてもいいかね？」
フローリア「失礼しましたわ。どうぞ、続けてください」
男（※中年）「先日、こんな手紙が届けられたのだ」
アヤメ「予告状？」
ベルタ「なになに…『訓練機開発研究所内であなた方の大切なものをいただきます』だと？」
エーメル「これがどうかしたんですか？」
男（※中年）「悪戯の類だと思うのだが、一応警戒しておくに越したことはないだろう」「訓練機開発研究所に赴き、様子を見てきてくれたまえ」
フローリア「我々４人が、ですか？」
男（※中年）「グレーナー博士と、オペール君、カンパーニ君の３人は宇宙に上がっているからな」
アヤメ「ジギー教官とドルテさんは？」
男（※中年）「彼らは任務で数日間留守にしている。なので、今回は不参加だ」
ベルタ「肝心な時に使えんヤツらだな…」
男（※中年）「進路事項は以上だ。なにか質問は？」
フローリア「施設の警備はどうなっていますの？」
男（※中年）「訓練機と同型の無人機が複数体配備されている。あとは警備員がいるだけだ」
ベルタ「開発研究所という割には、随分と警備が甘いな」
男（※中年）「こんなご時世だ。警備を強化することで、いらぬ戦いを引き起こす必要もあるまい」
アヤメ「確かにそうかもしれませんね」
男（※中年）「質問がなければ、すぐに移動を開始してくれ」
ベルタ「了解した」
男（※中年）「そうだ。アマノミヤ君とベルンシュタイン君宛に、グレーナー博士から荷物が届いている」
アヤメ「博士から？」
男（※中年）「それを受け取ってから行きたまえ」
アヤメ「わかりました」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
グーニラ「それじゃあ、今日も楽しいテストを始めようか！」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「テストを始めてからもう３日目ですよ？ さすがに飽きてきましたって」
グーニラ「なにを言っているんだ、カタリーナ君。まだ３日じゃないか」「グーニラにいられる時間はそれほど長くないんだから、いまのうちに色々とテストしておかないと」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「短いんですからオリーヴさんとデートさせてください」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「それじゃあ、テストが終わったらちょっと遊びに行きましょうか？」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「…！ 絶対ですよ？ あとで取り消しとかできませんからね？」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「そんなことしませんよ」
グーニラ「それじゃあ、やる気になったところで、テストスタート！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ハニー「こっそりと抜け出してきたけど、静流ちゃんには気付かれてないみたいね」「もし気付かれちゃったら行くってきかないもんね…。ごめんね、静流ちゃん」
静流「なにが、ごめんねなの？」
ハニー「静流ちゃん！？」
静流「私から逃れようとしても無駄よ。貴方のことはいつも見ているから」
ハニー「なんか、ちょっと怖いかも」
静流「事件なんでしょ？」
ハニー「うん」「今回は青児さんもジュネも来られないの。だから、静流ちゃんはここで待ってて」
静流「ふたりが来られないなら、なおさら危険だわ。だから、私も行く」
ハニー「私なら大丈夫だから」
静流「そういうわけにはいかない」「この世界に来てしまった私を、貴方は助けてくれたんだから」「だから、私も貴方を助ける」
ハニー「はぁ…説得しても無駄そうね」「いい？ 絶対に無茶はしないこと。それが連れて行く条件」
静流「わかった、無理はしないわ」「それで、どこに向かうの？」
ハニー「ソリスって組織が所有している、訓練機開発研究所ってところ」
静流「なるほど。でも、そんなところに入れるの？」
ハニー「普通だったら無理だけど、ちょっと作戦があるの」
静流「作戦？」
ハニー「ジュネに手回ししてもらってるから、たぶん上手くいくはずよ」
静流「そう、なら安心ね」
【シナリオエンドデモ終了】
［平和］
【シナリオデモ開始】
ベルタ（※新Ｐスーツ）「ここが、訓練機開発研究所か。研究所と言っても、見た目は訓練施設と、あまり変わらないな」
エーメル「そうですね。なんか、試験管でボコボコやってるとか、そういうのを期待したのにな」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「わかるそれ！」
エーメル「ですよね！」
〔歩み寄る足音〕
アヤメ（※新Ｐスーツ）「ハインヘルムの搬入が終わりましたよ。あとは、予告の時間になるのを待つばかりですね」
フローリア「ムスー」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「どうしたのですか、フローリアさん？」
フローリア「別にどうもしませんわ。ムスー」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「む？」
エーメル「ああ、フローリア先輩は、新しいパイロットスーツがもらえなかったので、いじけてるんですよ」
フローリア「いじけてなんていません！」「…だいたい、エリートの私様たちを差し置いて、なんでこの方たちのを先に作ったのか…」
エーメル「やっぱり、いじけてるじゃないですか」
フローリア「うるさいですわよ、エーメル！」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「クゥ～クックックッ！ なぜ我らのパイロットスーツを先に作ったかなど愚問だな」
エーメル「どういうことです？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「血の滲むような修業の結果、お前たちを抜かしたからに決まっているだろう！」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「いや、なんとなくだと博士が言っていましたよ」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「秒でバラすな！」
フローリア「宇宙から戻ってきたら、すぐ博士に作ってもらわないと…」
？？？？（※画面オフ）「すみません、一枚よろしいですか？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「うん？」
〔画面、フラッシュ〕
ベルタ（※新Ｐスーツ）「うわ！？ なんの光だ！？」
？？？？（※フラッシュハニー）「すみません、驚かせちゃったみたいで」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「どちら様でしょうか？」
フラッシュハニー「記者をやっている、ハニーと申します」
静流「助手の天霧です」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「助手だと？」
フラッシュハニー「な、なにか？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「記者とは思えん格好をしているように見えてな」
静流「この方が動きやすいので」
エーメル「なるほど。事件とか起きたら、パパーっといかないといけないですもんね！」
静流「ええ」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「その恰好はプロ根性というわけか。恐れ入ったぞ！」
フラッシュハニー（ホッ…。なんとか誤魔化せたみたいね）
フローリア「それで、私様たちになんのご用ですの？」
フラッシュハニー今日は密着取材をさせてもらうため、やってきました」
フローリア「密着取材？ そんな話は聞いていませんけど…」
フラッシュハニー「おかしいですね。これが許可証なんですけど」
エーメル「本物みたいですね。でも、なんで今日？」
静流「なにか、まずいことでも？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「まずいというか、な…？」
フラッシュハニー「…予告状が届いたんですよね？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「なぜ、それを？」
フラッシュハニー「木者なので、耳が早いんです」
エーメル「そういうわけで、危険かもしれないので今日はやめておいた方が」
静流「そういうわけには、いかないわ。こんな時だからこそ、貴方たちを取材する意味があるの」
フラッシュハニー「そうです。危険を顧みず悪と戦う女性たち」「そんなみなさんの姿を見て、人々は勇気を受け取ることでしょう」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「勇気…。フフフ…悪くないな」
フラッシュハニー「でしょ？」
フローリア「まあ、許可も取っているようですし、いいんじゃなくて？」
静流「では、よろしくお願いします」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「ええ、こちらこそお願いします」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「もう終わりでいいですよね？ すぐ終わりにしましょう」
グーニラ「まだ、始めたばかりだろ？」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「そんなことありません。充分やったと思いますよ」
グーニラ「…オリーヴ君、彼女にちゃんと言ってやってくれ」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「カタリーナさん。もう少しテスト、頑張りましょう？」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「イヤです。テストしてたらオリーヴさんと、遊ぶ時間が無くなっちゃいますから」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「そんなことありませんから」「ね、お願いします」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「むーん…。まぁ、オリーヴさんが結婚してもいいって言うから仕方なくですよ？」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「そこまで言ってませんよ！？」
グーニラ「よし、結婚してもいいからテストを続けよう」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「しませんってば！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
フラッシュハニー「そろそろ時間ですね」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「もう、そんな時間か。すっかり話し込んでしまったな」
静流「貴重なお話、ありがとうございました」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「…ほとんどベルタの冥王がどうたらという話だけだったような」
エーメル「あの話で記事が作れるんですかね？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「なんだと！？ 長編小説が百冊は書けるわ！」
フローリア「どこの戦記物ですの…」
フラッシュハニー「あの、みなさん、そろそろ移動した方が？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「おっと、そうだったな。とはいえ、どこに行けばいいのだ？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「訓練機が置いてある、格納庫に行ってみましょうか」
フローリア「そうですわね」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「では、我らについてこい！」
静流「………」
〔歩き去る足音〕
ベルタ（※新Ｐスーツ）「…ふむ。時間を過ぎたが、なにも起こらんな」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「やはり、イタズラだったということでしょうか」
フローリア「まったく、人騒がせな…」
静流（…ハニー）
フラッシュハニー（…もう少し、様子を見てみましょう）
エーメル「あれ？ なんかおかしくないですか？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「なにがおかしいんだ？」
エーメル「ボクたち以外の人影が、さっきから見当たらないような…」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「言われてみればそうですね」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「みんな、休憩でもしてるんじゃないのか？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「全員がですか？」
フローリア「様子を見に行った方が良さそうですわね」
〔画面、暗転〕
ベルタ（※画面オフ）「な、なんだ！？」
アヤメ（※画面オフ）「施設内の明かりが落ちたようですね」
フローリア（※画面オフ）「そんなことあるわけが…」
？？？？（※画面オフ）「
静流（※画面オフ）「…！ この声は…」
〔画面、明転〕
？？？？（※シスタージル）「会いたかったぞ、ハニー」
フラッシュハニー「シスタージル！」
エーメル「だ、誰ですか、あれ…？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「…我に聞かれてもわかるわけないだろうが」
フラッシュハニー「彼女はシスタージル。犯罪組織パンサークローのボスよ」
静流「まさか、アナタ自身が出てくるなんて…」
シスタージル「たまには、私が遊んでやろうと思ってな」「とはいえ、相手をするのはコイツらだが」
〔指パッチン〕
〔画面、フラッシュ〕
〔機体の起動音〕
フローリア「訓練機が動いている…。データを書き換えましたの！？」
シスタージル「データだけではにあ。この施設は、我々が掌握させてもらった」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「お、おい…。シャレになってないんじゃないのか…」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「…そのようですね」
【シナリオエンドデモ終了】
［誇りと気品］
【シナリオデモ開始】
エーメル「ど、ど、ど、どうしたら！？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「ハインヘルムに乗って応戦しましょう」
エーメル「そ、そうか！ そうですよね！」
フローリア「無駄ですわ…」
エーメル「無駄って、なんでですか！？」
フローリア「落ち着いてよく見なさい」
エーメル「…ハインヘルム改が固定されてる」
シスタージル「こんな機動兵器を、好きに動かせるようにしておくとでも思っていたのか？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「おい、記者とその助手よ。ここは脱出するぞ」
フラッシュハニー「そうですね。このままじゃ分が悪そう」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「お前たちも聞こえているな？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「はい」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「我の掛け声で一気に走れ」
シスタージル「どうした、抵抗しないまま終わりか？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「ほざけ」
シスタージル「フッ、威勢だけはいいな」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「いまだ、走れ！」
シスタージル「そうすると思っていたよ」
〔ハッチの開閉音〕
フラッシュハニー「隔壁が！」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「このままじゃ、間に合わない…！」
静流「私が支える！」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
静流「くぅ…！」
シスタージル「あの重量を支えるとは。さすがは、異世界の力といったところか」「しかし、それでは動くことすらできまい」
フラッシュハニー「静流ちゃん！」
静流「早く行って！」
フラッシュハニー「…！」
シスタージル「自ら犠牲になることを選ぶか。ならば、ハニーの美しさを更に引き出す礎となるがいい！」
フリーリア「エーメル！」
エーメル「ああ、もう！」
シスタージル「なに？」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
シスタージル「ほう、あくまで抵抗するか」
フローリア「早く静流さんを回収して、お行きなさい！」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「お前たちもすぐに来い！」
エーメル「残念ですが、もう間に合いません」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「エーメルさん！ フローリアさん！」
フローリア「心配には及びませんわ。私たち、エリートでしてよ？」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
グーニラ「これで今日のテストは終わりにしようか」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「やっとですか。さっさと終わらせて、遊びに行きましょう」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「はい。どこに行きましょうかね？」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「私の部屋でもいいですよ？」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「それはお出かけではないのでは…？」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「ふたりきりで、親交を深めるのもありかなと」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「あははは…」
グーニラ「それじゃあ私は、みんなの様子でも確認してみるかな」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
静流「ごめんなさい、私のせいで…」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「謝る必要はない。静流のおかげで我々はこうして、逃げ延びることができたのだからな」「それより、静流のその力。最近の記者というのはそんな能力を持っているものなのか…」
フラッシュハニー「私たち、本当は記者じゃないの」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「…では、何者なのですか？」
フラッシュハニー「ハニーフラッシュ！」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ハニー「………」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「変身した…！？」
ハニー「いままで黙っていてごめんなさい…」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「お前…」
ハニー「非難なら、いくらでも受けるわ」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「変身ヒロインだったのか！」
ハニー「へっ？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「違いますよ、ベルタ！ 彼女は絶対に魔法少女です！」
ハニー「変身ヒロインでも、魔法少女でもないんだけどな…」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「パンサークローとかいうのを追うために、変身して潜入していたというわけか。納得がいったぞ」
静流「話が早くて助かるわ」
ハニー「あのふたりは必ず助ける。だから、あなたたちはここで待ってて」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「そういうわけにはいかん」
ハニー「シスタージルの危険さは、あなたたちも見たでしょ！？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「だからこそです」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「仲間が危険に晒されているのだ。なのに、指を咥えて見ていたとあっては、冥王の名が泣く」
静流「まさか、さっきの冥王の話は本当の…」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「そこは流してください」
静流「そう…」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「止めても我らは勝手に行く。だから、止めるだけ無駄だ」
ハニー「でも…」
静流「ハニー。彼女たちは私たちと一緒。一度言い出したら聞かない、頑固者だわ。そんな目をしている」
ハニー「なら、一気に行きましょう」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「ええ」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「待っていろ、ふたりとも。必ず我らが助け出してやる…」
【シナリオエンドデモ終了】
［あきらめないで］
【シナリオデモ開始】
ベルタ（※新Ｐスーツ）「地下ダクトを通ってなんとか中には入れたが…」
パペットパンサー「………」
パペットパンサー「………」
静流「随分と敵が多いわね」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「おまけに訓練機を操られているとあっては、なかなか進めませんね」
ハニー「ええ…。あのロボットが通れないような、狭い場所まで移動できたらいいんだけど」
静流「っここに留まっていても仕方がないわ。道を探しましょう」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「そうだな」「ところで、ひとつ気になっているのだが」
静流「なにが？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「パンサークローは訓練機を奪ってなにをするつもりなんだ？」「まさかあれで世界征服を企む気でもあるまい」
ハニー「奴らがここに来たのは、私を誘き寄せるための罠だったんだと思う」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「罠？」
ハニー「ええ、奴らの目的は、私が持っている空中元素固定装置だから」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「なんだ、それは？ 聞いたこともないが」
ハニー「空中元素固定装置は、空気中にある元素を瞬時に組み合わせることで、あらゆる物を造り出せる装置なの」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「そんな代物が存在しているのか…」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「確かにそれを手に入れれば、色々と悪事に使えそうですね」
ハニー「だから、絶対に渡すわけにはいかないの。それに奴らは私のパパを殺した…」「絶対に許すわけにはいかない」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「許せないのは、私たちも同感です。必ず奴らを倒し、その報いを受けさせましょう」
ハニー「ええ」
パペットパンサー「…！ ハニーたちがいたぞ！」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「チッ、見つかったか」
静流「後ろからも来てる…」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「挟まれましたか…」
パペットパンサー「クックックッ。もう逃げ場はないぞ、如月ハニー」
パペットパンサー「大人しく、ジル様の下までついてくるのだな」
ハニー「お断りするわ！」
パペットパンサー「なんだと！？」
ハニー「ハニーフラーッシュ！」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
キューティーハニー「愛の戦士、キューティーハニー！」
パペットパンサー「いくら変身したところで、こちらにはこのロボットがいる！」
パペットパンサー「無駄な抵抗だと思い知れ！」
静流「私も戦うわ」
キューティーハニー「静流ちゃん」
静流「こんなところで、止まるわけにはいかないもの」
キューティーハニー「そうね。片付けてやりましょう！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
キューティーハニー「ハニーブーメラン！」
〔回転音〕
〔画面、フラッシュ〕
パペットパンサー「ぐわあああ！？」
〔人の倒れる音〕
静流「はあああああ！」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
パペットパンサー「ぎゃああああ！？」
〔人の倒れる音〕
キューティーハニー「ハァ…ハァ…」
静流「…キリがないわね」
パペットパンサー「いい加減、諦めたらどうだ？」
キューティーハニー「お生憎様、諦めの悪い性質でね！」
パペットパンサー「仕方がない。少々、痛い目に遭ってもらうぞ！」
静流「やれるものなら、やってみなさい」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「我らにも、なにかできないのか！」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「戦闘員、２、３人となら戦えるでしょうが、訓練機相手となると無謀を通り越して無茶ですね」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「このまま見ているしかできないというのなら、せめて、あの戦闘員たちと…！」
〔スイッチを入れる音〕
グーニラ「それは賢い選択とは言えないな」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「グーニラ博士！？」
グーニラ「危機的な状況であればあるこそ、常に思考を巡らせたまえ。対処する方法は必ずあるはずだ」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「ハインヘルムは動かせず、我らは丸腰なんだ」「この状況でどうしろと！？」
グーニラ「まったく君たちは頭が固いな」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「問答をしている場合ではない！ 仲間がピンチなのだ！」
グーニラ「わかっているよ。だから、今回は特別に答えを教えてあげよう」「この危機的状況を脱するには…」「私を頼りたまえ」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
パペットパンサー「か、壁が！？ ぐわああああ！」
〔人の倒れる音〕
パペットパンサー「な、なんで、ここにロボットが！？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「ハインヘルム！？」
【シナリオエンドデモ終了】
［信頼］
【シナリオデモ開始】
アヤメ（※新Ｐスーツ）「ハインヘルムは格納庫に固定されていたはず。なのに、どうやってここに…」
グーニラ「ハインヘルムを止めるも嘘カスも、私のリモコン次第ということを忘れたのかな？」「あの程度のロックなどぶち壊してそこまで移動させただけさ」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「助かったぞ、博士！」
グーニラ「私にできるのは、ここまでだ。すまないが、あとはふたりに任せたよ」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「充分です。これで、私たちは戦える」
オリーヴ（※新Ｐスーツ）「アヤメさん、ベルタさん。助けには行けませんけど、ここで応援していますから！」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「オリーヴ…」
カタリーナ（※新Ｐスーツ）「オリーヴさんとのデートを中断してまで、戻ってきたんですからね」「これで失敗したとか言ったら、シャレになりませんよ？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「カタリーナたちの想いを無駄にはしません」
グーニラ「ハインヘルムのコントロールをそちらに移譲する」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「アイ・ハブ・コントロール」
〔機体の起動音〕
グーニラ「エーメル君とフローリア君を頼んだ」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「アマノミヤ・アヤメ、ハインヘルム行きます！」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「往くぞ、ハインヘルム。奴らに冥府の底を見せてやれ！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ベルタ（※新Ｐスーツ）「待たせたな！」
キューティーハニー「ふたりとも！」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「訓練機は戦い慣れた相手です。私たちに任せてください」
静流「わかったわ。私たちは、パペットパンサーをやる」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
シスタージル「ようやく戻ってきたか、ハニー」
キューティーハニー「ふたりは無事なの！？」
エーメル「………」
フローリア「………」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「…！ おい、生きているか！」
フローリア「…う、うるさいですわね。誰に物を言っていますの…？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「無事でしたか…」
フローリア「と、当然でしてよ。この私様がそう簡単にやられるはずが…うっ…。ありませんわ…」
ベルタ「その割には、随分と酷いありさまだな」
フローリア「…少々しくじりましたわ」「今回は貴女方に華を譲ってあげます。負けたら承知しませんわよ…」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「ああ、ゆっくりと休んでいろ」
フローリア「………」
シスタージル「別れの挨拶は済んだか？」
キューティーハニー「ふたりをこんな目に遭わせるなんて、絶対に許せない！」「覚悟しなさい、シスタージル！」
シスタージル「あぁ…いいぞ、ハニー。お前のその怒りに歪む表情…。私はそれを望んでいた」
静流「この変態」
シスタージル「フッ、なんとでも言うがいい。お前たちを皆殺しにして、ハニーの顔を更に歪ませてやるとしよう」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「そう簡単にいくとは思わないことですね」
シスタージル「ほう、それは楽しみだ」
〔機体の稼働音〕
静流「まだ、こんなにロボットが残っていたの…」
キューティーハニー「何体いようが関係ない。私は為すべきことをするだけよ！」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「我が仲間を傷つけた罪は重いぞ」
シスタージル「御託はいい。かかって来い」
キューティーハニー「ここで決着をつける、シスタージル！」
【シナリオエンドデモ終了】
［みんなの想い］
【シナリオデモ開始】
キューティーハニー「ハァァァッ！」
〔剣の交わる音〕
〔画面、フラッシュ〕
シスタージル「ハニー、お前の力はこの程度なのか？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「どいてください、ハニーさん！」
キューティーハニー「…！ 任せたわ！」
〔空を舞う音〕
アヤメ（※新Ｐスーツ）「でやああああッ！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
シスタージル「ほう、躊躇いなく私に攻撃するとは、なかなかやるじゃないか」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「ハインヘルムの攻撃を受け止めた…！？」
シスタージル「これは、お返しだ」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ（※新Ｐスーツ）「うぐっ！？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「大丈夫か、アヤメ！」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「かすり傷です、問題ありません」
静流「アイツ、強い…」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「ええ、攻撃がまったく通らない…」
シスタージル「そろそろ遊ぶのにも飽きてきたな。まずは、ひとり死んでもらうとしようか」
静流「ッ！？」
シスタージル「その力は未知数だ。まずは、お前から消してやる」
キューティーハニー「静流ちゃん！」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
キューティーハニー「ああっ！」
静流「ハニー！」
シスタージル「美しいなハニー。エネルギーを失い、もう限界だというのに、まだ仲間を守ろうとするとは」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「エネルギーを失うだと…？」
シスタージル「なんだ、知らなかったのか？ ハニーの変身は有限なのだよ」
キューティーハニー「余計なことを…！」
シスタージル「隠すようなことでもあるまい」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「ハニー、そのエネルギーはあとどれくらい保つ？」
キューティーハニー「…大技を一発ってところかしら」
静流「アイツを倒せるチャンスは、あと１回ってことね…」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「ですが、このままでは攻撃を届かせることもままなりません」
キューティーハニー「それでも、当てるしかない」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「いや、闇雲に突っ込んだところで、無駄にエネルギーを消費するだけだ」
キューティーハニー「それじゃあ、諦めろって言うの！？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「我らが隙を作る。そこに、お前が攻撃を撃ち込め」
キューティーハニー「隙を作るってどうやって…」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「任せておけ」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「静流さん。すみませんが、付き合ってもらいます」
静流「もちろん。最初からそのつもりよ」
キューティーハニー「…わかったわ。あなたたちを信じる」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
シスタージル「コイツら、まだこんな力が残っていたのか…！」
アヤメ「セイヤァァァァッ！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
シスタージル「甘い！」
〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕
アヤメ（※新Ｐスーツ）「くうッ！？」
シスタージル「まずは、ひとり目だ！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
シスタージル「はああああっ！」
フローリア「させませんわ！」
エーメル「これでもくらえ！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
シスタージル「死にぞこないどもが…！ 生身のお前たちが私を止められるとでも、思っているのか！」
フローリア「そんなこと思っていませんわ」
シスタージル「なんだと？」
静流「時間が充分に稼げた」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
シスタージル「うぐッ！？ 次から次へと…！」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「ようやく隙を見せたな！」
キューティーハニー「これで終わりだああああっ！」
シスタージル「フフッ…。隙を見せたのは、お前たちの方だ、ハニー」
キューティーハニー「なに！？」
シスタージル「さらばだ」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「フッ…その言葉、そっくりお前に返してやる」「跳べ、ハニー！」
シスタージル「コイツ、自らを盾にしたのか！？」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ベルタ（※新Ｐスーツ）「ぐううっ！？」
キューティーハニー「みんなの想いを無駄にはしない」「ハニーブーメラン、スピン！」
〔回転音〕
〔画面、フラッシュ〕
シスタージル「ぐああああああっ！？」
キューティーハニー「ハァ…ハァ…」
〔画面、フラッシュ〕
ハニー「シスタージルを倒せた…」
？？？？（※シスタージル）「フフ…フフフフ…」
静流「そんな…！？」
シスタージル「この程度で私を倒しただと？」
ハニー「まだ生きていたの…！」
シスタージル「面白い物を見せてもらった礼だ。卿はこれで退くとしよう」「また会う時までに、さらに磨きをかけておくのだな、ハニー」
〔光の放射音〕
静流「終わったの…？」
ハニー「ええ、今日のところはね」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「…勝ちましたよ、ベルタ。あなたの尊い犠牲によって」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「勝手に人を殺すな！」
フローリア「あら、生きていましたの？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「お前たちの方が、死にそうだっただろうが！」
エーメル「傷に響くんで、大きい声を出さないでください…」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「むう！」
ハニー「なにはともあれ、みんなのおかげでパンサークローの悪事を防ぐことができたわ」「本当にありがとう」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「礼には及ばん。冥王として当然のことをしたまでだ」
静流「冥王として当然のこと…？」
アヤメ（※新Ｐスーツ）「流してくれて構いません…」
静流「わかったわ」
フローリア「ところで、ずっと気になっていたのだけど、貴女、いったいどなたですの？」
ベルタ（※新Ｐスーツ）「そういえば、変身した姿しか見ていなかったか」
エーメル「変身？」
ハニー「ある時は謎の記者、またある時は普通の高校生。しかしてその実態は…！」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
キューティーハニー「愛の戦士、キューティーハニーさ！」
【シナリオエンドデモ終了】
● 進撃イベント「愛と冥府の戦士」
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