特別クエスト
夏が終わる
[夏が終わる]
【シナリオデモ開始】
〔雨の音〕
キョウ「予定にない雨…か…。これもそいつのせいだっていうのか…?」
シマ「先程、説明した通りだ」
キョウ「舞浜サーバーは今夜0時に全データーがリセットされる。街も人も、人の記憶も149日前に戻っちまう」「あり得ねえだろう…そんなの…」
シマ「量子サーバーといっても、魔法の箱ではない。半径5キロの仮想世界と400人超のデーター量はあまりにも膨大だ」「加えて人は成長する。無限に膨れ上がるそのデーターを永遠に保存し続けることなど不可能だ」
キョウ「だから破綻をきたす前にリセットを…。俺たちセレブラントだけが前の世界の記憶を持ったまま同じ時を繰り返す…」「最悪だな…」
シマ「すでに君は100回以上、それを繰り返してきた」「そして以前の君はその繰り返されるリセットに耐えられず絶望した」
キョウ「そんな奴のことは知らねえ」
シマ「だが、君であることに変わりはない」「だから、彼女たちは今、新たな試みを始めることにしたのだ。君の為に」
キョウ「彼女…たち…?」
ミナト「シミュレーションの設定は完了したわ。準備はいいわね、ふたりとも?」
シズノ「こちらは問題ないわ」
カミナギ「私も大丈夫です」
ミナト「では、これからあなたたちのガンナー適性を調べる為にシミュレーションを開始します」「非常事態に備えての訓練ではあるけれど、ふたりとも実戦に臨むつもりで対応してください」
カミナギ「はい!」
シズノ「いつでも始めてくれて構わないわ」
ミナト「そう。では、これより訓練を開始します!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
カミナギ「ふう、終わったぁ…。キョウちゃん、普段こんなに大変なことをしてたんだぁ…」
シズノ「なんとか敵を倒すことはできたけれど、やはり彼の代わりを務められる程ではないわね」
ミナト「そう、悲観することもないわ」「確かにキョウや他のガンナーに比べればまだまだだけど、それでも充分なデーターだわ」
カミナギ「ほんとうですか…!?」
シズノ「そう…よかった…」
ミナト「ずいぶん嬉しそうね。シズノまでそんな顔をするなんて」
シズノ「そんなことないわ…」
カミナギ「………」
ミナト「まあ、いいわ。このデーターなら次の段階に進めそうね」
カミナギ「次は実際に機体を動かしてみるテストですよね?」
ミナト「ええ、このまま両機をエンタングルされるわ。準備はいいわね?」
カミナギ「はい!」
ミナト「じゃあ、行くわよ。カウントダウン開始」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕
シズノ「何…これ…!?」
ミナト「何が起きているの!?」
フォセッタ「チャンバー内の量子が安定しません! これでは復元座標がセットできません!」
ミナト「すぐに転送を中止して!」
リチェルカ「ダメです! こちらの信号を受け付けません!」
ミナト「そんな…!」
シズノ「ミナト…!」
カミナギ「副会長…!」
フォセッタ「両機、転送開始されます!」
ミナト「シズノ…! カミナギさん…!」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
シズノ(※画面オフ)「ああああぁぁーっ!」
カミナギ(※画面オフ)「きゃあああああぁぁーっ!」
〔発光、収束〕
フォセッタ「両機の反応…消失しました…」
ミナト「そんな…。ふたりはいったいどこに…」
【シナリオエンドデモ終了】
● 強敵イベント「大決戦!きらりんロボVSキサラギVSインベル」
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