ガンダム試作3号機/コウ・ウラキ
ガーベラ・テトラ/シーマ・ガラハウ
星屑の落ちた後
後にデラーズ紛争と呼ばれる
ジオンの残党「デラーズ・フリート」が
引き起こした一連の事件…。
それはデラーズ・フリートの壊滅によって、
一応の幕は閉じた。
だが、戦いの結果は
連邦の勝利とは言い難いものであった。
戦いによって出た犠牲は大きく、
そして得たものは何もなかった…。
その戦いから数ヶ月…。
命令違反で収監されていたコウ・ウラキは
ガンダム開発計画の抹消と共にその罪が消失。
ひとり…北米オークリー基地へと向かう…。
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
〔歩み寄る足音〕
コウ(俺は…帰ってきたのか…。あの戦いから…)(俺たちはあの戦いで何を失って…何を得たのだろうか…)(あのデラーズ紛争と呼ばれた、あの戦いから…)
コウ「すごいな…。この試作3号機は…」「モビルスーツを管制ユニットとして使用し、火器を満載したアームドベースを運用する…。これじゃ、ほとんどモビルアーマーだ…」
男(※若者)「武器換装のタイミングがシビアですから、運用の際には気を付けてください」
コウ「この火器管制システム…相当、複雑だけど、慣熟飛行もなしに、扱いこなせるのか…?」
男(※若者)「やれますよ。中尉はメカニズムを理解して、モビルスーツを扱える方ですから」
コウ「ありがとう…」
男(※若者)「コロニーを…必ず止めてください!」
コウ「了解、約束するよ」「ガンダムを出す! 各員は離れてください!」
〔足音〕
コウ「ガンダム試作3号機! コウ・ウラキ、出ます!」(俺はコロニー落としを必ず阻止して見せる! 待っていろ、ガトー…!)
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
コウ(※画面オフ)「コロニーを止めるために、俺たちは必死に戦った…」「だが、コロニーは阻止限界点を超え、地球への落下を始めた…。完全に俺たちの敗北だった…」「だが、無力感をかみしめながら戦場を去ろうとした俺の前に、あの男は立っていた…」
コウ「何故…奴はまだ、ここに…!?」
ガトー「フフフ…。腐った連邦に属さねば、貴様も苦しむことはなかったろうに…」
コウ「待っていたのか!? 俺との決着をつけるために…!」
ガトー「フフフフ…」
コウ「ガトーォォォォ…!」
〔バーニアの噴射音〕
ガトー「来い、ウラキ…!」
コウ「うわあああぁぁぁぁー…!」
〔画面、発光〕
コウ(結局、最後の戦いでも、俺はガトーとの決着をつけることができなかった…)(その後、俺は命令違反で収監されていたが、ガンダム開発計画の抹消と共にその罪も消失した」(俺たちの戦いはすべて歴史の闇に葬られた…)「だが…それでいいのか…? 俺の…俺たちの戦いはいったいなんだったんだ…?」「あの多くの者たちが生命を懸けた戦場は…」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
シーマ(リリー・マルレーンが沈み、あたしだけが生き延びちまった…)(一世一代の大博打だったんだけどね…)「もう失う物は何もない…。そう思っていたんだけどね…」「今度こそあたしが背負うものは何もない。このままどこかのコロニーで静かに暮らす。それも悪くないかもしれないねぇ…」
〔歩み寄る足音〕
男(※中年)「それはまだ早いのではないでしょうか?」
シーマ「なんだい、藪から棒に? あたしはひとりで飲みたい気分なんだよ…」
男(※中年)「そう仰らずに…。まだ、あなたの力を必要としている者がいるのです」
シーマ「…! あんたは…!」
男(※中年)「フフフ…」
シーマ「そうかい…。あたしは結局、どこまで行こうと地獄からは逃れられないてわけかい」「フ、いいだろう。だったらとことん進んでやるさ」「あいつらの分まで、最後の最後まで足掻ききってやろうじゃないかい」「このシーマ・ガラハウがねぇ…」
【シナリオデモ終了】
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