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炎竜／炎竜
赤き炎

地球防衛組織『ＧＧＧ』が誇るロボット、
『氷竜』と『炎竜』。

災害救助目的として開発されたこの２体には、
人間と同じ心を持った人工知能『超ＡＩ』が
搭載されていた…。

この物語は、新たに誕生した
ふたりのロボットが熱き勇者として目覚めた
記録である。

［Ｅｐ．１］
【シナリオデモ開始】
命「沿岸部より出現した恐竜帝国はその後、都市部に上陸！」「現在は市街地で無差別な破壊活動を行っています！」
火麻「ひでえ真似をしやがる…！」
猿頭寺「彼らの目的は人類の抹殺。今回の破壊活動もその目的の一端と見て間違いないでしょう」
牛山「ガオガイガーや他のロボットたちが日本の防衛から離れた隙を狙われましたね」
大河「だが、日本を守る者たちは彼らだけではない！」
スワン「氷竜！　炎竜！　間もなく目的地に到着するデス！」
氷竜「はああぁぁぁぁ！」
〔画面、フラッシュ〕
氷竜「着地成功！」
炎竜「うわああああぁぁぁぁぁぁぁ！」
〔画面、フラッシュ〕
〔衝撃音〕
炎竜「ちゃ…着地失敗…」
氷竜「大丈夫か、炎竜！？」
炎竜「あ、ああ…。なんとかな…」
氷竜「これがわたくしたちの初めての戦いなんだ。気を引き締めろ、炎竜」
炎竜「も、もちろんだ…！」
麗雄「さて『超ＡＩ』を搭載したビークルロボの初戦闘…。果たしてどうなるか…」
牛山「大丈夫でしょうか？　冷静な氷竜なともかく炎竜は熱くなりやすいですから…」
命「大丈夫ですよ！　氷竜も炎竜ももう立派な勇者なんですから！」
大河「そうだな。その通りだ」
火麻「頼んだぜ、氷竜！　炎竜！」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】
炎竜「おらぁぁぁッ！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
炎竜「さあ、いくらでもかかって来い！　メカザウルス！」
氷竜「ここからはこのわたくしたちが相手になります！」
【シナリオエンドデモ終了】

［Ｅｐ．２］
【シナリオデモ開始】
炎竜「メルティングガン…！」
氷竜「フリージングガンッ…！」
命「恐竜帝国のメカ、撃破を確認…！　戦況はこちらが優勢です！」
火麻「やるじゃねえか、あいつら！」
氷竜「いいぞ、炎竜！　このまま一気に奴らを撃退する！」
炎竜「もちろんだぜ！」「日本には僕たちがいるって事を奴らにたっぷりと思い知らせてやる！」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】
氷竜「ターゲットは残りわずか！　このまま押し切るぞ、炎竜！」
炎竜「了解ッ！　僕たち、勇者の力をたっぷりと教えてやる！」「チェストウォォォマァァァ！」
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕
【シナリオエンドデモ終了】

［Ｅｐ．３］
【シナリオデモ開始】
スワン「メカザウルスの多数撃破を確認！」
火麻「ふう…。なんとか初任務も無事に片付きそうだな」
氷竜「まだ戦闘が終わったわけではない。ここで油断をするなよ」
炎竜「そんな事、言われなくても…」「！？　あれは…！」
氷竜「何をしている、炎竜！」
スワン「炎竜、敵のど真ん中に突っ込んでいきます！」
大河「なにっ…！？」
火麻「頭に血が昇っちまったか！？　戻れ、炎竜…！」
炎竜「戻れません…！　戻るわけにはいきません！」
火麻「何を言ってやがる…！」
氷竜「そうか、炎竜…。お前は…！」「参謀殿！　周辺の施設にまだ生存者が取り残されているようです！」
火麻「！？　そうか、それであいつは…！」「氷竜、すぐに炎竜の援護に向かえ！　生存者を助けるんだ！」
氷竜「了解ッ！」
炎竜「僕たちは人命救助を最優先として造られたんだ！」「その使命に懸けて絶対に彼らを救助してみせる！」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】
命「敵戦力の全滅を確認！」
火麻「生存者は…！？」
炎竜「も、問題なしだぜ…！」
氷竜「せ、生体反応に異常なし。無事に…こちらで保護しております…」
火麻「無事に保護か…。ま、お前たちは無事って感じじゃあなさそうだがな」
炎竜「すみません…。つい突っ走っちまって…」
火麻「まあ、本来は独断専行をとがめなきゃいけねえんだろうが…」「でも、おかげで生存者は無事だったんだ。今回はそれでチャラにしてやるよ」
炎竜「参謀…！」
火麻「いいガッツだったぜ、炎竜！　これからもそのガッツを忘れるな！」
炎竜「了解です、参謀！」
氷竜「これからもふたりで戦っていこう、炎竜」
炎竜「こっちこそよろしく頼むぜ！」
【シナリオエンドデモ終了】


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