アストレイレッドフレームパワードレッド/ロウ・ギュール
アストレイブルーフレームセカンドL/叢雲劾
アストレイゴールドフレーム天/ロンド・ギナ・サハク
進むべき道
オーブの崩壊から脱出したクサナギ…。
その中には多数の民間人が
同乗することになった。
難民となった彼らを戦いから遠ざける為、
その一部をジャンク屋組合が
引き取ることになる。
だが、彼らの乗ったシャトルは
連合から狙われていた。
話を聞いたロウ・ギュールは
たまらず難民の護衛に向かうのだが…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
劾「まったくこんなところで会うとはな、ロウ。お前とはつくづく縁があるようだな」
ロウ「それはこっちのセリフだぜ。あんたがここにいるってことはクサナギからの依頼か?」
劾「クサナギから脱出するオーブ難民の護衛。それが今回、俺が引き受けた依頼だ」「お前はオーブの話を聞いて、黙っていられなくなったというところか?」
ロウ「ああ、ジャンク屋組合が、難民の一部を引き受けることになったって聞いて、ついな…」「まったく連合もひでえ真似しやがる。自分たちの意志に従わないからって、国を丸ごと滅ぼしちまうとはよ」
劾「それが今の世界だ。敵か味方か、従うか従わないか。そのどちらかしか道はない」
ロウ「そんなの間違ってるぜ。道なんてもんは、その世界で生きてる人の数だけあっていいもんだ」「それを誰かの意志でねじ曲げようなんて、俺はぜってー認めねえ!」
劾「お前らしい考えだな」「だが、今の世界で生きる者たちの多くはそう考えていないのも事実だ」
ロウ「…敵は来ると思うか、劾?」
劾「必ずな。クサナギは連合に反抗の意志を示している」「見せしめにせよ、人質にせよ、あのシャトルは連合にとって格好の標的になるというわけだ」
ロウ「チッ…! つくづく気に入らねえ!」
劾「気を付けろ。ロウ。俺の見立てではそろそろ…」
〔レーダー反応〕
8(※画面オフ)「ロウ、こちらに接近して来る機影を確認した!」
ロウ「来やがったか…!」
劾「やはり、連合の部隊か。恐らくブルーコスモスの手の者だな」「いくぞ、ロウ! なんとしてもあのシャトルを守り抜く!」
ロウ「あったりまえだぜ!」
〔バーニアの噴射音〕
ミナ「良いのか? 彼らに任せたままで」
ギナ「しばらく見物させてもらうさ。ここで2機のアストレイが倒れれば、私にとっても好都合」
ミナ「それは分かる。しかし、あのシャトルにいるのは我々の民だ」
ギナ「案ずるな。あの程度の戦力であれば、私ひとりでどうとでもなる」
ミナ「………」
ギナ「さあ、お手並み拝見といこうじゃないか。貴様たちのダンス、とくと見せてもらおう」
【シナリオデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
ロウ「おうりゃああああ!!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ロウ「はぁ…はぁ…! こっちはなんとか片付いたぜ、劾!」
劾「こちらも完了した」
ロウ「へへ、多少数は揃えてきたみたいだが、俺たちの敵じゃなかったな」
劾「ふ…」
〔レーダー反応〕
劾「! これは…! 避けろ、ロウ…!」
ロウ「何…!?」
〔ビーム砲の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
ロウ「戦艦クラスのビーム砲!? 連合の新手か…!?」
劾「いや、違う。アレはザフトの艦隊だ」
ロウ「バカな…! なんでザフトの艦隊がオーブの民間人を…!?」
劾「…ナチュラルだからか。それともクサナギと共に居る者たちへの牽制か。理由はいくつでも考えられるが…」
ロウ「とにかく今はやるしかねえってことか…!」
劾「そういうことだ…!」
8(※画面オフ)「ロウ、エネルギーの残りが少ないぞ!」
ロウ「何…!?」
劾「残弾も心許ないが…やるしかあるまい…!」
ロウ「ちっ、しょうがねえ! こうなりゃ根性勝負だ! 行くぜ、劾!」
劾「最小限の動きで仕留めろ! 無駄なエネルギーは使うな!」
8(※画面オフ)「モビルスーツが来るぞ、ロウ!」
ロウ「いくぜ、うおおぉぉぉー!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
ロウ「な、なんだ…!? ザフトのモビルスーツが…!」
劾「あの機体は…!」
????(※ギナ)「この程度でステップを乱すとは無様なものだ」
ギナ「私の前で踊るのならば、美しくなくてはな。なあ、ロウ・ギュール! 叢雲劾!」
ロウ「ゴールドフレーム!?」
劾「なんのつもりだ?」
ギナ「貴様たちに加勢してやろうというのだよ」
ロウ「お前が俺たちに…?」
ギナ「断れる状況か?」
劾「そうだな。それが今は最良の選択か」
ロウ「まったく…無茶苦茶な状況だぜ。だが…悪くねえ!」
ギナ「貴様たちにしては賢明な判断だ」(フ…自国の民を救う為とはいえ、私もたいがいに甘いな)
劾「次が来るぞ、ふたりとも」
ロウ「行くぜ! 3機のアストレイの力! 見せてやるぜ!!」
【シナリオデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
ロウ「なんとかシャトルを守りきることはできたな」
劾「ああ、ここまでくれば安心だろう」
ロウ「助かったぜ! あんたの助けがなかったら、正直危なかった」
ギナ「馴れ馴れしい口を利くな。今回はたまたま利害が一致しただけだ」「次に会った時は、お前たちを殺す。覚えておくがいい」
〔バーニアの噴射音〕
8(※画面オフ)「言いたいことだけ言って、消えていったな」
ロウ「ああ、なんなんだ、アイツは?」
劾「さあな。だが、奴も奴なりに己の道を進んでいるのだろう」「連合でもザフトでもない道を…」
ロウ「ああ、そうだな」「なあ、劾。俺はやっぱりこんな世界間違ってると思うぜ」「ナチュラルやコーディネイター、そんなものにこだわらなくていい世界が、いつかくればいいと思う」
劾「来るさ。お前がお前の道を進んでいれば、必ずな。お前を見ているとそんな気にさせられる」
ロウ「へ、ありがとよ」(なら、俺は進んでやるぜ。どこまでも、俺自身の道をな!)
【シナリオデモ終了】
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