ソーラーアクエリオン／アポロ
進むべき道
とある事件をきっかけに
別の世界へと跳ばされてしまった、
ディーバのエレメントたち。
彼らは元いた世界へと帰る為に、
この世界の部隊に協力する事となった。
だが、見知らぬ世界に跳ばされた事で
アクエリオンのパイロットである
エレメントたちの心には
動揺が広がっていた…
［Ｅｐ．１］
【シナリオデモ開始】
ジェローム「ベクターマシン、各機！ 君たちの今回の任務はこちらに向かってくる敵対勢力の排除だ！」「各機とも、速やかに対処に当たれ！」
アポロ「言われるまでもねえ！ 俺たちはこんな奴らに構ってられねえんだ！ さっさと片付けてやるぜ！」
シルヴィア「ちょっとアポロ、勝手に突っ込みすぎよ！」
シリウス「そうだ、我々はまだ敵の力も充分に把握仕切れていないんだ。慎重に対処すべきだ」
アポロ「うるせえ！ 俺たちは早く元の世界に帰って堕天翅族を倒さなくちゃならねえんだ！」「それなのにこんな所でモタモタしてられるかよ！」
シリウス「戻る方法が見つかるまでは、この世界の人たちに協力することになったはずだ」
アポロ「それが納得いかねえんだよ！ 勝手に決めやがって！」「もうてめえらに任せておけねえ！ さっさとアイツらを片付けて、俺は元の世界に帰る方法を探す！」
〔画面、フラッシュ〕
シリウス「くっ…！ 強制的に合体を…！」
シルヴィア「アポロっ…！」
アポロ「時間がねえんだ！ さっさとそこをどきやがれ！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アポロ「くっ…！ この野郎、舐めやがって！」
シリウス「何をしている、アポロ！ さっさと奴らを倒すのではなかったのか？」
アポロ「黙れ！」
ジェローム「ああ、もう見ていられませんな」「堕天翅族との戦いで、彼らの心も少しはまとまってきたと思ったのですが…」
ソフィア「やはりこの世界に来た事でエレメントたちも動揺しているようです」
不動ＧＥＮ「合体とは互いを補う心。道を違えれば、その力は自然と失われてしまう」
ソフィア「今の彼らはかつてバラバラだった時と同じという事ですか…」「やはりここは一度、エレメントを交代させるべきでは？」
不動ＧＥＮ「…君は道の先に壁があった時、どうやって進む？」
ソフィア「壁…ですか…？ それは道を曲がるしかないかと…」
不動ＧＥＮ「しかし、道を曲がれば、目的地にはたどり着けない」
ソフィア「司令…？」
不動ＧＥＮ「………」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．２］
【シナリオデモ開始】
アポロ「はぁ…はぁ…クソっ…！」
シリウス「アポロ、貴様では無理だ。私とヘッドを代われ」
アポロ「黙れ…！ 誰がてめえなんかに…！」
シルヴィア「アポロ…！」
アポロ「俺の敵は堕天翅族だけだ！ こんな場所で、こんな奴らと遊んでる暇なんかねえんだ！」「なのに、それを忘れてこんなところで呑気に過ごそうとしてる奴らなんか信用できるかよ！」
シルヴィア「何を言ってるのよ、お兄様は…」
アポロ「うるせえ！ 俺はひとりでも戦う！ 寄り道なんかしてられねえんだよ！」「こんな奴らさっさと倒して、俺は堕天翅族を倒してみせる！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アポロ「何でだ…！ こんな奴ら、俺の敵じゃねえはずなのによ…！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
アポロ「ぐわああぁぁぁ！」
ソフィア「アクエリオンの合体がっ…！」
ジェローム「もう限界です！ すぐにエレメントを交代すべきです！」
不動ＧＥＮ「………」
ジェローム「司令っ…！」
アポロ「くそ、俺は帰るんだ！ 帰って…堕天翅族を…！」
シリウス「帰ってどうするつもりだ…？」
アポロ「何…？」
シリウス「帰ってどうする。もし仮に帰れたとして、貴様は堕天翅族に勝てるのか？」
アポロ「そんなのやってみなくちゃ分からねえ！」
シリウス「ふ…やはり貴様は吠える事しかできん負け犬でしかないようだ」「アポロ、もう貴様と一緒には戦わん。帰りたければひとりで帰るがいい」
アポロ「シリウス、てめえ…！」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．３］
【シナリオデモ開始】
アポロ「どういうつもりだ、シリウス！ てめえ、臆しやがったのか！？」
シルヴィア「勘違いしないで、アポロ！ 私もお兄様も決して堕天翅族との戦いを諦めてなんかいないわ！」
アポロ「どういう事だ？」
シリウス「距離も時間も人の心が生み出す幻に過ぎない」「貴様は司令の言葉を忘れたのか？」
アポロ「あ…？」
シリウス「今はまだ我らの力では堕天翅族には敵わない。先日の戦いで私はそれを思い知った」「ならば、今は回り道をしようと奴らに匹敵する力を得る時だ。いずれ堕天翅族を倒す為にな！」
シルヴィア「焦る必要なんかない。私たちが戦い続ける限り、その道は必ず堕天翅族へと繋がる」「それが私たちの考えよ！ お願い、分かって！ アポロ！」
アポロ「てめえら…」「へっ…！ だったら最初からそう言いやがれ！」
シルヴィア「アポロ！」
アポロ「てめえがそのくそ高いプライドをねじ曲げてまで、道を変えようってんだ！ なら、俺も付き合ってやるぜ！」
シリウス「フ…」
ソヴィア「これはエレメントのスピリットレベルが上昇している！」
不動ＧＥＮ「たとえ道を曲げたとしても、曲がり続ければ、その道は元へと戻る」「急がば回れ！ 円環の中を突き進め、アクエリオン！」
アポロ「よし、今度こそいくぜ！ 俺たちの本当の力を奴らに見せてやる！」
シルヴィア「念心！」
シリウス「合体！」
アポロ「ＧＯ！ アクエリオォォォンッ！」
〔画面、フラッシュ〕
アポロ「う、ああ…！」
シリウス「これは…」
シルヴィア「気持ちいい…！」
〔画面、フラッシュ〕
アポロ「合体…完了だ！ さあ、ここからが本番だ！」「いくらでもかかって来やがれ！ トカゲの化物！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ジェローム「敵部隊、全て撃破を確認！」
アポロ「ふ、どうだ！」
シリウス「ふん、無様な勝ち方だ。私ならここまで苦戦せずとも終わっていた」
アポロ「てめえ…！」「…へっ、まいい。その内、そのてめえの偉そうな口も黙らせてやるからよ」
シリウス「フ…やっているがいい」
シルヴィア「アポロ…」
アポロ「待っていやがれ、堕天翅族！ 元の世界に帰った時…今度こそ俺はお前たちを…！」
【シナリオエンドデモ終了】
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