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ブルーフレームセカンドL LL/叢雲劾
アストレイゴールドフレーム天ミナ/ロンド・ミナ・サハク
国と、民と

オーブ五大士族の一つ、サハク家の
後継者であるロンド・ミナ・サハク。

花序のは、志半ばで倒れた双子の弟、
ロンド・ギナ・サハクの遺志を継ぎ、
支配者による世界統治を目論んだ。

しかし、さまざまな出会いと対話が、
ミナの考えを変えてゆく。

その先で、ミナが望む新たな国のあり方、
そして、新たな世界とは…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ミナ「我が弟よ、ギナよ。これから私が成そうとしている事を知ったら、お前は何と言うだろうな」「いや、お前が死んだあの日、見守っていてくれと頼んだのは、私のほうだったか」「あの頃は私もまだ、お前と志を同じくしていたが…」

オーブ兵「『天』の回収、完了しました。機体の損傷は修復可能レベルですが、ギナ様は戦死されました」
ミナ「おお…何てことだ…」
オーブ兵「戦闘記録によるとギナ様は、ザフトの部隊と交戦しこれを撃破。その後P02、P03と遭遇して交戦…」「P02に敗北した後、P03に不意を突かれ、コクピットブロックへÞひょく檄を受けました」
ミナ「『天』の力を過信し、単独で出たばかりに…これからというところで私は…」「ロンド・ギナ・サハクよ…自分自身の半身を失うことになるとは…」
オーブ兵「………」
ミナ「お前の野望は必ずやこの私が叶えてみせよう。世界のことは私に任せて…」「天から私を…私の造り出す世界を…見守ってくれ!!」「アメノミハシラに帰投する!! 全員に通達せよ!!」
オーブ兵「ハッ…ロンド・ミナ・サハク様」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ロウ「やっぱすげェな、アメノミハシラは! 見事な設備だぜ」
樹里「アストレイがこんなにたくさん…」
ミナ「…ジャンク屋が、私の居城に何の用だ」
ロウ「よお、久しぶり! 実はここの設備ちょっと貸して欲しいんだ。ちょっと厄介なモノを作りたいんでね」
ミナ(この男…私とギナの区別もついていないのか)「それでお前に協力して私に何のメリットがある?」
ロウ「何も」
ミナ「………」
ロウ「作ったモノは俺たちが使う。データも残さない。ここでのことも公表しないでくれ」
ミナ「フッ、つまらんな…。何をしに来たのかと興味を持ったが…所詮は鞭で無謀な人間でしかないのか…」「お前のような人間に関わり…ギナが死んだとは…許せんな…!!」
ロウ「ギナ? 誰だ?」
樹里「ちょっとロウってば…」
ロウ「それより良い現場だな、ここは。いろんなファクトリーを見てきたが、働いてるヤツらも含めてここは一番だな」「あんた、良い人じゃん。責任者が良くなきゃ、こんな現場にはなりっこない」
ミナ「ここの人間は地上で焼き出されたオーブの民だ。私には彼らを守り、国を守る責任があるのだ」「ここを失えばオーブの民は拠り所を失うことになる」
ロウ「政治的なことはわからないが、国ってのは人の集まりのことだろ」「ここの連中ならどこへ行ったって、あんたの国の民として元気にやって行けるだろうな」「問題は場所じゃない…違うか?」
ミナ「国とは民のことであり、場所のことではない…か」(なるほど。この男が相手だからこそギナは…)「いいだろう。アメノミハシラの設備、自由に使うがいい」
ロウ「ありがたい! あっ、悪ぃが今は代金が無いんだ」
ミナ「…もう受け取っている」
ロウ「………?」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

劾「…ロンド・ミナ・サハクだな?」
ミナ「お前が劾か。なぜアメノミハシラを襲う? 私を殺すためか?」
劾「いや、それよりも確認したいことがある」「ここには多数のモビルスーツが存在している。前の大戦中には、何千という兵もいたはずだ。彼らは、どこに消えた?」
ミナ「傭兵がそれを知ってどうする?」
劾「それが依頼者の希望だ」
ミナ「だが、私が素直に答えてやる必要はない。どうやって聞き出すのだ? 力ずくか?」
劾「ロンド・ミナ・サハク。それがあなたの希望ならな」
ミナ「面白い」
〔空を舞う音〕
劾「…!」
ミナ「こうも簡単に制圧されるとは。私を傷付けようとはしていなかったな。なぜだ?」
劾「その必要がないからだ」
ミナ「面白い男だ…だが、優しすぎる。私が情けを掛けられるなどはじめてのことだ」「まあいい。私の民のこと、お前の話てやろう。彼らは隠れたのだ」
劾「隠れた?」
ミナ「そうだ。…傭兵よ、国とはなんだと思う?」
劾「………」
ミナ「答えぬか…まあいい。国とは、民のことだ。民があって、はじめて国が成り立つ。支配者一人だけでは、国とは言えない」
劾「…それで?」
ミナ「今、オーブが再建されれば、こぞって攻撃されることになるだろう。だから、国である民を隠したのだ」「彼らは、あらゆる所で潜伏している。もう誰も私のオーブを見つけ出すことはできないだろう」
劾「なるほど。そしてその事実を悟られぬよう、あなた自身はアメノミハシラに残った…か」「ミッション・コンプリートだ。これ以上、ここに留まる理由はない」
ミナ「お前のことは気に入った。どうだ、私のもとにこないか?」
劾「その気はない」
ミナ「もし、力ずくで引き留めたら?」
劾「全力で戦うまでだ」
ミナ「それも面白そうだが…やめておこう。傭兵の劾よ、また時が来たら会おう」
劾「ああ」
〔歩き去る足音〕
ミナ「フッ…あるいはその時、共に手を取り合い、踊ることもあるやもしれんな」

ミナ「ギナ。お前は自分の曲、自分の踊りだけで、世界の全てを統治できると思っていた」「しかし、それだけで満たせるほど、この宇宙という舞台は、狭くはないのだ」「誰もが自らの曲を奏で、自らの曲を踊る…新たな世界の訪れを、見守っていてくれ」
【シナリオデモ終了】


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