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ビルドストライクガンダム(フルパッケージ)/イオリ・セイ&レイジ
ベアッガイⅢ/コウサカ・チナ
キュベレイパピヨン/アイラ・ユルキアイネン
世界に向けて

ガンプラ好きの少年、イオリ・セイと
彼の前に現れた少年、レイジ・

偶然出会ったふたりの少年は、
コンビを組んでガンプラバトル選手権に出場。
その日本代表予選で優勝し、
世界大会への切符を手に入れた。

そんな世界大会が間近に迫ったある日、

ふたりは商店街の人たちが催した
ガンプラバトル大会に出場することに
なったのだが…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

セイ「ほら、レイジ! のんびりしてないで急いでよ!」
レイジ「そんなに焦らなくてもいいだろ。エントリーにはまだ時間があるんだし」
セイ「ないよ! レイジの寝起きが悪いから、もう遅刻寸前なんだよ!」「「あー! どうしよう! 絶対参加しますって言っちゃってるのにぃ!」
レイジ「わかた、わかった、急げばいいんだろ。俺もガンプラバトルはしたいしな」「ま、とは言ってもあんな小さな大会じゃ、俺の相手になる奴がいるとは思えないけどな」
セイ「それはそうかもしれないけど、油断しない方が…」
ラルさん「その考え方…これが若さか」
レイジ「なに?」
セイ「ラルさん!? いつからそこに?」
レイジ「んなことはいい。さっきのはどういう意味だよ、ラルのおっさん」
ラルさん「戦いの中で戦いを忘れるなと言っているのだ。君たちはまだ、世界大会への切符を手に入れただけに過ぎん」「そんな心構えで生き残る事ができると思うのか? 世界はそんなに甘くはないぞ」
レイジ「それは…」
セイ「…確かにラルさんの言う通りだよ、レイジ。これから先の戦いは強敵だらけなんだ」「そしてその中には、ユウキ先輩並みのファイターもいるかもしれない」
レイジ「ユウキ…」「そうだな、少なくとも俺たちはまだ、あいつより弱い。油断している暇はねえってのは認める」「けどな、セイ。俺はもう負けるつもりはねえ! どんな奴だろうが、全力で勝ちにいこうぜ!」
セイ「うん!」
ラルさん「いい目になったな。それでこそ、セイ君とレイジ君だ」「そんな君たちに、ワシからひとつだけアドバイスがある」

レイジ「アドバイス?」
ラルさん「チャンスを最大限に活かす。それがワシの提案だ」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

〔滑空音〕
男(若者)「ぐわあっ! パ、パワーが違い過ぎる!」
〔機体の倒れる音〕
レイジ「よ、よし…。なんとか勝ったぞ…」
セイ「あのさあ、レイジ。もう少し重り減らしたら? 動きがかなり鈍くなってるよ」
レイジ「んなこと…できっかよ。これくらいのハンデ、どうってことねえ…」「それに、これに耐えられるようになれば、もっと強くなるって…ラルのおっさんも言ってたしな…」
セイ(それも、あんまり信じられないんだけど…)
〔機体の歩行音×2〕
チナ「そのガンプラ…。もしかしてイオリ君たち?」
セイ「委員長!? この大会に参加してたんだ…」
チナ「う、うん。強くなれば、イオリ君に近づけるかなって…」
セイ「そ、そんなぁ~。僕は作るの専門だし、委員長ならすぐに…」
レイジ「おい、こっちは立ってるだけでも辛いんだ! 盛り上がってねえで、さっさと始めるぞ!」
チナ「あっ! ご、ごめんなさい!」
セイ「ムッ! そういう言い方ないだろ! そんなにイライラするなら重り外せよ!」
レイジ「今更そんなことできるか! つーか、お前がガンプラに重りつけるのが嫌って言うから、俺が付けてんだぞ!」
セイ「そんなことしたら傷付くかもしれないだろ。ただでさえ、レイジの操縦は荒っぽいのに!」
レイジ「それが俺の戦い方なんだよ! 文句言う暇があるならなぁ…」
チナ(…これ、戦っていいのかな?)

アイラ(…この国のファイターを見て来いと言われたけど…これ以上は必要ないわね)(それにしても…)
〔腹の虫の音〕
アイラ(お腹すいた…)
〔走り寄る足音〕
リン子「あ、セイもレイジ君もちゃんと勝ってるみたいね」「けど、せっかく作ったカツサンドを置いてくなんて、忘れん坊なんだから」
アイラ「…!」「あ、あの…」
リン子「ん? 私になにか?」
アイラ「それ…なんて食べ物ですか?」
リン子「えっ? これ? カツサンドだけど…」
アイラ「ありがとうございます」(よし、今日のお昼はカツサンドね)
〔走り去る足音〕
リン子「変な子ねぇ。そんなにお腹が空いてたのかしら?」

男(若者)「うっ…! うわあぁぁぁぁぁ!」
〔機体の倒れる音〕
レイジ「い、いまので最後か?」
セイ「いや、まだ1機いる。けどこの相手に勝てば…」
レイジ「優勝か。お守りのせいでとんでもなくきつかったが、あと1機なら…」
????(ラルさん)「やるな、ガンダム。しかし、こちらとて負ける気はない」
セイ「そ、そのグフはもしかして…」
ラルさん「戦場であったからには容赦はせんぞ! セイ君! レイジ君!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

レイジ「ラルのおっさん!? 参加してたのかよ!」
ラルさん「偉そうなことを言うだけ言って去る。それでは大人としての示しがつかんからな」「そして戦場であった以上、ワシも本気で…」「うっ!」
〔機体の倒れる音〕
レイジ「なんだ!? まだ何も仕掛けてねえぞ?」
セイ「見て、レイジ。あのグフ、よく見ると傷だらけだ」
ラルさん「フ、時代が変わったようだな。まさかあれほどの可動をするザクが世に出回るとは…」「しかし! たとえ旧キットいえどこちらはグフ!」「ザクとは違うのだよ! ザクとは!」
セイ「なんて造りこまれたグフなんだ…」
レイジ「なんだって、いいぜ! ガンプラバトルさえできればな!」
ラルさん「その通り、戦いに情けは無用だ!」「このラル! たとえ満身創痍でも任務はやり遂げてみせる!!」
セイ「ラルさん…」
レイジ「それでこそだ、ラルのおっさん! けど、勝つのは俺たちだ!」「セイ! 余裕がないのはこっちも同じだ! 最初から全力でいくぜ!」
セイ「…わかった! やろうレイジ!」「僕らのガンプラの力をラルさんに見せてやるんだぁぁぁ!!」
〔画面、発光〕
〔金属音×2〕
〔爆発音〕

ラルさん「くっ、見事だなレイジ君。だが自分の力で勝ったのではないぞ!」「セイ君の作ったガンプラの性能だということを…」
レイジ「忘れてんじゃねえ! 俺はファイターで、セイはビルダー!」
セイ「僕らはふたりでひとつ! ひとつの勝利はふたりの勝利だぁぁぁ!!」
ラルさん「…!」
〔撃破音〕
〔画面、発光〕


メイジン(…先日のバトルより、さらに出来るようになったな、セイ君、レイジ君)(だが、私とて負けるつもりはない。世界大会、楽しみにさせてもらう…)
〔歩き去る足音〕
キララ「ここでバトル終了ー! 優勝したのはやはり、イオリ・セイ、レイジお世界大会に出場するふたりでした!」「ふたりからきっと、世界の舞台でも私たちを熱くさせてくれるガンプラバトルを繰り広げてくれるでしょう!」「なお、キララもイメージキャラクターに抜擢されたから、ぜぇ~ったい世界大会を見逃さないでね!」「きららん☆」
ラルさん「いやいや、やはり強いなセイ君、レイジ君」
レイジ「当然だろ。けど、ラルのおっさんもいい線いってたぜ」
セイ「うん、もしも最新のガンプラを使っていたら…」
ラルさん「セイ君、戦いに『もしも』はない。そこにあるのは勝者と敗者という現実だけだ」「だからこそ油断してはいけない。戦いに負けて『今度こそ』と言わないためにもな」
セイ「はい」
レイジ「へっ、良いこと言うじゃねえか。見直したぜ、ラルのおっさん」
リン子「セイ、レイジ君、ラルさんお疲れ様ー!」
セイ「えっ? 母さん、来てたの?」
ラルさん「リ、リン子さん!」
〔走り寄る足音〕
ラルさん「いやはや、お見苦しいところを見せてしまいましたな」「ですがこのグフを見て下さい。セイ君たちのガンダムをあそこまで苦しめたのはこのヒートロッドの…
リン子「は、はぁ…」
レイジ「あー、今のやっぱなし。やっぱラルのおっさんはラルのおっさんだわ」
セイ「でもさっきのは確かにそうだよ。負けて『今度こそ』なんて言いたくないしね」
レイジ「何言ってんだよ。そんな言葉、一回だって言うつもりはねえ」「だろ、セイ?」
セイ「うん! 世界大会でも勝ち続けよう!」「僕たちのガンプラで!」
【シナリオデモ終了】


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