ガンダムデュナメス/ロックオン・ストラトス(ニール)
連鎖する悲劇
戦争根絶を掲げるソレスタルビーイングは、
世界中の戦争に関する組織、施設などを
ターゲットとして武力介入を行っていた。
それは一部の人間たちの悪感情を高め
結果、テロという行為に走らせてしまう。
そんな現状に、ロックオン・ストラトスは…
[Ep.1]
【シナリオデモ開始】
アナウンサー「――で起こった自爆テロの死傷者数は数十名に及ぶとみられており、国連軍の…」
リヒテンダール「またテロッスか…。今月に入ってもう4回目ッスよ」
クリスティナ「私たちソレスタルビーイングのやり方に対する抗議だって言ってるけどたまんないわよね、こういうの…」
リヒテンダール「大丈夫ですか、ロックオンさん…?」
ロックオン「ん…? ああ、すまない。何の話だ?」
リヒテンダール「何の話って事もないですけど…」
ロックオン「そうか…。そろそろミッションが始まるから格納庫に行ってるぜ」「お前たちも遅くならないようにブリッジに戻れよ」
〔ハッチの開閉音〕
クリスティナ「ロックオンの雰囲気、なんだかいつもと違くなかった?」
リヒテンダール「どことなくおっかない感じでしたよね。なんかあったんスかね…?」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
ロックオン「ようやく、予定ポイントに到着だな」
ティエリア「国連軍部隊の排除が僕たちの目的だ。簡単な任務だ。早く片付けるとしよう」
ロックオン「了解だ」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ティエリア「予定通り、フェイズ1を終了。これよりフェイズ2へ移行する」
ロックオン「了解だ」
ティエリア「何かあったのか、ロックオン?」
ロックオン「なんだよ、急に。いつもと何も変わらないさ」
ティエリア「そうか…。僕の勘違いだったようだ」
ロックオン「変なヤツだな。ほら、さっさと片付けちまおうぜ」
ティエリア「ああ」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.2]
【シナリオデモ開始】
国連軍兵士「くっ…! ガンダムめ…! どこまでも我々の邪魔をすれば気がすうのだ!」
ティエリア「決まっている。この世界から戦争が根絶されるまでだ」
国連軍兵士「戦争の根絶だと? ふざけるなッ!」「キサマたちの活動に反対した自爆テロで、俺の家族は…家族は…ッ!」
ロックオン「…!」
国連軍兵士「奪われた者の悲しみなど分かるまい! 独善で戦うキサマらソレスタルビーイングには!」
ティエリア「連中の動きの速さ、厄介だな…」「ロックオン、けん制で奴らの足を止めてくれ。その隙にヴァーチェで破壊する」
ロックオン「………」
ティエリア「ロックオン…! どうした、応答しろ!」
ロックオン「分かっていたさ…。こういう事が起こるって事くらい…」「だからって、止まってるわけにはいかないんだ!」
国連軍兵士「キサマたちさえいなければ…!」
ロックオン「うおおおお!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ロックオン「そんな攻撃でこの俺が止められるかよ!」
国連軍兵士「止めてみせる、俺の生命に代えても!」
ロックオン「まさに命懸けってわけか…」「だがな! 俺たちだってとっくに懸けてるのさ! この生命をな!」
【シナリオエンドデモ終了】
[Ep.3]
【シナリオデモ開始】
国連軍兵士「まだだ…。動きさえすれば、俺はまだ戦える!」
ロックオン「そうかよ…。だったら今度こそ止めてやるよ…!」
ティエリア「何をしているロックオン! 僕はけん制をしろと!」
ロックオン「悪いな、ティエリア」「前は俺に譲ってもらうぜ!」
ティエリア「それでは、スメラギ・李・ノリエガのミッションプランが…!」
ロックオン「心配すんなって。俺とお前で部隊を壊滅させりゃ何の問題もないんだからよ」
ティエリア「そういう問題では」
国連軍兵士「うおおおお! 落ちろガンダムッ!」
ロックオン「先に行くぜ、ティエリア! 後ろは任せたぞ!」
ティエイア「くっ…! 勝手な事を…!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
国連軍兵士「すまない、仇を…」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ロックオン「………」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ティエリア「ミッション終了、これより帰艦する」
ロックオン「………」
ティエリア「先程の単独行動の理由を教えてもらおうか、ロックオン」
ロックオン「細かい事は気にすんなって。ミッションは無事に達成したんだ。それでいいじゃないか」
ティエリア「そういうわけにはいかない」「僕たちのミッションに失敗は許されない。にも関わらずあなたは勝手な行いをしたんだ。それは見逃せる事ではない」
ロックオン「………」「…単純な話さ。俺も家族をテオで失ったんだ」
ティエリア「だから、自分の手であの男を仕留めたかったとでも言うのか?」
ロックオン「そういう単純な話じゃないんだよ…」
ティエリア「僕たちが存在する限りテロは増えていくだろう。そうなればあの男のような人間がまた僕たちの前に現れるかもしれない」「その度にあなたは勝手な行動をするつもりなのか?」
ロックオン「そうなるなら俺をガンダムから降ろすって言うのか」
ティエリア「それも考えなくてはならないだろう」
ロックオン「ガンダムから降りるつもりはねえよ。世界にケンカを売っちまったんだ。それを途中で投げるつもりはない」「それが俺のケジメだ」
ティエリア「勝手な男だな」
ロックオン「ああ、勝手な奴さ。テロリストを憎んでいながら、自分がテロリストになっちまう馬鹿野郎だからな」
ティエリア「フッ…」
ロックオン「そんなに俺が滑稽か?」
ティエリア「笑ったのではない。あなたに呆れたのだよ」
ロックオン「フッ…。帰ろうぜ、みんなが待ってる」
【シナリオエンドデモ終了】
● ユニットシナリオ「機動戦士ガンダム00」 へ戻る
◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。