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ガンダムローズ/ジョルジュ・ド・サンド
バラは再び舞う

ガンダムファイトの決勝大会がついに始まった。

ネオフランス代表のジョルジュは
国家の名誉のため、優勝に向けて邁進していく。

そんなジョルジュに土を付けた相手、
ロマリオ・モニーニ。
そして、そのロアリオを破ったのは、
同じシャッフル同盟の
チボデー・クロケットだった。

次の対戦が迫る中、
ジョルジュの胸中は複雑だった…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ジョルジュ(次の試合まで、もうあまり時間は無い。にもかかわらず、私は閣下に浮かない顔をさせたまま…)(私の至らない訓練を見せたせいだ…。早く閣下に御安心いただかなくては)「ハァァァ!!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

ジョルジュ(最近、ずっとこの調子だ。自分でもわかるほどのこの乱れ…)(理由は明白…か。私の勝てなかった相手を彼が討ち倒した、あの試合…)

チボデー「いくぜ! これが本物の、バーニング・パンチだ!」
〔スパーク音〕
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕

ドモン「チボデーの奴、過去の自分を乗り越えたな」
ジョルジュ「ええ…この先、彼はますます強くなるでしょうね」
ドモン「フッ…おもしろい!」
ジョルジュ「………」

ジョルジュ(今のままではダメだ…ギアナ高地での経験が意味を為していない。こんな状態では、我が国を背負うことなど…)
マリアルイゼ「ジョルジュ・ド・サンド。今、時間はよろしいかしら?」
ジョルジュ「マリアルイゼ様!? 何故このようなところに…!」
マリアルイゼ「そんなこと決まっていますわ。あなたに洋があったからです」
ジョルジュ「であれば、こちらから伺いましたものを…」
マリアルイゼ「よいのです。それよりも、明日、時間を空けてくださらない?」
ジョルジュ「…構いませんが、どのような御用向きですか?」
マリアルイゼ「わたくしと街に行きましょう」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

マリアルイゼ「ジョルジュ・ド・サンド。次はあちらのお店が見たいわ。コロニーでは見られないものもたくさんあるのね」
ジョルジュ「マリアルイゼ様…護衛も付けずにこのような…」
マリアルイゼ「ジョルジュが守ってくださるのでしょう?」
ジョルジュ「…ええ、そうですね」

マリアルイゼ「ジョルジュ、次はあちらです」
ジョルジュ「お待ちください、マリアルイゼ様!」
マリアルイゼ「もう! 遅くってよ!」
ジョルジュ「………」

マリアルイゼ「たくさん回ったわね、ジョルジュ」
ジョルジュ「…ええ」
マリアルイゼ「ほら、見なさい、ジョルジュ。地球にも景色が良い所もあるのね」
ジョルジュ「…マリアルイゼ様」
マリアルイゼ「浮かない顔ね」
ジョルジュ「…大変申し上げにくいのですが、私は現在ガンダムファイトに参加している身…」「こうしている間にも、ライバルたちは研鑽を積んでいる。私もこのように遊んでいる時間は…」
マリアルイゼ「いいえ、ダメよ。今はガンダムローズの所には行かせられないわ」
ジョルジュ「!?」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

マリアルイゼ「今はガンダムローズの所には行かせられないわ」
ジョルジュ「な、何故その様なことを?」
マリアルイゼ「その顔です、わたくしが気にしているのは」
ジョルジュ「…なにか、普段と違いますか?」
マリアルイゼ「フン、白々しい。ジョルジュの表情の違いもわからない程、わたくし、もうろくしてなくってよ」
ジョルジュ「………」
マリアルイゼ「ジョルジュ。私は、あなたは気品のある誇り高い騎士だと思っています」「同時に、ドモン・カッシュと初めて戦った時のような荒々しさも併せ持っている…」「しかし、今のあなたはそのどちらとも違う」
ジョルジュ「その様なことは…」
マリアルイゼ「無い、と言い切れて?」
ジョルジュ「………」
マリアルイゼ「笑って、ジョルジュ。思い詰めてる顔は、あなたには似合わなくってよ」「でないと、きっとあなたの騎士道から足を踏み外してしまうわ」
ジョルジュ「マリアルイゼ様…」
マリアルイゼ「考えすぎては、良いことはないわ」「もし、今、力が無くて悩んでいるのなら強くなれば良いだけの話じゃない。まずは次の対戦のことを考えるべきでしょう?」
ジョルジュ「フフッ…」
マリアルイゼ「ど、どうして笑うの、ジョルジュ!」
ジョルジュ「いえ、失礼致しました…。マリアルイゼ様の答えが、実に明瞭だったもので」
マリアルイゼ「…なんだか、バカにされたみたいだわ」
ジョルジュ「とんでもない。私はチボデーやドモン、多くのライバルに気を回しすぎていたのかも知れません」
ジョルジュ「マリアルイゼ様の仰る通り、まずは、次の対戦相手にだけ集中しようかと」
マリアルイゼ「…それなら良いのですけれど」
ジョルジュ「ありがとうございます。次の試合は、あなたに勝利を捧げましょう」
マリアルイゼ「本当ね! ジョルジュ! 約束を違えてはダメよ!」
ジョルジュ「はい、必ず…」(私は難しく考えすぎていたようですね…私の勝利を信じる方の為にも、負けません。今より強い私で、必ず勝利を!)


「はあああああああーっ!!」
ドモン(幻影)「でりゃあああああーっ!!」
〔画面、赤にフラッシュ〕
ドモン(当然と言えば当然だが、奴と俺の力は互角…! ならば決着がつかないことも…)
ドモン(幻影)「甘いっ…!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

ドモン「いや…! この戦い、体力に限りがある俺の方が不利!」
ドモン(幻影)「どうした!? 動きにキレが見られなくなってきたぞ!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

ドモン「ぐっ、動きのひとつひとつに隙がない。我ながら恐ろしい技の冴えだ…!」「だがそれでも、奴を乗り越えない限り俺がさらなる高みへ辿り着くことはない!」
ドモン(幻影)「ならば見せてみろ! 今の俺を超える、お前の力とやらを!」
ドモン「望むところだぁぁぁぁぁーっ!!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ドモン「そろそろ、決着をつけるとしよう…!」
ドモン(幻影)「ああ…!」
〔光の放射音〕
〔画面、黄にフラッシュ〕

ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃える…!」
ドモン(幻影)「勝利をつかめと、轟き叫ぶぅぅッ!!」
ドモン「ばぁぁぁぁくねつ! ゴッド…! フィンガアァァァァァァッ!!」
〔金属音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕

ドモン(幻影)「はあああああああっ!!」
ドモン「ぐうぅ…! 俺が圧されている…!?」
ドモン(幻影)「技も同じ、力も同じならば、気力の尽きかけているお前が敗れるのは必至! 終わりだ、ドモン・カッシュ!」
ドモン「いいや…! それは違う!」
ドモン(幻影)「なに…?」
ドモン「戦いが拮抗している時に勝敗を分けるものは、己の限界を超えるための気力…!」「そうだ…! 俺は自分の限界を…! 何度だって越えてみせるッ!!」
〔光の放射音〕
〔画面、黄にフラッシュ〕

ドモン(幻影)「! ぐおおぉぉッ!?」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

ドモン「ヒィィィィィトッ!! エエェェェェェェンドッ!!」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕


ドモン「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
レイン「大丈夫、ドモン!?」
ドモン「ああ、手強い相手だった…。だがどうにか勝つことができた」
レイン「じゃあ…!」
ドモン「いや、あと一歩間違えてれば、敗北していたのは俺の方だったかもしれん」「修行が足りない証拠だ。まだまだ精進が必要なようだな」
レイン「…無理だけはドモンあなたの身体をいたわってあげるにしても限界があるんだから」
ドモン「分かっている。俺が倒れでもしたら、誰がデビルガンダムを止める…」「デビルガンダムを倒し、父を救うその日まで、俺は絶対に倒れはしない」
【シナリオエンドデモ終了】


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