TOP PAGEへ

メルスギア・ジャウル/ドルテ・ドリーゼン(私服)
ベルちゃん捕獲作戦!

高次生命体監視機関ソリス。

高次生命体の監視及び
それに関すると目される事件を調査するべく、
地球連邦の支援によって設立された組織である。

ニコラ氏の資金援助によって
旧ソリス訓練基地はソリス本部へと姿を変え、
オリーヴたち、旧ソリスの面々は
フェンディを監視するべくそこへと配置される。

そんな中、グーニラは
とある研究に没頭していたが、
なかなか上手く成果を出すことが出来ず
悶々とした日々を送っていた。

そこにドルテがやって来て…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

グーニラ「ぐわー! また失敗だ!」「理論上は可能なはずなのに、とうして成功しないんだ…」「まさか理論自体が間違っているとか…いやいや、そんなはずはない…!」
〔ハッチの開閉音〕
ドルテ(私服)「ベルちゃ~ん!」
グーニラ「どうしたの、ドルテ君?」
ドルテ(私服)「あら? ここにベルちゃんが来ませんでしたか?」
グーニラ「いや、来てないけど…」
ドルテ(私服)「確かにベルちゃんの気配がしないわ」
グーニラ「気配って…。ベルタ君は獣か何かかな?」
ドルテ(私服)「私を完全に撒いちゃうなんて、すごいわ、ベルちゃん」
グーニラ「もしかして、またベルタ君を追い回していたのかい?」
ドルテ(私服)「追い回すだなんてとんでもない。ベルちゃんと仲良くしようとしていただけです」
グーニラ「それを追い回すって言うんだけど、まあいいや。何にせよ、ドルテ君が楽しそうで何よりだ」
ドルテ(私服)「そういう博士は、なんだかお疲れ気味ですね」
グーニラ「研究が思うように進まなくてね…。まさに人生のどん底という感じだよ」
ドルテ(私服)「あらあら、それはあまり良くない状況ですね」
グーニラ「そうなんだよ…。どうしたもんかねぇ…」
ドルテ(私服)「気分を変えて、少し別のことでもしてみたらどうですか?」
グーニラ「別のことか…」「私もベルタ君を追いかけたら、楽しい気分になれるかな?」
ドルテ(私服)「それは…」「もちろん!」
グーニラ「よし、試してみるか」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ベルタ(私服)「なんとか、姉ちゃんを撒いたようだな…。何故、我がこうもしつこく付き纏われないといけないのだ…」
〔歩み寄る足音〕
グーニラ「やあ、ベルタ君。どうしたんだい、そんなにコソコソとして」
ベルタ(私服)「むっ、博士か…。実は例によって例のごとく、姉ちゃんに追いかけられていてな…」
グーニラ「そうかそうか、それは災難だね」
ベルタ(私服)「ああ…。なので、姉ちゃんに我の居場所は伝えないでくれ」
グーニラ「安心していいよ。ドルテ君には内緒にしておいてあげるから」
ベルタ(私服)「助かる…。では、我はこれで…」
グーニラ「きらーん!」
ベルタ(私服)「…! 殺気!?」
グーニラ「ベルタ君、ゲェェェット!」
ベルタ(私服)「チィ!?」
グーニラ「あら? 逃げられちゃった」
ベルタ(私服)「何をするんだ、博士!」
グーニラ「いつは私も今日から、ベルタ君を追いかけることにしてね」
ベルタ(私服)「何のためにそんなことを…」
グーニラ「決まっているだろう…。楽しそうだからさ!」
ベルタ(私服)「そんな理由で捕まえられてたまるか!」
グーニラ「安心しなよ、ベルタ君。君を捕獲して、ちょっと実験に付き合ってもらうだけだからさ」
ベルタ(私服)「今の言葉で、絶対に捕まりたくなくなったわ!」
????(画面オフ)「そうよね。ベルちゃんは、お姉ちゃんの方がいいものね?」
ベルタ(私服)「こっちからもだと…!?」
ドルテ(私服)「えい!」
ベルタ(私服)「のわ!?」
ドルテ(私服)「あらあら、これを躱すだなんて。お姉ちゃん、完全に気配を消してたのに」
ベルタ(私服)「伊達に長年追いかけられているわけではない…」
グーニラ「でも、これで挟みこまれちゃったね。もう逃げ場はないようだよ」
ドルテ(私服)「お姉ちゃんと一緒に、楽しいことしましょうね」
ベルタ(私服)「我を舐めるなよ…。我は銀河を統べる冥王13柱が一柱、ベルタ・ベルンンシュタインだ!」
グーニラ「何をするつもりだい?」
ベルタ(私服)「フッ…」「あ、司令!」
グーニラ「うえ!? いや、これは決して遊んでいるわけじゃ! って、誰もいないじゃ…」
ベルタ(私服)「今だ!」
〔走り去る足音〕
グーニラ「しまった!?」
ベルタ(私服)「見たか! これぞ、冥道夢刀流口術、猫騙視だ!」
グーニラ「ズルいぞ、ベルタ君!」
ベルタ(私服)「なんとでも言うがいいわ! さらばだ!」
〔走り去る足音〕
グーニラ「くそう、逃げられたか…」
ドルテ(私服)「どうでしたか、博士?」
グーニラ「これはなんというか…ものすごく楽しいね!」
ドルテ(私服)「でしょ?」
グーニラ「なんだかハマってしまいそうだよ。よし、次こそは必ず捕まえてみせるぞ!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

〔走り寄る足音〕
グーニラ「待て、ベルタ君!」
ベルタ(私服)「うお、また見つかった!?」
グーニラ「さあ、今度こそ観念するがいい」
ベルタ(私服)「何故だ…。いくら隠れてもすぐに見つけられてしまう…」
グーニラ「フッフッフッ…。その理由が知りたいかい?」
ベルタ(私服)「ああ…」
グーニラ「ならば、教えてあげよう! それはこの発明品のおかげさ!」
ベルタ(私服)「…なんだ、その装置は?」
グーニラ「これは、ベルタ君の生体反応にだけ反応する特殊なレーダー。『ベルタ君探知機』、略して『ベルたん』さ!」
ベルタ(私服)「無駄な物を造りおって…」
グーニラ「これによって、ベルタ君がこの基地内のどこにいようとも、私には丸わかりというわけだよ!」
ベルタ(私服)「どうする…。ここで逃げられたとしても、いずれは掴まるのがオチ…」「だが、どうしても捕まりたくないぞ…!」
グーニラ「大人しく私の実験に付き合うがいい!}
ベルタ(私服)「絶対に嫌だ!」
ドルテ(私服)「お姉ちゃんも混ぜてくれないかしら?」
グーニラ「!?」
ベルタ(私服)「急に出てくるのはやめろと言っただろうが! 心臓に悪すぎる!」
グーニラ「本当だよ! 驚いて、ベルたんを落としちゃったじゃないか!」
〔スパーク音〕
〔画面、フラッシュ〕

ドルテ(私服)「あらあら…。装置から煙が出てるみたいですけど?」
グーニラ「あー、このパターンって…」
ベルタ(私服)「おいおいおい!? マズいのではないか、これは!」
グーニラ「うん、マズいね」
ベルタ(私服)「言ってる場合か!」
〔爆発音〕
〔画面、発光〕


ミリュー「遊ぶのは構わないんですけど~、格納庫で爆発させちゃうのはマズいんじゃないですかね~?」
グーニラ「はい、仰る通りです…」
ミリュー「今回は事故になりませんでしたけど、下手したら大事になりますからね~?」
グーニラ「はい…。弁解のしようもありません…」
ミリュー「いいですか~? 一応、責任のある立場なんですから、もう少し自覚をですね~」
グーニラ「はい…」

グーニラ「そうか、ここが間違っていたのか…。だったら、ここをこうすれば…おお、なんか行けそうな気がするぞ!」
ベルタ(私服)「さっきまでの落ち込みようはどこへやら、もう元気になってるな…」
ドルテ(私服)「ええ、すっかり元通りになって良かったわ」
ベルタ(私服)「もしかして、博士を元気付けるために、我のことを追いかけさせたのか?」
ドルテ(私服)「そんなことないわ」
ベルタ(私服)「く、苦しいぞ、姉ちゃん! 胸で窒息する…!」
ドルテ(私服)「私がベルちゃんのことを大好きなだけよ」
ベルタ(私服)「分かった! 分かったから! マジで死ぬって、姉ちゃん!」
ドルテ(私服)「ふふふ」
グーニラ「うおー! これなら、バッチリだー!」
【シナリオデモ終了】


● ユニットシナリオ「オリジナル」 へ戻る


◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る





当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。