強敵イベント
灯せ!!絆の進化理論
[出撃!!シンカリオン]
【シナリオデモ開始】
ハヤト「俺、速杉ハヤト。シンカリオンと新幹線が好きな小学6年生!」「シンカリオンに乗って1年、色んな人と出会って、色んなことがあった」「俺も自分の好きなことは誰かの夢を…平和を守ることだって気づいたりもした」「でも、俺は自分の気持ちを全部わかっているわけじゃなかったんだ」「これは気づいていなかった気持ちを気づかせてもらった時の話だよ」
ハヤト「ねえ、セイリュウ」
セイリュウ「なんだ?」
ハヤト「今回のあの巨大怪物体は、地底世界の怪物じゃないんだよね?」
セイリュウ「ああ…クレアツルスではない。黒い貨物列車も出現していないしな」「ましてやルクスヴェテ…あの黒い粒子で作られたものでもない。そもそも…カイレンたちは倒したはずだ」
ハヤト「そう…だよね…じゃあ、捕縛フィールドに捕えられているあれは、一体なんなんだろう…こんな山間の所に出現するなんて…」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ハヤト「なにっ!?」
〔ノイズ〕
フタバ(※画面オフ)「…ト君…気…けて! 敵…攻…が強力…ぎて、捕…フィ…ルド…破られ…しま…の!」
ハヤト「え、フタバさん? よく聞こえないよ? …フタバさん!」「セイリュウ、そっちは聞こえる!?」
セイリュウ「いや、こちらも駄目だ! ノイズが混じる!」
フタバ(※画面オフ)「ハ…ト…セ…リュ……聞…え…ヤト…リュ…」
〔通信の閉じる音〕
ハヤト「通信が!?」
セイリュウ「ハヤト、前だ!」
〔結晶の砕ける音〕
〔画面、フラッシュ〕
ハヤト「うわああ!? 捕縛フィールドが!?」
ダイノガイスト「があああああああ!」
ホーンガイスト「さすがダイノガイスト様でさぁ。人間ごときが、俺たちを閉じ込めようなん、甘い甘い!」
ハヤト「え…えぇえええええ!? しゃ、喋った!?」「ね、ねえ、セイリュウどうなってるの?」
セイリュウ「わからない…! だが、あれはキトラルザスのエージェントではないようだ…!」
〔機体の歩行音〕
〔画面、震動〕
シャショット(※画面オフ)「まずいぞ、ハヤト! あのロボットたちは街に向かおうとしている!」
ハヤト「た、大変だ! 止めなくちゃだけど…でも…」
シャショット(※画面オフ)「命令を待っていては間に合わない…私が責任を持とう!」
ハヤト「よし、行くぞ! 超進化速度!」
セイリュウ「突入!」
〔光の放出音〕
〔画面、フラッシュ〕
シャショット(※画面オフ)「超進化速度到達!」
セイリュウ「チェンジ!」
ハヤト「シンカリオン!」
〔発光音〕
〔画面、発光〕
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ダイノガイスト「フン…ようやく到着か、シンカリオン…」
セイリュウ「俺たちのことを知っている…!?」
ダイノガイスト「チェェェェンジ! ダイノガイストォォォォー!」
〔変形音〕
〔画面、フラッシュ〕
ハヤト「え…えぇえええええ!? ロボットになった!?」
ダシャショット(※画面オフ)「ハヤト、来るぞ! 気合いを入れろ!」
ダイノガイスト「まずは手並みを見せてもらおうか…」
ダイノガイスト「フフフ…少しはやるようだがこの程度か…」
ハヤト「そんな…これだけ攻撃しているのに、まだ立ち向かってくるなんて…」
????(※画面オフ)「そこまでだ、ガイスター!!」
ダイノガイスト「む…この声は…!!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ブルーレイカー(※画面オフ)「チェンジ・ブルーレイカー!」
〔変形音〕
〔画面、フラッシュ〕
グリーンレイカー(※画面オフ)「チェンジ・グリーンレイカー!」
〔変形音〕
〔画面、フラッシュ〕
レイカーブラザーズ「レイカーブラザーズ!」
ホーンガイスト「レイカー兄弟!? なんでお前らもこの世界に!」
ダイノガイスト「狼狽えるな、愚か者。これも奴の思惑の範疇。ならば…それを逆手に取ってやろう…」
グリーンレイカー「ガイスターの悪党どもめ!」
ブルーレイカー「人々が願う平和は、私たちが守る!」
ハヤト「おぉぉおおおおお!? セイリュウ、今の見た!?」
セイリュウ「見たぞハヤト! あれもシンカリオンなのか!?」
ハヤト「ううん。見たことないよ。それにシンカリオンとは、変形の仕方が違うみたいだ…あれは一体…?」
ブルーレイカー「君たち。聞きたいことがあるとは思うが、先に奴らを捕らえるのを手伝ってはもらえないか?」
ハヤト「え!?」
グリーンレイカー「お願いだ! 君たちの協力があれば、奴らを捕まえられると思うんだ!」
ハヤト「わ、わかりました! 俺たちも、あのロボットが街に行かれるのは困ります!」
ダイノガイスト「面白い。ならばこいつの力を試してくれる…」
〔オーラ光の発光音〕
〔画面、一瞬暗転〕
セイリュウ「な…!」「嘘…だ…」
ハヤト「あれは…」「ブラックシンカリオン!?」
【シナリオエンドデモ終了】
[迫る漆黒の強敵]
【シナリオデモ開始】
ダイノガイスト「フフフ…どうしたシンカリオン、怖じ気づいたか…?」
セイリュウ「な、何故だ…? ブラックシンカリオンはここにある…あそこにある…あれは…あれはなんなんだ!?」
ハヤト「セイリュウ、落ち着いて!」
シャショット(※画面オフ)「どうして敵がブラックシンカリオンを…」
ダイノガイスト「…どこを見ている? 貴様の相手は俺様だ!」
ホーンガイスト「棒立ちじゃねえか、そこの紅いの! くたばりやがれ!」
〔機体の歩行音〕
〔画面、震動〕
ハヤト「セイリュウ! 敵が来てるよ! セイリュウってば!」
グリーンレイカー「…兄さん!」
ブルーレイカー「よし…いくぞ、弟よ!」
〔光の放出音〕
〔画面、フラッシュ〕
レイカーブラザーズ「フォームアップ!」
〔変形音〕
〔画面、フラッシュ〕
ウルトラレイカー「左右合体! ウルトラレイカー!」
ホーンガイスト「くらえ!」
ハヤト「セイリュウ避けて!!」
セイリュウ「ハッ…! しまっ…!?」
ウルトラレイカー「そうはさせない!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ウルトラレイカー「くっ…!」「大丈夫かい!」
セイリュウ「あ、ああ…助かった」
ダイノガイスト「さて…お遊びはこれまでだ…ブラックシンカリオンとやらの力、見せてくれる」
セイリュウ「ブラックシンカリオン…一体誰が運転を…」
ウルトラレイカー「来るぞ! とにかく今は、立ち向かうんだ!」
ハヤト「…は、はい!!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ハヤト「つ、強い…」
セイリュウ「なんとか街に行かないように食い止めてはいるが…」
ウルトラレイカー「くっ…あのブラックシンカリオンとやら、予想以上の力だ…」「あれをガイスターの手に渡したままにすることはできない!」
シャショット(※画面オフ)「ハヤト、あのブラックシンカリオンの動き…」
ハヤト「うん…セイリュウに似てる…」
セイリュウ「だ、だが、俺はここにいるぞ?」
ハヤト「う、うん。そうなんだよね…それに、なんでだろう、あれには運転士が乗っているような感じがしないんだ…」
ダイノガイスト「借り物の力だが意外と役に立つ…」
ホーンガイスト「ホントですねえ」
ダイノガイスト「貴様より役に立つと言っているのだ!」
ホーンガイスト「す、すいやせん!」
ダイノガイスト「フン…いいか、このまま押し切り、あの2体のシンカリオンを奪うぞ」
ホーンガイスト「え? あの男に言われた俺たちの目的は…」
ダイノガイスト「バカめ。あの男の言うことをただ聞いてるだけなど、間抜けのすることだろう…」「むっ!?」
〔風の音〕
〔画面、一瞬暗転〕
ハヤト「なに、この黒い霧!?」
ダイノガイスト「なんだ!? これはどういうことだ!?」
ウルトラレイカー「うわぁああああああ!?」
〔光の放出音〕
【シナリオエンドデモ終了】
[到着!!海に浮かぶ都市]
【シナリオデモ開始】
【シナリオデモ終了】
[うごめくもう一つの黒]
【シナリオデモ開始】
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
【シナリオエンドデモ終了】
[激震!!もうひとりの自分]
【シナリオデモ開始】
ハヤト「な、なんでセイリュウもふたりに!?」
セイリュウ「俺にもわからん…!」
ハヤト「そ、そりゃそうだよね…でも、なんでよりによってダイノガイストと…」「セイリュウ!」
セイリュウ(コピー)「なんだ…!」
セイリュウ「なんだ?」
ハヤト「あ、本物のセイリュウじゃなくて…」
セイリュウ(コピー)「俺が本物のセイリュウだ…」
セイリュウ「な…!? お、俺が本物のセイリュウだぞ!」
ハヤト「あーーーー! もう、どうすりゃ良いのさ!?」
シャショット(※画面オフ)「落ち着け、ハヤト!」
舞人「シャショットの言う通りだぜ、ハヤト君」「敵が、セイリュウ君を模したものであるなら、君ならまた心が通じ合えるはずだ!」
ハヤト「そ、そうですね…やってみます…!」「もうひとりのセイリュウ…! 君が本当にセイリュウなら、俺と君はわかり合えたはず。今更戦うなんておかしいよ!」
セイリュウ(コピー)「言っている意味が分からないな、速杉ハヤト…お前は、俺の大事なものを奪ったんだ…戦わなくてすむはずがあるか…!」「何故、ゲンブの命を奪った、速杉ハヤト!!」
ハヤト「…! そ、それは…」
セイリュウ「待て、それは…俺の勘違いだったんだ!」
セイリュウ(コピー)「俺のニセモノは黙っていろ!」
セイリュウ「…! お、俺は…ニセモノじゃ…」
ハヤト「俺は…その…ゲンブを…」
ウルトラレイカー「ハヤト君、しっかりするんだ! 相手の話に飲まれては…」
セイリュウ(コピー)「お前の対話という行為が、ビャッコを…ゲンブを…死に追いやったんだ!」
ハヤト「!!」
セイリュウ(コピー)「ゲンブは、お前たちを信用していたんだ…なのに…お前は…そのゲンブを裏切った!」
ハヤト「違う…裏切ってはいないよ…ゲンブは…ゲンブは…俺たちの仲間…」
セイリュウ(コピー)「仲間? なら、お前は仲間を裏切るのか…」「そうか! だからお前は今、ひとりなんだろ!?」「あの赤いシンカリオンも青いシンカリオンも、今、お前のそばには誰もいない! それが良い証拠だ!」
ハヤト「ち…違…」
セイリュウ(コピー)「なにが違う!?」「シンカリオンのせいで…ゲンブは死んだ…シンカリオンのせいで…お前は、今ひとりだ!」
ハヤト「うぐ…」
セイリュウ「それは違うぞ! アキタたちはハヤトを…」
セイリュウ(コピー)「貴様…俺の顔で、速杉ハヤトのことを親しそうに呼ぶな! キトラルザスの裏切り者め!」
セイリュウ「な…」
〔システムダウンの音〕
〔画面、紫にフラッシュ〕
シャショット(※画面オフ)「まずい…適合率が下がってきている! このままではふたりとも動けなくなるぞ!!」
舞人「勇者特急隊、レイカーブラザーズ! ハヤト君たちが危ない! いくぞ!」
ウルトラレイカー「おう!」
バトルボンバー「任せておけ!」
ダイノガイスト「小賢しい奴らめ…ブラックマイトガインが相手だ」
ホーンガイスト「俺もいますぜ、ボス!」
セイリュウ(コピー)「ゲンブの仇、とらせてもらうぞ…速杉ハヤトォォオオオオオ!!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
セイリュウ(コピー)「うぉおおおおおお!」
ハヤト「うぐ…ゲンブは…俺たちの…でも、ゲンブを倒したのは…間違いなく俺で…」
セイリュウ「俺は…俺は、裏切り者じゃ…」
舞人「ふたりとも!!」
ダイノガイスト「フン、所詮は人が乗るロボット…俺様の敵ではない!」
シャショット(※画面オフ)「ハヤト、セイリュウ、狙われているぞ! 聞いているのか!」
ハヤト「俺は…」
ウルトラレイカー「ハヤト君! セイリュウ君!」
ダイノガイスト「死ねぇぇええええ!」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ブラックマイトガイン「ぬぅおおおおおお!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ウルトラレイカー「ぐぁああああああ!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
セイリュウ「ぶ、ブラック…!?」
ハヤト「ウルトラレイカー…! 助けてくれたの…?」
ウルトラレイカー「ああ、大丈夫かい?」
ハヤト「あの、俺…ごめんなさい…」
ブラックマイトガイン「う、動けるか、セイリュウ?」
セイリュウ「なんとか…それより、ブラック、お前…」
ブラックマイトガイン「なら、よかっ…」
〔機体の倒れる音〕
セイリュウ「ブラック!!」
舞人「ブラック!!」
ガイン(※画面オフ)「舞人! ブラックが! それに、あのふたりはこれ以上…」
舞人「ああ、ならば、ここは俺たちが食い止める。正念場だぞ、ガイン!」
ガイン(※画面オフ)「おう!」
舞人「過去の傷をえぐり、少年たちの心を弄ぶ。そんな悪逆無道な振る舞いなど…この勇者特急隊が許しはしないっ!」
グレートマイトガイン「グレート動輪剣!」
〔スパーク音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔発光音〕
〔画面、フラッシュ〕
舞人「真っ向唐竹割り!!」
グレートマイトガイン「ぬぅううぇえええい!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ダイノガイスト「ぐぅうう!?」「チッ…少しはやるようだな…いったん下がるぞ」
セイリュウ(コピー)「覚えておけ…俺のニセモノ…それに、速杉ハヤト…!」
セイリュウ「………」
ハヤト「………」
舞人「…俺たちはブラックを青戸の工場へ移送しよう」
ガイン「舞人…」
舞人「今は…かける言葉が見つからない。そっとしてあげるのが一番さ…」
【シナリオエンドデモ終了】
[心が選ぶ道]
【シナリオデモ開始】
セイリュウ(ハヤトも精神的にダメージを負っている…話をしたいが…ハヤトに負担をかけるだけかもしれない…)「………」
ブラックガイン「………」
セイリュウ「俺のせいで、すまないブラック…」
ブラックガイン「気にすることはない」
セイリュウ「ブラック!? 気がついたのか!?」
ブラックガイン「ああ」
セイリュウ「その…大丈夫…なのか?」
ブラックガイン「大丈夫だ。修理中ではあるが…」「勇者特急隊の魂がある限り、何度でも復活してみせる」
セイリュウ「そうか…なら、良かった…」「すまない…俺のせいで…ブラックシンカリオンが現れると俺はどうしてもおかしくなってしまうようだ」
ブラックガイン「…自分と似た存在が現れたんだ、仕方がない」
セイリュウ「…俺はどうすれば良かったんだろうか」
ブラックガイン「もうひとりのセイリュウのことか?」
セイリュウ「ああ…アイツに、なんと声をかけて良いか、俺にはわからなかった…」
ブラックガイン「………」
セイリュウ「俺は、ハヤトと対話したことで、ハヤトを…自分の心を少し理解できた」「だが目の前に現れたアイツにはそれがなかった。話を聞いてくれようともしない」「どうすれば伝わる? そもそも説得できるのか? なにが正しいんだ?」
ブラックガイン「なにが正しい、か…」
セイリュウ「お前は正義の心に目覚めていると聞いた…そして、自分と似た存在が目の前に現れてもまったく動揺していない…」「頼む…教えてくれ、ブラック。俺はどうすればいい…?」
ブラックガイン「残念だが、その問いに答えられるものを、私は持ち合わせていない」
セイリュウ「そう…なのか…」
ブラックガイン「その答えは、君の心にあるからだ」
セイリュウ「俺の…心…? だが、俺は自分の心が…そもそも心がちゃんとあるのかさえ…」
ブラックガイン「今そうして、そうやって悩んでいる。それが、心ではないか?」
セイリュウ「!」
ブラックガイン「なにが正しいかを決めるのは、自分だ」
セイリュウ「俺が…?」
ブラックガイン「そう、君の心は、常に叫んでいるはずだ。君がハヤトたちと共にいることを決めた時のように…」
セイリュウ「俺がハヤトたちと…心の叫び…俺は…」
ハヤト「………」
シャショット(※画面オフ)「ハヤト、本当に休んでいなくて良かったのか? パトロールとはいえ…」
ハヤト「え。あ、うん…シンカリオンに乗っていないと落ち着かなくて…」
舞人「ハヤト君。先日のこと、気にしているのかい?」
ハヤト「気にしていないというと嘘のなりますけど…ゲンブを倒してしまったのも事実だから…」
ブルーレイカー(※画面オフ)「しかし、それは仕方のないことだったのでは?」
グリーンレイカー(※画面オフ)「そうだよ。そのゲンブって奴は、自分の意思じゃないにしても、シンカリオンを襲ってきたんだよね?」
ハヤト「でも、もうひとりのセイリュウに言われて、もっと良い方法があったんじゃないかなって、思ってしまって…」「それに…今こうやって、アキタやツラヌキ、シノブがいないのも…もしかしたら、本当に言われたとおりなのかも…」
舞人「…そいつは寂しいな、ハヤト」「なぁ、そうは思わないか、みんな?」
ハヤト「え? 今…」
ガイン(※画面オフ)「! …ああ、そうだな。舞人の言う通りだな、ハヤト」
ブルーレイカー(※画面オフ)「私たちは元の世界に戻っても、ハヤトのことは忘れないぞ?」
グリーンレイカー(※画面オフ)「ハヤトだって、俺たちのこと忘れないよね?」
ハヤト「みんな…」「もちろんだよ! 勇者特急隊に会えたり、新幹線と話ができたりしたこと、忘れろったって、忘れられないよ!」
舞人「そうだ。一度結んだ絆は、ちょっとやそっとじゃ解けない」「それは、ハヤトが一番よくしってるはずじゃないか?」
ハヤト「!! そうか…世界が違っても…人やロボット…宇宙人でも…仲間は…繋がっているんだね!」
舞人「その通りさ!」
ハヤト(ごめん、アキタ、ツラヌキ、シノブそして…ゲンブ…俺、大切なこと忘れていたみたいだ…)「シャショットも、心配してくれてありがとう」
シャショット(※画面オフ)「お安いご用さ」
ハヤト「舞人さん!」
舞人「舞人で良い。俺たちは、もう対等な関係だろ?」
ハヤト「…! うん!」「舞人、俺…今、わかったよ! 俺の…やりたいこと!」
〔通信のコール音〕
セイリュウ「ハヤト!」
ハヤト「セイリュウ? どうしたの?」
セイリュウ「俺は…俺がしたいことがわかったんだ」
ハヤト「本当に!? 俺もわかったんだ!」
セイリュウ「ハヤトもか!」
ハヤト「多分、考えていることは同じだと思う」
セイリュウ「ああ、そして、それにはみんなの力が必要だ」「頼む、俺たちに力を貸してくれ」
舞人「ああ、もちろんだ。どんな作戦でも、バックアップさせてもらうぜ」(セイリュウも立ち直ったようだな。ブラックが支えてくれたのか…? まったく…頼もしい仲間だぜ)
浜田「話の最中にすまない、みんな! ダイノガイストたちが動いたようだよ! ブラックシンカリオンも一緒だ!」
舞人「なに!?」
舞人「いくぞ、みんな!」
ハヤト「おう!」
【シナリオデモ終了】
[対話!!暗闇の中で]
【シナリオデモ開始】
ブラックガイン「はぁああああ! ブラック動輪剣!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
ブラックマイトガイン「…!」
ブラックマイトガイン(確かに、私はもうひとりの自分がいても動揺はしていない…)(それはひとえに、私の中には勇者特急隊の魂があるかに他ならない! それが私の信念だ!)
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ウルトラレイカー「ぐわあああああああ!」
ダイノガイスト「フン…その程度か」
ホーンガイスト「お前如きにボスの相手が務まると思ったのか!」
ウルトラレイカー「ぐ…」
ダイノガイスト「死ねぇい!」
舞人「甘い!!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
ウルトラレイカー「!!」
舞人「ひとりで戦おうなんて水臭いんじゃないか、ウルトラレイカー?」
グレートマイトガイン「我々に頼ってくれ。仲間じゃないか」
ウルトラレイカー「舞人…! マイトガイン! 感謝する…ッ!!」
舞人「よし、行くぞ!」
セイリュウ(コピー)「貴様らだけで俺の相手とは…どうやら、そんなに俺に倒されたいらしいな…」
ハヤト「違う! 俺たちは戦いに来たんじゃない!」
セイリュウ「俺たちは…俺たちにしかできないことをしに来たんだ!」
セイリュウ(コピー)「なに…?」
舞人(始めたか…まさか…ふたりがあんなことを言い出すとはね…)
〔画面、発光〕
ハヤト「俺っち、もうひとりのセイリュウと対話がしたいんです」
グリーンレイカー(※画面オフ)「た、対話!? 俺の聞き間違いじゃないよね、兄さん?」
ブルーレイカー(※画面オフ)「あ、ああ。私にも…そう聞こえている」
ハヤト「驚くのも無理ないよね…でも、俺…ううん。俺たちわかったんだ」
セイリュウ「俺っちがしなくてはいけないこと…いや俺たちがしたいことを!」
舞人「向こうには、対話の意思は感じられなかった。だが…それでも伝えたいんだな?」
セイリュウ「ああ」
ハヤト「俺たちは…」
〔画面、発光〕
ハヤト「俺たちは…君に、俺たちのことをわかってもらいたくて来たんだ!」
セイリュウ(コピー)「だから、そういう対話などというのが、ゲンブを…ビャッコをあんな目に! すべてはシンカリオンがあったせいだろうが!」
セイリュウ「それは違う!」「シンカリオンがあったからこそ…いや、ハヤトがいたからこそ俺たちは繋がれたんだ!」
セイリュウ(コピー)「!」
セイリュウ「人が持っている、何かを好きという力。俺はそれを知ったから、今、ここにいる」「お前がそれを知らないなら、俺は伝えたい。ハヤトと俺のこと…」「そして何かを好きということ…シンカリオンを好きということを…ちゃんと!」
セイリュウ(コピー)「ふ、ふざけるな! 俺はシンカリオンなど…」
ハヤト「なら教えてよ」
セイリュウ(コピー)「!?」
ハヤト「君の、好きなことを…! それがわかれば…俺たちは戦わなくたって…!」
セイリュウ「俺にはわかる。お前は…俺だ! お前だって、本当はシンカリオンを…!」
セイリュウ(コピー)「それ以上…喋るなぁあああああああ!」
ハヤト「!?」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
セイリュウ(コピー)「速杉ハヤトぉおおお!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
ハヤト「くッ…受けるので手一杯だよ…!」
セイリュウ「何故、ブラックシンカリオンの状態で、これ程までの力が…」
ダイノガイスト「くらえ! シンカリオン!」
ハヤト「!?」
舞人「させるか!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
舞人「どこへ行く、ダイノガイスト。お前の相手は俺とガイン、それに、ウルトラレイカーだ!!」
ダイノガイスト「フン…対話などぬるいにも程がある…今こそ、シンカリオンを奪う好機…」
ウルトラレイカー「シンカリオンを!? お前たちは、最初からそれが目的だったのか!」
ダイノガイスト「知れたこと…貴様には関係ないことだ!」
舞人「ハヤト、セイリュウ! お前たちの邪魔はさせない! 全力でいけ!」
ハヤト「うん! ありがとう、舞人! 最高時速320キロの気持ちでいくよ!」
ハヤト「うぉおおおおおおお!」
〔発光音〕
〔画面、フラッシュ〕
セイリュウ「はぁあああああああ!」
〔発光音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕
セイリュウ(コピー)「うぉおおおおおおお!」
〔発光音〕
〔画面、一瞬暗転〕
舞人「シンカリオンの動きが止まった!? どうした、ハヤト! セイリュウ!!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ハヤト「ここは… 適合率が100%を越えた時の…!」
セイリュウ「俺とハヤトが対話した、あの時の空間か…」
シャショット(※画面オフ)「私がいたことで、またここに来たのか?」
ハヤト「ってことは、もしかして!」
セイリュウ(コピー)「…! 速杉ハヤト!?」
ハヤト「セイリュウも! 良かった、ここならちゃんと話せる!」
セイリュウ(コピー)「俺は、お前の対話なんていう行為、認めないぞ! お前がいなければ、ゲンブは…」
ハヤト「うん、そうだよ。俺がいなければ、ゲンブはいなくならなかった」
セイリュウ(コピー)「!!」
ハヤト「でも俺はきっと、仮に同じことがあっても、ゲンブともう一度会いたい。会って、話がしたい」「だって俺とゲンブは、シンカリオンと新幹線が大好きな、仲間だから!」
セイリュウ(コピー)「!!」「アイツが、新幹線…を?」
セイリュウ「お前の言う通り、俺はキトラルザスの裏切者かもしれない…」「だがそれでも、俺は好きという気持ちを知ってほしいんだ。胸の奥から湧き上がる、この気持ちを…お前に!」
セイリュウ(コピー)「胸の奥から湧き上がる…」
セイリュウ「その好きという気持ちが、俺やお前に必要な未来を掴み取るものじゃないかと、俺はそう思っている…」
セイリュウ(コピー)「…その…好きというのは…なんなんだ…」
セイリュウ「そのヒトを…俺を表わす言葉だ。俺は…それをハヤトから教えてもらった」
ハヤト「セイリュウ…」
セイリュウ「俺は、シンカリオンが好きだ」「お前は…どうだ?」
セイリュウ(コピー)「俺は…俺は…!」
〔画面、一瞬暗転〕
〔システムダウンの音〕
〔画面、紫にフラッシュ〕
セイリュウ(コピー)「ぐわああああああ!」
????(※画面オフ)「所詮は純粋悩みではないまがいもの…こうなることも必然か…」
ハヤト「!?」
〔光の放出音〕
〔画面、発光〕
ハヤト「ここは…!」
シャショット(※画面オフ)「どうやら戻ったようだ」
舞人「ハヤト、動きが止まっていたが、無事だったのか!?」
ハヤト「うん、俺たちは大丈夫!」
舞人「どうしたんだ!?」
セイリュウ「わからない…対話はできたんだ。だが突然、黒い霧が…アイツを…」
ハヤト「あの霧…俺たちをここに連れてきたのと似てた…」
セイリュウ(コピー)「ぐぅぅぅ…」
ハヤト「セイリュウ!! どうしたのさ!!」
ブラックマイトガイン「使えなくなったゲームの駒をまた使えるようにしているだけだ」
ブラックマイトガイン「喋った…!?}
ウルトラレイカー「今まで一言も発しなかったのに…」
〔オーラ光の発光音〕
舞人「!!」
ガイン(※画面オフ)「街が闇に包まれていく…!? 舞人…この感じは…!!」
舞人「ああ…この禍々しさ…ブラックシンカリオンの禍々しいオーラだと思っていたのは…」
ブラックマイトガイン「フフフ…さすがは正義のヒーローといった所か…私が何者なのか、どうやら見抜いているようだな」
舞人「やはり…お前だったのか! 正体を現せ! 三次元人!!」
ブラックマイトガイン「そう、その通り。私はこの世界の支配者であり、神。次元を越えてやって来た三次元人…」
ブラックノワール「ブラックノワールだ!!」
【シナリオエンドデモ終了】
[世界の創造主]
【シナリオデモ開始】
ウルトラレイカー「奴は一体、何者だ!?」
舞人「こいつは世界の神を名乗る三次元人…ブラックノワール!」「以前、この世界をゲームと称し、支配を企んだ、巨大な悪だ!」
ガイン(※画面オフ)「どうして奴が復活を…」
ブラックマイトガイン「フフフ…ある男が手を貸してくれたのさ」
セイリュウ「ある男…誰だ?」
ブラックマイトガイン「フン…お前が知らないとはおめでたいことだ」
セイリュウ(どういうことだ。俺に関係が…? ブラックシンカリオンといい…誰だ…?)
ブラックマイトガイン「ブラックシンカリオン!」
セイリュウ(コピー)「………」
ハヤト「セイリュウ!」
セイリュウ(コピー)「速杉ハヤト…倒ス…」
舞衣うと「ハヤト、近づくな! 何か様子が変だ!」
ブラックマイトガイン「フフフ、あの男なら貰った黒い粒子の力で、そいつはもはや、私の操り人形。遊びの道具…お前たちの言葉は届かん」
ハヤト「そんな…」
ブラックマイトガイン「さらに、ブラックマイトガインには魔のオーラを注いでやれば…」
〔オーラ光の発光音〕
〔画面、紫にフラッシュ〕
ブラックマイトガイン「不死身のブラックマイトガインの誕生だ!」
舞人「まずいぞ…イノセントウェーブが無い以上、前の二の舞に…」
ブラックマイトガイン「ダイノガイスト、いつまで遊んでいる。貴様にも魔のオーラをわけてやる。洗礼を受けるがいい…」
ホーンガイスト「す、すげえパワーですぜ、ボス…」
ダイノガイスト「フン…そんなもの必要ないな」
ブラックマイトガイン「なんだと…?」
セイリュウ「みんな…頼む! 俺はアイツを救ってやりたい!」
ウルトラレイカー「わかっている。君にとって、あのセイリュウはいわば双子…家族のような存在と思えるんだろう?」
ブラックマイトガイン「家族を助けたい気持ちはわかる。もうひとりのセイリュウを助けよう」
セイリュウ「ウルトラレイカー…ブラック…感謝する…!」
浜田「舞人!!」
舞人「浜田君!」
浜田「そちらの状況は把握した! 今からサリーちゃんを連れて、そちらに向かう! 少しの間、辛抱してくれ!」
サリー「舞人さん、マイトガイン、みなさんも、頑張ってください!」
舞人「サンキュー浜田君! サリーちゃん! 頼りになるぜ!」
ブラックマイトガイン「バカめ…そんな時間を与えると思ったか。そんなお約束など、私がさせるものか…正義は必ず勝つと思うな、マイトガイン!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
舞人「来るなら来い、ブラックノワール!」
グレートマイトガイン「勇者特急隊は、倒れる時は前のめりだ!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ブラックマイトガイン「攻撃してもすぐに向かってくる…らちがあかないぞ!」
ウルトラレイカー「ダイノガイストまで相手となると…かなり厳しいか…」
舞人「前の時と同じか…やはり、イノセントウェーブが無ければ…」
ハヤト「舞人…! あのセイリュウのことは、俺たちに任せて!」
シャショット(※画面オフ)「ハヤト!? わかっているのか。あのセイリュウは操られて…」
ハヤト「わかってる。わかってるけど…」
セイリュウ「このまま放ってはおけない」
舞人「…わかった」
ガイン(※画面オフ)「舞人、いいのか。あのふたりだけでは危険すぎるのでは…」
舞人「あのセイリュウも、本物のセイリュウと同じ…たとえ操られたとしても、何かを愛する心は死んじゃいないはずだ!」
ウルトラレイカー「ならば、ダイノガイストは私たちに任せろ!」
ハヤト「ありがとう!」「行こう、セイリュウ!」
セイリュウ「ああ!」
【シナリオエンドデモ終了】
[激突!!心と心]
【シナリオデモ開始】
ハヤト「セイリュウ!」
セイリュウ(コピー)「速杉…ハヤトォッ!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ハヤト「ぐぅっ…セイリュウ!」
セイリュウ「もうやめろ! これ以上は…もう、止めてくれ…!」
セイリュウ(コピー)「シンカリオン…壊ス…壊ス壊ス壊ス!」
ハヤト「目を覚まして、セイリュウ! 君だって…君だって本当は!」
セイリュウ(コピー)「ウォオオオオオオオオ!!」
シャショット(※画面オフ)「ハヤト、セイリュウ…いくぞ…」
ハヤト「待ってよ、シャショット!」
セイリュウ「…俺にはアイツを倒すことは…!」
シャショット(※画面オフ)「違うぞ」
ハヤト「え?」
シャショット(※画面オフ)「ハヤトが…ビャッコに対してやった、あれだ」
ハヤト「…! 『言葉のない対話』!!」
セイリュウ「ハヤトがビャッコの剣を折り続けたあれか! しかし…!」
シャショット(※画面オフ)「言葉が伝わらないからこそだ」
ハヤト「!」
シャショット(※画面オフ)「言葉が届かないのなら、お前たちの気持ちをそのままぶつけるんだ!」
セイリュウ「…本当に上手くいくのか?」
ハヤト「………」「やろう! なにもしないで待っていても、ずっと同じ駅に居続けることになるだけだよ!」
セイリュウ「! そうだ…俺たちは、シンカリオンに乗っているんだ…!」
ハヤト「だから、止まらないよ…!」
シャショット(※画面オフ)「行くぞ!!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ハヤト「さぁ、セイリュウ! 俺たちはどれだけ戦うことになっても剣を降り続けて、耐え続ける!」
セイリュウ(コピー)「何故ダ…何故…立チ上ガル…」
ハヤト「俺たちは君が話す気持ちになるまで言葉のない対話を続けるんだ!」
セイリュウ(コピー)「!」
セイリュウ「俺たちの想いが、お前に届くまで…」
ハヤト「それまで、絶対諦めないから!」
セイリュウ(コピー)「速杉…ハヤト…セイリュウ…」「うぐぐぅ…!?」
ハヤト「セイリュウ!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
セイリュウ(コピー)「…つ、続ける必要は無い」
セイリュウ「お前!? 意識が!?」
セイリュウ(コピー)「うぉぉおおお!!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ハヤト「な、なんで自分を攻撃してるの!? セイリュウ!!」
セイリュウ(コピー)「これでいい…これで終わりだ…操られて、お前たち…シンカリオンと戦うくらいなら…その前に俺は…」
ハヤト「な、何を言ってるの? 今言ったばかりじゃないか。君が話してくれるようになるまで耐えるって」
セイリュウ(コピー)「仕方がないだろう…俺は本当はいちゃいけない存在。作られたニセモノ…まがいものだ」「仮初めの存在はは、消えなくちゃいけない」
セイリュウ「待て! この世界にいてはいけない理由などあるか!」
セイリュウ(コピー)「フッ…ハヤトと理解し合えた俺は随分と甘くなったんだな…」「だが、黒い粒子とブラックノワールの力でできたこの身体が…もう限界のようだ」
〔オーラ光の発光音〕
〔画面、一瞬暗転〕
ハヤト「そんな…」
セイリュウ(コピー)「最後にお前たちと戦えて良かったよ…シンカリオンと真剣に戦えて…」
ハヤト「駄目だ…そんなの駄目だよ!」
セイリュウ「待って、待ってくれ…」
セイリュウ(コピー)「それが、俺のあったかもしれない姿なんだな…」
セイリュウ「…!」
セイリュウ(コピー)「ハヤト、セイリュウ…お前たちが手を取り合った未来は…どんな進化をしているんだろうな?」「…俺に、その先の希望を、もっと見せてくれ」
〔オーラ光の発光音〕
〔画面、暗転〕
セイリュウ(コピー)(※画面オフ)「なあ、速杉ハヤト…どうやら…俺も…シンカリオンが好きなようだ…」
〔暗転、収束〕
ハヤト「セイリュウゥゥゥゥウウウウ!!」
【シナリオエンドデモ終了】
[世界を隔てても]
【シナリオデモ開始】
ブラックマイトガイン「どうした…その程度か?」
ウルトラレイカー「くっ…魔の軍団…これ程までとは!?」
浜田「舞人! 遅れてすまない!」
舞人「浜田君!」
ガードダイバー「我々もいます!」
バトルボンバー「一緒に戦うぜ!」
サリー「舞人さん、それだけじゃありません!」
ジョー「久しぶりだな、旋風寺舞人」
舞人「エースのジョー!? その機体は…轟龍!」
ジョー「ウォルフガングのい奴は、とっくに直していたそうだ」
舞人「ウォルフガング…まったく、素直じゃないな!」
〔オーラ光の発光音〕
〔画面、一瞬暗転〕
ブラックマイトガイン「!」「フン…ブラックシンカリオンが消えたか…使えん駒め…」
舞人「なんだと?! じゃあ、もうひとりのセイリュウは…」
ブラックマイトガイン「シンカリオンの1体でも潰しておればまだ救いがあったものを…所詮、奴はただの使い捨ての駒か…」
ダイノガイスト「潰すだと…? 聞いていた話とは違うな…俺はシンカリオンが宝だと聞いていたが?」
ブラックマイトガイン「バカめ…そんなものは、マイトガインを倒す為の嘘に決まっているだろうが!」
ダイノガイスト「………」
ブラックマイトガイン「お前らはゲームの駒だ! マイトガインを倒すという、ゲームのな!」
舞人「ブラックノワール…お前はまた…!」
ブラックマイトガイン「ブラックシンカリオンはキーアイテムだった。それが、あの運転士がシンカリオンに執着したせいで、役に立たず、消える…」「あまりにも滑稽すぎる。笑っていいぞ」
ハヤト「笑えないよ!!」
舞人「ハヤト、セイリュウ!」
セイリュウ「新幹線やシンカリオンを好きな気持ちを馬鹿にする奴は…」
ハヤト「もうひとりのセイリュウの気持ちを馬鹿にする奴は…絶対に…」「絶対に許さない!!」
〔発光音〕
〔画面、フラッシュ〕
舞人「これは…!」
サリー「みんな、負けないでください!」
〔発光音〕
〔画面、フラッシュ〕
舞人「サリーちゃん!」「…そうか、イノセントウェーブがハヤトたちに反応しているのか!?」
サリー「私もここから祈ってます…舞人さん…頑張って!!」
〔発光音〕
〔画面、フラッシュ〕
舞人「よし…最後の戦いだ…絶対に、勝つぞ!!」
ハヤト「おお!!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ブラックマイトガイン「ダイノガイストめ、どこへ行った!?」「チッ…使えん奴!!」
ジョー「諸悪の根源である貴様にはまだ借りがあったからな…」
ブラックノワール「くっ…小癪な…」
ジョー「突っ込むぞ! 準備はいいか!!」
舞人「ああ! この勇者特急隊と!」
ウルトラレイカー「レイカーブラザーズと!」
セイリュウ「シンカリオンで!」
ハヤト「いくぞぉおおおお!!」
〔オーラ光の発光音〕
〔画面、フラッシュ〕
ブラックノワール「ぐぁああああああ!!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ミブラックノワール「く…何故だ…何故また負けるこのままでは…私の存在が…逃げなくては…逃げ延びなくては!!」
ダイノガイスト「フン…見苦しい奴め…」
ブラックノワール「ダイノガイスト!」「私を助けるのだ…私はこの世界の神…この世界の宝なのだ!!」
ダイノガイスト「ほう…それならば、そのお宝…この俺様が奪ってやろう」
〔結晶の砕ける音〕
〔画面、発光〕
ブラックノワール(※画面オフ)「ぎゃああああああ!」「た、助けるのだ…キリ…」
〔爆発音〕
〔発光、収束〕
ダイノガイスト「フン…宝の勝ちもわからないとは…笑えん」
ホーンガイスト「ボス…」
〔光の放出音〕
〔画面、フラッシュ〕
ダイノガイスト「帰るぞ、ホーンガイスト」
ホーンガイスト「へ、へい!」
舞人「みんな…改めて、ありがおう。おかげで再びブラックノワールを倒せた」
〔光の放出音〕
〔画面、フラッシュ〕
ハヤト「あ、あれ? 俺たちの身体が…」
ウルトラレイカー「ブラックノワールが倒れたことで、どうやらみんな、元の世界に帰るようだな…」
ブラックガイン「大丈夫さ」
セイリュウ「仲間は…どこにいても繋がっている」
舞人「ああ、確かにそうだ…」
ガイン「レイカーズ、ハヤト、セイリュウありがとう。いつかまた会おう」
ハヤト「うん! 勇者特急隊のみんなレイカーブラザーズも元気で!」
ウルトラレイカー「勇者特急隊、恩に着る」「ハヤト、セイリュウ、シャショット。3人とも仲良くな」
シャショット(※画面オフ)「ああ、みんな。世話になったな」
ブラックマイトガイン「いつか、また…」
ハヤト「絶対にまた会おう! 約束だよ!」
セイリュウ「ありがとう。異世界の…!」
〔光の放出音〕
〔画面、発光〕
ハヤト「あれ…? ここは…?」
セイリュウ「ダイノガイストたちがいた…」
〔走り寄る足音〕
セイリュウ「ハヤト! すまない、待たせた! また迷ってしまった…」
ハヤト「ううん、大丈夫だよ! それじゃ行こうか!」
セイリュウ「!!」
〔歩み寄る足音〕
セイリュウ「結局、この間のことはなんだったんだ?」
ハヤト「正直、俺もよくわからない。気が付いたら、最初の山間部に二人して倒れていたし…」「そもそも、巨大怪物体の出現なんて無かった…って言われちゃったもんね」
セイリュウ「俺たちが何故出撃したのかも不思議そうだったしな…謎は深まるばかりだな」
ハヤト「そうだね…」「とりあえず、そのことはフタバさんたちも調べてくれているみたいだし、気分を変えよう!」「セイリュウはどこか行きたい所はある?」
セイリュウ「そうだな…うーむ…」「…ん? ハヤト、あれはどういう店なんだ?」
ハヤト「ああ、あれはいろんなものが売っている所で…」
セイリュウ「人形に本や日用品…雑多に売っているな…」
ハヤト「本当だ…ゲームも売っているよ?」「あ、ほら、これとか…」「えぇっ!?」
セイリュウ「どうした?」
ハヤト「セイリュウ見てよ! このソフトのタイトル…」
セイリュウ「勇者特急隊…!?」
〔鐘の音〕
〔画面、フラッシュ〕
セイリュウ「おい、ハヤト…この前の体験はまさか…!」
ハヤト「………」「…ううん。多分、そうじゃないと思うよ、セイリュウ」
セイリュウ「?」
ハヤト「あの世界は間違いなくどこかにあってみんなと過ごした時間は、今でも俺たちの心の中にある…」「それがある限り、俺たちは…仲間として繋がっているんだ!」
セイリュウ「そうか…そうだな。俺も…そう思う」
ハヤト「舞人、勇者特急隊のみんな、レイカーブラザーズ…そして、もうひとりのセイリュウ…」「絶対忘れないよ…! また会おうって、みんなと約束したもんね! 俺は、時間と言ったことは守る男だからね!」
〔鐘の音〕
〔画面、発光〕
【シナリオエンドデモ終了】
● 進撃イベント「1246秒の奇跡」
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