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RA272ニルヴァーシュ(GBカラー)/フカイ・アオ
スタンドアップ・ブルー

すべてのIFOの原型となった機体
『ニルヴァーシュ』

10年間、誰にも動かすことのできなかった
この機体は沖縄・磐戸島に住む少年、
フカイ・アオが搭乗したことで起動した。

故郷を離れ、ニルヴァーシュのパイロットとして
生きることを決めたアオ。

そんな彼に同じIFOのパイロットである
フレア・ブランとエレナ・ピープルズは
シミュレーション訓練を始めるのだった…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

アオ「シミュレーション訓練って、こんな場所でやるのか、フレア?」
フレア「フレアじゃなくて、フレアさん。一応先輩なんだから」「訓練プログラムはニルヴァーシュの中に組み込んだの。早く機体に慣れてもらうためにね」
エレナ「感謝してよー。これはドが付く素人のアオ君のことを考えた私たちからの心配りなんだから」
アオ「ド素人って…俺の操縦ってそんなにまずかった?」
フレア「ええ。今アオ君が生きていられるのは100%機体に恵まれたおかげ」
エレナ「これまでだってニルヴァーシュでなきゃ即死だった…ってレベルだったしね」
アオ「そうなんだ…」
フレア「だからこそ訓練が必要なの。これからもニルヴァーシュに乗るつもりならね。わかった?」
アオ「ああ。ちゃんと訓練して一人前になってやるさ!」
フレア「言われなくてもそうさせるつもり。とりあえず、難易度はイージーで設定しといたから」
エレナ「頑張った方がいいよ~。こんな簡単なのでひどい結果だったら、即クビもありえるからね~」
アオ「クビ!?」
フレア「そういう脅しはしない。さ、始めなさいアオ君」
アオ「あ、ああ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アオ「なんとかクリアはできたけど、この成績は…」
エレナ「うわっ! ぎっりぎり! あと1発でも被弾してたらアウトだったね」
アオ「俺…クビなのかな?」
エレナ「え? あれ信じてたの? 冗談に決まってるじゃん」
フレア「だけどこんなことで落ち込むようじゃ、ここではやっていけないわよ」
アオ「………」
フレア「今日の訓練はこれで終わり。明日からはもっと厳しくなるから覚悟しておいてね」
エレナ「じゃ~ね~新人君」
〔歩き去る足音〕
アオ(このままじゃ駄目だ。このままじゃ…)
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

アオ「ここも誰もいないみたいだ。これならシミュレーターを動かせる!」「俺はここでやっていくって決めたんだ! ヘタならヘタなりに努力してやる!」
〔コックピットの開閉音〕
アオ「コックピットも昼間の時のままか。これならひとりでもやれそうだ」「にしても、ここは意外と不用心だよな。鍵も開きっぱなしで、見回りの人もいないし。まあ、おかげで訓練できるんだけどさ」「よし、準備はできた。付き合ってもらうぞ、ニルヴァーシュ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アオ「だいぶスコアは上がってきた! けど、まだまだ!」「いつ人が来るかわからないんだ! このまま休まずやってやる!」

〔歩み寄る足音〕
????(エレナ)「おーおー、やってるぅ~。夢中になっちゃってて、まあ」
????(フレア)「スコアも良い感じに伸びてる。この調子でいけばイージーじゃあ物足りなくなるかもね」
????(エレナ)「ふーん、でもいいのかな~。このままいくと、調子に乗っちゃうんじゃないかな~」
????(フレア)「…何を考えてるの?」
????(エレナ)「へへ~。ちょっと悪巧みを」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

アオ「今のスコアもかなり良かったな。イージーモードならもう楽勝だ」「この成績を見れば、きっとフレアさんたちびっくりするぞ。明日は難易度を上げてもらえるかも」「じゃあ、これで最後だ。一番いいスコアを出して…」
〔バーニアの噴射音〕
アオ「なんだ!? 敵の動きがすごく速くなって…」
〔ビームの発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

アオ「くっ! 攻撃の威力まで…! 画面はイージーのままなのにどうして!?」「こんなの相手に勝てるわけ…」「いや、さっきまでは出来たんだ! これもイージーなら勝てるはずさ!」「こんな所で立ち止まる訳にはいかないんだ! 絶対クリアしてやる!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アオ「はぁ、はぁ…。なんとかクリアできたぞ…」
〔コックピットの開閉音〕
エレナ「お疲れ~アオ君。いやー、よく頑張った」
フレア「まさか、クリアしちゃうなんてね」
アオ「えっ!? ふたりとも何でここに!?」
フレア「何でもなにも、アオ君が訓練できるように手引きしたのは私たちだもの」
エレナ「鍵開け担当はフレア、警備の根回しは私、普通疑うと思うけどな~。ここまで自分に都合がよければ」
アオ「い、言われてみれば…。全部お見通しだったのか…」
フレア「それとシミュレーターにもちょっとね。さっきアオ君がやったのは、実はハードモード」「あれをクリアしたのには少し驚いたわ。この調子でやれば、ここでやっていけるかもね」
アオ「え…ほんとに?」
エレナ「ま、あくまでアオ君次第だけどね。ニルヴァーシュを使いこなえるかどうかも、ここにいられるかどうかもさ」「それに油断しない方がいいよ。私たちがやるスーパーやウルトラなナードはこんなもんじゃないからねぇ」
アオ「…それでも、追いついてみせるさ!」
フレア「簡単じゃないわよ。けど、まあやれるだけやってみなさい」
エレナ「戦士は、生きている限り戦わねばならんのだ…頑張りなよ、アオ君」
アオ「ああ!」(ナル…俺、ここで頑張っていくよ。このふたりと一緒に…)
【シナリオエンドデモ終了】


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