進撃イベント
常夏の熱視線
[秘密特訓]
【シナリオデモ開始】
ナイアーラ「やあ、お客さん。並行世界の吹き溜まりへようこそ」「地球には北風と太陽って寓話があるんだってね」「厳しいばかりじゃダメ、相手が自分から動くようにするべしって話らしいけど、悠長な話さ」「それに…ヒトは極度の体温低下で錯乱し、服を脱ぐことだってある」「そもそも本来は臨機応変、当意即妙を伝える話なのに、ただ優しくすればいいと勘違いしているケースもあるようだね」「物語では太陽が勝ったようだけど、現実ではどうなるか…君たちの目で確かめるんだね…」
刹那「こちらクアンタ。現在のところ異常なし」
スメラギ「アブダクターは特異行動の可能性があるわ。気を付けて」
ティエリア「女性だけを狙うはずのアブダクターが他の目的を持つ、か」
さやか「まったく、こうもアブダクターやらシークレットやら、ワケわかんない物が出てこられちゃたまんないわ」
ジュン「ぼやかないの、さやか。これだって立派なマジンガーエンジェルの仕事よ」
ひかる「そうよ、アブダクターは女性の敵!」
マリア「放ってはおけないもんね」
ハニー「ふふっ、みんなマジンガーエンジェルとしての自覚ができたみたいね」
アンディ「なあ、アマタ。最近アブダクターの出現がヤケに多くないか?」
アマタ「うん、このところ出動が多い気がする」
アオ「スカブコーラルもそうです。ゲネラシオン・ブルも原因を究明しようとしてるみたいですけど…」
フレア「シークレットにせよ、アブダクターにせよ、いったい何が目的なのか…」
ミコノ「何か大変なことが起きる前兆なのかも…」
アマタ「心配しないで、ミコノさん! ミコノさんは俺が守るから!」
ミコノ「アマタ君…」
ゼシカ「………」
グラハム「戦いの前に怯えなくなったのはよい傾向だ。しかし、緊張を忘れてはいかんな」
アマタ「す、すみません!」
クレア「手間をかけます、グラハム・エーカー少佐」
グラハム「お気になさらず、クレア理事長。青少年を導くのは大人の役目を心得ています」
ミレイナ「Eセンサーに反応! 高エネルギー源が付近に出現です!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
カイエン「こいつは…!」
クレア「次元ゲート!?」
ミカゲ「フッ…」
ゼシカ「そんな…ミカゲ!?」
ミカゲ「とかく弱いものは群れたがる…そして頼ってしまうもの…それでは太陽の翼にはほど遠い…」
グラハム「各機散開! 敵を迎え撃つぞ!」
刹那「目標を確認! 戦闘行動へ移行する!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
アマタ「な、なんとかアブダクターは倒せたけど…」
カイエン「気を抜くな! まだミカゲが残っている!」
ミカゲ「…今回はここまでにしておこう」
刹那「何?」
ミカゲ「一度に全ての花を手折るのは野暮というもの…ましてや、つぼみさえつけていないとなれば…」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ゼシカ「次元ゲート!」
フレア「逃がさないっ!!」
ロックオン「よせ! 深追いは危険だ!」
ティアリア「ああ、こちらの損耗も大きい」
ハニー「ええ…反撃されたら危険なのはこっちよ」
アマタ「くっ…俺たちじゃ…相手にならないのか…?」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ロックオン「今回のヤツらの動き…威力偵察ってところだな」
スメラギ「ええ、敵の夫人もそれを物語っていたわ」
アレルヤ「つまり…次は本気で来るってことか」
アマタ「そんな…今回撃退できたのでもギリギリだったのに…」
フレア「まだ敵は本気じゃなかったって言うの?」
アオ「このままじゃ…勝てない?」
不動ZEN「ならば特訓だ!」
ミコノ「不動総司令?」
不動ZEN「己の力が足りぬ事を自覚し、更なる成長を目指すならば特訓しかあるまい」「されど、曇ったままでは光は届かない。光の下でこそ、人は健全な成長を遂げる」
さやか「えっと…不動総司令は何を言ってるの?」
ゼシカ「私たちにも分かんないよ」
不動ZEN「よって、夏の日差しの下、南国の島における特訓を命じる!」「名付けて…」
〔鞭で叩く音〕
不動ZEN「パラダイス特訓!!」
ゼシカ「パラダイス…?」
カイエン「また突拍子も無いことを…」
フレア「えーと…それってつまり南の島でバカンスってこと?」
不動ZEN「うむ。緊張と緩和。特訓と休養。その二つと共にしてこそ意味が生じる」「ただし、バカンスと言えど危険はつきもの。それ相応の用意は必要となる」
クレア「すでに手配は済んでいます。南国にふさわしく、大胆に肌をさらす教官に指導をお願いしています」
MIX「なっ…!? そんな破廉恥な!!」
アンディ「やっほー!! そいつは最高だ!!」
フレア「特訓兼バカンスってこと? どういう意味?」
エレナ「息抜きも必要ってことじゃない?」
アンディ「やったな、アマタ! 夏のビッグバンが拝めるぜ!」
アマタ「えっ? そ、それってその…」「うわっ!? わわわ、浮いちゃうっ!」
ミコノ「もう…アマタ君…!」
アマタ「い、いや、これは違うんだ! 誤解だよ、ミコノさん!」
マリア「浮かれちゃって、もう」
ジュン「彼の場合、文字通りそれが目に見えるからわかりやすいのよねぇ」
アオ「えっと…ビッグバン?」
エレナ「それだけデカいってことでしょ。こ・こ・が」
アオ「ええっ!? む、胸って…!? そ、それって、その…」
エレナ「にひひ~想像した?」
ロックオン「やれやれ、浮かれるのはいいが、羽目を外すんじゃねぇぞ」
アンディ「いやっほー!! 夏のバカンスだぜーーっ!!」
【シナリオエンドデモ終了】
[大胆な教官たち]
【シナリオデモ開始】
ロッキー「来たか、ヒヨッコ共!!」
アンディ「大胆に…」
クリン「僕たちが君たちの指導教官を務めることになった」
アンディ「素肌をさらす…」
ル・シャッコ「命令には絶対従え」
アンディ「南国にふさわしい…」
キリコ「………」
アンディ「いやいやいやいや!! ちーーがーーうーーだーーろーー!!」
ナナシ「元気いっぱいで結構だなっす」
アオ「えっと…どういうことですか? 南の島でバカンスって…」
クリン「ここだって南の島だ。ただし、洞窟の中だけどな。君たちにはここで特訓を受けてもらう」
アマタ「女の子たちは?」
キリコ「男女は別々だ。これから数日、特訓が終わるまで会うことはない」
アンディ「ウソだろ…南国の太陽は? 俺のビッグバンは?」
ル・シャッコ「お前たちはここで砂モグラみたいにのたうち回って戦い続けるのさ」
キリコ「この洞窟には、俺たちが仕掛けたトラップや傭兵が潜んでいる」「ここにある特訓機を駆って、この洞窟から抜け出せればお前たちの訓練は終わりだ」
ロッキー「傭兵たちには手加減無用と伝えてある。本気でやらねぇと命はねぇぜ」
アマタ「いや、おかしいですって。そんな特訓…」
アオ「意味分からないですよ」
カイエン「特訓自体は構わないが…一度バカンスと思わせておいてのこの落差はキツいな」
アンディ「俺のビッグバン…」
ロッキー「ごちゃごちゃ言ってる暇はない! さっさと始めるぞ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アオ「な、なんとかここまでたどり着けた…」
アンディ「俺の…ビッグバン…」
アマタ「本当に手加減なしで来るなんて…こうなったら、意地でもここを切り抜けて…」
アンディ「ああ、バカンスを満喫してやる!」
カイエン「どうやらこの先が出口らしい。なんとかなったようだな」
アオ「本気でやればどうにかなるものですね」
アマタ「なんだかんだ言っても、クリンさんたちは優しいし」
カイエン「ああ、ここに海動さんや真上さんがいた日には、ヤバかったところだ」
海動「ほーう? 誰がなんだって?」
アオ「え?」
真上「直々のご指名とは恐れ入るな。ならば期待に応えねばな」
アマタ「ええっ?」
海動&真上「ご希望通り、地獄の特訓ってのを見せてやるぜ!!」
アンディー「ええーーーーーーーっ!!?」
【シナリオエンドデモ終了】
[妬けてサンビーチ]
【シナリオデモ開始】
フレア(※水着)「………」
エレナ「夏恒例の水着回! シャッターチャンス、狙い撃つぜ!」
フレア(※水着)「なんでエレナは水着着てないのよ」
エレナ「見ての通り、今日の私はカメラマンだから。ほらほら、もっとサービス、サービスゥ!」
フレア(※水着)「ちょっ!? どこアップにしてんのよ!」
ミコノ(※水着)「あの…どうして私たちまで写真撮影に?」
エレナ「なんかねー、密着取材だって。みんなもアイドルとしてプロデュースするつもりなんじゃない?」
ミコノ「で、でも…恥ずかしいです…」
ゼシカ(※水着)「気にしない、気にしない! 男共がいないんだし!」
ジュン「それにしても…島に来てから、こんなことばっかりやってていいのかね?」
ハニー(※水着)「不動総司令の命令よ。あの人の計画に間違いはないわ」
マリア「そうは言っても、あの人って何考えてんだか分からないのよねぇ」
ゼシカ(※水着)「男共って言えば、アマタたち、どうしてるかな?」
MIX「アンディたちのことだし、どうせだらしない顔してのんびりしてるわよ」
サザンカ「そっか…あっちはあっちで男だけなんだ腐腐…腐腐腐…何かの間違いが…腐腐腐腐…」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
アンディ「おかしいぜ!! 何かの間違いだろ、こりゃ!!」
アオ「あれって、機械獣ですよね?」
真上「訓練用のダミーだ。お前たちは、この機械獣共から逃げ延びること。それが特訓の内容だ」
海動「あと…この俺たちからもな!!」
カイエン「あ、あんな物まで持ち出して…!」「ダメだ、逃げろ! 絶望的な予知しかできない…!」
アンディ「無茶苦茶だぁ!!」
〔通信のコール音〕
由木「ふたりとも、多少荒っぽくなるのは構いませんが、怪我させたりしないでくださいよ」
真上「フ、怪我で済めばいいがな」
アオ「あの人たち本気だ…!」
アマタ「に、逃げろーーーっ!!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
エレナ「はーい、お疲れー! これにて撮影完了」
フレア(※水着)「まったく…こんなトコまで来て何やってんだか…」
エレナ「ご不満?? せーっかくアオのために新品の水着まで用意したのにねー」
フレア(※水着)「そ、そんなんじゃないって!」
ゼシカ(※水着)「へぇ、あんたたちってそうなの?」
フレア(※水着)「違うって言ってるじゃない!」
エレナ「ムキになるのがかえって怪しい」
サザンカ「そう言えばミコノの水着も新品よね? もしかしてミコノもアマタ君に見せたかったんでしょ?」
ミコノ(※水着)「ええっ!? そ、それは…そんなんじゃ…ない、です」
ゼシカ(※水着)「………」「なーに言ってんの! ご立派なもの持ってるんだし、有効に使わないと」
MIX「ゼシカ! そういう破廉恥なことは…」
ハニー(※水着)「いいのよ、それで」
MIX「え? でも、ハニー教官…」
ハニー(※水着)「女の子はね、見られることでキレイになるの。それが好きな男の子だと特に、ね」
ゼシカ(※水着)「やっぱり…」
MIX「そ、そうなんですか…ハニー教官が言うとなんだか説得力がありますね…」
フレア(※水着)「好きな人、ね…」
エレナ「ふーん…」
ミコノ(※水着)「………」
【シナリオエンドデモ終了】
[腐れ青春]
【シナリオデモ開始】
エレナ「つ、強い…! 何この設定、めちゃくちゃ…!」
刹那「先日のアブダクターのデータをシミュレーターに取り入れている」
ハニー「強大な敵を相手にするにはそれだけの準備が必要となるからね」
MIX「シミュレーターでの実戦練習…やっとまともな特訓になったわね」
ゼシカ「あー、またやられた! 敵強すぎ!!」
ユノハ「ゼシカでも歯が立たないなんて…」
ゼシカ「刹那さん、こういう場合どうすればいいんですか?」
刹那「機体と一つになりきれていない。自分と機体を同一化するんだ」
ゼシカ「へ? え、え~と…具体的にはどうすれば…?」
刹那「む…」
グラハム「頭で考えているが故に対応が一歩遅れている。まずは直感的に動けるようになるまで、敵の動きを身体に叩き込んだ方がいい」「そう、彼は言っている。つまりは反復だ。もう一度、試してみろ」
ゼシカ「は、はい! ありがとうございます!」
〔歩き去る足音〕
刹那「すまない…」
グラハム「誰にでも向き不向きというものはある。気にすることはない」「しかし、私たちがこうして後進に指導する立場になるとは、不思議な縁だな、少年」
刹那「ああ…だが…」
グラハム「フ、確かに。少年の言うとおり我々の昔話をしている場合ではなかったな」「今は少女たちの未来に目を向けねば…」
サザンカ「いい…!」
さやか「え…何が…?」
サザンカ「あのふたりの関係よ! 目と目で通じ合う、あのふたりの関係!」「間違いない! あのふたり…! 腐腐腐…腐腐腐腐腐腐腐…!」
さやか「サザンカ、あなた何を考えてるの?」
ひかる「確かにあの二人、昔は色々あったって聞くけど、別に普通でしょ?」
サザンカ「いやいや、絶対何かあるって!」
MIX「サザンカ、あなたねぇ…今、何の時間だと思ってるのよ!」
グラハム「次は全員参加だ。想定される戦術パターンを組んである。油断するな」
フレア「はいっ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
マリア「な、なんとかやっつけたけど…」
ゼシカ「やっぱ強い~~! こんなの相手にしなきゃなんないの!?」
ハニー「今回のデータは、これでも80%まで抑えてあるのよ」
ミコノ「そんな…! あれで80%なんですか…!?」
刹那「最悪の事態は想定しておいた方がいい」
グラハム「軍事の基本だ。希望的観測が死につながるからな」「私も少年もこれまでの戦いで、それを充分思い知らされてきた」
サザンカ「はいはい、しつもーん!! お二人ってどういう関係なんですか~~~~!!」
刹那「なんの話だ?」
グラハム「ふっ…そうだな…。少年は私にとって常に追い続ける目標だった」
サザンカ「きゃーーーっ!!」
刹那「腐れ縁だ」
サザンカ「腐った縁!! てことはやっぱりグラハムさんが攻め!?」
ゼシカ「攻め? 攻撃側ってこと?」
グラハム「かつては攻守共に、少年んい圧倒された時期もあったな」
サザンカ「リバーシブル!?」
MI「いい加減にしなさい、サザンカ!」
サザンカ「ああ、はかどる~~~…」
MIX「ダメね、これは…」
エレナ「腐ってやがる…早すぎたんだ」
【シナリオエンドデモ終了】
[天国への階段]
【シナリオデモ開始】
アマタ「はぁっ…はぁっ…アンディ、生きてる?」
アンディ「ダメだぁ…死ぬ…」
カイエン「ミコノも…こんな特訓をしているのか…?」
ル・シャッコ「言葉を発する余裕はあるらしいな」
ロッキー「ああ、まだ絞れそうだ」
アオ「そんなぁ…」
海動「へばってる暇はねえぜ、ガキ共!」
アマタ「鬼だ…地獄の鬼がいる…」
竜馬「根性ねえこと言ってんじゃねえよ」
隼人「そんなことじゃ、戦場で生き延びる事はできんな」
アオ「いつの間にか竜馬さんや隼人さんもいるし…」
カイエン「特訓がどんどんエスカレートする…絶望的な未来しか見えない…」
竜馬「さあ、次がラストだ! 根性見せてみろ!!」
アマタ「え? ラスト?」
ロッキー「ここをくぐり抜ければこの特訓は終わりだ。そうすりゃ明日は、晴れて一日休養日だ」
ナナシ「ちゃんとご褒美は用意してるんだなっす」
アオ「こ、これを乗り越えれば…休みが…」
アンディ「この先に…この先にパラダイスがあるんだぁ~…」
カイエン「すでに絶望を超えたか…ならば、やり遂げるのみ!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
アオ「ま、また機械獣…」
カイエン「これで終わり…最後なんだ…」
アンディ「こ、これさえ終われば…パラダイスが…ビッグバンが…」
アオ「終わった…のか? も、もうこれ以上は無理…」
ロッキー「よーし、ガキ共! よくがんばった! 特訓はこれで終わりだ!」
クリン「あとは各自、機体の点検を怠らないこと。お疲れ様」
アマタ「や、やっと終わった…」
カイエン「さすがにこのメンバーが相手だとキツいな…」
アンディ「これでやっと…やっと…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
フレア「へぇ、大変だったんだ…」
アオ「大変なんてもんじゃないよ。本当に死ぬかと思った…」
エレナ「もしかして次は私たちの番?」
アオ「特別教官はもう帰ったから大丈夫だと思うけど…」
アンティ「ったく、なで俺たちだけがこんな目に…」
MIX「でも、なんとか切り抜けたんでしょ。ま、その根性は認めてあげないこともないわ」
アンディ「そ、そうか? ところでそっちは、特訓どうだったんだ?」
カイエン「ミコノ、大丈夫だったか?」
ミコノ「う、うん。私たちはその、シミュレーターでの訓練とか…」
ゼシカ「あんたたちに比べたら、正直楽ちんだったかな」
アンディ「なにぃぃぃ!? 差別だ、差別!!」
ミコノ「大変だったんだね、アマタ君」
アマタ「ま、まあね…でもなんとか乗り越えたし…」
アンディ「そう! 明日は待ちに待った休養日! 今度こそ南の島のバカンスを満喫してやるぜ!」
【シナリオエンドデモ終了】
[見えない太陽]
【シナリオデモ開始】
アンディ「いやあ、さすが南の島! 青い空、白い雲!」
〔風の音〕
アマタ「アンディ…」
アンディ「待ちに待ったバカンスだ! 行こうぜ、水着に着替えて!」
MIX「アンディ…」
エレナ「酸素欠乏症にかかって…」
〔風の音〕
アンディ「眩しい…眩しすぎて真っ白に見えるぜ」
刹那「それはホワイトアウトという現象だ」
アマタ「アンディ、現実を受け止めよう。外は猛吹雪だ」
アンディ「おかしいだろぉぉぉ! なんでこんな南の島に雪が降るんだ!? しかも吹雪って…!」
ティエリア「アンディの反応はともかく、確かにこの天候は異常だ」
〔通信のコール音〕
クレア「ゲネラシオン・ブルからの連絡です。この近くにシークレットが出現しました」
アオ「シークレットが? スカブコーラルは?」
クレア「スカブコーラルの出現は確認されていません」
フレア「またシークレット単独で出現したの?」
ジュン「スカブコーラルの心配はないって事だね」
クレア「ですが、この異常気象の原因は間違いなくシークレットによるものです」「シークレット近辺の気温と気圧の低下が観測されています」
アンディ「許せねぇ…シークレット! 俺たちの夏を奪いやがって! 出撃させてくれ!」
ハニー「彼の動機はともかくしとして、シークレットが出現した以上、対処する必要があるわね」
グラハム「うむ、総員出撃!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ハニー「なんとか片付いたようね」
アオ「でも、まだ吹雪が収まらない…」
ひかる「他にもまだ、シークレットがいるのかも」
ゼシカ「ねえ、確かシークレットって単体でしか出現しないんじゃなかった?」
フレア「ええ…でも最近はスカブコーラルが出現していなくてもシークレットが出てくる時もあるし…」
〔通信のコール音〕
クレア「こちらでもその原因は調査中です。ヴェーダにも協力してもらっていますが…」「!? これは!?」「各員、注意を…! その付近に次元ゲートの反応があります!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミコノ「次元ゲートが…それにあの機体…」
アマタ「まさか…!?」
ミカゲ「思わぬ再会はままあるもの…望む、望まないに関わらずその時は来る…フフフ…」
アマタ「ミカゲ!!」
【シナリオエンドデモ終了】
[凍える夏]
【シナリオデモ開始】
ミカゲ「さあ、花開いたつぼみの姿を見せてくれ…手折るのに躊躇せずにすむように…」
ミコノ「そんな…また…」
アオ「また、あんなのを相手にするのか…」
カイエン「怖じ気づくな、みんな! 俺たちはこの時の為に特訓してきたんだろう!」
アマタ「そ、そうだった…!」
ゼシカ「この前みたいにはいかない!」
アンディ「こちとら地獄を見てきたんだ!!」
ミカゲ「私が求めるのはアクエリオンのみ。有象無象には退場していただこう」
〔風の音〕
〔画面、フラッシュ〕
刹那「くっ…吹雪が一段と激しく…」
アオ「さ、寒い…!?」
フレア「どういう事!? 空調が効いてない!?」
ゼシカ「どうしてアクエリオンの中なのに、こんなに寒く…!」
クレア「ミカゲ…! シークレットの起こした吹雪を利用して…!」
アレルヤ「まずい…! この寒さじゃ…満足に戦うことも…!」
ミカゲ「寒さとは体ではなく心で感じるもの…心を凍てつかせ、砕け散るがいい」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アオ「さ、寒い…!」
アマタ「このままじゃ、機体ごと凍ってしまうかも…!」
グラハム「心頭滅却すればとは言うが…限度というものもある!」
クレア「不動、このままでは…!」
不動ZEN「………」
クレア「不動!」
不動ZEN「ミコノ! ゼシカ!!」
ミコノ「は、はい!」
ゼシカ「はい!」
不動ZEN「二人とも服を脱げ!」
ミコノ「…え?」
ゼシカ「…は?」
不動ZEN「もう一度言う…」「服を脱げ!」
ゼシカ「ええ~~~~~~っ!?」
【シナリオエンドデモ終了】
[君に見られて]
【シナリオデモ開始】
ゼシカ「服を脱げってどういうこと!?」
ミコノ「この寒さの中、そんな事したら…」
クレア「もしや、またノーガードアタックを? それはかえって危険です」
不動ZEN「そうではない。ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…」「有為転変、似て非なるもの。たとえ前車の轍を踏んでも同じ地にたどり着くとは限らない…」
クレア「…わかりました。ゼシカ、ミコノ。不動の言葉に従いなさい」
ゼシカ「…わかった」
ミコノ「ゼシカ?」
ゼシカ「どうせこのままじゃやられちゃう! なら、できることはやらないと! それに…下は水着だし」
ミコノ「あ、そういえば…バカンスに出るつもりで水着を…」
ゼシカ「せーのっ!!」
ゼシカ(※水着)「どうよっ!!」
ミコノ「ゼシカ…わ、私も…!!」
ミコノ(※水着)「こ、これでいいのよね?」
アマタ「わああっ!? ミコノさん!? ゼシカ!?」
ゼシカ(※水着)「さあ、総司令! これで文句ないでしょ!!」
不動ZEN「ふっ…」
ゼシカ(※水着)「えっ? それだけ?」
ミコノ(※水着)「え、えーと、あの…このあとどうすれば…」
ミカゲ「慎みを忘れたレア・イグラーなど無粋の極み…」
ゼシカ(※水着)「わわっ!? 怒らせちゃった!?」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
さやか「くっ、やっぱり強い…」
アオ「特訓したけど、まだ足りないってのか…」
ミカゲ「そろそろ終わりにしよう…」
〔風の音〕
〔画面、フラッシュ〕
ジュン「さらに吹雪が…!」
フレア「機体まで凍っていく…」
さやか「私たちも…もう…」
ゼシカ(※水着)「あ、暑い…」
ハニー「ちょっと!? どうしたの、ゼシカ!?」
刹那「低体温症による錯覚か? 急いで服を着て…」
クレア「いえ、これは…!」
アマタ「なんでだ…ミコノさんたちを見てると…体が熱い…」
ミコノ(※水着)「見られてる…アマタ君に…私…私…」
ゼシカ(※水着)「なんなの、これ? 体が火照って…」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
アオ「アクエリオンの氷が…」
フレア「溶けてる!? どういうこと!?」
不動ZEN「今だ! ヘッドをアマタに!」
アマタ「羞恥合体! GO! アクエリオン!!」
〔合体音〕
〔画面、フラッシュ〕
ゼシカ(※水着)「体が…熱い…」
ミコノ(※水着)「見られてる…私…」
アマタ「昂ぶる~~~!!」
〔画面、フラッシュ〕
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミカゲ「こ、この輝きは…!?」
【シナリオエンドデモ終了】
[北風と太陽]
【シナリオデモ開始】
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミカゲ「何が起きている…!?」
フレア「吹雪が弱まってきた?」
ミカゲ「この熱…はいったい…!?」
ハニー「なるほど、羞恥心ね」
ひかる「そうか! 男の子たちはずっと禁欲して特訓、そして女の子は水着…」
ロックオン「その状況じゃ、男子は女子の水着に釘付けになるのも納得だな」
グラハム「青少年の溢れんばかり情熱を利用したか…!」
クレア「不動…これがあなたの狙いだったのですね」
不動ZEN「これぞ!」
〔平手で叩く音〕
不動ZEN「北風と太陽作戦!」
ミカゲ「北風と太陽…」
不動ZEN「太陽の光を取り戻すのだ、アクエリオン!」
アマタ「うおおおぉぉぉぉぉーっ!!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ジュン「アクエリオンの光で私たちの機体の氷も溶けていく…」
アオ「動ける! これなら…!」
フレア「今の内にシークレットを倒すわよ! あいつさえ倒せば、この寒さも消えるんだから!」
ミカゲ「そうはいかない」
アマタ「ミカゲッ!! 俺たちが相手だ!!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
刹那「シークレット撃破。ミッション完了。セカンドフェイズに移行する」
ひかる「いつの間にか雪も溶けてるわね」
アレルヤ「あれだけの雪を溶かしてしまうなんて…」
ハニー「アクエリオンにこんな力まであったなんてね」
アマタ「諦めろ、ミカゲ!! 今の覚醒したアクエリオンなら…」
ミカゲ「こうでなくては面白くない…」
ゼシカ(※水着)「えっ!?」
ミカゲ「太陽の力を手にしたアクエリオン…これを待っていた…」
ミコノ(※水着)「どういう意味…?」
アマタ「来るっ!!」
【シナリオエンドデモ終了】
[君と一緒に]
【シナリオデモ開始】
ミカゲ「ようやく太陽の力の片鱗を見せてくれたようだね…待っていたよ…」
ミコノ(※水着)「まさか…」
アマタ「最初からそれが狙いで…?」
カイエン「恐れるな、アマタ!!」
ゼシカ(※水着)「そうよ!! 今の私たちならいくらミカゲだって!!」
ミコノ(※水着)「絶対負けないんだからー!!」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
アオ「な、なんだ…力が…!」
フレア「なんだかこっちも力が湧いてきた気がする! いけーーっ!!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミカゲ「むぅっ!?」
エレナ「ここ、主題歌がかかるとこだよね!!」
さやか「負けてられないわね! こっちも!!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミカゲ「くっ…覚醒したアクエリオンだけでなく、他の機体も力が上がっている…?」
グラハム「男子三日会わざれば刮目して見るべし…少年少女の成長というものはまさに瞬息の間」
ハニー「でも、どうして急に…」
クレア「彼ら、彼女らが、見る、見られていることを意識したから…そうですね? 不動」
不動ZEN「アダムとイヴは知恵の実を食し、羞恥を知った…」「人は観察により物事を知る…観察とは即ち、見ること! 見て、見られて、人は心理を知る!」
〔平手で叩く音〕
不動ZEN「知は力なり!」
クレア「彼らの見る、見られているという意識が強い絆を生み、機体を強化したのです」
アマタ「強い絆…」
ゼシカ(※水着)「私たちの絆が…」
ミコノ(※水着)「みんなの力に…」
不動ZEN「北風と太陽の寓話にあるように最終的な勝利は太陽が掴む!」
グラハム「ならば、今が好機!」
刹那「刹那・F・セイエイ、ダブルオークアンタ…攻撃を開始する!」
アマタ「いっけぇぇぇぇっ!!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
アマタ「燃えろぉぉぉ!! 心の炎っ!!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ミカゲ「ぐうぅっ!! これほどとは…」
ゼシカ(※水着)「さあ、覚悟してもらうよ!!」
ミカゲ「太陽の力…フフ…フフフ…そうでなくてはね、アクエリオン」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
フレア「次元ゲート!?」
アマタ「逃がすかっ!!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
アマタ「うわっ!?」
ミカゲ「ここは一旦退かせてもらうとしよう。その力、いずれもらい受けるために…」
〔光の放射音〕
〔画面、フラッシュ〕
グラハム「…逃げられたか」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アマタ「結局、ミカゲは逃がしちゃったな…」
ゼシカ「でも、アクエリオンも強くなったし、勝てたんだからいいじゃん」
ミコノ「そ、そうよね、うん」
アオ「それにしても驚いたな、不動司令の作戦」
マリア「いきなり「服を脱げ!」だもんね。普通はセクハラでしょ」
ハニー「不動司令は一見非常識っぽいけどちゃんとみんなの事を考えてくれてるのよ」
カイエン「ええ、正直理解しがたい部分も多いので、もっとわかりやすく説明していただきたいところですが…」
エレナ「ま、結果よければ全てよしってことで」
フレア「確かに、あれでみんなの絆が深まった気はするわね」
グラハム「特訓の成果はあったようだな」
アオ「あの特訓、キツかったもんなぁ…」
アマタ「でも、その特訓も終わったんだし…」
アンディ「おうよ! さあ、今度こそバカンスだ!!」
ハニー「何言ってるの。もう特訓は終わったのよ。あとは帰るだけ」
アンディー「ええーーーっ!?」
刹那「目的は達した。長居する必要はない」
アンディ「そ、そんな…」
アオ「なんかくたびれただけだったなぁ…」
アマタ「しょうがないか…」
〔歩き去る足音〕
カイエン「何をしている、アンディ。帰るぞ」
アンディ「お、俺の…俺の青春を…ビッグバンを返せぇぇぇぇっ!!」
MIX「…バカ」
【シナリオエンドデモ終了】
● 進撃イベント「常夏の熱視線」
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