ガンダムMk-II/カミーユ・ビダン
カミーユの怒り
連邦軍内の特殊部隊『「ティターンズ』の
新型モビルスーツ『ガンダムMk-II』を
強奪した、反地球連邦組織『エゥーゴ』。
だが、ティターンズはそれに協力した民間人、
カミーユ・ビダンの両親を人質に取って、
ガンダムを奪還しようとする。
救出に向かうカミーユの努力もむなしく、
宇宙に散った母…。
怒りを燃やすカミーユだったが、
そこに再びティターンズが強襲を
仕掛けてくるのだった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
カミーユ「アーガマに敵が仕掛けているんでしょう? なのに、どうして僕を出撃させてもらえないんですか!?」
レコア「勘違いしないで。あなたはただの民間人なのよ?」「たまたま成り行きでガンダムを操縦できたからといって、戦いができるというものではないわ」
カミーユ「でも、戦力が足りてないんでしょう? だったら…」
レコア「クワトロ大尉たちはプロよ。敵の部隊だって彼らだけで抑えてみせるわ」
カミーユ「分かるものか! ティターンズは汚い手段だって平気で使うような連中なんだ!」
レコア「あなたのお母さんがティターンズに殺されて、辛い気持ちは分かるわ」「でも、艦長はそれも気遣って、あなたに出撃命令を下さなかったのよ。そういう気持ちも分かってあげて」
カミーユ「僕は…それで頭に血が上って、ヘマをやらかすような人間じゃありませんよ!」
レコア「待ちなさい、カミーユ!」
カミーユ「Mk-IIを出します! 近くにいると危ないですよ!」
レコア「もうっ…! あれで血が上っていないなんてよく言えたものね…!」「ハッチ開けて! カミーユが出るわ…!」
〔走り去る足音〕
カミーユ「アイツらは許しておいちゃいけない人間なんだ。このままで済ませるものか…!」「カミーユ・ビダン、ガンダムMk-II! 出ますッ…!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ終了】
カミーユ「ティターンズめ! あれだけ落として、まだ…!」
クワトロ「敵もこちらを落とす為に必死なのだ! 来るぞ、カミーユ君!」
カミーユ「りょ、了解…!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
カミーユ「宇宙での戦闘が…こんなに勝手のきかないものだなんて!」
クワトロ「落ち着け、カミーユ君。宇宙では宇宙のやり方というものがある」「重力下での常識は捨てて、周囲の状況をよく見て、それに自分を合わせるんだ」
カミーユ「やって…みます…!」
クワトロ「そうしてくれ。君の勝手で出撃したのだから、一人前の仕事はしてもらわねば困る」
カミーユ「言われなくても…分かっていますよ…!」
クワトロ「! むっ、避けろ、カミーユ君!」
カミーユ「…!?」
〔ビームの発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ジェリド「見つけたぞ、Mk-II!」
カミーユ「あのパイロット…! 母さんを殺した奴か…!」
ジェリド「俺たちから盗んだ機体を持ち出してきやがって…!」「恥をかかせてくれた礼はたっぷりとしてやるぜ、Mk-IIッ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ終了】
ジェリド「周りに助けられてやっととはな! Mk-IIに乗ってそのザマか!」
カミーユ「黙れよ! 母さんを殺した奴が…!」
クワトロ「カミーユ君…!」
カミーユ「あのパイロットは絶対に俺が…!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
カミーユ「貴様が、母さんを…!」
ジェリド「ぐっ…この声…!? カミーユが乗っているのか…!」「母さん、母さんっていつまでもしつこいんだよ、お前は!」
クワトロ「迂闊に近づきすぎだ! 離れろ、カミーユッ!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
カミーユ「くうぅっ…! 片腕をやられた…!」
ジェリド「頭に血が上っているからそうなるのさ! 言っておくがな、あのカプセルにお前のおふくろさんがいるなんて知らなかったんだ!」「それにな、そのお袋さんだってお前が殺したも同然なんだぜ!」
カミーユ「何を…!?」
ジェリド「そうだろう! お前がティターンズに逆らわなきゃ、こんな事にはならなかったんだ!」「お前たちは俺たちの言う事を大人しく聞いてりゃあいいんだよ!」
カミーユ「それが…それが軍人の言う事かよ!」
クワトロ「退がれ、カミーユ君! その機体でこれ以上の戦闘は無理だ!」
カミーユ「いえ、やります…!」
クワトロ「カミーユ君っ!」
カミーユ「アイツらを許しておいちゃいけないんです! あんな…人のエゴが肥大化したような奴らは…!」
〔バーニアの噴射音〕
ジェリド「来るか、カミーユ!」
カミーユ「お前が…お前たちみたいな奴がいるから…戦争は終わらないんだ! 消えろォォォォッ!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ジェリド「くそっ…! こんな…子供なんかに…! ティターンズの俺が…!」「ええい…! 撤退する…!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
クワトロ「慣れない宇宙での戦闘にしてはよくやったと言いたいところだが、勝手に出撃したのは頂けないな」「営倉入りは免れんぞ」
カミーユ「覚悟はしているつもりです」
クワトロ「…ひとつだけ聞きたい。さっきの戦闘の時、君は彼の言葉を聞いて母親ではない所に怒りを向けていた」「あれは何に対する怒りだ…?」
カミーユ「…分かりません。ただアイツらみたいな奴を許していたら、地球に押し潰される…そう感じたんです」
クワトロ「押し潰される…?」
カミーユ「アイツらは地球の事だけしか考えちゃいない。そういう奴らを放っておけば、いずれ人の意識が地球の重力に潰されるって…」「そういう感覚っておかしいですか?」
クワトロ「いや、君がそう感じたのならそれでいい」
カミーユ(僕は戦争をするつもりはなかった。でも、気付けば状況の一部になってしまっている)(でも、そうならざるを得ないというなら、僕は…)
【シナリオエンドデモ終了】
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