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大晦日特別クエスト
今年の感謝、来年の願い

【シナリオデモ開始】
〔ハッチの開閉音〕
ホノカ「兄さん、来ましたよ」
アサヒ「急に呼び出して、ごめんな」
シャッテ「それは別にいいけど…って、なに、この料理?」
アサヒ「ふたりに食べてもらおうと思ってさ」
ホノカ「なんでまた?」
アサヒ「コ地租もふたりにはたくさん世話になったからさ。そのお礼だよ」
シャッテ「こっちも世話になってるんだから、気にしなくていいのに」
ホノカ「そうですよ、水臭いです」
アサヒ「まあ、気持ちだからさ」
ミリュー「あら、とっても美味しそうですね~」
ホノカ「ッ!?」
シャッテ「いきなり出てくるんじゃないわよ! 驚いたでしょ!」
ミリュー「いきなりって、普通に来ただけなんですけどね~?」
シャッテ「…そもそも、なんであんたがここにいるのよ」
アサヒ「俺が呼んだんだよ。ミリューさんにのお世話になってるからさ」
ミリュー「もしかして、お邪魔でしたか~?」
シャッテ「別にそんなことないけど…」
アサヒ「ほらほら、冷める前に食べてくれ」
ホノカ「そうですね。では、いただきます」
シャッテ「…おいしい。相変わらず、料理上手いわね」
アサヒ「口に合ったみたいで良かった」
ホノカ「シャッテさん、こっちの料理も美味しいですよ」
シャッテ「どれどれ」
ミリュー「む~ん」
シャッテ「どうしたのよ、難しい顔して?」
ミリュー「ホノカちゃんは、シャッテさんって呼んでるんですね~」
ホノカ「なにか駄目だったでしょうか?」
ミリュー「駄目じゃないですけど、他人行儀な感じがしませんか~?」
ホノカ「そうですかね?」
シャッテ「そんなことないと思うけど」
ミリュー「いやいや、絶対他人行儀ですよ~。なので、これからはシャッテのことを『お姉ちゃん』って呼んだらどうですかね~?」
シャッテ「はあ!?」
ホノカ「…いえ、シャッテさんは私のお姉さんではないのですが」
ミリュー「あくまでも親しみを込めてですよ。アサヒ君はどう思いますか~?」
アサヒ「俺がシャッテをお姉ちゃんって呼ぶんスか?」
ミリュー「いきなり天然ボケを発揮するの、やめてもらっていいですかね~? まあ、それはそれで面白そうですけど~」
シャッテ「面白がってんじゃないわよ…」
ホノカ「で、どうなんですか、兄さん?」
アサヒ「別に呼んだらいいんじゃないか?」
シャッテ「意味、わかってんの!?」
アサヒ「意味って、ホノカがお姉ちゃんって呼ぶだけだろ?」
ホノカ「…わかってないみたいですね」
シャッテ「…わかってないことをわかってたけどね」
ミリュー「というわけで、ホノカちゃんどうぞ~」
ホノカ「では…」
シャッテ「あんたもやるのね…」
ホノカ「お、お姉ちゃん…」
シャッテ「…!」「…なんかいいかもしれない」
ミリュー「それじゃあ、シャッテはアサヒ君のことを『お兄ちゃん』tって呼んでみましょうね~」
シャッテ「なんでそうなるのよ!?」
ミリュー「ホノカちゃんだってやったんですから、シャッテもやらないと」
ホノカ「ミリューさん、もしかして飲んでるんですか?」
ミリュー「そんなまさか。飲んでるわけないじゃないですか~」「ほら、早く早く~」
シャッテ「そ、それじゃあ…」
ホノカ「結局やるんですね」
シャッテ「お兄ちゃん…」
アサヒ「よしよし」
シャッテ「…!」
ミリュー「やりますね、アサヒ君~。すかさず頭を撫でるなんて、ポイント高いですよ~」
ホノカ「私は撫でられたことがないんですが…」
アサヒ「撫でて欲しいのか?」
ホノカ「いえ、別に…」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕

ミリュー「あら、こんな時でも出撃ですか~」
シャッテ「ミリューのせいで食べられなかったじゃない」
アサヒ「まあまあ、戻ってきたらゆっくり食べよう」
ホノカ「…まだ撫でられてないのに」
アサヒ「どうした?」
ホノカ「なんでもないです。急ぎますよ!」
アサヒ「お、おう…」
ミリュー「3人とも気を付けてくださいね~」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

シャッテ「終わったみたいね。戻りましょう」
ホノカ「そうですね」
アサヒ「ホノカ」
ホノカ「どうしたんですか?」
アサヒ「よしよし」
ホノカ「…! きゅ、急になにするんですか!?」
アサヒ「いや、ずっと頭撫でてくれって聞こえてたから」
ホノカ「ッ!?」
シャッテ「戦闘中はあたしたちに思考が繋がるの、忘れてたでしょ?」
ホノカ「うぅ…! うー!」
アサヒ「お、おい、暴れるなって!?」
シャッテ「今年ももうすぐ終わりか。来年はどんな一年になるのかしら」
ホノカ「…兄さんに不幸が訪れるように祈っておきます」
アサヒ「酷くないか!?」
シャッテ「はいはい。アサヒのこと大好きなんだから、そういうこと言わないの」
ホノカ「…シャッテさんには負けますけどね」
シャッテ「は、はあ!? なに言ってんのよ!」
ホノカ「兄さんのこと嫌いなんですか?」
シャッテ「別に嫌いじゃないけど…」
ホノカ「好きでもないと」
シャッテ「好きか嫌いかで言ったら好きだけど…。って、はめるんじゃないわよ!」
ホノカ「シャッテさんが私に口で勝とうなんて、百年早いです」
シャッテ「…まったく」
アサヒ「俺はシャッテのこともホノカのことも大好きだよ」
シャッテ「…そんなこと言ってると、いつか刺されるわよ」
ホノカ「いっそ刺された方がいいと思います」
アサヒ「だから、酷くないか…?」
ホノカ「来年もこうして3人でいられたらいいなって思います」
シャッテ「そうね」
〔通信のコール音〕
ミリュー「私のこと、忘れていませんか~?」
シャッテ「はいはい、ミリューもね」
アサヒ「いいなじゃなくて、必ずそうしよう。来年もその先も、ずっといられるように」
シャッテ「それは、アサヒの努力次第ね」
ホノカ「そうですね。頑張ってください」
ミリュー「早く戻ってきてください~。お腹がペコペコですよ~」
シャッテ「だってさ」
アサヒ「まだまだ頑張るよ。だから、来年もよろしくな」
【シナリオエンドデモ終了】

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