ヴィクトリーガンダム/ウッソ・エヴィン
少年の休息
ウッソ・エヴィン。
彼はかつて13歳という少年の身でありながら、
レジスタンス組織『リガ・ミリティア』に参加。
地球圏支配を目論んだザンスカール帝国との
戦争を終結に導く働きを見せる。
その後、彼は地球のカサレリアへと戻り、
友人たちと共に日常の生活を過ごすことで、
徐々に戦争で負った心の傷を癒やしていった。
しかし、地球圏に広がる
ゾンダーとメガノイドの脅威が、
再びウッソの心に影を落とし始めていた…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
マーベット「ウッソ、いる? ちょっと今後のことで、相談したいことがあるのだけれど…」
ウッソ「………」
マーベット「! ウッソ、その格好…」
ウッソ「………」
マーベット「…もしかして、寝ているの?」
ウッソ「………」
マーベット「壁にもたれかかったままで…。疲れている…いえ、疲れてしまったのね。そんな格好をして…」(ザンスカールとの戦い…あれでウッソは充分過ぎる程、戦った。すり減っていたのよ、心が…)「またカサレリアで暮らすようになって、少しは傷が癒えてきていたのに…」「大地に広がるゾンダーとメガノイドの悪意が、ウッソに戦いを思い出させてしまっている」「せめて、夢の中だけでも、心を休められているといいのだけれど…」
ウッソ「………」
ウッソ「ベスパの部隊! こんな所までやってきて!」
マーベット「ウッソ、今のうちにヴィクトリーにドッキングしておくのよ!」
ウッソ「分かってます! Vモード、軸合わせ!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
ウッソ「よし、ドッキングできた!」「マーベットさんはまだ傷が治ってないんでしょ! ヴィクトリーの援護を頼みます!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔爆発音〕
ウッソ「一年戦争が終わったって言っても、まだ数年しか経っていないんだぞ!」「みんな大変なんだ! ベスパは宇宙に帰ってしまえ!」
マーベット(あんな子供にああまで言わせて…。半ば強引に戦いへ駆り立てている、私たちが言えた義理じゃないけれど…)
〔レーダー反応〕
マーベット「! ウッソ、ベスパのモビルスーツよ! たぶん後続部隊が来ていたんだわ!」
ウッソ「あれで全部じゃなかったの!?」
クロノクル「やはりお前か、リガ・ミリティアの白いヤツ! そうだろうとは思っていた…!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
ウッソ「その声、ベスパのあの人なの!?」
クロノクル「子供がベスパの邪魔をするなんて、おかしいことなんだよ!」
ウッソ「そうやって因縁づけてきて! そういうのは迷惑なのに!」
クロノクル「イエロージャケットに仕掛けなければそうもならなかった!」
マーベット「ウッソ、戦闘が長引けばこっちが不利になっていくだけよ!」
ウッソ「僕だって、あんな人たちとずっと戦っていたいわけじゃありませんよ!」「やります、マーベットさん!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
クロノクル「くっ、まだだ…!」
ウッソ「ゾロじゃヴィクトリーには勝てないんだ! このまま落ちてくれ!」
クロノクル「こちらにも地球に降りてきた意地と面子というものがある!」「性能の違いが戦力の決定的な差ではないことを私が証明してやるッ!」
マーベット「下がっていて、ウッソ!」
〔バーニアの噴射音〕
ウッソ「マーベットさん! ガンイージなのに、そんな無茶をしたら! 怪我をしているんですよ!」
マーベット「子供にばかり戦わせていたら、何の為の大人なのか分からないもの…!」
クロノクル「廉価版が! 腕が追いついていないのが、丸わかりなんだよ!」
〔ダメージ音〕
〔画面、フラッシュ〕
マーベット「ああっ…!?」
ウッソ「マーベットさんっ…!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
マーベット「機体の制御がっ! 高度を維持できない…!」
クロノクル「割り込みさえしなければな! トドメを刺してやる!」
ウッソ「駄目だ…! この位置じゃ、マーベットさんを!」「! いや…!」
クロノクル「死ねぇーっ!]
〔ビームの発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
マーベット「くっ…!」
〔バーニアの噴射音〕
ウッソ「やらせるものかー!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
クロノクル「なにっ!?」
マーベット「ヴィクトリーのブーツを盾に…! 足を飛ばしたの!?」
ウッソ「良かった、うまくいった!」
クロノクル「あの小僧、こざかしい真似をっ!」
ウッソ「足が無くてもヴィクトリーは戦える! やってやるー!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
クロノクル「またあの白いヤツに! なぜこう何度も何度も…!」「ええい、撤退する!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ウッソ「ベスパが撤退していく。倒せたのか?」
マーベット「…ヴィクトリーをあんな風に使うなんて、ウッソ、あの子は…」(やっぱりスペシャル…ニュータイプだというの…?)
ウッソ「………」
ウッソ「ん…んん…」
マーベット「起きたのね、ウッソ」
ウッソ「マーベット…さん?」「! え、僕!?」
マーベット「壁にもたれかかったままよりはいいでしょ? それともオバさんの膝の上じゃ不満だったかしら?」
ウッソ「そんなことはないですけど…」「と、とにかくマーベットさんはもうお母さんなんですから、こういうのを気軽にやっちゃいけませんよ」
マーベット「そうね。今度から気を付けさせてもらうわ」
ウッソ「…あの、マーベットさん」
マーベット「何かしら?」
ウッソ「………」「いえ、何でもないです」
マーベット「そう…」「さ、たぶんシャクティたちが心配してるわよ。早く行ってあげましょう」
ウッソ「はい。あの…僕、これを抜いでから行きます。服が汚れて、それで倉庫にあったこれを…」
マーベット「分かったわ。あまり遅くならないようにね」
〔歩き去る足音〕
ウッソ(マーベットさん、きっと僕が何を言おうとしているのか分かっていて、聞かないでくれたんだ…)(…もうリガ・ミリティアはない。僕が戦って来たみんなも死んでしまった。あんなのはもうたくさんだ)(けど…世界はまた滅茶苦茶で、ここにはシャクティたちがいる…)「僕は…」
【シナリオエンドデモ終了】
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