アルトロンガンダム(EW版)/張五飛
揺るがないはずの正義
戦乱をもたらそうとする者たちを討ち、
平和になったかに見えた地球圏。
そこに突如として、マリーメイア軍が
一斉蜂起を開始する。
人々が混乱する最中、
ガンダムパイロットたちは
放棄したマリーメイア軍のいるコロニーに
潜入しはじめていた。
しかし、ガンダムパイロットのち
五飛だけはマリーメイア軍に与しており、
潜入したトロワ・バートンの前に立ち塞がる。
トロワはマリーメイア軍に捕らえられ、
五飛はかつての仲間が投獄される様を
鋭いまなざしで見つめていた…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
デキム「トロワ・バートンの様子はどうだ」
マリーメイア兵「ハッ! 依然、黙秘を続けております」
デキム「フン。まぁ、良い。口を割るのも時間の問題だろう。引き続きヤツの監視を怠るな」
マリーメイア兵「ハッ!」
五飛「………」
デキム「いや、待て」「…五飛、せっかくお前がいるのだ。お前が尋問しろ」
五飛「…何故だ?」
デキム「同じガンダムパイロットだったのだろう?」
五飛「俺はあの戦いのあと、誰とも関わっていなかったことは伝えたはずだ」
デキム「かかわりの有無は問題ではない。かつての同志ならば、ヤツから情報を引き出すのも容易かろうと言っているのだ」
五飛「浅はかな。そう物事が簡単に運べば苦労はせん」
デキム「ならば、こう言えばいいかね? 『今でも同志だから、やりにくいのかね』と」
五飛「…いいだろう、乗ってやる」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
トロワ「元気そうだな」
五飛「お前にはそう見えるのか」
トロワ「ただの皮肉だ。気にするな」「そういえばお前は、カトルにガンダムを送らなかったそうじゃないか」
五飛「俺にナタクを手放すことなどできん」
トロワ「そうか。ならば、お前はまた戦乱を呼ぶ気か?」
五飛「貴様こそ、何故ここにいる。貴様が俺たちと敵対するというのなら、なにも変わらない愚かな人間の味方をするのか?」
トロワ「………」
五飛「貴様は忘れたのか? 俺が居たコロニーのように…」「今の平和の犠牲になった者たちが居たことを、忘れたというのか!」
トロワ「忘れられるのであれば、俺はここには居ないだろう」「お前がなにをかんがえているかは知らないが、俺は、俺の目的があってここにいる…」
五飛「ならば…貴様も戦っているという事か?」
トロワ「そうだ。俺はここに戦いに来た」
五飛「貴様は…正しいのか?」
トロワ「正しいかどうかはお前が決めればいい」「だが、俺は利用しないか?」
五飛「利用だと…?」
????(※デキム)「面白い提案ではないか」
五飛「ッ!?」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
五飛「デキム…!」
デキム「ガンダムパイロットが味方になるのであれば、それだけでも戦力になる」「だが裏切った時はどうする? なぁ…トロワ・バートンよ」
トロワ「その時は好きにするといい」
デキム「ほう…」
トロワ「手土産ついでにひとつ情報だ。奴らは現在ガンダムを所持していない。つい先日、全て太陽に送り出したからな」
五飛「だからといって油断はならない」
トロワ「そうだ。奴らはそんな状態でも、俺のようにここに乗り込んでくるだろう」
〔軍の警報〕
〔画面、赤にフラッシュ〕
デキム「なんだ!?」
マリーメイア兵「L3コロニー周辺に、接近してくる機体あり!」
五飛「ヒイロかデュオのヤツか」
トロワ「どうする? 時間は余りかけられないようだな」「…それとも侵入者を殺せば満足か?」
デキム「良いだろう」「五飛! トロワ・バートンの拘束を解き、侵入者を排除しろ!」
五飛「言われるまでもない」(ナタク…俺は…正義を確かめに行くぞ!)
【シナリオドデモ終了】
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