V2アサルトバスターガンダム/ウッソ・エヴィン
生命が創った平穏
かつて起きたザンスカール帝国との
戦いにおいて多大なる戦果をあげた少年、
ウッソ・エヴィン。
戦後、彼は戦いから離れ、平穏なカサレリアで
仲間たちと共に生活をしていた。
しかし、そんな地にさえも情報が渡るほど、
戦火は世界中に拡大しており、それを聞く度に、
ウッソは自らのあり方について
思い悩むのだった…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
ウッソ(ゾンダーやメガノイドの侵攻…。今日もまた、ニュースになってた…)(ザンスカールとの戦いでたくさんの人が死んだのに、いまだに戦争は地球のあちこちで起きている…)(僕は…このままここにいて良いのか? たくさんの人に生命を助けてもらった僕が…)(あの時だって…)
ウッソ「マーベットさん、どうでした?」
マーベット「返答は変わらなかったわ。今まで同様、ここのジン・ジャハナムは後方支援に徹するそうよ」「エンジェル・ハイロゥ作戦阻止のために、前線に出て欲しかったけど…難しいわね」
ウッソ「…周りの人たちも言っていました。ギロチンの音が耳から離れないって」
マーベット「伯爵の処刑や地球クリーン作戦、ザンスカール帝国の横暴によってリガ・ミリティアの多くの人は立ち上がった」「だけど怯えてしまった人もいる。…人間だもの、当然よね」
ウッソ「………」
マーベット「それでもV2の換装をやってくれている。それだけでも、ありがたいのかもしれないわね」「それが終わり次第、ここを出ましょう。今はゆっくりしている時間は…」「うっ!」
〔人の倒れる音〕
ウッソ「マーベットさん!? どうしたんですか!?」
マーベット「うううう…」
ウッソ「誰か来てください! マーベットさんが!」
〔走り寄る足音〕
男(※若者)「どうした!」
ウッソ「突然倒れてしまったんです! お腹の中に赤ちゃんがいるからかも!」
男(※若者)「わかった! すぐ医務室に運ぼう! 君も一緒に…」
〔軍の警報〕
ウッソ「これは…」
男(※若者)「まさかベスパか!? ここに気づくなんて…!」
ウッソ「僕が出ます! あんたはマーベットさんを」
男(※若者)無茶だ! ここにはまともなパイロットはいないんだ! いくら君がスペシャルでもひとりじゃ…」
ウッソ「ここにはたくさんの人がいて、マーベットさんもいる! やるしかないじゃないですか!」
男(※若者)「…!」
ウッソ「V2は…無理か。マーベットさん、ヴィクトリー借りますよ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ウッソ「来たのはゾロだけだった…本国から離れたコロニーだからか?」「だけどヴィクトリーじゃ長くはもたない。どうする…?」
〔レーダー反応〕
ウッソ「前から? 来るのか?」
????(※クロノクル)「見間違えるわけがない、奴は…」
クロノクル「ここにも現れるか! 白い奴!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
クロノクル「あれだけの数をたった1機で…今は違う機体に乗っていると思っていたが、おそらく…」「そこの白い奴! ウッソ・エヴィンか!」
ウッソ「クロノクル!? なんで!?」
クロノクル「こんな場所では満足いく機体に乗れなかったが、むこうも同じか!」「ここで落とすぞ、少年!」
〔バーニアの噴射音〕
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
ウッソ「くっ…!」
クロノクル「お前には幾度となく邪魔をされたが、次の作戦は必ず成功させねばならん! 不安の芽はここで摘む!」
ウッソ「勝手なことを…! 僕だって、好きで戦ってきたんじゃない!」「お前と出会わなければ、僕や、カテジナさんだって…!」
クロノクル「私のせいばかりにされても困る! それでもカテジナのことを想うのならここで落ちろ、ウッソ・エヴィン!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ウッソ「押し切れない!? パワーが落ちてるの!?」
クロノクル「ゾロだからと侮ったか! 勝たせてもらうぞ!」
ウッソ「くっ…! まだライフルは…」
〔スイッチを入れる音〕
ウッソ「弾切れ!? こんな時に…!」
クロノクル「消えろぉぉぉ! 少年!」
ウッソ「やられるもんかー!」
クロノクル「甘い!」
〔バーニアの噴射音〕
ウッソ「外れた!? ブーツが!」
クロノクル「その攻撃は知っている! 何度も小細工がきくと思うなぁ!」
ウッソ「ブーツもエネルギーもない…駄目なの…ここまでなの…」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
クロノクル「これで終わりだ! 少年!」
ウッソ「くっ…!」
男(※若者)「うおおおおおおおおおっ!」
〔バーニアの噴射音〕
〔金属音〕
クロノクル「くっ! 援軍だと!?」
ウッソ「ガンイージ!?マーベットさんなの!?」
マーベット「ウッソ! 早くこっちへ!」
ウッソ「マーベットさん!? じゃああれは…」
男(※若者)「やらせない! あの少年は…!」
ウッソ「あの人はさっきの…」
マーベット「なにをしているの! 早くこのV2に乗り換えなさい!」
ウッソ「は、はい!」
クロノクル「ええいっ! 邪魔をするなぁー!」
〔ダメージ音〕
男(※若者)「!」
〔撃破音〕
ウッソ「そんな…あの人…死んだの…?」
クロノクル「馬鹿が! 私の邪魔をするからこうなる!」
ウッソ「人を殺しておいて…そんな」「マーベットさん! ハッチ開けてて下さい! すぐに乗り換えます!」
〔バーニアの噴射音〕
ウッソ「よし! ヴィクトリーは下がって!」
クロノクル「ちぃ! 乗り換えられたか! だがまだ…!」
ウッソ「あなたは…」「どうして簡単に人を殺すんだ! クロノクル・アシャー!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
クロノクル「あれだけの装備を付けていて、なぜこうも動ける!?」
ウッソ「クロノクル!」
〔通信のコール音〕
〔モニターの開く音〕
マーベット「メガ・ビーム・キャノンを使うつもり!?」「駄目よ、ウッソ! コロニーでそんなものを使っては…!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
クロノクル「馬鹿なっ! コロニーに穴が空くぞ!?」
ウッソ「これでぇっ!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
クロノクル「ライフルをやられた!? どこから…!?」
マーベット(シールドのビットで敵の武器を破壊した!? あの子、目を引くキャノンを囮に使ったというの…?)
ウッソ「これで戦えないでしょう! 帰ってくださいよ!」
クロノクル「くっ…! 武器もない上にあの機体相手では…」「ええい、撤退する!」
〔バーニアの噴射音〕
ウッソ「………」
マーベット「ベスパの機体が後退していくわ。。良くやったわね、ウッソ」
ウッソ「…そんなことないでる。また…人を死なせてしまいました」「僕がもっと、ヴィクトリーをうまく使えれば…」
マーベット「あなたは誰よりもうまく使っている。それでも悲劇が起きてしまうなら…それがその人の運命なのよ」
ウッソ「そんなのじゃ、割り切れませんよ!」
マーベット「ウッソ…」
ウッソ「僕を助けに来なければ、あの人は死なずに済んだはずなんです」「なのに、どうして来たんですか…。あそこの人たちはみんな、戦いを怖がっていたはずなのに…」
マーベット「彼らも怯えながら戦っていたのよ。未来のために何かしなければいけないと思いながら…」「その恐怖に必死に抵抗した結晶が、V2のパーツと…あの人の行動なんじゃないかしら」
ウッソ「…勇気を出したって言いたいんですか」「でも、死んでしまったら終わりじゃないですか…」
マーベット「…そうね」
ウッソ「………」
ウッソ(あの時の人…それに、たくさんの人たちが守ってくれたおかげで、僕は生きている…)(このままカサレリアにいれば、戦争とは関係のない生活を送れるかもしれない。…でも、それでいいの?)(僕も未来のために…)
【シナリオエンドデモ終了】
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