メルスギア・エルラーナ/エーメル・エルキン
ボクの色
火星調査団『ソリス』。
火星で起きた謎の事件を調査、解決するべく、
地球連邦によって設立された組織である。
オリーヴがトラウマから立ち直った
とある事件からしばらく…
エーメルは一日でも早く
憧れの先輩であるオリーヴの隣で戦うべく、
グーニラに専用機を造ってくれるよう頼む。
しかし、彼女はとある理由から、
専用機の開発に着手できないでいた…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
グーニラ「今日もいい天気だねぇ」
エーメル(※新Pスーツ)「そうですね」
グーニラ「なんだか、どこかに行きたくなるよねぇ」
エーメル(※新Pスーツ)「そうですね」
グーニラ「よし、今日は仕事終わり!」
エーメル(※新Pスーツ)「まだ、午前中ですよ!?」
グーニラ「午前中だろうがなんだろうが、開店休業中なんだから仕方ないでしょうが!」
エーメル(※新Pスーツ)「そんなに暇なら、ボクの専用機を早く造ってくださいよ!」
グーニラ「あー…無理」
エーメル(※新Pスーツ)「なんで!?」
グーニラ「コンセプトが全然決まらないんだよねぇ」「君はなんでも器用にこなすけど、エーメル君と言ったらコレ! っていうのがないじゃない?」
エーメル(※新Pスーツ)「まぁ、そうですけど…」
グーニラ「あ、そうだ! エーメル君がコンセプトを決めたらいいじゃん!」「そうだ、そうしよう! いま、私が決めた!」
エーメル(※新Pスーツ)「ええ、そんな急に!?」
グーニラ「大丈夫大丈夫。ジギーにはちゃんと許可を取っておくからさ。そもそも、ジギーも迷ってたみたいだし」
エーメル(※新Pスーツ)「何が大丈夫なのか、全然わからないんですけど…」
グーニラ「さあ、エーメル君。どんなコンセプトにしたいのか、発表してみよう!」
エーメル(※新Pスーツ)「うっ、ううん…」
グーニラ「なんか、こうしたいっていうのがあるでしょ?」
エーメル(※新Pスーツ)「そう言われても…」
グーニラ「もしかして、何も浮かばない?」
エーメル(※新Pスーツ)「…はい」
グーニラ「そっか。まあいきなりだしねぇ。とりあえず考えておいてよ」
エーメル(※新Pスーツ)「わかりました」
グーニラ「それじゃあ、今日は帰るよ」
〔歩き去る足音〕
エーメル(※新Pスーツ)「コンセプト…ねぇ」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
オリーヴ(※新Pスーツ)「てりゃあああっ!」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
オリーヴ(※新Pスーツ)「このまま一気に…ッ!?」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
カタリーナ(※新Pスーツ)「大丈夫ですか、オリーヴさん?」
オリーヴ(※新Pスーツ)「あ、ありがとうございます…」
カタリーナ(※新Pスーツ)「いえいえ、気にせず。オリーヴさんは前だけを見てればいいんですよ」
オリーヴ(※新Pスーツ)「はい」
カタリーナ(※新Pスーツ)「訓練が終わったら、私だけを見てくださいね?」
オリーヴ(※新Pスーツ)「あははは…」
カタリーナ(※新Pスーツ)「おっと、2時の方向から団体さんが来てますよ」
オリーヴ(※新Pスーツ)「了解です! 援護、お願いします!」
カタリーナ(※新Pスーツ)「ほいほーい」
グーニラ「だいぶイイ感じだね、あのふたり」「エーメル君もちゃんと訓練しないと、追い抜かれちゃうんじゃないの?」
エーメル(※新Pスーツ)「………」
グーニラ「おーい、聞いてるかい?」
エーメル(※新Pスーツ)「………」
グーニラ「…聞いてないね、こりゃ」
エーメル(※新Pスーツ)(ボクの専用機のコンセプト…)(どうせなら、オリーヴ先輩のサポートができるようなのがいいな。そうしたら…)
〔画面、発光〕
オリーヴ(※新Pスーツ)「エーメルちゃん、そっちお願い!」
エーメル(※新Pスーツ)「任せてください!」「オリーヴ先輩の邪魔はさせない!」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
オリーヴ(※新Pスーツ)「…敵の数が全然減らない」
エーメル(※新Pスーツ)「大丈夫です! ボクとオリーヴ先輩が力を合わせれば、どんな敵だって怖くありません!」
オリーヴ(※新Pスーツ)「そうだね。やろう、エーメルちゃん!」
エーメル(※新Pスーツ)「はい!」
〔画面、発光〕
エーメル(※新Pスーツ)(いい…いいかもしれない…)
グーニラ「エーメル君、なんかニヤついてて気持ち悪いよ?」
エーメル(※新Pスーツ)(でも、遠距離はあの人がいるし、横に並んで戦うのは、邪魔になるかもしれないしな…)「ううっー!」
グーニラ「情緒不安定なの?」
エーメル(※新Pスーツ)(どうしたらいいんだ、ボクは!)
〔歩み寄る足音〕
オリーヴ(※新Pスーツ)「お疲れ様です、博士」
グーニラ「はい、お疲れお疲れ」
オリーヴ(※新Pスーツ)「あれ、どうしたんですか、エーメルちゃん?」
グーニラ「さあ? さっきから頭を抱えて唸っちゃってるんだよね」
オリーヴ(※新Pスーツ)「大丈夫? 具合でも悪い?」
エーメル(※新Pスーツ)「オリーヴ先輩!」
オリーヴ(※新Pスーツ)「は、はい!」
エーメル(※新Pスーツ)「ボクはどうすればいいんですか!?」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
オリーヴ(※新Pスーツ)「そっか、機体のコンセプトを考えてたんだね」
エーメル(※新Pスーツ)「はい…」
オリーヴ(※新Pスーツ)「私は特異なことがないから、博士が何でもできるような機体にしてくれたんだ」「エーメルちゃんもそうしてもらったらどうかな?」
エーメル(※新Pスーツ)「ボクがそのコンセプトにするのは、何か違うような感じがするんですよね」「…それに、オリーヴ先輩とお揃いの機体になっちゃいますし」
オリーヴ(※新Pスーツ)「ごめんね、最後よく聞こえなかったんだけど?」
エーメル(※新Pスーツ)「いえ、たいしたことじゃないんで気にしないでください!」
オリーヴ(※新Pスーツ)「そう?」「でも、だとしたらどんなコンセプトがいいかな」「エーメルちゃんは色んなことができるから迷っちゃうよね」
エーメル(※新Pスーツ)「ありがとうございます」
オリーヴ(※新Pスーツ)「なにが?」
エーメル(※新Pスーツ)「ボクのために真剣に考えてくれて」
オリーヴ(※新Pスーツ)「当たり前でしょ。エーメルちゃんが真剣に悩んでるんだから、私も力になりたいもん」
エーメル(※新Pスーツ)「オリーヴ先輩…」
オリーヴ(※新Pスーツ)「うーん…」
エーメル(※新Pスーツ)「あとは、自分で考えますから。話を聞いてくれて、ありがとうございました」
オリーヴ(※新Pスーツ)「そう? いつでも相談してくれていいからね?」
エーメル(※新Pスーツ)「はい」
オリーヴ(※新Pスーツ)「それじゃあ、またあとでね」
〔歩き去る足音〕
エーメル(※新Pスーツ)「オリーヴ先輩、本当に優しいな…」
カタリーナ(※新Pスーツ)「本当にそうですね」
エーメル(※新Pスーツ)「っ!?」「いたんですか…」
カタリーナ(※新Pスーツ)「悪い虫がつかないように、見張ってないといけませんからね」
エーメル(※新Pスーツ)「それ、誰のことですか?」
カタリーナ(※新Pスーツ)「さあ?」「それはともかく、オリーヴさんの手を煩わせるのもなんですし、相談なら私が乗りますのよ?」
エーメル(※新Pスーツ)「必要ないです」
カタリーナ(※新Pスーツ)「まあまあ、そう言わずに。ほら、優しい先輩が聞いてあげますから」
エーメル(※新Pスーツ)「これは、自分で解決します!」
カタリーナ(※新Pスーツ)「あら、そうですか」
エーメル(※新Pスーツ)「それから、いつまでもオリーヴ先輩の隣に、いられるとは思わない方がいいですよ!」
カタリーナ(※新Pスーツ)「そうですよね。隣より、膝の上がいいですよね」
エーメル(※新Pスーツ)「そういうことじゃありません!」
カタリーナ(※新Pスーツ)「ほへ~?」
エーメル(※新Pスーツ)「もう!」
〔歩き去る足音〕
カタリーナ(※新Pスーツ)「あの調子なら、大丈夫そうですかね」「さてと、オリーヴさんのシャワーでも覗きに行こーっと」
【シナリオデモ終了】
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