アカツキ（シラヌイ装備）／ムウ・ラ・フラガ
昨日から明日へ
デスティニープランを掲げた
ギルバート・ギュランダルとの戦争から
数ヶ月…。
争いは終結したものの、
多くの人々の心には未だ戦争の傷が、
残り続けていた…。
終戦後、オーブ軍へと身を寄せていた
ムウ・ラ・フラガもそのひとりであった。
戦時中、彼は偽りの記憶を植え付けられ、
ロゴスの尖兵として多くの凶行に
手を染めてきた…。
ファントムペイン指揮官、
ネオ・ロアノークとして…。
忘れることのできない、忌まわしき記憶が
彼の心に暗い影を落としていた…
［Ｅｐ．１］
【シナリオデモ開始】
ネオ「君の…新しい機体だよ」
ステラ「ステラの…新しい…」
ネオ「ああ、ステアもこれでまた戦わないとな…。でないと怖いモノが来て私たちを殺す」
ステラ「殺す…ステラも？ ネオも…」
ネオ「…そうだ」
ステラ「いや！ そんなの…死ぬのはいや！」
ネオ「なら、やらないとな」
ステラ「………」
ムウ「怖いモノ、か…」
マリュー「こんなところで、油を売っていていいのかしら？」
ムウ「おっと、サヴォってるのが見つかっちまったか…」
マリュー「ムウ…あなた、最近ひとりでいることが多いわね…」
ムウ「そうかい？ なら、サボる時は声かけようか？」
マリュー「そういうことじゃなくて…」
ムウ「なに今の仕事に慣れてないだけだって」「ま、明日のザフトとの合同演習はちゃんとやるから、あんまり心配しなさんな」
〔歩き去る足音〕
マリュー「ムウ…」
シン「本日より、ザフトから派遣されてきました。シン・アスカです」
ムウ「…！」
シン「どうかされましたか？」
ムウ「あ…いや、すまなかった。オーブのムウ・ラ・フラガ一佐だ。よろしく頼む」
シン「ムウ・ラ・フラガ一佐…」（なんだ？ この人の感じ…前にどこかで…）「…あの、フラガ一佐。あなたとは以前にどこかでお会いしたことって…」
ムウ「…ああ、あるぜ」
シン「やっぱりそうですか。俺がまだオーブにいた頃ですかね？」
ムウ「いや、君と会ったのは別の場所さ。戦場で敵と味方に分かれていた」
シン「え…？」
ムウ「俺は…元地球連合軍ファントムペイン所属…ネオ・ロアノークだ」
シン「…！？」
【シナリオデモ終了】
［Ｅｐ．２］
【シナリオデモ開始】
ムウ「…これがムウ・ラ・フラガとしての俺と、ネオ・ロアノークとしての俺の全てだ」
シン「…あなたの事情はわかりました」「覚えてるんですね。偽物の記憶を植え付けられていたネオ・ロアノークだった頃のことも…」
ムウ「ああ…。これがまたはっきりとな…」「君との約束だって、忘れてやしないさ…」
シン「あの時は彼女を…ステラをどうして…」
ムウ「他に手段がなかった…」「戦闘のために生み出されたエクステンデッドが戦えなくなれば…すぐさま処分されるのがわかっていたからな…」
シン「………」
ムウ「その場しのぎの手段に過ぎないってわかっていたのにな」「で、君はどうしたい…？」
シン「え…？」
ムウ「いわば仇のひとりってことになるだろ、俺は」「俺を裁く権利があるとすれば、君にはある。誰よりもステラを想ってくれｒていたのは、君だったからな…」
シン「………」
ムウ「偽りの記憶だったから…今はもう元の記憶が戻ったから…」「そんな理由でチャラになるなんて、さすがの俺も思っちゃいないさ…」
シン「…正直、いきなりそんなこと言われても、俺、どうしていいかわかりません」「でも…」
ムウ「…？」
シン「俺、聞いた気がしたんです。メサイアでの戦いの時…ステラの声…」「明日…また明日って…」
ムウ「明日…」
シン「夢だったのかもしれないけど、でも、俺そうじゃない気がしてるんです」「俺は確かにステラの声を聞いた…・ステラは明日を求めてる…そんな気がするんです」「だから、俺…あなたにも生きてほしいと思うんです。明日を…」
ムウ「それが…ステラの為か…」
シン「悲しいことはもう終わりにしないと…」「明日を生きる為にも…」
ムウ「………」
【シナリオエンドデモ終了】
［Ｅｐ．３］
【シナリオデモ開始】
マリュー「…そう。それで花を…」
ムウ「あいつらには墓のひとつも用意してやれなかったから、せめて、な…」
マリュー「ムウ…あなたは…」
ムウ「そんな顔しなｓなんあ…。俺はもう死なんよ」「ネオ・ロアノークとしての記憶を抱えながら、ムウ・ラ・フラガとして生きていくさ」「それがあいつらにしてやれるせめてもの手向けだからな…」
マリュー「ええ…」
ムウ（ステラ…アウル…スティング…。俺はお前たちのことを決して忘れない）（この世界の明日は俺たちが作り続けていく）（…いつの日か、もしお前たちが生まれ変わった時の明日へと繋がるように…）
【シナリオデモ終了】
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