イベント
お姉ちゃん忍法帖
［忍者の道も１歩から］
【シナリオデモ開始】
〔波の音〕
ドルテ（※水着）「いいお天気。今日は、絶好の海水浴日和ですね」
グーニラ（※水着）「…量産機のメリットを目指すに、個々の性能を特化させるためには…」
ドルテ（※水着）「…あの、聞いてます博士？」
グーニラ（※水着）「ん？ あ、ああ、もちろん聞いていたさ！ ベルタ君には困ったものだな！」
ドルテ（※水着）「…全然、聞いていないじゃないですか」
グーニラ（※水着）「ご、ごめんよ。つい、考えごとをしてしまって」
ドルテ（※水着）「今日はゆっくりするために来たんですから、お仕事のことは忘れてください」
グーニラ（※水着）「わかっているさ。そのために、これを持って来たんだからね！」
ドルテ（※水着）「サーフボード？ 博士、サーフィンできたんですか？」
グーニラ（※水着）「いや、全然。そもそも、私に運動ができると思うかい？」
ドルテ（※水着）「思わないですけど、でも、なんで持ってきたんです？」
グーニラ（※水着）「気分だよ、気分！ 海といったら、やっぱりサーフィンだろ！」
ドルテ（※水着）「怪我をしないようにしてくださいね？」
グーニラ（※水着）「分かってるって！ では、行くぞドルテ君！」
〔バーニアの噴射音〕
〔画面、フラッシュ〕
グーニラ（※水着）「えっ…？」
ルネ「逃がしやしないよ！」
男（※若者）「なんで、奴らがこんなところに！？」
男（※若者）「そんなこと知るか！」
ルネ「追い込んだ…！ 天竜神！」
天竜神「くらいなさい！ ダブル・リム・オングル！」
男（※若者）「ッ！？」
〔バーニアの噴射音〕
〔画面、フラッシュ〕
グーニラ（※水着）「おお、すんごい戦闘だね～。見てみなよ、、ドルテ君。ほら、あんなに機体が吹き飛ばされてる」
ドルテ（※水着）「あれ、あらあら…。こっちに飛んできますよ…」
グーニラ（※水着）「おお、ほんとだ。こりゃ、ヤバいかな？」
〔撃破音〕
〔画面、震動〕
ドルテ（※水着）「っ…！」
グーニラ（※水着）「はっはっはっ！ ギリギリセーフだったね！」
男（※若者）「痛いつつつ…」
天竜神「さあ、大人しく観念しなさい！」
男（※若者）「クソっ…！」
男（※若者）「…ん？」
ドルテ（※水着）「あら？」
〔機体の歩行音〕
ドルテ「あらあら…」
グーニラ（※水着）「うお！？ ドルテ君が捕まった！？」
男（※若者）「この人質がどうなってもいいのか！」
ルネ「チッ…面倒なことを」
男（※若者）「武器を捨てて、その場に伏せろ！」
天竜神「どうしますか？」
ルネ「…！」「…どうもしないよ。私たちはね」
男（※若者）「なにをゴチャゴチャ言ってやがる！」
？？？？（※画面オフ）「唸れ、ムラサメソード！」
〔武器を振るう音〕
〔画面、フラッシュ〕
男（※若者）「なにっ！？」
男（※若者）「どこから攻撃されたんだ！？」
？？？？（※画面オフ）「愚か者！ どこを見ている！」
男（※若者）「うおっ！？」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
男（※若者）「ぐあ！？」
グーニラ（※水着）「ド、ドルテ君が落ちる！」
ビッグボルフォッグ「心配には及びません」
〔空を舞う音〕
〔人の着地音〕
シュバルツ「大丈夫かな、お嬢さん？」
ドルテ（※水着）「は、はい…」
ビッグボルフォッグ「無事なようで、なによりです」
グーニラ（※水着）「いったい、なにがどうなってるんだ…？」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
オリーヴ「今日の訓練、一緒に頑張りましょうね！」
ベルタ「………」
オリーヴ「どうしたんですか、ベルタさん？」
ベルタ「朝からなんだか、寒気がしてな…」
オリーヴ「風邪ですか？ あまり無理をしない方がいいと思いますけど」
ベルタ「いや、そういう感じではないんだ。たぶん、我の気のせいだろう、気にせず訓練を始めるぞ」
オリーヴ「はい、わかりました！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
グーニラ（※水着）「なるほどなるほど。君たちは、あの犯罪者を追っていたというわけか」
ルネ「想定していたのより、随分と小物だったけどね」
ビッグボルフォッグ「巻き込んでしまい、すみませんでした」
グーニラ（※水着）「いやいや、こちらこそ助けてもらって感謝しているよ。なぁ、ドルテ君？」
ドルテ（※水着）「………」
グーニラ（※水着）「どうしたんだい、ドルテ君？」
シュバルツ「我々の任務は完了した。基地へ戻るとしよう」
天竜神「わかりました」
ドルテ（※水着）「待ってください！」
シュバルツ「どうかしたのか？」
ドルテ（※水着）「あの…あなたたちの忍法を、私に教えてくれませんか」
シュバルツ「なに？」
ドルテ（※水着）「あれって、忍法ですよね？ 昔、映画で見たことがあります」
シュバルツ「確かに私とビッグボルフォッグの技は、それに類するものだが、なぜ、君がそれを求めるんだ？」
ドルテ（※水着）「ベルちゃんに見せてあげたいんです」
ビッグボルフォッグ「ベルちゃん？」
ドルテ（※水着）「私の妹みたいな女の子で、ベルちゃん、忍者とかサムライとかそういうの好きだから」「きっと、私が覚えたら喜んでくれると思うんです。だから、教えてください」
シュバルツ「理由はともかく、習得したいという気持ちは本物のようだな。だが、我々の習得は易しくはないぞ」
ドルテ（※水着）「頑張ります！」
シュバルツ「そうか。ならば、覚悟するがいい！」
ドルテ（※水着）「はい！」
ビッグボルフォッグ「本当に教えるつもりですか？」
シュバルツ「私に二言はない」
ビッグボルフォッグ「ですが、彼女は…」
シュバルツ「だからこそだ。彼女の進む道を考えれば、この技術は無駄にはなるまい」
ビッグボルフォッグ「そうですか、わかりました。では、私も協力しましょう」
天竜神「私たちはどうしますか？」
ルネ「どうしたもんかね」
グーニラ（※水着）「珍しいものが見れそうだし、見学するってのはどう？」
ルネ「あんたは一緒に覚えないのかい？」
グーニラ（※水着）「まさか、私はただの人間だよ？ ニンポーなんて覚えられるわけないじゃないか」
ルネ「まあ、それもそうか」
【シナリオエンドデモ終了】
［修業開始のその前に］
【シナリオデモ開始】
シュバルツ「まずは、気の体力がどの程度あるのか、見せてもらうとしよう」「すぐに疲れてしまうようでは、技を習得するとどころではないからな」
ドルテ（※水着）「わかりました」
ビッグボルフォッグ「まさか、水着のままでやるつもりですか？」
ドルテ（※水着）「この格好の方が、動きやすいですから。それとも、なにか問題でも？」
ビッグボルフォッグ「いえ、あなたがそれで構わないのなら、問題はないのですが…」
シュバルツ「では、ゆくぞ！ この私に、ついてこい！」
ドルテ（※水着）「はい」
〔走り去る足音〕
ルネ「本当に始まったみたいだね」
グーニラ（※水着）「…なるほどなるほど。変形に合体…更には高度な人工知能を搭載しているわけか」「君たちの親は、なかなかの趣味人なようだね」
光竜「そうなのかな？」
闇竜「私たちにとっては、これが普通ですから」
グーニラ（※水着）「普通だなんて、とんでもない！ 君たちは芸術品だよ！」「おっと、女の子を物扱いするのは失礼だったね」「言い直そう、君たちは、とっても可愛いよ！」
光竜「なんか、褒められちゃった」
闇竜「照れしまいます…」
ルネ「こっちは、なんか口説いてるし」「はぁ、私はどうしたものかね…」
〔通信のコール音〕
ルネ「ん？ 長官からの通信？」「こちら、ルネ。はい、いま接触していますが」「ふたりの人となりを見極めろ？ なんのために？」「…了解。任務に戻ります」
〔通信の閉じる音〕
光竜「ルネ姉ちゃん、なにかあったの？」
ルネ「しばらく、ここで待機してろってさ」
光竜「ほんと！？ それじゃあ、遊んでもいいの！？」
ルネ「いいんじゃない？」
光竜「やったー！」
闇竜「海は苦手なんですけど…」
グーニラ（※水着）「そんなこと言わずに、私と砂浜で遊ぼうじゃないか！」
光竜「うん、遊ぶ！」
ルネ「…私、こういうのは苦手なんだけどね」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ベルタ「むぅ…」
オリーヴ「やっぱり、具合が悪いんじゃないですか？」
ベルタ「そうではない。この感じ…なにか前にも覚えがあるような…」
オリーヴ「訓練は大切ですけど、無理はしちゃダメですからね」「グーニラ博士みたいに、ベルタさんまで倒れちゃったら、私、悲しくなっちゃいますから」
ベルタ「安心しろオリーヴ！ 我は無敵だ！ 病気などで倒れたりはせん！」
オリーヴ「前に風邪で寝込んだことがあったような…？」
ベルタ「あれは…ウソだ！」
オリーヴ「ウソ！？」
ベルタ「さあ、訓練を続けるぞ！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ビッグボルフォッグ「まさか、彼に最後までついていくとは…。正直、驚きました」
ドルテ（※水着）「走り込みは結構していましたから」
シュバルツ「とはいえ、修業はまだ始まってすらいない。最後までついこられるかな？」
ドルテ（※水着）「頑張ります！」
シュバルツ「いい返事だ。では、修業を開始するぞ」「まずは、基本中の基本、己の気配を断つ方法だ」
ドルテ（※水着）「気配を断つ？」
シュバルツ「百聞は一見に如かず。私が手本をみせるとしよう」「気の流れを周囲と同化させ、自らの姿を隠す…」
ドルテ（※水着）「あら、あらあら…。消えちゃいましたね」
シュバルツ「どうかな？ これが気配を断つ方法だ」
ドルテ（※水着）「…あら、いつの間に」
シュバルツ「この技術をマスターすれば、敵の虚を突くことも難しくはないだろう」
ドルテ（※水着）「なるほど…。これなら、私もできるかもしれません」
ビッグボルフォッグ「いま、なんと？」
ドルテ（※水着）「えぇと、とりゃー」
ビッグボルフォッグ「消えた！？ そんな、馬鹿な…」
ドルテ（※水着）「こっちですよ？」
ビッグボルフォッグ「いつの間に、私の背後に…」
ドルテ（※水着）「うふふ、どうですか？」
シュバルツ「なるほど、視線誘導を使ったのか」
ビッグボルフォッグ「視線誘導…。手品師などがトリックを行う際に使うあの技術ですか？」
シュバルツ「そうだ。彼女は自分へと視線を集めらせてから、一瞬にして、他へと視線を移させた」「その虚によって自らの姿を隠したのだ」
ビッグボルフォッグ「そんな技術を持っていたとは…」
ドルテ（※水着）「うん？」
シュバルツ「理屈を知らずにやっているようだが、だからこそ、磨いてやればとてつもない輝きを放つかもしれん」
ビッグボルフォッグ「あなたにそこまで言わせるとは、どうやら彼女は本物のようですね」
シュバルツ「本物かどうかは、これからわかることだ」
ドルテ（※水着）「うん？ うん？」
シュバルツ「さあ、修業はまだ始まったばかりだ！ 次の技にいくぞ！」
【シナリオエンドデモ終了】
［脅威！分身の術！］
【シナリオデモ開始】
シュバルツ「分身とはこうやるのだ！」
シュバルツ「………」
シュバルツ「………」
ドルテ（※水着）「えぇと、こうですか？」
シュバルツ「遅い！ そんな動きでは、残像すら生み出せんぞ！」
ドルテ（※水着）「もっと早くしないとダメなんですね。でも、これ以上早く動くには、どうしたらいいのかしら…？」
シュバルツ「全身をしなやかなバネのように使うのだ！ 動き、静止し、再び動く！ この動作を流れるように繰り返せ！」
ドルテ（※水着）「わかりました、やってみます」
光竜「分身の術って、練習したらできるようになるのかな？」
グーニラ（※水着）「さすがに、無理なんじゃないのかなぁ」
闇竜「でも、シュバルツさんはやっていますよ？」
グーニラ（※水着）「彼は忍者だからねえ」
光竜「そっかぁ。私もやってみたかったな」
グーニラ（※水着）「いや、君なら可能なんじゃないかな？」
光竜「本当に！？」
グーニラ（※水着）「例えば、君の周囲にホログラムの虚像を作り出すとか」「…いや、待てよ。その方法だったら普通の人間でも分身を生み出すことは可能か」「そうなると携帯可能な大きさでないと実用的ではないな…つまり…」
光竜「博士…ねぇ、博士ってば」
グーニラ（※水着）「問題はレンズか…」
闇竜「聞こえていないようですね」
光竜「しょうがないから、ふたりでトンネルを開けちゃおうか」
闇竜「この砂山は崩れやすいですから、気を付けてくださいね」
光竜「わかってるって。ゆっくり、ゆっくり…」
闇竜「あっ、姉さん山が…」
光竜「あれ？」
グーニラ（※水着）「ん？ おおう！？」
光竜「大変！ 博士が生き埋めになっちゃった！？」
闇竜「大丈夫ですか、博士！」
グーニラ（※水着）「大丈夫、大丈夫。ちょっとあの世が見えただけだから」
光竜「ごめんなさい、博士」
グーニラ（※水着）「気にすることはないさ。注意をよそに向けてた、私が悪いんだしね」「ただ、次からは、私の身長の３倍以上の砂山を作るのは、やめておこうか？」
光竜「は～い」
グーニラ（※水着）「それでは、もう一度、トンネル作りに挑戦だ！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ベルタ「どうだ、オリーヴ。どこも問題はあるまい？」
オリーヴ「うん、大丈夫そうですね」
ベルタ「そうだろう、そうだろう。我はいつでも絶好調だ！」「絶好調ついでに新必殺技でも考案してみるかな」
オリーヴ「危ないのは、なしですからね？」
ベルタ「虎穴に入らずんば虎子を得ず。必殺技とは常に危険と隣り合わせなのだ！」
オリーヴ「…あんまり無茶すると、本当に怒りますよ？」
ベルタ「…！ お、おう…。なんか、最近ちょっと怖くなってないか…？」
オリーヴ「そうですか？」
ベルタ「…うん。もうちょっと優しくして…？」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
光竜「博士、博士！」
グーニラ（※水着）「うん、どうしたんだい？」
光竜「ドルテ姉ちゃん、分身の術を覚えたみたいだよ」
グーニラ（※水着）「なんだって！？」
ドルテ（※水着）「どうですか？」
ドルテ（※水着）「なんとか、ふたりまでは増やせました」
ビッグボルフォッグ「視線誘導の応用で分身したようにみせるとは、面白いことを考えますね」
シュバルツ「足りない部分を己にできる技術で補う。なかなか、筋がいいぞ」
ドルテ（※水着）「本当は、もっと早く動けたらいいんですけどね」
ドルテ（※水着）「すぐには無理そうなので、練習をしておきますね」
シュバルツ「それで構わん。日々鍛錬を積むことが、なにより重要だからな」
ルネ「あんたの連れ、なかなかたいしたもんだね」
グーニラ（※水着）「たいしたもんだって、そんな馬鹿な…」「あれが視線誘導の応用だって？ どう見ても、ふたりに増えてるじゃないか…」
闇竜「でもｍ、私のセンサーには、ドルテさんはひとりしか映っていません」
グーニラ（※水着）「そんなことが本当にあり得るのか…？ いやしかし、目の前で起こっているわけで…」「私の常識が、たったの数時間で覆された気分だよ…」
ルネ「その割には、シュバルツには驚かないんだね」「彼の方がよっぽど、常識の外側にいると思うけど」
グーニラ（※水着）「忍者がニンポーを使えるのは、普通のことだろ？」
ルネ「まず、その常識を疑った方がいいと思うけど…」
光竜「次は変わり身の術を覚えるみたいだよ」
グーニラ（※水着）「変わり身の術か。それなら、まだ視線誘導の範囲内かな…？」
光竜「博士、近くで見てみようよ」
闇竜「私の興味があります」
グーニラ（※水着）「わかったわかった。それじゃあ、向こうに行ってみようか」
【シナリオエンドデモ終了】
［仰天！変わり身の術！］
【シナリオデモ開始】
シュバルツ「まずは、私が手本を見せよう」「ビッグボルフォッグよ、私に攻撃を仕掛けてくれ」
ビッグボルフォッグ「わかりました」
グーニラ（※水着）「おいおい…。生身でビッグボルフォッグ君の攻撃を受けるつもりかい？」
シュバルツ「そうでなければ、手本にならないからな」
グーニラ（※水着）「いやいや、忍者といえども、さすがにこの対格差は無理があるでしょ…」
シュバルツ「フッ…。無理かどうかは見ていればわかること」
ビッグボルフォッグ「では、いきます！ はぁっ！」
〔武器を振るう音〕
〔画面、フラッシュ〕
グーニラ（※水着）「おおう！？ おもいっきり、攻撃されちゃったけど！？」
ドルテ（※水着）「博士、よく見てください」
グーニラ（※水着）「あれは、丸太…？」
シュバルツ「これが変わり身の術だ」
グーニラ（※水着）「うひゃ！？ いきなり出てこないでくれ！」
シュバルツ「すまんな。驚かせるつもりはなかったのだが」「さて、それではやり方を説明するとしよう」
ドルテ（※水着）「お願いします」
グーニラ（※水着）「これって、やり方を説明されたらできるものなの？」
シュバルツ「普通は長い時間をかけなければ無理だろうが、彼女は特別だからな」
グーニラ（※水着）「いやぁ、まさかドルテ君に、ニンポーの才能があったとはねぇ」
ドルテ（※水着）「ベルちゃんに喜んでもらえそうで、良かったです」
グーニラ（※水着）「ふむ…。夢の成せる業なのかな」
光竜「ねぇねぇ、私たちも練習したらできるようになるかな？
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
オリーヴ「優しくですか…。自分では厳しくしているつもりはないんですけど」
ベルタ「あの連中の悪影響を受けているようだな」
オリーヴ「あの連中…？」
ベルタ「おもに姉ちゃんとか姉ちゃんとか、姉ちゃんだ！ あの優しかったオリーヴを返せ！」
オリーヴ「なんにもしてないのに、ドルテさんを悪く言っちゃだめですよ！」
ベルタ「ひう！？」「は、はい…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
シュバルツ「…以上で、説明は終わりだ。
ドルテ（※水着）「近くにある物と自分の身体を入れ替える…」「わかりました、やってみます」
ビッグボルフォッグ「では、先ほどと同じように、私が攻撃を仕掛けます」
グーニラ（※水着）「大丈夫かなぁ、ドルテ君」
ルネ「彼女が失敗したとしても、ちゃんと寸止めするから大丈夫でしょ」
グーニラ（※水着）「そうなんだろうけど、やっぱり心配だよねぇ…」
ビッグボルフォッグ「では、参ります。はあっ！」
ドルテ（※水着）「ここっ！」
〔姿の消える音〕
グーニラ（※水着）「おおっ、ちゃんと消えた！ …って、ええ！？」
ビッグボルフォッグ「むっ！？」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
グーニラ（※水着）「ひ、ひぇぇ…」
ドルテ（※水着）「やった、できましたよ」
ビッグボルフォッグ「お見事です」
シュバルツ「この短時間で、ここまでマスターするとはな。正直、想像以上だ」
ドルテ（※水着）「おふたりの教え方がいいからですよ」
ビッグボルフォッグ「いえ、あなたがいままで行っていた、努力の賜物です」
グーニラ（※水着）「待て待て待て！ おかしいよね、これ！？」
ドルテ（※水着）「どうしたんですか、博士？」
グーニラ（※水着）「どうしたじゃないよ！ なんで、私と入れ替わったんだ！？」
ドルテ（※水着）「入れ替われそうなのが、博士しかいなかったので」
グーニラ（※水着）「最初から用意しておこうよ、そこは！ すっごく危なかったからね、いま！」
ビッグボルフォッグ「安心してください。攻撃を当てるつもりはありませんでしたので」
グーニラ（※水着）「そうかもしれないけど、そうじゃないだろ！」
シュバルツ「そろそろ、最後の仕上げとするか」
ドルテ（※水着）「仕上げですか？」
グーニラ（※水着）「無視をするなー！」
シュバルツ（※水着）「これより模擬戦を行う。そこでいままで教えたことを、遺憾なく発揮しみせろ」
ドルテ（※水着）「頑張ります」
シュバルツ「それでは、向こうの森に移動するぞ」
〔空を舞う音〕
ドルテ（※水着）「博士、私たちも移動しましょうか」
グーニラ（※水着）「いや、別に私は行かないけど。なんか嫌な予感がするし」
ドルテ（※水着）「いいからいいから」
グーニラ（※水着）「なんで引っ張るのかな！？ 行かないって言ってるよね！？」
ドルテ（※水着）「うふふ」
グーニラ（※水着）「だから、行かないってばー！」
【シナリオエンドデモ終了】
［卒業試験、始まる］
【シナリオデモ開始】
ドルテ（※水着）「シュバルツさんか、ビッグボルフォッグさんに一撃でも攻撃を与えたら私たちの勝ちですよ」「博士、一緒に頑張りましょうね？」
グーニラ（※水着）「なんで、私まで頑張ることに…」
ドルテ（※水着）「私たち、チームメイトですから」「さあ、早くふたりを捜しましょうか」
グーニラ（※水着）「捜すのはいいんだけどさ、どうやってこの広い森の中を捜すつもりだい？」
ドルテ（※水着）「そうですね。まずは気配を探ってみましょうか」
グーニラ（※水着）「普通に言ってるけど、私にはそんなことできないからね？」
ドルテ（※水着）「大丈夫ですよ。慣れたらできるようになりますから」「例えば…えい！」
〔画面、フラッシュ〕
グーニラ（※水着）「うおっ！？ どうしたんだい、いきなりクナイなんか投げて！」「というか、いつの間にそんなものを…」
ドルテ（※水着）「さっき、シュバルツさんに、何本かいただいたんです」
？？？？（※画面オフ）「ふはははは！ なかなかやるではないか」
グーニラ（※水着）「声…？ いったい、どこから聞こえてるんだ？」
ドルテ（※水着）「私がクナイを投げた木をよく見てください」
グーニラ（※水着）「ん…？」
シュバルツ「私は、ここだ」
グーニラ（※水着）「えっ、どういうこと！？ いきなりでてきたけど！」
ドルテ（※水着）「気配を消して、木と同化していたようですね」
グーニラ（※水着）「そんなことが…」
シュバルツ「話をしている余裕があるのかな？」
ドルテ（※水着）「…！」
ビッグボルフォッグ「隙あり！」
ドルテ（※水着）「博士、こっちです！」
グーニラ（※水着）「ひ、ひぇぇぇ！？」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ビッグボルフォッグ「私の攻撃をかわしますか」
グーニラ（※水着）「君はその巨体でいったい、どこに隠れていたんだ！？」
ビッグボルフォッグ「隠密行動に特化した私には、姿を隠すことは造作もないこと」
ドルテ（※水着）「そっちからも攻撃を仕掛けてくるんですね」
シュバルツ「無論だ。実践を想定した訓練なのだからな」
ドルテ（※水着）「それじゃあ、気を付けないといけませんね」
グーニラ（※水着）「あの…私は別にニンポーを覚えたいわけではないので…」
シュバルツ「問答無用！」
グーニラ（※水着）「なんで！？」
シュバルツ「常に気配を察知し続けるのだ。そうでなければ、先ほどのように不意を突かれることになるぞ……」
グーニラ（※水着）「なんか帰りたくなってきたなぁ…」
ドルテ（※水着）「さあ、また捜しにいきましょうか」
グーニラ（※水着）「うん…」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ベルタ「なんか、また悪寒が…」
オリーヴ「あら…。今日はこの辺りでやめておきましょうか？」
ベルタ「すまないな、オリーヴ。我が体調不良になるわけがないのだが…」
オリーヴ「なにか温かいものを食べて、早く寝ましょうね」
ベルタ「うむ、そうするとしよう…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
グーニラ（※水着）「全然、見当たらないねぇ…」
ドルテ（※水着）「この辺りから、気配はするんですけど」
グーニラ（※水着）「なんか、ドルテ君がだんだんと遠い存在になっていくよ…」
シュバルツ「しっかりと察知できているようだな」
グーニラ（※水着）「後ろ！？」
ビッグボルフォッグ「かくれんぼは終わりにして、そろそろ決着をつけるとしましょうか」
ドルテ（※水着）「わかりました。なんとかやってみます」
シュバルツ「我々を相手に一歩も怯まないとは、見上げたものだ」「だが、手加減はしないぞ！」
ドルテ（※水着）「こちらも全力でいきますね」
【シナリオエンドデモ終了】
［忍者の道は果てしなく険しく］
【シナリオデモ開始】
ドルテ（※水着）「てりゃ！」
シュバルツ「甘いぞ、ドルテ！ そんなに隙だらけでは、こうなる！」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
ドルテ（※水着）「うふふ、いまのは分身ですよ？ えい！」「あらあら？」
シュバルツ「こちらも分身だ」
ビッグボルフォッグ「その隙、逃しません！」
〔姿の消える音〕
〔画面、フラッシュ〕
ビッグボルフォッグ「丸太を身代わりにしましたか。やりますね」
シュバルツ「だが、逃がしはしない！」
グーニラ（※水着）「こっちが攻撃を当てる訓練だろ？ なんで、そんなにガンガン攻めてくるんだ！？」
シュバルツ「問答無用！」
グーニラ（※水着）「そんな馬鹿な！？」
シュバルツ「ハアッ！」
ドルテ（※水着）「えい！」
ビッグボルフォッグ「せいッ！」
〔剣の交わる音〕
〔画面、フラッシュ〕
グーニラ（※水着）「こんな戦いの中に私がいて、いったいなにができるというのか…。いや、そもそも、私は関係ないよね…？」
光竜「博士、頑張れ！」
闇竜「博士ならできます！」
グーニラ（※水着）「…！ ふたりとも…」「光竜君と闇竜君が応援してくれているというのに、この大天才の私が諦めてどうする…！」「人工知能君、君をこれに搭載した意味をいまこそ見せてやれ！」
人工知能君（※画面オフ）「！！！」
グーニラ（※水着）「とんでけ、サーフボード！」
〔バーニアの噴射音〕
ビッグボルフォッグ「背後から接近する物体を確認。これは…サーフボード…？」
グーニラ（※水着）「いまだ、ドルテ君！」
ドルテ（※水着）「わかりました、博士！ ええい！」
ビッグボルフォッグ「隙を突いた素晴らしい攻撃ですが、私には届きません！」
シュバルツ「違う、後ろだ！」
ビッグボルフォッグ「なっ！？」
〔画面、フラッシュ〕
ドルテ（※水着）「私たちの勝ちですね」
ビッグボルフォッグ「フッ、参りました」
シュバルツ「よくやった、ふたりとも」
ドルテ（※水着）「シュバルツさんとビッグボルフォッグさんが、手加減をしてくれたおかげですよ。それに、博士の援護がなければ無理でした」
ビッグボルフォッグ「自らの気配を消して、我々のマークを外すとは。恐れ入りました」
グーニラ（※水着）「…いや、戦いに付いていけないだけだったんだが」
シュバルツ「ふむ、これで本日の修行を終わりにする」
ドルテ（※水着）「ありがとうございました」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ベルタ「そうか…わかったぞ！」
オリーヴ「なにがですか？」
ベルタ「この悪寒は体調不良ではない。姉ちゃんが良からぬことを考えている証拠だ！」
オリーヴ「えっ？ どういうことです？」
ベルタ「昔からそうだったんだ…。姉ちゃんがなにかしようとすると、こう背中の辺りがゾワゾワとしだすんだ」「最近は感じていなかったのですっかりと忘れていたが、危ないところだった…」
オリーヴ「さすがに思い込みなんじゃ…？」
ベルタ「いや、この勘は絶対にあたる！ すまんが、この敵を倒し終わったら、我は逃亡させてもらう！」「姉ちゃんに掴まったら、最後だからな…！」
オリーヴ「わ、わかりました…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ドルテ（※水着）「今日は本当にありがとうございました。これで、ベルちゃんは喜ばせてあげられそうです」
シュバルツ「今日教えたことは基礎中の基礎でしかない。日々、鍛錬を積み、己の研鑽に励むのだ」
ドルテ（※水着）「はい」
ルネ「いい時間だし、そろそろ戻るとしようかね」
グーニラ（※水着）「次は是非、私の娘たちを紹介させてくれ。君たちと同じくらいカワイイ、私の自慢の娘たちなんだ」
光竜「うん、楽しみにしてるね！」
グーニラ（※水着）「それじゃあ、元気でね」
闇竜「博士もお元気で」
ビッグボルフォッグ「では、またいずれ」
グーニラ（※水着）「さて、私たちも帰るとしようか」
ドルテ（※水着）「どうでした、博士。少しは休めましたか？」
グーニラ（※水着）「ゆっくりはできなかったけど、かなり刺激を受けた１日だったよ。ドルテ君の意外な一面も見られたしね」
ドルテ（※水着）「うふふ、誘ってよかったです」「私は戻ったら、ベルちゃんに早速教えてあげないと」
グーニラ（※水着）「先に言っておくけど、ベルタ君は普通の人間なのであまり無茶はさせないように」
ドルテ（※水着）「大丈夫ですよ。ベルちゃんは私なんかより、ずっと凄いんですから」「忍法だってすぐに覚えちゃいますよ」
グーニラ（※水着）「いやいやいや！ ドルテ君は彼女を過大評価しすぎだ！ ちゃんと限度というものを考えて…」
ドルテ（※水着）「博士は心配性なんですから」
グーニラ（※水着）「いや、心配性とかじゃなくてね！？」
ドルテ（※水着）「よーし、本気で教えちゃうぞ」
グーニラ（※水着）「聞いてるかい、ドルテ君！ ドルテくーん！」
【シナリオエンドデモ終了】
● イベント「お姉ちゃん忍法帖」
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