TOP PAGEへ

イベント
NOT ALONE

[ANOTHER WORLD]
【シナリオデモ開始】

スバル「みんなには自分の居場所というのがあるだろうか」「俺の場合はコックピットだ。コックピットは俺の聖域…そこ以外、俺のベストプレイスはないと思っていた」「だけど、それは俺の勘違いだったのかもしれない」「ほんのちょっと、そう思えたことがあったんだ…」

〔バーニアの噴射音〕
スバル「………」
バッカー「スバルさん、おの共同戦線の初任務ですよ。ミッドサマーズナイツとの小隊…緊張しますですぅ…」
スバル「ああ…俺が隊長なんて緊張するよ…」「生半可なことはできない。一応、最終確認しておくか…」「いいか、みんな。今回の任務の最終確認をする!」
ダイチ「はい、お願いします!」
スバル「我々は共同戦線において、ケリュケイオン…メトゥスの民…イスズ・イチノセの乗るあの機体を落とす!」
テッペイ「………」
スバル「テッペイ、どうした?」
テッペイ「本当に…いいんでしょうか。その…イスズ・イチノセはスバル隊長のお兄さんなのでは…」
スバル「テッペイ…現場に私情は必要無い」
テッペイ「…はい」
スバル「だが、気遣ってくれてありがとう…。俺の軍人だ。覚悟は決めているよ」
ハナ「スバル隊長、かっこいい!」
スバル「ふぐぁッ!?」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

ダイチ「ああ! 隊長がデブリに!?」
テッペイ「大丈夫ですか!?」
スバル「も、問題無い…」(ええ、急に褒めるとかやめてよ。心臓に悪いって…デブリに突っ込んじゃったじゃん)
バッカー「スバルさん…動悸ですか? 脈拍が急激に速まりましたけど…」
スバル「あ、ああ…」
アカリ「隊長、大丈夫か? 機体にトラブルは?」
スバル「………」
ナレーション(画面オフ)「スバルは女性オペレーターと話すのも正直ドギマギして嫌だなあ、と思っていた」
アカリ「隊長ぉ…頼むからなんか反応してくれるとありがたいんだが~…」
スバル「す、すまない。大丈夫だ…問題ない…」
アカリ「とにかく、ここが一番の勝負所だぜ。ま、おいらがフォローするんだから、余裕だろうけどね~」「でも応援してる。頑張ってくれ!」
スバル「了解した」「………」
ナレーション(画面オフ)「スバルは冷静を装っていたが、内心やる気がちょっと上がった」
アカリ「おっと。隊長、そろそろ目標と鉢合わせそうだぜ」
スバル「ああ、こちらでも確認した!」
〔バーニアの噴射音〕
イスズ「スバルゥゥ! 今日こそ決着をつけるぞ!」
ダイチ「このプレッシャー…。やっぱり、相手も本気だ…!」
スバル「イスズ兄さん…! 悪いが手加減しないぞ!」
マイバッハ「いっくん大佐、俺がこいつを用意してる間、しばらく辛抱してくださいよ…」「こんな重要な役目ドキドキしちまいますぜ」
イスズ「フ…だからこそ貴様に任せたのだろう…」
マイバッハ「…! なるほど、こいつぁどえれぇ仕事だぜ!!」
イスズ「いくぞ!」
スバル「うぉおおおおおお!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

イスズ「やはりそのネオデュランダル、やるようだな…! 目障りな奴め!」「だがしかし! 私は今日、秘策を持ってきたのだ!」「マイバッハ、準備はどうなっている!」
マイバッハ「へい、もうすぐ完了ですぜ!」
スバル「一体何を準備しているんだ、兄さん!?」
イスズ「教えてやろう。その名も『外宇宙強制転移装置』!」
スバル「外宇宙強制転移装置!?」
イスズ「5th noteの英知によって開発された貴様らを戦場から退場させるための、素晴らしい装置だ!」
ハナ「退場? 退場ってどうやって?」
イスズ「ワープさせるのだよ、ワープを!」
アカリ「もしかするとエンタングルリンクに近い技術なのかもしれない…。もしそうなら太陽系外に跳ばされるぞ!」
ダイチ「な…それってまずいんじゃ!?」
イスズ「警戒しても遅い! 既に我がケリュケイオンのコックピットでマイバッハに作業してもらっているのだ!」
マイバッハ「………」
イスズ「マイバッハ、何をちんたらしている…?」
マイバッハ「いえね、なーんか間違ってる気がして…」
イスズ「え? うそうそ。どこよ。どこ。どこ間違えてる?」「あ。ここ? ここのこと? 大丈夫大丈夫! いけるいける!」
〔ボタンを押す音×2〕
マイバッハ「あ、ちょっといっくん大佐! ダメですぜ、そんな適当な…」「あー! それ説明書逆さまですぜ!?」
イスズ「え?」
〔光の放出音〕
〔画面、フラッシュ〕

ナビゲート音声(画面オフ)『エラーエラー』『並行世界に転移開始します』
イスズ「な、なにゆっとるだて!?」
スバル「え、ちょ、兄さん並行世界に転移って聞こえたんだけど、なに言って…」
〔光の放出音〕
〔画面、発光〕

ダイチ(画面オフ)「う、うわぁぁ!?」
アカリ(画面オフ)「隊長! みんなぁぁぁぁ!!」
スバル「うぉおおおお!?」
〔発光、収束〕
スバル「おおおおおお…おお…」「お…? ここは…いったい…」
テッペイ「敵の姿も見えないですね…」
ハナ「アカリ! アカリ!」
〔ノイズ〕
ハナ「ねえ、大変! アカリと通信できないよ!?」
パッカー「位置情報も曖昧ですぅ…ここってもしや…」
ダイチ「!? みんな気をつけて! こちらに近づく艦が!」
スバル「なんだって!?」
????(画面オフ)「遊泳中の所属不明機に通告する。貴官らは非武装中立地域にいる。速やかに武装解除し旗艦に投降されたし」「繰り返す。速やかに武装解除し旗艦に投降されたし。こちらはZAFT軍、所属艦である」
スバル「ざ…ふと…?」
【シナリオエンドデモ終了】


[光の先]
【シナリオデモ開始】

ナレーション(画面オフ)「突如、並行世界に跳ばされてたスバルたちはZAFTの艦ぬい拿捕されてしまった」
ディアッカ「そろそろ何か話してくれるとありがたいんだけどね…」
スバル「黙秘します…」
ディアッカ「まあ、そうだろうな」
スバル(ここは並行世界らしいけどこの人たちも軍人っぽいし…一応黙っておいた方がいいよな…)
〔ハッチの開閉音〕
イザーク「いつまで尋問に時間をかけている。代われ」
ディアッカ「え、あ、おい、イザーク…」
イザーク「貴様、所属と名前は。突然あの場所に現れたと聞いたが、どうやってあの宙域に移動できた?」
スバル「黙秘します」
イザーク「答えろ」
スバル「え、いや、あの、黙秘しま…」
イザーク「いいから答えろ」
スバル「は、はい! 外宇宙強制転移装置のせいで、並行世界から転移してきました!」
ディアッカ「はあ?」
スバル(しまった…! 威圧感に負けて思わず言ってしまった!?)
イザーク「ふざけているのか、貴様ぁッ!!」
スバル「…!」
イザーク「そんな舐めたこと子供でも言わんぞ!」
スバル「いや、本当なんです! 自分は…」
イザーク「ならば所属と名前を言え!」
スバル「はい! 自分は地球連邦所属! スバル・イチノセ中尉であります!」
イザーク「地球連邦だと? 地球連合ではないのか?」
スバル「いえ、地球連邦です!!」
ディアッカ「まさか、自分の組織も言えない…? いや、この期に及んで誤魔化してるとか…?」
スバル「いえ、本当に地球連邦なんです! 自分の世界では!」
イザーク「いいだろう…ならば、ありとあらゆる手段を使ってでも聞き出すまでだ…!」「安心しろ…尋問は条約を遵守してやってやる!」
スバル「はひぃいい!?」(俺は一体何をされるんだ…? ダイチたちは大丈夫なのか…!)

バルトフェルド「コーヒー、飲むかい?」
ダイチ「はい、ありがとうございます」
テッペイ「でも、良かったんですか? 僕たちの尋問を早々に打ち切ってしまって」
ムウ「まあ、お前さんたちがこの世界の人間じゃなさそうってのはわかったからな」
バルトフェルド「ライブラスター…だっけか。それを見れば一目瞭然だろ?」
ダイチ「すみません、僕たちの世界だと一応機密事項なので、なかなか言えなくて…」
ムウ「ああ、それは正解だぜ。こっちの世界だって易々と見せたら悪用されかねないからな」
テッペイ「ありがとうございます」
ハナ「スバル隊長が遅いけど…大丈夫かな…?」
ムウ「あちらさん、イザークが相手してたみたいだからねえ…。どうなることやら…」
スバル「………」
バルトフェルド「お、良かったな。噂をすればなんとやらだ」
ダイチ「スバル隊長!」
スバル「どうしてみんなはそんなに和やかなんだ…」
ダイチ「え?」
パッカー「スバルさん…あのイザークさんって人にメチャクチャ怒られてたですぅ」
スバル「俺は本当のことを言っただけなのに…延々と軍人の矜持を聞かされて…」「なのに…何故ダイチたちはそんなに…!」
〔歩き去る足音〕
ダイチ「ちょ、隊長…!」
スバル「離してくれ…」
ダイチ「ど、どこ行く気ですか…!」
スバル「俺は自ら独房に引きこもる…! こんな扱いもう耐えられない!!」「!? クッ…ゥゥゥゥゥ…!?」
バルトフェルド「どうした!? 急に震え始めたぞ!?」
ダイチ「あ、すみません…。うちの隊長、定期的にコックピットに乗らないと調子悪くなっちゃうみたいで…」
テッペイ「今はネオデュランダルを拘束されてますし、多分ストレスになってるんだと思います」
ムウ(ネオデュランダルか…何の因果かね)「まあ、色々と繊細なのかね」
ハナ「でも、コックピットっぽいものに座れば落ち着くから大丈夫!」「あたし、何か探してくるね!」
〔走り去る足音〕
テッペイ「隊長…ほら、お水です」
スバル「ネオデュランダル…俺のネオデュランダル…」
ムウ「あー…まぁ、その、なんだ。お大事にな…」

イスズ「いい加減に我々の拘束を解いてもらおうか」
デビルサターンNo.1「じゃかあしい! こっちは職が決まらんから気が立ってるんや!」
マイバッハ「職を失ったんですかい…?」
デビルサターンNo.1「そうや。前の仕事も必死こいて何度も何度も敵を倒しに行ったっちゅーのに上司は最終的に敵にボカーンとやられてあっちゅーまに無職や」「まあそこも、部下を使うだけ使ってぽいーする血も涙もない奴らやけどな」
イスズ「さぞつらかっただろうに…上は命令するだけで、下のことなんてなーんもわかてくれないもんな!」
デビルサターンNo.1「そやそや! むちゃくちゃなこと言われても、こっちはとりあえずやるしかないんや!」
イスズ「そうだがね! やれなかったら責任はぜーんぶこっちにくるんでゃあ」
デビルサターンNo.1「…! 話わかるやんけ!」
イスズ「貴様こそ!」
マイバッハ(うわ、かみ合っちまった…)
デビルサターンNo.1「すまんすまん、こんな話わかる奴を拘束しておくなんてお天道さんが赦しても、ワイが許さへんわ。今解いたる」
マイバッハ(えぇー!? 自分で縛ったくせにッ!?)
イスズ「フフ、貴様もなかなか話がわかるではないか。別に拘束したままでも良かったんだぞ?」
マイバッハ(こっちはこっちで変なこと言い始めてるぅう!?)
デビルサターンNo.1「フフフ…」
イスズ「フフフ…」
マイバッハ「いっくん大佐、まずいんじゃないですかい。素性もわからない奴と組むのは…」
イスズ「大丈夫だろ。こんなに話が合うんだから」
マイバッハ「いや、俺は構わねえですけど…どうなっても知りませんぜ」
イスズ「大丈夫。ちょっとだけ! ちょっとだけだから!」
デビルサターンNo.1「ワイのことをそんなに信用してくれるんか…」「よっしゃ! あんさんたちだけには見せたろ!」
イスズ「え?」
デビルサターンNo.1「これが、ワイの奥の手や!」
レイナ「………」
デビルサターンNo.1「もし敵と戦闘になってもこいつがおったらワイらには攻撃できんっちゅーわけや」
イスズ「…これ大丈夫? ホントに大丈夫…?」
マイバッハ「だから言ったじゃないですかい…」
イスズ「い、いや、よくよく考えてみれば雨中を漂っていたところを助けてもらったわけだし…俺を信じようではないか!」
【シナリオデモ終了】


[心の拠り所]
【シナリオデモ開始】

ナレーション(画面オフ)「スバルたちが拿捕されてしばらくが経つ…」「その間、スバルたちはラクス・クラインというZAFTに影響力のある人物の配慮で、艦の中でのある程度の自由を許されたのだった…」
スバル「くそ! どうしてだ…一度、プラントってコロニーに寄ってくれればいいのに…!」
ダイチ「この艦も何かの任務中みたいだし…。やっぱり難しいんじゃないですかね…」
テッペイ「でも、コロニーに行けないままだと、ぼくたちが戻るための情報が得られないのも事実だ」
ダイチ「いや、テッペイ。多分…あれはそういうことじゃないと思う」
テッペイ「え?」
スバル「コックピットの代わりをくれ! もう疑似コックピットじゃ我慢ができないんだ!」
テッペイ「あ…」
ナレーション(画面オフ)「スバルは、相変わらずネオデュランダルのコックピットに乗ることが許されていなかった」
ハナ「隊長はブレないね!」
ダイチ「ブレないで済ませていいのかな…」
バルトフェルド「元の世界に戻るための相談か?」
ダイチ「バルトフェルドさん…ムウさんも!」
ムウ「お前さんたち、腹減ってないか? 今日はレーションじゃなくて、ちゃんとしたものを用意したんだぜ」
スバル「あ…いいんですか? これは隊員のための…」
ムウ「ああ、大丈夫だよ。明日補給艦が来るから。むしろ、食えなくなる前の食材、ってやつで悪いんだけどな」
テッペイ「そんなことありません。ありがとうございます」
バルトフェルド「しかし良かったな、ある程度自由が貰えて」
スバル「ええ…ラクス、さんでしたっけ? 本当に感謝してます…彼女がいなかったら俺は…」
バルトフェルド「ちょうど、お前たちみたいに別の世界から来た奴の人捜しを手伝ってるらしくてな」
ムウ「かくいう俺たちもその延長線上でここに協力してるみたいなもんだけどな」
バルトフェルド「まぁ、なんにせよ、タイミングが良かったよ」
ダイチ「でも、僕たちみたいに別の世界から来た方が居るなんて驚きです…」
イザーク「貴様ら、浮かれるのはいいが任務中だということを忘れるな。気を抜きすぎるなよ」
ムウ「お、ジュール隊長もここで休憩ですか? どういう風の吹き回しかねえ」
イザーク「隊員の様子を見に来ただけだ。他意はない」
スバル「…!」
イザーク「むっ…」
ディアッカ「あーあ、苦手意識もたれたな」
イザーク「フン。くだらん。軍人であれば、あれくらいの仕打ちは当然だ。むしろ生ぬるいといっていい」
ディアッカ「謂われのんあい恫喝がねえ…?」
テッペイ「あの、良かったらみんなで食べませんか?」
イザーク「なに…?」
ハナ「イザーク隊長もここで食べよ!」
ダイチ「ちょ、ちょっとハナ、それは気安すぎるって!?」
イザーク「フン…安心しろ。その程度のことでいちいち神経を逆なではせん」
スバル「………」
イザーク「………」「…まあ、真実を言っていたことに対しての礼儀が欠けていたことは謝罪する…」
スバル「え…」
イザーク「だが、軍人として腑抜けた態度はどうなのだ。軍人は操縦だけしていればいいのではないぞ」「あのネオデュランダルを操る技術は相応のものがないとできないようだが、それで満足してはいかん!」
スバル「は、はい!」
イザーク「貴様の操縦技術は認めてやる。だが、それが全てではないと言うことを肝に銘じておくんだな!」
スバル「え。俺のことを認めて…」「わかりました! ありがとうございます!」
イザーク「俺の部隊に配属できれば徹底的にしごいてやる…」
スバル「え、あ、その…」
ムウ「まぁまぁ、そのへんにしてやんなさいな。せっかくの料理が冷めちまうだろ」
バルトフェルド「そういえばスバル、こないだやったコーヒーはどうだったよ?」
スバル「あ…美味しかったですよ。普段そんなにコーヒー飲まないですけど…」
バルトフェルド「だろう? 今度美味い淹れ方を教えてやるよ」
スバル「は、はい…」
ディアッカ「そうだスバル、今度整備しに頼んで使ってない機体のシートをもらってきてやるよ。コックピットっぽいものならいいんだろ?」
スバル「いいんですか!?」
ハナ「良かったね、スバル隊長」
ダイチ「シートが来たら、僕たちもコックピットに近づける手伝いしますね」
スバル「………」
パッカー「スバルさん、どうしました?」
スバル「いや、なんか、コックピットじゃないはずなのに少し…居心地がいいなあと思って」
パッカー(スバルさんが…)(絆されてるですぅ!?)
ナレーション(画面オフ)「長期間コックピットに乗らなかった禁断症状や強制的に行われるコミュニケーションによってスバルの感覚はかなり麻痺していた」
パッカー(いけません…このままだときっとスバルさんはそのうち「ここから帰りたくない」とか言い出し始めるですぅ…)
〔軍の警報〕
〔画面、赤に警報〕

スバル「な、なんだ!?」
イザーク「敵襲か! 総員、第一種戦闘配備だ!」

デビルサターン6「ワイのアジトには一歩も近づけさせへんでぇー!」
イスズ「うぉおおおお! 落ちろぉおおおおお!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

スバル「あれはケリュケイオン…! ということは兄さんも来ていたのか!」
ダイチ「一緒にいるあれはなんだろう?」
ムウ「デビルサターン6という奴らしいな。この宙域で騒ぎを起こしていた原因ってやつだ」
イザーク「奴を補足すれば俺たちの任務も終わりだ! いくぞ!」
デビルサターン6「ちょっと待った!」「何勝手にやる気出しとんんえん。こいつがどうなってもええんか?」
イザーク「なにぃ…?」
レイナ「うう…」
イザーク「あれは…」「おい、あれがラクスの言っていた…」
ムウ「ああ、レイナって子みたいだな…やはり捕まっていたか」
デビルサターン6「更に、これでどうや!」
ディアッカ「なんだあの兵器…?」
デビルサターン6「知りたいか? 知りたいなら教えたるわ!」
イスズ「そうだ、デビルサターン6。奴らに教えてやるのだ!」
デビルサターン6「これは『とても危ない兵器』や!」
イスズ「そう! これは『とても危ない兵器』!」
デビルサターン6「コロニーでさえ木っ端みじんにできる程の強力な兵器や!」

イスズ「そう! コロニーでさえ木っ端…え?」
デビルサターン6「コロニーを…木っ端みじんや…」
イスズ「ええ、何それ怖っ。怖すぎ。超怖いんですけど」
マイバッハ「いっくん大佐。やっぱりここらが潮時なんじゃ…」
イスズ「ああ、そう思う? そう思うよね。俺もさー、そうなんじゃないかって思ってたんだよねぇー」「ほらあれじゃん? 人質がいるって言うのも正直微妙だし、木っ端みじんはさすがに引くよね?」
〔バーニアの噴射音〕
スバル「兄さぁぁぁん!」
イスズ「!?」
【シナリオエンドデモ終了】


[TRY IT]
【シナリオデモ開始】

ダイチ「イザークさん、搭乗許可ありがとうございます!」
イザーク「謝辞などはいい! 今は急を要するのだ! 貴様ら、しっかりと戦ってもらうぞ!」
ダイチ「はい!」
スバル「兄さぁぁぁん!」
イスズ「!?」「スバル!? お前もここに来ていたのか!?」
スバル「兄さん! もうやめてくれ! 兄さんがコロニーを落とそうとするなんて…」
イスズ「あ、うん。そのことなんだけどさ」
デビルサターン6「じゃかあしんじゃボケェ! イスズはんはワイと一緒に骨を埋めてくれる言うたんや!」
イスズ「いつの間にそんな話に!?」
テッペイ「スバル隊長…どうしますか?」
スバル「くっ…」
パッカー「スバルさん、お兄さんは生半可な説得じゃ止まりません。こうなったら情に訴えかけましょう」
スバル「そうか、それはいい方法かもしれない!」
イスズ「え、いや、あのさ…!」
スバル「思い出して兄さん! 家族が仲の良かったあの頃を! 兄さんは優しい人だったじゃないか!」
イスズ「家族が仲の良かった時の思い出…?」「ああ…そういえば昔、母さんとスバルと一緒に手巻き寿司食べたっけな…」「…スバルにお気に入りのシール勝手に貼られたこともあったっけ…」
スバル「兄さん…?」
イスズ「そうだ、あの時、デュランダルの緊急脱出装置勝手に弄られて怪我したな…」
マイバッハ「いっくん大佐?」
イスズ「っていうかこのケリュケイオンの頭にも傷つけられたしなあッ!」
スバル「に、兄さん!? あのことまだ根に持ってたの!? あれは運搬中の事故だったじゃないか!」
イスズ「わたけかてぇ…! 自分がやられたら嫌やろぉ…? やられた方は一生覚えとるんだで…!」「やはり俺とスバルは未知を違えたのだ…俺が『とても危ない兵器』で、過去の全てにケリをつける…!」
マイバッハ「ダメですぜいっくん大佐! あんたそんなこと本当は望んじゃいねえんでしょう!?」
イスズ「離せ、マイバッハ! 止めるんじゃない!」
デビルサターンNo.1「イスズはん、なにをやっとんねん。いつまで待たせる気や? さっさとぶっ放したらええやん!」
イスズ「わかっている!」「止めるな、マイバッハ! 俺がやると言ったら俺がやるの!」
デビルサターンNo.1「………」
マイバッハ「だからダメですぜ! 後悔します!」
ですぜ!」
デビルサターンNo.1「ああああああああああああ! まどろっこしんじゃワレェ!」
イスズ「!?」
デビルサターンNo.1「もうええ、ワイが撃ったる! あんさんはそこで指くわえて見てはなれや!」
ムウ「敵さんの動きが止まったみたいだな…」
ハナ「説得が効いたのかも!」
スバル「兄さん…きっとわかってくれたんだ…」
パッカー「でも、たまに小刻みに動いているので、罠かもしれません…」
イザーク「先程デビルサターン6も分離した。何か仕掛けてくる気かもしれん。警戒は怠るなよ!」
テッペイ「…! そのデビルサターンがケリュケイオンから出てきたみたいです…!」
バルトフェルド「また合体してるようだ…来るぞ!」
ダイチ「で、でもレイナさんって人が人質なんじゃ」
デビルサターン6「これでなにもかも終いや! くらえ!!」
????(画面オフ)「待てい!」
デビルサターン6「な、この流れは!?」

????(ロム)「戦いの虚しさを知らぬ愚かな者達よ。戦いは愛する者たちを助けるためにのみ許される」「その勝利のために、我が身を捨てる勇気を持つ者…人、それを『英雄』という!」
デビルサターン6(画面オフ)「誰や、貴様は!?」
ロム「貴様らに名乗る名はない!」
〔光の放出音〕
〔画面、青にフラッシュ〕
〔合体音〕

デビルサターン6「!?」
ムウ「今の光は…」
キラ「ロムさん、今です。早くレイナさんを!」
ロム「協力、感謝する!」
ラクス「みなさん、人質が救助され次第目標を!」
ムウ「まさか、あのふたりが出張ってくるとはね…」
イザーク「もたもたするな、いくぞ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

ムウ「スバル、お前さん本当は兄貴を迎えに行きたいんじゃないのか?」
スバル「え…」
バルトフェルド「戦場ではいつ何があるかわからねえんだ。なんだかんだ言ったって、兄貴なんだろ?」
イザーク「フン…甘いな。だが、行きたいならさっさと行け!」
スバル「みんな…ありがとう…。俺、いくよ!」「うぉおおおおおおおおお!」
ナビゲート音声(画面オフ)『制限時間です』『並行世界転移モード終了いたします』
スバル「え?」
ナビゲート音声『長旅お疲れ様でした』
スバル「なあああああ!?」
〔光の放出音〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

イザーク「消えた…だと!?」
ムウ「スバルだけじゃなくて、向こうさんの方も消えちまってるな…」
デビルサターン6「あー、なるほどなるほど。これで終わりなワケや こりゃ失礼しました。ほな、さいなら…」
ラクス「どこに行こうというのですか?」
キラ「残念だけど、逃がしはしないよ」
デビルサターン6「あっ…」

デビルサターン6(画面オフ)「ああああああああああああああああ!」

〔光の放出音〕
スバル「…!」「ここは…!?」
アカリ「みんな!」
ダイチ「アカリ?!」
アカリ「ダイチ! 良かった…! 一瞬反応が消えたから、肝が冷えたんだぜ」
スバル「消えたのが一瞬…? そんなバカな…俺たちは数日間あそこに…」
イスズ「スバルゥ…」
スバル「兄さん!」
イスズ「近づくな!」
スバル「どうして!? もう争わなくていいんだよ! 俺たちは…」
イスズ「何が争わなくていいだ! こっちはまだ許した覚えはない!」
スバル「ええ!? そんな!?」
ダイチ「スバル隊長…」
スバル「くそ…俺たちはやっぱり戦う運命なのか!」
テッペイ「僕たちがついてます、隊長!」
ハナ「あたしもフォローするよ、隊長!」
スバル「ありがとう、みんな…!」
イスズ「いくぞぉおおおお!」
スバル「うぁあああああ!」
イスズ「………」
スバル「…あれ、こない?」
マイバッハ「あー、えっと、わりぃんですがね、ちょっとご相談があるんですが…」
スバル「あ、はい。なんですか?」
マイバッハ「転移のせいですかね? ケリュケイオンの左腕がなんか壊れちまったみたいなんでさあ」
スバル「は、はあ…」
マイバッハ「いっくん大佐が「保険、保険…」としか言わなくなっちまったんで、今日は、これで終いにしてもらえませんかね?」
スバル「あ、はい。どうぞ」
マイバッハ「すいませんね。それじゃ、失礼します」
〔バーニアの噴射音〕
ナレーション(画面オフ)「宇宙歴0157年。スバル・イチノセは兄が撤退したのを見て今年一番「なんだったんだ一体…」と思った」
スバル「なんだったんだ一体…」
【シナリオデモ開始】


● イベント「NOT ALONE」


◆ 「イベントクエスト」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。