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イベント
太陽の昇る時

[堕天翅の罠]
【シナリオデモ開始】

ナイアーラ「やあ、お客さん。並行世界の吹き溜まりにようこそ」「さて、ヒトがもっとも強い力を発揮する感情はなんだか知っているかい?」「それは他者への怒りらしいよ。誰かを恨み、その復讐を果たそうとする時、ヒトはこれまでにない貌を見せてくれる」「じゃあ、ヒトでないものはどうなのかな。一緒に見ようじゃないか、その時の貌をね…」

頭翅「また君たちに出会うとはな」
アポロ「頭翅…! それはこっちの台詞だぜ!」
葵「あたしたちとしても、そろそろ決着をつけておきたいところなんだけどね」
万丈「罪もない人々を捕らえ、自らの目的の為に利用しようなどという奴らは許してはおけないからね」
頭翅「翅無し如きに我らの目的を理解できるとは思っていない」「だからこそ、私が出てきたのだ。お前たちに終わりを告げる為に」
アポロ「上等だ! だったらやってやろうじゃねえか!」「いくぞ、お前たち!」
朔哉「ああ…!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

頭翅「頃合いだな…」
アポロ「また逃げるつもりかよ、頭翅!」
頭翅「いいや。お前たちを始末する存在は別にいるというだけさ」
隼人「なに…!?」
頭翅「今、お前たちを地獄に送ってやろう」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕

万丈「あの光…! 逃げろ、みんな!」
葵「万丈…!」
頭翅「消えろ、翅無し共…!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

万丈「こ、ここは…どこだ…?」「何故だ…お、思い出せない…。僕は…どうしてこんな場所にいるんだ…!?」
〔歩み寄る足音〕
????(画面オフ)「フフフフフ…」
万丈「誰だ…!?」
????(画面オフ)「随分と戸惑っているようですね。滑稽ですよ、破嵐万丈」
万丈「姿を見せずに声だけとはよほどの臆病者か卑怯者のようだな」
????(コロス)「フフフ、いいでしょう。そこまで言うなら見せてさしあげましょうか」
万丈「! そ、そんなまさか…!」
コロス「久しぶりですね、万丈」
万丈「コマンダー・コロス…!」
【シナリオエンドデモ終了】


[万丈とコロス]
【シナリオデモ開始】

万丈「バカな…! お前は確かに僕が倒したはずだ! ドン・ザウサーと共に…!」
コロス「私にはやらなければならないことがあります。その想いが私を生かしたのです」
万丈「騙されはしないぞ! メガノイドとて不死身ではない! これは幻か何かだ…!」
コロス「あなたが幻だと言うのなら、それでもよいでしょう」「しかし、如何にあなたが信じまいと私にはあなたを殺す力がある」
万丈「僕を殺すか…。メガノイドはすでに壊滅している。今更、そんなことをして何になる?」
コロス「メガノイドの潰滅すらも些事です」「私は、ドンを殺したあなたを殺しにきたのですから」
万丈「復讐か。しかし、それは逆恨みというものだ」「人を捨てようとしたメガノイドが持ち出す理由としてはいささか、陳腐過ぎやしないかね!」
コロス「ならば更に陳腐なお話にしましょう!」「愛した者を殺された女が、仇相手を殺すという復讐劇に!」
万丈「女性というのは、どうしてこう怒らせると怖いものかね」「お前の言い分も分かるが、そのセンチメンタルに付き合う程、僕もお人好しじゃない!」「何より、お前がメガノイドである以上、僕はお前を倒さなくてはならない!」
コロス「フフ、それで結構です! 万丈、あなたに殺されたドンの怨み! 晴らさせてもらいます!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

万丈「コロス! お前の怨念をここで断つ! ダイターン・ザンバー!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

コロス「ぐうっ…! 甘い…甘いですよ! 万丈!」
万丈「なにっ!?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

万丈「ぐわあああ!」「馬鹿な…今、確かに僕はお前を…!」
コロス「言ったはずです。やらなければならないことがあると…」「あなたを殺すまで私は死にません」
万丈「本当に不死身だとでもいうのか? いや、そんなはずはない」「しかし、コロスの強さは本物だ…。かつてのドン以上の力がある…」「どうやってコロスはこれほどの力を…?」
コロス「あなたが弱くなったのですよ、万丈。メガノイドへお怨みを晴らしたからでしょうか?」「かつてあなたから感じた、執念深さというものをまるで感じません」
万丈「憑き物が落ちた…とでも言うのかな? メガノイドには分からん話かもしれんがね!」
コロス「まだ言いますか!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

万丈「ぐっ…!」
コロス「あなたにドンを殺されて、久しく忘れていた感情というものを思い出しました」「そして、それがどれだけの力を生み出すものかということも…」
万丈「今更、そんなことを…! もっと早くお前たちがそのことに気づいていれば…!」
コロス「和解する道があったとでも…?」
万丈「いいや。肉親を殺された時点で、和解の道などとうに消えている!」
コロス「そうでしょう!」「それ程の憎しみが持てなければ、私もまたこれ程の力を手にすることはできなかった!」「かつてあなたがそうしたように、今度はあなたが復讐される番です、万丈!」「死になさい! 万丈!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

万丈「ぐわあああぁぁぁぁーっ…!」
【シナリオエンドデモ終了】


[月は沈み、日は昇る]
【シナリオデモ開始】

万丈「うう…」
コロス「まだいきていましたか。存外、あなたはしぶとくできているようで」
万丈「今のが僕を殺そうとした本気の…攻撃か…」
コロス「無論。あなたが死ぬまで続けるつもりです」
万丈「なるほど…ね…。大した力を持ったものだよ、コロス…」「しかし、今のが本気であるからこそ、お前がただの偽者だということが、僕には分かってしまったな!」
コロス「この期に及んで何を…」
万丈「分からないかね? お前の攻撃には執念がないんだ! 絶対に相手を殺そうとする執念が!」「かつて僕がメガノイドに向け…! そしてドンが僕に向けたような、執念がな!」
コロス「執念…?」
万丈「もしお前が本物のコロスで、ドンの怨みを晴らそうというのなら、僕は今の攻撃で死んでいたはずだ!」「人の感情とはそれだけの力がある! それは復讐に走った僕自身が誰よりも知っていることだ!」
コロス「万丈…!」
万丈「コロス…! いや、その姿を借りた幻よ! 日輪の輝きの前に消えろ!」
〔光の放射音〕
〔画面、画面〕

アポロ(画面オフ)「ようやく見つけたぜ…万丈!!」
〔発光、収束〕
万丈「アクエリオン…! 何故、君たちがここに…!」
シルヴィア「あの堕天翅族が放った光よ! アレを浴びたせいであなたは、奴らの夢の中に囚われてしまったのよ!」
シリウス「それでルナの適応能力を使い、お前を夢から救い出しに来たというわけだ」
万丈「なるほど…」「しかし、助けに来てくれるのならもっと早く来てくれたら、僕も苦しまずにすんだのだけどね」
シルヴィア「ちょっと! こっちだって一生懸命探したのよ!」
シリウス「切っ掛けはお前自身が幻を打ち破ったからだろう」「でなければ、我々はいまだ夢の中に囚われたお前を探していたはずだ」
万丈「そういう仕掛けだったわけか」
アポロ「おい、長ったらしい話はもういいだろ」「目の前のアイツをぶっ倒して、さっさと目を覚ますとしようぜ」
万丈「フ…そうだな!」
コロス「くっ…!」
万丈「僕の心を利用したのは愚かだったな!」「このくだらない世界とも、そろそろおさらばさせてもらおう!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

万丈「今だ、アクエリオン!」
シルヴィア「アイツを倒して夢と現実を繋げる!」「スパイラル・アロー…!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

頭翅「無様だな、翅無し共。死んだ仲間を守り、自信も傷つくとは…」「その愚かさは、どれだけの年月が経とうとも変わらないな」
隼人「愚かなのはお前の方だ! 奴らはまだ死んではいない! すぐに目を覚ますさ!」
くらら「そ、あたしらの知ってるあいつらは、あんたらのくだらない手なんかに、やられはしないのよ!」
ジョニー「それに、アクエリオンもダイターン3の救援に向かっています!」
頭翅「いかに太陽の翼といえど、私の術から逃れることなどできない」「お前たちとの戯れにも飽きた。そろそろ終わりにさせてもらおうか」
竜馬「やってみやがれ…!」
頭翅「仲間たちのもとへ送ってやろう。消えよ、翅無し共」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

万丈「やれやれ…。これはとんだ目覚まし時計だ」「どうせなら、美女のモーニングコールでお目覚めといきたかったんだけどね…」
頭翅「貴様は…!」
万丈「お待ちかねの、破嵐万丈のお目覚めさ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[夢、覚めて]
【シナリオデモ開始】

頭翅「まさか、夢の世界より舞い戻るとは…」
万丈「生憎、昼間から眠っているほど暇なわけでもないんでね」
弁慶「ったく、かっこつけやがって…! こっちがどんな目にあってたと思ってんだ!」
シルヴィア「そうよ! 私たちだって大変だったんだから!」
万丈「その点については悪いと思っているさ」
くらら「でも、ま…あの時、ダイターン3にかばってもらわなかったら、こっちは全滅だったわけだしね」
頭翅「驚いたよ、太陽の翼の力を借りたとはいえ、翅無しがあの夢から抜け出せるとは」
万丈「確かに悪夢の中に人の精神を捕らえて、僕を殺そうとした作戦は見事だったよ」「だが、お前は人間の心というものを甘く見過ぎた!」
頭翅「なら、次は夢の中で死んでいた方が幸せだったと思える苦しみをお前たちに味合わせるとしよいう」
葵「あら、それはこっちの台詞なんじゃないかしら?」
隼人「たっぷりやってくれたからな。今度はお礼をさせてもらわんとな!」
万丈「行くぞ、堕天翅族よ!」「「世の為、人の為! 悪の野望を打ち砕くダイターン3!」「この日輪の輝きを恐れぬのなら、かかってこい!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

シルヴィア「まったく、一度破った作戦を二度も使ってくるとはね」
シリウス「しかし、敵の幻は以前よりも遙かに強化されていた」「実際、彼が自力で目覚めなければ救出も容易ではなかっただろう」
葵「さすがは破嵐万丈ってところね」
万丈「………」
アポロ「どうした?」
万丈「いや、奴らが僕に見せた夢。あれが夢でなかったらと思ってね」「僕の夢に出てきたコロスの怒りのすさまじさは本物そのものだったさ。僕がメガノイドにそうであったようにね」「そう思ったら、自分自身のしてきたことが、少し怖くなってね」
弁慶「そいつは考え過ぎってもんだ」
万丈「そう思うかい?」
隼人少なくとも俺たちの知ってる破嵐万丈という男は、それだけの男ではなかったはずさ」
万丈「フ、ならその言葉を素直に受け止めるとするよ」(そうだな、メガノイドとの戦いが終わっても僕にはまだ戦う理由がある)(悪の野望を打ち砕くという理由が! それが僕の戦うもうひとつの理由だ!)(この日輪が輝くかぎり、僕はどこであろうと戦い続けてみせる!)
【シナリオエンドデモ終了】


● イベント「太陽の昇る時」


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