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フォースインパルスガンダム/ルナマリア・ホーク
フォースインパルスガンダム/ルナアリア・ホーク(浴衣2020)
赤き瞳と共に

ミネルバ所属のパイロットの、
『ルナマリア・ホーク』

同艦に乗るシン・アスカに
デスティニーが与えられてまもなく、
彼女にも新型モビルスーツ『インパルス』に
乗るよう命令が下る。

しかし、次々と戦果を挙げるシンに比べ、
以前とさして変わらない自分の現状に
彼女の心には焦りが生まれていった…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ルナマリア「はぁ…」
シン「あ、まだここにいたのか、ルナ」
ルナマリア「シン…」
シン「任務も終わったんだし、早く着替えてこいよ。レイもメイリンも食堂で待ってるからさ」
ルナマリア「…ううん、私はいいや」
シン「え? でもこの基地のランチ楽しみだって前言ってただろ?」
ルナマリア「…ねえ、シン」「どうしたら、インパルスを上手く…」
シン「え…?」
ルナマリア「…ううん、なんでもない」「みんなに伝えといて。私、ちょっと用あるから」
〔歩き去る足音〕
シン「ルナ…」

ディアッカ「…なるほどね。それで俺のとこに来たってわけか」
ルナマリア「はい、この基地に来ていると聞いていたので…」「教えてほしいんです。インパルスを上手く扱う、コツみたいなものを」
ディアッカ「そんな切羽つまることか? お前が乗ってるの、ミネルバなんだぜ」「最新鋭艦で新型を任せられる。充分やってると思うけど?」
ルナマリア「…それだけじゃ、ダメなんです。シンは私より、ずっと…」
ディアッカ「シン?」
ルナマリア「私も活躍しないと…シンみたいに…」
ディアッカ(…やれやれ。こいつは思ったより重症かもな)
〔歩み寄る足音〕
????(イザーク)「黙って聞いていれば貴様、俺の隊で何を学んだ?」
ルナマリア「え…」
ディアッカ「イザーク」
イザーク「昔のよしみだ、ルナマリア。貴様の性根、俺がたたき直してやる!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

イザーク「準備はいいな、ルナマリア!」
ルナマリア「は、はい。シミュレーターに問題ありません」「ですが本当にその機体でいいんですか?」
イザーク「心配されるまでもない。旧式だがデュエルもバスターも使い慣れた機体だ」「何より、ふ抜けた相手に新型は必要ないからな」
ルナマリア「…そうですね」
イザーク「くっ! もっと気概を見せろ、気概を!」
ディアッカ「そこまでにしといてやれよ。インパルスに乗るのはこれが最後になるかもしれないんだからな」
ルナマリア「え…? どういうことですか?」
ディアッカ「お前にそいつは荷が重いってことさ。今のまま戦えば、いずれイヤな結末を迎えちまう」「そうなる前にタリア艦長に申告してやるのさ。降ろした方がいいってな」
ルナマリア「私が…降りる…」
イザーク「嫌なら俺たちに出来るところを見せてみろ! ルナマリア!」
ルナマリア「は、はい!」
イザーク「行くぞ!」
〔バーニアの噴射音〕
ルナマリア「旧式だから動きが…。これなら…!」
〔ビームの発射音〕
ルナマリア「あ…」
イザーク「貴様! どこを狙っている!」
ディアッカ「射撃ってのは…!」
〔ビームの発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

ルナマリア「きゃああああああっ!」
イザーク「馬鹿者! 戦場で情けない声を出すな!」
ルナマリア(そうだ! シンだったらこんな風に叫ばない…! シンだったら、こんな時…!)「はああああああああっ!」
〔バーニアの噴射音〕
イザーク「…!」
ルナマリア「もらった!」
イザーク「貴様…!」「それはなんだぁぁぁ!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

ルナマリア「きゃあああああああっ!」
ディアッカ「おい、イザーク。少し熱くなりすぎじゃ…」
イザーク「黙っていろ! 俺は何が何でもコイツを降ろす!」
ディアッカ「は?」
ルナマリア「くっ…」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ディアッカ「おいおい、自信をつけさせるんじゃなかったのか?」
イザーク「うるさい! 元々そんなつもりはない!」「何より、他人のマネ事をするコイツの姿勢が気に入らん!」
ルナマリア「え…?」
イザーク「いいか! 機体が変わったからと言って、自分が変わったわけではない! 貴様はしょせん貴様だ!」「誰だか知らんが他人のマネ事などするな! 貴様らしく戦え! 貴様らしく!」
ルナマリア「私、らしく…」
ディアッカ「応えてみせろよ、ルナマリア。イザークの想いに…」
ルナマリア(…私は)(私は、シンじゃない!)
〔バーニアの噴射音〕
ディアッカ「突っ込む!? 二の舞になるぞ!」
ルナマリア「はああああああああっ!」
〔バーニアの噴射音〕
イザーク「馬鹿かっ! 同じ手がぁぁ!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

イザーク「これで終わりだぁぁぁ!」
ルナマリア「この距離なら、外さないっ!」
イザーク「…!」
ルナマリア「当たれぇぇぇぇぇぇっ!」
〔ビーム砲の発射音〕
〔画面、発光〕
〔爆発音〕


ルナマリア「イザーク隊長、ディアッカさん。今日はありがとうございました」
ディアッカ「いい顔だ。悩みは吹き飛んだみたいだな」「しっかし、旧式とはいえイザークを落とすなんて…ちゃんと成長してるよ、お前」
ルナマリア「あ、あれは…」
イザーク「アレは貴様の援護が遅かったせいだ! 俺のイスにするな!」
ディアッカ「おいおい、褒めてんだから水差すなよ」
ルナマリア「でも私も直後にディアッカさんに落とされちゃいましたし、まだまだです」「だけど、おふたりのおかげでわかりました。私は、私らしくやればいいことを…」
ディアッカ「ああ…」
イザーク「ふんっ! それくらい自分で気づけ!」
〔走り寄る足音〕
シン「いた! おーい、ルナー!」
ルナマリア「シン? どうしてここに…」
シン「いや、なんか様子がおかしかったから…どうしたのかなって…」
ルナマリア「…そっか、心配してくれてありがとう」
シン「え…」
ルナマリア「ふふ…」(私はシンみたいに戦うことはできない…)(けど、いつかシンみたいになってみせるから! きっとね!)
【シナリオエンドデモ終了】


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