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BY NECESSITY
[A COINCIDENCE]
【シナリオデモ開始】
ナイアーラ「やあ、また会ったね。時空の狭間、並行世界の吹き溜まりにようこそ」「いきなりだけど、君は偶然を感じたことはあるかい?」「そう、その偶然さ」「あれは随分と気まぐれで、そして寂しがり屋なんだ。だから、仲間を呼び寄せて重なることがある」「ヒトはそれを奇跡って呼ぶよね」「けど、もし偶然が3人集まったら注意が必要だ。それは故意へと名前を変え、君に牙をむき始める」「ところで、君と僕とのこの出会いは、偶然、奇跡、それとも故意…?」「ねえ、君はどれだと思う?」
イスズ「ワープ航行を開始するその瞬間こそ隙を見せると思っていたが、まさに俺の読み通りだったようだな」
スバル「イスズ兄さん!」
ナレーション(※画面オフ)「宇宙歴0156年」「ワームホールからワープ航行に入ろうとしていた戦艦ティラミスはケリュケイオンによる強襲を受けていた」
イスズ「出てきたか、スバル。やはり、俺とお前は戦う運命にあるようだ!」
スバル(ティラミスがワープを開始するまで、残された時間はあと僅かしかない…)(それまでの間にイスズ兄さんを撃退し、艦に戻らないと…!)
ナレーション(※画面オフ)「その時、スバルはあることに気付いた―」
スバル「はっ! なんてことだ…!」「プロフェッショナルズを録画し忘れていた…!」「一度、ティラミスに戻るか? ダメだ、それじゃあ録画に間に合わない! こうなったら…」「ここで録画予約するしかない!」
イスズ「どうした、勇んで出てきた割には随分と動きが硬いではないな。まさかこの状況に恐れをなして…ん?」「待てよ…。部屋を出る時、火をちゃんと消してきたか…?」「あれ? あれあれ? あっ、ヤッバい! 火、確認してっくるの忘れたよ、これ」
スバル「リモコン…リモコンはどこだ…?」
イスズ「あーもう! なんで出る前にラーメンたべちゃったかな! これ、絶対ヤバいやつだよ!」
スバル「あれ、リモコンここに置いといたはずなのに…」「まさか…。またシゲコさんが勝手にコックピットの掃除をしたのか!?」
イスズ「とりあえず、マイバッハに連絡してっと…電波悪いなここ…!」
ナレーション(※画面オフ)「それは決して逃れることのできない、兄弟の血―」
スバル「あった、リモコン!」
イスズ「あっ、もしもしマイバッハ?」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
スバル(※画面オフ)「この光は!?」
イスズ(※画面オフ)「しまった!」
〔発光、収束〕
ナレーション(※画面オフ)「ワームホールの光に飲み込まれたふたりは、時空の彼方へ―」
ゲイン「こんな場所で穴掘りとは、盗掘屋にでも転職するつもりか、アスハム」
アスハム「貴様の知ったことではない!」
ゲイナー「ここが危険な場所だって、アナタだって知っているはずでしょ。いますぐ出て行ってください!」
アスハム「ああ、知っているさ。ここには秘められた力が眠っていることもなァ!」
ゲイン「自分の力で無理なら、よくわかりもしない力に頼ってみせる。まったく、たいした男だよお前は」
アスハム「そんな口が利けるのもいまのうちだ! すぐに吠え面をかかせてやるぞ、ゲイン・ビジョウ!」
ゲイン「奴さん、どうにも退くつもりはないらしいな」
ゲイナー「あなたが煽るからでしょう」「ここになにかあったら、アポロたちが戻ってこれなくなるかもしれない。なんとしても守らないと!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
アスハム「な、なんだこの音は!?」
ゲイン「遺跡が動き始めたのか…!? ゲイナー、ここから出るぞ!」
ゲイナー「けど…!」
ゲイン「俺たちまでやられたら、元も子もないだろう!」
〔画面、発光〕
ゲイン(※画面オフ)「…! 間に合わなかったか!」
ゲイナー(※画面オフ)「光に飲まれる…!」
アスハム(※画面オフ)「う、うわああああ!?」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
エーメル(※巫女)「どうぞ、見ていってください!」
カタリーナ(※巫女)「旅の記念におひとついかがですか?」
〔歩み寄る足音〕
ジギー「あん? なにやってんだ、お前たち?」
エーメル(※巫女)「あっ、教官! おひとついかがですか? ソリス煎餅とかソリス饅頭とかありますよ」
カタリーナ(※巫女)「買うなら、私から買ってくださいね」
エーメル(※巫女)「ちょっと! 横から言ってくるとかズルいですよ!」
ジギー「なんでケンカしてるんだよ。そもそも、いらねぇし」
カタリーナ(※巫女)「なんだ、お客さんじゃないんですか」
ジギー「客だと言った覚えはないんだがなぁ。それで、なんだこれは?」
エーメル(※巫女)「バイトですよ、バイト」
ジギー「バイトだぁ? 準備を整えてるこの時期にか?」
エーメル(※巫女)「実はですね…」
カタリーナ(※新Pスーツ)「はぁ、暇ですね」
エーメル(※新Pスーツ)「暇って…。いったい、なんのためにコロニーまで来たと思ってるんですか?」
カタリーナ(※新Pスーツ)「火星に行く前に諸々の補給をするためでしょ。それくらいはわかってますよ」
エーメル(※新Pスーツ)「だったら、もう少し緊張感を持ったらどうなんですか。これから、戦闘になるかもしれないんですよ?」
カタリーナ(※新Pスーツ)「そうは言いますけど、ずっと緊張してても仕方ないじゃないですか」
エーメル(※新Pスーツ)「まぁ、確かに…」
カタリーナ(※新Pスーツ)「それに、オリーヴさんもいないし」
エーメル(※新Pスーツ)「ハインヘルムの調整に手間取ってるみたいですね。もう少しやってるって言ってましたよ」
カタリーナ(※新Pスーツ)「私も向こうに行ってこようかな」
エーメル(※新Pスーツ)「皆さん忙しいですから、用事もないのにフラフラしてると怒られますよ」
カタリーナ(※新Pスーツ)「はぁ」
〔ハッチの開閉音〕
ニコラ「暇そうだな、君たち!」
カタリーナ(※新Pスーツ)「いま、超忙しいです。あー忙しい忙しい」
ニコラ「机に突っ伏して、めっちゃ暇そうにしてるじゃないか!」
エーメル(※新Pスーツ)「なにかあったんですか?」
ニコラ「実は君たちにバイトを頼みたくてね」
エーメル(※新Pスーツ)「バイト?」
ニコラ「これから、このコロニーには、地球連邦の人間がわんさかやって来るだろ。彼らを相手にちょっと商売をしようとね」
カタリーナ(※新Pスーツ)「確か、補給物資を収容するって名目でこのコロニーにやって来てるんじゃなかったでしたっけ?」
ニコラ「もちろん、補給物資は提供させてもらっているさ」「君たちに売ってもらいたいのは、嗜好品だよ」「まだしばらくはこのコロニーに駐留することになるだろう? そうすれば、そういった物が自然と欲しくなる」
カタリーナ(※新Pスーツ)「オモチャ会社の人間がなにやってんですか」
ニコラ「で、やらないかね? バイト代は弾むよ」
エーメル(※新Pスーツ)「そもそも、これから戦闘する人間が買いますかね?」
ニコラ「売れるさ。君たちがこれを着て店員をやればね」
カタリーナ(※新Pスーツ)「うわ、あの時の巫女服…。完全に対処からバイトさせる気、満々じゃないですか」
ニコラ「戦地に赴く彼らにひと時の安らぎを与えるため、少し手伝ってはもらえないだろうか」
カタリーナ(※新Pスーツ)「私はパスで。特にメリットがないですし」
エーメル(※新Pスーツ)「ボクもやめておきます。いまは集中したいですから」
ニコラ「なるほどなるほど。では、こうしよう。オリーヴ君とのデート権。それを君たちに譲ろう!」
エーメル(※新Pスーツ)「…!」
カタリーナ(※新Pスーツ)「よこせ」
ニコラ「おっと! もちろんタダではやれんよ」「これはバイトをして、売り上げが高かった方に贈呈するとしよう」
カタリーナ(※新Pスーツ)「随分と足元見てくれるじゃないですか。やりますけど」
エーメル(※新Pスーツ)「オリーヴ先輩をダシに使わないでください。やりますけど」
ニコラ「そうかそうか! では、ふたりともよろしく頼むよ!」
エーメル(※巫女)「…というわけなんです」
ジギー「緊張してないのはいいことだが、張り切りすぎていざって時に対応できないとか勘弁してくれよ?」
カタリーナ(※巫女)「それはバイトしててもしてなくても変わらないので」
ジギー「どっちの意味なのかは聞かない方が良さそうだな」「そんじゃま、頑張れよ」
〔歩き去る足音〕
アムロ「ここは随分と賑やかだな」
キラ「かなりの人たちが、このコロニーに集まってるみたいですからね」
〔歩き去る足音〕
ニコラ「あれ!? いま通ったのアムロさんじゃなかった!?」
エーメル(※巫女)「本当ですか?」
ニコラ「絶対そうだって! うわ、サイン貰っておけばよかった」
カタリーナ(※巫女)「ミーハーぶりを発揮しないでいいですから。それで、なにしに来たんですか?」
ニコラ「おっと、そうだ。君たちの働きぶりを確認しに来たんだった」
エーメル(※巫女)「見てください、これだけ売りましたよ!」
ニコラ「おお、かなり捌けてるじゃないか! この分なら売りつくしてしまいそうだな。もっと持って来れば良か…」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
エーメル(※画面オフ)「へっ?」
ニコラ(※画面オフ)「な、なんだこの光は!?」
カタリーナ(※画面オフ)「ほへ~?」
〔発光、収束〕
イスズ「あだッ!?」
アスハム「ぬお!?」
スバル「なんだ、ここは…?」
ゲイナー「僕たちさっきまで…」
エーメル(※巫女)「え、なんで人が? え? ええ!?」
カタリーナ(※巫女)「いらっしゃいませー」
【シナリオエンドデモ終了】
[JOIN IN]
【シナリオデモ開始】
エーメル(※巫女)「…どうなってるんですか、これ?」
カタリーナ(※巫女)「買い物に来た人たちじゃないですか?」
エーメル(※巫女)「買い物って、光の中から出てきたのに!?」
カタリーナ(※巫女)「宇宙は広いですからね。光の中から出てくるお客さんもいるでしょ」
エーメル(※巫女)「絶対いないですよ!」
スバル「なんで、こんな場所に…。そもそも、デュランダルはどこに…」
ニコラ「あああああああッ!」
スバル「な、何だこの人…?」
ニコラ「私の商品があああああッ!」
ゲイナー「商品?」
カタリーナ(※巫女)「あら、見事に下敷きになっちゃってますね。こりゃ、ダメだわ」
エーメル(※巫女)「えっ、じゃあオリーヴ先輩のデート権はどうなるんですか?」
ニコラ「ちょっとちょっとちょっと! 困るよ、こういうことされちゃ!」
アスハム「なんだ、お前は?」
ニコラ「なんだお前はって、私はここの店長だ! それで、どうするんだこの商品を!」
イスズ「なるほど。ここの店長か」
ニコラ「…?」
〔銃を構える音〕
イスズ「詳しい状況が知りたい。俺について来てもらおうか」
ニコラ「いや…ええ!?」
アスハム「待て、この男は私が連れて行く」
イスズ「どこの誰だか知らないが、この男は俺が先に見つけたんだ。諦めてもらおうか」
アスハム「いいや、私の方が先だった」
イスズ「言いがかりはやめてもらおう。完全に俺の方が先だったではないか」
アスハム「甘いな。私はここに来た瞬間、目の端でちらっとこの男のことを見つけていた」
イスズ「なら俺はここに来る前から、この男のことを見つけていた!」
アスハム「アハハハ! 随分とおかしなことを言う!」
イスズ「この男…!」
スバル「イスズ兄さん、いまは言い争いをしてる場合じゃ…」
イスズ「おっと、そうだったな。では、行こうか」
アスハム「勝手な真似をするな!」
ニコラ「痛たたたッ! ちょっ、ふたりで腕を引っ張らないで!?」
エーメル(※巫女)「…どうしたらいいんでしょうか、これ?」
カタリーナ(※巫女)「さあ?」
アスハム「ええい、離せ! 進めないではないか!」
イスズ「それは俺の台詞だ!」
ニコラ「抜けちゃう! 腕抜けちゃうから!」
ゲイナー「アスハム、いい加減にするんだ。関係のない人を巻き込んで!」
アスハム「ええい、お前の説教など聞きたくもない。こうなれば…!」
イスズ「仕方あるまい…」
アスハム「このまま一時撤退だ!」
〔走り去る足音〕
カタリーナ(※巫女)「あ、仲良く逃げた」
エーメル(※巫女)「追いかけなくていいんですか!?」
カタリーナ(※巫女)「バイトもダメになっちゃったし、いいんじゃないですかね?」
ニコラ「私を助けた方に、オリーヴ君とのデート権をやるぞおおおお!」
カタリーナ(※巫女)「ですって」
エーメル(※巫女)「見失っちゃいましたけどね…」
スバル「イスズ兄さん…」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
グーニラ「ハインヘルムの調子はどうだい?」
オリーヴ(※新Pスーツ)「まだちょっと違和感がありますね…」
グーニラ「うーん…。数値上は問題ないんだけどねぇ」
オリーヴ(※新Pスーツ)「私が気にしすぎなだけでしょうか?」
グーニラ「いやいや、いまは大事な時期だからね。違和感は完全に消しておこう」
オリーヴ(※新Pスーツ)「ありがとうございます」
グーニラ「それじゃあ、また動かしてもらっていいかな?」
オリーヴ(※新Pスーツ)「わかりました」
オリーヴ(※新Pスーツ)「…? なにかいま、大きな音がしませんでした?」
グーニラ「したねぇ。ちょっと様子を見てくるよ」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
エーメル(※巫女)「なるほど…。おふたりとも気付いたらここに居たってわけですね?」
カタリーナ(※巫女)「なにがなんだか、さっぱりわからないですね」
スバル「俺にもなにがなんだか…」
ゲイナー「なんにせよ、アスハムたちを追いかけないと」
エーメル(※巫女)「これって、教官たちに伝えた方がいいんじゃないですか?」
カタリーナ(※巫女)「ダメですね、それは」
ゲイナー「ダメって、なぜ?」
カタリーナ(※巫女)「教官に知らせれば、きっとあの人がなんとかしてくれると思います」
ゲイナー「ええと…それでいいんじゃないかな?」
カタリーナ(※巫女)「そうすると、私はデート権を失ってしまうんですよ」
ゲイナー「デート権?」
エーメル(※巫女)「確かにその通りですね…。なんとしてもボクたちで捜し出さないと」
スバル「………」
カタリーナ(※巫女)「というわけで、私たちは探しに行きますけど、あなたはどうしますか?」
ゲイナー「僕も一緒に行くよ。ここの土地勘がないからね」
エーメル(※巫女)「スバルさんはどうします?」
スバル「………」
エーメル(※巫女)「…スバルさん?」
スバル「うぅ…」
ゲイナー「大丈夫かい?」
スバル「ハァ…ハァ…。コ、コックピットに…」
カタリーナ(※巫女)「コックピット?」
スバル「コックピットに連れて行ってくれ…」
【シナリオエンドデモ終了】
[LOST COCKPIT]
【シナリオデモ開始】
エーメル(※巫女)「コックピットって言われても…」
スバル「ハァ…ハァ…うぅ…」
ナレーション(※画面オフ)「スバルはデュランダルを失ったことにより、コックピット依存症による禁断症状を発症していた」
エーメル(※巫女)「ど、どうしよう…」
カタリーナ(※巫女)「とりあえず、あれに座らせてみたらどうですかね?」
ゲイナー「マッサージチェア…?」
エーメル(※巫女)「確かに形は似てるけど…。って、話してても仕方ないですもんね」「とりあえず、座ってみてください」
スバル「フゥ…フゥ…」
ゲイナー「少し落ち着いたみたいだ」
カタリーナ(※巫女)「自分で言っておいてなんですけど、本当に効果があるとは驚きですね」
エーメル(※巫女)「とは言え、治ったわけじゃないですし、このまま座ってるわけにも…」
ゲイナー「彼のマシンを見つけるのが一番いいんじゃないかな。誰か見てないか、その辺りで聞いてくるよ」
カタリーナ(※巫女)「彼の機体を知らないんですけど、聞いたところでわかりますかね?」
ゲイナー「乗ってる最中に跳ばされたって言ってたし、僕たちと同じように、マシンも急に現れた可能性があるんじゃないかな?」
エーメル(※巫女)「なるほど、それだったら誰から見ているかもしれませんね」
ゲイナー「それじゃあ、行ってくるね」
〔歩き去る足音〕
スバル「うぐっ…!」
カタリーナ(※巫女)「あら、また苦しみ始めましたね」
エーメル(※巫女)「やっぱり、マッサージチェアじゃ無理だったんですよ」
カタリーナ(※巫女)「そう言われましてもねぇ」
〔歩み寄る足音〕
エーメル(※巫女)「あれ、もう見つかったんですか!?」
アムロ「…?」
エーメル(※巫女)「あひゃ!?」
カタリーナ(※巫女)「あら、これはこれは」
アムロ「余計なお世話かもしれないが、そこの彼が苦しんでいるように見えたもので」
エーメル「あ、ああ…」
アムロ「なにかあったのか?」
カタリーナ(※巫女)「私たちもよく分からないんですけど、彼、コックピットに入りたいみたいなんですよね」
アムロ「コックピットに?」「見たところ彼はパイロットのようだが、字bんお機体に乗れたいいんじゃ?」
カタリーナ(※巫女)「それが機体がなくなっちゃったんですって」
アムロ「…そんなことあるのか?」
カタリーナ(※巫女)「あるみたいですよ」
エーメル(※巫女)「な、なに普通に話してるんですか!? あの、アムロ・レイですよ!」
カタリーナ(※巫女)「ええ、知ってますよ?」
エーメル(※巫女)「バカなんですか!? ボクたちにとって雲の上の存在ですよ!」
カタリーナ(※巫女)「それで?」
アムロ「持ち上げすぎだ。俺も君たちと同じパイロットに過ぎないよ」
エーメル「いやいやいや!」
アムロ「とにかく、彼を医務室に運んだ方が良さそうだな」
エーメル(※巫女)「そ、それなんですけど、スバルさんを私の機体に乗せてあげようかなと」
アムロ「君の機体に? 大丈夫なのかそれは?」
エーメル(※巫女)「動かすわけじゃないですし、大丈夫じゃないですかね」「スバルさんもそれでいいですか?」
スバル「えっ…?」
ナレーション(※画面オフ)「スバル・イチノセは、コックピットに入れるという喜びと―」「女子のコックピットに入るという背徳感の狭間で激しく揺れ動いていた」
スバル「いや、それはさすがに…」
エーメル(※巫女)「大丈夫です。緊急事態なんで気にしないでください」
スバル「そ、そこまで言うなら…」
アムロ「それじゃあ、格納庫まで肩を貸そう」
スバル「ありがとうございます」
スバル「これが、彼女の機体…」
エーメル(※巫女)「さあ、遠慮せずにどうぞ」
スバル(なにを躊躇しているんだ…。彼女は俺のことを想って言ってくれているんだ。そう、決してやましいことはない!)
アムロ「どうした、大丈夫か?」
スバル(行くぞ!)
グーニラ「あー! なにやってんだ!」
スバル「えっ?」
〔歩み寄る足音〕
グーニラ「誰、君! なんで勝手にハインヘルム改に乗ろうとしてるの!」
スバル「俺はちゃんと許可をもらって…」
エーメル(※巫女)「ボクが許可しました」
グーニラ「許可しましたって、ダメでしょ勝手に知らない人を乗せたら」
エーメル(※巫女)「ごめんなさい…」
グーニラ「で、なんで彼を乗せようとしたの?」
カタリーナ(※巫女)「彼、コックピットに乗らないと死んじゃう病らしくて」
グーニラ「…なにそれ?」
スバル「実は俺の機体がなくなってしまって…」
グーニラ「機体がなくなった?」
スバル「信じられないかもしれませんが、本当なんです!」
グーニラ「もしかして、そのなくなった機体ってあれのことかい?」
カタリーナ(※巫女)「あれ?」
スバル「…! デュランダル!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
オリーヴ(※新Pスーツ)「あの突然出てきた機体ってなんだったんですかね?」
メカニック「さあねえ。両方とも見たことがない形だったが、どこかの新型かもしれないな」
オリーヴ(※新Pスーツ)「新型を置いて行っちゃうなんて、随分とうっかりさんですよね」
メカニック「うっかりさんってレベルじゃないだろ。っと、準備できたぞ。博士が戻って来てないが始めちまおう」
オリーヴ(※新Pスーツ)「了解です!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ナレーション(※画面オフ)「コロニー内にある別の格納庫―」「ここへと逃げ込んだイスズとアスハムは、なぜかすっかりと意気投合していた」
アスハム「ハハハハ! 話してみれば随分とわかるヤツではないか」
イスズ「俺も勘違いしていたようだ。先ほどはすまなかったな」
アスハム「気にするな、いっくん大佐。それはお互い様だ」
ニコラ「…そろそろ帰してもらえないですかね?」
アスハム「それはダメだ。お前には色々と教えてもらわねばならないからな」
ニコラ「教えるってなにを?」
イスズ「どうやらここには、俺たちの知らない技術がごまんとあるようだ。それを持ち帰らなくてはいかんのだ」
ニコラ「技術って言われても、私は技術者ではないので…」
アスハム「なるほど。では、技術者の下に案内してもらおうか」
ニコラ「…そうしたら用済みになって、やられちゃうってことはないですよね?」
イスズ「俺は約束を守る男だ。もちろん、お前の対応次第だがな」
ニコラ「なんでこんなことに…」
アスハム「ん…? ううん…!?」
イスズ「どうした、アスハム?」
アスハム「窓の外を見てみろ!」
イスズ「あれは、ケリュケイオン!?」
アスハム「まさか、あんな場所に私のゴレームがあるとは…」「しかし、どうやって取りに行けばいいんだ?」
イスズ「ここは俺に任せてもらおうか」
ニコラ「あの、ふたりで取りにいったらいいのでは?」
アスハム「お前、その間に逃げるつもりだろう?」
ニコラ「ギクッ!?」
イスズ「こいつの見張りを頼んだ」
アスハム「ああ、決して逃がしはせんよ」
イスズ「では、行ってくる」
イスズ「少々時間がかかったが、無事回収できたな」
〔機体の倒れる音〕
〔画面、フラッシュ〕
イスズ「なんだいまの音は…? まあいいか」
アスハム「…いっくん大佐」
イスズ「機体は無事回収した。次は技術者だな」
アスハム「なんてことをしてくれたんだ、お前はァ!」
イスズ「なに?」
ニコラ「さっき、ここに入ってくる時、この人の機体、思い切りぶつけてましたよ」
イスズ「あれ!?」
アスハム「私のゴレームの腕が、ぶらーんとしてしまったではないか!」
イスズ「おかしいな…」
アスハム「おかしいなではない! どう責任を取るつもりだ!」
イスズ「いやでも、わざとじゃないから」
アスハム「どう責任を取るのかと聞いている!」
イスズ「あーもう! わかった、わかった!」「じゃあもういまから、ケリュケイオンの腕壊す! 壊せば済む話ッ!」
アスハム「………」
ニコラ「………」
イスズ「腕壊したら戦えなくなるけど、壊す! 壊せば済む話ッ!」
アスハム「いや、別にそこまでしろとは言ってないが…」
イスズ「保険料が跳ね上がるけど、やる!」
〔歩み寄る足音〕
キラ「いったい、なんの騒ぎですか?」
ニコラ「ちょっと、色々ありまして…」
キラ「…! こんな場所で暴れたら危ないですよ!」
イスズ「おおおおッ!」
〔金属音音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔スパーク音〕
キラ「…!」
アスハム「まさか本当にやるとは…」
イスズ「どうだ、これでおあいこ!」
ニコラ「あの…2機とも壊れちゃったら意味ないんじゃ…」
アスハム「フッ、確かに」
イスズ「いま戦闘になったら、一巻の終わりだな」
アスハム「さあ、早く下りてこい。技術者を探しに行くぞ」
イスズ「ああ、わかった」
キラ「…どういうことなんですか?」
ニコラ「さあ、私が聞きたいくらいで」
〔歩み寄る足音〕
スバル「見つけたぞ、イスズ兄さん!」
イスズ「スバルか…」
カタリーナ(※巫女)「まだ生きてたようで、良かったです」
ゲイナー「アスハム、大人しくその人を返すんだ」
【シナリオエンドデモ終了】
[FOUL PLAY]
【シナリオデモ開始】
イスズ「なぜ、俺たちがここに居るとわかった?」
カタリーナ(※巫女)「コロニーの外に見慣れない機体が浮いてて、その近くのハッチで騒ぎが起きてるって聞けば、まあわかりますよね」
スバル「こんなことをしてる場合じゃないだろ。元の場所に戻る方法を探さないと」
イスズ「すまないな、スバル。俺にはやるべきことがある」
スバル「やるべきこと…?」
イスズ「方法ならひとりでさがすんだな。そして見つけたら、俺にも教えてくれ」
スバル(一緒に探してくれないのかよ…)
カタリーナ(※巫女)「なにをしようとしててもいいんですけど、そこの人だけは返してくれませんかね?」
ニコラ「カタリーナ…。いつも私に冷たく接していたが、本当は私のことを…」
エーメル(※巫女)「なに抜け駆けしてるんですか。そういうのズルいですよ」
カタリーナ(※巫女)「ズルいとか言われても、これ競争ですから」
ニコラ「知ってたよ…。知ってたけどね…」
ゲイナー「いまはケンカしてる場合じゃないんじゃ…」
カタリーナ(※巫女)「そうですよ、エーメルさん。ケンカしてる場合じゃないんで、私のバックアップに回ってください」
エーメル(※巫女)「なんでですか!? カタリーナさんがボクを援護してくださいよ!」
ゲイナー「あの、だから…」
アスハム「いまのうちに移動した方が良さそうだな」
イスズ「ああ、ここに留まる理由もない」
スバル「待ってくれ、イスズ兄さん!」
イスズ「俺を言葉で止めるつもりか。その甘さ、いつかお前の首を絞めることに…」「首を…あれ…? あれ、おかしいな…ないぞ…」
スバル「イスズ兄さん?」
イスズ「あー…ヤバイな…。ヤバイヤバイ…」
アスハム「どうしたのだ、いっくん大佐?」
イスズ「ケリュケイオンの鍵がない…」
アスハム「なに!? さっき、乗っていたではないか!」
イスズ「降りた時に後ろのポケットに入れたはずなんだけどな。はーッ! なんでかなー」
アスハム「別のポケットに入れたのでは?」
イスズ「見てる見てる他のポケットも見てるって。絶対おかしい!」「すみません、そこの人。これぐらいの小さい黒いやつ見ませんでした?」
キラ「…いえ、見てないですけど」
イスズ「スバル、お前は見てないか?」
スバル「み、見てないよ…。そもそも、さっき来たところだし…」
イスズ「じゃあもう、絶対泥棒だな」「泥棒に盗まれた! ケリュケイオンの鍵は盗まれた! 絶対!」
アスハム「待て待て、そう決めつけるな。この辺りに落としたのかもしれないだろ?」
イスズ「いや、もう絶対泥棒! 間違いないから!」
キラ「とりあえず、探してみましょう」
スバル「すみません、兄が…」
キラ「いえ、鍵がなくなったら大変ですもんね」
エーメル(※巫女)「じゃあボクも探します」
ニコラ「ええ!? いまのうちに助けてくれたら良くない!?」
エーメル(※巫女)「でも、鍵がないんですよ?」
ニコラ「いやいやいや! 鍵より人命でしょ!?」
ゲイナー「別に彼らも殺そうとはしてないですから」
ニコラ「本当に!? 銃、突き付けられたけど!?」
キラ「どこかに置いてしまったとか、そういうことはないですか」
イスズ「絶対ない。ポケットに入れたから」
キラ「じゃあ、ポケットから落ちちゃったのかな…」
エーメル(※巫女)「こっちにはないですね」
ゲイナー「うーん、こっちも見当たらないな…」
カタリーナ(※巫女)「もしかいて、これですか?」
イスズ「うん?」「おっ…」「それに間違いない! やはり落としていたか」「では、いただこう」
カタリーナ(※巫女)「えー? どうしましょうかねー」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
オリーヴ(※新Pスーツ)「なんだかバタバタしてたみたいですけど、大丈夫だったんですか?」
グーニラ「大丈夫大丈夫。あの機体の持ち主が見つかっただけだから」
オリーヴ(※新Pスーツ)「見つかったんですね。だったら、良かったです」
グーニラ「良くないよ、まったく。機体、置いて行っちゃったしさ」
オリーヴ(※新Pスーツ)「ここに置いといていいんですかね?」
グーニラ「さあねえ。まあ、私たちが気にしても仕方ない。続きを始めるとしようか」
オリーヴ(※新Pスーツ)「はい、わかりました」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
イスズ「…なにが望みだ?」
カタリーナ(※巫女)「さっきから言ってますけど、その人を返してください」
ニコラ「さっき、チャンスあったよね!?」
カタリーナ(※巫女)「どさくさに紛れてだと、助けたことにならないかもしれないじゃないですか」
ニコラ「どんだけお前は、オリーヴ君とデートしたいんだ!」
カタリーナ(※巫女)「それはもちろん、この生命に代えてもですよ」
ニコラ「愛が重い!」
アスハム「鍵を餌に交渉するとは、なんて汚いヤツなんだ…!」
カタリーナ(※巫女)「愉快犯に言われたくないですけどね」「さあどうしますか? 返すつもりがないなら鍵を折りますけど」
イスズ「ま、待て! わかった、彼を解放する!」
カタリーナ(※巫女)「最初から素直にそうしておけばいいんですよ」
ゲイナー「完全に悪役のセリフだ…」
ニコラ「ふぅ…助かった…」
カタリーナ(※巫女)「では、デート権をお願いしますね?」
ニコラ「釈然としないものがあるが、わかった」
イスズ「すまない、アスハム…」
アスハム「鍵が人質に取られたのだ、致し方あるまい」
キラ「あれ、でも鍵を渡しちゃったら…」
エーメル(※巫女)「あっ…」
イスズ「気付いたところで、もう遅い! このケリュケイオンに乗って、再びその男を奪えばいいだけのこと!」「策士策に溺れるとはこのことだな!」
カタリーナ(※巫女)「………」
イスズ「待っていろいますぐに…って、開かない!? なんで、コックピットが開かないんだ!」
カタリーナ(※巫女)「やっぱり、エーメルさんのロッカーの鍵じゃ開けられないみたいですね」
エーメル(※巫女)「うえ!?」
アスハム「まさか、貴様!」
カタリーナ(※巫女)「もちろん、鍵はすり替えておきましたよ。私もそこまで馬鹿じゃないので」
スバル「うわぁ…」
カタリーナ(※巫女)「そこ、引いてんじゃないですよ」
イスズ「まさか、本物の鍵を捨てたんじゃないだろうな?」
カタリーナ(※巫女)「いえいえ、さすがにそこまではやりませんよ。ほら、ちゃんとここにあります」
イスズ「なるほど。それが本物か…」
カタリーナ(※巫女)「ほへ?」
イスズ「ケリュケイオンの鍵は確かに返してもらったぞ」
ゲイナー「いつの間に!?」
エーメル(※巫女)「い、いまの動き、見えなかったんですけど…」
キラ「………」
イスズ「確かに鍵は返してもらったぞ」
〔撃破音〕
イスズ「ッ!? なんだ、この揺れは!?」
〔軍の警報〕
スバル「…いったい、なにが起こったんだ?」
【シナリオエンドデモ終了】
[CLOSE COMBAT]
【シナリオデモ開始】
〔通信のコール音〕
グーニラ「大丈夫か、君たち!」
エーメル(※巫女)「博士、なにがあったんですか!?」
グーニラ「このコロニーが襲撃されているんだ」
キラ「襲撃…」
グーニラ「とにかく、すぐに戻ってきてくれ」
エーメル(※巫女)「わかりました」
〔通信の閉じる音〕
カタリーナ(※巫女)「お遊びはここまでみたいですね」
キラ「僕は一度、戻ります」
エーメル(※巫女)「わかりました。ボクたちも急ぎましょう。この格好じゃ出撃出来ないですし」
カタリーナ(※巫女)「そうですね」
スバル「俺も行きます」
エーメル(※巫女)「えっ?」
ゲイナー「ここが壊されたら、僕たちも無事じゃすまない」
エーメル(※巫女)「わかりました、案内します」
スバル「イスズ兄さんは?」
イスズ「………」
スバル「…いや、なんでもない」
カタリーナ(※巫女)「行きますよ」
スバル「はい」
〔走り去る足音〕
ニコラ「あの…。私はどうしたらいいんでしょうか?」
アスハム「ここで死にたくはないだろう」
ニコラ「も、もちろん!」
イスズ「だったら、俺たちについてくるんだな」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
スバル(俺はコックピットが好きだ…)(この広い宇宙で独りになることが許されるただひとつの場所…)
〔発光音〕
〔画面、フラッシュ〕
スバル「ここは、俺の聖域だッ!」
ゲイナー「あの動き…。まるで敵がどう動くかわかってるみたいだ…」「って、見とれてる場合じゃなかった」「宇宙での戦いには慣れてないけど、このキングゲイナーならやってできないことはない!」
〔オーバーマンの飛翔音〕
エーメル(※新Pスーツ)「凄い…ふたりとも…。敵の数がどんどん減ってく…」
カタリーナ(※新Pスーツ)「その分、新しいのがどんどん湧いて来てますけどね」
ジギー「よそ見してる場合か! 撃ち抜かれるぞ!」
フローリア(※新Pスーツ)「集中しなさい、エーメル。ここは戦場でしてよ」
エーメル(※新Pスーツ)「は、はい!」
ジギー「博士、状況はどうなってる?」
グーニラ「四方八方から攻撃されてて、針のむしろ状態だ」
ジギー「そりゃ、おかしいな…」
グーニラ「おかしいってなにが?」
ジギー「ここまで攻撃されたら普通、こんな冷静に通信なんて…」「…! まさか、奴らの狙いは…!」
ソルジャー「こんなところに居たのか」
グーニラ「…!」「おいおいおい! 内部に侵入してきてるじゃないか!?」
ソルジャー「グーニラ博士、一緒についてきてもらいましょうか?」
グーニラ「…私を狙うなんて、なかなか目の付け所がいいじゃないか」
ソルジャー「あなただけじゃない。このコロニーにいる科学者は、全て我々のものになってもらう」
アスハム「残念ながら、そうはいかんな」
ソルジャー「なッ!?」
イスズ「はあッ!」
ソルジャー「ぐはッ!?」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
アスハム「なんとか間に合ったようだな」
グーニラ「た、助かったの、かな…?」
イスズ「先ほど使っていた通信は、スバルとも繋がるのか?」
グーニラ「スバル…? ああ、彼か…」「彼なら繋げられるよ」
スバル「頼む」
〔通信の開く音〕
イスズ「スバルか?」
スバル「イスズ兄さん!? 待っててくれ、いま戻ってる!」
イスズ「その必要はない」
スバル「…どういうことだ?」
イスズ「内部の敵は俺たちに任せておけ。だから、スバル。お前は外の敵を叩け」
スバル「…わかったよ、兄さん。またあとで会おう」
イスズ「ああ…」
〔通信の閉じる音〕
アスハム「話は終わったのか?」
イスズ「ああ、次の場所に向かおう」
〔走り寄る足音〕
アムロ「良かった。無事でしたか、グーニラ博士」
グーニラ「ふたりに助けてもらったおかげで、なんとか…」
アムロ「君たちは…?」
アスハム「気にするな。ただの通りすがりだ」
アムロ「もし良かったら、君たちも協力してくれないか? 内部の人手が足りてないんだ」
イスズ「俺たちは自分たちの目的のために技術者を守る。ただそれだけだ」
アムロ「それで、充分さ」「博士、他の科学者たちが入る場所はわかりますか?」
グーニラ「だいたいなら」
アムロ「では、案内をお願いします」
グーニラ「わかりました」
【シナリオエンドデモ終了】
[FLY IN SPACE]
【シナリオデモ開始】
スバル(なぜか、動きが軽い。デュランダルがまるで俺の手足のように動く)(いつもと同じはずなのに、なぜこうも違うんだ?)
ゲイナー「後ろの敵は僕がやります。だから、スバルさんは前に集中してください!」
スバル「わかった!」(彼が俺の背中を守ってくれるからか?)
〔オーバーマンの飛翔音〕
スバル「また、湧いてきた…! アイツらどれだけ出てくるんだ…!」
キラ「いっけぇぇぇッ!」
〔ビーム砲の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
キラ「連中が出てくるのにも限界があります。もう少し頑張りましょう」
スバル「ああ!」(それとも、彼らが援護してくれるからか?)
〔バーニアの噴射音〕
ジギー「当たらなくてもいい、とにかく弾をばら撒いてコロニーに近づけるな!」
カタリーナ(※新Pスーツ)「腕が疲れちゃいますね、これは」
エーメル(※新Pスーツ)「文句言ってる暇があるなら、1機でも多く倒してください!」
スバル(わからない…。わからないけどこの感じ…)(嫌じゃない!)「行くぞ、デュランダル!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
エーメル(※新Pスーツ)「敵が退いていく…」
ゲイナー「どうやら、終わったみたいだ」
スバル「ハァ…ハァ…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
グーニラ「君たちのおかげで助かったよ。本当にありがとう」
アスハム「礼などいらん。我々が欲しいのはお前たちが持っている、その技術だ」
ゲイナー「まだ、そんなことを言って」
アスハム「そのために協力したのだ。さあ、渡してもらおうか」
グーニラ「技術って言っても、具体的になにが欲しいわけ?」「できることなら協力するけど」
イスズ「本当か!? では、この世界の機体に関する…」
〔画面、フラッシュ〕
イスズ「まさか…!?」
アスハム「なぜ、いまなのだ!?」
グーニラ「どうなってんのそれ…。身体が輝いてるんだけど…」
ゲイナー「どうやら、お別れみたいだ」
スバル「短い間だったけど、ありがとう」
カタリーナ(※新Pスーツ)「いえいえ、私たちはなにもしていないので」
スバル「言われてみれば、確かにそうかもな」
エーメル(※新Pスーツ)「気を付けて帰ってくださいね」
イスズ「待って待って! もうちょっとだから!」
〔画面、発光〕
スバル(※画面オフ)「あっ、光が強くなった」
イスズ「もー! これ、絶対ダメなやつじゃん!」
〔発光、収束〕
グーニラ「消えちゃった」
エーメル(※新Pスーツ)「あー、疲れた…」
カタリーナ(※新Pスーツ)「本当ですね」
ゲイナー「ここは…。戻って来たのか?」
アスハム「クソッ! とんだ無駄骨だったではないか!」
ゲイナー「戻ってこられたんだから、それで良かったじゃないか」
ゲイン「…? なにを言ってるんだ、お前たち?」
ゲイナー「なにって、あの光のせいで知らない場所に跳ばされちゃって大変だったんですよ?」
ゲイン「跳ばされた? ずっとここに居ただろう?」
ゲイナー「えっ?」
アスハム「…冗談はよせ、ゲイン」
ゲイン「俺が冗談を言ってるように見えるか? 確かにこの遺跡が突然輝いたが、それだけで終わっただろうが」
アスハム「いや、そんなはずは…」
ゲイン「お前たち、揃って夢でも見てたんじゃないのか?」
ゲイナー「僕たちは遺跡の力で眠らされてたってこと?」
アスハム「ええい、興が削がれた! 命拾いしたな、ゲイン! だが、次はないぞ。覚えておけ!」
〔バーニアの噴射音〕
ゲイン「なんだってんだ?」
ゲイナー「僕だってわかりませんよ…」
スバル「ティラミス…? そうか俺たちは戻って来たのか…」
イスズ「なんだこれは…?」
スバル「なにかあったの、イスズ兄さん?」
イスズ「壊れたはずのケリュケイオンの腕が修復されてる」
スバル「壊れたって勘違いしてただけなんじゃ?」
イスズ「いや、確かに壊れていた。というか、俺が壊した」
スバル「イスズ兄さんが壊したんだ…」
イスズ「それなのに、まるでなにもなかったかのように…」「いや、あれは幻だったとでもいうのか…?」
スバル「幻って…あんなにはっきりしてたのに」
〔警報〕
イスズ「お前の迎えが来たか…。どうやら今日のところは、ここまでのようだな」
スバル「行くのかい、イスズ兄さん?」
イスズ「いずれ、また会おう」
〔バーニアの噴射音〕
スバル「ふぅ、帰って来たのか…俺」
ナレーション(※画面オフ)「スバル・イチノセは、居心地の悪さを感じる戦艦ティラミスへと帰ってきた」「だが、そんな彼は少しだけ、心地よさも感じていたのだった」
カタリーナ(※私服)「あーあ。途中で出撃せいで、おじさんを助けられずゲート権もお預け。トホホのホゲラッパですね…」
エーメル(※私服) 「言わないでくださいよ。思い出すだけで悲しくなるんですから…」
〔ハッチの開閉音〕
オリーヴ(※私服)「ふたりとも、いま時間ありますか?」
カタリーナ(※私服)「ありますあります。売るほどあります」
エーメル(※私服)「ボクもボクも!」
オリーヴ(※私服)「ニコラさんから映画のチケットを3枚もらったんですけど、一緒に行きませんか?」
カタリーナ(※私服)「そういえば、エーメルさんは忙しいって聞いたような?」
エーメル(※私服)「いやいや。カタリーナさんこそ、これから訓練だって言ってたじゃないですか」
オリーヴ(※私服)「はいはい」
カタリーナ(※私服)「ふたりきりで行きましょうよ」
エーメル(※私服)「絶対、この人がいない方がいいですって」
オリーヴ(※私服)「いいからいいから。ほら、3人で行きますよ」
【シナリオエンドデモ終了】
● イベント「BY NECESSITY」
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