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アレクサンダType-01/レイラ・マルカル(ドレス)
アレクサンダType-01/香坂アヤノ(ドレス)
戦火に臨む乙女

wZERO部隊…。

彼らは『アレクサンダ』というKMFと、
旧日本人を中心に構成された、
ユーロピア共和国連合の特殊部隊である。

その司令官である『レイラ・マルカル』は、
ユーロピアのある権力者が主催する
パーティーに招かれた為、
部下の『香坂アヤノ』と共に、
それに出席していた…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

アヤノ(ドレス)「あー、もう疲れた…。やっぱり金持ちのパーティーなんていうのは、性に合わないわ…」
レイラ(ドレス)「すみません…。私が急に護衛をお願いしてしまったせいで、慣れないことをさせてしまって…」
アヤノ(ドレス)「ああ、別にレイラは悪くないのよ。どうせあたしの機体はオーバーホール中だから、やることもなくて暇してたし」「ただ、どうにもこの格好が窮屈で。さっきから周りの男たちから、変な目で見られている気がするし…」
レイラ(ドレス)「それはアヤノが綺麗だからですよ。よく似合っていますよ、そのドレス…」
アヤノ(ドレス)「あ…なっ…! もう何言ってんのよ…!」
レイラ(ドレス)「ふふ…」
アヤノ(ドレス)「そ、それにしてもみんな、呑気よね。このご時世にパーティーを開くなんてさ。ここで暴動やテロが起きても知らないわよ?」「ただでさえ、みんなピリピリしてるってのに…」
レイラ(ドレス)「きっと彼らにとっては、そんな民衆の事情など遠い国の話のように、感じているのでしょう」
アヤノ(ドレス)「本当、金持ちのやることには付いていけないわ」
レイラ(ドレス)「ええ、本当に…。彼らは自分たちのことばかり…」「この豊かな暮らしが、どれ程の人々の悲しみの上に成り立っているか…。彼らはそれを知ろうともしない」
アヤノ(ドレス)「レイラ…」
レイラ(ドレス)「情けない話ですよね。国を動かす立場の人間がこのような有様では、国が荒れて当然です」「アヤノ…。あなただって、元は…」
アヤノ(ドレス)「はぁー、やめやめ! 難しい話は! あたし、分かんないしさ」
レイラ(ドレス)「アヤノ…」
アヤノ(ドレス)「それにさ、あたしもツラい思いはしてきたけど、あんな連中と付き合わなきゃいけないレイラも、相当ツラい思いをしてるじゃない」「あたしがここでひとりだったら、とっくにアイツら2、3発ぶん殴ってるわよ」
レイラ(ドレス)「ふふ…。それは私もです。今日はアヤノの前だから、我慢していますけど」
アヤノ(ドレス)「アハハハ! レイラもそんな冗談言うんだ!」
レイラ(ドレス)「ふふ…」
〔呼出音〕
レイラ(ドレス)「基地からの緊急通信…? ! これは…!」「すぐに戻りましょう、アヤノ!」
アヤノ(ドレス)「どうしたの!?」
レイラ(ドレス)「市街地でKMFを使用したテロが発生しました」「その鎮圧の為、アキトたちに出撃命令が出たそうです!」
アヤノ(ドレス)「アキトたちに…!?」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

アキト「見えたぞ。アレが作戦目標だな…」「ひとりで相手をするにはいささか面倒な数だが、やるしかないか!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

〔歩み寄る足音〕
レイラ(ドレス)「現在、テロが起きているのは2ヶ所。ひとつはリョウとユキヤが、もうひとつはアキトが鎮圧にあたっています」「しかし、いくらアキトでもひとりでKMFの部隊を相手にするのは、さすがに厳しいでしょう」
アヤノ(ドレス)「ちょっと待って! ひとりってどういうこと!?」「ユーロピアの他の部隊は、どうして動いてないのよ!?」
レイラ(ドレス)「…英雄が欲しいのかもしれません」
アヤノ(ドレス)「英雄…?」
レイラ(ドレス)「この国の政治不信は、今や深刻なものとなっています」「しかし、現政府を守る為に、生命を懸けて戦う外国人部隊がいるとなれば、それは巻き返しを図る材料になる」
アヤノ(ドレス)「そんなことの為に、アキトやリョウたちは死ぬかもしれない作戦に、駆り出されたって言うの!?」
レイラ(ドレス)「これまで、この部隊が与えられてきた任務を考えれば、あり得ない話ではありません」「それにどれ程の効果があるかは私にも疑問です。でも、そういうことをしなければならない程、この国は追い詰められている…」
アヤノ(ドレス)「そんなのあたしたちの知ったことじゃない! アキトやリョウたちを、そんなことの為に、殺されてたまるか!」
レイラ(ドレス)「私も同じ意見です。守るべきは国ではなく、人。彼らをここで死なせるつもりはありません」
アヤノ(ドレス)「でも、どうするのさ。あたしたちのKMFは動かせないんだよ? 助けに行こうにも出られないんじゃ…」
レイラ(ドレス)「大丈夫です。代わりは用意してあります」
アヤノ(ドレス)「代わり…?」
レイラ(ドレス)「着きました。ここです」
アヤノ(ドレス)「ここって…アレクサンダの格納庫…? でも、あたしの機体は…」
レイラ(ドレス)「こちらへ…」
アヤノ(ドレス)「あ! 待って、レイラ…」
〔歩き去る足音〕

レイラ(ドレス)「これが、その代わりです…」
アヤノ(ドレス)「これは…」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

アヤノ(ドレス)「アレクサンダ…? アキトと同型の…」
レイラ(ドレス)「はい。試験用で使われていた、スペアパーツを組み上げたものです」「ここに来るまでの間に、ウォリック中佐に命じて実戦用の装備を施してもらいました」
アヤノ(ドレス)「レイラ、あんた…」
レイラ(ドレス)「行きましょう」
アヤノ(ドレス)「ちょっと待って! あんた、その格好で行く気なの!?」
レイラ(ドレス)「時間がありません。こうしている間にも、アキトたちが危険に晒されれいるのですから」
アヤノ(ドレス)「まったく、あんたは…」
〔空を舞う音〕
アヤノ(ドレス)「真っ先に出ようとする司令官がいる? なんの為に、2機もアレクサンダを用意したのよ」
レイラ(ドレス)「アヤノ…」
アヤノ(ドレス)「行こう、レイラ! アキトたちが待ってる!」
レイラ(ドレス)「ええ…!」「待っていて、アキト! 私が必ず助けてみせる!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

男(若者)「ちっ…! すばしっこい野郎だ! どこ行きやがった!」
男(若者)「落ち着け! どうせ相手は1機だ! ゆっくり追い詰めてやればいい!」
男(若者)「へ、その通りだな!」
アキト「あの数を相手にひとりか…。気付けば、俺はいつもこうだな…」「だが、今回ばかりはこれでいい」
〔レーダー反応〕
男(若者)「いたぞ…! こっちだ!」
アキト「ふ…おかしなものだな…」「この状況に陥ったのが、あいつらでなくて良かったなどと思っているとは…」
男(若者)「奴を囲め! 逃げ場を潰して、一気に攻めるんだ!」
アキト「死ぬのは…俺ひとりでいい…! 俺だけで…!」
アヤノ(ドレス)「バカなこと言うなぁぁぁっ!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

男(若者)「ぐわっ…!」
アキト「あれは…」
アヤノ(ドレス)「何、勝手に死のうとしてるのよ! このバカ!」
レイラ(ドレス)「なんとか間に合ったようですね。日向中尉!」
アキト(ドレス)「アヤノ…。それに司令…」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
男(若者)「ちっ…! 今頃になって援軍が来やがったのか…!」
アキト「ふたりが、どうしてここに…?」
アヤノ(ドレス)「どうしてじゃないでしょう! あんたを助けに来たに決まってるじゃない!」
アキト「俺を…?」
レイラ(ドレス)「いつかあなたに伝えた言葉を覚えていますか? 私は、あなたが生きていてくれて嬉しいと…」「アキト…。私はあなたを死なせたりしません。絶対に…」
アキト「司令…」
アヤノ(ドレス)「さて、話はそこまでにしておいて、まずはさっさとアイツらをやっつけちゃおう!」「まさか、ボロボロで戦えないなんて言わないわよね、アキト?」
アキト「ふ、甘く見るな。俺はそんなヘマはしない」
アヤノ(ドレス)「そうこなくちゃね!」
レイラ(ドレス)「私はここから指示を出します! 各機はそれに従って行動してください!」「ひとりも欠けることなく、必ずこの場を切り抜けましょう!」
アキト「了解…!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アキト「敵はこれで全部か…」
アヤノ(ドレス)「全部か、じゃないでしょうが! あたしたちが来なかったら、どうなってたと思ってるの!?」「礼のひとつぐらい言いなさいよ! こっちはアキトが危ないって聞いて、大急ぎで駆けつけて来たんだから!」
アキト「ああ…そうだな。その姿を見れば、よく分かる」
アヤノ(ドレス)「! み、見るなぁぁぁ!」
〔通信の閉じる音〕
アキト「ふ…」
レイラ(ドレス)「変わりましたね、アキト…」
アキト「…そうでしょうか?」
レイラ(ドレス)「ええ…」「さあ、行きましょう。佐山准尉たちの戦闘はまだ続いています」
アキト「了解しました」
アヤノ(ドレス)「帰ったらみんなでおいしい物を食べよう。さっきのパーティーの料理、どうにも口に合わなくて」
レイラ(ドレス)「それもいいですね」「ですから、必ず帰りましょう。みんなで…」
【シナリオエンドデモ終了】


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