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アルトアイゼン・リーゼ/キョウスケ・ナンブ
ライン・ヴァイスリッター/エクセレン・ブロウニング
グルンガスト弐式/クスハ・ミズハ
ATXチーム、とある休日

地球連邦軍伊豆基地へ帰還した
ヒリュウ改。

その乗組員には、
交代制ではあるものの、わずかながらの休暇が
与えられることとなった。

ATXチームのキョウスケ・ナンブ、
エクセレン・ブロウニング、
ブルックリン・ラックフィールド、
クスハ・ミズハは、重なった休暇を利用して、
日頃の疲れを癒やすべく、
基地近くの町へやってきていた。

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

クスハ「さっきのお店のラーメン、おいしかった~」
ブリット「ああ。教えてくれたトウマには感謝しないとな」
エクセレン「こんな街の穴場も知ってるなんて、トウマ君のバイト経験恐るべしね」「…けど、まだ何か物足りないのよね」「あ、キョウスケ。あれ、買ってくれない?」
キョウスケ「指輪か? 自分で買え」
エクセレン「んもう、つれないんだから。せっかくのWデートなんだから、もっと雰囲気出していかないと」
ブリット「食後のデザート感覚で、指輪をねだるのは、どうかと思うけど…」
キョウスケ「この後はどうする? もう基地に戻るか?」
エクセレン「え~っ、それは大却下ってことで」
ブリット「じゃあ、どこに行きます?」
エクセレン「はいはーい、お姉さんから提案。ここから二手に分かれるっていうのはどうかしらん?」
ブリット「二手に分かれるって…何だか作戦行動中みたいですね」
エクセレン「そこ、仕事関連の話はチョメよん」
クスハ「組み合わせって、私とブリット君、キョウスケ中尉とエクセレン少尉ですか?」
エクセレン「ノンノン。私とクスハちゃん、キョウスケとブリット君よ」「それで、互いのパートナーが喜ぶ物を制限時間内に探してくるの」
キョウスケ(また妙なことを…)
エクセレン「じゃあ、ミッション開始よん♪」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

クスハ「あっ…これ、、いいかも」
エクセレン「どれどれ…『唐辛子練り込みタオル』? 今なら『ねじりハチマキ』付き?」「ク、クスハちゃん…」
クスハ「じゃあ、この『スーパーカーボン木刀』はどうでしょうか」
エクセレン「それ、カーボン製なの? 木製なの?」「って言うか、彼氏へのプレゼントなら、もうyちょっと別の物にした方が良くない?」
クスハ「ブリット君は、こういうのを喜んでくれるんですけど…」
エクセレン「でも、たまには定番系のプレゼントもいいんじゃない?」「まだ探す時間はあるわよん。あっちのコンビは苦戦してるだろうけど」

ブリット「う~ん、悩むな。中尉の方はどんな感じです?」
キョウスケ「………」
ブリット「…まだ決まってないんですね。こっちは候補がいくつかあって、どれにしようか迷ってます」
キョウスケ「おれは、それ以前の問題だ」
ブリット「え?」
キョウスケ「………」
ブリット「あの…今までエクセレン少尉にプレゼントを贈ったこと、あります?」「自分も一緒に考えますから、何かヒントをもらえれば…」
キョウスケ「………」
ブリット(贈ったことがないのか、真剣に考えているだけなのか、どっちなんだろう?)(残り時間は60分。勝敗の行方は…)(………)(あれ? 負けたら、どうなるんだ? 特に何も言われてなかったが…)(いや、エクセレン少尉のことだ。俺達が負けたら、どんな無理難題を吹っかけてくるか…)(この勝負、負けられないぞ)
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

エクセレン「はい。キョウスケこれが私からの愛を込めたプレゼントよん」
キョウスケ「これは…」
ブリット「メタル製のカードケースですか」
エクセレン「そそ。『切り札』は入らないけどね」
キョウスケ「使わせてもらうぞ」
エクセレン「じゃあ、次はクスハちゃんの番ね」
クスハ「はい。どうぞ、ブリット君」
ブリット「リストバンド…」
クスハ「うん。ここにね、虎の刺繍が入ってるの」
ブリット「ありがとう。クスハも俺と似たようなことを考えてたんだな」
クスハ「え?」
ブリット「これが俺からのプレゼントさ」
クスハ「木刀…?」
エクセレン「それ…もしかしてもしかすると、スーパーカーボン木刀って奴?」
ブリット「えっ、よくご存じですね」
エクセレン(あららん、これは…)
ブリット「クスハ、柄をよく見てくれ」
クスハ「龍が彫ってある…。ふふっ、ホントに似たようなことを考えてたのね、私達」
ブリット「ああ」
クスハ「ありがとう、ブリット君。剣のお稽古で使うね」
エクセレン(龍王機と虎王機のパイロットってことでご馳走様、って感じかしらん)
キョウスケ「最後はおれの番だな」
ブリット(結局、中尉は何にしたんだろう? 先に行けと言われたから、俺も知らないんだよな…)
キョウスケ「エクセレン」
エクセレン「ちょい待ち!」
キョウスケ「?」
エクセレン「いいのよ、キョウスケ。選べなかったことを謝らなくても。気持ちだけで私は…」
キョウスケ「何を言っている? これが、おれからの贈り物だ」
エクセレン「!」
クスハ「指輪…!」
エクセレン「え、えーっと…」
キョウスケ「昼食の後、指輪が欲しいと言っていただろう」
エクセレン「そ、そうだけど…」
ブリット「じゃあ、キョウスケ中尉はあの時、何を…」「それ以前の問題とは言ってましたよね?」
キョウスケ「実は、手持ちの金があまりなくてな。どうしようか考えていた」
ブリット「だったら、自分に言ってもらえれば、増しましたけど…」
キョウスケ「そういうわけにはいかん」
ブリット「じゃあ、どうやって?」
キョウスケ「金を増やすことにした。分の悪い賭けだったら、結果はこの通りだ」
ブリット「なるほど…って言うか、Dコンで銀行の口座にアクセスすれば良かったのでは…」
クスハ「ねえ、ブリット君」
ブリット「ん?」
クスハ「私達、外した方がいいんじゃない?」
ブリット「ああ、そうだな」
クスハ「お二人様、すみません」
ブリット「自分達は急用を思い出したので、先に基地へ戻ります」
キョウスケ「ああ、わかった」
クスハ「それでは、失礼します」
エクセレン「行っちゃったわね…」
キョウスケ「おれ達も帰るか?」
エクセレン「………」
キョウスケ「どうした?」
エクセレン「今日はブリット君やクスハちゃんとずっと一緒だったし…」「少しだけ二人きりで歩きたいかな…なんて思ったりして」
キョウスケ「いいだろう」
エクセレン「ふふっ、ありがとう。指輪もね、ホントに」
キョウスケ「さほど高価なものじゃないが」
エクセレン「いいのよ、キョウスケ。私、海が見たいな」
キョウスケ「ああ…行こうか」
【シナリオデモ終了】


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