ランスロット・グレイル/オルドリン・ジヴォン(サンタ2016冬)
ガンバスター/タカヤ・ノリコ/ユング・フロイト(サンタ2016冬)
バスターマシン7号/バスターマシン7号(サンタ2016冬)
エヴァ2号機/真希波・マリ・イラストリアス(サンタ2016冬)
クリスマスの奇跡
クリスマス・イヴ…。
ブリタニア王家が主催となって行う
クリスマス式典を翌日に控え、
グリンダ騎士団はその準備に
明け暮れていた…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
オルドリン「ふう…疲れた…。まさか明日のクリスマスパーティーの準備に、私たちまで駆り出されるなんて…」
マリーベル「ふふ、音を上げるのは早いわよ。明日のパーティーはお兄様たちもいらっしゃるんですもの」「むしろあなたの仕事は、明日が本番よ…」
オルドリン「分かってるわよ、マリー…。皇族と主を守ることが騎士の本文だもの…」「でも…さすがに…今日は疲れたわ…」
マリーベル「オルドリン…?」
オルドリン「………」
マリーベル「もう、こんな所で寝ちゃって。よほど疲れていたのね」「気持ち良さそうな顔をして。いったいどんな夢を見ているのかしら」
マリーベル「起きなさい、オルドリン」
オルドリン「マ、マリー…?」
マリーベル「起きなさい…!」
〔画面、明転〕
オルドリン「ハッ…! どうしたの、マリー…!?」
マリーベル「マズいことになったわ。あの組織が、ここに近づいて来ている」
オアルドリン「あの組織…!? テロリストか何か!?」
マリーベル「ええ、似たようなものよ。決して許すことのできない、世界の敵…」
オルドリン「すぐに出撃準備をするわ」
マリーベル「待って…。その前にこれを…」
オルドリン「え…?」
〔歩き去る足音〕
〔画面、暗転〕
オルドリン「何をするの、マリー…?」
マリーベル「いいから早く、この服に着替えて」
オルドリン「ちょ、ちょっとマリー…何を…あっ…」
〔画面、明転〕
オルドリン「な、なんなの、この格好は…?」
マリーベル「見ての通り。サンタよ」
オルドリン「それは分かるけど…」
マリーベル「詳しく説明している時間はないから、簡単に言うわ…」「今、世界中の子供たちに渡すクリスマスプレゼントを狙って、ある組織がここに迫って来ている」「だから、あなたには今からサンタとして、その者たちを退けて、子供たちにプレゼントを配ってもらいたいの」
オルドリン「え…!?」
マリーベル「この袋の中にプレゼントが入っているわ。さあ、急いでオルドリン! もう敵はそこまで来ている!」
オルドリン「ちょっと待って、マリー…! 何がなんだか本当に分からない! これは何かの悪ふざけ…!?」
〔足音〕
マリーベル「悪ふざけなどではないわ。受け入れがたい話だというのも理解している」「それでもあなたが、わたくしの騎士だというのなら、わたくしの言葉に従って」
オルドリン「マ、マリー…」「分かったわ…。私はあなたの騎士。あなたの言葉に従う」
マリーベル「ありがとう、オルドリン…」「では、我が騎士団と同じ、赤き衣を纏う者よ! マリーベル・メル・ブリタニアの名において命じます!」「サンタの邪魔をする者を鋼鉄の拳でなぎ払い、世界中の子供たちにプレゼントを届けよ! オルドリン・ジヴォン!」
オルドリン「イエス! ユアハイネス!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
オルドリン「アレがマリーの言っていたプレゼントを狙っているという敵!」「見ていて、マリー! あなたの命は必ず私が果たしてみせる!」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
オルドリン「ひとまず、追手は撒けたけれど…」「でも、これだけの数のプレゼントを配るのは、なかなか骨が折れるわね…」
〔歩み寄る足音〕
マリ「ふふふ…。お困りのようですにゃ」
オルドリン「え…? あなたは…?」
マリ「君と同じだよ。どこにでもいる普通のサンタクロースさ」
オルドリン「サンタ…?」
マリ「だいたいの以上は分かってる。プレゼントが悪者に狙われてると聞いて、君を助けに来たんだよ」「さあ、プレゼントをこっちへ。後は私の方でなんとかするから」
オルドリン「え…? でも、これは私がマリーから…」
マリ「用心深い奴だにゃあ。大丈夫、取ったりしないよ。同じサンタじゃないか」
オルドリン「………」
????(※ノノ)「騙されてはいけません!」
マリ「ん…!?」
オルドリン「今度は何…!?」
ノノ「地球帝国宇宙軍! 太陽系直掩部隊直属! 第六世代型恒星間航行決戦兵器!」「バスターマシン7号! そして、今は…」「世界中に夢と希望を届ける! 正義のサンタクロースです!」
オルドリン「正義の…サンタクロース…?」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
オルドリン「正義のサンタって…そんなのいるんだ…」
ノノ「サンタを偽って、子供たちのプレゼントを奪おうとする卑怯者! アナタにプレゼントは渡しません!」
マリ「私が偽者とは言ってくれるなあ。何か根拠でもあるのかな?」
ノノ「問答無用です…!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
オルドリン「いきなり…!?」
マリ「くっ…」
オルフェウス「どうやらお前に、俺のギアスは効かないようだな」
オルドリン「お前はピースマークの…! 女に化けていたのか!」
オルフェウス「久しぶりだな。オルドリン・ジヴォン」「ばれてしまった以上は仕方がない。貴様のプレゼント、力尽くで頂いていく」
オルドリン「そんなことはさせない!」
ノノ「そうです! させません!」
オルフェウス「甘く見るな。ここはすでに俺の狩り場だ」
オルドリン「なんだと…!?」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
オルドリン「あれはさっきの機動兵器…!?」
ノノ「やはりあなたはあの組織と繋がっていたようですね!」
オルフェウス「そういうことだ。悪いが、これが俺の依頼でな。お前たちのプレゼントは頂いていくぞ」「今年のクリスマスは、俺の牙がかみ砕く!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ノノ「えええぇぇぇぇい!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
オルドリン「くっ…! 数が多い! あの子も頑張ってくれているようだけれど…」
オルフェウス「この市街地では、奴も力を出し切れまい」「あとはお前からプレゼントを奪えば、ミッション完了だ」
オルドリン「舐めるな! 私とグレイルがお前などに負けるものか!」
オルフェウス「勝つ必要はない」
〔光の放射音〕
〔画面、緑に発光〕
オルドリン「グレイルの動きが…! ゲフィオンディスターバーか!」
オルフェウス「自慢の機体も、動かなければ意味があるまい」
オルドリン「貴様…!」
ノノ「マズい…! 助けに行かないと…!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ノノ「くっ…!」
オルフェウス「お前はそいつらの相手をしていろ」「さあ、プレゼントを渡してもらうぞ」
オルドリン「どうする…! このままでは…!」
〔通信の開く音〕
????(※マリ)「諦めるにはまだ早いよ」
オルドリン「え…? あなたは…?」
マリ「驚いたかな…?」「今度こそ、正真正銘の本物のサンタクロースだよ」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
オルドリン「本物の…サンタクロース…?」
マリ「正確にはそのひとりかな」「今は君もだしね」
オルドリン「私も…?」
マリ「そう、君も立派なサンタじゃないか。だから、そんな顔をしていちゃダメだよ」「今日はサンタが、みんなに夢と希望を与える日なんだから」
オルドリン「でも、この状況じゃ…」
マリ「奇跡を信じるんだよ。今日はクリスマス。どんな奇跡だって起きる夜なんだから」
オルドリン「どんな奇跡も…」「そうだ…。私は…」
オルフェウス「機体を降りたか。どうやら観念したようだな」
オルドリン「いいえ、違うわ! 私はあきらめてなどいない!」
オルフェウス「何…?」
オルドリン「そう! 私は今、サンタだ! クリスマスに夢と希望を与える存在!」「ならば、どんな奇跡だって起こしてみせる!」
〔光の放射音〕
〔画面、金色にフラッシュ〕
オルフェウス「なんだ…? プレゼントが輝いている…!?」
ノノ「あれは…!」
オルドリン「これがクリスマスの奇跡…!」
〔光の放射音〕
〔画面、金色にフラッシュ〕
ノリコ「ガン! バスッ! タアアァァァァ!」
オルフェウス「バカな…! こんなことが…!」
ユング「あら…? 求める人たちの所に現れるのが、サンタっていうものなのよ」
ノリコ「もうあなたたちの好きにはさせないわ!」
オルフェウス「くっ…! こうなればゲフィオン・ブレイカーも無駄か…!」
マリ「やるじゃないか。なかなか素質あるよ、君」
オルドリン「あなたは…さっきの…」「自分でもまだ少し信じられない。こんなことが起きるなんて」
マリ「まるで夢みたいって…? ま、実際そうなんだけどさ」「でも、今日は奇跡みたいなことが起きる日だって言うのは本当の話だよ」
オルドリン「どういう意味…?」
マリ「こっちの話」「さ、動けるようになったなら、さっさとアイツらをやっつけるとしよう。約束があるんでしょ?」
オルドリン「ええ、そうね! でも、マリーとの約束があるからだけじゃない!」「今の私はサンタとしても戦う! 子供たちの夢と希望がつまったプレゼントは、必ず守ってみせる!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
オルフェウス「くっ…! これ以上の戦闘は無理か! 作戦は、また来年に持ち越しだな」
オルドリン「プレゼントは守り切った。あとは子供たちに配るだけね」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
オルドリン「うーん…みんなで手分けして配れば…」
マリーベル「どうしたの、オルドリン? さっきから…?」
オルドリン「う、うーん…。マ、マリー…?」「あれ? プレゼントは…?」
マリーベル「なんの話…?」
オルドリン「夢…。わ、私はなんであんな夢を…」
マリーベル「変なオルドリン…」「わたくしもそろそろ休むとするわ。明日は早いんですもの。行きましょう、オルドリン」
オルドリン「ええ…」
マリーベル「明日は素敵な日になるといいわね」
オルドリン「明日…」「大丈夫。明日は絶対に素敵な日になるわ」
マリーベル「あら、どうして…?」
オルドリン「だって、明日はクリスマス。どんな奇跡が起きてもおかしくない日だもの」
マリーベル「ふふ、そうね。その通りだわ…」
【シナリオエンドデモ終了】
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