ランスロット・ハイグレイル/オルドリン・ジヴォン
高き信念、剣に乗せて
グリンダ騎士団の筆頭騎士として
日夜平和の守人として剣を振るい続ける
オルドリン・ジヴォン
その彼女の愛機にして、剣である
ランスロット・グレイル
悪を断罪する真紅の剣は、
翠玉の輝きを受けて、新たなる輝きを
その身に宿そうとしていた…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
ソキア「へえ、これが強化プランを施したグレイルかー」
オルドリン「ランスロット・ハイグレイル。といっても見ての通り、データ上の機体だけどね」「肩部に搭載したフロートユニットで空戦に対応。武装面も色々と強化して、中近接戦闘ならかなりのものになっているはずよ」
レオンハルト「スペック上は確かに他に類を見ないレベルだ。ただ本当に実戦でこれだけの性能を発揮できるものなんですか?」
オルドリン「そのためのデータ取りとして、今から私がシミュレーション上での戦闘テストをやってみることになったのよ」
ティンク「オズ、君のお願い通り、敵部隊の高脅威対象はランスロットと紅蓮弐式に設定しておいたよ」
ソキア「は?」
オルドリン「ありがとう、ティンクさん」
レオンハルト「ちょっと待った! ランスロットと紅蓮弐式ってことは、相手は枢木卿と黒の騎士団のエースですよ!」
オルドリン「生半可な相手じゃ、このハイグレイルのテストにはならないもの」
ソキア「無茶するにゃー」
オルドリン「この機体を完成させることで、多くの人々を救うことができるはずだもの。これぐらいは当たり前よ」「それじゃティンクさん、テストをお願い」
ティンク「分かった。テスト開始するよ」
オルドリン「ええ!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ソキア「すごいじゃん、オズ!」
レオンハルト「たった1機で、あのランスロットと紅蓮を撃破するなんて…」
ティンク「陸戦での戦闘データとしては申し分ないね。次は空戦性能を見るためのテストに移るけど構わないかな?」
オルドリン「…………」
ソキア「なんか不満そうな感じだにゃー」
オルドリン「…さっきのランスロットと紅蓮、本物には遠く及ばない強さだったわ」
レオンハルト「ですが、データ上の精度としては限りなく近づけてあるという話ですけど」
オルドリン「確かに動きはよくトレースされてたけど、本物にある気迫というか、何かが足りないのよ」「これじゃあハイグレイルの性能を最大限に引き出す程の戦いはできないわ」
ティンク「ふむ…オズの言うことにも一理あるね。あくまで本物に近いというだけであって、データだと制約が出てきてしまうから」
レオンハルト「じゃあ、僕たちの誰かがオズの相手を…」
〔歩み寄る足音〕
????(※モニカ)「その相手、私がさせてもらってもよろしいでしょうか?」
オルドリン「え?」
ソキア「急に入ってきて誰…」「にゃぁぁぁー!?」
モニカ「どうやら驚かせてしまったようですね」
オルドリン「あ、あなたは…」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
ソキア「ナ、ナナナ、ナイトオブトゥエルブ…!?」
レオンハルト「モニカ・クルシェフスキー卿!?」
オルドリン「なぜナイトオブラウンズのあなたがここに…?」
モニカ「政務でこちらへ訪れる用がありまして」「そうしたらエメラルドプランのテストをやっているということで、ラウンズとしての私に協力をしてほしいと」
オルドリン「クルシェフスキー卿が…」
モニカ「私が相手では不足ですか?」
レオンハルト「いえ、とんでもありません!」
ソキア「ただラウンズ相手じゃ、さすがのオズも…」
オルドリン「クルシェフスキー卿、お相手をお願いします」
ティンク「オズ!?」
オルドリン「一切の手加減は無用です。全力でお願いします」
モニカ「いいでしょう」「筆頭騎士オルドリン・ジヴォン。このナイトオブトゥエルブがお相手をしましょう」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
モニカ「っ! なんという剣技の冴え…! これ程の相手がラウンズ以外にもいるなんて!」
オルドイン「もらったッ…!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
モニカ「ですが!」
オルドリン「…!?」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
オルドリン「なっ…!?」
モニカ「帝国最強の精鋭部隊、ナイトオブラウンズに敗北はありません」
オルドリン「な…なんて機動なの? まったく動きが予測できなかった…っ」
ティンク「さすがだね」
ソキア「同感…あれが同じ人間とは思いたくないね」
レオンハルト「やはりナイトオブラウンズは僕たちとは次元が違うのか…」
ティンク「違うよ。僕がさすがといったのは、クルシェフスキー卿にあれだけの動きを取らせたオズの方だ」
ソキア「え?」
ティンク「今目の前で戦っているナイトオブトゥエルブは…本気だ」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
〔爆発音〕
オルドリン「くっ、まだっ…!」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
モニカ「かすらせた…!」
オルドリン「せやあッ!」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
モニカ「やらせるものか!」
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕
オルドリン「っ! 負けるものか…ッ!」
モニカ(なんていう気迫…。少しでも気を緩めれば、やられるのはこちら)
オルドリン「………」
モニカ(…けど、不思議な感じがする。以前にこれと同じような感覚をどこかで)(あれは、確か…)
オルドリン「! もらったッ…!」
モニカ「…!」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
モニカ「くっ、しまった…!」
オルドリン「仕留めきれなかった…!」「けど、これで勝負は分からなくなった!」
モニカ「ここまでくればあとはお互いの地力次第!」
オルドリン「この勝負、絶対に勝ってみせる! いくよ! ランスロット・ハイグレイル!!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
モニカ「ナイトオブラウンズの誇りにかけてこの勝負、負けるわけにはいかないッ…!」
オルドリン「マリーの剣として、私はどこまでも強くなってみせるッ…!」
〔金属音〕
〔画面、発光〕
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
レオンハルト「………」
ティンク「そんな…」
ソキア「うん…」「今でも信じられない。まさか、オルドリンが勝っちゃうなんて」
オルドリン「勝ったの? 私が? あのクルシェフスキー卿に…」
モニカ「見事でした、ジヴォン卿。私の完敗です」
オルドリン「あ…ありがとうございます。ですがクルシェフスキー卿が本来の機体で戦っていたら、おそらく勝てませんでした」「…あの失礼かもしれませんが、ひとつよろしいでしょうか?」
モニカ「なんでしょう?」
オルドリン「先ほどの戦いで一瞬…ほんの一瞬ですが、クルシェフスキー卿の意識が別の所に向いたような気がしました」「あれは、なぜ?」
モニカ「なにもありませんよ。ただ私が未熟だっただけのことです」
オルドリン「………」
モニカ(似ているわ…。彼女の瞳はあの彼と同じ…)
オルドリン「な、なにか私の顔についていますか?」
モニカ「ああ、これは失礼しましたね」
オルドリン「いえ…」
モニカ「オルドリン・ジヴォン。改めてとなりますが、本当に見事な戦いでした」
オルドリン「こちらこそ、かのナイトオブラウンズと剣を交えることができて光栄でした。ありがとうございます」
モニカ「ランスロット・ハイグレイルの完成を…」「そして、あなたが騎士として大成することを心から楽しみにしています」
オルドリン「! はいっ!」
【シナリオエンドデモ終了】
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