イベント
友情と絆のメダロット
[暗躍する快盗]
【シナリオデモ開始】
レトルト「やあ、諸君。並行世界の吹き溜まりへようこそ」「刻々と進む日々に忙殺されて、何か大事なことを忘れてしまってはいないだろうか」「もし、何か思い当たることがあれば…少し立ち止まってみるのも良いかもしれにあ」「そして立ち止まる時間があるならば、この少年たちの出会いの物語を…是非とも堪能していってくれたまえ」
イッキ「くそー! また負けたー! 全然勝てない!」
トッポ「やったぜ! 悪いね、イッキ兄ちゃん!」
護「最近、調子よくないね?」
イッキ「なんか弾が当たらないんだよね。なんだかなあ…」
セイ「レイジ、アドバイスしてあげれば?」
レイジ「やだよ、めんどくせえ」
イッキ「うーん…。休みの間になんとか調子を戻さないと…」
セイ「それなら僕が手伝うよ。この休み中はずっとこっちにいるんだっけ?」
イッキ「はい! ちょうどパパの出張が、休みの終わりまでなので」
護「わっはあ! それなら休み中はずっとロボトルできるね!」
イッキ「うん! でも、休みが終わっても、みんなとロボトルしたいなあ」
トッポ「休みが終わっても、またこっちに来れば良いんだよ! でないとおいらの勝ち越しになっちゃうぜ!」
イッキ「そっか、けっこう負けちゃってるもんな…」「よーし、負けないぞ」
セイ「勝ち越しか…」
レイジ「俺らもそろそろメイジンとケリつけねえとな」
セイ「ケリってそんな言い方…」「でも、そうだね。僕たちもメイジンともう一度戦いたいね」
トッポ「そういや、イッキ兄ちゃんは、メタビーのパーツ変えずに戦うのかい? おいらみたく、違うパーツを使ってみたら?」
イッキ「別のパーツかあ…」
護「トッポのメダロット、色んな種類のパーツつけてるもんね」
レイジ「よく勝てるよな。そのバランスの悪さで…」
イッキ「そんなこと無いですよ! メダロットはシリーズごとにパーツを付けたり、他のを組み替えたり、色々楽しめるんです!」「頭、左腕、右腕、脚部の4種類から、色んな組み合わせを楽しむことができて、可能性は無限大なんですよ!」
セイ「でもイッキ、メダルの特性とパーツの相性を合わせないと…」
イッキ「そうですね! ロボトルにおいてパーツの相性って重要です! でも…」
レイジ「うーわ、また始まった…」
トッポ「イッキ兄ちゃんもセイ兄ちゃんも、語り出すと長いかんなあ…」
イッキ「メタビーの左腕パーツ、メダルの特性も、「ねらいうち」だから、相性は問題ないはずなんだけどなあ…」
セイ「なんで当たらないんだろうね?」
メタビー「こいつに指示が悪いんだろ」
イッキ「なにを! こないだのパーツ取られたのだってなあ! あのパーツ高かったんだぞ!」
メタビー「知るか! このへっぽこ!」
護「ちょ、ちょっとふたりとも落ち着いて!」
セイ「あ、そうだ! 取られたっていえば隣町の子がメダロット盗られた話を知ってる?」
トッポ「セイ兄ちゃん、なに言ってんのさー。ロボトルに負けたら、どこかのパーツが取られるのは常識だろぉ」
セイ「それが、どうやらルール無視らしいんだ。ティンペット、パーツ、メダル、まるごと全部盗られちゃったんだって」
イッキ「そんなの、まるっきりルール無視じゃないか! 許せないよ!」
護「それって犯人はわかってるの?」
セイ「僕もくわしくはわからないんだけど…噂では、仮面にシルクハットとマント姿で…」
イッキ「え…?」
メタビー「イッキ、それってレトルトのやつじゃ…」
イッキ「ははは…。レトルトさんは正義のメダロッターだぞ? そんなことあるもんか」
セイ「レトルトさんって、この間イッキが言ってた憧れてる人のこと?」
トッポ「けど、姿だけじゃわかりゃしないよ。他の怪しい人かもしれないぜ?」
護「ほかに特徴は無いの?
セイ「他にかあ…確か特徴としてその犯人、必ず高笑いと共に現れ…」
????(※レトルト)「フハハハハハ!」
セイ「そうそう、ちょうどこんな…」「えっ!?」
レイジ「セイ、後ろだ!」
レトルト「フハハハハハ!」
セイ「こ、この人…!」
イッキ「レトルトさん!?」
トッポ「本当にあんな格好なんだ…」
レトルト「フフフ…行け、ロクショウ!」
ロクショウ「フハハハハハ」
ロクショウ「フハハハハハ」
トッポ「うわー!? なんかうじゃうじゃ出てきたぞ!?」
レトルト「天領イッキ! そのメダロット奪わせてもらう!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
イッキ「レ、レトルト…さん? 奪うってどういう…」
メタビー「おい、イッキしっかりしろ! 来るぞ!」
トッポ「チクショウ…倒しても倒してもキリがないってんだよ、まったく!」
メタビー「うわあああああ!」
〔機体の倒れる音〕
〔画面、フラッシュ〕
イッキ「メ、メタビー!?」
護「イッキ兄ちゃん! メタビーが奪われちゃうよ!」
レイジ「クソッ、このままじゃ…」
????(※レトルト)「ふはははははは!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
????(※レトルト)「彩りましょう食卓を。みんなで防ごうつまみ食い…」「常温保存で愛を包み込む、カレーなるメダロッター…」
レトルト「快盗レトルト、ただいま参上!」
イッキ「レトルトさんがふたり!?」
護「ど、どうなってるの!?」
万丈「偽物がでたってことさ。どっちが偽物かは言うまでもないけどね」
トッポ「万丈兄ちゃん!?」
メイジン「お前たちは下がっていろ」
セイ「メイジンまで!?」
レトルト「ぐぬぅ!? まさか…あの噂の破嵐万丈たちまでいるとは!」「これは分が悪い…さらばだ! フハハハハハ!」
レトルト「逃がすか!」
万丈「レトルトくん! 今はイッキくんに事情を話すのが先だろう?」
レトルト「…む!」
イッキ「あの…本物のレトルトさん…ですよね?」
レトルト「もちろんだとも」
イッキ「良かった…。てっきり、レトルトさんに襲われたのかと…僕、なにがなにやらで…」
トッポ「万丈兄ちゃん、何があったんだい?」
万丈「それは、彼の口から聞いた方が良いだろう」
イッキ「どうして偽者のレトルトさんが…それに、ロクショウもあんなたくさん…」
レトルト「アレは私の友、ロクショウではない」「捕まった私の友をコピーした、偽者だ」
イッキ「ロクショウが捕まったって…」
万丈「ちょっとしたトラブルがあってね」
セイ「じゃあ、最近街で起こってるメダロット強奪は、ロクショウを捕まえた奴の仕業?」
レトルト「イッキ少年、ヤツらが君を狙ってきた以上、再び君のメダロットは狙われる可能性が高い」
メイジン「君のメタビーを我々の保護下に置くことも可能だ。預けてはみないか?」
メタビー「イッキ…どうするんだ?」
イッキ「………」「メタビーは…僕の大事なパートナーです。僕はメタビーを自分で護ろうと思います」
レトルト「そうか。君ならそう言うと思っていたよ」
セイ「イッキ、良いの?」
イッキ「うん」
万丈「レトルトくんが信じる彼がそう言うんだ。信じようじゃあないか」
メイジン「我々はそろそろ向かわねば。行くべき所があるのでね」
レトルト「そうだな…」「では、さらばだ!」
イッキ「………」
護「行っちゃったね」
セイ「なら、僕たちも帰ろうか。危なくならないうちにね」
イッキ「………」
トッポ「イッキ兄ちゃん! ぼーっとしてると置いて行っちゃうぜ!」
イッキ「…僕、ロクショウを助けに行ってくる」
レイ「はあ? お前なに言ってんだ?」
セイ「そうだよ、万丈さんたちが動いてるのに」
イッキ「僕、メダロットを悪いことに使うのは、やっぱりどうしても許せないんだ」「…それに、ロクショウも僕の大切な友達だから」
護「イッキ兄ちゃん…」
レイジ「なかなか根性あるじゃねえか! いいぜ、力を貸してやる!」
護「僕も! これ以上、街の人に迷惑がかかるのはやっぱり見過ごせないよ!」
イッキ「みんな…いいの?」
セイ「ちょ、ちょっと待って! そんなの危ないよ! 肝心なロクショウの場所だってわからないし…」
トッポ「調べるのなら、おいらに任せてよ! 万丈兄ちゃんがいるってことはメガノイドがまた絡んでるってことだろうし!」
セイ「でも…」
レイジ「セイ、お前だって楽しい遊びを悪巧みに使われて腹が立たねえのか?」
セイ「うう…それを言われると…僕だって腹が立ってるけど…」「あーもう! みんなだけじゃ心配だし、僕も行くよ!」
トッポ「よーし、決まりだぁい!」
レイジ「なら、あとは特訓だな。メンタル云々は抜きにしたって、あの数だ。全部相手にするならもっと強くならねえとな」
イッキ「でも、特訓ってどうしよう…」
セイ「大丈夫! それなら心当たりがあるから!」
【シナリオエンドデモ終了】
[知恵を絞って特訓]
【シナリオデモ開始】
フェリーニ「イッキ、指示は正確に、そして的確にだ! そんなぼんやりした指示じゃ、メタビーが混乱するって言ってるだろ!」
イッキ「は、はい!」
フェリーニ「メタビー! お前も指示を待ってからじゃ遅い! 自分でもっと考えて動け!」
レイジ「『考えて』だぞー。敵は次々出てくるんだからなー」
メタビー「うるへーっ! わぁーってるよそんなこと!!」
護「改めて見てもすごいメンバー! イタリアで有名なフェリーニさんに、ラル大尉までいるなんて!」「このシミュレータもすごいね! ゾンダーみたいな敵をメダロットサイズに出せるなんて!」
セイ「うん、これはすごいよ…僕もあとで使わせてもらおうかな」
ラルさん「気に入ってもらえたなら何よりだ」
セイ「ラルさん、色々とありがとうございました。対戦型シミュレータまで用意していただいて」
ラルさん「いや、いいんだ。メダロットの大会が近いから練習したいなんて、まったく、青春まっただ中じゃないか!」
セイ「あ、あは、あははは! そーですね!」
セイ「ねえ護くん!?」
護「そ、そうですね! あははは!」
ラルさん「………」
フェリーニ「よし、いったん一息入れろ。そのあとまたシミュレータだ!」
イッキ「はい!」
フェリーニ「ったく…。緊急事態だって呼び出されて来てみりゃ、メダロットの特訓とはな」
レイジ「フェリーニは射撃のプロだろ? 俺より適任だと思ってな」
フェリーニ「ふふん、そうだろ? 射撃に関しては俺のほうが上だからなあ!」「さてと、これから数日間は左腕のサブマシンガンに特化して訓練していくぜ」
イッキ「は、はい!」
フェリーニ「よし、休憩が終わりだ! いくぞ!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
フェリーニ「イッキ、これまでで一番敵が出てくる! 気合い入れろよ!」「ラル大尉、お願いします!」
ラルさん「準備は良いね、イッキくん! これぞ、ロボトル百人組手だ!」
イッキ「は、はい! お願いします!」
ラルさん「それではいくぞ! ロボトルぅ…ファイトッ!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
レイジ「ここ数日で、大分マシにはなったな」「フェリーニは、どう思う? 初日に比べりゃ、ふたりの動きは良くなったが…」
メタビー「なんだよ…。弾が当たらねえって言いたいのか!」
イッキ「怒るなよメタビー…事実だろ」
フェリーニ「ああ、そのことか…。要はブローバック時の反動が大きいせいだろ? だから射撃しているうち命中精度が甘くなる」
フェリーニ「ただ…それにしては反動が大きすぎるな。メタビーのサブマシンガン、どっか調子悪いんじゃねえか?」
セイ「そうか! そういうことか! メタビー、左腕見せて!」
メタビー「お? いいけど…」
セイ「イッキ、今左腕パーツの中あけるから中身、見ててね!」
メタビー「おおおおお!?」
セイ「ブローバックっていうのは次の弾を装填させる動作のこと。装置としてはちょうどこの部分のことだよ」「本当だ…確かにちょっと動きがよくない…ここをメンテナンスすれば、もっと動きが良くなると思うよ!」
イッキ「…僕にメンテナンスできますか?」
セイ「大丈夫だよ! 心配なら、一緒にやってみよう!」
イッキ「はい!」
メタビー「お前ら! せめて俺を機能停止させてからやれよ!?」
イッキ「ご、ごめん、つい…」
フェリーニ「イッキ、最後にひとつ。無理に的を狙わず、メタビーと呼吸を合わせろ」
イッキ「呼吸を…」「はい! ありがとうございます!」
トッポ「みんなー、お待たせ!」
イッキ「トッポ!」
トッポ「例のやつはバッチリだったぜい!」
護「わっはぁ! さっすがトッポ!」
トッポ「へへーん! おいらにかかればこんなの朝飯前さ!」
レイジ「よし…行くか!」
イッキ「うん!」「フェリーニさん、ラルさん。今日もありがとうございました!」
〔走り去る足音〕
ラルさん「目標に向かって走り出す少年たち…実に美しいじゃないか!」「と素直に評価したいところだが…君は…どう思うかね?」
フェリーニ「きな臭い感じはしますね…」
ラルさん「やはりか。しかし、私にもやることがあってな。悪いが彼らの動向を見守ってくれんかね?」
フェリーニ「ラル大尉の直々のお願いとくれば断るわけにはいかないでしょう」
ラルさん「フッ、始めからそのつもりだっただろうに」
フェリーニ「さあ…どうでしょう?」
【シナリオエンドデモ終了】
[勇気で潜り抜けろ]
【シナリオデモ開始】
メタビー「ここがロクショウをさらった奴のアジトか…」
トッポ「上手く忍び込めたみたいだ」
レイジ「おいおいおい、こいつは…メダルだらけじゃねえか!」
イッキ「これ…なんのメダルだろう?」
護「ここにあるのは、全部同じメダルだよ…もしかして、メダルも複製されてるんじゃ!?」
メタビー「じゃあ、あのコピーロクショウに入ってたのは、ここで造られたメダルっていうのかよ?」
セイ「どうやらそうみたいだね」
イッキ「こんな風にロクショウを…」「許せない! 早くロクショウを助けないと!」
フェリーニ「おっと。そこまでだぜ、坊主ども」
レイジ「ゲッ、フェリーニ…」
フェリーニ「なんか企んでると思ってたが、さすがにこれはやり過ぎだ。危険な目にあう前に帰るぞ」
????(※ベンメル)「ンフフフフフ。残念だが、それは遅すぎるがの」
護「!?」
フェリーニ「チッ…もう見つかってたのか!」
ベンメル「貴様ら、わしのコレクション生産工場にいったい何の用じゃ?」
トッポ「やっべっ! コマンダー・ベンメルだ! メガノイドの幹部だよ!」
イッキ「お前が…!」
ベンメル「お前は天領イッキ!? ウヒョー! メタビーもおるではないか!」
…!」
イッキ「ロクショウを返せ!!」
ベンメル「ロクショウ…? ふん、あのクワガタメダロットのことか。バカめ、あのメダロットはここにはないわ!」
トッポ「ええ!?」
ベンメル「ここにはメダルプラントしかないわい」「あのメダロットhが美しい。下手に外に出して傷をつけないよう、別の所で保管しておるわ!」
トッポ「そ、そんなぁ。じゃあ、おいらが調べたのは、意味がなかったっていうの…?」
フェリーニ「そいつはどうかな…?」「ここでメダルが複製されてんなら、オリジナルになるメダルはこっちにあるんじゃないのか?」
ベンメル「貴様、何故そのことを知っとる!?」「ハッ…しまった!!」
レイジ「だったらまだチャンスがあるな!」
イッキ「せめてメダルだけでも取り返すんだ!」
ベンメル「ンフフフ、無駄なあがきを…。返り討ちにして、そのメタビーも、わしのコレクションの一部にいてくれるわ!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ベンメル「ンフフフフ。コマンダー・トーレスから譲り受けた、ミニチュアダイターン軍団じゃ」「コレクションにするほどでもないものだが、貴様らを倒すにはこれで充分だがの!」
トッポ「うわあっ、ダイターンまでこんなにいっぱい!?」
護(どうしよう…。僕の力を使えば、なんとかなるかもしれないけど…)
ベンメル「よう粘ったけど、その男はもう限界のようじゃの」
フェリーニ「ぐっ…」
セイ「フェリーニさん!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
レイジ「おい、フェリーニ! んあに寝てやがんだ!」
フェリーニ「お、お前ら…逃げろ…」
セイ「ま、まずいよ…」
トッポ「あわわわ…」
ベンメル「イヒヒヒ…所詮は有象無象じゃの。わしには到底及ばない…残念じゃったのう…悔しいかの?」「貴様らが欲しいのは…ヤツに入っていた、これじゃろう?」
イッキ「ロクショウのメダル!」
レイジ「チッ…目の前にメダルがあるってのに!」
ベンメル「ンフフフフ…これで終いじゃ! いけ、ミニチュアダイターン軍団よ!」
トッポ「うわああ、もう駄目だ!」
護「やめろぉおおおおお!」
〔聖なる石の輝き〕
〔画面、緑にフラッシュ〕
ベンメル「な、なんじゃあれは!?」
〔光の放射音〕
〔画面、緑にフラッシュ〕
ベンメル「ぬぐぉ!? か、からだが動かん!」
イッキ「ま、護、それって…」
護「イッキ兄ちゃん! 今のうちにメダルを!」
イッキ「で、でも…あんな遠くちゃ狙えないよ!」
フェリーニ「特訓したお前なら…できるだろ?」
セイ「フェリーニさん! 喋っちゃ駄目です!」
フェリーニ「自分を…信じろ…イッキ!」
トッポ「…イッキ兄ちゃんとメタビーなら、やれるだろう!?」
セイ「ふたりとも、いけーー!」
イッキ「メタビー…わかるな!」
メタビー「ああ…伝わってっくるぜ…みんなの気持ちがよッ!」
イッキ「…いくぞメタビー! 呼吸を合わせるぞ!」
メタビー「サブマシンガン、標準発射体勢から、3センチ上! 2センチ左! いけぇえええええ!!」
メタビー「まかせろぉおおおおおお!」
〔機関銃の銃声〕
〔画面、フラッシュ〕
〔機関銃の銃声〕
〔画面、フラッシュ〕
ベンメル「ぬおぉ!? メダルが!?」
護「やった! 当たった!」
レイジ「メダルが落ちたぞ! 早く取りに行ねえと!」
セイ「こんなに敵がいたら取りに行けないよ!」
ベンメル「ンフフフフ。驚かせおってのう…」
トッポ「チクショウ! あと一歩なのに…」
????(※レトルト)「ふはははははは!」
イッキ「この声は!!」
【シナリオエンドデモ終了】
[明日もきっとロボトルファイト]
【シナリオデモ開始】
????(※レトルト)「彩りましょう食卓を。みんなで防ごうつまみ食い…」「常温保存で愛を包み込む、カレーなるメダロッター…」
レトルト「快盗レトルト、ただいま参上!」
イッキ「わぁ、レトルトさんだ!」
メイジン「コマンダー・ベンメル、そこまでだ!」
セイ「メイジンも!」
レイジ「ヘッ、おいしいとこ取りかよ!」
レトルト「あの工場にはパーツしかなかったのでこちらに来てみたが、正解だったな」「メイジン、メダルは取り返した! これでロクショウはよみがえる!」
ロクショウ「…どうやら、世話をかけたようだな」
ベンメル「ロクショウ…本物かの!? では、まさか!?」
メイジン「貴様の想像通りだ、コマンダー・ベンメル!」
レトルト「お前の仲間の工場は、今ごろ万丈くんとGGGの活躍で酷いめにあってるだろう!」
イッキ「レトルトさん!!」
レトルト「少年…。どうしてこんな危ないことを…」
イッキ「ご、ごめんなさい…。僕どうしてもレトルトさんの力に…」
ロクショウ「だが、彼のおかげで私は助かった」「私からお礼を言いたい」
イッキ「ロクショウ! 良かった!」
レトルト「確かに…結果的に救われてしまったね。みんなには感謝しかない。ありがとう…」
フェリーニ「おい、悠長に話してる場合…かよ…」
ベンメル「わしのコレクションをよくもぉ…」「もう一度アイツを捕らえるんじゃ! 傷はつけてはならんぞ!!」
メイジン「貴様は誰に命令している?」
ベンメル「な、なに!? ソルジャーどもは…」
レトルト「後ろでおねんねしているさ」
ベンメル「ぬぉおおおお!? ならばわしが直々に…」
レトルト「させるか!」
〔画面、フラッシュ〕
〔撃破音〕
〔画面、震動〕
レトルト「ぬぉ!?」「か、火薬の量を間違えたか…。まあいい! 貴様のマクロマシン、潰させて貰ったぞ!」
ベンメル「なに…いつのまに!?」
レトルト「最初に忍び込んだときに仕込ませてもらった! 料理も作戦も、下ごしらえが重要…。準備を怠ってはいけない!」
トッポ「やっるぅー!」
ベンメル「くぅ…! 私が手に入れたレアメダルを、のこのこ取りに来て捕まったマヌケのくせにぃ!」
メイジン「卑劣にも人質を取っていた貴様らに、言われる筋合いは、ない!」
ベンメル「ぐぬぬ…」「いいや、まだだ! わしにはまだメダロット軍団がおる!」
ロクショウ「………」
ロクショウ「………」
ベンメル「こうなれば、ロボトル勝負じゃ!」
レトルト「少年!! ここは…力を合わせるぞ!」
イッキ「はい! レトルトさん!」
ロクショウ「いかせてもらう! ロボトル…」
メタビー「ファイトぉおおおお!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ベンメル「何故だ!? 何故負けるのじゃ!? 何故戦力が違う!? 使っているパーツも同じはず!?」
レトルト「それがわからないとは。コマンダー・ベンメル…哀れな男だ」
イッキ「魂のないメダロットとメエメダロッターに本物の絆で結ばれた僕らが、負けるはずないじゃないか!」
ベンメル「くそぉ…覚えておれ!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
イッキ「レトルトさん、良かったんですか、敵を逃がして? レアメダルを奪い返さないといけないって…」
レトルト「それはすでに確保済みだ」「君たちが戦っていたことで、他のエリアの警備が手薄になっていてね。ここへ来る途中に抑えておいたのだ」
イッキ「さすが、レトルトさんたちだ!」
フェリーニ「ホント、いいとこ持っていきやがって」
メイジン「フッ、そう腐ることはない。君こそ子供たちを守りながら、あれだけの数を相手にしたのは大したものだ」「もちろん、君たちもな」
セイ「そんな…僕たちは何も…」
レトルト「では、私は早速レアメダルを届けに行かねば」「イッキ少年よ、私は先におみくじ町で待つ。さらに成長した君に会えることを、楽しみにしているよ」
ロクショウ「イッキ殿、今回は世話になったな。ありがとう」
イッキ「ううん! ロクショウが無事で本当に良かった!」
メタビー「あっちでもまたロボトルするからな!」
ロクショウ「考えておこう」
レトルト「ではさらばだ! ふはははははははは!」
〔走り去る足音〕
メイジン「さて…私も退散するとしよう」「君たちもGGGが来る前に…」
フェリーニ「おっと、いきなりおいしいとこをかっ攫ってったんだ。そのままお前さんまでいなくなるのはナシだろ?」
セイ「フェリーニさん!?」
メイジン「では、私に何を望む?」
フェリーニ「お前ら、ここにメイジンがいるんだぜ? こんな良い機会、逃して良いのか?」
レイジ「なるほどな…」
セイ「確かに、こんな絶好のチャンス逃せない!」
トッポ「へへっ、おいらもやるぜ!」
フェリーニ「…と言うわけだ。せっかくなんだ、一戦付き合ってもらうぜ!」
メイジン「フッ…面白い。ならば本気で相手をしてやろう!」
イッキ「みんなでロボトルなんて、興味あるぅー!」
護「………」
イッキ「………」「護も、一緒にやろうよ」
護「イッキ兄ちゃん…。でも…僕ッ」
イッキ「僕たちは明日も明後日も…その先だってずーっとロボトルする仲間でしょ?」「…違うかな」
護「あ…」
イッキ「よし、じゃあ、みんなとのこ行こうよ!」
護「うん!」
トッポ「イッキ兄ちゃんー! 護ー! 早くおいでよー!」
レイジ「早く来ねえと、先に始めちまうぞー!」
メタビー「よっしゃ、いくぜ! ロボトルぅーー…」
イッキ「ファイト!」
【シナリオエンドデモ終了】
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