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XAN-斬-/XAN-斬-
旋風!黒いオーバーマン!

ヤーパンを目指してエクソダスを続ける、
『ヤーパンの天井』。

『シベリア鉄道』にその身を追われる彼らは、
追撃の手から逃れるために、ある噂が伝わる
土地を進んでいたのであった…。

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ゲイン「アナ姫! シルエットマンモスの方からは何か見えますか!」
アナ「いいえー! 何も見あたりませーん!」
アデット「しかし、ホントに出るのかね? その『黒いオーバーマン』は…」
シンシア「ここまで大騒ぎして現われなかったら、少し拍子抜けだね」
ゲイン「実際に出るかどうかは分からんが、先日のシベ鉄の襲撃が、俺たちをここに誘い込む為のモノだったのは確かだ」「なら、何かがあると考えておいた方が自然だろ」
ガウリ「そうだな。ここはエクソダスをする者たちの間じゃ、禁忌の地とも言われている場所だしな…」
ゲイナー「禁忌の地…。ヤーパンまで、もう少しなのに、そんな所を通らなくちゃならないなんて…」
サラ「何も起きなければいいんだけど…」
ゲイン「なんだ、あれは…! 竜巻…だと…!?」
アデット「バカな…! さっきまで風ひとつなかったんだよ!?」
アナ「こっちへ向かって来てる…!」
ゲイン「くっ…! 今からじゃ避けきれん! 全員、伏せろーっ!」
アナ「きゃああああああ!」

ゲイン「うっ、うぅぅ…全員無事か?」
ガウリ「あ、ああ…。だが、いったい何が…?」
サラ「! あれって…!?」
XAN「………」
シンシア「…オーバーマン?」
ゲイナー「キングゲイナーに似ている…! 黒いぞ!?」
ゲイン「黒いキングゲイナー…! 今の竜巻は奴の仕業か…!?」
XAN「………」
XAN「………」
XAN「………」
XAN「………」
XAN「………」
ゲイナー「増えた!?」
サラ「こっちに突っ込んでくる!」
ガウリ「あの技は…まさか…!」
ゲイン「全員、気をつけろ! あの感じ、どう見たって、穏やかな雰囲気じゃない!」
ゲイナー「あのオーバーマンが何者なのかは、分からない! けど、仕掛けてくるというなら、やるしかない…!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ゲイナー「キングゲイナーが震えている…? やはりあのオーバーマンと何か関係あるのか?」
XAN「…!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

ゲイナー「! ぐうっ…!」
シンシア「ゲイナー、大丈夫!?」
ゲイナー「なんとか…!」「何なんだ、アイツの分身…! 幻や催眠術とかじゃない…! 実際に攻撃を受けるぞ!」
アテッド「ケジナンが乗っていた奴とは違うっての!?」
ガウリ「やはり、そうか…! 間違いない、あれは…!」
サラ「ガウリ隊長?」
ガウリ「私も本物を見るのは初めてで、確信が持てなかったが…」「あの構え! あの技! 間違いない! 奴こそがまさしく、真のヤーパン・ニンポーを受け継ぐモノだ!」
ゲイナー「真の…ヤーパン・ニンポー…!?」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

アデット「真のヤーパン・ニンポーを使うオーバーマンだなんて…!」
ゲイナー「そんなものがいるって言うんですか!?」
アナ「目の前にいるじゃありませんか!」
ゲイナー「そりゃそうですけれど!」
XAN「…!」
ゲイン「また来るぞ、ゲイナー!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

ゲイナー「ぐうっ…!」
サラ「ゲイナー…!」
ゲイナー「このオーバーマン…キングゲイナーを狙っている?」
シンシア「やっぱり、キングゲイナーにそっくりだから?」
ゲイナー「そっくりさんだか、なんだか知らないが、このままやられるわけにはいかない!」「キングゲイナーにだって、ニンポー・カラテは使えるんだ!」
ガウリ「待て、ゲイナー! 迂闊に飛び込むな! 生兵法は怪我の元だぞ!」
ゲイナー「ヤーパンには、虎穴に入らずんば虎子を得ずということわざだってあるでしょう!?」「だったら多少の無茶でも、ここはやらないといけないんだ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ゲイナー「くっ…! いくら分身を倒してもキリがない…!」
ガウリ「分身が減るどころか、さっきよりも増えている! 奴の分身を生み出す速度が上ということか…!」
ゲイン「オーバースキルだろうが、ニンポーだろうが、この状況を引き起こしている本体がいる…」「それを見極めない限り、奴を倒す方法はないというわけか…!」
サラ「でも、あんなにたくさんいる中から、本体を見極める手段だなんて…」
XAN「…!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

サラ「あぐっ!」
シンシア「! サラ!?」
XAN「…!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

シンシア「がはっ…!」「この私が、こんな奴に…!?」
ゲイナー「そんな、シンシアまで…!」「くっ…! このおおおおッ!」
ガウリ「逸るな、ゲイナー!」
XAN「…!」
ゲイナー「何っ…!? 後ろにも…!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

ゲイナー「ぐうっ…!」
アデット「ゲイナー!」
ゲイナー「まずい、やられる…!?」
XAN「…!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕

ゲイナー「うわああぁぁぁぁーっ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

〔画面、フラッシュ〕
ゲイナー「い…生きてる…?」
ガウリ「ニンポー・変わり身の術…。間一髪だったぞ、ゲイナー」
ゲイナー「隊長…」
アナ「ゲイナー…! よかった、やられたのかと思いました」
シンシア「あ…安心するのは…まだ早いよ…」
XAN「………」
アデット「あのニンポーを打ち破らない限り、この状況が変わることはないか…」
サラ「くっ…うぅ…」
ゲイナー「サラもシンシアも、これ以上、戦える状態じゃない…」「早くアイツを倒さないといけない。けど、どうすれば…どうすれば…アイツを倒すことが…」
ガウリ「心を乱すな、ゲイナー」
ゲイナー「え…?」
ガウリ「いいか、ゲイナー。ニンポー・カラテとは心で戦うものだ」
ゲイナー「心で戦う…」
ガウリ「心が揺らげば、技もナマクラとなり、身体も思うように動かせなくなる」「揺るがぬ心があって、初めて心技体が揃った、真のニンポー・カラテとなるのだ」
ゲイナー「真のニンポー・カラテ…」「やれるのか…? この僕に…」
アナ「やれますよ。だって、ゲイナーはチャンプなのでしょう?」
ガウリ「ひとつの道を極めた君になら、掴むことが出来るはずだ」
ゲイナー「…分かりました。やってみせます!」「感じるんだ、ゲイナー・サンガ! あいつの動きを!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

ゲイナー「うおおぉぉッ!」
XAN「…!」
アデット「ゲイナーの奴、あのオーバマンと互角じゃないか!」
ゲイン「だが、本体を見極めない限り、奴を倒すことはできないぞ…!」
ゲイナー(考えろ…! 本物を見極める方法を…!)(ゲームと同じだ! 相手の気持ちになって行動を予想する! 奴の気持ちを考えるんだ…!)「そうか…! 分かったぞ! アイツを倒す方法が!」「………」
サラ「! ゲイナーが動きを止めた!?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ終了】

ゲイナー「………」
ゲイン「なんのつもりだ!? あれじゃあ、単なる的だぞ!?」
サラ「逃げて、ゲイナー!」
XAN「…!」
シンシア「ダメ…! もうオーバーマンが迫っている!」
アナ「ゲイナーっ…!」
XAN「…!」
ゲイナー「見えた…!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

XAN「!?」
アデット「オーバーマンの刀を受け止めた!?」
ガウリ「おお…! あれぞまさしく、ニンポー・白羽取り!」
ゲイナー「これがキングゲイナーの、ニンポー・カラテだぁぁぁッ!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

XAN「…!」
アデット「オーバーマンが消えない…! アイツが本体か!」
アナ「やった! ゲイナーのニンポーが勝ったのですね!」
シンシア「違う、まだ…!」
XAN「………」
サラ「! ゲイナーの攻撃が効いていない!?」
ゲイナー「攻撃が…浅かったのか…。ぐうっ…!」
アデット「ゲイナー!?」
ガウリ「マズい…! ゲイナーは動けない…!」
ゲイナー「くそっ…ここまで来て…」
サラ「待って、様子が変だわ…!」
ゲイン「なに…!?」
XAN「………」
〔画面、フラッシュ〕
アデット「黒いオーバーマンが消えていく…!」
ゲイナー「見逃してくれたのか…?」
アナ「あのオーバーマンは、きっと見逃したわけではありません」
ゲイナー「え?」
アナ「ゲイナーの強さを認めたから退いたのです」
ゲイナー「そうか…そうかもしれない」
アナ「そうでしょう。そう考えるのが自然です」
サラ「でも、なんで最後にアイツが本体だって分かったの?」
ゲイナー「僕だったら、敵へのトドメは、自分の手で刺したいと思う」「彼がシノビの道を極めているというなら、きっと僕と同じようにすると考えたんだ」
シンシア「分かるね。情けの心って奴だ」
ガウリ「道を極めた者だから、至れる境地か…」
ゲイン「さあ、喋っている暇はないぞ。ここを越えれば、ヤーパンまでもうすぐだからな」
ゲイナー「………」
サラ「どうしたの? ゲイナー」
ゲイナー「結局、あの黒いオーバーマンはなんだったのかと思ってさ」
サラ「そうね。結局、何も分からず終いだったわ」「でも、もしかしたら、ヤーパンを守ってるのかも」
ゲイナー「ヤーパンを…?」
サラ「だって、こんなにヤーパンの近くで、人の侵入を拒んでいるんだもの」「結果だけを見れば、そう考えられなくもないでしょう?」
ゲイナー「ニンジャの守護者か…」「うん、悪くないのかもね。それも…」
【シナリオエンドデモ終了】


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