ガンダム試作1号機Fb/コウ・ウラキ
ガンダム試作2号機/アナベル・ガトー
ふたつの星屑
かりそめの平和は破られた。
ソロモンの悪夢と呼ばれたアナベル・ガトーは、
ジオンを名乗る残党軍部隊と共に
突如としてトリントン基地を襲撃し、
そのままガンダム試作2号機を強奪した。
コウ・ウラキ少尉は奪われた2号機を追うが、
コウたちのp必死の追撃も空しく、
宇宙へと逃してしまう。
その後、コウは2号機を追って
アルビオンと共に宇宙へ上がるが、
そこで待っていたのは精神的支柱の
仲間の死であった。
身の丈に合わない階級章は、
コウに、屈辱にまみれた過去を思い出させる。
そしてガトーもまた、観艦式を目前にし、
星の海に想いを馳せるのだった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
コウ(観艦式までにフルバーニアンを完璧以上に乗りこなせるようにならなくては…)(名ばかりの階級章では、バニング大尉に申し訳が…)「いや、もう大尉ではないのか…」
〔殴打音〕
コウ(くっ、アナベル・ガトー…! 僕がこれまで奴を取り逃がしていなければ…!)
コウ「試作2号機…! このままジオンに渡すわけには…!」
ガトー「邪魔するなッ!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
コウ「くぅ!?」
ガトー「フッ、意気込みは良し。だが相手がヒヨッコではな」
コウ「なにを!?」
ガトー「せっかくのガンダムの性能を持て余しているのが何よりの証拠だ」「ウラキ少尉、私を敵に回すには君はまだ…未熟!」
コウ「未熟だと…!?」
ガトー「さらばだ…!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
コウ「うわあああああーっ!?」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
コウ(※画面オフ)(2号機を取り逃がした僕はバニング大尉の部隊に合流して、アルビオンと共に追撃の任務についたんだ)(そして、僕は大尉の協力を受けて、奴の機体を回収する予定だった艦を落とすことに成功した)(だが、そこで僕は…)
コウ「アナベル・ガトー…! たとえ奴がソロモンの悪夢だとしても!」
ガトー「またしても奴か…! 二度ならず三度までも!」
コウ「ガトー! なぜ2号機を盗んだ!?」
ガトー「貴様なぞに話す舌は持たん! 戦う意味さえ解せぬ男に!」
コウ「それでも僕は、連邦の士官だあっ!」
ガトー「それは一人前の男のセリフだ!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
コウ「うっ、くっ…!」
ガトー「我々はスペースノイドの真の解放を掴み取る! 貴様如き男に出る幕はない…!」
コウ(に、2号機の盾を…作戦通りにあそこの冷却装置を狙えば…)「くっ、てやあああああーっ!!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ガトー「くっ、抜かった…!」
コウ「や、やったのか…!?」
ガトー「少尉、覚えておけ! ジオンの再興を阻む者は、いつか必ず、私に葬り去られるということを!」
コウ「くっ、待て…! ガトォォォォォー!!」
コウ(あれから僕はガトーを追い切れずに今ここにいる…)(もしあの時の僕にもっと力があれば、バニング大尉やみんなは…)(いや、そんなことを考えても意味はない。あの時の僕が自分を不甲斐ないと感じたから、今の僕があるんだ)「ガトー、お前たちが観艦式で何を企んでいようと、今度こそ僕がお前を止めてみせる…」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
ガトー「ついにこの日が来たか…。ソロモンも随分と変わってしまった…」「3年…3年だ。長かった…」「我々は堪え難きを堪え、泥水をすすって生き延び、ようやくここまで来たのだ…」(しかし…それ故、多くの犠牲も出してきた…)(ケリィ…残念だ。君はこの星の海のどこかで眠っているのだな…)(閣下…最後のシャンパンの味、忘れはしません。ジオン最高の暁には、必ずや墓碑に最高のものを添えましょう…)(…今、私の手には全てを灰燼に帰す、メギドの火がある)(これを放つことによって、多くの生命が消え去ることになるだろう)「何を迷うことがある…」「私の足元には、多くの骸が眠っている。私は礎になっていった者たちの代弁者となるのだ」(あの男…ウラキ少尉とはおそらくまた相まみえるだろう)(だが、何人も私を止めることなどできない!)「いくぞ!」
〔バーニアの噴射音〕
〔画面、発光〕
【シナリオデモ終了】
● ユニットシナリオ「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」 へ戻る
◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。