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インフィニットジャスティスガンダム/アスラン・ザラ
未来に向かう正義

激戦の末、地球連邦とザフトの戦いは、
一応の休戦を迎えることとなった…。

しかし、地球圏に
平和が訪れたわけではなかった…。

新たな戦いに備える為、
アスラン・ザラは新型機、
インフィニットジャスティスを受領する…。

だが、彼の胸中は、
かつての戦いに囚われたままだった…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

アスラン「………」
〔歩み寄る足音〕
ニコル「準備はできましたか、アスラン?」
アスラン「ニコルか…」
ニコル「ふふ、よく似合ってますよ、その格好。まるで本物のFAITHみたいですよ」
アスラン「からかうなよ。これしかサイズがなかったんだ」
ニコル「ふふ、すみません」「先程、新型の調整が完了したようです。そろそろテストを始めたいらしいので、アスランも向かってください」
アスラン「ああ…。了解した…」
ニコル「? どうかしましたか…?」
アスラン「なあ、ニコル? お前はあの機体をどう思う?」
ニコル「インフィニットジャスティスですか…。あのジャスティスの後継機ですから、それは…すごい機体だと思いますよ」「アレが実戦に配備されれば、今より大胆な作戦を取ることだって、できるようになりますから」
アスラン「そうだよな…」
ニコル「あまり嬉しそうじゃありませんね?」
アスラン「…そういうわけじゃないんだ。お前の言うように、アレが今、必要な力だということは分かっている」「でも…」
ニコル「でも…?」
アスラン「いや、なんでもない…。今はそんなことを考えている場合じゃなかったな」「準備ができてるんだったな。すぐに向かわないと…」
ニコル「あ…」
〔歩き去る足音〕
アスラン「そうだ…。今は余計なことを考えている余裕はないんだ…」
ニコル「アスラン…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アスラン「すごいな…。ジャスティス以上の機動性か…」「この短期間で、よくこれだけのモビルスーツを…!」
〔レーダー反応〕
アスラン「! この反応は…!?」
〔バーニアの噴射音〕
〔画面、フラッシュ〕

ニコル「すみません、テストの邪魔をしてしまって」
アスラン「ニコル…? なんのつもりだ? ブリッツまで持ち出して」
ニコル「性能のテストをするなら、ダミーのターゲットだけでは、不充分でしょうからね」「キャプテンの許可は取ってあります。だから…僕と勝負をしてください」
アスラン「勝負だと…?」
ニコル「ええ、そしてこの勝負。僕が勝ったら、その機体を降りてもらいます」
アスラン「何…?」
ニコル「ジャスティスは…僕が譲り受けます!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

アスラン「本気で言っているのか、ニコル!?」
ニコル「そのつもりです。今のあなたに、その機体は相応しくない!」
アスラン「どういう意味だ!?」
ニコル「それは…! ご自分の胸に聞かれては如何ですか!」
〔バーニアの噴射音〕
〔画面、フラッシュ〕

アスラン「くっ…!」
ニコル「甘く見ないでください、アスラン! 僕だって、あの戦いを生き抜いたパイロットです!」「いくら機体性能があろうと、集中しないで倒せはしませんよ!」
アスラン「本気なんだな…! なら、この勝負…受けて立つ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ニコル「さすがはアスラン! なかなかやりますね!」「でも、やはり今のあなたでは、その機体を使いこなすことはできない! 戦うことに躊躇いを持っている、あなたでは!
アスラン「俺が躊躇っている…!?」
〔ダメージ音〕
〔画面、フラッシュ〕

ニコル「違うというなら、答えられますか!? あなたが今、ここにいる理由を…!」
アスラン「何…?」
ニコル「僕がクライン派に参加したのは、プラントを守ることができると考えたからです!」
アスラン「俺だってお前と同じだ! プラントを、みんなを守る為に…!」
ニコル「嘘です!」
アスラン「…!?」
ニコル「あなたは今、迷っている…戦うことに…。その機体を使って未だに僕を倒せないのが、何よりの証拠です」
アスラン「………」
ニコル「それを抱えている内は…あなたを戦いに出すわけにはいかない!」「あなたの為にも、この勝負、終わりにします!」
アスラン「…!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ニコル「これで終わらせます! アスラン…!」
アスラン「くっ…!」
〔ダメージ音〕
〔画面、フラッシュ〕

ニコル「受け止められた…!? 今のタイミングで…!?」
アスラン「俺は怖いんだ…」
ニコル「怖い…?」
アスラン「父は死ぬ直前まで言っていたよ。ジェネシスを撃てと…」
ニコル「あ…」
アスラン「人はあそこまで誰かを憎むことができるのか。だとするなら、父や奴の言うように、本当に人は憎しみの塊なんじゃないか…」「俺はそう思えてならないんだ。今の俺たちが戦わなくちゃならないのも、元はと言えば…」
ニコル「それは…」
アスラン「分かってる。それでも戦わなくちゃならないし、その力が必要だということも…」「でも、この戦いが終わったあとはどうなる? 力だけを残して、憎しみを捨てることができなければ…」
ニコル「アスランの言う通りかも知れません…」
アスラン「………」
ニコル「でも、ラクス様の言葉を借りるなら、本当に怖いのは閉ざされてしまうことでは、ありませんか?」
アスラン「閉ざされてしまうこと…」
ニコル「悩んで、苦しんだとしても、僕たちは未来を創らなくちゃいけない。正しい形で…」「だから、あなたはその機体を託されたんじゃないんですか? あなたなら、それを創ることができるから…」
アスラン「俺が…」
ニコル「僕も信じています! あなたにはその力があると…!」「だから、見せてください! あなたの創る未来を…!」
アスラン「俺の…」「俺の創る未来は…!」
〔SEED覚醒〕
〔画面、発光〕

【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ニコル「やっぱり強いですね、アスランは…。僕の完敗です」
アスラン「いや、危ないところだったさ。お前の言葉がなければ、本当にやられていたかもしれない…」
ニコル「でも、勝ったのはアスランです。これで安心して、ジャスティスを任せられます」
アスラン「色々、気を遣わせてしまったな…」
ニコル「いえ、友達ですから」
アスラン「友達…か…」「またいつか…お前の部屋でピアノを聴きたいな…。平和になった時に…」
ニコル「アスラン…」「ふ、今度は眠らないでくださいね?」
アスラン「! なっ…! だから、俺はあの時、眠ってなんか…!」
ニコル「ふふ、分かってますよ。その時はみんなも一緒に、必ず…」
アスラン「ああ、必ずな…」
【シナリオエンドデモ終了】


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