TOP PAGEへ

クロスボーン・ガンダムX2/サビーネ・シャル
秘めたる野望

混迷する世界でなお燻り続ける、
人類同士の争いの火種。

宇宙海賊クロスボーン・バンガードは、
木星圏から地球を狙う木星帝国に対抗するための
戦いを続けていた。

そんな中、クロスボーン・バンガードは
木星帝国の基地を襲撃後、別の基地からの
追撃を受けてしまい、危機に陥っていた…。

クロスボーン・バンガードが持つ最高戦力、
キンケドゥ・ナウとザビーネ・シャルのふたりが
木星帝国を追撃しようとするが…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

サビーネ(慢性的に物資が不足し、モビルスーツの整備さえ満足にゆかぬ…。その様な状況でも、ベラは人を殺すなと命じる)(しかし…そういった情けこそが、今の状況を作っているのではないか? 敵の兵士にまで温情を掛けていては…)
キンケドゥ「自分たちがやられるぐらいなら敵をやってしまった方がいい…そういうところか? ザビーネ」
ザビーネ「キンケドゥ…」「ふっ…何を突然」
キンケドゥ「………」
ザビーネ「私はコスモ・バビロニアの残虐さ故に見切りを付け、ベラ様に忠誠を誓った男だぞ?」「ベラ様の人殺しを良しとしない考えを、その私がどうして否定できようか」
キンケドゥ「どうかな? 貴様としては、上に立つ者として他のモノも求めている様に見えるがな…」
ザビーネ「…回りくどいな、キンケドゥ。つまり貴様は、私を仲間として信じていない…。そう言いたいのだろう?」
キンケドゥ「逆に聞くが、ザビーネ…。お前は俺を信じているのか? 背中を預ける仲間として、認めているのか?」
ザビーネ「ふっ…」「もちろんだとも、キンケドゥ。私はお前を、仲間だと思っているさ」「先に出撃しているぞ。敵はもう、すぐそこまで来ているからな」
〔ハッチの開閉音〕
キンケドゥ(ザビーネ…あいつの本音を俺は未だ聞いたことがない…)(腹を見せないあいつを、味方として信じることは出来ない)(だが…)
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

キンケドゥ「マズイな、敵に囲まれたか…! この包囲を抜けるためには…!」
〔ロックオンの音〕
キンケドゥ「後ろから…!?」「くっ…避けられない!」
ザビーネ「キンケドゥ!!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔ビームライフルの発射音〕

ザビーネ「ぐうっ…!」
キンケドゥ「ザビーネ…!?」
ザビーネ「ちぃ…今のでABCマントが消えたか。使える武装も残り少ない…」「キンケドゥ、そちらの状況は?」
キンケドゥ「…正直、この数を相手に戦いきれるかどうか怪しいところだな」「この状況を打開できるとすれば…イチかバチかの中央突破くらいか」
ザビーネ「この数を相手に行うのは、自殺願望があるとしか思えんな」
キンケドゥ「ああ…現実的に考えれば、ありえん考えだ。多数から囲まれ、そこで終わるだけだからな」「だからザビーネ。ここは、互いに背中を守るとしよう」
ザビーネ「なに…?」
キンケドゥ「ザビーネ、お前はどう思っているか知らんが…俺はお前を、永遠のライバルだと思っている。お前以上に強い奴を、俺は知らない」
ザビーネ「………」
キンケドゥ「俺はお前の強さに信頼を寄せる事に対し、一切の躊躇いはない!」「俺とお前がふたりで戦えば、この程度の相手など恐るるに足らん! そうだろ、ザビーネッ!」
ザビーネ「フ…確かに、この場ではそれしかないか」「後れを取るなよ、キンケドゥ。足手まといだと感じれば、容赦なく見捨ててゆくぞ」
キンケドゥ「貴様こそ、俺から遅れないようについてこい!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

キンケドゥ「受け取れ、ザビーネ」
ザビーネ「どういう風の吹き回しかな。わざわざ私のために、この水を持ってきたと?」
キンケドゥ「なに、聞きたいこともあったからな。対価の先払いだ」
ザビーネ「ほう…?」
キンケドゥ「ザビーネ…なぜ、あの時に俺を庇った?」「あんな危険を冒してまで…。あのまま俺を見殺しにすることだって、お前は出来たはずだ」
ザビーネ「…出撃前にも言っただろう。私はお前を仲間だと思っている」「仲間を守ることは、当然のことではないか?」
キンケドゥ「…お前がそう言うのなら、その言葉を信じよう」
ザビーネ「それは何よりだ」
キンケドゥ(俺を守ったザビーネの行動は真実…。共に戦うという一点だけは信じていいのかもしれない…)(今は…まだ…)「ああ…そうだ、ザビーネ」
ザビーネ「何かな?」
キンケドゥ「今日の戦い…お前がいてくれて助かったよ。俺を庇ってくれたこと、感謝している」
ザビーネ「………」
キンケドゥ「ま! お前にとってはこんな言葉、まったく嬉しくないだろうけどな」
〔ハッチの開閉音〕
ザビーネ「…正解だとも、キンケドゥ」(私が今日、貴様を守ったのはあくまで私以外の人間が貴様を倒すということが、許せなかったからだ…)(いつの日か、私が貴族主義を再興する時、私の前に立ちはだかるのはキンケドゥ…間違いなく貴様だろう)(その時にこそ、貴様との決着をつける。唯一の好敵手として認めたからこそ…)「…貴様だけは、誰にも譲りはしない」
【シナリオエンドデモ終了】


● ユニットシナリオ「機動戦士クロスボーン・ガンダム」 へ戻る

● 進撃イベント「ぶっちぎり魂が繫いだ宇宙の絆」 へ戻る

  イベント「脳乱・お姉ちゃん忍法帖!」 へ戻る


◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。