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アークツージェイワン/神凪いつき
隠された真実

ICP特殊怪奇事例専従捜査課。
通称『怪奇課』

そこに勤務する、神凪いつきと
彼女のパートナーである戦闘ナビ人のウルは、
謎の失踪事件を調査するべく、
とある廃棄された施設を訪れていた。

肝試しの人気スポットで起こるという、
神隠し事件。

果たして、その正体とは…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

いつき「ここが、神隠しが起こると噂される例の施設ですか…」
ウル「神隠し、ね…」
いつき「ウル、なにか思うところでもあるのですか?」
ウル「この事件。どうにもキナ臭い感じがしてな」
いつき「キナ臭い、ですか…?」
ウル「この施設に入った人が消えちまったって話はたくさんあるが、誰が消えたのかはわかっていない」「まるで、出来損ないの怪談話だ」
いつき「怪談話の調査なんて、実に私たち怪奇課向きの事件ではないですか」
ウル「そいつはそうかもしれないが、骨折り損ってのもな」
いつき「なにもなければ、それでいいではありませんか」「行方不明になった人はどこにもおらず、事件は無事に解決です」
ウル「そうだな。いつきの言う通りだ」
いつき「では、調査を開始しましょう」
ウル「気合が入ってるのは構わないが、あまり先走るなよ」
いつき「わかっています、ウル。今日の私は怪奇課の人間として、調査をしに来ていますから」
ウル「フッ…俺としたことが、少し口うるさすぎたようだな。ソーリー」
いつき「構いません。では、今度こそ行きましょう」

いつき「…ここで最後ですか」
ウル「一通り回ってみたが、怪しい場所は特に見当たらなかったな」「やはり、ただの怪談話だったか」
いつき「………」
ウル「どうしたんだ、いつき。そんな難しい顔をして」
いつき「なにか違和感のようなものを覚えるんです」
ウル「違和感?」
いつき「それがなんなのかは言葉にできないのですが、どうにも気になってしまって…」
ウル「なら、もう一度調べ直してみるか」
いつき「いいんですか?」
ウル「刑事にとって一番大切なのは、自分の勘を信じることだ」
いつき「はい!」
ウル「それに、実は俺も気になっていることがあってな」
いつき「もしかして、ここに並んでいるモビルスーツたちのことですか?」
ウル「ああ、いかにもって感じじゃないか」
いつき「そうですね、いまにも動き出しそうです」
〔起動の反応音〕
いつき「えっ…?」
〔機体の歩行音〕
ウル「おいおい、本当に動き出しやがった…」
いつき「もしかして、私のせいですか…?」
ウル「バカなことを言ってる場合か。すぐにQTアームズを動かすぞ」
いつき「わかりました!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ウル「なんとか全部片付けたようだな」
いつき「ウルはここにいてください。私はあのモビルスーツに誰が乗っていたのか、確認してきます」
ウル「おい、いつき!」
〔空を舞う音〕
いつき「確かこうすれば、コックピットが開いて…」
〔コックピットの開閉音〕
いつき「…!」
ウル「なにがあった、いつき」
いつき「ウル…これを見てください」
ウル「おいおい、こいつは…」「空っぽじゃないか…」
いつき「どういうことなのでしょうか、これは?」
ウル「さあな、俺にもさっぱりわからん」「それにしても、神隠しに、無人で動く機動兵器とはな…。ますますオカルトじみてきやがったぜ」
いつき「まさに、私たちの出番ですね!」
ウル「喜んでる場合か」
いつき「よ、喜んでなんかいません!」「と、とにかく、もう一度施設の内部を調査し直してみましょう」
ウル「いつきが覚えたっていう違和感の正体もちゃんと掴んでおきたいしな」
いつき「はい」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ウル「まさか、隠し通路があったとはな」「どうりでいくら探しても、何も見つからなかったわけだ」
いつき「これで調査が進められそうですね」
ウル「注意を怠るなよ、いつき。なにが仕掛けられているのか、わかったもんじゃないからな」
いつき「はい、呪いのアイテムや魔方陣が、仕掛けられているかもしれませんからね」
ウル「…それはないだろ」
いつき「そうですか?」
〔スイッチを押す音〕
〔画面、フラッシュ〕

ウル「ん、いまなにか音が」
いつき「すみません、ウル。何かを踏んでしまいました…」
ウル「言った側からか…」
いつき「壁から機銃が!」
ウル「こいつは随分とヘヴィだな。逃げるぞ、いつき!」
〔機関銃の銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

いつき「どこに逃げれば!?」
〔機関銃の銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

ウル「四方八方から撃たれてるんだ、どこかの部屋に飛び込むしかないだろ」
いつき「ですが、どこも扉が閉まっています」
ウル「行儀良くノックして入る必要なんざないんだ。扉をぶち破って無理矢理入ってやれ」
いつき「わかりました!」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕


いつき「ハァ…ハァ…。なんとか逃げられたようですね…」
ウル「ああ、そうだな…」
〔起動の反応音〕
ウル「…前言撤回だ。そうでもなかったようだな」
いつき「ここにも、モビルスーツ…!?」
〔機体の歩行音〕
ウル「どうやら敵の罠に、まんまと飛び込んじまったようだな」「いけるか、いつき?」
いつき「こんな場所でやられるわけにはいきませんから」
ウル「なら、片っ端から蹴散らしてやれ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ウル「よくもまあ、こんなにモビルスーツを隠し持ってたもんだ。倒しても倒してもキリがないぜ」
いつき「ウル、なにか変な感じがしませんか?」
ウル「また、お前の勘が働いたのか?」
いつき「勘というか、どうにも敵の動きが単調すぎるような」
ウル「あのモビルスーツには、新兵の幽霊でも乗ってるんだろ」
いつき「そうなのでしょうか?」
ウル「冗談だ。確かに奴らの動きはおかしい」「動きに人間的なモノが、一切感じられん」
いつき「幽霊だからということでしょうか?」
ウル「さあ、どうだかな。とにかくコイツらをなんとかしないことには、確かめようもないだろ」
いつき「そうですね」
ウル「…? なんだ、あれは…?」
いつき「どうしたのですか、ウル?」
ウル「いつき、ヤツだ!」
いつき「…ヤツ?」
ウル「この部屋から出て行こうとしてる、あのモビルスーツだ!」
いつき「…! あれだけ動きが違う?」
ウル「アイツを逃がすな!」
いつき「わかりました!」「止まりなさい、そこのモビルスーツ! 止まらない場合は発砲します!」
ウル「止まる気はサラサラないようだな」
いつき「仕方ありません。実力行使で動きを止めます!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ウル「逃げ足の速いヤロウだ。なかなか追いつけん」
いつき「待ちなさいと言っているでしょうが!」
ウル「それで止まってくれれば、世話はないんだがな」
????(若者・男)「…!」
〔スイッチを押す音〕
〔画面、フラッシュ〕

ウル「気を付けろ、いつき。ヤツがなにかを仕掛けてきたぞ」
いつき「大丈夫です、ウル。機銃なら…」
〔機関銃の銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

いつき「もう、見切っています」
????(若者・男)「ッ!?」
ウル「さてと、そろそろ年貢の納め時だぜ」
????(若者・男)「………」
いつき「これ以上の抵抗は無意味です。大人しく投降してください」
????(若者・男)「ッ!」
〔機体の起動音〕
ウル「おいおい、こんな場所にまで、モビルスーツを隠していやがったのか」
いつき「あくまでも、抵抗を続けるというのですね…」
〔機体の歩行音〕
いつき「ならばこちらも、容赦はしません!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

いつき「これで、おしまいです!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

????(若者・男)「ぐわあああ!?」
いつき「無事、犯人を確保しました」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ウル「…つまりお前は、この廃棄された施設を勝手に使い、テロ行為のための戦力を蓄えたってわけか?」
男(若者)「…はい」
ウル「このモビルスーツを自動で動かす装置も、施設内に仕掛けられた罠の数々もお前が自作したんだな?」
男(若者)「…はい」
いつき「私が感じた違和感の正体はこれだったんですね」「長い間、この施設は廃棄されていたはずなのに、ところどころ人の手が加えられていたから」
ウル「なるほどな」
いつき「それで、神隠しにあったという人たちは、どこに監禁しているのですか?」
男(若者)「神隠し…?」
いつき「この施設で何人も行方不明になったと、噂になっているんです」
男(若者)「い、いえ…! 俺は追い返していただけで、そんなことはしていません…!」
ウル「本当だろうな?」
男(若者)「ほ、本当です…!」「…そもそも人が消えたって噂を流したのも、俺ですし…」
いつき「え…? なんでそんなことを?」
男(若者)「準備中に誰かに見られたら困ると、人払いのために噂を流したんです」「そしたら、オカルト好きな連中がどんどん集まってきちゃって…」
ウル「…随分と間抜けな話だな」
男(若者)「おっしゃる通りです…」
いつき「と、とにかく、あなたがしたことは立派な犯罪です。ちゃんと罪を償ってもらいますよ」
男(若者)「はい…」
ウル「逃げ出す元気もないようだな。あとは所轄の人間に任せるとするか」
いつき「そうですね」
ウル「いつき、犯人が幽霊じゃなくて、残念だったか?」
いつき「いえ、そんなことはありません。消えた人などいなかったのですから、むしろ喜ばしいことです」
ウル「そうだな」「よし、そろそろ帰るとするか。ニーナが首を長くして待ってるだろうからな」
いつき「はい、わかりました」(噂話だって、ちゃんと捜査すれば立証できるんだ。だから、あの事件だっていつかきっと…)
【シナリオエンドデモ終了】


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