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焔龍號/サラマンディーネ
ともに歌う場所

ヴィルキスと焔龍號の剛撃が激突したことで
もうひとつの地球へと飛ばされたアンジュは
竜の巫女・サラマンディーネに救助・軟禁され、
ドラゴンの世界を知ることになる。

当初は警戒していたものの、
古代の競技場で戦いあったことで
ふたりは互いの力を認め合い、
その後に起こったエンブリヲの攻撃に対しては、
共闘することで事態を解決へと導いた。

その礼としてサラマンディーネは
アンジュに元の世界へ戻る方法を教えるのだが…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

カナメ「…以上が明日の私たちの作戦内容です」
タスク「その特異点という場所を通れば…」
サラマンディーネ「はい、おふたりはあちらの世界に帰ることができます」
アンジュ「やとこのトカゲだらけの世界ともおさらばできるってわけね」
ナーガ「なんだその言い草は! 本来捕虜として拘束されて当然の貴様らをこうももてなした事を忘れたか!」
サラマンディーネ「おやめなさい、ナーガ。アンジュは我らの民を救ってくれた恩人でもあるのですよ!」「アンジュ、今後あなたがどう動くかは自由でも。元の世界に帰ることも、我らと共に戦うのも…」「再び戦場で、、刃を交えることも…」
アンジュ「………」
サラマンディーネ「…と、いけませんね。話がずれました。部屋に来たのはこの話のためではありません」「アンジュ、もう一度わたくしと勝負しませんか? 先日やったような古代の競技で」
アンジュ「古代の競技…ああ、あれね」「ああいう勝負なら大歓迎よ。ちゃんと決着を着けたかったしね」
タスク「ア、アンジュ…今はそんな場合じゃ…」
アンジュ「どうせ明日まで何もできないんだし、それに、ハッキリさせたいじゃない」「私とサラ子、どっちが強いのか」
サラマンディーネ「ふふ、さすがアンジュ。そう言ってくれると思いました」「ではその強き意志に敬意を表し、あなたを禁断の地へと招待しましょう」
アンジュ「禁断の地?」
カナメ「…姫様! まさかあの魔都へ行かれるおつもりですか!?」
ナーガ「おやめ下さい! 下手にあの地へ赴けば戻れなくなります!」
タスク「そ、そんな危険なところなのか?」
サラマンディーネ「ええ、強靭な精神を持たぬ者が踏み入れば、瞬く間に、魔の力に捕らわれてしまうでしょう」「ですがそういう場所だからこそ、わたくしたちに相応しいと思いませんか?」
アンジュ「面白そうじゃない。その勝負、受けて立つわ!」
タスク「ア、アンジュ…」
サラマンディーネ「ふふふ…ではご案内しましょう」

〔歩み寄る足音〕
アンジュ(画面オフ)「…ねえ、まだなの? その魔都ってところは?」
カナメ(画面オフ)「まもなくです。このトンネルもじきに終わります」
タスク(画面オフ)「アンジュ、どんな危険が待っていようと、君は俺が守るから」
アンジュ(画面オフ)「はいはい。期待してるわ」
タスク(画面オフ)「ア、アンジュ…」
サラマンディーネ(画面オフ)「さあ、着きましたよ」
〔画面、明転〕
アンジュ「なに…この街…」
タスク「俺たちの世界ともこっちの世界とも全然造りが違う…」
ナーガ「くっ…! 今回も無事に出られるのか…」
サラマンディーネ「ようこそ、アンジュ。ここはわたくしが再現した古代都市…」「その名も、魔都・アキハバラ!」
アンジュ「アキ…ハバラ…」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

サラマンディーネ「文献によると、ここも以前の競技場と同じく、旧世界の人々が己の強さを競い合う場として発展した街と記されています」「ですが、わたくしは後悔しています。この街を復元してしまったことを…」
アンジュ「えっ? どういうこと?」
〔走り寄る足音〕
カナメ「大変です! サラマンディーネ様! ナーガが…!」
サラマンディーネ「…魔都の毒にやられましたか」
カナメ「申し訳ありません。街に居座った住民から姫様のマル秘ブロマイドがあると言われたようで…」
タスク「あんな固そうな人でも、自分をコントロールできないのか!?」
アンジュ「どうやらそれがこの土地の魔の力ってやつみたいね」
サラマンディーネ「ええ、ですが…」「この街だからこそできることもある。ここなら以前とは比べものにならないほど、熱い戦いもできるでしょう!」「勝負をしましょう、アンジュ。この魔都・アキハバラで!」
アンジュ「上等よ! 元々引き返すつもりなんてない!」「今度こそ勝たせてもらうわよ、サラ子!」
サラマンディーネ「来なさい、アンジュ!」

カナメ「な、なんてハイレベルな戦い。アンジュさん、ここまで姫様と渡り合うなんて…」
アンジュ「くっ! 『電気街超電動ギア探し』は勝ちにいくつもりだったのに…! やっぱりやるわね…」
サラマンディーネ「それはこちらの台詞です。得意の『電脳レーサー』と『タヲ芸ダンス』で負けるとは思いませんでした」「ですがあなたが一番勝ちにいった『コスプレ対決』で白星を得られたのは爽快でしたね」
アンジュ「あ、あれはタスクがチラチラ見るから集中できなくて…」「あれ? そういえば、タスクは?」
カナメ「勝負の最中にBLC劇場のアイドルたちに連れていかれました」
アンジュ「あの男ー! 私を守るんじゃなかったの!」
サラマンディーネ「どうします? 彼を取り返しにいきますか?」
アンジュ「ほっとくわよ、死ぬわけじゃないんだし。それに…」「今はあなたに勝つことの方が100倍大事だからね」
サラマンディーネ「ふふ、それでこそアンジュです」「では、勝負再開です!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

サラマンディーネ「はぁ…はぁ…」
アンジュ「くっ…もう、これ以上は…」
〔人の倒れる音〕
カナメ「姫様! アンジュさん! 大丈夫ですか!?」
アンジュ「こ、ここまで体力を消耗するなんて…。これが魔都の力…」
サラマンディーネ「これ以上の勝負は互いに難しいようですね。口惜しいですが、今回も…」
アンジュ「仕方ないわね。引き分けってことにしてあげる」
サラマンディーネ「そちらもまともに動けないでしょうに。ふふ…」
アンジュ「あんたも、でしょ…」
カナメ(やっぱり…。アンジュさんといる時の姫様は…)
サラマンディーネ「では、帰るとしましょう。カナメ、ナーガとタスク殿を探して来て下さい」
カナメ「ハッ!」
〔走り去る足音〕
アンジュ「結局勝負着かず…か。でも、結構楽しかったわ」
サラマンディーネ「それはわたくしも同じで…」「あっ!」「わたくしとしたことが…『カラオケ』を忘れてしまうなんて」
アンジュ「カラオケ…前に言ってた歌の競技ね。確かに良い勝負になったかもね」
サラマンディーネ「…勝負もそうですが、本当にしたかったのは『デュエット』です」
アンジュ「デュエット?」
サラマンディーネ「古代の言葉で共に歌うという意味らしいです」「アンジュ…わたくしはあなたと共に歌いたかった」
アンジュ「サラ子…」「…でも私たちは、その歌で殺し合いをしている」
サラマンディーネ「…!」「そうですね。わたくしたちが共に歌う時は…」
アンジュ「でも…」「いつかやってみたいわね。あなたとのカラオケもデュエットも…」
サラマンディーネ「アンジュ…」
アンジュ「さあ、帰ったらすぐにお風呂にしましょ。もうクタクタだから」
サラマンディーネ「…ええ」(アンジュ…生まれも姿も違えど、わたくしはあなたと友と思っています)(信じています。次にあなたと歌うのは戦場ではなく、ここだと…)
【シナリオエンドデモ終了】


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